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AIKa過激派

4超初心者:2003/07/06(日) 21:45
藍華は白デルモの正面に据えたビデオカメラを指差し、言い放つ。「あなたたちの最高幹部に
向かって言いなさい、今後私たちに一切関わらないようにって。さもないとあなたは
いつまでも解放されないって」ここで素直に応じればニナ・エスコも更なる災厄を抱え込まず
に済んだのだろう、実際のところあの後の司令は部下全員に対し藍華に関わることを禁じ、
全ての作戦を終了させていたのだから。だが、今までずっと気を失っていた彼女は不幸な
ことに、その経緯を知らない。ここまでの司令や副官のハーゲンへの忠誠を思えば、藍華への
作戦をここで断念するなど到底考えられないものだった。ふと口をついて出る言葉は彼女の
判断としては当然の、そしてこの場の展開としては余りに不用意な一言といっていいだろう。
「そんなこと…絶対言うもんですか…」強がりにも似た白デルモの返答に、少し困ったような
表情を浮かべる藍華。いや、その口元には必ずや意に沿わせようとする固い意志が
見て取れる。「じゃあ…あなたの気が変わるまで…お仕置きさせてもらうわ…」言いながら
藍華が両手に拳を作る動作と、恐怖に目を見開くニナ・エスコの振り絞る声が同時である。
「そ、そんな、い、いやああああぁぁぁ…!!」が、時既に遅し。
ドスッ「うぐッ」ボグッ「えうう…!」ズボオッ「あうッ!」ドボッ「ふぐうっ…!!」…
藍華の拳が、膝が、エルボーが、間断なくそして容赦なく女の腹部に突き込まれていく。
「や…め…て…あおうッ!」少しでも哀願の言葉が紡げるということは、まだ意識が残って
いる証し。それは一撃で気絶に導かれるより遥かに巨大な苦しみを背負うことでもある。
絶え間ない責めに全身の感覚はズタズタ、涙や涎も垂れ放題だが、そのようなことは最早
問題でない。いま、朦朧とする脳裏に自分の行く末が茫と浮かぶ。さながら幽体離脱の如く
冷静に自己を見つめる不思議な境地。今までもそうだったし、この瞬間もそう、この女は
決して人の命を奪うようなことはしない。でも…この先どこまで苛めば…
気がすむというのだ…(続きマス↓)


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