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竜神信教スレッド

1言理の妖精語りて曰く、:2007/08/07(火) 19:19:22
竜神信教に関する記述を行うスレッドです。

2言理の妖精語りて曰く、:2007/08/07(火) 19:30:28
カンダル・ミント「竜神信教は、竜神信仰の中でも最も謎めいた宗門である。」

3言理の妖精語りて曰く、:2007/08/07(火) 20:27:10
九柱の創生竜

一位 界竜ファーゾナー
二位 調停竜エル・ア・フィリス
三位 守護竜クルエクローキ
四位 威力竜オルゴー
五位 龍帝ガドカレク
六位 矛盾竜ロワスカーグ
七位 魔竜レーレンターク
八位 焔竜メルトバーズ
九位 大機竜オルガンローデ

4言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 00:38:36
「んあ〜電波が伝播してきたきたきたー。 ピコペコポ」
ゆらゆらと。危うい足取りで板張りの廊下を渡る巫女姿。右袖に矛、左袖に盾の意匠が描かれた、
真紅を基調とした派手な色の礼服。頭部に束ねられたお団子頭に小さめの鈴が幾つかつけられ、
巫女の少女がゆらふらと歩むたびにりんりんと軽やかな音を鳴らしている。
「ナット! ナットとボルトがポニーでぎゅんぎゅん!! ドキッ! 巫女さんだらけの大運動会?!」
まともな理性が存在すれば決して言わないであろうその奇怪な言動の数々。しかし通路を擦れ違う人々はそんな
巫女には頓着せず、さも当然の日常であるかのように無視して通り過ぎていく。
否、その中には少なからず「かかわりたくない」という意思が隠れているようだが、しかし。
周知であった。
その少女が、電波なるものを常に受信し、奇々怪々な言動を繰り返す竜神の巫女のひとりだということは。
「ぴこぴこ、納豆パンおいしいよピコピコ」
「六位様っ」
鋭い声。背後から駆け寄ってくるのは、年若い青年だった。少年を出たばかりといった軽やかでいて幼げな風貌、
変声がなされなかったかのような高い声域、女性と見紛うばかりの美貌。
その黒生地の男装がなくば、彼が巫女を守護する従者であることなど誰も思い至るまい。
「いけません。 勝手に出歩いては皆に迷惑がかかりますよ。 さ、帰りましょう」
「おやつがオレンジドーナッツ?」
「ピポパ。おやつはおまんじゅうですよ」
「ぴこぴこ。行く行く」
奇妙な言動にも慣れたもので、冷静に対処する従者。
名を持つことを許されぬ竜神のしもべ、九頭竜の巫女たちはその位階か役職で呼ばれる。
しかし、従者たる青年には名前があった。
彼の名前は・・・・

5言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 01:07:49
六位の巫女。矛盾竜ロワスカーグの巫女。

矛と盾。攻撃と防御、破壊と維持、戦いの象徴たる竜と交信する巫女。
余りにも優秀な交信能力ゆえに、常時簡易竜接中の巫女になってしまった。
竜覚状態になったときの安定度は最も高く、常時軽度の竜覚になっているといっても
過言ではない。
電波を発することで周囲の人間の闘争能力を高めることができる。
cp/40 指定範囲(12マス):DEF25%up ACT25%up

初っ端がロクィたんという罠
界竜の巫女やクィもよろしくなんだぜ。

6言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 01:41:19
>>5
続きに期待

7言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 01:42:48
cpってなんだ?

8言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 01:51:08
>>7
巫力。
訳は適当に考えてください。

誰か他の巫女のことも書いてあげてください。一位とか九位書いてた人まだいるかなあ。
ハミハミ。

9言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 01:54:04
巫力が変換できんw
巫、ってどう読むんだ

10言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 01:55:50
たぶん「ふりょく」。
でもうちのIMEだと変換できない。

11言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 01:57:50
>>10
オレのPCもできない。
常用漢字なんだよな?

12言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 02:10:07
「ぬこきゃわいいよぬこ」
「いや貴方仮にも竜神の巫女でしょう」
「ぬこー。 ぴこぴこ」
「おーい」
「猫神の巫女に転職する!」
「やめなさい」

13言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 16:31:15
巫力は「みりょく」とも読める。

14言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 20:49:30
巫女たちは自らのみりょくを代償に力を行使する。
彼女達が力を振るえば振るうほど、その身はやつれ、老いていくのである。

15言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 20:52:25
>>14は若者にしか興味がないと見える。

16言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 20:53:47
ふむ。
やつれ老いたものに「みりょく」が無い、とする理由は無いな。

17言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 22:12:46
竜神信教のとある神官はとてつもないロリータコンプレックスであった。
彼は巫女たちの特殊な能力を解き明かすのに多大な貢献をしたが、
その研究はひどく彼の思想に影響を受けていた。
彼は、老いた者にはみりょくは存在しないと断言し、力を使い果たし衰えていく
巫女たちを容赦無く切り捨て、新たな若い巫女を次々と登用し、ついには巫女の候補を
養成する機関まで設立してしまったのだ。

18言理の妖精語りて曰く、:2007/08/08(水) 22:33:54
「ねえ、パトゥーサって知ってます?」
「・・・異教の太陽神でしたね。 自然崇拝のひとつの形であり、また非常によくある人名でもあると理解していますが、それがなにか」
「いやさ、それがなんか、最近本殿の近くにその信者たちが集まってきてさ、すっごいバッシングを」
「? 何故そのようなことが?」
「うん。なんか、この土地は古来より至高神パトゥーサのものであり、竜神などという不確かなものを崇める者が居ていい場所ではない、
うんたらかんたら、うんぬん」
「・・・・・・なんです、最後のは」
「いや私もよく聞いてなかったんだけど。 たださあ、ヤバげだよね。ただでさえ竜導師長最近キレ気味なのに」
「確かに、それは私も感じていた事です。此度の竜零祭、あるいは大荒れになるやもしれません」
「うわーやっだなあ。めんどくさいー」
「まあ、大丈夫ですよ。 いざとなれば我らが何とかします故」
「きゃーかっくいー、惚れちゃいそう、火傷するぜ!」

19言理の妖精語りて曰く、:2007/08/09(木) 02:22:21
「…えっと、最近、他信教の方の抗議運動が頻繁で、本当に参りますね」
「そうですか」
「その所為で、竜導師長様も機嫌が悪くなる一方ですし」
「そうですか」
「…そ、そういえば、あの騒がしい少年を最近見ませんね」
「そうですか」
「え〜と、なんていったかな、一位様と仲の良い…」
「閃樹さん」
「……え?」
「名前、閃樹さんです」
「あ、そうなんですか…数日前、この門から急いだ様に出て行ったんですが…あ、彼とは親しいのですか?」
「いえ、まったく面識無いです」
「は、はあ、そうなんですか…あ、でも、名前は知っているんですね」
「先日、八位さんと九位さんが噂していました」
「噂、ですか?」
「何でも閃樹さんを近頃、見かけないのは浮気相手に会いに行っているからだと」
「う、浮気!?」
「男性は目を離すと、すぐに浮気をするから頻繁に会って監視していなければと…」
「え、ええ!? いや、そんな事は…というか、えっと閃樹君?も、浮気目的で居ない訳じゃないですよ多分」
「そうですか」
「え、ええ…何となく、そういう雰囲気ではなかったので…いえ、まあ確信は出来ませんが」
「そうですか」
「……えっと、もしかして信じてません?」
「いえ、護弥さんが言うのなら、そうなのでしょう」
「……」
「どうしました」
「あ〜、いえ、自分なんかの名前を巫女様が知っていたのが少し以外で…」
「……人の名前を覚えるのは得意です」
「は、はぁ、なるほ…ど?」
「………」
「えっと……」
「……時間です」
「えっ?」
「今日は帰ります」
「あ、はい、お気をつけ…って、もう行っちまったかぁ、しかし毎日毎日こんな場所に巫女様が何の用なんだろうなぁ…」
「お〜い、護弥、そろそろ交代の時間だぞ!」
「ん、ああ、もうそんな時間か、そんじゃ、今日もお疲れ様でしたっと…」

何故かある日を境に、正門前に頻繁にやって来ては決まった時間まで、そこに居座るという謎の行動をとる三位の巫女と、そんな彼女に微妙に困惑気味な門衛の青年とか。


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