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フルレンジSPに戻った方(悟りを開いて)
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オーディオ仲間は本当に幅広で奥が深いと感じております。このレスに
書き込む方は皆仲間です。
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振動系の質量が小さくて巨大な磁気回路を背負ったユニットはオーバーダンピングで
Qoが0.2とか0.3と小さく、平面バッフルだと低音が出ないんですよね。
太古のユニットはQoが0.7〜1.2なんて感じですから、大型密閉箱に入れないと低音が
出ない。ところがそんなユニットの方が平面バッフルで低音の量感が出るのです。
科学的理屈は判りませんけどね。出たトコ勝負でいろいろ遊んでるわけなんです。
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RW-2さん
ユニットのQゼロの値で、共振は機械的な構造にも影響しているのですか。
昔のユニットはボデー剛性を薄い鉄板やアルミで作ってあるのは
その為なのかとも思います。
シーメンスのユニットなんかキャシャなつくりはその辺りのノウハウがあるのか
Qo1あれば良いとされているみたいですが、
自分のテレフンケンは30年くらいのモノです。
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先般来、AXIOM80を何とか鳴らすべく、夜も寝ずに(昼寝して)調整してますが、やはりと
いうべきか、そう易々とは言うことを聞いてはくれません。
セッティングとか、オーソドックスな詰め方でまずは攻めてますが…(といいつつ、現状の
置き方がそもそも無茶苦茶ではあるのですが…(汗))
救いは、現状がそうワヤクチャな音ではないこと。これで高域がもう少し透明に抜けてくれ、
そしてあの“独特な”質感が載ってくれれば面白くなってくるんですが…。ある意味、ここが
一番難しいところかも。
唯一構造で気になっているのは、ARUが純正でないこと。これがタタっているのか?!
それとも大勢に影響はないのか…?ハテ。
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>薬さま
Axiom80ってそんなにスケール感が出るのですか!
ショルティの黄昏ってニルソンの熱唱と、SEとサンダーマシーンのぐるんぐるんなサウンドですよね。
あのスケール感がでるとは、、、、
レプリカなら物置に買い置きがあったはずだが、、、
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ハーゲンさん、こんばんは。
出ます、というか、出てました。私のところのではありません。(涙)
上にありますとおり、拙宅から比較的近くの「オーディオ喫茶」というか…。最近は
生演奏もよくやりますが、昔、堺市内で営業していた時には相当有名だったと思います。
某SS誌の広告常連でもありましたし…。(これ以上言うとマスターに叱られそうなので。)
こちらのマスターが80の達人でして、あのK枝さんのHPにもイニシャルが登場します。
今は同じオーディオでも別のことに大変でして(何かは企業秘密)、なかなか80の面倒とは
いかないようですが、前に何曲か聴かせてもらった中に、「神々の黄昏」がありました。
今は少し模様替えしておられますが、当時そこにはタンノイの自作箱システムと、くだんの
80(ユニットはオリジナル)がありまして、タンノイはエジンバラ級?の大きさでしたが、
この両者が十分にスケール感で競演するのですね。タンノイは押しで、80は空間を満たす
プレゼンスで、それぞれ聴かせました。特に80の清明かつ妖艶な、あの音空間…。
もちろんあのユニットのこと、腹にズン!とくる低音がでる訳ではないのですが、何と言うか…。
“力感を押し出すことなく、スケール感を出す”と申し上げたら、イメージしていただける
でしょうか。
「いいですねー!SACD?」「いえ、これはウン百円の雑誌についてた付録のCDですよ。」
泣きたくなりました。(涙)
この音を何とか出したい!と思っているのですが、名人とトーシロの違いは大きすぎた…。
白旗あげて、今度体調のいい時に、教えを請いに行こうと思ってます。
ちなみにマスターは「オリジナルにも、レプリカにも、それぞれいい面はあるんですよ」と
仰っておられますが、拙宅のレプリカはキャンついて往生したのでお蔵入りです。(汗)
…出来る人には、出来るんですねえ。(大涙)
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薬漬けさま
一流メーカーの自社レプリカは全く同じではないとしても悪い物はないと思います。
悪ければそのメーカの技術力に対する信用がなくなります。
一度、レプリカのユニットを裸で超近接(ニアヘッドフォン)で聴いてみたら
いかがでしょうか? 凄くスッキリして良かったり?
しかし、今ではレプリカを発売することすら遠い昔の話になってしまった。
残念なことです。
余計なお節介すみませんでした。
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フルレンジ複数ユニットの使い方で気を付けなければイケナイことは
コイルを並列接続にすると、各ユニットの個性がそれぞれ主張され音の纏まりが悪くなる。
直列接続ではこの影響が少なくなる。
纏まりのない音になっているだけなのに、困ったことに<音場が広がった>と喜ぶマニアが大多数です。
この様な事を、単に好みで括ることは避けましょう。
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>コイルを並列接続にすると・・・・
ええ、そうなんですか! 知りませんでした。大変参考になります。
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>>オリジナルにも、レプリカにも、それぞれいい面はある
>>レプリカは全く同じではないとしても悪い物はない
仰る通りでしょう。ただしオリジナルを堪能した方はどうしても勝ち負けを
つけたがる。マランツ#7あたりはかなり違うようですけどね。パイオニアの
ユニット(PE-16AやPE-101A)は復刻モデルと称した(実態的に再生産に近い)
ので賞賛あれど嘆きや苦情はあまり聞きません。
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>>並列接続にすると・・・音の纏まりが悪くなる。直列接続では・・・
>>この様な事を、単に好みで括ることは避けましょう
あいすいません。まぁ、他流試合するつもりはありませんから、自分の部屋で
並列やったり直列やったりで具合が良いほう、上手く鳴るほうをを選ぶ。あれ
これテキト〜に愉しむのが精神的に宜しいのです。
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初めまして。ユニット自作の者です。
ボイスコイルの巻き方で4レアーのDCR約4オームの振動板を製作しています。
8オームのパラで実験するつもりです。
コーンは和紙すき流しカーブドコーン直径250mmです。
コイル線径が0.12mmなので4層巻きで発熱量を考慮しました。
m0が少し上がりますがサインショットは申し分ないと思います。
マグネットはネオジムを使用します。大沢式反発磁気回路です。
ボイスコイルのユニット内部での並列。フルレンジの自作の愉しみ。
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大沢式反発磁気回路
ゴルフ13さんの究極実験スピーカみたいですね。
仙人さんのスピーカはすごかったですね。
見る分はおもしろいのですが。
自分のしっていた、エッジレス画用紙コーンという方
HPDを刳り貫いて、作っていました。
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D-150さん、RW-2さん、こんばんは。
AXIOM80に関する限り、オリジナルとレプリカとは、勝った負けた、良い悪いではなくて、
少し路線が違っていると思うのですよ。K枝氏の「似て非さるもの」とまでは言いませんが…。
まず間違いなく変わっているのは、コーン紙の材質、そしてサスペンション(ベークライト)の
厚みですね。これだけで結構キャラクターが変化しています。
端的には、サスペンションが強化されたことに伴い、レプリカの方が耐入力が上がっていること。
その結果かどうか、オリジナルは中高域寄りの中でも中域が充実しているのに対し、レプリカは
中域は薄く、代わりにワイドレンジ化されていると。なので知人等の曰くは「使用するアンプも、
シングルでもオリジナルなら2A3、レプリカなら300Bがそれぞれ適性になる」と。兄弟ではなく
二卵性双生児みたいですね。実際、付け替えて、「ここまで変化するか」と呆れましたから。
これらの特徴を活かすとなると、どうしても先ずは、使用者としてどちらの音を採用するか?という
ところから始まります。ここから、オリジナルになるのか、レプリカの方が有利かが分かれることに
なるのでしょう。最後は「好き好き」となるのでしょうね。
それにしても諸要素にシビアなユニットです。RW-2さんのサジェストをいただいたので、試しに
マランツ7からQUADⅡにダイレクトに繋ぎ、これを80に繋いでみたら…!
それまでは音に“紙っぽさ”が少々混じっていたのが、「らしい音」になってきました。ある種豹変。
ただシビアな音です。もうすこし丸みとコク、妖艶さが欲しい。
でも、どうやら箱をいじる前にアンプで悩む余地はあることが判明した次第。2A3のシングルの
メーカー品がないかなあ…。(自作無理ですし…部屋中マックロコゲにはしたくないので。(大汗))
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ゴルフ13さんや、仙人さんの
システムは、マニアックで気になりますね。
色々実際にやられているだけあって、一度きいてみたいですね。
視聴会をチェックして置きます。
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80のドライブに、上にもちょろっと書いてますが、試しにQUADⅡを22を介さずにダイレクトで
使い、プリに上杉U-BROS1とMarantz7を交互に使ってみました。
U-BROS1は使用ケーブルにもよりますが、ややふくよかでスケール感豊か。ただ80にしては音が
健全(?)。対して7は、音はかなりキツくなりますが、やや妖しげな要素が頭をもたげてきます。
でも、両方とももう少し足りないというか…。(QUAD22が遊んでいるのが、何とも勿体無いと
いうケチ根性もありますが。(汗))
やはりQUADはⅢLZに回ってもらって、300Bあたりで(メーカー品もあるから)、やや細身ながら、
中高域がとことん伸びていて美しいタイプのアンプはないかいな?なんて思ったりする現状…。
そろそろ人生誤まる入り口まできたようです。(大汗)
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皆さんこんばんは。
☆薬漬けさん☆
こんばんは。
「中高域がとことん伸びていて・・・」
もしや、'90年前後のヤマハやケンウッドのプリメインで鳴ったりして!?
アンプで中高域が、と聞いてまずイメージするのはやっぱりこれでしょう(笑)。
でも、プリメインでもせめて30諭吉クラス以上のでないと、
やはり銘機80にはつりあわないような。サンスイα07の新し目のやつとか・・・
それならアキュフェーズで良くね?という話かもしれませんが。
300Bシングルなら、REIMYOのPAT-777
( www.combak.co.jp/REIMYO/PAT-777.html )なんていかが?
無帰還シングルで純A級。電圧増幅管は310A(328A)、
整流回路にオイルコン、高圧整流に5R4WGをおごった、という代物。
ただ、お値段が160諭吉ほどするらしい、というのがネック。
これだとやっぱり誤りそうですねぇ、人生(笑)。
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くろねきさん、こんばんは。
早速の情報提供、ありがとうございます。サイト拝見させていただきました。
意外でした。エナコムも扱っている会社だったんですね。何ともなつかしや。(笑)
で、くだんのアンプ、見た目も凄い存在感ですね。感じとしても精悍さが際立っているというか。
面白いのは、やはり今の時代のアンプですね。スビーカーの対応インピーダンスが、2・4・8Ωと
いう(16Ωがない)のは、やはり今流のユニットないしシステムを念頭に置いているというか…。
しかし一番ビビったのが、価格表を見つけられなかったこと…(汗)。キタの寿司屋に入ったような
気分…(時価のアンプがあるんかと?!サテ?) で、実際は諭吉さんが160人?!
もう、人生誤るでなくて終わりです(大汗)。エライことになってきましたね…。ドウシタモノカ。
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☆薬漬けさん☆
確かに、価格出てませんね。
10年ほど前のものですが、手元のAA誌には160万円と出てるんですけどね。
しかもこれ、ハンダを使わず圧着加工で組んであるようです。
インピーダンスは2Ωより6Ωを出したほうが迷いが無かったはず、と
妖怪博士・・・じゃなかった藤岡誠さんが書いておられます
(さっき「ドロロンえん魔くん」のアニメ最終回が終わったばっかり・笑)。
音質はハムがよく抑えられていて奥行きがあり、ソノリティが豊潤で、
低域重心が十分低く、個性を排した理性的整音なんだとか。
ちなみに「REIMYO」なるブランド名、「霊妙」から来てるんだそうです。
妖しげな音で鳴らすなら、もしかしてこれがベストチョイス?
こりゃあホントにエライことになってきたかも?
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こう言う数の出ないものは、価格は受注生産と考えるべきですね。
このようなクラスになると自作派は部品代をおおよそ計算出来る訳です。
現在はPSEの電気用品取り締まりなどがあり検査料金でもう少し高額になって
いるかも知れませんね。
圧着と言っても賛否両論があると思いますよ。
詳細書いていないのでこの機種問う訳ではなく一般論ですが、半田メッキされた
部品の足を圧着すると銅と半田メッキ層そして圧着となる訳ですね。
評論家のハムが良く抑えられていては、ちょっと問題ありかな
ハムが気になるようではアンプ失格
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>>633
同感です。回路如何にかかわらずハムは皆無が鉄則です。特に高額商品では
尚更でしょう。
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皆さんこんばんは。
>>633 ☆たそがれさん☆
>>634 ☆前期高齢者さん☆
8Ωで7W/chという出力ながら、高能率スピーカーと組み合わせても
問題ないほどハムノイズが高度に抑えられている、とのことです。
前出のAA誌記事で藤岡さんは「繰り返すが、ハムノイズがないのがいい。
例えばハム音がわずかでもあれば、いかにハイクオリティでも失格。」
とも書いておられます。
どうも当時の「真空管アンプの静かなブームの中で」、一部にあった
「平気でハムノイズを出したままのとんでもない製品」の存在を
気にされていたらしく、それでそこを強調されたようです。
そういえば高価な製品の中には、何だか怪しげな製品が無くもありませんが、
これはそういうものでは決してありませんよ、
ということを強調されたのだろうと思います。
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>>635
なるほど価格相当の逸品ということなのですね。ぜひダミーロードを負荷して
5mV/CMのオシロ写真を拝見したいものです。
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オーディオマニアならハムなんて論外、私は大嫌いです。
ハムとの戦いで40年です。
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>>回路如何にかかわらずハムは皆無が鉄則
小生は3極管シングルアンプを無帰還で使っております。TR式のリップルフィルターを
入れると音が死にますので入れておりません。となるとどうしてもハムが厄介となります。
友人はウーファーに耳をくっつけて「ハムが出ている」などとホザきますが、視聴位置では
まったく聴こえませんから問題としておりません。真空管アンプはハム以外にもシャーーー
とかシーーーというようなバルブノイズを完全に淘汰することは困難です。しかしそれでも
球アンプは石アンプ以上に感情の心底まで音楽を沁み渡らせる何かがあると思っています。
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>>638 球は石以上に感情の心底から‥‥
耳、痛し!
近頃、猫も杓子も球かよ?てな感じで、へそ曲がりな私としては16Ωの古レンヂでも石で駆動しておりますが‥‥もう少し音のいいアンプがあれば奢ってやりたいなぁ。(締まりゃイイてもんでもないし)
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>>638 球は石以上に感情の心底から‥‥
低域の位相特性に起因する響きはあるものの全体として心に沁みるように響く
秘密はどこにあるのでしょうね?
今やモニスピの過半は石アンプ組込みのシステムになってしまいました。
それらの音は言わば正確だが無機的!つまり駄目な音の球アンプのほうが
ヒトの感性にフィットするのか????
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>>640 内臓アンプがたいしたことないのでしょう。
アンプが替えられないというのは、ツライですね。
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ジークフリートさん、こんばんは。
そりゃまあ、たとえ石でも上等なアンプは巨大ですからね。そんなものマルチ
でスピーカーに組込みなんぞできないでしょう。
毎年インタナショナル・オーディオ・ショウでアキュがやっていることが究極
の選択なのかもしれませんね。カネがいくらあっても足りない。エライコッチャ!
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>>642 前期高齢者さん、こんばんは。
70年代以降のスピーカーがそんなアンプを要求するようになってしまったということなんでしょうね。
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昔はツィターに巨大アンプは不要と言っていたのに、今は巨大なものが必要?
それがエライコッチャ!
>>630
ついでに歪率が相当良くなければSNは良くないのにCD並みのSNもエライコッチャ!
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こんばんは。
拙宅もハム音には往々にして悩まされます。アナログ系統が輻輳してるので仕方がないのですが、
まあ後は慣れですね。ハム対策でへばってしまうよりは、まず音楽、音楽。
いじっている間に、何時しか改善されればよしと。(ハムは経験上、“系統だって処理できる性質の
ものでない”という性格があるように思えますね。)
そんな拙宅でもハムに縁がないのはレビンソン系ですが、思えば70年代、レビンソンの登場から
SNが日本でも大きな課題となってきた感じですね。少なくともそこはレビンソンに追いつけと。
で、日本の技術力はそれをやり遂げちゃったと。と、今度はスピーカー開発側が喜んだでしょうね。
大出力でSNのいいアンプが供給されるとなると、ユニット側も低能率を気にせずに高性能を追求
できるという具合に。
後は両者のいたちごっこ…スピーカーが「そんなアンプ」を要求し、アンプも「そんなスピーカー」を
良しとした(高能率では大出力の出番もないでしょうから)。なんとなく両方の要素があるような
気がしてなりません。
問題は、「大出力」「低能率で高性能」が普通になってしまった設計界の常識にありはしないかと…。
もっと言うなら、「接続される相手の機器」に対するイメージが欠如しているような製品の跋扈…。
あ、単なる私感です。(汗)
ちなみに、拙宅では石アンプでもレビンソンやShelterが間に入っていますが、球の面々に伍して、
いい味を出しています。
結局はデバイスが球か石かよりも、設計者の音楽感性と、それがどれだけ製品に反映されているか、
それ次第ではないのかなーと思いますが…。これも私感ですみません。(大汗)
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ハム雑音は、電源部を別にすると簡単に減少できます。
レビンソンは、別電源でありませんでしたか?
球、単体より、出力トランスの個性が大きく音に影響するのですが、どうしても
簡単に交換できる球にばかり目が向くようです。
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>>646
たそがれさん、こんにちは。
仰せの通り、レビンソンは別電源です。ただ、それでハムが消えてるかと言うと、
ちとこれが難しい状態でして…(汗)
フオノ系を比較的シンプルにつないでいるML1Lは、ハムは皆無に等しいですが、
やや錯綜した中に入れたLNP2Lは、ちょいとハムってますね。系統だって配線を
整理していくと治るケースもありますが、MCトランスとかが拾っているとなると、
ちと厄介かも知れませんね。
さらに厄介なのは“私にとっては”理由もなく消えたり発生したりすること…。
本当に、電気由来の雑音は厄介です。(汗)
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薬漬けさんこんにちは
フォノは元々起電力が小さいカートリッジですから難しい部分ですね。
0.3mV程度ですから-70dB位な訳ですからノイズ(ハム)と同等程度
だったら気になるくらいな訳ですね。
配線の引き回しも難しい部分です。電源線と離したり試行錯誤が必要です。
デジタル世代からすると、ノイズの影響を受けにくい光接続やアナログでも
信号レベルの高いCDだと簡単なのですが、それでもノイズと戦って、それに
勝る聴感上の音質の優位さは、古い世代には魅力のあるものです。
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フォノカートリッジは不平衡なのでハムノイズを減らすのは大変ですね。
フォノイコライザーのアースラインの取り方で出たり出なくなったりします。
録音時に50−60mもマイクコードを引っ張りますが、
不平衡でもまずノイズは拾いません。
天吊りの場合は100m以上になる場合もありますが、これは平衡出力なので
ノイズは拾いにくいです。(ホールによってはバズが出る場合もありますが)
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ハムや雑音に関してアンプ造りで面白いことがあります。ステレオ機械造りの
方々はたいがい集合アース(1点アースが基本)です。ところが高周波の方々
(無線機やラジオの方)にステレオアンプを作らせるとその都度直近にアースを
どんどん落していくベタアース?(ニアバイアース)で造ってしまうんですね。
ステレオ屋さんは、やれシャシー電位だとかループ電流だとか言うのですけど、
じゃ、無線機屋さんが造ったアンプのハムや雑音が酷いかというとそうでもない。
逆に1点アースでも酷いモノもあります。結局やってみなけりゃ判らないという
ことがままあるわけですね。一般解があるようで無い。面白いものです。
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↑
アースに王道はない、というのが○枝先生の名言です。
正に試行錯誤ですが個人的には母線方式は好きじゃないです。
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MTさん
バズ音は気になりますね。
時々市販の音楽CDにも入っている位ですね。
バランス/アンバラはこう言う違いなのですが、音が不平衡が良いなどの意見が
で出すと収拾がつかなくなりますね。
RW-2さん
アースの使い分け、これが難しいと言うか、カンに頼る部分がありますね。
特に微少信号を扱うMCイコライザーやヘッドアンプになるとベタアースと
1点アースを上手く使い分け、飛び込みノイズ対策でシールド構造にするなど
高周波のセオリーも生きて来る訳です。
RW-2さんは別スレでFBなんて言っていることから高周波のハム屋さんですね。
アース(シャーシー)と言うのは面白いものでオシロをアースとアースに当てて
電位差があるとノイズが見えたりします。
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○杉アンプは母線式なんですよね。小生もイマイチ・・・(略)
高周波屋さんの製作見てると、60WのハンダごてでCRの足を鉄シャーシーに
がんがん落していくんですよ〜。怖ろしくて見てられません。 もっとも
1/2Wとか1Wのようなみみっちい抵抗器などは使いません。2〜3Wの足の太い
金皮や酸金。酸金なんてステレオ屋さんは電源以外使わないでしょ。しかし
出てくる音がまたイイんですよ。 スレ違いの脱線ばかりですみません。
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フォノイコライザーのアースは難しいですね。
MMの場合は比較的に出力インピーダンスが高いので、ハムは出難いですが、
MCの場合出力インピーダンスが低いのでアースループが出来やすくハムが出易いです。
これだけは機器により電源アースも含めて良い処を探さないと。
マランツ7もMCでトランスを使用するとハムが出易いです。
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損失の大きい抵抗は温度係数が小さいので音の伸びが違いますね。
あとはL成分がどのくらいかです。
鉄シャーシの場合、トランスのリケージが回るので小信号の部分の設計が大変です。
当方の自作アンプはアルミシャーシを作ってもらってます。
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皆さんのご高見を拝見していると、やはりハムの“根治治療”は難しそうですね。(大汗)
ここはおとなしく「ウナギの養殖場」の整理にかかります。(涙)
(ちなみに、80からは案外ハムは聴こえないんですよね。相性?!)
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皆さんこんばんは。
以前もどこかで書きましたが、基板のアースパターンに沿って、
電気用軟銅線を這わせるだけという泥臭い対策を複数の機材でやってみました。
以前ジャンクを買ったビクターのカセットデッキは、
録音待機時に聞こえる残留ノイズみたいなものが出なくなりました。
ハムらしい音が出ていたスタックスのヘッドフォンアンプはノイズがすっきり。
でも時間経過でバランスがずれてくる現象が(笑)。
ウォームアップしてからバランスを調整しないと使えません。
高級機だと二重ボリュームになってるのはもしかしてこういうことか?
これらの場合は、やはりアース部のインピーダンスが下がった、
ということなんだと思います。
一方、効果の無かったのは古いステレオアンプ一台。
かすかに聞こえる「むぁ〜ん」という音が取れません。
というかこのアンプ、プリ部とパワー部の基板が一体で、
プリ部のパターンが通っているすぐ脇に整流回路とでっかいダイオードがあり、
電源トランスからの給電線が落ちてるのがすんごく気になります(笑)。
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薬漬けさん
80ってアキショム80ですか?
それは低域特性があまり良くないのかも知れませんね。
基本的に日本の製品は優秀ですからハムが出るようでは、前にも書きましたが
失格です。接続で出るのは色々ありますが、使い手によるものも少なくありません。
古くなって出るのは故障です。
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>>658
たそがれさん、こんばんは。
確かに80はAXIOM80です。
で、皮肉に、ここ(80)からだけはあまりハムは出てこないと(苦笑)。
どちらかというとミンスターか4333からの方が耳につきますが、これは線の引き回しの
関係かも知れませんね。
(大体が極悪非道?の無茶苦茶な配線をしてますから…まあ設置者の責任です。(汗))
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>>653
>○杉アンプは母線式
球アンプとしては台数の多いメーカーでしたから生産効率や歩留まりを
考えてのことかもしれませんね。
その点はアマチュアが有利で軽業的(?)配線もありかと。
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○杉は、見事なラグ配線が記憶にあるのですが・・・・
母線式で困るのが可動部分、(ソケット、端子など)に半田して母線を
作っているものは経年で、半田が抜けて故障やノイズの原因に!
アマチュアの特権、軽業=サーカス配線
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>>母線式で困るのが・・・経年で、半田が抜けて・・・
アルミシャーシーだとヨジれますからラグや端子から母線が抜けやすい。
母線をキンキンに緊張させて張るのは見栄えが良いのですけど不良が出やすい
ですね。伊藤式(WE式)枝垂れ柳配線のほうが長持ち、かつ補修しやすいです。
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2mm厚アルミシャーシでもフラットアンプ基板の4本のネジでシャーシと接続します。
そうすればまずノイズは100μV位になりますよ。
フォノイコライザーは入力端子でシャーシに接続しますね。
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>伊藤式(WE式)枝垂れ柳配線のほうが・・・・
業務用機器のお手本のようなアンプですからね。徹底した結束も昔の電話
交換機の裏側に似ています。長期に亘る安定した性能を保証できた最高の
アンプでしょう。その音も含めて我々アマチュアも多いに参考にすべきだ
と思います。
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ハムの混入では、加藤訓子の音源を大切に聴かせる様な音楽には
すごく気になると思います。
ある意味、ハムが入るとそれが雑音なのかの判断が個人によって
違ってきますから。シンプルな音源ほど雑音は無いのが良いとおもいます。
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ノイズ対策で一番難しいのはアナログテープデッキでしょうね。
録音再生アンプ、バイアスアンプ、メカニズムアンプが一体になっています。
特にバイアスアンプやメカニズムサーボアンプは発振器を扱うので
録音再生アンプの設計は大変です。
(ルボックスやテクニクスはアルミダイカストシャーシですね)
当方も自作した事がありますが、高周波機器のようなベタアースがベストでした。
アナログプリアンプの場合は高周波信号を扱わないので、ベタアースでなくても良いでしょう。
AVアンプはデジタル信号を扱うので多層基板のベタアースで
バイパスコンデンサーの位置と漏れ信号に注意しなければなりません。
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拙宅のハムの発信源は、どうもステップアップトランスで接合されているアースラインの
不具合のようでした。そこをいじることで、かなり改善しました。
(何日持つか判りませんが…。(汗))
それにしても、一つひとつファクターを調べていくのは、推理小説よりタチガ悪いかも?!
あと細かくは、昇圧比のミスマッチも多少ありましたね。オルトフォンCG25Dが、普通の
SPUと昇圧比が異なり、通常のトランスを持ってくると帯に短し襷に流しになってしまいます。
どうしてもボリューム位置が不自然になり、楽音信号の大きさ以上にノイズを際立たせるような
感じになってしまいます。
こういう時はJSの各番のトランスの控えがいてくれると助かるのですが…。そんな軍資金も
暑さと共にどこへやら。(涙)
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>>マランツ7もMCでトランスを使用するとハムが出易い
トランスのGNDにプローブ付けてシャーシーのあちこちアタるのが宜しいようで。
#7はあっちこっちにアースを落してますのでクロストークも含めて気難しいです。
>>バイパスコンデンサーの位置
高域インピーダンスの確保は各段、各基板にてコンデンサーを最短でアースに
落すのが良いのですが各社けっこうテキトーです。解かってるメーカーはちゃんと
そのようにしてますね。これ見よがしに高級フィルムコンをブロックコンにパラっ
てるのもよく見かけますが、たいした効力はないので@30円のセラコンで宜し。
-
ハムの話題が続いたので、夕食はハムサラダ。(スレ違いであると?!失礼をば。)
で、そのハムにあまり縁の無かった(有難や)AXIOM80をドライブする候補アンプを借りて
きました。シングルも時にはメーカー品があるものですねえ。それもWEの息がかかっていて、
ちょっと因縁ありげな…。(汗)
IPCのAM−1054という、元はスピーカー内臓用のアンプをステレオにジョイントしたものの
ようです。大きさが何とも可愛らしい。あのQUADⅡが大きく見えますから。なお駆動球は6L6、
代替球でKT66、そしてあのWE350B!(ただ店主殿曰くは「英国の薫りを漂わせる80であれば、
350Bはちょっと無粋かな」と。そこでアンプは米国なれど、出力球は英国勢でと、6L6はSTC
(CV1947)、KT66はGECで挑戦。(前段はRCAとMullardを交互に使い分けました。)
で、前段RCA、出力球STCの組み合わせが、今日のところは良かったかな、と。
ベーム=VPOのブルックナー「ロマンティック」(上記の名人のお店で何時も80でかけてもらって
いた思い出の曲)が、ややシャープながら、透明感が透明すぎる。(そういう表現が合う音です。)
ウィーン・コンツェルトハウスQの「アイネクライネ」は、ヴァイオリンが結構シャープな感じで、
ある意味、「別次元」でリアル。これに少し艶がのってくれれば、これはこれでいいかな…という
鳴り方でした。
しばし(店主殿が我慢してくれてる間?)試行錯誤は続きそうです。
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>>669
薬漬けさん、おはようございます。
文面から清涼な音が聞こえてくるようです。
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>>ややシャープながら、透明感が透明すぎる・・・これに少し艶がのってくれれば
AXIOM80は中高域にエネルギーが凝縮したようなバランスで、低域の歪も少ないので
おそろしく明瞭度が高くクリアーな音でしょ。むしろレコード再生よりも今のデジタル
再生(CD/SA-CD/DVD-AUDIO)に一層の威力を発揮すると思いますよ。なまじ情緒を求める
よりも割り切って鮮明さを徹底するようなシステムを構築させるのもひとつの手法かも。
-
>>670
前期高齢者さん、おはようございます。
有難うございます。まあとりあえず、どよ〜んとした音にはならずで、何とか助かりました。
あと、これに魔性的…ダークサイド?の響きが乗ってくれれば…。ちなみに「悪魔的」では
ないんですよね。この辺が難しいですが。(おまけに「記憶は常に美化される」で、果たして
魔性的な音が往年の自分のイメージ通りなのか?いささか心許ないです…(汗))
おまけにこのユニットは、矛盾した音を出したくなるんですよね。「高域がピンと張り詰めて、
かつ角にコンパウンドをかけたような滑らかな丸みのある音」「どこまでも見渡せるような
清澄さで、かつ、娘が女に変性していく時のような、むせるような濃密な味わい(汗)」etc.
「何をワケの分からんことをヌカシおるか」とユニットにぼやかれそうですが。(苦笑)
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>>671
RW-2さん、おはようございます。
確かに。仰せの通りの音の出方ですね。(プリに7を使った御利益?もあったでしょうが。)
しかし…人間とは欲どしいものでして、なかなか割りきれずに、ついつい二兎を追いたく
なるのですね。そしてしまいにズッコケると。(汗)
(一つの方法として、お店のご推奨は「出力球をCV1947とKT66、そして前段もRCAとMullardを
常備して、曲想に応じて使い分ける」てな意見もありますが(汗)。そのうち曲に合わせて
シルバニアやWEとかも増えてきて訳がワカラナクなったり。(大汗))
ともあれ、一方でウエストミンスターがある訳なので、差別化は必然的に図っていかねば
なりませんから、ご教示肝に命じまするでございます。
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RW−2さんの御神託により?クリアネス重視でチューニングしてみることにしました。
でも不思議なもので、そうしてみると、案外音に色気が出てくるもので。(苦笑)
KT66のスケール感と全帯域の充実感も捨てがたいのですが、STC:CV1947の、これも
何とも言えないシャープで上品なクリアネスの前に悩みに悩んでいます。
(結局は両方使うでしょうが。)
ケーブルもトーレンスからオルトフォン6.7Nへ。(あ、この話題禁句でしたか。)
後は前段球の選択と、スピーカーセッティングの詰め…。梅雨時、腰に悪い…。(涙)
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>>クリアネス重視でチューニング・・・案外音に色気が出てくる
小生はヤマハのNS-690ⅢのNWをフィルムコン仕様に再構築、天板に大理石。
アンプにソニーのTA-2000F&TA-3120F(双方ともにケミコン交換、超高速
コンデンサー投入)で鳴らしております。元来それぞれみな高解像度機種
ですが徹底的に度合いを増していったわけです。
驚きますよ。直熱3極送信管シングルで鳴らした音とそっくりになった。
それでいてパワーは100W。松脂は飛び散り、ハーモニックス奏法の微妙な
トーンが宇宙最果てのダークサイドまで到達。琴線揺さぶられ涙また涙(略)
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>>675 最果ての終着駅で、琴線〜ウルウル。
う〜む。演歌の世界やねぇ〜。
クリアネス‥‥制動が効くアンプを使えば古レンヂの紙臭さもちょっと抑えられる(従って透明感?)ようですが‥‥古レンヂだけに、紙臭さを抑えてしまうと、古レンヂの有り難みが減退かも?
紙臭さに「味わい」を感じるヘンタイ?こそが、我々古レンヂマニアだぁ〜!なんちゃって。
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うーん、非常に分かる一方で、RW−2さんのシステムのリアルネスと、拙宅の80の
クリアネスとは、少〜しキャラクターが違うかも知れませんね。
となりの芝生を羨む一方で、自宅の彼女にニャッとしたり。(注:山の神にあらず)
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>>676
最果ての終着駅
涼しい気分です。終着駅は寒いと思い込む世代なのです。
演歌だと社亜紀/愛の終着駅、歌謡曲だと奥○チヨ/終着駅、JAZZだとケニー土竜/
パリ終着駅
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♪ 落葉の舞い散る停車場は〜 悲しい女の吹きだまり だから〜
イイっすね〜。あと、渚ゆ○子のベンチャーズ路線!
小生はパルジ様ほどヘンタイではありませんが、阿○泰子のララバイ・オブ・
バードランドとかも好きです(略)
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沁みるねぇ〜。
と言うか‥‥我が家の古レンヂD130は、邪道の2ウェイですから、紙臭いと言うよりも、冴え冴えと寒色系。
ヘンタイにも波がある!とか。
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京都○○○三部作みたいなですね。残念なことにヒットしても作曲家が
ベンチャーズで賞を取れなかった狭き日本の時代でもあります。
>>阿○泰子のララバイ・オブ・バードランド
編隊には真○邑○イでしょう?
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>>676
>紙臭さに「味わい」を感じるヘンタイ
は自作派に多いのでは?
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散々オイタをしてきた方々はシンプルな方へ収斂していくのでしょうか
釣りでは、鮒に始まり鮒に終わるといいますが
オーディオでは、ロク半に始まりロク半に終わるとか?
ステレオ誌付録のユニットで融通無碍の境地を会得できるのか・・・。
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>シンプルな方へ
修練はしないかもしれませんが浮気はしたくなるかもしれませんね。
海外出張で毎日コテコテ料理食べてると「アアざる蕎麦食いたいなあ」
みたいなことはあるでしょう。小生もそろそろ?
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>>684
前期高齢者さん、80いかがですかぁ〜。(悪の囁き)
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↑
ムム、悪い誘惑! 西部の敵をイングランドでとられたか?
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80は自作派のテスト用にもってこいではないかと思います。
球やRやCの違い(ひょっとして電線も?)に鋭く反応しま…
…かもね
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>>ムム、悪い誘惑! 西部の敵をイングランドでとられたか?
でしょう。(笑) でも西部の敵ではないのですよ。今テストしているアンプがWE直系のIPC
ですから(苦笑)。ただ出力球はSTC・CV1947で英国勢。前段の6SL7が明晰なRCAになるか、
豊潤なMullardになるか、ハテ…。あ、その前の5Y3も問題でした。(汗)
SAT−INさん、十分に鋭すぎて往生しております。全てに。(大汗)
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感度良すぎて往生ですか…
なにしろ稀代の名器"ですから身請けした以上、気長に面倒見てやって下さいまし^^;;
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SAT-INさん、おはようございます。
そうなんですよね。「近所で一番有名ないたずらっ子にしてガキ大将」を預かる園長先生の
気分です…。(ドンナ気分ヂャ)
今はかなりマランツ7のキャラが出ているようにも思うのですが、音の切れ込み方がどうも
7的でないところもあり、またケーブル一つにも好き嫌いが出てミスマッチやら何やら、
まあ…振り回されてます。(大汗)
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別スレで書きましたが、80の専属プリにしていたマランツ7が入院するハメになったため、
しょうがなくケーブルの届く範囲の?LNP-2Lに繋いでみたら、一瞬「お、これも悪くない…」
…と思ったのですが(実際、なかなか濃密な表現で、悪くないのですが)、繋ぎ替えてみて、
やはり7の、あの峻厳な透明感と80の透明感とのコラボに我ながら結構惹かれていたんだな、
と改めて思います。
一歩前進、一歩後退。なかなか望むサウンドまでの道のりは険しいです。(涙)
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80がらみで振り回されたので、今日はご近所のお店で耳のソージ。
まあこういう時にはえてして“対極”が鳴っているもので、アルテックのヴァレンシアと、
「あの」WE755。濃いですね〜。
ジャズがお好きな方なら、ブランデーの水割り片手にゆったりと聴くも一興、という風情。
対決姿勢で聴く感じとは違いますね。それでいて、どことなく聴き流すのが惜しいような
音色。やはり人を惑わす銘機です。
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>>ジャズがお好きな方なら、ブランデーの水割り片手にゆったりと・・・
ジャズにブランデーはイマイチかと。アル中や薬中の音楽ですから安い
バーボンかせいぜいテネシーウイスキーあたりが気分が出ます(略)
白人主体の上品なスイングでしたならばブランデーもアリですかね。
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>>693
RW-2さん、こんにちは。
失礼をつかまつりました。やはりジャズ初心者未満は、この辺が解ってませんで…(汗)。
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755は、あっけらかんとした音ですから、ニューヨーク中心の黒人のジャズよりも、映画産業に多大な影響を受けた白人主体のウェストコーストジャズが似合うかもしれませんね。
755は、所有するスピーカーではなく、たまによそで聴くものと割り切っていますけど‥‥最近聴ける機会が減ってしまいました。
ま、それにしても‥‥755Aやアキショム80のお値段を考えると‥‥立派なシステムが買えそうですね〜。
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>> 755は、所有するスピーカーではなく、たまによそで聴くもの
よく分かります、その感じ。
お店で、755でかかっている音楽を機嫌よく聴かせてもらっている分には、すごく
ご機嫌なんですね。
ただ、ハタと「これ家で何か聴こうとしたら、何をかけるんだろう…」と考えてみると、
案外イメージが難しいんです。
「扱う側」が何となくスピーカーに値踏みされているような気分というか…(汗)
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>>693
>バーボンかせいぜいテネシーウイスキーあたりが・・・・・
シャンパンに合ったシステム、メドックにあったシステム、シングルモルトに
合ったシステム、なんてたくさん所有できたらいいですね!
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シャンパン、メドック(ワイン)庶民に合わないオデオになりそうな?
スパークリング白ワインにオーメドックで庶民的かも
大吟醸、吟醸と言ったネーミングだとガレージメーカーのアンプのイメージ
酒の種類で機器より聴く音楽が変わりそうな予感。
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>>698 たそがれさん
取って置きの庶民ドリンクをご紹介。アペロール。ベネチア庶民が好きな赤い
食前酒。で、システムは? はてさて困りました。
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ジャズと珈琲の取り合わせは上手くて香り高いものより煮出したようなのが
合う気がします。
昔の穴蔵喫茶の刷り込みでしょうね。
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前期高齢者さん
食前酒(アペリティフ)としゃれた言葉を使ってみますが日本で言う梅酒の
ようなもの、聴きはじめに使うと言うことで入門機的システムではいかがでしょう。
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たそがれさん
ウ〜ん、ご先祖帰りで P-610 を平板バッフルにとりつけ 6BQ5 シングルで
密かに鳴らす、なんてのはどうでしょう。
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そうですね。
昔の少年は6BQ5(6BR5)にP-610(またはTVジャンクスピーカー)で立派に
誇らしげに鳴らしていたもの。
今では国産球が未使用で出てきたら高級品扱いかも知れません
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6BQ5ならけっこう高級であって、国産機安物は6AR5が多用されてましたね。
米国ラジオはみみっちくとも6V6GTの7ピン版と言える6AQ5なのですが、
なぜか国産機は6K6(42類似)の7ピン版6AR5を重用しておりました。あの
薄っぺらでカサカサしたコーンの6半SPにペン音シングルの音は郷愁を誘います。
フェンダーチャンプ覗くとRCAあたりの6V6GTが逆さまに挿入されておって格好
宜しいのですが、テスコなど覗くと6AR5が申し訳なさそうに佇んでおりました。
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皆さん、おはようございます。
昔に比べたら我々のシステムも随分贅沢になりました。
現代のデジタル音源をペントード・シングルでロクハンを駆動したらどんな音
がするのでしょうね。案外新鮮な響きだったりして!?
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>>ペントード・シングルでロクハンを・・・案外新鮮な響きだったりして
初段12AT7で左右に振った6BQ5シングルでシーメンスSP毎日聴いております。
パワーは4W。ワーグナーもまったく素晴らしい。大音量でも破綻しません。
音の噴き上がり、レスポンス、聴かせどころ、これでなければ得もできない
アウトバーンにおけるポルシェ疾走的なスリリングなが堪能できます。
電蓄時代は2A3は良し。42はペン音んなてあたりまえの風評でしたが、それは
トランスをSPユニットが背負っていた時代の話であって、現在はトランスが
良いので42でも6BQ5でも6CA7でも十分音楽鑑賞できるレベルだと思います。
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RW-2さん、おはようございます。
そこなんですよね。物事を観念的に捉えようとする人だと「6半のペン音なん
かまともに鳴るわけがない」ということになります。
乏しい小遣いをやり繰りして苦労してきた自作波にしか理解できない世界かも
しれません。それにしても T7 初段とはシブイ!ペケナナじゃなくて良かった!?
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増幅率が間に合う場合はT7の方が音的に宜しいのです。気のせいかもしれませんが。
T7もマイカを厚くしたりダブルにした軍用の12AT7WAや、産業用高信頼管の6201など
選り取り見取り。小生はTENの計算機用とオレンジ色でプリントされた洒落球なんか
使っております。
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通信測定用(通測用)、通信用、NHKマーク、電電マーク、工マークなどが
ダイヤマークより好きであります。それらは製造年月が入っているので
尚よろしいですね。
ちなみに1962年のNOS球ペケナナ、今差替え、問題なく動作、立派なものです。
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高能率のフルレンジと組み合わせる場合、パワー100〜200W重量級高級アンプよりも
数Wの球アンプの方が良く鳴る。粋に鳴る。面白いものですね。
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>面白いものですね。
オーディオは本当に奥が深いです。立派な装置から奇妙な音が出ていたり。
スピーカーの位置だってほんの少し変えただけで定位がガラッと変ったり
しますし、アンプも歪率さえ低ければ魅力的な音がするかというとそうで
もない。シカケ以外に部屋という大きな要素がからむのでますます???
の世界に! これだからこの趣味を止められません!
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>>NHKマーク、電電マーク、工マーク
工部省マークはシブい! NHKマークはさすが放送局とあってフィリップスや
シーメンスの金足SQ管などが発掘されとります。
あと桜マーク。真っ黒スートに桜マークの6V6GTなんかカッコ宜しいのです。
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工部省と名前が渋すぎますが、国○ものですね。
桜印(蜂蜜ではない)○○隊や海○保○庁ものですね。
民需とは納入価格が雲泥の差があった良き時代。
そう言う印に燃(萌)えるのは古きを知る人だけですね。
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国営企業向け球は民間と違って、イカれたから交換ではなくて交換時間が来たから
交換ですからほとんど稼働してなくとも廃棄のメに遭います。ってなわけで非常に
状態が良い球が多いのですね。有難や。
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