したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ゲームキャラ補完スレ

1言理の妖精語りて曰く、:2008/01/02(水) 22:19:00
ゲーム内で語りつくせなかった設定・叫び・出会い・そして別れなどをつづってください。
唐突に思いついてしまった行き場のないゲームネタなどもここに。
TCGに限らず、Aマホなど幅広く使っていきましょう。

4niv:2008/01/04(金) 21:44:53
「一途な想い」


目を覚ますと白い天井があった。
しばらく思考が焦点を結ばない。
やがて、自分がベッドに横たえられていることに気づく。そうだった。自分は敗北したのだ。
駆け出しのころを思い出す。戦いに敗れたことなどもう何年もなかった。まだ残る痛みとは別に、不思議に安らいだ気持ちになる。
視界の隅に動きをとらえて顔を向ける。背の低い、長い髪の少女が、花瓶を置いているのが見えた。
「……フィアマ」
「……びっくりさせないでよ。起きてたの?」
「今起きたんだ。見舞いに来てくれたのか」
「そうよ。ちょっとはうれしい?」
 長い髪をかきあげながら、何かぎこちなく彼女は言う。
「キュトスの花、か。男の部屋に一人で来た女が持ってくるには、色気が足りないな」
「! それって、どういう……」
「キュトスの花言葉――『お前を忘れない。お前を許さない。お前を追い詰める。』まるで嫌われてるみたいじゃないか」
 一瞬見せた、緊張した表情がゆるんで呆れたような顔をする。
「あんたねえ、なんで花言葉なんか知ってんのよ。そんなんだから女の子にモテないのよ」
 そういえば何でだったか。目を閉じて考える。デスキャベツの母は、自らをキュトスの身代わりとすることで、自分が生まれた時に死んでしまった。その母の敵とも言える地母神キュトス――母がどういった気持ちでキュトスになろうとしたのか、デスキャベツは知りたかった。そうして神話伝承を調べていくうちに、花言葉というものを知ったのだ。
 花に込められた言葉の意味は一つではない。冗談めかすためにああ言ったが、キュトスの花にはほかにも「忘れられぬ想い」「永遠を誓う」などの意味がある。
 まさか、フィアマがな。
 デスキャベツは、母の羊膜を切り裂いて生まれるという呪われた出生を持つがゆえに、女性に対しては古風な感覚を持っている。男は女を守らなくてはならない。
 だから、宵に敗れた今、胸に秘めた想いは封印することにした。自分には想いを告げる資格はない。
「あの花は、きれいだから持ってきただけ……そんな意味があるなんて、知らなかったけど」
 そう言うと彼女はしゃがんだ。これから生けるつもりだったのだろう、もうひと束の花が置かれていた。
「そんなに詳しいんだったら、この花の意味はわかるよね」
 目を逸らしながら差し出されたのはナーナーの花。
「……冗談はよせ」
「……冗談じゃないよ」
 逸らしていた目を正面に戻し、まっすぐに向けてくる。
「やめてくれ。俺は敗北者だ。……手も足も出なかった。俺には、フィアマを守る力がない」
 ほんの一瞬。全身が静止したように見えたのは、彼女のような戦う女性には、古い考えだと驚かれたからだろうか。
「デスキャベツは強いよ。あんな化けものみたいな戦士相手に、ちゃんと一撃打ち返してた」
 フィアマのバッグに本が挟まっているのが見える。「たいせつな人に捧げる花言葉」。軍部という場所で、女らしさを伸ばす暇もなかった彼女が、一生懸命に考えてくれたのだろう。
「負けちゃったけど、カッコよかったよ」
 ナーナーの花言葉――「困難に立ち向かう」、「高潔」、そして「一途な想い」。

5言理の妖精語りて曰く、:2008/01/05(土) 05:59:41
「いざ行かんサーベルよ! 今宵のお主は血に飢えておる! たぶん!」



 魔王が二剣を両手に構えた。瞬間「―――空漠」消える。
 撃鉄が息を吸った。炎に包まれた体が膨らむ。
 魔王が現出する。場所は撃鉄の背後。
 撃鉄の燃えさかる羽毛の下、真っ赤に灼熱した鉄の地肌が覗いた。
 魔王が剣を振りかぶる。
 撃鉄が振り返る。
 魔王の双剣は焼けた鉄に触れ「―――静壊」その内部へと静かに滑り込んだ。かつて己が使っていた魔剣。かつて仇敵が使い、己を葬ったサーベル。その二本が撃鉄の肉を切り裂き、抜ける。
「KEEEEEEEEEEEE!」
 撃鉄が高く啼く。悲鳴か。魔王は一瞬口元を緩める。しかし
「むっ」
 爆炎が上がった。



「大した鶏だ。我が全き姿で復活した暁には、側近に迎えてやるか」
 サーベルが震えた。何をふざけたことを言っている、と。お前の方が焼け爛れているだろう、と。
「ふ……この魔王の戦い方は、お主の様に単純な物ではないのだ」
 魔王は唇を歪めた。かつて幾万の軍勢を指揮したその笑みが、今は一羽と一本に向けられていた。



 喉が膨らむ。鉄の嘴を打ち鳴らし、地を震わさんばかりに激しく、天を突き抜かんばかりに鋭く、その嘶きを上げんとした。
「―――謐凪」
 ぼそり、と。魔王の小さな声がやけに響いた。
 そんな呟きなど掻き消すはずの撃鉄の声は、ない。
 仄かな揺らめきすら。小さな囁きすら。まったく、ない。



「あの鶏めは……お主に……似ておる……な」

6言理の妖精語りて曰く、:2008/01/06(日) 01:23:22
ザリスの妹であり、彼女の歪んだコンプレックスの原因になったという少女、アリス。
アリスなど本当はいない。
いや、それは正確ではない。
正しくは、【アリスしかいない】。
ザリスとは、The Alice。
アリスは彼女自身なのだ。

7言理の妖精語りて曰く、:2008/01/06(日) 20:52:50
星見の塔の地下に広大なダンジョンが存在しているのは周知の事実であるが、
その中で鈴木さんが店を開いているのはまだ意外と知られていない。

「火炎放射器はあるか」
「ティム印とフリードリヒ印とザリス印のがありますが」
「ザリス(笑)」
「ザリス(笑)」
結局別の商人から撃鉄印のを買った。

「花をくれ。何かこう女の子とかフィアマとかが好きそうなヤツ」
「このデーモンローズはどうでしょう。沙羅双樹も使えて奥様うっとり」
「奥様じゃねえよ! もっとこう、花言葉とか凝ってるのはねえのかよ!」
彼の顔はにんじんよりも赤かったという。

『ダブルで吸いたい』
「お待たせしました。ストロー2本のカップルドリンクでございます」
ずぞぞ、と向かい合って0.2秒で飲み干した彼らが気付いた時には鈴木さんは遠くへ逃げていた。

「沙羅双樹を教えて欲しい」
「このデーモンローズはどうでしょう。沙羅双樹も使えて奥様うっとり」
奥様うっとり。手持ち豚さん。知力の落ちない聖域。旋風に舞う少女。何もしないミュリエンティ。
鈴木さんの言葉が戦いの記憶を呼び起こす。何もしない。無。後の先。反撃。報復。それよりも早く。彼は極意を得た。
「世話になった。この犬のキーホルダーをくれ」
「毎度ありがとうございます」

鈴木さんの店は、なかなかどうして繁盛している。

8niv:2008/01/06(日) 21:44:12
(ゲルシェネスナの戦い)

8階級44の戦天使たちは、すべての希望を託し、全員でセラティスに【炎天使】の魔法をかけた。

9言理の妖精語りて曰く、:2008/01/06(日) 23:06:56
名前:戦う消防士 ミズーリ

HP:10
体力:4
神経反射:4
知力:1

スキル:
草薙の剣
安らぎ
報復

スキルパターン
A:火剣水地

プラン:
日曜日は可能な限り帰宅して子供と遊ぶ。ただし優先順位は消火>家族サービスとする。

設定:
消火ホースによる高圧放水はあらゆる炎を退ける。
最近は連続放火犯や撃鉄のような猛火を使う奴らが多くて忙しい。

10言理の妖精語りて曰く、:2008/01/06(日) 23:59:20
ミドリゴケの大群に行く手を遮られた。
「我はお前達の創造主である!」と魔王は叫んだけどシカトされたので炎上の巻物で無力化して突破した。泣いてなんかいない。

11言理の妖精語りて曰く、:2008/01/09(水) 00:24:11
苦痛は諦めてはいなかった。
カスミストの椅子に画鋲を置いたりおやつのゼリーにスライムを混入したり
入浴中にバスタオルを隠したりレオタードを水で濡らしたりと様々な手段で彼女に苦痛を与えていたが
部屋の壁にクレヨンで「にせきょにゅー」と書いているところを当の本人に見つかった。
「やだー、もっと苦痛するー」
「はいはいパターンB灼熱波」
プランをbindされた彼は真っ赤で曖昧な外見からみるみる縮んで美少年になったところをレーラリラに連れ去られた。めでたしめでたし。

同時刻、カルピスがのたうちまわって助けを乞いていた。彼もまた諦めてはいなかった。

12言理の妖精語りて曰く、:2008/01/09(水) 21:56:36
暗殺者シェロンは花が嫌いだった。
彼はその技を極めるために数万株のデーモンローズを暗殺した。
死骸の置き場所に困ったのでターゲットの傍に一株ずつ残していった。
それがいつの間にか芸術の一部となり、シェロンに憧れる暗殺者は皆デーモンローズを育てるようになった。
もちろん未熟な者は己のデーモンローズにやられてしまう。彼らの血を吸ったデーモンローズは知能を備え、自ら仲間を増やしていった。
やがてデーモンローズたちは人類に反旗を翻した。彼らは最初に炎を使う魔術師を一斉に狙った。剣では彼らを倒せなかった。
もはやこれまでと思われたその時、全てのデーモンローズが一斉にその花を散らした。厚く積もった花びらは、まるで血の海のようだった。
言理によって結ばれた「デーモンローズの群れ」の暗殺。そんな事ができるのは、この世にただ一人しかいない。
誰に依頼されたわけでもない。暗殺者シェロンは花が嫌いだったのだ。

特に花粉とか。

13言理の妖精語りて曰く、:2008/01/10(木) 22:39:13
ウェバラナイエは隠れ家で眠りながら傷を癒していた。
その場所は実に目立たなかったが、猫好きにとってはバレバレのポイントだった。

呪鼠がやってきて鼠の死体を置いていった。
ウェバラナイエは目を覚ますと目の前の鼠をつっつき回し、動かないのを確認してからかぶりついて一飲みにした。

キルシェがやってきて塔の中でパチった猫用トイレと猫草を置いていった。
ウェバラナイエは目を覚ますと満足げに用を足し、猫草をもしゃもしゃと食べて胃の中の毛玉を吐き出した。

アルラウネは物陰から悲しそうな顔でそれらを見ていた。
ああ、私にはあの傷ついた哀れな猫に何もあげられるものがない。

それでもアルラウネは何かできることはないかと自分のステータスを見ながら必死に考えた。やがてにっこり笑うと脳内の守護精霊に命令を下した。
ウェバラナイエは目を覚ますと床に広がった水溜りをぴちゃぴちゃ舐めた。それは清らかな水に変化したアルラウネ自身だった。

これでも神の端くれであるウェバラナイエはアルラウネの優しい心に打たれ、その魂を夜空に引き上げて星にした。
「いや、少しくらい減っても戻れますから」
うにょうにょと瞬く間に再構成したアルラウネを前に気まずくなったウェバラナイエはうにゃーと一声鳴いて寝たフリをした。

14言理の妖精語りて曰く、:2008/01/11(金) 18:25:42
グリモアの作り方

<必要なもの>
紙 200枚程度(内一枚は厚紙がよい。特に白いものが望ましい。)
ゴムのり 

<作り方>
1、厚紙を2回折り、表紙、背表紙、裏表紙となる部分を作る。
2、ゴムのりで背表紙部分に紙を垂直に貼り付ける。必ずページ数は366ページとなるようにすること。
3、ページの端を切りそろえる。縦長の白銀長方形とするのが望ましい。
4、完成した本を一日1ページ読む。何かを書き込んでもかまわないが、なるべく避けるのが望ましい。
5、一年後、あなただけのグリモアが完成するでしょう。

※注)グリモア製作後、もしくは製作中に何があろうとも、当方は一切関知いたしません。

15言理の妖精語りて曰く、:2008/01/11(金) 20:28:13
暗殺者シェロンの命日には世界中の暗殺者が墓に集まり、その年に仕留めた標的の遺品を供えていく。まるで猫がするように。

16言理の妖精語りて曰く、:2008/01/11(金) 21:13:53
ノックの音がした。
落ち込んでいたフリードリヒがドアを開けるとそこに夜風がいた。
夜風は優しく吹き付けて彼を励ましたが、フリードリヒはくしゃみをしてドアを閉めてしまった。

ノックの音がした。
風邪気味のフリードリヒがドアを開けるとそこにメテオラがいた。
ドアを破壊するはずだった拳は勢いあまってフリードリヒを直撃した。

ノックの音がした。
頭が痛いフリードリヒがドアを開けるとそこに水の斥候がいた。
フリードリヒは即座に鍵をかけて篭城したけど5ターン目に先攻を取られてイアテム使いの大群に家を破壊された。

ノックの音がした。
とうとうフリードリヒは怒り狂った。ダンボールハウスが爆音と共に弾け飛ぶと辺り一面は炎に包まれた。
やがて炎の中から火傷一つないフリードリヒが現れた。炎がフリードリヒを苛むことはなかった。それは彼の一部であるからだ。
フリードリヒが指を弾くと炎は瞬く間に彼の体に吸い込まれた。昇り行く朝日に背を向け、彼は未だ影を残す街中へと歩き出した。

背後ではさっきからずっと黒焦げアフロのカルピスがのたうち回って泣き叫び、助けを乞いていたけど見なかったフリをした。

17niv:2008/01/12(土) 01:58:40
シェロンが決して散らすことのなかった花がただ一種類だけある。
ミュリエンティの花だ。

18niv:2008/01/12(土) 04:22:05
10 ザリス=ザリス(笑)
20 goto 10

19*Pang-Gohn-BasicSys*:2008/01/12(土) 08:47:32
>>18
Syntax Error !

20言理の妖精語りて曰く、:2008/01/13(日) 00:35:08
『いきなりのお便り失礼します。14歳で双子幼女貧乳ツンデレ中二病文学少女の人妻です。
 ぜひ屠殺彦さんたちにダブルで吸われたいと思っています。場所は……』

敗者復活戦そっちのけでやってきた屠殺彦さんたち。
だが、それはヒーローソードの巧妙な罠だった。


=== (Turn 1, 先攻: 丈夫&吸収生命体 屠殺彦)
丈夫&吸収生命体 屠殺彦 HP:28/28 VIT:7 REF:4 INT:1 | (A:地地地地)*
生命吸収 報復 報復
ヒーローソード HP:15/15 VIT:5 REF:4 INT:3 | (A:地地剣剣)* (B:水水地水)
イア=テムの呪いの剣 イア=テムの呪いの剣 報復 水変化 安らぎ
===
丈夫&吸収生命体 屠殺彦は生命吸収を発動した
ヒーローソードに2点のダメージ
丈夫&吸収生命体 屠殺彦は生命吸収を発動した
ヒーローソードに2点のダメージ
ヒーローソードはイア=テムの呪いの剣を発動した
丈夫&吸収生命体 屠殺彦に5点のダメージ
丈夫&吸収生命体 屠殺彦のスキル1はBindを得た
ヒーローソードはイア=テムの呪いの剣を発動した
丈夫&吸収生命体 屠殺彦に5点のダメージ

(ry

=== (Turn 4, 先攻: 丈夫&吸収生命体 屠殺彦)
丈夫&吸収生命体 屠殺彦 HP:6/28 VIT:7 REF:4 INT:1 | (A:地地地地)*
生命吸収 報復 報復
ヒーローソード HP:3/15 VIT:5 REF:4 INT:3 | (A:地地剣剣)* (B:水水地水)
イア=テムの呪いの剣 報復 水変化 安らぎ
===
丈夫&吸収生命体 屠殺彦は生命吸収を発動した
ヒーローソードに2点のダメージ
丈夫&吸収生命体 屠殺彦は2点回復した
丈夫&吸収生命体 屠殺彦は生命吸収を発動した
ヒーローソードに2点のダメージ
丈夫&吸収生命体 屠殺彦が勝利した


『ダブルで吸いたい』
「いつもの力が出せれば……こんなマッドモンスターなんかに!」
『ダブルで吸いたい』
「んんんんんんんっ!」
『ダブルで吸いたい』
『ダブルで吸いたい』
『ダブルで吸いたい』
『……』

それからヒーローソードは偶然通りかかったクラウソナスによって救出された。
「助かったよ。あんたは命の恩人だ」
「礼はいい。当然のことをしたまでだ」

そう言ってクラウソナスは軽く笑った。その面差しはあまりに美しかった。道を歩けば通行人はその美貌に心臓の鼓動すら忘れるだろう。
彼は他にも多くのものを持っていた。屠殺彦さんたちを追い払った世界を裂く刃、圧倒的な力。
あの恐怖のプレデターに迷わず立ち向かった勇気と見返りを求めない謙虚さ。そして弱き者を救う正しい心。

それはヒーローソードが憧れた英雄そのものだった。物語の中の存在が血と肉を持った人間として彼の前にいた。
英雄手帳のページに、新たな記述が加わった。ヒーローソードはこの日のことを生涯忘れないと誓った。
いつか自分もあなたのようになりたい。その思いのたけを思うさま伝えようとした時、クラウソナスが口を開いた。

「ところで、このあたりで14歳の文学少女っぽい貧乳ツンデレ中二病の人妻を見なかったか」
「ねーよwwww」

21言理の妖精語りて曰く、:2008/01/16(水) 21:37:43
キュトスは漢字で書くと吸屠吸であり、すなわちダブルな屠殺彦たちのことである。

22言理の妖精語りて曰く、:2008/01/17(木) 00:04:38
【決闘記述】或る初体験/高島津諦
 あたしの名は炉諸 衣(ろもろ ころも)。誇り高く薫り高いロコモコ一族の一人さ。あたしたちのことを食われるだけの弱者なんていう奴もいるけれど、そいつは大間違いだ。あいつらは、あたしらが相手の心を奪い、支配し、自らあたしたちを体内に入れるよう仕向けてるって事を分かっちゃいないんだ。そして今日があたしの初陣。初めてだからってバカにするんじゃないよ! ロコモコ一族として、涎を垂らすくらい獲物を誘惑する術をみっちり仕込まれてきたんだ。クク、あたしを咥え込む奴のだらしない顔を想像するとゾクゾクするよ。

 フフ、そうかい、あたしの相手はこの緑のヌルヌルかい。胸に【吸】なんて書いちゃってマヌケだねえ。ただ顔はちょいとイケメンだからよしとするよ。さあどうだい、ほら、いい匂いだろう? こんなにトロトロだよ。そう、手で……え、どういうことだい、いやっそこ違うっ……入れる場所じゃないったら、やだ、やだよそんな所からなんて、口でしてくれよっ……あっああっあ、あ。ああ…………

『ぎゅるっぽん』

23言理の妖精語りて曰く、:2008/01/17(木) 00:30:24
>>20 に☆


もし本当に吸ったらとさつたんになるのか。

24言理の妖精語りて曰く、:2008/01/17(木) 21:46:51
「シスター・サライの修道服ってスク水じゃね?」
「そういう宗教なんだろ。修道士たちは毎朝あの服のまま海に飛び込んでウニやアワビを採る」
「聞いたことがある。古き神ハザーリャを未だ海神として祭る宗派があると」
「ハザーリャってスク水好きなの?」
「好きなんてもんじゃないな。自宅に1000着くらい飾ってあるの見たもん俺」
「今すぐ行くから案内しろ」
「微妙なこだわりとかあるんだろう。きっと毎日違うのを着てるんだ」
「それでも一回りするのに3年弱か……」
「今日のスク水はイマイチだったよ。神だからってあれはちょっと冒険しすぎ」
「三ヶ月前のが最高だったよな。何かこう、終末と停滞と始原を見事に表現したデザイン」
「いいなー。俺が見たのは半年前のやつ。表面に世界があって顕微鏡で見ると人類いるの」
「お前はどういうシチュエーションでスク水を顕微鏡で見たのかと」

星見の塔トーナメント、選手控え室のぐだぐだ談話は今日も続く。
あまりに居心地が良くて敗者復活戦に出るのを忘れた者もいるらしい。

25言理の妖精語りて曰く、:2008/01/20(日) 13:20:57
マジっ娘ヨナキュア ☆お し ま い☆


次回(じかい)! 超熱戦士(ちょうねつせんし)ティム・ジョーンズ!
ガロヨーマーからブレード・フランベルクをうけつぎ、
超熱変身(ちょうねつへんしん)でパワーアップ!

悪(あく)の剣華(けんか)・ロクジョウマツリを
やっつけるべく立(た)ちあがった!

「おれは神経反射(しんけいはんしゃ)を上(あ)げる!
 イラプション三連発(さんれんぱつ)だ!」

26言理の妖精語りて曰く、:2008/01/20(日) 16:32:27
この番組は3分で打ち切りました。

27帰郷:2008/01/23(水) 02:00:39
ふと思い立って窓から外界を望む。
こんなに視点が高いのも、そして様々な植物と樹木と、
そして建物が入組んだこの眺めはどこと取っても故郷とはかけ離れている。
この風景とも、今夜限りでお別れだ。
荷物もあらかたまとめ終わって、後は出発するばかり。
私の旅路。沼地への道。

「帰るの?」
「ええ」
背後からの憮然とした言葉に手短に答える。

「──決勝は明日なのに?」
「ええ。そろそろ帰らないと、畑の種まきに間に合わなくなりますから」
「その程度の理由で!?」
「その程度の理由で、です」
集落全体の農耕計画を立てるのも沼地の呪い士の仕事の一つだ。
とても大事な仕事の一つだ。

「それに、もはやこの先に何が起ころうとも、
私が事態へ関わるだけの理由はもはや有りません。

それにカンなんですけれど、この機を失うと帰られなくなる、
って事も有り得るんじゃないですか?正味の話」
魔女が、沼女の淡々と述べる内容にグッとつまる。

魔女とも呼ばれる彼女達が
何の見返りも無しにこんな催しをする事への違和感はついぞ拭えなかった。

「何かが起こるんでしょう」
恐らくは決勝の後に。
「しかし私は帰らなければならないのです。私の仕事を成すために」

ここへやってきたときの様に、送って貰えませんか?
沼女のその申し出に、魔女は不承不承うなずく事となる。

28niv:2008/01/26(土) 13:14:40
氷血のコルセスカ

体力 3/神経反射 5/知力 1

スキルパターンA:風風風風風

スキル
氷血のコルセスカ

プラン
主のプランで指定された条件下で、主の指定した対象にのみスキルを使用する。

29言理の妖精語りて曰く、:2008/01/29(火) 22:57:36
星明かりのない星見ずの塔では姿かたちは意味をもたない。
色や魔力の種別などという些細なこともまた、無に帰す。

30言理の妖精語りて曰く、:2008/01/31(木) 19:42:28
イア=テム
イアテム
イム

31言理の妖精語りて曰く、:2008/02/02(土) 22:14:41
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/flicker2/36a8954a90d67183.png

TCGで検索したらこんなのが出た。

なにか関係あるのでしょうか。

32ヌエンド:2008/02/05(火) 20:09:41
撃鉄に焼き尽くされたヌの灰が、風で吹き散り世界を覆う。
あらゆる真実は灰で曇り、虚構と現実は混じりあった。

神の存在も人々からは曖昧になって、『神話』が語られるようになった。

33言理の妖精語りて曰く、:2008/02/21(木) 20:47:40
http://wiki.livedoor.jp/flicker2/d/%a5%da%a5%ea%a5%b0%a5%e9%a5%f3%a5%c8%a1%a6%a5%a2%a5%d9%a5%eb

ここの下の方ってさあ、ひょっとしてまくろ=こすもす=りーん関係の記述かなあ・・・?
すごく関係無さそうなのに不意打ち気味に書いてあってちょっとびっくりした。

この累卵の記述項、最近になってTCGネタがちらほらと入ってきてるから油断ならない。

34言理の妖精語りて曰く、:2008/02/21(木) 21:43:16
TCG組でここ見てる人っているの?

点呼!

いち!

35一ノ瀬:2008/02/22(金) 03:48:07
2。結構楽しみにしています。

36歌わない:2008/02/22(金) 18:03:34
さん。
ちょくちょく見さしてもらってます

37言理の妖精語りて曰く、:2008/02/22(金) 18:24:46
>>36
5だったみたいだ。

38cob:2008/02/22(金) 18:56:07
みてます

39言理の妖精語りて曰く、:2008/02/24(日) 21:54:05
結構見てるんだなあ。
実は一番反応が知りたかった咲ちゃんがいなくて無念。
自分の設定が使われるのってどんな感じなのだろう。 TCG組は了解の上だと思うのだけど

40言理の妖精語りて曰く、:2008/02/24(日) 23:00:08
今頃気付いた。6。
ごくたまーに見てる。

自分の設定が使われるのは致し方ないと
解っていても、使われると嬉しいやら何やら
何ともいえない気分になる。
俺のはあまり使われないけど。

41かに:2008/02/25(月) 00:26:11
はーい、自分も見てますよー7。
気づいてたのに書き込むの忘れてた。

42あががが:2008/02/25(月) 02:37:51
うえにおなじー8

43咲ちゃん:2008/02/25(月) 17:06:37
>39

ずっと見てました。9。

44RAY:2008/02/25(月) 20:19:15
見てます10

45Co:2008/02/26(火) 00:49:30
見たり見なかったりで今日44まで読みました。 11

花粉とかねーよwを読み直してまたおもしろがりつつ。

46niv:2008/02/29(金) 15:31:45
『頭空』


ガッシ ボカ
メテオラ(笑)

47言理の妖精語りて曰く、:2008/03/03(月) 22:53:02
上手くいかないことがあると、みんなして
「ヌが悪い」とか
「ヌのせいだ」とか
「ヌが妨げた」とか言ってくる。
かわいそうなヌ。

アルセスが悪い。

48言理の妖精語りて曰く、:2008/03/07(金) 23:49:05
高天原中学校の七十一不思議。

・真夜中に直進する理科室のガイコツ。
・校舎地下のダンジョン。
・初代校長の謎。
・吹奏楽部、永久欠番のトランペット。
・理科室にある真っ赤なニワトリの剥製。

「ああそれ、七十一個最後まで言うと魔女に連れてかれるって」
「じゃあ俺シャーネス希望」
「凍波微塵〔こっぱみじん〕  <<嵐淵刃>> 攻撃・変化・妨害・受動・強化
1/666の確立で相手に」
「はいはいコッパミジンコッパミジン」
「また男子がザリスってるよー」
「ザリ過ぎて引くわ」

49言理の妖精語りて曰く、:2008/03/26(水) 11:24:10
STGっぽい記事を発見。
http://wiki.livedoor.jp/flicker2/d/%cc%b5%b8%c2%a4%ce%b7%f5

ダインが迅速持っていたのはそういう理由だったのかも。

50言理の妖精語りて曰く、:2008/03/27(木) 17:00:47
メテオラはmeta ogreの読みが変化したものである。

本来はより高位の世界に存在するはずの怪物であり、パンゲオンに存在していいものではないのだ。

51言理の妖精語りて曰く、:2008/04/11(金) 21:07:03
星見の塔に近づこうと思っても、
ばきゅーんばきゅーん銃声が聞こえるから怖くて近づけない。

52言理の妖精語りて曰く、:2008/05/15(木) 20:09:04
http://d.hatena.ne.jp/RAY19907/20080508/p4
このゲームのテストプレイヤーを募集しています。
ご協力いただけると幸いです。

53言理の妖精語りて曰く、:2008/05/20(火) 01:10:32
http://19907.web.fc2.com/paganemonsters_test.htm
テストプレイ対戦結果を発表します。
ご協力ありがとうございました。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板