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カセットテープ

1xStar56x:2011/12/07(水) 18:05:38 HOST:p053116.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp
皆さんは カセットテープで音楽を聴きますか? 持っていたら そのタイプを

自分は ノーマル 15個

ハイポジ 2個です(´・ω・`)

274ワッチ:2018/06/17(日) 14:19:51 HOST:softbank126242163125.bbtec.net
>>272 自己録音再生では、僅かにずれていても何ともないのですよね

確かにそうですが、友人からテープを借りたとかデッキを買い換えた時に互換性が
取れてなくて満足な音質が得られない事が往々にしてあります。だからアジマスは大切なんです。

275ワッチ:2018/06/17(日) 22:03:42 HOST:softbank126242180108.bbtec.net
>>272 自己録音再生では、僅かにずれていても何ともないのですよね。

 2ヘッドの場合はそうですが、3ヘッドだと自己録自己再でも録音ヘッドと再生ヘッドの
アジマスがずれているとダメなんですよ。

276アラン・ドロン:2018/06/18(月) 16:56:49 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

今は、私が持っている3ヘッドデッキは2台のみです。
ティアックC-3RX(c-3Xのdbxがついている版)と、マランツSD-63
(シャンペンゴールドの安価なやつ)です。
どちらも、シングルキャプスタンです。
ティアックの方は、メカニカルテンションアームなる物があります。
みみっちい物です。
テープを少しハーフ内に押し込めるようにテンションをかけます。

277AD:2018/06/20(水) 04:43:46 HOST:210.227.19.68
「テンション高い」は実生活では少々浮きますが、
何事も「迅速かつ適正適時」に軌道にのったら「ほどほどに」が宜しいようで。

話をテープ・メディアに戻します。

カセットテープに限らずヘッドと呼ばれるモノが使われし記録装置の機械では、ほとんどが「接触型」ですね。
かつてのMDでも接触はしていないでしょうが、録音はヘッドと呼ばれしモノが使われておりました。
パソコンのHDDにしても同様。これだけ「非接触型」の記録メディアが普及しているのに・・・デス。
超高速で回転している円盤に接触しそうなくらい接近するという危険な方式です。(笑)

その点、カセットテープ(コンパクトカセット)は高速で回転するヘッドではなく固定もしくは反転するヘッドです。
同じテープでもDATやDCCなどの回転ヘッドを使用した機器とは別物と捉えた方がいいでしょう。
記録密度を上げるにはソフト側のみでなくハード側での対応でしょうが、メカニズム的にも複雑になります。

やっぱり、テープを舐めなめするヘッドがいいです。(笑)あれ?逆かな、ヘッドを舐めなめするのはテープの方かな。
今の世の中に欠けているもの・・・、そうです・・・「ふれあい」が大事なんです。
接触しなければ役には立たず、しかし舐めなめし過ぎるとスグにイッて(逝く)しまう。

そんなアナログで取扱注意なカセットテープが愛おしい・・・。

278アラン・ドロン:2018/06/20(水) 16:50:11 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
過去からの技術の積み重ねですね。それで今のテープになったのですね。
最初は銅線だったそうです。
音は悪かったそうです。紙も使われた事があったそうです。
試行錯誤して、最終的に今の形が完成形なのでしょう。

我々は、1950年位から、21世紀にかけて、人類の中で、爆発的に
科学技術が発展した時代を生きたのですね。
今も生きていますが。

279酸化鉄:2018/12/18(火) 13:19:36 HOST:pw126236130059.12.panda-world.ne.jp
2018年も終わりを迎える最中、先週 久しぶりに買い物帰りの通り道沿いにあるリサイクル店に寄った際、TDKのMA(60分10本、パッケージのフィルムがグレーの世代、価格は単価600円でした)が置いてありました。

滅多に出ない代物故に、よく観察した挙句、結局買ってしまいました…そして、財布は空っぽに。

私見ながら、最近ではオークションを拝見しますと、メタルテープともなれば使用済みでも単価が当時の定価かそれ以上、未開封なら当時の価格の数倍、モノによっては諭吉以上ともなる値段で落札されているのを散見するに、こんな分野にまで金に糸目をつけない現実が浸透している事に、残念な思いを禁じ得ません。

それに対して今回の掘り出し物、この600円という価格は非常に良心的だと思い、財布の中身を投げ打ってそのまま我が家のカセットライフの仲間入りとなった次第です。折角の幸運ですので、大切に使っていこうと思います。

気長に構えていればこのように幸運にも恵まれるのだと、年の瀬にしみじみ感じるのでした…

カセット愛好家のみなさま、良いお年を!

280アラン・ドロン:2018/12/18(火) 17:18:33 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
そんなに沢山置いてあったのですか。MAは中身はMA-Rと同じで
ハーフが透明ではないだけですよね。
600円とはーーー。

281QS:2018/12/18(火) 19:07:23 HOST:dcm2-119-240-141-24.tky.mesh.ad.jp
>>278
酸化鉄様
13〜5年くらい前に日本橋でMAの10巻パックを3000円で買いました。
今、一巻600円なら無茶苦茶な値段では無いですね。
おっしゃる通り良心的でしょう。
買い得だと思います。

良いお年を。

282AD:2018/12/19(水) 05:00:29 HOST:210.227.19.67
> 買い得

貝毒もあるんで気を付けませう。
10年前くらいに奈良県のとあるリサイクルショップで一巻あたり60円くらいでメタルテープを買いました。
他のノーマルテープやハイポジも同じ単価でした。しめて5、6本あったと思いますが当然すべて買いました。
いまでも地方や個人でやってるリサイクルショップなんかでは、いつだれが買ってくれるかわかんないので
ネットオークションや通販しない店頭販売のお店では稀に爆安品に遭遇します。
別例ですが・・・
「このゴム手袋いいなあ〜、いくら?」(10束入り)
「300円・・・、いや200円でいいよ〜」
「じゃ、ひとつ買ってくよ」
後日、あんまり上等な手袋だった(1束400円ほどする作業用高級ゴム手袋)ので再び行ってみると・・・
「あ〜、次の日にすべて売り切れちゃったんだよねぇ〜♪」
あ、あ、あんなに山積みされてたのにィ〜・・・ってなこともありますんで即買いも必要ですね。

283RW-2:2018/12/19(水) 08:57:58 HOST:127.236.241.49.ap.yournet.ne.jp
>とあるリサイクルショップ

通りがかりのショップ覘くとありますよねカセットテープ安売り。メタルテープも。
さすがにTDKは残ってなくてもLo-Dとかがある。日立マクセルは無くともなぜかLo-D
メタルテープならごっそり並んでる。マニアさんが見たら皆買うんでしょうけどね。

拙者常用はナカミチのデッキ。セレクターがEX・SX・ZX。おそらくZXが
メタルポジションじゃなかったかと思うのですが、メタルテープを使う文化がない
ためスルー。ノーマルテープのノイズリダクション無しで十分。DUADは好きでした。

284QS:2018/12/19(水) 09:05:43 HOST:dcm2-119-240-141-24.tky.mesh.ad.jp
何でも100円、METAL MASTERも100円。
各社色々有って2〜3万は買いました。
一山越えた辺りの電器店。
十年程前の話です。

285アラン・ドロン:2018/12/19(水) 16:59:59 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

オフは高いですね。音はメタルテープより、コバルト系のハイポジ
の方が良さそうでが。ヒスノイズは、ハイポジが一番低いそうです。

286AD:2018/12/20(木) 19:00:59 HOST:210.227.19.73
↑なので、実際にTDKのSAなんかでは録音レベルは低めに設定して使ってましたよ。
ノイズリダクションも使わないで良い結果が得られてました。
メタルテープに関しては、しっかりメタルに対応したヘッドできちっとメタル・バイアスかけないと真価が発揮されませんから。

287アラン・ドロン:2018/12/21(金) 16:58:20 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
SAは以前は持っていましたがどこかに行ってしまいました。
ハーフが若干ごつごつしている物でした。
その他、マクセルXL―Ⅱ、UD-Ⅱとか。

288AD:2018/12/23(日) 20:52:16 HOST:250.143.138.210.bf.2iij.net
無印(不)良品なカセットテープを見つけました。¥108だったので買っちゃいました。
メーカー名なし、何処製かも表示されとりません。HD 音楽用 とは書いてありますがね。
BONですらMADE IN HONGKONGと書いてあったのに・・・、怖いものなんちゃらで・・・。
ハーフがビス止めなので何かあってもオペする楽しみがあるかなぁって思ってね。(へへへ・・・)

289アラン・ドロン:2018/12/24(月) 08:32:40 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ボンというカセットテープは知っていますよ。
以前、掲示板にも誰か書きましたがフランス語で素晴らしいという
意味だそうですね。

カセットテープは悪名高いですが。(それほどの事象でもないが)

CDでボンボン・フレンチというのを、2枚持っています。
フランスの曲はいいですね。言葉はわからなくても、楽曲がいいです。

フランスギャルの夢見るシャンソン人形とか、ダニエル・ビダル=昔
日本でも歌っていたそう=の、天使のらくがきとか。

決定打はダリダですかね。2枚持っています。ブックオフネットモールで
いつも品切れなのですが、運よく、一枚づつ入手出来ました。
彼女自身は、人種はイタリアでしたが。
1980年代後半54歳の若さで、死去しました。

290RW-2:2018/12/29(土) 16:20:29 HOST:127.236.241.49.ap.yournet.ne.jp
BONカセットテープは今じゃ伝説ですね。3本入りパックをダンボール1箱所有。
200本はあるでしょか。安いので爆買いし候。以前裏掲示板に画像載せました。

謳いとは真逆の高ノイズかつ低出力。ナカミチでもロクな音がしませんでした。
1本使ってマサカ。マサカともう1本トライ。終了。粗悪磁性体でヘッドがデロ
デロになるかと思えばラジカセにも使えない。安物買いのなんとやら・・・。。。

291AD:2018/12/30(日) 08:08:46 HOST:210.227.19.68
↑ 製造時にテスト信号としてピンクノイズでも録音されてるのでは?(解釈の仕方で・・・)ヘッド研磨用には使えるかも?
「漏ノイズ廃アウトプット」もしくは書き間違いでしょう。(BONはBON悩の塊)
伝説のBONカセットテープ、その性能ゆえ即刻ハイキされてしまったでしょうから、
現存しているブツを大事に保管してればそのうち・・・歴史的遺産?に。(持ち主にとっては負の遺産ですが)

292酸化鉄:2019/03/09(土) 16:17:24 HOST:124-140-136-28.rev.home.ne.jp
カセット愛好家のみなさま、平成も残りわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

ここの掲示板もご無沙汰していたので、久しぶりに勝手気ままなカセット旅行記を書き込みます。

近年のアンティークオーディオ流行の最中、ある日、日本以外にもカセットテープの専門店があるという情報を知りました。それは、台湾の台中市にある「感傷唱片行」という店です。(漢字ですが読み方がわかりません)そして先月、一念発起して訪台のメインイベントとして行ってきました。

そのお店は、白い外壁で細い通りの路地裏にあり、隠れ屋的でモダンなイメージ。店内は非常に清潔感のある、落ち着きのある佇まいで、飲み物とスイーツをいただける喫茶店を兼ねています。そして、綺麗に整理された陳列棚には、台湾のみならず、日本や西洋、アジアの歌手たちのカセットテープや、地元のインディーズレーベルなど、多様な品揃えで圧巻の一言です。

また、テープ以外には、ウォークマンやラジカセなどのポータブルプレーヤー、アナログレコード、カセット関連のレトロな雑誌も少量ながら販売していました。この辺りは東京の中目黒にある某有名店と同じような感じでしょうか。

入店して早速オーナーに挨拶をし、一緒に淹れたての美味しい台湾コーヒーを飲みながら、店内にある気に入ったテープを数本試聴させていただきました。再生機は何とアカイのデッキで、スーパーGXヘッド搭載の本格メイドインジャパンはここに健在、そのセンスに感銘しました。

そして、オーナーも私が日本から来た事を大変喜んでくださり、ここにきた経緯や各々のカセットにまつわる思いなど、気さくな案内と楽しいお話で、同席していた地元の女子大生たちが日本語を少し話せたのも相まって、彼女たちも交えてちょっとした通訳も含め、みんなで大変有意義な時間を過ごす事ができ、昼間に来たはずなのに、気づいたら日が沈みかけていたほどでした。

それと、オーナーから日本から持ち込んだ自分のミックステープもぜひ店内BGMとして流していけばという御厚意もあり、私が日本人である事も少なからずあるとは思いますが、みんな本当に親切にしてくださり、心から行ってよかったと思いました。勿論、販売してある気に入ったテープもお土産として買い、帰国後の今も、そのテープを聴く度に当時の楽しい思い出が脳裏に浮かびます。

今回の旅行で得た事は、台湾でもカセットテープはジワジワと人気が出てきており、特に10〜20代の関心が高く、オーナーや私などの中年世代は少し懐かしさを感じ、先ほどの彼女たちのような若い世代は、単なる流行りだけでなく、音楽が普及した歴史を知る事で、言葉は違えど、お互いに世代間の垣根を越えた繋がりを垣間見ることが出来ました。そんなわけで、カセットテープで国際交流というのは非常にニッチでしたが、そこで受けた思いがけないホスピタリティは、正にプライスレスと言えるでしょう。

以上、長文失礼しました。

293QS:2019/03/09(土) 16:20:48 HOST:dcm2-110-233-246-146.tky.mesh.ad.jp
酸化鉄様
拝読しました。
大変良い体験をなさいましたね。

294AD:2019/03/09(土) 18:21:40 HOST:210.227.19.69
季刊「酸化鉄の台湾旅行記」seasonⅡ?Ⅲ?毎度のことながら楽しませて頂きました。

プリシラ・チャンや周慧敏(ビビアン・チョウ)、ビビアン・スーも台湾出身です、彼女等のテープもあったのでは?
みなさん、そこそこの「おばさま」になってらっしゃいますがね。

295アラン・ドロン:2019/03/10(日) 16:49:08 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
台湾は、親日感情が高いですね。

台湾もオーマニが沢山いそうです。台湾出身歌手と言うと、ジュディ・
オング、欧陽フィフィ、等おりますね。

台湾人の若い人は彼女らの事は知っているのでしょうかね。

296AD:2019/03/12(火) 08:10:45 HOST:210.227.19.69
↑彼女等に子供がいて歌手デビューしてるかどうかにもよりますね。
日本の若い世代に加藤登紀子や森山良子のことを知ってるか?って聞くのと同じようなものでは。

ちなみに私は台湾出身のお二人も日本の大御所もよく知りませんね・・・。
せいぜい次の世代の>249に揚げた彼女等だけですね、それも偶然手に入れたCDなもんでね。
北京語というか中国語でも香港や台湾といった南方系の声の響きにホレちゃったんですね。
カセットテープで聴くには丁度いい音域といいますか・・・。(笑)

297酸化鉄:2019/03/12(火) 09:55:01 HOST:124-140-136-28.rev.home.ne.jp
カセット愛好家のみなさま、こんにちは。

先日紹介したカセット専門店の件ですが、確か欧陽フィフィのテープ、ありましたよ。この他、記憶の残るところですと、日本人ですと谷村新司や徳永英明、西洋ならイーグルスやマドンナがありましたね。主要なメディアとして使われた時代背景もあるので、いずれも70年代から90年代くらいにかけてのラインナップが多かったです。

最近では、ジャスティンビーバーやチェインスモーカーズなどの若い世代も、CDは勿論ですが、敢えてカセットやLPでもリリースしているので、もしかしたらそれらもあったかもしれません。

こう考えると、まだまだカセットテープの出番はありそうで、嬉しい限りです。願わくば、メーカーには是非とも本格デッキのリバイバルをしてもらい、カセットの持つ本来のポテンシャルを若い世代にもっと知ってほしいですね。

余談ですが、LPレコードでは上記の一般的なアーティストものやジャズ、クラシックのレーベルに加え、変り種ではセーラームーンや宇宙戦艦ヤマトなど、アニメのサントラ(日本からの輸入モノ)がありましたね。向こうでも、日本アニメの認知度は高いのでしょうか?

なかなか、興味は尽きません…

298RW-2:2019/03/12(火) 14:14:53 HOST:88.51.205.61.ap.yournet.ne.jp
ジュディ・オングさんと言えばどうしても♪「魅せられて」のイメージが大。
その前にドラマ『江戸を斬る』での岡っ引き(目明し)のお京。イキイキして
ました。部作が変わってお京は由美かおるに。これまた可愛かったですね〜。

299アラン・ドロン:2019/03/12(火) 17:19:02 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
そうですね。魅せられての次は、惑いの午後と言う曲です。

その他にもいい曲がありますが、一般的には知られていませんね。
ロゴスとか。CMソングでした。確かカメリアダイヤモンドでしたかね。
ロゴス=言葉。

欧陽フィフィとなると、ちょっと古いですね。1971年位でしょうか。
雨の御堂筋は。48年前。かなり古いです。

カセットテープは、途上国ではまだまだ使われているそうですよ。
と言う事は、それをかける、ラジカセなり、何らかの簡素な再生装置も
あるという事ですね。
日本みたいに立派なカセットデッキではないと思いますが。

300QS:2019/03/13(水) 20:08:04 HOST:dcm2-49-129-184-221.tky.mesh.ad.jp
アナログ捨て難しです。

301アラン・ドロン:2019/03/16(土) 10:36:43 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
今はもう、1980年代のテープはハードオフで見かけないですね。
全滅ですね。安っぽいハーフの物しか見かけません。

ハイファイ堂では、発売当時の価格より遥かに高い値段で売っていますが
とても買う気になれません。

金銭が無尽蔵にあるのなら別ですが。

302AD:2019/03/16(土) 18:24:11 HOST:210.227.19.69
>1980年代のテープはハードオフで見かけないですね。

各家庭に眠ってるのですよ、廃棄されてなければね。
80年代にカセットテープを使った世代がそろそろジジババになるころでしょうから、
終活で家財の整理、息子や娘夫婦と同居なんてことになったりでかたずけるなんてことになったら、
市場に出てくるかもしれません。第一次カセットテープ放出はCD登場後の2000年〜2010年くらいでしたから、
東京オリンピックの2020年以降に第二次カセットテープ放出があるかも?
100年住宅なんてそうざらにないでしょうから、安い建売住宅なんてせいぜい50年もちゃあいいほうなので。
高度経済成長期に建築された住宅の建て替え時期がそろそろじゃあないでしょうか。
そしたら押し入れなんかに眠ってるオデオもカセットテープも出てくるんじゃないでしょか?
ただし、解体業者が産廃処分してしまったら市場には出ませんが。

303でしべる:2019/09/06(金) 00:31:33 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
ウォークマン新機能
「カセットテープスクリーンセーバー」は音源によってノーマル/ハイポジ/メタルと柄が変化
で検索

304アラン・ドロン:2019/09/06(金) 17:36:09 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
=カセットテープスクリーンセーバー

そういうのあるのですか?知りませんでした。

305酸化鉄:2020/04/04(土) 21:52:45 HOST:110-132-39-219.rev.home.ne.jp
カセット愛好家のみなさま、こんばんは。ここの掲示板もだいぶご無沙汰しております。最近では地球規模でコロナウイルスの影響が長期化する中、ご無事でお過ごしでしょうか。政府や自治体の外出自粛要請も相まって、私は休日に自宅で音楽を聴く時間が格段に増えました。

そんな、音楽を聴く手段は相変わらず殆どカセットテープで、以前紹介した種々の改造テープ(偽ハイエンドノーマルAD-R、MA-EXを移植したなんちゃってフェルモ、中身はMAハイブリッドスーパーメタルマスターなど、過去に書き込ませて頂いたネタです)達と、今もどっぷり浸かっています。そんなカセット達との付き合いが長くなると、やはりどうしても好奇心がエスカレートするのです。という事で、最近実践したイレギュラーな使用を勝手気ままに綴ります。

さて、今回のネタ元になったのは先程の「AD-R」で、これはMA-R初期ハーフにADのテープを移植した、見た目が無駄に贅沢な当方オリジナルリファレンステープです。当然ノーマルなのでEqは本来120μsですが、それを敢えて70μsで録音(所有機がナカミチなので様々なコマンドが任意で設定可能です)、ウォークマンはオートテープセレクタで所定Eqになる事を利用した、高音域を強調させて聴く再生方法です。これは思いの外良い結果で、手持ちのウォークマンが元々低音域の押出感が強いサウンドバランスだったのに対し、丁度良い感じになった事に驚きました。また、メインシステムで聴く際も、録音時のEqによる再生は本来の音質で楽しめ、ノーマルEqで再生した場合は、高音の擬似ラウドネス効果を楽しめる事がわかりました。

この面白さに味をしめ、他の銘柄のノーマルテープも同様にやってみました。その結果、比較的高性能なテープ(モデル末期のTDK ARなど)では高音域がやや過剰になり、低域が主体のソースでしたらある程度のサウンドバランスが取れると思いました。逆にDなどのローグレード銘柄はむしろこの方法が丁度良いサウンドバランスで良好な結果が得られました。総じて古いテープほど良い結果が出たので、経年劣化を録音方法でカバーする一種のテクニックのようにも感じました。シンバルのアタックやサックスがモリモリ前へ出てくるジャズなど、音場の奥行きやメリハリがよく出るジャンルは特に相性が良かったです。

以上、カセットテープのマニアックな使い方をまた一つ覚えて良かったと思えた今日この頃です。それではまた…

306AD:2020/04/06(月) 06:37:22 HOST:210.227.19.69
アナログ万歳! 酸化鉄さんお久しぶりです。
時々、ご登場いただくとアナログの灯も消えないでしょう。

ネットで音楽を聴く環境を整えていないので最近は音楽を聴かなくなっていました。
古い音源はカセットテープに納めてあるのでこの機会に整理する必要を感じました。
カセットテープ愛好家としてはそのままテープ・メディアとして残しておきたいところですが、
バックアップをとるということも兼ねてデジタル・メディアへの変換も考えています。
変換作業にはカセットテープからできるだけ多くの情報を取り出したいので、
酸化鉄さんのマニアックな手法は使えますね。参考になります。

イコライジングとかで後処理する手もあるでしょうが、
本来もっているパフォーマンスを最大限に発揮させることのほうが大切ですね。
再生するカセットデッキの選択(随分くたばったものばかりですが)に悩むところです。

307酸化鉄:2020/04/06(月) 22:44:53 HOST:pw126033001228.23.panda-world.ne.jp
カセット愛好家のみなさま、こんばんは。

そして、ADさま、お久しぶりでございます。毎度私の勝手な駄文にお付き合いくださり、大変恐縮です。



さて、今夜も自由気ままな独り言です。

音楽を聴くための方法は十人十色だと思いますが、私は今も変わらずカセットテープです。その、カセットに収録するための音源はどこから取り入れるのかと言えば、CD全盛期に青春を生きた世代もあってか、基本的には既存のパッケージメディアから録音する事が多いです。

それと同時に、今やラジオや街中の店内で流れているBGMを聞き、これはいいなと思ったものを手持ちのスマートフォンで検索し、YouTubeなどのアプリで最新の流行りの音楽はもちろん、昔懐かしいエバーグリーンな音楽がいつでもどこでも手軽に聴ける時代です。ちなみに、ここ数年で音楽好きの若い世代にもカセットテープの認知度が上がってきていますが、彼らは予め録音された(販売されている)ミュージックテープを聴くのが主たる用途でしょうし、音楽はインターネットでダウンロード出来ますから、昔のようなエアチェックやレコード、CDなどから「録音」して聴く手法は殆ど無いと思われます。

このような便利な世の中ですから、私は最近、スマートフォンのイヤホンジャックを直接ケーブルでプリアンプに繋ぎ、そのレックアウト端子からカセットデッキに入力して録音する手法もやっております。実際これらは圧縮音源が殆どなので、音質面でやや犠牲になるのは致し方ない部分もありますが、現代のデジタルデータがもたらす利便性と共存するのも、アナログの楽しみ方のひとつであると思えるようになりました。そして最近はYouTubeなどでも、良い音質でアップロードされているものもあるので、その音質を一概に否定できない現実もあります。

そして、それらデジタルデータであっても、それなりに質の良い音源をカセットテープに録音して聴くと、しっとりと沈み込むような低音や、高域の刺々しさが程よく取れたりと、時々カセットテープならではの味が出る、不思議な現象を垣間見ます。デッキのアンプ回路などにも多少の影響はあろうかと思われますが、言葉では表現し難い聴きやすさを体験する事があります。

これだから、カセットテープはやめられないどころか、ますます愛着がわくのです…

308RW-2:2020/04/07(火) 17:10:24 HOST:156.7.243.49.ap.yournet.ne.jp
>しっとりと沈み込むような低音や、高域の刺々しさが程よく取れたり

CDのギスギスした音が嫌いなのでカセットに落として聴いてる御方もけっこう
おるんじゃないでしょか。手間がかかってますし今じゃ贅沢なオーディオです。

78回転のSP盤レコードをクリスタルカートリッジで拾ってカセットへ録音。
これまたひとつの楽しみ方。昨今カセットデッキのメンテは大変ですけど。

309前期:2020/04/08(水) 22:24:45 HOST:h219-110-156-213.catv02.itscom.jp
横レス&スレチ失礼します。

>CDのギスギスした音

の原因はCDPにあるやうに感じます。
日本製を諦めてB226にしてからはそういう不満はなくなりました。

310酸化鉄:2021/06/20(日) 21:29:46 HOST:210-20-73-70.rev.home.ne.jp
カセット愛好家のみなさま、こんばんは。

 久しぶりにここの掲示板を拝見しましたところ、暫くの間お休みのようなので、今夜も以前と同様に自由気ままな独り言です。

 今夜の独り言は、非常にマニアックなソニーDUADのイレギュラーユースです。カセット自体がアンティークなものになった今、フェリクロームテープは、もはや幻に近い存在ではないでしょうか。私の所有するDUADはパッケージ裏側にDPメカのウンチクが記載されているタイプで、使用済のものが1巻だけあり、ハーフ、テープ共に綺麗で未だに使用出来ます。

 そこで、今回は世にも珍しいフェリクロームテープを、自前の愛機でキャリブレーションしたらどうなるか実験しました。ちなみに、我が家のデッキはナカミチCR70ですが、そもそもナカミチのデッキはフェリクロームポジションの設定がありません。使用済、かつ40年以上の年季ものという条件付きでしたが、本機による結果は以下の通りでした。(ドルビー、MPXはオフ)

①純粋なノーマルポジションとしてキャリブレーションした場合です。意外にも高音域がソースより少し弱いです。見た目は綺麗でも経年劣化の可能性があることを鑑みれば、十分あり得るでしょう。

②ノーマルポジションでキャリブレーションし、マニュアルでイコライザーを70μsに変更した場合です。フェリクローム未対応デッキにおける使用では、これが本来のセッティングに一番近いやり方だと思いますが、こちらも①とそれ程変わりないです。

③テープポジションをクローム、メタルでキャリブレーションした場合。エラーが出てキャリブレーション不可でした。

④録音は②の方法(Eq70μs)で行い、再生はノーマル(Eq120μs)で行う場合。再生時のイコライザーがノーマルですから、高音域が少し強調される事で聴感上よく聴こえます。よって、これがソースとの差が一番少なく良い結果となりました。しかしながら、ノイズ特性はノーマルと大差ないため、クラシックなどの静かな場面で、音の透明感や奥行きはどうしてもソースとの差が出てしまいます。

 これらの結果から、やはりDUADは特殊なテープであることがわかりました。総合結果は④の方法が最善の方法でしたから、ドルビーは使わない(使うと不自然さが際立ちそう)方がよいと思われます。また、曲間で静かな部分が多い(弱音の多い)クラシックよりも、ボーカル主体の曲やエレクトリックサウンドなど、ピーク成分が多い楽曲で無理のない入力の録音がノイズ特性をカバー出来るので聴感上向いていると思いました。

 在りし日のSONY渾身の作品、DUAD。その珍しい逸品は、使い勝手もそれなりで相手を選ぶ、正に玄人向けのレアなアイテムでした。

311くろねき:2021/06/21(月) 01:41:17 HOST:fpoym3-vezC1pro06.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

>>310
型落ちのタイプIVテープがタイプIIテープに
コンバートされるという「公式なイレギュラーユース」もあると聞きまつね。

DUADの存在はマニア以外にもカセットのあるある話のひとつで、
うちにも一本ある(私が買ったものではない)くらいでつから、
マニアックなようで意外と見かける(見かけた)テープのような。

312RW-2:2021/06/21(月) 12:39:51 HOST:83.231.105.175.ap.yournet.ne.jp
>高音域が少し強調される

ただ録るのはマクセルやデンオンの安物カセットテープを使ってましたけど、気合
入れた録音は中高域がクリアなDUAD使ってました。高価でね。TDKのSAより好みでした。

ナカミチのデッキ使うようになってからはバイアスを可変できますので安物テープ
でも十分に使えました。他流試合ができないのがネックですが。その昔にテクニクス
とアイワのデッキを同時に買ったのですが、さっそく録音して相互再生してみたら
双方ロクな音がしませんでした。相性ってあるんですねェ。結局アイワは返品。
テクニクスを残したのはdbxが搭載されてたからです。考えてみりゃこれも他流試合
できません。けっきょく使わなかった。カーステレオで聴くなんかホドホドで宜し。

313AD:2021/07/27(火) 09:18:23 HOST:210.227.19.68
緊急事態宣言の繰り返しの中、日々の生活にせいいっぱいでカセトテープなんてどこへやら・・・(_ _);

単独行動の職種ゆえ、仕事に事欠かないものの・・・この猛暑。命の危険にさらされつつ過ごしております。

カセットテープなんてのには最悪のシーズンなんで、放置されてるブツは生存しているか怪しいです。
高温多湿の梅雨が明けて猛暑のいま、カセットテープをはじめオーディオ機器の危機を避けるべく
メンテナンスが必要な時期であります。そのままにしておくと・・・帰らぬ○○になります。

314ワッチ:2021/07/27(火) 13:04:20 HOST:softbank126203217008.bbtec.net
車のオーディオがまだカセットだった時はテープを車内に置きっぱなしでした(;^_^A
幸い、車庫は日陰だったのでとりあえずテープは無事。でもケースの表面は熱のせいか
ざらざらになってしまいましたね。

315海苔好き:2021/12/24(金) 09:17:57 HOST:111101075072.userreverse.wvs2.kddi.ne.jp
二層塗りでFujiのAUシリーズもお忘れなく。

316RW-2:2021/12/24(金) 14:31:41 HOST:243.155.233.111.ap.yournet.ne.jp
FUJIのカセットテープのシェアは数パーセントしかなく大苦戦も、AXIAブランド
にて1〜2年で25パーセントまで上がったという。斉藤由貴様様だったそうです。

317ぽんぽこ:2021/12/25(土) 06:36:25 HOST:opt-183-176-1-173.client.pikara.ne.jp
自分はERから始まり、終盤はPSシリーズを良く使ってました
後は、マクセルのXL-sシリーズも好きでした。

318山七:2021/12/25(土) 22:30:26 HOST:M014010067193.v4.enabler.ne.jp
久々の投稿です。
カセットデンスケを旅行に持って行って生録に使った際には、FUJIのER(ノーマル)がよかった。
当時のTDK ADより好印象でした。
AXIA のカセットで愛用したのは、ハイポジのAU-IIXが多かったですね。クラシック音楽にはよく合いました。
DATが登場する前、野鳥の録音に抜群だったのは、メタルテープのXD-Master 。
TDK、SONY、Maxell のどのメタルよりも野鳥のさえずりが透明感高く収録できましたね。
DATが登場してからは、カセットは、ダビングオンリーに。
DATからのダビングで最強だったのは、National (!)のオングローム・メタルテープ、MA-DU。
蒸着層が記録する高音域は、ハンパじゃなかったですね。
ラインナップにはC46しかなくて、しかも恐ろしく高かった。3本しか買えなかった。
ちなみに、デンスケは、TC-D5M、カセットデッキは、ナカミチCR-70。

319山七:2022/01/04(火) 02:42:18 HOST:M014010067193.v4.enabler.ne.jp
昨年末の投稿に続いて、この正月のエピソードを。
FUJI カセットの思い出を投稿した後で、たくさんの生録テープをどうしたものか・・・・、そもそも再生するマシンが大丈夫か、と。
愛用したナカミチ CR-70 は、他のデッキとともに使わなくなり、十数年前にお蔵入りさせたけれど、果たして、まだ動くかしらん、と気になり、押入れの奥から引っ張り出すことに。
メカトロニクス機器は、長期間、使わなければ、動作不良となる可能性大。
現に、CR-70 より新しいソニー TC-KA7ES は、何年も前にグリスが固着して動作不良になってしまったこともある。
覚悟して、おそるおそるテストしてみる。電源投入・・OK。カセットを入れて再生・・トランスポート系は、どうやら大丈夫。メーター表示OK、音声の出力OK、出力ボリュームのガリもなし。再生音のクォリティ・・音域もワウ・フラ特性も異常なし。
生テープを用意して、録音系もテストする。異常なし。これは素晴らしい幸運というべきか。
唯一、調子が悪かったのは、この機種独特の再生ヘッドのアジマス調整機構。フロントパネルにある調整つまみがポテンショメーターになっていて、角度量を電気信号に変換、専用モーターで再生ヘッドを動かす仕組みだけれども、モーターがすんなりと止まらずグズグズ言う。
どうやらチャタリングのよう。天板とフロントパネルを外して、隙間からケイグ(接点復活剤)をスプレーしてみる。おお、なおった!
無事に眠りから覚めてくれたようで、ホッとした。ありがたい。
それにしても、当時このデッキでCDからダビングしていたメタルテープ(TDK MA-X)の再生音には、あらためて驚かされる。CDプレーヤーの再生音と判別がつかないグレード。ドルビーBでも、ノイズが全然気にならない。
今年は、デッキが元気でいてくれる間に、生録テープのデジタル化を進めたいと思う。
いつまでも、この状態が続くとは限らないから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。カセットテープ、フォーエバー。

320酸化鉄:2022/01/05(水) 15:54:57 HOST:210-20-75-8.rev.home.ne.jp
カセット愛好家のみなさま
 2022年、明けましておめでとうございます。新年を迎え、私酸化鉄も久しぶりの自由気ままな投稿です。


山七さま
 はじめまして。本来でしたらカセットデッキの掲示板でのご挨拶かと存じますが、愛機にナカミチCR70をご使用なのですね。たまたま私も同じ機種を現役使用しており、カセットテープ本来のポテンシャルを堪能しておられる事を嬉しく思います。


カセット愛好家のみなさま
 カセット好きのみなさまがご使用されているでしょう、今は中古市場でしか手に入らない在りし日の高性能なモデルは、近年のカセットリバイバルに連動する形で、テープとデッキ、いずれも高騰するばかりで、メタルテープともなれば、使用済みでも当時の定価以上、未開封だとその数倍にもなるところに、カセット本来のポテンシャルを楽しむには最早贅沢なオーディオとなってしまいました。当時のハイスペックを知る者の一人として、これらをお持ちのみなさま、是非とも大切に使い続けていきましょう。私も愛機CR70や各メーカーが技術の粋を集めて開発した当時のテープを大切に使い続ける所存です。

321山七:2022/01/06(木) 02:38:07 HOST:M014010067193.v4.enabler.ne.jp
酸化鉄さま
はじめまして。レスありがとうございます。

6/20 の記事No.310 も読ませていただいて、ああ、そうだった、と思い出していました。似たようなことを、このデッキを入手(1988年)して間もないころに、やったなぁと思い出していました。
それから、メタルテープが発売された1979年、TDK MA-R の初期版を珍しい物欲しさに入手したものの、メタル検出孔はもとより、70μs の検出孔さえなくて、翌年入手した TC-D5M でも使えず、後年に普及するメタル対応デッキにも使えず、長く持て余していましたが、CR-70 でやっと正しくメタルポジションで使えたことも‥。
CR-70 は、1993年に一度だけ、駆動制御系の修理をナカミチ社に依頼したことがありますが、そのあとは故障知らず。
精密機械ですから、いずれ寿命がくるでしょうが、役目を果たし終えるまで、元気でいてほしいものです。
ヘッド、キャプスタン、ピンチローラーの手入れも復活しなければいけませんが、今は、楽しんでやれるような気がします。

古いカセットを取り出して眺めていると、やはり青春の日々が脳裏に蘇ります。
録音した音源もそうですが、カセットそのものも、バラエティ豊かでした。デザインもそうですが、いくつかの製品には、独特の「匂い」がありました。
「あ、この匂いは、○○社の○○カセット!」数十年経った今でも、まだ匂いが残っていますね。

それにしても、昨今の新品・中古カセットテープ(特にハイグレード品)の相場には、驚きました。数年の間に高騰しているようですね。
以前、カセットを知らない職場の若い子に、音楽を録音したメタルテープ(That's SUONO )をチョイスして、ウォークマン(ソニー WM-DD9 )と一緒に貸し出したことがありますが、メカに驚き、聴いて迫力にビックリしていました。
今どきの音楽プレーヤーが出す音とは、やはり何かが決定的に違っているのだと思います。

322酸化鉄:2022/01/08(土) 18:39:58 HOST:pw126156126190.29.panda-world.ne.jp
カセット愛好家のみなさま

 デジタルが席巻するこの現代に、アナログの魅力を2018年という現在に具現化した、フランスMULANN社製の「recording the masters」カセットテープを手に入れる機会がありました。本品はその名が示す様に、カセットで録音する事を全面に訴えかけており、何とも購入意欲をそそるネーミングです。今回私が購入したのは60分で、他には90分もラインナップされていました。また、ラベルに大きく書いてある文字から、巷では通称foxカセットとも言われているそう?です。そして、メーカー公表情報はノーマルポジション、オープンリールテープをそのままカセット規格にしたものだそうです。という事で、せっかく入手したので早速開封し品質を検証しました。
 まず、実際に手に取り感じる直感的な部分では、ハーフとケースは共に全身透明、それぞれの厚み(感触とでも言いましょうか)は、比較対象に難ありですが、全盛期の日本製と比べると明らかに華奢な作りです。なお、ハーフの検出孔はハイポジション用の検出スペースが予め確保されており、ハーフがそのまま流用出来るよう将来性を考慮した合理的な設計です。続いてデザインですが、これは秀逸でハーフに印字の商品名が大袈裟な主張をせず、程よい形及びレイアウトです。また、外観上の特徴では、リーダーテープが鮮やかな黄色で、西洋のお洒落を垣間見る事が出来ます。さらに、ラベルの完成度が非常に高く、流石フランス製、鮮やかなオレンジ色が一見奇抜な感じと思いきや、まるでミュージックテープを彷彿させるハイセンスなデザインで、ラベルの内側には本品にかけるメーカーの意気込みも記載されてます。その裏側には白色で曲名などを記入出来る様になっていますが、ここにも透かしでトレードマークが印刷、細部まで妥協がありません。
 次は、いよいよ本題となるテープ本体の検証です。まず、磁性体の色は初期のTDK ADに近い、正に酸化鉄というべき茶色で、コバルトなど黒くなりそうな要素は微塵もなく、表面の鏡面仕上げは控え目で、こちらも全盛期のそれとは比べるべくもありません。そして、一番肝心なテープの性能ですが、私の愛機ナカミチCR70はオートキャリブレーションなので、調整前後の比較からデフォルトでは高音域の感度がやや低いです。手動で調整する機種なら、バイアスは少し浅めに設定すると良いでしょう。ソニーESシリーズなど、イコライザー調整が付いていれば尚の事良いです。ちなみに、ノーマルテープ最大のウィークポイントであるヒスノイズ特性は、その見た目からは思ったほど目立ちませんが、広いダイナミックレンジを要求されるソースはドルビーなどで性能を稼ぐ必要があると思います。逆に、ボーカル主体の曲なら十分に楽しめます。また、録音と再生の同時モニターチェックでは、キャリブレーション無しでは透明感や奥行きなどに差が感じられますので、やはりキャリブレーション付きのデッキで調整し本来の性能を発揮させるのがベストです。高性能なデッキで調整し録音した場合は、少々面食らうほど良い音質で実使用に充分耐えることが分かりました。なお、録音レベルはCR70のメーターで+4dbを超える入力ですと、ソースによっては歪みやすいため、ドルビーで性能を稼ぐ場合は過大入力対策でピークを+2dbあたりに抑えたほうが、より無理のない良い録音が出来ると思います。他には、流石に現行新品だけありドロップアウトはなく暫く安心して使えます。
 以上から、デザインは秀逸、性能は使う機材次第で相当シビアに反応します。メーカー曰く、音質は現在の最高水準と謳っているものの、カセット全盛期のADなど、在りし日の高品質な日本製品の音質に慣れている玄人なら、もしかすると寧ろこの程度かとがっかりするかもしれません。何せ元々、本品の出自がオープンリールなので、それに比べ格段に走行速度が遅くなるカセットでは、性能上の条件が厳しくなるのは想定の範囲内ですから仕方ない事だと思います。とは言え、本格的なカセットデッキで調整しシビアな録音をすれば、それなりに良い音質が得られること、現在販売されているラジカセで手軽に録音する分には、その潜在能力からすれば、むしろ過剰性能とも言えるでしょう。また、若い世代の方にとっては、このカセットを手にする事で、録音済みのテープを「買って聴く」ことから、好きな曲を「自分で録音」して聴く事へのきっかけになる事を鑑みれば、新製品として販売してくれたフランスMULANN社の企業努力と普及への姿勢は賞賛に値します。そんなフランスメーカーの、アナログオーディオにかける思いを込めた作品を、これからも大切に使い続けていきたいと思います。

以上、長文失礼しました。

323くろねき:2022/01/13(木) 05:59:41 HOST:h175-177-221-201.catv01.catv-yokohama.ne.jp
皆さん新年明けましておめでとうございます。

>>322

大変興味深く読ませていただきますたが、長い~!できればブンカツしてくでぇ~!
もうひとつの板には画像も載せられまつので、よろしければ是非。


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