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自作派大集合
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自作に特化したスレがないのも寂しいので立ててみました。
アンプ、スピーカ、プレーヤ、成功談、失敗談、古いものの修理
その他なんでもありということで。
気軽にカキコしてください。
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>>824
今のオペアンプはめっちや高性能ですからね〜。ディスクリートではよほど腕におぼえがあって、高性能なパーツをかき集めないと太刀打ち出来ないんじゃないですかね。
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必要は発明の母とまでは行きませんが、測定器の修理からカセットのウォークマンプロD6の改造で
否応なくオペアンプの世界へ。
と言っても何も解っちゃいません。
ただ規格が合うか合わないか、系譜がどうなのか?くらいです。
これ、互換性を頼りに交換してみると音が違うんですね。
自分なりに言うと広帯域・高スルーレートになるほど音が爽やかに拡がる反面
煮詰めたような濃さが減るような?感じでした。
WM-D6とD6Cの違いはベッドだけではなくオペアンプの構成の違いも大きいようです。
LINE OUTを一段飛ばしたり交換すると音の雰囲気が変わります。
自分はジャズが好きなので、どちらかと言えば旧いタイプを好みます。
これも与えられた条件下での話ですから、最適な条件下で動作させて云々とは違う話です。
いずれにしろ年月が経って、一連の顛末と知り得た知識の殆どを忘れました。
>ディスクリート
好きですよ。
初めてのヘッドホンアンプがディスクリートだったという以外の特別な理由は有りません。
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皆さんこんばんは。
>>827
> 広帯域・高スルーレート
スゴいのありまつよね。
TI製オペアンプには1,000V/μs台の品種が結構あり、
中には7,000とか9,000なんてのも。
もっともこれらは汎用のものではなく、おそらくは通測用で、
オデオには使えなそうでつが。
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結局ですね、山より大きいシシは出ん訳ですから、ソースに依っては程々の器でいいやうな気もします。
そこは自作の妙味、自作しない場合はイタズラの妙味?ですかね。
市販品は個人の好みに特化しませんから、青天井でしょう。
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>個人の好みに特化・・・
もっと徹底しているのが業務用機器でせう。
活動写真小屋用とか局用とか。
メーカーによってはProfessional Divisionを別組織にしているところもありまつね。
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>>830 もっと徹底しているのが業務用機器でせう。
そうですよね。求められる機能性能が違うので、ハイファイオーディオとは全く違ったコンセプトで設計されてますね。
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業務用って音第一というよりも機能や信頼性ですもんね。でもオーディオファンは
そんなプロ用/業務用の佇まいに憧れたりするもんです。そこいらの心理を勘案して
業務機風なシロモノも発売したりしてましたんです。拙者使用のマイクロのMR-711。
とても金型代を回収できたほど売れたとは思えないデカく複雑なダイカスト筐体に涙。
もう一品。さらに古い1970年頃のソニーのサーボモーター機PS-1200A。左前面の赤い
ライトはなんとカットリターン用のプッシュ式電照SW。スタジオ気分。筐体も立派です。
ttp://004.shanbara.jp/pc/view/1200a.jpg
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>>832 RW-2さん
>>オーディオファンはそんなプロ用/業務用の佇まいに憧れたりするもんです
仰る通りと思います!
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プロ機の魅力は安定で堅牢、メンテが楽といったところでしょう。
つまり実用的。
でもこれが案外ムズカスイみたいですね。
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皆さんこんばんは。
>>832
> PS-1200A
audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/ps-1200.html
> 磁気を鋭敏に感じるダイオード、SMD(ソニー・マグネト・ダイオード)を
> オートリターンの検出部に使用しています。
> 純電気的な検出のため、針先に側圧がかからずスムーズに動作しています。
> また、押しボタン式の純電気的オートカット機構を採用しています。
これが目玉機能で、そのアピール目的もあったんでせうか?
さふいへば「HiT端子」付きトリニトロンてのがありますたが
(MSXパソコンの「HiTBiT」向けに用意されたRF端子)、
自照式の専用ボタンが付いてますたね。
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教授が旧掲示板に石パワーアンプのレストア中の写真を公開しておられます。
もともと保護回路にリレーを使わずヒューズで済ませてますが出力が小さけ
ればそれもアリでせう。当方もそうするバヤイがあります。
いずれにしても自作やレストアの場合、我々は教祖じゃありませんから測定
結果まで公開しろと言うつもりはありませんが写真ぐらいウプするのが礼儀
でしょうね。
さもないとアラヌ疑いを持たれかねません。
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旧掲示板にはときどき面白い工作物が載りますね。
アルミダイアフラム・センタードームの自作には驚きますた。
当方には真似できる技術も勇気もありませんが参考にはなります。
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我々日本人ほどプロ、モニターと言う言葉に弱い人種はいないのでは
ないでしょうか。
話は変わり、1985年発売のJBL DD-55000エベレストは、500組しか
作られなかったそうです。(家庭用ですが異様に大きい)
ほとんど、日本へ輸出したそうです。
私の家の近くのオフに置いてますが、ペアで110万円です。
美品です。
これって、開発費、生産台数、その他諸々考えると破格に安い価格
なのかもしれません。
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教授のアルミ工作、素晴らしい
紙のセンターキャップが必要になってネットで探したら、たしか北海道の方が販売してましたが
こう言っちゃなんですが、紙のセンターキャップなのにそれなりの値段してました
教授の方法応用すれば和紙を重ね合わせれば良質なキャップが出来そう
いやティッシュで作ったらどうなる
弁当箱にいれるアルミカップで作ってみようか
夢は膨らみます
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ツマラヌお目汚し見ていただいて恐縮です。ビンボー工作で原理を勉強してた名残りです。
当初は夕バコの銀紙で作ってたんです。しかし圧着しても皺が取りきれずイマイチでした。
紙は厚さがあるので難しいんです。柔らかい紙を水に浸して形成して乾いたらニスか柿渋
を浸透させて強度を上げるのが良いかもしれません。ボイスコイル直結させてのキャップ
として高域再生の補助を狙うのか、ダストキャップとしてコーン紙の補強と埃の侵入を
防ぐ目的かによって素材と仕上げ方が変わります。まぁ 毎度テキトーなんですけどね・・・。。。
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>>839
びろんてぃさん、こんにちは。
仰るとおりですね。挑戦されてみてはいかがでしょうか。思いもよらない
発見があるかもしれませんよ。
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教授様のレシピでシワの出来ないようにとあったのですが、ふと思い出しましたが
シワシワだらけのキャップのスピーカーがあった記憶が
うーん、うーんパイオニアだったか 足跡に無いな
ダイアトーンだったかな
あったあったDS301.303だ
確か若い頃、なんでこのキャップはしわくちゃなんだと不思議に思った記憶が
そして後継機にはしわくちゃは無くなった
このしわしわの効能、能書は何だったのでしょうか
なんかダイアトーン好きの管理人さんあたりが知ってそう
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いややや。裏板にてワッチ様にまでレスいただきました。穴があったら入らんと・・・。。。
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>>843 RW-2さん
穴があったら入れたくなるのはオスの本能です!
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>>842
佐伯さんがMJに書いてました。(2014/04号「新・スピーカー技術の100年」)
アコサスの DS-301/303は、2S-305とは対照的に、分厚く重いコーン
(DS-303で実行質量90g)で、作るのに苦労したようです。
センターキャップを逆漉きした厚紙にしたので、強烈な皺が出きて、
インパクトのある外観で話題になったとのこと。
何かの効果を狙ってつけたのでなく、できてしまったものみたいですね。
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旧掲示板に解説がある教授がレストアされた石パワーアンプの詳細はわかり
ませんが相当まともな設計のようです。
教祖さまが絶賛されるようなブツではないかもしれませんが良識ある設計
だと感じます。自作の参考にもなるでしょう。
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ちょっとだけ様、ありがとうございます
フォスのFW305が55gですのでかなりの重量ですね
確かに強烈なインパクトで40年以上たっても覚えていました
教授様のレシピでシワシワだらけのセンターキャップも作ってみようかしら
ついでに雪の上で寒ざらしなんかすると、熟成された音になるかしら?
え、錆びるだけだ?そんな夢の無いことを
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横から失礼します。
30センチ口径のウーハーで振動板の重さが55グラムはそんなに重くないと
思いますが。私は、FW-305を持ってます。まだ使ってないですが。
同じFWシリーズでも10、16、20cm口径のは重いです。
フォステクスでは大口径はFW-305とFW-800HSの2機種のみとなりましたね。
その他は生産終了です。
生産終了品
1.W-300AⅡ
2.FW-405N
3.機種名忘れましたが、38センチ口径の重さ20キロ位で一つ20万円
位の。
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旧掲示板に教授が有名なロクハン・ユニットの修理写真をウプしておられます・
実に見事な工作です。
当方もあのユニットを再生して自作サブシステムに採用していまつがBTS
規格がいかに優れたものであったかよくわかります。
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教授なんかぢゃなくエセ工作人ですね〜。
ライト当てて写真撮って解像度上げてウプしてますから5割増しで良く写ってさ。へへ。
昨今のHi-Fi・高忠実度的には骨董ユニットでレンジも狭く紙臭い音ですけど、アン
プラグドみたいな音源だとリアリティが出るのが不思議。そこがシングルコーンの良さ。
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>>850 RW-2さん
いやいや、あの工作技術はたいしたものですよ。私には出来ません。
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出来ますよ。2〜3回やりゃあのくらいになりまっせ。エッジ切り出し線もコン
パスなんか使いません。蕎麦どんぶりをうつ伏せにして外枠をペン書き。抜き
穴線はCDディスクを置いてペン書き。その線の5mm内側をハサミで切ればお終了。
省エネでしょ。切れるハサミとカッターと接着剤とアルミホイル。100均万歳!
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え、え、え? コンパス使わないんですか?
いや、こりゃもう教授改め神様ですねえ(笑)。
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スピーカーエンクロージャを20箱も作った強者もおるらしいですよ。拙者なんか
初歩の工作人ですね。「ヤトイザネ」や「ホゾ組み」の工作方法とか「ネコ」等
の入れ方・入れ場所なんか解説してほしいものです。
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エッジの張替え、何回かやりましたけどトータル成功率50%
なぜかうまくいかないんですよね
自分なりに原因はセンターキャップ外さないことかな
外すとキャップが再利用出来ないほど歪んじゃうので
キャップそのままでエッジだけ張替えるんですけど
たいがいセンターずれでガサゴソ音発生
またエッジ外して張替えるんですがやっぱりガサゴソ
エッジ側の歪みじゃ無く、ボビン側で歪んでんでしょうねー
某男爵芋さんがお気楽に
張替えするならユニット交換なんて何考えてんのとか思っちゃいます
そのユニットが好きだから何とかしようと思うのであって
ユニット交換するくらいならスピーカーシステム交換しますって!
あ、いけね飲み過ぎたかな
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>センターキャップ外さないことかな
う〜ん、どうでしょうね。
ユニットによって違うのかもしれませんがP-610で何回かエッジを張り替えた
経験からはそこまでやらなくても問題は生じなかったですね。
むしろセーム皮からエッジの切だしを正確にやることが肝のやうな・・・・
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前期様ありがとうございます
教授が言ってたようにキャップ外してギャップに名刺程度の紙を入れて均一性を保つ
その上でエッジを張り替える
これをしないから失敗が多いと自己反省しています
セーム革の切り出しも性格ゆえ、かなりルーズではありますが
巴里の空の下、セームはずれる
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↑ 座布団1枚。
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前期様は手練れですからね〜。実際のP-610のボイスコイルボビンとセンターポールの
ギャップは狭いです。名刺くらいも厚さがありますと入りません。シールの剥離紙・
セパレーターが宜し。シール切手のセパレーターとかね。シリコン処理してますから
ツルツルで具合が良いですね。ぐるりと一周差し込み入れるのがベストですけど短冊
切りにして東西南北4ヶ所でもOKですね。
センターキャップを外さないでエッジ貼りする場合は、まずコーン紙側に貼って乾燥。
その後にフランジ側に貼り付けますが、接着剤が乾く前にコーン紙をストロークさせ
てボイスコイルボビンが擦らないかどうかを絶えず確認しながら接着剤硬化を待ちます。
擦っても接着剤が硬化する前であれば調整できますからね。付きっきりで忍耐ですけど。
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教授様、丁寧なご説明ありがとうございます
張替え方法、理解しました
あとは忍耐だけですね
それが一番難しいですが
SPボックスを自作して、完成、試聴
「だめだ、こりゃ」
すぐ解体、ゴミ袋へ
ネットワーク、ダクト、吸音材調整など色々やる事あるのに
これがだめなんですね
いいかげん、根気無し、研究心無し
あるのは何か作っていたいという気持ちだけ
ま、これも無くなるとただのボケ老人ですが
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>何か作っていたいという気持ちだけ
拙者もそうでっせ。その過程が楽しいのであって完成したら興味無し w
模型でも料理でも。異性を口説くのもね。へへ。
その点では球アンプは永らく愉しめます。整流方法変更したり、球交換・
互換球にしてみたり。負荷抵抗替えたり、カップリングコン替えたり。
NFの掛け方や深さやら。
1992年に作ったシングルパワーアンプなんかは未だに弄られてますよ。
整流管を別品種に交換したり、前段用のダイオードを交換したり。
汎用品からファーストリカバリーにしてウルトラファーストリカバリーに
してね。カップリングコンも4回変遷。ハンダ作業は愉しいし。
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皆さんこんばんは。
> エッジの張替え
エッジの材質にもよるかもしれませんが、まず内側(コーン紙側)だけ接着して、
完全に硬化した後で外側に取りかかる、なんて方法もあるでせうか。
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>まず内側(コーン紙側)だけ接着して、完全に硬化した後で外側に取りかかる
それが普通です。セパレーター使って保持しててさえもね。外側から貼りますと
みすぼらしい仕上がりになります。一度に内側外側やっつけますとエッジ位置が
ズレてこれまた美観を失いますしストロークさせるとボビンが擦れまっせ。
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別スレに「回路や設計に詳しい方」という表現がありますが実際に製作
してみなければ実力のほどはわかりません。
どんな世界でも Pragmatism は重要でしょう。
「と書いてありました」「本で読みました」というのではこのスレでは
相手にされません。
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フォステクスから新しいスーパーツイーター、T-500AⅢが発売されるそうです。
基本はⅡと同じですが細かい点で改良されているようです。価格は25%アップの12万5千円。
自分はⅡを使っているので買い替えは出来ませんが興味津々!
ttps://www.fostex.jp/20200221/14211/
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T-500AⅢ、50ベア限定販売で即効完売となりますた。。。
もはやフォステクスは限定品と高額フルレンジに特化するようで、新型コロナウィルス感染者より推定少数の、自作スピーカーマニア相手の商売としてはやむを得ない所。
自作スピーカーファンの自分としては、新興メーカーのホーントィーターに選択肢が広がりそちらの方に目が移ります。
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正確にはコイズミ無線受注分25ペア完売でした。
他のお店ではまだ間に合うかも?
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50ペア限定販売、とコイズミ無線のHPにはありましたけど、コイズミが入荷する
分が25ペアという意味なのでしょうか。よくわかりませんが、こういう機器が
売れるのは個人的には嬉しいです。
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>50ベア限定
最低50ペアは作りますってことでしょう。オーディオユニオンさんや楽天でも
注文できますから、総合数で想定以上の注文が取れたらいったん注文終了。
T-500AⅢも中国とかマレーシア製造なんでしょか。国内販売だけでしたらこれ
また中台韓にそうとう数流れるでしょね。あちらは日本より遥かにオーディオ
熱が盛んですしFOSTEXは人気ブランドですから。
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>>869 RW-2さん
これ、日本製なんです。買い占められちゃうかな?
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日本製か〜。やばいっすね。買われてあちらに転売?されちゃいますね。
注文分が捌けましたらmkⅣを出す。mkXくらいまで続けて欲しいものです。
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ちょっと話しがそれますが、工業製品の製品原価は定価の半分以下がほとんどだそうです。T-500AⅢが12万5千円ですから、原価を5万円と仮定します。搬送費と販売店のマージンを含めて3万円とすると残り4万5千円。値引きが1万とすると1本当たりの利益は3万5千円。50セット100本売れたとしてフォステクスの利益は350万。ワリの良い商売では無いですね。
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>ワリの良い商売では無いですね
ですね。設計と組立はフォステクスでしょうけど、アルニコマグネットや
マグネシウム振動板は専門会社へ委託して作ってもらってるでしょうから。
構成部品すべて自社生産でしたら限定生産品にしなくとも良いわけです。
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> アルニコマグネットやマグネシウム振動板は専門会社へ委託して作ってもらってる
そうですね。自社でアルニコやマグネシウム振動板の生産設備なんて作ったらいくらかかるか
想像も出来ません。ボディも前側の部分はアルミ丸棒から専門の町工場で切削加工、後ろ側部分は
やはり鋳物専門の工場で作ってもらっているはずです。必然的に限定生産になりますよね。
話ズレますが、トヨタだってホンダだってエンジンブロックは専門会社に作ってもらってます。勿論
設計はトヨタやホンダですけどね。
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昔の三菱やヤマハは凄かったですね。アルニコの着磁からユニットフレームやエンクロージャ
の生産まで一貫自社でやってた。製造過程の写真が技術誌に載ってたのを見た記憶があります。
軍用に工業機械。エンジンやバイクやピアノ。多くの生産部門にて工作機械や治具は豊富ですからね。
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ヤマハも三菱も総合力がありますからね。電気から機械から木工から技術のすそ野が
広い会社はある意味何でもできる。逆に外に出したら損しますからね(笑)。
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40年以上前の話しですけど。マイクロが松下からDDモーターを仕入れ始めたときに
長岡さんが、専門メーカーは大企業に淘汰されるってなことを書いてたんです。
結局そうなっちゃいましたもんね。フォステクスには頑張ってもらいたいですね。
もっとも今のフォスター電機は世界的規模の総合会社になってますから。
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やっぱり中小企業は生産コスト面で大企業にはかなわないですから。
あとオーディオって総合技術力がモノをいいますね。
テクニクスやダイヤトーンなんてやっぱりすごいものを持っていた。
ただ技術的に高ければマニアに受け入れてもらえるかというとそこはまた別で。
だからアキュフェーズやラックスマンみたいなメーカーが生き残っている。
別にこの2社が技術的にレベルが低いわけじゃないんですけど。
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私がオーディオ業界にいたころに扱っていた某メーカーは
外注では自分が納得できる物が作ってもらえなかったとかで
外装やシャシー加工、トランス製造まで自社で行うようになり何年後かには倒産してしまいました
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>オーディオって総合技術力がモノをいいますね
日立なんかブームの時代にちょっと本気出してすごい製品作ってましたしね。
儲からないとサッサと手を引く。それで食ってるわけじゃありませんから。
あと大会社の強みは流通と販売網。スチューデントモデルからマニア向けの
高級機もパパママ家電店で買えた。
中学時代に6BM8と改良版的な6GW8が欲しくて近所の三菱電機ストアで頼んだら
ちゃんと取り寄せてくれました。三菱プリントの球じゃなくTENブランドでした
けどね。大企業の店子ショップでさえ懐が深いんですよ。
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>>879 hachiさん
>>外注では自分が納得できる物が作ってもらえなかったとかで
そのあたりは難しい所ですよね。マイクロフォンメーカーのサンケンは、自分達が要求する精度のチタンダイアフラムを作ってくれるメーカーを探しまくったそうです。どこでも「そんな物作れるわけがない」と断られて、ある所に行ったら、「こんなので良いんですか?」とあっさり作ってくれたとか。そんな例もあります。
あとは価格ですよ。理想を追いかけ過ぎるととんでもない事になりますし、遊びじゃないから何処かに妥協点を見出すバランス感覚は必要ですね。あくまでも商売ですから。我々マニアの趣味感覚でやったら破綻するのは当然なんですよ。
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>>880
ああ、日立も凄い技術を持ってましたよね。悲しいかな、商売が下手くそで。
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>外装やシャシー加工、トランス製造まで自社で行うようになり何年後かには倒産
エ口イカ電子工業かな。さすがに上杉研究所はそこまでしてませんもんね。
>理想を追いかけ過ぎるととんでもない事に・・・
マランツ#7だってコンシューマー用ですからね。使用パーツは安モノ。それでも
あの音というか音楽性。回路と実装構成技術がいかに重要かという稀有な作品。
>日立も凄い技術
天才的な技術者が多いとか。先日40年以上前のアンプをレストアしましたけど、
他社のケミコンはみなイカれてたのに日立製はまったくヨタってませんでした。
HS-400スピーカーを使ってますけどユニットが只者じゃなく、このスピーカーで
しか聴けない音というか世界観があります。NS-1000Mは売っちゃったんですけどね。
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>>883
>天才的な技術者が多いとか
ギャザードエッジやASWは日立の発明ですね。メタルコーンも日立が先駆者でしたし。うろ覚えなんですが、定電流スピーカーというを80年代後半に日立の技術者がラジオ技術誌に発表してました。あれが実現してたらどうなっていた事か…。
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日立がHMA-9500を出したときは電源ブロックコンは確かニッケミ製。で。ど〜も
な〜ってなことでHMA-9500mkⅡのために自社開発したピュアーフォーカスを搭載。
以降このピュアフォーカスが他社にも使われました。オーレックスΛやサンスイ。
特にサンスイのMOSアンプはこのケミコン頼み。ピュアフォーカスじゃないとダメ
とまで。ところが日立がオーディオアンプ止めたらこのコンデンサーまで製造中止。
困ったのはサンスイ。エルナーのシルミックと抱き合わせで使ってたものの、結局
ピュアフォーカスが尽きてニチコンのグレートサプライになっちゃったんですよね。
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>>885
ピュアフォーカス!懐かしいですね〜。仰るようにこのコンデンサー、どこでも大絶賛でした。秋葉原のラジオデパートの地下でこれを置いている店が1軒だけありました。使ってみたいな〜、といつも横目で見ながら通り過ぎてました。ただあまり種類がなかったように記憶してます。
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重電系のメーカーの三菱、東芝、日立、NECあたりですと工業用のコンデンサーは
作ってるんですよね。変圧器用や進相用です。オイルコン系ですね。日立だけは
ケミコンやフィルムコンまで作ってます。この辺は面白い。東芝は作ってない。
コンデンサーメーカーじゃない家電メーカーの松下や三洋はいろんな種類のコン
デンサーを作ってます。ソニーやビクターは作ってない。冷蔵庫作ってるメー
カーと作ってないメーカーでの住み分けも面白い。そのへんは会社の規模と方針。
東芝とソニーとビクターは音楽産業に力を入れてたあたりで同じ系統なんでしょう。
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>>887
そうですね。松下や三洋は純粋なハードメーカー、東芝、ソニー、ビクターはソフトも扱うハードメーカーといった所で立ち位置が違ってくるのかもしれませんね。
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皆さんこんばんは。
>>885
> 困ったのはサンスイ。エルナーのシルミックと抱き合わせで使ってたものの、結局
> ピュアフォーカスが尽きてニチコンのグレートサプライになっちゃったんですよね
最後の頃の製品(07NRAシリーズなど)はシルミックIIですたね。
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旧掲示板にウプされた教授のニョロチラスMk5。
奇抜な傑作ですねぇ。
箱を鳴かせてはイケナイという常識を逆手に取った設計のやうでつ。
石頭とは無縁の発想。
有名なオルソン・アンプの電源だってレギュレーションは不十分だそうです
がそれなりの音を出すみたいでつからメーカーのやうなしばりがない自作派
は自由な発想で試してみることができるでせう。
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鳴らしたい音楽を決めて特化したシロモノなんです。楽器に近い。ほぼ楽器か。
何の音楽でも、どんなジャンルでも、そつなくこなすスピーカーシステムと
いうのは、逆に言うと何を聴いてもそれらしい、本物よりリアルっぽい音が
しないわけで。このジャンルだけを、もっと言えば、この曲だけを らしく
聴かせるというシステムがあってもイイのじゃないかと。
家の中で自分が愉しむには他流試合は必要ないのです。ま、それでも来客を
驚かせる突拍子もないシロモノを作るってなゲスな目的もありますけどね〜。へへ。
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>>891
若かりし頃(もあった)、先輩から「どんな女が好きなんだ?」と訊かれて
「特別嫌いなタイプでなければ誰でもイイです」と答えたら「それは一番
始末が悪い。誰を持ってきても気に入らないということだからね」と言われ
たのを思い出しました。
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↑ うん、うん、なぜか納得。
ナンバー1でなくていい、オンリー1であれば・・・。ってヤツでしょうか?
近頃ではそれに「プラス1」ってのが必要みたいです。
ナンバー1でも会社辞めたら、オンリー1でなきゃ再就職のお声はかからないみたいで。
それと売り込むためにはプラス〇〇ができますってのが宜しいようで。
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//www.newbdnc.com/
イイかもしれませんね。
そう言えばン十年前ガラスに伝導体を張り付けたツイータの試作品が話題に
なったことがありますがどうなったのでせうね?
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ガラスのツイーターは風鈴の音の綺麗さを聴くとイイのじゃないのかなとも思えます。
もっとも発声原理は異なりますけどね。ただしどのくらい薄く形成できるのかなと。
アルミ系のツイーター振動版は20ミクロンとかでしょ。薄くするのが難しいマグネ
シウムで50ミクロンくらいか。ガラスだと仮に0.2mmまで薄くできても200ミクロン
ですからね。これじゃツイーターとしては使えない。低域中域なら使えるでしょう。
ベリリウムとかボロンのように粉にして蒸着すれば薄くはできそうです。そう
すればマイラー系(アクリル系やベークライト系等も含む)とも比較ができますね。
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皆さんこんばんは。
>>894-895
www.newbdnc.com/speakers/fpspk/
組み込み用のフルレンジユニットみたいでつね。
ガラスとアルミ箔を粘性エラストマー樹脂で張り合わせた、
厚さ0.3mmの振動板みたいでつ。
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>風鈴の音の綺麗さ
同感です。正に共振ですね。なんでもかでも闇雲に剛性を高めるのがイイ
という訳でもないでせう。
過渡特性重視とか言ってる癖にテキトーなことをほざくなとお叱りを受け
るかもしれませんが・・・・
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ガラスをラミネートしたフルレンジですか。データシートみましたけど、F特のフラットネスは
まあまあでしょうかね。気になるのは能率の低さで、75dB!
ガラスの何に着目して振動板に使おうと思ったのかがよくわからないですね。
「Why use glass as diaphragm? 」の資料を見ても、特に秀でた部分がない。
パラメータ的にはバランスが取れているように見えますが、そういうパラメータだけを
資料にして見せているように感じます。このあたりはB&Wのダイヤモンドツイーター、TADの
ベリリウム振動板、フォステクスの純マグネシウムの方が説得力があります。
まあ音を聞かないとわかりませんけどね。
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>75dB!
拙者が聴いてる同軸もゲンコツ親分もAD12100もFLAT10も能率はみな96〜100dBあります。
dB換算で20dBも違うと電力パワーで100倍。10Wアンプ使ってたら1000W。50Wアンプなら
5000W。聴感上ではそこまでの差は出ませんが省エネ的には勘弁してほしい低能率ですね。
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>>899 省エネ的には勘弁してほしい低能率ですね
このぐらい低いとハイファイを目指した再生にも支障が出てくると思われます。
定格入力が35W とありますから、ここから算出される最大音圧レベルはだいたい
90dBです。と、ちょっとボリュームを上げてオーケストラものを聞きたいときは欲求
不満になる人が多いと思います。
目指しているものが違う製品なのかもしれませんね。
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そこまでのガラス形成技術があるのでしたらコーン紙なんかじゃなくて、ローサーに
付いてるような球形イコライザーを作って欲しい。ちなみにゲンコツ親分の球形イコ
ライザーは無垢のアルミ製ですけど20cmゲンコツはプラスチックなので需要あるかと。
ガラスケース封入のオイルコンとか湿式タンタルコンとかも。昔からありますけどね。
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あ。ガラスゲンコツの中にLED仕込んで発光させるのが今時仕様。
発光用エフェクタアンプも作れば売れるかもよ。
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経験的に言えば低能率SPというのはロクな音がしません。
かつてのARがそうでしたがつまったやうな伸びのない音に聞こえます。
でもそれこそが気品がある良い音だというマニア氏もいまつから最後は個々人
の好みでしょうね。
当方が好むドッカン、バッシャンなんてのは育ちが悪い下品な好みという
ことになるのでせう。
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>かつてのAR
アメリカ東海岸勢の代表的なメーカーでしたね。といっても有名なのはAR-3aくらいな
もんでしたからほとんど知られてない。密閉型は良いとしてもボザークほど箱が大きく
ないので詰まったような音でした。仰る通り音に伸びやかさが無い。
あれはミッドレンジが小さすぎるんでしょね。頑に3.8cmドームとか。日本の同タイプは
ビクターやヤマハ、三菱にもありましたけどドームなら6〜7cm使ってますし、三菱のコー
ンミッドなら10〜13cm使ってますでしょ。小口径だったので音に力が無かったような気が。
それでも舶来品としては価格が安かったのは救いでしたでしょうね。同じ東海岸勢でKLH
というメーカーもあってAR的でしたけどラインナップが揃っていて意外に売れてましたね。
こちらも安価でした。見た感じユニットも箱もコストがダイヤトーンの半分ってな感じで。
さらに東海岸勢にダイナコ。こちらも似たような感じなんですけど、バスレフもあって
意外に人気が高かったですね。スキャンダイナはPC時代の今も頑張ってるようです。
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皆さんこんばんは。
>>903
AR(現在はVOXXの一ブランド)でも'90年代からバスレフ型が出始めたみたいでつね。
audio-heritage.jp/AR/speaker/s20.html
コレ↑なんかはよくあるバスレフ型の小型ブックシェルフで、
雑誌のレビューで「かつてのARを想像してはいけない」なんて書かれてますたね。
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>>905 くろねきさん、こんばんは。
そうとは知りませんでした。今や当方の知識や経験は化石になっております(汗)。
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>>901
>>そこまでのガラス形成技術がある
海外製品には、一発芸人さんのような物が時々出てきますね。昨年でしたか、空中浮遊ターンテーブルが話題になりましたけど、すぐに忘れ去られました。これもそんな物のひとつのような気が致します。
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自作派?のお話しかどうか ですが
お古で買ったS社のカートリッジ、経年劣化かカンチレバーがふにゃっとなって腹をこするんですよね
さて、どうしたものかで放っておいたのですが、思いついてカンチレバーを瞬間接着剤で包んでいる菱形のパイプと接着しました
針はびくとも沈まなくなりました
これで大丈夫とゼロバランスをとって針圧2gでスタート!
音は全く出ません
針からはトレースしてる音は聞こえるのですが、SPからは全く
そのうち、針がだんだん抜けてきて
スポ!
針はカートリッジから外れて、レコード盤の上でぐるぐる…
レコード聴いて数十年になりますが、針が抜けるのは初めて
針圧2gで抜けるものなんですかね
いやあ、いいもの見ました
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皆さんこんばんは。
>>908
> 音は全く出ません
それ、発電機構ごと固まったんぢゃ…多分MM型と思いまつが、カンチレバーと
「菱形のパイプ」(スリーブ)の相対位置が変化しないと発電しませんからね。
瞬接ぢゃなくて、例えば靴底用のウレタン接着剤とかのほうが良かったかも。
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くろねき様
おっしゃる通りみたいです
カンチレバーはスリーブの中で動かなきゃいけないのに
瞬着で固め
発電しないわ、抜けるわ
回る針を唖然と見てました
○○加減もなんですが
それでも
「針は回る」ってか
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>>908
どうでせうね。経年変化だとスリーブの中のゴムはむしろ硬くなるやうな気
もしますが。
失礼かもしれませんがどうせ使えないのであればこの際分解して研究してみ
るのも良いかと・・・・
こうやって皆実務的な知識を習得しますから失敗も無駄ではないでせう。
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>カンチレバーがふにゃっとなって腹をこする
よくあります。バンパーがヘタって、針圧が掛かったカンチレバーを維持できない。
ダンパーを自作して交換。ゴムの硬さで針圧が変わりますから仕様は自由自在です。
ttp://004.shanbara.jp/pc/view/damper.jpg
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↑ 拝見しますた。ここまで来るともう神業です!
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>>912
凄い、としか言いようがありません!
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レコード溝の大振幅でスライラスが引き摺り出される挙動を心配する場合は、
カンチレバーの最後尾からカンチレバースリーブの出口にテンションワイヤー
を張ることで解消できます。ピアノ線や銅線ですと非常にクリチカルで困難
ですからテグス(釣り針の)をパッツンパッツンに張るのがイイです。
カンチレバー最後尾の垂線真下部にテグス端をエポキシで固定。スリーブ側は
真上部分に接着してから余分を切断。スタイラスの挙動が安定すると共にカン
チレバーの共振がダンプされます。簡単に言うと音が落ち着きます。ただし
鮮烈感というか溌剌感も後退しますので功罪相半ば。お好み次第です。
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皆様、教えていただきありがとうございます
針が抜けるのは瞬着剤でスリーブを固めたため、本体とうまくはまらなくなったのが原因です
ジャンクで買った物なので、ポイしました
以後このような失敗しないようにします
それにしても、抜けた針が回るのは圧巻でした
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あ。カートリッジにおける師匠はQSさんです。ダークサイドに導かれましたんです・・・。。。
あの御方がスタイラスの綺麗な写真やカンチレバーの継ぎ足しとか。そりゃ凄いっていたく感動。
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R様
小生ごときをリスペクトして頂き、誠に恐縮であります。
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強力なデジアンのおかげか昨今はインピーダンス特性が暴れた
スピーカが少なくないようです。
ただ球アンプを自作する立場から言うとインピが暴れたスピーカ
というのは厄介なんですよね。
通常のアンプはトランスを背負っていてアレはインンピーダンス
マッチングが前提ですから・・・・
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裏板にての えせローサーでアンプラグド系の音楽を聴いとります。打てば響くと
いうか ストレートにまんま音が出てきます。
今時Wコーンなんて原音再生やら高忠実度再生の反対側の音で、いわば偽造された
音でしょう。日々聴いてるフィリップスのAD12100も同じ。アキシオム80なりロー
サーも同じです。ただねェ。嘘っぱちの音でも音楽再生の意味では聴きどころの
ツボをぎっちり抑えとります。らしく聴かせる。このえせリアリティは凄いもんです。
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>偽造された・・・
それを言ったら再生音なんてすべてそうでせう。
いかに「らしく」聞かせるかが工作人の腕の見せ所と言っておきます。
ここを理解できずに馬鹿正直に原音再生に拘ると泥沼に・・・
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>ここを理解できずに馬鹿正直に原音再生に拘ると泥沼に・・・
わかりまつ。
瀬戸内に棲息する名器嫌いの・・・
わかりまつ。( ^ω^)・・・でつ。
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>それを言ったら再生音なんてすべて
オーケストラにしろ雅楽にしろエレキバンドにしろ音の発声素材、発声方式は多種に亘ります。
それを紙や布や金属箔やフィルムあたりを磁気の中でのたうち廻るボイスコイルにくっつけて
音出ししてるわけですからね。100年経っても原理は変わらない。
リボン型にしろボイスコイルが通電性リボンになったよなもんですからダイナミック型なのは
同じ。出力ショートを防ぐためにトランスが介入してますでしょ。良くするために無駄が増える。
コンデンサー型は磁石が無いので原理が違いますけど、数千Vの電圧が必要なのと寿命というか
すぐヘタりやすいようでマニアしか使えない。イオン型ってな幻もありましたけど。
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完全防御の出で立ちで毎度のリサイクル屋さんを覘いたらまたジャンクカートリッジ
発掘。全てカンチレバー折れかノブごと無し。その中からエラックの344とシュアー
M75を購入。購入ってもタダみたいな値段です。その2種の再生は以前画像板に載せた
ように得意機種。まぁ他の交換針から移植するだけですけど。丸針にしようか楕円か。
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>>924
丸針のほうが無難かもしれませんね。いずれにしてもエラックもシュアーも
MMの元祖ですからイイ結果がでそうです。
磁性体が変わると音も違ってくるかもしれませんがそれもまた楽しみでしょう。
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