したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

真空管アンプ 2

459黄金のアンコール:2011/01/12(水) 11:26:24 HOST:ntszok154138.szok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
1月10日(月)に開催された、横浜市青葉区にある(有)ソフトンでの自作アン
プ試聴会に参加してきました。参加された皆さんがベテランばかりで、出品ア
ンプも力作揃いなので、いつも勉強になります。

私は15KY8A CSPPアンプと、6C45Piラインアンプをエントリーしましたが、他
にもCSPPアンプがエントリーされており、試聴の結果、CSPPアンプに共通する
音質みたいなものを確認しました。CSPPアンプは、回路的にプッシュプルで磁
気合成を必要としませんし、シングルアンプを2段重ねたのと等価とみなせる
もので、普通のプッシュプルアンプとは大きく違います。

小音量で音崩れがないのはまさにシングルアンプ譲りで、音の前後感が出しや
すいのは差動アンプと共通しています。そしてシングルアンプや差動アンプに
ない押し出しのある力感も出せることが最大の長所だと思います。

また、必ずしも出力管に裸特性の良いものを必要とはしません。なぜ、マッキ
ントッシュの管球アンプが、この回路にこだわって設計されていたのかとか、
何十年間も音質的評価が高く人気があるかが、少しわかった気がしました。

ただし、欠点もあります。回路構成上50%のKNFがかかるので、多極管でもダ
ンピングファクターが大きくなるのと引き換えに、高いドライブ電圧が必要に
なります。ドライブ電圧は、出力が大きければ大きいほど必要になるので、大
出力であればあるほど、設計が難しくなります。また、専用の特殊な出力トラ
ンスが必要です。

自作する場合、アマチュアが手がけやすい簡便な2段アンプにしようと思うと、
10W〜15W程度のアンプであっても前段に500Vもの高電圧をかけることになり、
出力段と前段の電源部は別立てにせざるを得ず、複雑化は避けられません。

また、大出力を狙うアンプだと、強力なドライバー管を適切に動作させ、ブー
トストラップなどを使ってドライブ電圧を水増しするようなテクニックも必要
となるなど、自作するには初心者には手にあまります。

ttp://homepage3.nifty.com/softone/offmeet/2011meet.htm




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板