したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

令和総合スレ

49山岡:2020/05/19(火) 02:49:19
フリースタイル云々の話で、俺はまあまあ好きなほうなんだけど
ちょっと気になってるのが、これ芸術全般に言えることだけど
作品の価値とは何か、みたいなね。
テレビ最近見るんだけど、なんか俳句の添削とかやってんだけど
俺が思う本来って、その言葉の価値が100であるべきやと思うわけで
でも俳句ってのは教科書にも載ってる無季自由律OKにした段階であれなんだと思って。
授業で学んだように、山頭火は元々の俳句の素養があってそのうえであえて、の無季自由律
ってのは分かるんだけど、俺が同じ言葉を書いても俳句と認められんわけやん、それ歪んでへん?って。
フリースタイルも下のほうは韻をしっかり踏んで意味を通して、みたいなのだけど
ダンジョンもそうだけど「アンサー性」に寄りすぎてて、韻を踏める奴があえて踏まずにアンサーに全力傾けてる
ってのはわかる、わかるんだけどその結果全然踏んでなかったりするやん。それってどうなんやろって。
これ言っちゃうとフィギュアで言ったら
「安藤美姫のトリプルアクセルは、この人写真週刊誌に取られたからはいはい回ってるだけ8点」
「真央ちゃんのトリプルアクセルは頑張ってるから10点!」
「キムヨナのトリプルアクセルはホームの平昌だから芸術点上乗せで12点あげちゃう!」
みたいなもんやん。採点競技って結局こういうのが付きまとうからアレやなーって見てて思う。
まあかといって韻踏んだら1点とかも違うしっていう。

50山岡:2020/05/19(火) 02:54:15
要は俺は般若じゃないけど
「俺が般若 どうじゃ こいや ガキが」
みたいなことを掲示板で言ってもこりゃほぼ0点なわけやん
でも般若がイキってるガキに向かってメンチ切りながら言ったらクリティカルなわけやん。
ここに「かっけー」って思う自分と「でもそれありにしたら駄目じゃね」と思う自分もいるって話で。
まあラップに限らず壺とか骨董品とか絵とかいろんなもんに言えちまうんだけど。

51:2020/05/20(水) 18:35:26
価値に関しては経済学部だった時から俺は10年くらい研究してて
結局価値ってのは元々自然界には存在せず対象に対して相対的に評価者が作り出してる概念って定義がもっとも当てはまりが良い
マスクなんか見向きもされなかった商品なのにコロナが流行った途端無茶苦茶需要が増えたわけだが
これは別にマスク自体に変化があったわけじゃなくて評価者の評価が変化しただけっていう
芸術の価値ってのはどう決まるかっていうとベルサイユ宮殿に展示までしたスペルマフィギュア野郎こと村上隆が本で書いてるんだけど
落書きに数億の値段がつくのはサザビーズみたいなオークション文化が欧米にはあって
そこでクソ程金を持て余してる代々の金持ちがハッハッハ、パパの買っちゃった絵はこれこれの作品でこういう意味があるんだほんの数億円だったけどね
みたいな世界があるからで現代美術自体が金持ちに焦点合わせて芸術的文脈がどうので価値を与えてるわけ
だから俳句の本来の価値とかってのは単に元々の出発点がそういう起源ってだけで
価値基準それ自体に絶対性も別になく現代の俳句業界の文脈があのテレビのババアを許容してて
みんながそれに価値を認めるならもう別にそれが現代の俳句の価値なわけ
ラップだったら結局アレをみんな楽しんでるかって言ったらライブ感であって
アンサー性極振りでも押韻採点システムでもまぁその日のオーディエンスを沸かせた方が価値ってとこじゃねえの
オーディエンスなんか飽きっぽいからアングラアングラリアルヒップホップとか延々やってたら
飽きられて業界縮小みたいな苦いトラウマがあるんだしまぁ飽きられないように頑張れ業界人って感じ

52山岡:2020/05/22(金) 04:28:34
マスクのくだりで物凄く納得がいったし
俺自身それでも平均よりは芸術に触れてるほうやけどそこまでピンと来てないというか
スポーツのほうが好きやなーって感じが改めて理解できたというか整理できた感がある。
簡単に言ったらサッカーだったら誰が決めたって1点やん。香川が決めようが本田が決めようが。
たとえそいつが嫌われ者でもなんでもピッチに立って決めたらそいつの1点で野球もそうやん。
後にクスリやったかもしれんけど清原のホームランは1本やしCMに出るのが仕事みたいな大谷のホームランも1本。
そういうほうが良いなーと感じるのは多分俺が社会的に虐げられてるとまでは言わんまでも
贔屓される側されない側で言ったらずっとされない側にいる気がしてるってのがデカいんやろなーと。

中学の頃俺が読書感想文でドラマでやってた「未成年」っていう社会派感のあるドラマのノベライズで出したとき
俺は別に変なイデオロギー的なのがあったわけでも、逆に本読むのがめんどくさくてドラマ見て書いたわけでもなくて
夏休み恒例の父方の実家である新潟へ家族で向かった際に、豪雪地帯のガチド田舎約1週間だから行きに本屋寄るのが恒例で
その時に丁度陳列されてて、あードラマおもろかったけど本でも出てるんやーと思って買って暇なお盆に何度も読んで
おもろかったから丁度ええしこれで感想文書くかー、と思ってペラペラ書いただけで
そもそも出せと言われたから出しただけなんだけど、当時副担任が1年目2年目かなんかの若い女の先生でその人が国語で
結局俺はその読書感想文について何度も呼び出しを食らうことになるわけ。
最初は本読んだのかって話で、まあそうなるわなと思って本持ってきてこれですって渡したりしてたけど
何回も呼び出されるうちに、いやーこれ俺が帰宅部とかやなくて部活やって快活な好青年ならすっと行ったんやろなーとか思いつつ
結局最後は副担任に呼び出されて「私はクラスで1番だと思ったんだけどいろいろ問題があって代表に推薦できなくてごめんなさい」
的なこと言われて、でもその時、そもそも小学生の頃も感想文でどっかまでいったけど盾かなんかくらいだったし
別に金貰えるわけでもないし熱も何も籠ってない推敲なしの書きっぱなしジャーマンやったから
なんか逆に申し訳ねえな感があったというか、多分そこら辺からの贔屓されない側のあれとして
モノはモノで見てくれねえかな感があるというか。

というか書いてて思い出したんだけど、結局その過程で俺は帰宅部員でなくて
1年の時にふらっと顔出しただけのコンピューター部、から転じた科学コンピューター部ということが発覚し
クラスでアタマから不登校で来てなかった子もその科学コンピューター部ってことで
同じ部活やから一回家まで一緒に行ってくれんか、と言われて引きこもった彼の家に先生と行った覚えがある
「別に学校来いとか言わなくていいから」って言われてたから親御さんからお菓子頂いて
俺は廊下で座布団に座りながら「なんか同じ部らしいから来ました」的なことをドアに向かって話して
でしばらくしたらその子が保健室登校かなんかで来るようになって、俺は言った手前担任から行け言われて
そのほぼ初見のコンピューター部に何回か行かされたのを今思い出したし
なんならそのとき部室で試験やるからとかなんとかで情報処理3級かなんか一番下の資格取ったのも思い出した。
何の役にも立ってねえし高校受験以来履歴書にも書いてないと思うわ覚えてなかったし。
っていうのはともあれそれから幾十年がたった今、世間的にはド引きこもりとなった私
これがほんとのミイラ取りがミイラになる、って話。おあとがよろしいようで。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板