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汎用記述スレッド 2
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この場所は特に制限を設けない総合記述スレッドとして汎用的に扱います。
ここに記述された文章が神話を構成する断片となります。
前スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1140326832/
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タコは終焉のシンボルです。今決めました。決めたったら決めたんです。異議は聞きません。プイ。
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そういって顔を背けた>>180は自分の真横で踊り狂うΩを見た。
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「こんなところに活きのいいオメガが。今夜はメガ刺しですね」
ホクホク顔でビニール袋にΩを詰め込むと、口をしっかりと縛って>>180は家路についた。
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>>180wwwwwwww
あれ、ねえ、もしかして間違いじゃないの…?
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「そうですか」
誰も相手してない話に仕方なく相槌打つ身にもなれと(ry
>>111
間違いかどうかの判断は>>180のレスを待ってからでもいいんじゃないかな。
というか繋がるようにキミが>>180を書き込めば(ry
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おめがわしいが、まぁ、そういう結論になるであろう。
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モチベーション、やる気、動機、駆動力。
ちょーエンプティ。
なに見ても聞いてもつまらない。
不味い。
何より大事だったものまで、どうでもいいもの、としか見えなくなったらどうしよう。
・・・どうでもいいか。そんなこと。
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>>114
しばらくダラダラしたり、好きな事やったり、寝てたりすると打破できるよきっと。
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>>114の変死体が2日後に発見された。
両手足を切断の後に再縫合した跡があり、当局では他殺と見て捜査している。
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>>115
そうしたいがそうも言ってられない。何かしなきゃいけない、何か作らなきゃいけない、という焦りが来る。意味不明だが来る。強迫何とか言う奴か。くそう。
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休む時に「休まなければならない」と思ってしまい、逆に神経をすり減らしてしまう。
という人は少なくない。
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少なくなくないこともないとされるが実はそうでもなくない
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なくなくなくない。
対語は
あれあらありえる。
ではない。
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記述と雑談の区別がつかん。
wikiへの転載はどの程度「自分の言葉」で書けばいいんじゃろか。
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子を得た少年少女は少年少女たりえるか。父母へとクラスチェンジするのか。それとも父性母性はアビリティで、クラスは少年少女のままなのか。
子が少年少女へ、あるいはそれよりさらに成長しても、父母は少年少女であり続けられるか。
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年齢で少年少女を規定するという説はよく見るが、その具体的条件が一定していないのは説に不備があるからなのではないか。
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8res以上流されたレスには、その内容によらず返信は発生しない。
これを「言理の妖精の水平線は7レス以内」と呼ぶ。
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しりめつれつ ver1.00
ダウソした
実行した
おわた
ゆびいたい
世のなかのノベルゲームというやつはなぜにクリックしなきゃすすまないのか
オートモード?
は
とろすぎてせからしすぎ
機微っつーものに縁遠くてだめだめ
ゲームちゅうだけマウスの左右移動にクリックわりあてられりゃすこしはましか
フリソさがしてこよう
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魔王がヴィイちゃんを邪険にしている・・・。
3000世界に打ち出された探査写像の一体かも知れないのに・・・。
言語トランスレータが故障していただけで、じつは路をたずねに来ただけかも知れないのに・・・。
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ヴィイと魔王は犬猿の仲。
むしろからすとうさぎ、竜と猫みたいな対立項。
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なぜか「49番」への記述が「あやね◆eY45Z75rvs」についてる件
イングロールたん間違えてるよ・・・
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間違っているのは俺だった
ごめん星局
>>128はインクルーザたん宛だった・・・
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49=あやねという風説があるが、定かではない。
姉妹の中にもこれを信じている者がいるようだ。
インクルーザもまた、この話を信じる者の一人である。
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>>130
そうだったのか。
ごめん、おいちゃんはインクルーザちゃんの夢を壊すところだったんだね・・・。
だいじょうぶ!サンタクロースはちゃんといるよ!お誕生日が年始に近いからってクリスマスとバースディとお年玉を一緒くたで済まそうとなんてしないよ!
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>>131
子ども扱いされて心外。
自分の信じるものが全て真実だなんて思ってはいないけれど、それでは貴方は
49があやねでは無いということを証明できるのか。
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>>132
反証側にだけ証明を求めるのはずるいです。
まずは、「あやねが49である」証拠の提出を願います。
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>>132
返答。
子ども扱い、ということだがその意図は無かった。
もし無礼であったなら謝罪する。もうしわけない。
でもサンタは信じてるんだよね?
ところで「49があやねでは無い」証拠、ということだが。
彼、ないし彼女のトリップ◆eY45Z75rvsは一時期彼ないし彼女自身の手によって(と、思われる)公開されていた。
そしてそれを自分も入手した。
あとは詳細言わずともいいだろう。
巷で語られる「あやねの仕業」はじつはそれ以外の手によって起きた部分が、一部あるいは多分に含まれる、ということだ。
個人的には最初に起こされた事件以降、あやね自身は活動していないのではないか、と言う印象を持っている。
以上だ。
現在システムの改更によりトリップの再演ができないため、実証できないことを不足としてわびる。
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おっと。
>>134は>>131の書き込み、ね。
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>>133
確かにそうでした。
一応補足しておきますが、私が知る49番は百科事典の記述にある通り、
既に存在していた「あやね」なる都市伝説を利用し、乗っ取った女です。
故に、厳密には「あやね>49番」であると私は認識しており、「あやね」の噂を
彼女が借用していたのは私個人の知己、つまり本人の自己申告なのでそれ以上の証拠の提示はできません。
>>134
>でもサンタは信じてるんだよね?
何を言っているのかよく分からないけれど、サンタさんなら私の隣で眠っていますよ。
証拠については理解しました。
が、それでも腑に落ちない部分が一つ。
あなたはその最初の事件を起こした「あやね自身」が49番である、
と私が認識していることについて物申したのでしょうか。
それとも「あやね」に49番が含まれる(関与している)こと自体を否定したのでしょうか。
それとも私があやねの所業は全て49番一人のものである、と思っていると思われたのでしょうか。
一応、あやねに纏わる噂全てが49番のものではないと私は認識しているのですが・・・。
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私は立っている。
鉄の大地に、立ち尽くしている。
ベッドは白く、空は赤く、視界の果てはどこまでも青く。
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お前、地面にベッドを直置きしてるのか。それとも地平線の見えるくらい広い部屋なのか。
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んー、なんか案がないかな。ネタネタネタ。
埒が開かないぜまったく。
まあ案があっても実行できるかは別問題ですけど。
というか実行するべきかどうかも今ひとつ固まってないな。
おいおいおい。
まずは目的か。
そうだなあ、じゃあ「BBSを封鎖」やってみれば。
なんだそれ何の意味があるんだ過疎るぞ一発で。
や、カンフル剤というか超回復というか文章投稿以外が動くんじゃないかな、と。
動かなかったら?
・・・ぽっくり?
おいおい。
じゃ「スレ数削減」。
集中してカオスるんじゃ。
そこがいい。
何の意味が。
飯オチ。
飯乙。
いてらー。
いただきまーす。
お前も食うんか。
弁当はPC前で広げられますから。
ええのう愛妻弁当。
自作ですが何か。
つまり右手が恋びt(ry
飯時に何を言い出すか。・・・俺も飯おち。
いてらー。
ごちそうさまでした。
早ッ。
次はメインディッシュです。
フルコースか。
いえ、サケおにぎりの次はオカカカルビです。次はマカロニギョーザ。
500円コース?
520円コースです。
みんないいなあ、腹減ってきた。
食えば?
ここ地下400メートルですねん。今上昇中。
乙。
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埒を全開にしてやんよ……口で言うのは簡単だが、
ネタはなかなか見つからないな。見つかっても料理する技術がない。
いや、時間をかけてやっていこうという気合もないだけだろうが……
ううむ、このヘタレめ!でもきついんだよう。
雨が降ってきた。
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硝化銀の散布時間は2時間です。
この間は外出なさらぬようお願いします。
―ゆらぎ市環境課―
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自動解釈してください
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あいわかった。
ではまずは首を洗われよ。
拙者はその間に白装束を用意して参るゆえ。
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某、むしろおぬしに紅白の巫女装束の装着を所望す
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「顔獲り」エトラメトラトンに獲られた名前と顔。
獲られた本人にも思い出せないそれを知っているのは、当のエトラメトラトンともう一人。
エトラメトラトンが獲った名前を捧げる、彼だけが信奉する無名の神。
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どっか往け匿名どもーーー!!
ってオイラも匿名だーー!?
どっか往かなきゃー!どこ往こー?
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あの世。
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伝説の英雄シャーフリート。
彼はとある魔術師の家系に生まれついた。
時間に関する魔術を研鑚していた彼の両親は、その偉大なるシャーフリートの力を
現代だけで使い潰す事を惜しみ、彼を過去に送る事に決めた。
シャーフリートの偉業によってあらゆる邪悪と魔は駆逐され、世界に平和が訪れていた。
その上過去の汚点も全てシャーフリートが濯いでくれるとなればこれが歓迎されないわけがない。
多くの人々の後押しを受けて、シャーフリートは過去に移動した。
過去の世界で彼はまたしても世界を救い、旅の連れであった女魔術師を娶り子孫を残した。
その子孫達は長い年月のあいだに偉大なる祖先を忘れてしまったが、その優れた資質は
確かに受け継がれていった。
やがて年月が経ち、その家系からシャーフリートという男が誕生した。
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新大陸では武器の概念が薄かったため、渡来した武芸者が興した流派はどれも入門者に事欠かなかった。
「呼銘流」もその新興流派の一つであり、「武器を使う」ことで生じる非日常的な身体の動かし方を主な教授内容とする、いわば初心者向けの流派だった。
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うーむ。
やる気が足りぬ。
興味惹かれない記述を自分の言葉で書くのは難しいなあ。
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ピュクティエトは猿。
新大陸人が異様に本大陸人に対して劣等感を持っているのは鎖国状態が解けた直後の日本みたいな状況だから。
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ピュクティエトはカニかな。
青くてとがってるやつ。あと単独行が多い。
「新大陸人」は「本大陸」から移住した人々を指します。
もともと「新大陸」と呼ばれる場所に住んでいた人々は「新大陸人」とは呼ばれませんでした。
それはなぜか。
「本大陸人」は、自分たちと比べてほとんど違いが見られない彼らに最初は、過去に移住した「本大陸人」なのだ、と思っていたからです。
ぶっちゃけ言語さえ「なまりが強い」程度でしかありませんでしたし、衣食住の習慣やその他風習は本大陸との自然環境が違いすぎて、類似である方が不自然に思えるくらいです。
宗教も、もともと「新大陸へ移住しよう!」なんて考えるチャレンジャーな人々の間ではかなり単純化されていた(神様はいる。くらいの認識)のでほとんど差異を見出されませんでした。
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フォグラント
その意味は、夜のうちに大地を覆った霜が朝日でとけて霧となって白く輝くこと。
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日も昇りきらぬ朝方に見えるフォグラント減少は朝のお天気コーナーでは大人気の模様
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減少ってなんだ。少なくなってしまうのかフォグラント。
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フォグラント減少現象、の略だね。
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暗喩などでメッセージを送ったとき、見出される意味は送り手の強調よりも受け手の嗜好が強く出ると聞いた。
絵を観て受ける印象の多くは、画家の脳ではなく鑑賞者の脳が作り出すのかもしれない。
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べ、べつに監視していたわけじゃないんだからねっ!
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105036
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http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1212227497
ひょっとしてこれは・・・真に受けたのか。
それとも・・・。
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開け放った窓際、吹き込んだ突風、倒れる花瓶と写真立て、エアリエルの力量を再認する、風を使わない風使い。
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回転する車輪を停めたければ中心の軸を叩けばいい。
そう聞き、そう信じた魔女狩りの拳闘士は、結局両の拳を失うこととなった。
いまは酒場の用心棒。
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境界を越えて漏れ出したのは、猫の国の妄想か、多頭の背の狂信か。
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手首が痛い・・・タブレット表面とこすれてタコができてる。
マウスから乗りかえてみたけど当たる部分は結局同じか・・・どうするかな。
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大根ソウルは大型の装置を操るために設けられました。
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人参ソウルも作成されましたがこちらは「つじつまが合わない」という理由で動作しませんでした。
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牛蒡ソウルはそもそも黒歴史でした。
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倉庫:途中のものがしまってある。途中のものしかないので、完成することは無い。
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ピンチ時に最大の出力を発する動力を、そのままなら出力が足らず自重で崩壊する装置に仕込む。
↓
「壊れる寸前」程度のところでバランスがとれる。
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ジヌイービに伝わる堕天使ケイア=ストラタイは三十六枚の翼を毟り取られ、
天から地に落とされた。後にある妖術師がそれらの翼を手にいれ、
それぞれの翼から九人一組の妖魔が作られたという。
『美戦九士』『麗躍九士』『美戦九姫』『麗躍九姫』である。
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パワーが足りない。
咬みついても、そこで満足してる。
もっと、食いちぎって、噛み砕いて、飲み込まなきゃダメだ。
もちろん消化して、自分の血肉にするのは当然。
もっと強くなれ、犬。
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な、なんて犬きい人ですの……!
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>>172
と、その犬とあいまみえた女戦士は呟いた。
それほどまでに、その犬の強大さ、貪欲さは途方も無いものだったのである。
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途方も無いのにまだ足りないという飼い主は一体何者だ。
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コキュルはこう言いました。
『あなた、または君は死んではなりません。何故なら、死ぬと考えられなくなるからです。
考える事を止めた存在は、ただの石と変わりません。この世に存在する意味がありません。
あなた、または君が意味ある存在としてこの世にありたいなら、生きて考えなさい』
弟子達は『確かに』と頷きあいました。
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コキュルはこう言いました。
『物を盗むのは悪ではありません。何故なら、人は他の存在から何等かを奪って生きているからです。
あなたはヤギから乳を奪い、喉を潤すでしょう。
あなたは鹿から毛皮を奪い、体を温めるでしょう。
あなたは大地から木を奪い、家を建てるでしょう。
そして私はあなた達から金を奪い、神になる準備をするのです。
奪われた者は嘆くでしょう。
奪った者は笑うでしょう。
幸福は他者の涙の上に実るのです』
弟子達は『確かに』と頷きあいました。
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コキュルはこう言いました。
『快楽を貪るのは悪ではありません。何故なら、人は快楽を得るために生きているからです。
友人と楽しく会話するのは悪ではありません。
友人と楽しく中傷するのも悪ではありません。
何故なら、友人とあなたはそれで幸福だからです。
恋人を抱くのは悪ではありません。
他人の恋人を抱くのも悪ではありません。
何故なら、その恋人とあなたはそれで幸福だからです。
神を崇めるのは悪ではありません。
悪魔を崇めるのも悪ではありません。
何故なら、その神や悪魔とあなたはそれで幸福だからです』
弟子達は『確かに』と頷きあいました。
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コキュルはこう言いました。
『この世に、悪など存在しないのかも知れません。何故なら、悪とは他人が勝手に決めた基準なのですから。
寝ることは悪かも知れません。何故なら、時間の無駄だからです。
食事は悪かも知れません。何故なら、他の命を奪うからです。
性事は悪かも知れません。何故なら、ふしだらだからです。
寝ることは良い事です。何故なら、そうしないと生きていけないからです。
食事は良い事です。そうしないと生きていけないからです。
性事は良い事です。何故なら、そうしないとその種族は消滅するからです。
ただ分かるのは、私は悪徳しか教えないということです』
弟子達は『確かに』と頷きあいました。
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コキュルはこう言いました。
『あなた達は知恵を身に付けなさい。何故なら、知恵こそが人を幸福にするからです。
ある国のある神は人にこう言いました。《知恵を身に付けてはならない》と。
神は知っていたのです。知恵を身に付けると、人は神をも超えてしまう事を。
弟子達よ、愛しく疎ましい私の弟子達よ。
神を超えなさい。
他者を踏みにじってでも幸福になりなさい』
そう言って、この日のコキュルと弟子達の夜会は幕を閉じました。
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コキュルは神々の図書館の常連である。
彼はそこの主とも親しく、悪に関する書物の大半は、彼が彼女に教えたものである。
そして彼は、その図書館に書物として並ぶ事がある。
読んだ者に悪徳と悪の弁解を教える魔導書としてだ。
それを読んだ存在は、すべからく大悪人になる。
故に彼は、図書館の常連達からは『真の魔導書』『悪の手引き書』と呼ばれる。
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コキュルの婆ってさ、なんかちょっとボケ老人っぽいね。
こう、思考の結果じゃなくて経験の蓄積をただ垂れ流してる感じ。
だから返答を求めてないんだろうな。
そこに人がいるから喋ってるけど、これが目や耳が衰えてきたらきっと壁に向かって喋ってるんだろうな。
押し付けがましい書物、というのはまさにぴったりな化身だ。
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最近一番笑ったセリフ。
アルセス「他人のせいにすんな」
ごもっともです。
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コキュルは真っ白なローブを頭の上からつま先までかぶっている。
故にコキュルの素顔見た者はいない。
わずかに開いた隙間から、シワの入った口元や手が見えるだけだ。
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ジヌイーバは実在しない。
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ジヌイービは絶滅した。
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ジヌイードは眠っている。
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ジヌイーキは爛れきってしまった。
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ならばこの俺が……!とケイア=ストラタイは怪気炎をあげる。
すっかり惰弱ッたこの連中に鼓舞の毒を授けようではないか。
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「そォれ、イッキ!イッキ!」
囃したてられるままにゴクリ、ゴクリ、と飲み干してゆくストラタイ。
あっという間、というには少しかかったが、大盃はすっかり空となり。
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そして、恐るべき宴会芸がはじまる。
夜はまだまだ終わらない――――
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「鼓舞の毒」って何かと思ったら酒のことか。なるほど。
ところでイッキはやめれw
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ケイアちゃん、ケイアちゃん、もっとすごいの見せてよ!
あるんでしょ?だってこの前言ってたじゃん、自信作があるって!
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とても大きくて古い図書館の端っこで見つけた一冊の本。
最初のページには祖ミアスカの言葉が記してあった。
私はその上から赤色の油性ペンで「ゆらぎの神話なんて大嫌いです」と落書きした。
次々とページを捲り気が済むまで色々な落書きをして立ち去った。ごめんなさい。
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ある王国に存在するラヴァエヤナの図書館には、「ミスカトニカ断章」が所蔵されていた。
しかし、アーザノエルが閲覧するためにその図書館を訪れたとき、図書館全焼事件が起こり、断章の行方は不明となった。
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アーザノエルは図書館全焼事件以来、夜明けの悪魔とあだ名されることとなった。
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ところが後に、当時のアーザノエルは星見の塔で休眠中であり、外出していないことが判った。
これは魔女姉妹のみでなく、外交的交渉のためにやってきていた数ヶ国の外交官も証言したため、とりあえずは信用されることとなった。
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全焼事件によって、図書館に所蔵されていた「ミスカトニカ断章」や「烏兎紀」などの貴重な文献が失われてしまった。
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なぜか120年後にある富豪の死後、開催されたオークションで「断章」や「烏兎紀」の数ページが発見された。
調査の結果、焦げ跡はおろか加熱された痕跡も見当たらなかった。
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「断章」「烏兎紀」は焼失していない可能性あり。
何者かが事件以前に持ち出していた?
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こういった「歴史の謎」はやはりその他の謎と同じく、未解決のまま埋もれていくのだった。
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図書館全焼事件の謎にいどむ一人の少女がいた。
名を、うとうと姫という。
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彼女もまた、謎へと挑んだ多くの「名探偵」と同じく、ある晩を境に歴史の表舞台から姿を消した。
彼女が最後に滞在した部屋には、旅行鞄や愛用の護身鞭をはじめとした荷物の一式が残され、まるでちょっとそこまで散歩に出たかのような状態だった。
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借りてた本を返しに来た(一年延滞)ムランカ姐さんは、焼け落ちた図書館を見て
「これ、このまま貰って良いのかねぇ」
という不穏な一言を呟いたという。
ちなみに本のタイトルは「美酒100選〜東方編〜」と「古今東西 美少年の弄り方」で、これまた好事家にとって涎垂の品だったそうな。
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ムラ嬢は結局、その本を捨ててしまった。
「表紙を開いたらヨダレまみれだった」だそうな。
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おまけに「美酒100選 〜東方編〜」は「酒臭くて読めたものじゃなかった」そうである
当然、こちらも捨ててしまったので永遠に行方不明である。
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なんでムランカ姐さんが図書館に入れたかというと、この国の女性に代替わりしていたからである。
なんで図書館から本を持ち出せたかというと、面倒くさいから壁をすり抜けて外に出てしまったからである。
延滞の理由は、そのまま旅に出てしまったからである。
どこまでも大雑把な人なのである。
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本を弁償したのは、イウワァバイという少しだけ移り気な男だった。
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