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最果てに住まうティアテラ

191Eal-Baxtual-Ω:2018/09/22(土) 00:29:49
「いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように」
「いつ」「旧世界の終焉と葬式の日、新世界の開始と誕生の日に」
「どこで」「事象の地平線に囲まれた特異点、凍てついたビッグフリーズの時の最果て、地の果てで」
「だれが」「待ち望んだマクスウェルの悪魔を宿すもの、新たなる人類(キュラギ)を唱えるもの
終末少女エアル、最果ての妹。未知なる末妹、終わりの妹であり振り子の担い手が」
「なにを」「世界の破壊するのか、それとも再生するのか」
「なぜ?どのように?」
「エアルは何をするつもりなのか、なぜをそうするのか、どのようにしてするつもりなのかは俺は知りません」

ティアテラは生涯でただ一度の邪眼、魔眼を発動した。
呪われた左目が銀の車輪のごとく輝きながら、止め処なく血を流している。

「簡単な数学の証明のように、マイナスにマイナスをかければ、プラスになります」
「重力に魂を引かれた人々の愚行、カルマ、業、無限の暗黒と無明が積み重なっていくのはプラスだから」
「【+】の記号揺らがせて【×】に、愚かしさから知恵が生まれるように
宇宙の破滅から新しい世界が生まれるように時間に祈ろう」
「この呪われた左目と引換えに、人間の無限の愚かさを無限の重力に変えて無明の暗黒、特異点を此処に」

【テッラ・デラ・ベリタ(真実の国)】
【カレワラ(世界卵、時の卵)】
【時空検閲官の部屋】

ティアテラは「キュトスの姉妹お断り」と書かれた石碑を残された左目で見つめた。
「幾らなんでも末妹を此処で決めるとか皮肉にも程があるでしょう?」
「筋金入りの引きこもりにはきっついですよ、正直勘弁してくれって感じです」
「でも世界が終わりそうだと巻き込まれるからやる以外ないじゃないですか」
「外れた紀元槍の石突、あれを元に紀元錘を作るとか言いませんよね?」
「殴り合って決めるか、話し合って決めるか、ゲームで決めるかは好きにしてくれとしか」
「きっときっとこれが答と、思ったがどうですかね、デルヒ先生」


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