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耐久神話31日24時までに100の神話を記述
94
:
bothhands
:2007/12/31(月) 14:02:50
少年は自動車の免許を所得しなくてはなりませんでした。
少年の親がいうには、免許証というものは身分証の代わりであり、一社会人の証明でもあるからとのことでした。
少年は正直なところ、乗り気ではありませんでしたが、仕方なしに運転や交通法規を勉強しました。
そして試験日がやってきました。試験はゆらぎ市のゆらぎ大砂漠にある免許更新センターで行われます。
免許更新センターは僻地にあるので盗賊やモンスターや神々の類に襲われやすく、そのために元軍人や警官が雇われ、厳重な要塞と化していました。
一般人でも傭兵でも近づくのは至難の業でしたが、ゆらぎ市民はここでの免許所得を通過儀礼としていたので、いきました。毎年何人か帰ってきません。
少年もまたおそるおそる足を進め、地雷原を突っ切り、夜を待ってから有刺鉄線を切り、塹壕を進み、警備員の変装をして、なんとか試験会場へ入り込みました。そして無事に試験に合格しました。
これで一人前の大人になれたので少年は気分がよかったです。だから路肩にうち捨てられたいた戦車を修理して、これに乗って帰りました。気分爽快です。砂漠の走行にはキャタピラがぴったりです。
けれどもゆらぎ市に入ったところで少年は逮捕されました。というのは戦車は特殊車両扱いでしたし、拾った戦車は旧式化したので砲台として設置されていたものでした。
少年は留置所に送られ、免許は失効しました。
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