レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
ゆらぎ市
-
ゆらぎ市市民ふれあい掲示板です。あなたも書き込んでください。
問い合わせはゆらぎ市役所担当スズキまで。
-
「溜めておけば贈答用にもなる……!!」ヒットの予感に身を震わせながら
彼女は久しぶりに訪れた回転寿司店の自動ドアをくぐった。
-
「へい、らっしゃい!」と皿の上に鎮座した店長がいった
-
「今日のネタは豆腐・・・豆腐!」銅鑼が鳴り、観客がざわめき立つ
-
「アタシ、豆腐アレルギーなんだけど」
-
「心配いらねぇヨお嬢ちゃん!ウチのはピンからキリまで混じりッけなしの国産純豆腐だ!」
あいかわらずこのオヤジ、人の話を聞いていない。
-
黄金の衣を纏った男――天麩羅はため息をついた
-
最近豆腐の値段が高い件について。
-
「みんな一人なのよ。そしてみんな、救いを求めてるの。わたしを幸せにしてほしい、苦しいことみんな、なくしてほしいって」
ゆっくりと振り返った彼女の顔は、逆光の中にくすんで見えなかった。
輪郭だけが、山の端の西日を通してきらきらと金色に光っている。
「でもね、それは無理。わたしが今ここにいること自体が、たくさんの人たちを不幸にしちゃうんだもの。あなただってそう。あなたの存在は、あなたは知らないかもしれないけれど、たくさんの人たちの苦しみの源なの。きっと、わたしたちってそんなものなのよ。みんなを救うことができる人なんて、いないの。できそうな人がもしいるとするなら、それは神さまだけね」
独白のような長い台詞の後、一息ついて、視線を落とす仕草が気配で伝わる。
僕は返事のしようがなくて、黙って彼女の言葉を待った。
-
沈黙のあと、少し言いよどみながら、静かに彼女は口をひらく。
「人はね、人を幸せにすることはできないの。だから、あなたがするべきことは、他にあるはずよ」
静かな、けれど決然としたその言葉に何も言い返せないままの僕に、
彼女はにっこりと笑ってこう続けた。
「でもね、わたしは、あなたがいてくれて良かったと思ってるわ」
そう言って彼女は、僕の脇をすり抜けて室内に消えた。
-
日の落ちたベランダに一人残されて僕は、彼女の言葉の意味を考える。
神さまはいない。少なくともあてにはならない。これは確かだ。
けれど人は人を幸せにできないと彼女は言った。
ずっと、幸せにしてあげたかった。誰よりも。そう思っていたのに。
階調の明度を落としていく空に輝きはじめた一番星が、ふいに揺れる。
目尻を拭うためにあげた手は汗ばんでいて、なかなか頬は乾かなかった。
夜風に吹かれたカーテンが俯く僕の顔を撫で、しばらく使わなかった悪態が口から溢れた。
-
4e
-
だから僕は、彼女の最後の呟きを聞き落としたのかもしれない。
「幸せになってね」
空の群青と部屋の暗闇の狭間で、彼女は確かに、こう囁いた気がする。
そしてそれが、結局、僕の隣にいた彼女との最後の会話だった。
-
階段の先に唐突に開けた空は橙色に焼けて、周囲の暗い壁を照らしている。
屋上の広いバルコニーにただ一人で立つ人影は、間違いなく記憶の中の少女だった。
気配を感じて振り返った彼女は、変わらないあの透明な声で、すこし照れたように語りかける。
「幸せに生きてみようと思ったけれど、あまり上手くいかなかったみたい。でも、後悔はしていないわ。これだけが、わたしのできることだった。そしてなにより、あなたにもう一度会えたんだもの」
-
夕日を背に、背筋を伸ばして立つ彼女の言葉に迷いはない。
沈み行く日の残り火が与える金色の縁取りが、悪魔とまで言われる彼女の姿を、聖女のような荘厳さで包む。
一縷の望みを託して彼女に告げた投降の求めに、彼女は懐かしい、あの困ったようなトーンで答えた。
「もしかして、まだ気づいていないかもしれないけれど、あなたはまた間違ってるわ」
彼女との日々の追憶に浸りそうになる僕に、彼女は続いて語りかける。
-
「でも、まったく気づいてないってことはないでしょう? あなたは十分にみんなを泣かしてきたんだから。ふふふ、ごめんなさい、それはもう、わたしの口からいうことじゃないのね」
くすくすと笑う彼女の姿に、僕は最後の期待を絶たれたことを確認せずにはいられない。
同時に、これまでにない彼女への憎しみが生まれてきたことを理解する。
心のどこかで拒絶していた事実が、今、実体をもって心を黒く染めていくのを感じた。
ずっと信じたくなかった。ずっと信じていたのに。
-
「はじめに言ったでしょう? わたしはみんなを不幸にする。だから、あなたはわたしを殺さないといけないって。でも、あなたはそうはしなかった。すごく嬉しかったわ。本当にありがとう。わたしを生かしておいてくれて」
その満ちたりた声色に、大切な思い出が汚されていく気がする。
彼女はもういないのかもしれない。彼がいうように、彼女は変わってしまったのだろうか。
それとも最初からすべてまやかしで、彼女は僕を欺いていたのかもしれない。
だとしたら、おそらく、僕には悩む理由なんてないのだろう。
僕のことなんてお構いなしに、彼女の影は語り続ける。
-
「でも、それももうおしまい。あなたはあなたの信じる正義に従って、ここまで来たわ。だからわたしは、ここで死ぬの。それがあなたのすること。そして、それがわたしの役割の終わり」
明るく微笑んで、彼女は言葉を継いだ。
「ほら、早くしないと、またたくさんの人たちが死ぬわ。ここには誰もいないし、わたしはなにもしないから。今ならとても簡単に、何もかもが終わらせられる。それが、いつも間違うあなたの、大事な大事な使命だもの」
-
だとしても、みんなを幸せにするのが僕の願いだから。僕にはそう答えることしかできなかった。
彼女は少し躊躇って、呆れたように、でも、とても優しく囁いた。
「あなたは神さまじゃないわ。でも、ここにいるのよ」
もう、迷いはなかった。そして彼女も、嘘をついてはいなかった。
それを理解しながら、乾いた心は機械のように体を動かして、僕のすべきことを行い、
二つの影は重なり、一つになった。
-
>>948〜>>958
なんの話かわからんが泣いた。
-
「えぇ、はい、ペットショップ『大自然の掟』です。
喜んでください、今日は動物の脱走ではありませんってば。
あの、マンドラゴラってあるでしょ?
あれって、うちで扱っていいんですか?
いや、ほら、引っこ抜くと叫ぶじゃないですか。だから動物に入るのかな?と……
あ、あ、あぁっ、お客さん、らめぇええええ、それ面白半分に引っこ抜いちゃらめぇええええ(音声中断)」
-
そろそろゆらぎ市で口をきく者を処罰する時期ですね。
去年はロードローラーとアスファルトでしたから、ことしはやっぱり五右衛門風呂と鉛筆でしょうか。
うふふふふ・・・。
-
>>961
まさか、おまえは・・・
-
ナメた口きく奴らにガツンと××発ゴエモンブローは時代遅れ、ってか?
せっかく合法的に(鍛えてない)人間を殴れる職場を見つけたと思ったのによー……
来年こそは3年ぶりのカムバックを期待したいところだな。
-
彼が手に持った鉛筆を軽く振ると、そこから粉のような星がいくつも零れ落ちた。
「本来、魔法はこういうものだ。楽しいが、即物的な役には立たない」
むろん、便利な使い方もあるけれど、と言いながら彼は、空中に光を灯して見せる。
白く、そして暖かい色の輝きが僕らの顔を照らす。
「教会が魔法を禁じた理由は、その力が神の神聖に脅威を与えるからじゃなかった。むしろ、あまりに貧弱だったからだ」
-
元来、魔法はちょっとした才能の一つだった。そう、彼は言う。
歌の上手い人、料理の上手な人、物語を書ける人。
人それぞれ楽しみのための才能があるように、魔法もまた、日常に彩りを添える習慣の一つだった。
けれど、そうした他の才能が教会の文脈で説明されていく中、魔法だけが排除されたのは
初期教会もまた、この不思議な力に特殊性を認めていたからなのだろうと。
-
「世界を救済できるのが神だけだとしたら、その神の力によらず幸せをもたらすものが彼らの教義に反してしまうのは明確だし、また明確に神の業に類するにもかかわらず、あまりにも脆弱な効果しかもたないとしたら、そのことこそ神の力への疑念を生む」
彼はそんなことを言ってから、おもむろに手を伸ばして光をかき消した。
たちまち真っ暗になった部屋も、窓からの月明かりで意外と明るいことに気づく。
外の生け垣の手前の、青々とした菜園を知らず見ていた僕にかまわず、彼は続ける。
-
「ルネサンス以降、教会の力が相対的に弱まったことと、その実利的な側面が強調されたことで、魔法は限定的に解禁となる。つまり、業としてではなく、技術として」
折しも戦争の時代だ。自然、技術として、魔法はどんどん強力で攻撃的なものになった。
雨除けは矢除けへ、ララバイは集団誘眠へ、火口は火球へ。
代わりに、妖精会話や月見祭のような”不要な”魔法は姿を消していく。
占いが許可されなかったことで途絶えた、村々の魔法使いの伝統と運命を同じくして。
-
けれど結局のところ、魔法陣を組み、呪文を唱えて隕石を召喚するよりも、
投石機を並べた方が早いし確実だったということらしい。
そして、と、彼はため息をついて言った。
「フランス精鋭魔法兵団が、イギリスの長弓兵に殲滅された件を知っているかな。あれが軍事としての魔法の最期だった。魔弾の射程距離に矢のそれが勝り、矢除けの効力に長弓の威力が勝った。ただそれだけのことだけれど。その後のことはきみも見てきた通りだ。実弾を爆発力で相手の体にめり込ませる! 古い時代の師匠たちはこんな恐ろしい技術について考えもしなかったんだろうね。もしそうだとしたら、きっとさっさとこんな空しい競争を諦めてくれてたはずだから」
窓の外を眺め、カボチャの花を一つずつ開花させながら、彼は黙り込んだ。
-
「さて、じゃあ、ジャガイモの皮を剥こうか」
これもまた、古い時代にロストした貴重な呪文の一つなんだよ、と彼は笑った。
-
時系列がおかしい点はフィクションだから、ということでよろしく。
とほほ。
-
「天使三兄妹」による、「過去の書き換え」の企みは世間を大いに震撼させた。
変な名前をつけられるということは、人をこれほどの行動をとらせるまで駆り立てる。
この事件以降、変な名前を子供につける親は減ったと言われるが……。
-
「そんなことはない。人はいずれ教訓を忘れ、必ず過ちを繰り返す……」
-
「人が過ちを行い、そしてそれを過ちだと考えるのは神がそう望んだからだ。
何も不思議はなく、ひとはただ過ちを繰り返さぬように心砕き、そしてしかし過ちを行えばよい。」
-
「中島堕天使(るしふぁ)よ……よくその名前に屈さず、
慎み深く気高い心を保ったものだな。本当に大したヤツだ。」
-
ゆらぎ市で市境の標識は見かけない。
踏み込んだら空気が変わるので要らないともいえるが。
-
ゆらぎを認識したらそこはもうゆらぎ市なんだよ。
-
すると、ゆらぎを認識しなければ市の敷地に入っても入市したことにはならないのか
-
そうはいかない。入市管理局の目はなかなか鋭いものです。
踏み込んで2秒もすればにこやかな笑顔のお姉さんがあなたを呼び止めてくれることでしょう。
-
ゆらゆら書店より
記憶力が向上すると評判の「ミスカトニカ学習帳」入荷!
なおご使用にはSAN値チェックが必要です。
-
メテスカテスでガンガン上げるかな。
いやむしろ、少ないほうがいいのか?
「正気すぎるのも一種の狂気」という言葉もあることだし、
無難にミディアムを狙いすましてみるのもアリだな。
-
とーとつですが。
残すところあと20秒で当ゆらぎ市ふれあい掲示板は自爆いたします。
これにともない、市外と市内を繋ぐ【扉】も消失いたします。
長らくのご利用、ありがとうございました。
またいづれ、新たな【扉】でお目にかかりましょう。
ゆらぎ市役所ふれあい課・課長兼市長補佐代行全権拝命任務中アルバイト拝
【あと19秒】
-
この市はアルバイトが運営していたのか・・・
-
日給ネギ間52本です。
-
円じゃなくて?ネギ間ってそんな日常的に使われてるの? なんか実写ドラマ化したネギま!の方かと思ったんだが。
-
おいおいお前ら後16秒で消滅だぜ?もっと考えて書こうぜ。
え、たとえば?うん、そう、だからさ、ほら、あれだよあれ!
俺たちの戦いは始まったばかりだぜ!
-
青春の一秒は老境の一年に等しい。
-
……あと14秒……え、っと……まそっぷ!
-
あと13秒で俺らは2丁目に繰り出すのだぜ。
-
ぜ…ぜっぜる!
あれ、一秒ずれてない?今は後12秒?11秒?
-
それは自分の書き込みの間に一秒経過してしまうからさ
で、これが終わったときにはついにテンカウントか
-
ひゃあ!もう我慢できねぇ!
-
野郎共!準備は良いか!?
-
パオ――――――!!
-
小休止する祭りはさらに加速するロンドつまり小洒落たループ
-
なにこの寸止めスレ。
-
違和ってみるわね?
-
願いは時空をも曲げるのさァ!
ってぎゃー声出しちまった!!あと3秒かよ!?
-
――ここで衝撃の事実が判明!
なんとっ、ゆらぎ市が存在する大地は浮遊大陸だったのだ!!
-
浮遊大陸いヴぁ。だすと。
其処は、最果ての空。
ヴィジターたちの住まう城。
-
母なる空、それは全ての魂の帰り着き、また旅立つ場所
-
さあ、新天地へ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1193491313/
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板