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ショートショートの場末の路地裏

384まる:2004/11/21(日) 12:07
 河出書房新社から、山口瞳先生の最新随筆集「わたしの読書作法」が出ました。
 注目すべきは、寿屋(サントリー)社員時代に、広報誌「洋酒天国」に多くのショート
ショートを掲載してきた、いわばショートショートの専門家である先生による、「ショー
トショート論」が掲載されていることです。
 それによりますと、先生は、以前、「週刊新潮」に連載していた「男性自身シリーズ」
を、原稿用紙8枚の小説として、ショートショートとして執筆していた様子が伺えます。
 誰でもぶち当たる、
「ショートショートに落ちは必要か」
「本筋に関係のない無駄な描写の是非」
 についても、ずいぶん悩んだそうです。
 悩んだ末に書かれたのが、直木賞受賞作となった作品集「江分利満氏の優雅な生活」
で、36編のショートショートから構成されています。
 私は一応、新潮文庫の「男性自身シリーズ」は揃えているものの、欠番もあるので、早
く埋めたいと思っています。
 今、ショートショート集「草野球必勝法」(文春文庫)を再読しています。


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