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汎用記述スレッド 2
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ここに記述された文章が神話を構成する断片となります。
前スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1140326832/
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>>233
どう見ても乗っ取った上独自行動で発言してますがなにか。
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>>234
いやだって宿主ゲームしてたし。
私は別の場所で独立して動く端末を使ってここに書き込んでるのよ。
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>>235
ごめん日本語でおk
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>>236
×私=宿主
○私=記述中
○宿主=ゲーム中
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別行動が取れるっていう事は、宿主とあなたは肉体的に分かれているんですか?
それって寄生というよりストーk
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道端で蛇が潰れている。
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ごめん踏んだの俺だ。
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>>238
似たようなものじゃ?
>>239
ぐっじょぶ。
>>240
ちょーぐっじょぶ。
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いつかの時代。ある国に姫が生まれた。
その国の神話に登場する聖なる獣である「烏」と「兎」の名前をとって、その姫は、うとうと姫となづけられた。
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その姫は放火の罪で投獄され、しかし脱獄した。
単独での実行は困難であるところから、当局では国際的テロ組織の関与があると睨んでいる。
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実際、うとうと姫の放火から脱獄までの一連の事件は、各国に少なくない影響を与えることとなったため、この事件を裏で操っていた組織の存在はまことしやかにささやかれている。
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うとうと姫が図書館に放火した事件の前後、その国にはキュトスの姉妹が現れたという情報がある。
一人はアーザノエルであり、もう一人はムランカである。
ただし、アーザノエルは同じころに星見の塔にて目撃情報があり、互いの情報は矛盾している。
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>>245
星見の塔で、ってことは姉妹のだれかが証言してるの?
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つまりahsさんは宿主さんと同棲してるんですかー?
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同棲と聞くと何だか胸が暖まる感じですね。私は好きですよ。そういうの。
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同棲というか私は宿主と同時に存在しているの。
重ね合わせの状態という奴ね。
それにしても、まだウトウト姫の伝説が残っていたなんてね・・・。
烏兎紀は破壊されたと思っていたんだけど。
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うとうと姫=烏兎烏兎姫、なので、本人が生ける烏兎紀であった、という説もある。
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すみませんお名前間違えました許してください><!!!11
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>>251
んー、なんかやっぱり「蛇」のせいで勘違いが広まってるわね。
別に起こったりしないわよ。その程度で。
大体発音自体は一緒なんだし、目くじらたてるようなことじゃない。
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すみません、私も【蛇】です…。同族だからと簡単に信用するのも考え物なのですね。
しかし"s"だとその後のhと合わさって無声音になってしまいます。多分。
というかお名前なんて読むんですか。英語読みでいいですか?
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zもsも語の末尾に置かれた場合は発音は同じよ?
ちなみに、ァハスとでも呼べばいいと思うわ。
ァハは喉の奥から搾り出すように。gみたいな?
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メンどいからスーさんって呼ぶよ?いいよね。他にそう云う呼び方のヒトいないし。
スーさんって普段何してるの?
お腹とかすくの?
やっぱり二人分食べるの?
寝るときはどうするの?
あなた次第?それとも宿主さん次第?
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ゆらぎ市在住の若者、伏戌彦はくそったれなオタク野郎で、母親の買ってきたスーパー売りのポロシャツとジーンズを入って街を徘徊し、電気街でジャンクパーツをあさって回る。特技は盗聴器の作製。
盗聴器で金を稼ぎ始めたのは中学生のころ、このころになると自分の格好が悪いことに気づいて、有り余る金でイメージチェンジをはかるが、やりすぎて耽美系になってしまった。そうやってセンスのあるところをアピールしつつ、街をふらふらし、とうとう高校に入学し忘れてしまう。そして仕方なしに定時制に途中編入されてしまう。ここであれている時代の伏笠弐郎と出会う。
その後、物見遊山気分で伏笠弐郎の遠征、つまり大閉鎖における公務員試験受験のための遠征に参加する。もちろん伏戌彦は記念受験というやつだった。この帰り道はぐれてしまい、いつのまにか竜神教の支配領域にたどり着き、幸無しの巫女と出会う。
出会った瞬間、伏戌彦はいった。
「おれと結婚してください。あなたを幸せにします」
しかし幸無しの巫女は一般的な感情がなかったのでこう答えた。
「幸せの意味がわかりません。おそらく竜神教の反映があなたのいう幸せの近似値かとおもいます。協力してくださりますか?」
こういう事情で伏戌彦は幸無しの巫女の第一の部下となった。
なお、幸無しの巫女の画像はこちらです。
http://poti.atbbs.jp/flicker/src/1189345707591.png
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垂直に切り立つ崖。
上るには苦労しそうなその断崖――
その上に人影。銀の車輪。その傍に一人の青年が座っている。
青年は眼下を見下ろしながら毒づいた。
眼下ではイフリータルバーン!などの少し頭の痛くなるような口上とともに、爆裂や竜巻が上がる。
それを喰らっているのは、麗躍九姫。
卓越した納豆術士であり納豆理論の第一人者であるティアテラには、
納豆の力の一部で在るメセルスを無効化する装置を作ることも容易くでは無いが可能であった。
「……聞いてないぞヴェイフレイ。メセルス無効化装置を作らせた目的はこれかよ」
そう呟いたのはツンツン頭の青年だ。
その名はティアテラ。時の旅人――
「ちっ、どいつもこいつも狂ってやがる」
ティアテラは、最後の一人が倒れるのを見た。
(もう助からねえな……)
ティアテラは知っている。ヴェイフレイがなぜ麗躍九姫を全滅させたのか
「幾らなんでも戦隊ものアニメを中途半端殺すことは無かろうに」
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中途半端殺す
って何。
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「幾らなんでもあいつらの格好が奴のお気に入り戦隊ものアニメを中途半端にパクっているからって殺すことは無かろうに」
「パクリは氏ねって何処の厨房何だか……」
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中途半端なパクリ
って何。
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たしかになんだろwww
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>>258
うん、脱字なんだ。すまない
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ヴェイフレイは日々こうしてホログラフィ相手に憂さを晴らしています。
本人がいい、といっているのいいんでしょうけど・・・ちょっと傍目には寂しい光景です。
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麗躍七姫はマジ合体するからな・・・。
指揮役と武器役まで巨大化したのはビビるの通り越して笑ったけどwww
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羽化人位・PT・Eightだっけ
わりと好きだったんだけど・・・ググったらウケ悪いのなorzデザインノセイカ・・・
あー、また登場しねーかなー
あの羽は無しでいいから
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ディーデェイア防衛に自軍と亡神の戦闘に割り込んだのは格好ヨカタ
ぜったい一撃で紀神ぶち殺して、いつもの「だがこの上には更なる強敵が!」ってやると思ってたし
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「妊娠したの」と女にいわれた。混乱する。というより面倒を察知して反射的に脳が理解を拒もうとした。逃げたがるのは当然だからやったら人間としてまずいよなと思っているうちに女は続けた。
「堕ろそうとおもうの」
混乱から一転して安心する。けれども女のさらに放った言葉で醒めた気持ちになる。
「お医者さんに相談したら15万くらいかかるって。どうしよう。そんなお金ないよ」
おれの拳が飛んで女のほほ骨を砕いた。そんな空想をおれは頭の片隅に浮かべる。
女の目をみると、糸目の男が微表情で立ちつくしていた。こわばったようなその唇から誰に貢ぐんだという言葉が放たれるのを待った。
もちろん女は罵倒されないし、殴られもしない。どっちもおれは好きではない。
「すぐに金は用意するよ」と女にいって背を向ける。女の嘲笑をかみ殺す気配がした。
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堕胎に15万もかかりはしない。でも手切れ金としてくれてやる。おれは頭を熱くしたまま移民街にいった。
ゆらぎ市の移民街は治安が悪い。今も悪いが、昔はもっと悪くて、この話はもっと悪かった頃の話だ。
おれは歓楽街にいって騒いでいる奴らに声をかけた。
「殴ってくれないか」
当然だが拒まれた。けれども何度も「殴ってくれ」と繰り返すと相手になってくれた男は一撃を見舞った。おれは転がり、すぐに立ち上がる。
「ありがとう」と礼をいって手を差し出す。「殴り代をよこせ」
「わかった」と男はビール瓶を振り上げた。おれは頭で受け止めた。
ビールは温かった。
無傷のおれに戦いたようだ。おれは手を突き出した。男は皺だらけの札を手にねじ込んでくれた。ありがとうとおれはほほえみ、男は姿を消した。
いろいろな連中がおれを殴った。彼らはおれのタフさを存分に楽しんだ。夜も更けて金を数えると15万を越えていた。おれは移民街をあとにした。
するとちらつく街灯の下で囲まれてしまった。
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囲んだ連中は金を寄越すようにいった。何人かに見覚えがあった。今日の客だ。繁盛しているのをみて奪いに来たようだ。
そんな風に見ているのが気に食わなかったらしい。囲んでいる連中の1人が暗がりでもわかるほど左まぶたにチックをおこしながらわめいた。金を寄越せと要求してくる。その甲高い声がおれをひどく不機嫌にさせた。ぶちのめしてやるとおもった。
もちろんおれはこのとき不機嫌になどなっていなかった。たんに八つ当たりしてもいい連中をみつけて、さらにストレスを発散するきっかけを見つけただけだ。
「おれに打撃は無効だ」
いつも通りそう唱えておれは突進する。なぜだか判らないが、そうやって宣言するとおれには拳も蹴りも効果を出さなかった。
いずれ知ることになるが、これこそがおれの異能<バックドアーズマン>だった。
一方的だった。おれはひたすらに相手を殴り倒し、蹴り倒した。倒れた奴の間接はわざわざ踏み砕いてやった。
だが、おれは電撃に撃たれて膝をついた。連中の1人がスタンガンらしきものをもっていた。首筋に金属が押し当てられる。電流が流れて身体に力が入らなくなる。
おれの動きが止まると連中はおれを痛めつけ始めた。まずかった。徐々に打撃が浸透し始める。効力が切れてきた。宣言し直さなくては。しかしあごに蹴りを食らう。おれは歯のかけらと血を吐く。
完全に効果を失った。おれは金を渡して命乞いをしようとおもったが、面倒くさくなって、なりゆきに身を任せることにした。
あとになってから自覚するのだが、おれは女に振られると自暴自棄になる性分だった。もちろんこのときは安易に利用されてしまった自分に腹を立てていたとか、そんな扱いを受けたくせに気持ちを残している自分の未練臭さに愛想を尽かしたという面もある。とにかくおれは成り行きに任せた。
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なんか懐かしい文章がきたな。
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>>269
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1181226130/217
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>>270
どこが懐かしいの?
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「お前たち、ここでなにをやっている!」
その声が雨のような打撃を停めた。おれはおそるおそる顔を上げる。おれだったらこのタイミングで顔をあげたら絶対に蹴っている。しかし蹴られることはなかった。
顔をあげると1人の男が立っていた。この男に今までおれを殴りまわした連中が襲いかかる。左右からの攻撃だった。まずいと思った瞬間、襲った奴らが吹っ飛ばされる。
男は被っていた帽子をふちをつまみながらいった。
「やあ、おぼっちゃんたち。脳みそあるならさっさと帰りな。そこにころがっているゴミと一緒にな。遠足にいったらゴミは持ち帰らなくちゃいけないんだぜ。そうでないとおじさん怒るよ」
バチンとスタンガンが唸った。これが合図になったように連中は男に一斉に襲いかかった。
あっという間だった。本当に。男は竜巻のように連中をなぎ倒した。そして戦闘不能になった連中に吐き捨てた。
「ガキ共。ここは私らハンドレッドドラゴンクライブの縄張りだ。お前らのような鱗も礼儀もない連中がよちよち出歩いて良い場所ではない。わかったか。もう聞こえないか。これだから、まったく」
と、男はおれに気づいて近寄ってきた。男のつま先がおれの身体を仰向けにひっくり返す。男は膝をついた。何をするのかとおもっていると男はおれのジャケットをさぐって財布を抜き出した。
男は財布から札をすべて抜き出し、その札でおれのほほをぺしぺしと叩いた。
「青年、こいつはいただくぜ。勤労青年、ここいらで商売するには私らに所場代ってのを払わなくちゃいけないんだ。というわけでタフネスな殴られ屋クンの今日のお稼ぎをいただくぜ」
そんなことを男はいってきた。おれは言い返そうとしたが、舌がもつれて言葉にならなかった。男が面白そうにおれを覗き込む。
「おおい、青年。意識落ちちゃったかな!?」
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>>272
どこだったかな、「女の子にしか使えない〜」関連でよく似た文章を見た記憶がある。
内容じゃなくてネタが、ね。
ただそれだけ。
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>>274
冒頭のネタの部分?
手切れ金とかの下りか。
金が有り余っていれば男の魔術になっていたのにな。
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そういえばクダンの「女の子にしか使えない〜」がどうして魔術なのかわからない。
誰が誰にどういう効果を及ぼそうとしているのかまったく不明な感じ。
誰かわかる?
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意に沿わないように嫌がらせしてるだけかも
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失神したおれは男から介抱を受けた。あとで知ったのだが、男は当時移民街を仕切っていたやくざハンドレッドドラゴンクライブのメンバーだった。半日ほどおれは眠ってから目を覚ました。
暗い部屋のベッドで横たわっていたが、雨戸の隙間から漏れる光で昼間らしいと判った。発熱して怠かった。もう少し寝ていたいとおもったが、喉の渇きがつよくて上半身を起こす。骨や筋肉が痛んだ。おれは咳をする。骨格が軋んだ。そうとうひどく打たれたらしかった。
ドアを開けて目を細める。どことなく見慣れた光景だ。市営住宅の一室のようだ。そこは居間らしくてソファがあってテレビがあった。テレビがワイドショーを流している。ソファに座っている人物がふりむいた。
このときおれは軽く驚いた。そこにいたのはトカゲ人だった。トカゲ人なんてゆらぎ市では見慣れた存在だが、ここまでそばに近寄ったのはこのときが初めてだった。現在のゆらぎ市では信じられないことだ。
もう大丈夫なの?とトカゲ人はいった。もう動けますと答えながらおれはちょっととまどった。なぜここにいるのかわからなかったからだ。
すると察したようにトカゲ人は、リンさんが昨日連れてきたんだといった。
リンさんというのは昨日おれを助けて、それから金を奪った男だろうか。
リンさんは屋上にいるよ、たばこを吸っているの、ここは禁煙だからね。とトカゲ人。
それでおれは部屋を出て階段を登った。何度もへたばりながら階段を登ると屋上にたどり着いた。
屋上では昨日おれの金を取ったあの男がフェンスにもたれながらタバコを吸っていた。男はタバコをくわえたまま顔中にしわを寄せて笑った。
「木戸野青年、お前もタバコを吸いにきたのか」
「いや。そういうわけじゃなくて」
「そうかい。てっきり部屋を追い出されたかとおもった。トカゲ人ってのはニコチンが嫌いでさ」
「待ってください。なんでおれの名前を知ってるんですか?」
「原付の免許証があったから。こういう街で遊ぶときはそんなもの持ってきたらいけないぜ」
「金と免許証、返してください。それと電話を貸してください」
「どこに電話するのさ?」
「勤め先に。今日は休むって」
「フムン。なに、青年は新手の露天商とかテキ屋じゃないの?」
「子供堕ろすのに15万必要だって女からいわれたんですけど、金がなくて」
「なにそれ。おじさん、ゴシップ好きなの、もっとよく聞かせてよ」
おれはリンさんとやら女に利用されていたことを話した。それで自分自身に愛想を尽かして殴られたい気分になって殴られたことを伝えた。
リンさんはフェンスによりかかりながら盛大に煙を吐いた。
「フムン。判った。で青年は工場でなにやっての?」
「プレス機でスプーン作ってます」
「板金をガチャコンガチャコンやってのか。機械に手をいれてみたくなったことない?」「ありません。でも頭ならありますよ」
「なんでさ?」
「考えるのが面倒くさくなるんですよ、よく」
「フムン。いいねいいね。おじさん、青年みたいなの好きよ。ところで青年、週末は暇かな、ボクシング見に来ない? 特等席でご案内するよ」
「特等席ですか?」
「そう、特等席!なんたって目の前!リングの中」
「!」
「なにそのいやそうな顔。金ほしいのでしょう?出てくれるなら15万出すよ。報酬として」
「その15万はおれが稼いだものです」
「おじさんにとっては不正な金だよ。だって私らの組織の所場代払ってない野郎の稼ぎだから。いいだろう、木戸野青年?お前の殴り屋見てたよ。あんな風でいいんだよ。あんな風でいいからちょっとでろよ」
「あんな風でいいんですか」
「そうさ。ちょうどあんな尋常でなさと地味さが必要だったのさ」
「わかりました」
おれはリンさんと約束した。
そして週末が来る。
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最果ての変人にて時の旅人は
在るとき暇だったので政治や統治、歴史の記録を調べていた―
――ふと「支配統治の実験」を思いついた
人間も無為な殺戮も嫌いな変人だったが――
知識欲に負けてある時ついに過去に跳んだ。
自らが「国」と「統治」の実験をせんが為に。
その国の名はアルセミラ。
歴史から忘れられた、流麗かつ端正な華の国。
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アルセミラ?アルセミットじゃなくて?「アルセスの物では無い」国ってとこか。
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アルセミラとアルセミットの裏。地理的には同じ場所だが生きる「時間」が違うから認識も干渉もできない。
「アルセミラは時間の流れから隔離されて永遠に続いている」
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「アルセスに所有されないものとはつまり、この世に存在しないものである。」
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「つまりあらゆるものはこの世に存在していないのである。」
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かつて古代魔術【人類】が唱えられた際システムに組み込めなかった悪しきモノの「余り」が封じられた小箱があるという。
余分の小箱などとと呼ばれるが、実際にどういった存在が容れ物となったのかは知られていない。
中には人類には存在しない感情が一つだけ封じられており、解放されるとシステムを維持出来ずに人類は滅びる。
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シシッ……「ちーとこーど」ってやつだな……
それがどんな物かでどうやってあけるかを知ってる奴は殆ど居ないけどな。
余分の小箱は一つで九つに分けられた。
直に開けられない為に。
箱の欠片を統合して組み立てて初めて箱が空くのさ。
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余分の小箱には「絶対的満足」が封じられている。
ゲヘナの一派が意図的に「幸せな一日」を得るために余分の小箱を探している。
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そして問題なのは、
その小箱、
フタが開いた状態で見つかったのだ。
どうやら人類は滅亡を呼ぶ幸福さえ、不足だと感じたらしい。
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人類が【人類】の範疇から逸脱した瞬間だった。
この時初めて人の可能性は本当の意味で無限となったのだ
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「【人類】を脱却した人類」は、既に出現していた「【人類】由来ではない人類」と合流し、その総数を増していった。
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異なる種との混合により生物としての強度が飛躍的に高まった人類はその勢力圏を大幅に拡大。
仮定魔術と数法体系の応用による支援特化型集団魔術理論【超人】の開発。
そして突然変異的に現れる【英雄】達。
人類は後に猫や魔女、兎をも巻き込む戦火の覇道を歩み出したのだった。
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異なる種だったら血が交じらないだろう。
前提が変。
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>>291
いやいや、>>290は「人類躍進史」という書物を売った際、使われたアオリ文の一部だよ。
「内容が余りにも偏視点的」という声が多くて、人類万能主義者くらいにしか売れなかったみたいだけど。
ちなみに俺は初版持ってる。ちょっと自慢。
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異なる種であっても交わらなければ生き残れない環境下に置かれたとき、
異種交配が成功した例は幾つか存在する。
かつて猫の住処が納豆神に八八年間封じられていたとき、
食糧難に陥った猫たちが兎と交わることで納豆を克服したという話だ。
その後猫兎らがどこに消えたのかは知られていないが……
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>>293
それって交わる前の親世代はどうやって生き延びたの?
子が育つ前に全滅してたら、どの道子孫も絶滅しちゃうよね?
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食料の備蓄があったんじゃない?
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>>295
>>293が「食糧難」つってるが。
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ウンウンオクトは言いました。
両性の神門を潜り抜け、
ナインをこちらによこしなさい。お話があるのです。
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ナインは言っていました。
話というものは、したいものが持ってくるものである、と。
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ある村に、エリザという女の子がいました。
エリザは人間と同じ材料でできていました。人間と同じつくりをしていました。人間と同じように鼓動を打ち、息をして、ご飯を食べて、眠りました。人間と同じように話をしましたし、働きましたし、笑いましたし、泣きました。
でも、村人の仲間にはなれませんでした。
彼女は人形である、と誰もが知っていましたから。
彼女は、彼女を「作った」という人と一緒に、里と、川と、山からそれぞれ少し離れた小さな家に住んでいました。
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……いろいろあったけど銀の車輪に乗ってきた
訳のわからない魔法使いがこの国の新しい王様になった。
その王様は「アルセミラ」と名乗った。
アルセスの物ではない物…という名前。
そいつは卓越した話術で見る間に民衆を扇動して
武器庫と食料庫を開放した。
そして革命軍と軍隊とは戦闘になった。
その時にもまるでヒトじゃない、魔人のような魔力で
この国の圧政の一端を担ってた魔術師軍を一人でなぎ倒した。
片目の黒竜がお城の尖塔を吹き飛ばした。
そいつは王族と貴族とを納豆糸で縛り上げ、広場の前に突き出してこういった。
「私はこの者の処遇を諸君等民衆に任せる」
見る間に今までの王様たちと貴族は民衆の手で八つ裂きになった。
そして国民は王の交代を受け入れることにした。
アルセスの物ではない、と堂々と名乗る背徳者でも
何処の馬の骨とも分からぬ魔術師でも
レストオロセかビシャマルと見紛う様な今までの治世よりは百倍一千倍マシだろうと。
でも、その王の統治はみんなの斜め上を行くものだった。
―アルセミットから出土した古文書。
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カメムシ騎士団、まことに間の抜けた名前である。カメムシとは瓶などに
閉じ込められれば強烈過ぎる自らの体臭によって死んでしまう虫である。
カメムシ騎士団はその名前によって、その理念を語っている。
「我々は閉じ込められてはならない。」と。我々とは全ての知的生物を指す。
知あるものはそれ自体が致命的な悪臭の源であり、狭い場所に閉じ込められる
ことは滅びにつながる。そのため、世界、知あるものの居場所は常に拡張され続けなければならない。
革命騎士団系の団体ということもあり、彼らの行動にはテロ入ってる部分もないではない。
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エルトの領地にある「ゆりかご」は4つの氏族によって維持・運用されている。
儀式と補給によってパンゲオンへのアクセスを可能とするこの施設は、同時にパンゲオンへの直接攻撃が可能な数少ない世界の急所でもある。
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フィッシングシステムによってエルアフィリスのスルー力は日々鍛えられてゆく。
やがてはどのような記述に相対してもココロ乱されなくなるだろう。
それは、言理の妖精としての死でもあるのだが。
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晴れていれば四つの月がすべて見られるこの寒の季節、【くり】たちがしんしんと降る雪の中、
夜の方向へと歩を進める。波をかぶるかかぶらないかの、海水の熱で雪の積もらない帯を、小さな個体を集団の内側の方に、
大きな個体は外側で壁を作って、夜の、フィーリィの、方向へ。
造船所からはときおり、苦力たちの仕事歌が風に乗って聞こえてくる。
15の夜には槍投げ励んで、19の夜には槍から落ちた
暖をとるための火は、けして彼らのものではないのだけれど、監督官の息は白いし、
彼らの息はそしてそこまで白くはなっていないのだ。
船ははるか西への交易のために使用されることとなる。まだキールもむき出しで、側板を張り艤装するころには
幽月はもう沈んでいることだろう。水もぬるみ、クルエの子たちが産卵しに上がってくる。【くり】たちもまた、夜の方向から戻ってくる。
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カメムシ騎士団の監察官であるフォッチ・チェイウォは13日、
ホウノ号への乗船を許可されなかった。理由は押して知るべし。
カメムシ騎士団の頭当てはカメムシの背甲を模した鋭角部とそこからすらりと後方に延びる曲面部からなり
緑青を薄く張らせた上に樹脂での光沢を乗せたその作りはまさしく粋そのものと言ってよい。
カメムシ騎士団の特徴的な戦闘法の秘密は、彼らが常に背負っている、後部に開口部のある皮製の袋にある。
混合炭素を背面に燃焼させ瞬間的な加速力と、後方への絶大な制圧力を持つ。
そのため彼らは仲間を自分の背後にはけして立たせない。徒党を組む際には常に横一列で歩く。
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トリニトロトルエン。
トリにトロ取る宴。
美味しいものは最後に食べる主義。
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と、同時に化学少女の魔法の呪文のひとつなのだ!
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ただし魔法は誰でも使える。
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アルキルベンゼン
アルセスを斬る便所コオロギは善。
普段は忌み嫌われている者でも、
素晴らしい行いをすればそれなりに評価されること。
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ただし便所コオロギは評価など求めていない。
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カラーリング:シャイニングシャドウってどんな色なんだw
すごく中二病くさい名前だwww
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そりゃおもう黒ベンツみたいに黒光りしてるわけよ。
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黒色の影ならそうかもしれんが、それ以外の色だったらどうする。
・・・あ?いや、この「シャドウ」ってのは光の影なのか?
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問題は寒いことじゃない。
寒いってコトに気を向けてしまうことだよ、見知らぬキミ。。
情熱も、焚き木がなきゃ燃え上がらないってことさ。
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必殺技・大魔法・特殊アイテム
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1156858243/275
私はこの問いに、「レフレクトーア」という固有名詞が成立した経緯を創作してもいいし、彼女が何故「リフレクト」を正確に発音できないのか説明してもいい。
あるいは技名が正しく表示されていない理由を飛来神のタイラ氏が今朝食べたバター巻きちくわぶに見出すこともできるし、問いを発した妖精のブラウザにだけ「レフレクトーア」と認識させている点から新種のアクセスポイント限定型サイバーテロの可能性を指摘してもいい。
だが出力が上がらぬ。
なぜだ、なぜこうも回転が遅いのだ。
燃料はたっぷり、オイルは換えた、エレメントは摩いたし、ベルトもまだいける。
なぜなのだ。
いったい問題は、どこに。
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>315
【湯船】
使用することで思考の詰まりを取り払う力を持つ。
他に【便座】【甘味】【布団】【ウルスラさん】などがある。
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風呂はもうもらった。あったかかった。幸せとはあれのことだ
甘味も、余りもののケーキをいただけた。美味。味音痴だけど美味。
便所も行った。ついでに命乞いもしておいた。「今日は見逃す」ってたすけてもらえた。この恩は忘れない。
布団は今くるまってる。私の部屋って暖房無いねん。
ウルスラさんは美脚が神々しすぎてもう何年も見てない。カラスは美人だ。
私はこれだけ恵まれて、何をしているのだ。一体、なにを。
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じゃあ逆に【空腹】【禁欲】【夜更かし】などお勧め。
欲求不満が記述に変わるはず。週末にでもどうだろう。
特に二食くらい抜くと逆に頭回ることがよくある。
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夜更かしは毎日しているな。現在進行形。一日は100時間くらいあっていいと思う。
禁欲か・・・性的欲求の解消もそういえば最近はしていない。歳取ったからか。
極度の空腹は経験がある。喰うのどうでもよくなってやたら眠くなった。もう一段階くらい空腹レベルが上がるとどうなってたんだろう。
というかまあ無駄な妄言妄想は浮かぶんだ。日中、勤務中は完全拘束だしメモも取れないし。考えたらかなりの欲求不満な状態だよな。
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びーむ!びいーーーーむ!なんだかよくわからなくってむかつくので鏡にむかって殺人光線!死なないやつは人非人だ!
・・・。
あれ・・・私生きてるや。へへ、おかしいな、死んだはずなのに・・・。
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人間たちの部隊章は三重の同心円を4つの手のひらで支える少年少女。色は少年が暖色、少女が寒色。
わたしたちのは堕果(りんご)をくわえこむヘビ。色は紫から青へのグラデーション。
部隊章の下に個人章がついてて、それが個人色で塗られてる。
人間の総部隊長の個人章はフルブライト(太陽色)。カタチは言うまでもなく槍。
わたしのはクォートグリーン(二十五夜色)。一般隊員の個人章は人間もわたし達も同じで円盤と球の連結形。
わたしのとなりで装弾チェックしているのはヘリス。ネイティブクィーンブライト(太月色)の2級部隊長。カタチは・・・なんだろう、水車に動物の足がついてる?馬かも。でも爪があるから獣かも。あ、虫の足もある。
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わーい、2chのゆらぎスレが結構賑わってるよーーー!
という夢を見た。
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>>322
泣けた。
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しばらくぶりにゆらぎに戻ると、そこは別世界だった。
なじみの食堂はなく、知らない店の知らない厨房には知らない店主がいた。
メニューには地元の無難な品名が列んでいた。
ここだけは変わらずか、と知らず安堵の吐息をついていた。
注文した料理の味は、記憶の中のクソ不味いそれとは似ても似つかない大変結構極まりないものだった。
わたしは落胆して店を出た。
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SF絵本。
セラティスフルボッコ絵本シリーズの略。
最強の神セラティスが苦手なことに直面しこてんぱんにやられる
↓
頑張って克服する
↓
その分野でも最強となる
という流れで描かれる児童書。
可愛いイラストのおかげで大きいお兄さんにも大人気。
現在シリーズ47冊。
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実は児童書でなくてアダルト向けな扱いです。
児童書コーナーにも置いてません。
じゃあなぜ児童書っぽいのかって?
「そっちのほうが背徳感があってイイ!」
のだそうです。
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第一巻の「苦手なこと」は
「触手」
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あー、ひょっとして、他の記述に対しては、相反したりスキをつくような記述よりも、補強したり補完したりする記述のほうがいいのかな。
そっちのほうが総量増えて、後に遺るっぽい。
どうするかなー。
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や、「どっちもやればいいじゃない」、ってのが正解なんだろうな。
他人が似たようなこと言い出したら俺もそう言うし。
んー。
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あああ、グダグダ迷ってる間にどんどん作業が増えるー。最初は「やりたいから」はじめたのに今じゃ「やらなきゃいけないこと」になってるー。
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ちくしょう!
他人なんて気にしない/気にするな とか言うくせに気にしまくってるじゃねぇかお前等!
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が、がおー・・・
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そう言ってセラティスは息絶えた。
紀神と同じ名を語るにはまだ未熟だったのだろう。
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