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真空管アンプ3

418RW-2:2017/11/04(土) 16:47:13 HOST:65.231.241.49.ap.yournet.ne.jp
今日は一仕事しました。30年近く愛用しているくだんの球パワーアンプ。右チャンネルから
ガサゴソ音が。止まりません。健康稼働が取り柄だったのについに来たか。修理しましょう。

考えられるのは真空管、ソケット、出力トランス、コンデンサー類、抵抗器類。まぁすべてに
原因の可能性あります。ソケットは磨き直したので問題無しでしょう。重要部品から当たっ
ていきます。まず真空管。左右入れ替えてみます。異音が左チャンネルに回ったら原因は
真空管です。変わらず。ということは真空管には問題が無いことがこれで判りました。

次に出力トランス。やはり左右入れ替えてみます。入れ替えるといっても取り外す必要は
無くて、1次側の配線を相互に入れ替えれば良いのです。NF抵抗の入れ替えも忘れては
いけません。ここを間違えると発振してスピーカーが昇天します。トランスも問題無しです。

これで問題は真空管でもトランスでも無いので取り敢えず一安心。異音は右チャンネル
だけですからB電源やアース系でもありません。となると回路の右チャンネルの何かしか
がイカれたということになります。さてさてではどこでしょか。楽しい犯人見つけ開始です。

よくこれかなと見当をつけてコンデンサーや抵抗器を片っ端から順次交換していくお方を
見ますが非効率です。テスターがあれば簡単です。テスターをDCレンジにしてあっちこち
当たります。電圧を左右比べて大きく違いが出た箇所が犯人。あっという間に見つけま
した。右チャンネル下段のカップリングコンデンサー。まさか。おいおい。フィルムコンだし。

このフィルムコンは国産の著名メーカー品です。耐圧も630Vで十分。容量抜けはありません
でしたがリーク発生。やはり経年の仕業か。今後を考えてカップリングコン4個すべてを離脱。
ドイツ製の630Vモノに交換して修理完了。おお〜っ。ベールを一枚剥いだよう。艶やかな音。


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