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かたるパフェの雑記帳2
279
:
異モ娘。史
:2011/01/05(水) 22:42:10
田中と光井は渋谷に買い物に来ていた
春先の暑からず寒からず
心地良い爽やかな風がさらさら体に触れてくる
街の人々も皆そういう雰囲気を醸し出している
と向こうから街頭演説している人がい
数人がビラを配っていた
「少年犯罪者にも死刑を死ね死ね日本更正軍団」とビラに書かれ
「昨今は少年の凶悪犯罪が増えています 少年にも死刑の適応を 社会正義を」とナチス風の制服を着た鳥肌実と大川豊を合成したような中年男性が演説していた
光井「人は人そのものが凶悪化して犯罪者になるのではなく人の心に悪魔が住み着き犯罪者になるやから 死刑して終りやなく
まずは心の悪魔を取り除かなあかんのや
凶悪犯罪者は死刑じゃなく更正刑が望ましいと思います そう悪魔を取り除くこと」
田中「・・・・」
田中は光井の高度な話しについていけなかった
が要点だけは掴めた
モーニング娘。で一番覚え早い田中は要点は掴める
逆にモーニング娘。で一番覚えが遅い高橋は細かい部分を記憶し
記憶を温存できるのが上手い
田中は覚えが早いだけあり忘れるのも早いが
田中「つまり 罪を憎んで人を憎くまず 罪の原因は悪魔の仕業なだけということやろ?」
光井「そうですよ」
光井はニターとした慢心の笑顔になった
そして藁人形に五寸釘を打つ快感を脳裏に描いた
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