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真空管アンプ 2
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皆さんこんにちは。
新聞に、ある小さな会社にいた技術者の、真空管用絶縁材料の開発秘話が出てました。
その技術者は、フィリップスから輸入していた絶縁材を国産に切り替えたかった?
松下電子工業(当時)から会社が受注した特殊セラミック絶縁材の開発にあたり
フォルステライト材の開発に成功、その後日立製作所からも受注したそうです。
ところが、技術者氏の入社当時は給料遅配で同期がどんどん辞めてゆくような、
銀行管理同然で経営不振の小さな会社ゆえか、
設備や予算の関係で開発が進まずもたもた。
注文主の日立からもせっつかれたらしく、
電鉄会社から前年転入したという当時の技術部長から
「先輩連中にやらせるから、手を引いてくれ」と言われ、
「ああそうですか、やらせていただかなくても結構です。
私はいらんわけですから、辞めさせてください」
と、売り言葉に買い言葉で退職。
その小さな会社とは京都の松風工業、その技術者とは、かの稲盛和夫さん。
松風を辞職した稲盛さんに支援者が出資して設立されたのが
京都セラミック、つまり後の京セラ。
支援者がいた、というのもすごいですが、
その辺を見抜けなかった技術部長氏は失敗でしたね。
結果論ではありますが。
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