したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

デジタルとアナログ

55ソフィアザール:2007/03/08(木) 21:46:52 ID:???
>52
お尋ねありがとうございます。

2月24日のソフィアザール レコードコンサートでは短期間の借り物の
SD05を私がプリアンプに合わせて改造するわけにもいかず、さりとて
30年を費やして纏めたスピーカーシステムのネットワークを見直すのも
儘ならずで(SD05をお返ししたならば元に戻さなくてはならず)
現状で手元にある4種あまりのプリアンプと組み合わせの中から
現状で回路に手を入れずに済むプリアンプとの組み合わせで無難な組み合わせを
見つけて鳴らしました。
結論から言いますと真空管のメインアンプで受けることを前提にした
プリアンプで、インピーダンスマッチング的には具合が悪いかと予想
はしておりましたがそれでもNFタイプのラインアンプでは生命感溢れる
音楽を聴かせてくれましたが今回のレコードコンサートでは78回転SPレコードを使用しまたことにより
リーフトゥーイーターがホーンスピーカーの様にホワイトノイズを盛大に
出し、(ネットワークの定数を見直すことで抑えることが可能ではありましたが)
敢えてスピーカーも触らずに済む組み合わせを求めました。
高域の気になるノイズの最大の理由は鉄針を使用した磨り減ったSPレコードを使用したことにあります。
本番で採用したプリアンプはプリアンプはSPレコードの針荒れを基準に選んだことで78回転レコードの一番の
売りである演奏者の生命の証明である熱気が抑えられてしまいました。
(後で判った事ですがプリアンプを使用する場合にはパワーアンプにボリュームがある場合はフルボリュームで使用しますので
今回もSD05のボリュームを最大にして使用しましたがフルボリュームはお勧めしませんとのことを
終了後に知らされ後の祭りでした)

現在トライパス4100(100ワット型)を組んでテストの最中です。
このアナログ入力のデジタルアンプでも球プリとの組み合わせで、
私が製作する近代棒熱管PPアンプの存在を危うくする好結果を得ております。

SD05を筆頭にデジタルアンプの音楽再生能力のすばらしさにますます感心しております。

小学生の頃よりの真空管世代としては、クラシックでの器楽の再生には球プリと
直熱三極管無帰還に止留めをさすことには今でも代わりがありません。

球アンプで聴くジャズでは熱い乗りのライブコンサートを連想できます
フルデジタルで聴くジャズではスタジオ録音のライン録りのイメージで聴くことが出来
共にどちらも捨てがたい持ち味です。

ソフィアザールでは2トラ38とデジタル録音機共に採用しておりますが。

原音にアナログ、デジタル録音した同じ空間で再生してどちらが原音に
近いかといいますと、物理的な音のみの比べてはデジタルに軍配が上がります。

しかし、心理的な満足度はオタリ5500型2トラ38にデンオンの局用コンソール
で聴くアナログに愛着があります、仕事としてはランニングコストを考えると
デジタル録音がメインになってしまいます。

デジタルレコーディングではAKAIDR16HDと各社のDATデッキを併用していますが
デジタル録音でも機材の違いやDATテープによる差が顕著にでます。
デジタルのメリットは実用オーディオにはなくてはならないスキルです。
私的にはアナログ録音、古典直熱真空管アンプによるアナログ再生、すなわち
レコードの再生に拘りを持っています、今日では当に道楽の世界でしょう。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板