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魔法少女きゆら

1言理の妖精語りて曰く、:2006/11/01(水) 10:03:34
秩序と混沌の間に立ち調停する魔法少女きゆら。
彼女とその周辺事項について語り合いましょう。

「キュキュラ、キュキュララ、キュラキュラキュラギ〜!」

601言理の妖精語りて曰く、:2018/05/26(土) 13:07:54
きゆらの持つ振り子は、終末少女エアルからぶんどった【紀元錘】である。

602言理の妖精語りて曰く、:2018/05/27(日) 07:20:34
分捕るは分銅に通ずる。きゆらはただの乱暴者なのではないのだ。

603言理の妖精語りて曰く、:2018/05/27(日) 07:41:03
分銅とは重り、すなわち、きゆらは世界のバランサーでもあるのだ
・・・・・・・・まあ、時々は

604言理の妖精語りて曰く、:2018/06/01(金) 18:11:54
匙見エリナは【彁】の魔具を揃え、きゆらの前に立ちはだかる。

【転校生】であるきゆらは、彼女が支配する学園の理において異物であった。

605言理の妖精語りて曰く、:2018/06/03(日) 18:55:18
魔具の数は四十三。彼女の「在り得たかもしれない同輩」の力を再現するという。

606言理の妖精語りて曰く、:2018/06/06(水) 06:57:57
そしてその中には、かつて「キュトス71兄衆」と呼ばれていた者たちもいたのである

607言理の妖精語りて曰く、:2018/06/06(水) 22:58:33
「兄貴を遣え!きゆらッ!」

608言理の妖精語りて曰く、:2018/07/24(火) 23:33:10
きゆらは【紀】の簒奪者である。終末少女エアル/エアル・バクスチュアル・オーから、脚撃少女美明日香/言語支配者ミアスカから、ナットゥーラ・ネヴァツキーから、その他さまざまな者から【紀】をぶんどり、自分のものとしてきた。
…………それ故に、【紀】の対である【彁】には弱い。

609言理の妖精語りて曰く、:2018/07/25(水) 20:40:46
少女神きゆらは、かわいいものを使役したがり、様々な「世界の住人」を創造した
しかし、その試みはけっこう失敗したのであった

創造されたのち、放置されて野生化した【シュークリーム人】などはその代表格である

610言理の妖精語りて曰く、:2018/07/29(日) 18:12:29
「魔法少女きゆらの振り子はナットゥーラ・ネヴァツキーの糸である」「魔法少女きゆらの振り子は【紀元錘】である」
これらは魔法少女学において長らく対立する説としてあった。
きゆらの振り子はかの納豆神の糸から出来ていることは検査の結果明白であった。しかし機能としては明らかに紀元錘なのである。

611言理の妖精語りて曰く、:2018/07/29(日) 18:23:13
きゆらの持つ振り子が【紀元錘】であるという説の問題点として、きゆらの弱さがある。
【紀元錘】とはそもそも【紀元槍】の対概念である。もしきゆらが【紀元錘】を所有しているというのならば、きゆらはちまちま【紀】を盗む必要もないだろう。きゆらはほとんど万能に近い神となっていたはずだ。

612言理の妖精語りて曰く、:2018/07/29(日) 18:33:57
またきゆらの振り子がネヴァチャック・テーテヤーガの糸であるという説の問題点として、きゆらの強さがある。
ネヴァチャック・テーテヤーガは納豆神第二位の神、納豆最強の神である。とはいえ所詮納豆、そしてその死骸に、きゆらの振り子ほどの力が宿るだろうか。

613言理の妖精語りて曰く、:2018/07/29(日) 18:39:08
そうだ、ネヴァチャック・テーテヤーガだ。ナットゥーラ・ネヴァツキーではない。間違えたのではない。エーラマーンのせいだ。

614言理の妖精語りて曰く、:2018/07/30(月) 10:10:55
正式な研究だというのに、近年このような言い間違いが学会で頻発した。
これはエーラマーンによる介入があることを如実に示している。(学者がボケてきたわけではない。)

615言理の妖精語りて曰く、:2018/09/02(日) 06:24:28
不幸少女れすかみーれは、金城博士によって作られたダーク・マジックガール・アプリ(DMGA)の被害者
つまり、【暗黒魔法少女・九天魔】の一人である

彼女の幸福は、不幸を担保としている
つまり、彼女は、自分が不幸であればあるほど満足するという、奇妙な性質の持ち主なのだ。
彼女は、語る

「どんな幸福も成功も、実現したものは必ず破綻し得るわ」
「存在したものは必ず破滅し、上り調子になった人生はかならず下り坂へと切り替わる」
「どんな情熱的な恋であったとしてもその熱情は長続きしないし、恋人や夫が死んでしまうことだって有り得る」

れすかみーれは、ステッキ【メメント・モーリ】をくるくる回した。
ステッキの頭には、古えより崇められている謎の神【ブレイスヴァ】の神像(れすかみーれが想像したすがた)がちょこんと乗っかり、彼女に賛同するかのようにガクガクうなずいている

「つまり、成功することや他人から評価されること、何かを獲得することは、その分だけ不幸に近づいているのと同じコト」
「これまで手に入らなかったモノが手に入った瞬間、同時にあなたは『それを失う』という不幸の可能性を得ているのよ」
「それに、成功とは他者を踏みつけにすること。物資も栄誉も、この世では限られたパイでしかないわ。誰かがスポットライトを浴びるとき、他の誰かはそこからはじき出されるしかないの」
「それはつまり、成功し幸福になればなるほど、誰かに死ぬほど恨まれる確率が上がっていくということ。勝利や成功は、今まで考えもしなかった苦労や不幸を背負い込むことに過ぎないのよ」
れすかみーれの演説に熱が入るにつれて、彼女の眼は紫色に輝き、そのガラケーについた木製車輪のストラップはくるくると勢い良く廻り始めた

「幸福の実感についても同じことだわ。それまでどんなに欲しかったものだとしても、一度得てしまったものからは満足感、経済学で言うところの効用はどんどんと失われていく」
「だって、満足や幸福は相対的なモノだもの。満足や幸福が欠落した『不幸な自分』と比較して得ていた幸福の予想は、当然、それを埋め合わせると同時に失われる」
「幸福や満足には、そこから目指すべき目標も、達成すべき何かも無いの。後はただ、獲得したものを維持し、不幸にならないためにちぢこまるしかないわ」
「完成や達成、『幸福な結末』というのは、言うなれば単なるどんづまりよ」
不幸少女が、何かを吐き出すように言い捨てると、彼女の両耳についた塔の形をしたピアスもきらきらと輝き出した。
ピアスの中には、ちいさな氷晶色の短髪少女とちいさな赤紫色のお下げ少女が住んでおり、塔の輝きに合わせてくるくる踊るのだ
そして、れすかみーれは決意を以って世界を睨みつけた。
自分の信念を、目の前の脳天気な正義の味方に叩きつけようと、その眼に力を込めたのだ。

「だから、不幸こそが至上のものなの。幸福、意味、実感、そして人生の価値。人間が本当に重要なものを手に入れられるのは、ただ自分が『まだ不幸である』と思うことが出来ているあいだでしかないわ」
「未来の幸福、満たされる満足、充足する意味、そして生の実感。欠けることのない満足感。そうしたものは、人間には過ぎたものなの。」
「生き物は、ただ生きるため、種を繁殖させるためだけに生きている、いいえ、『生かされている』」
「幸福や満足なんて、生き物が生きるうえでの甘い甘いニンジンに過ぎないのよ。全力で走らされ、肉になるまで使い潰すためだけの幻想よ」
「けれど、私達は生きることから、『生かされる』ことからは逃げられない。縛られ続け、走らされ続けるしかない」
れすかみーれが熱弁を重ねるたび、彼女の紫のドレスの上では影が踊った。
それらの影は様々な人生の不幸を表しており、ドレスが放つ紫色の光を浴びながら、様々なポーズを取り続けるのだ。

「そう、不幸だけが、ワタシに、ワタシたち人類に、幸福や満足を約束してくれるの。」
「不幸とは、決して得られない、実現されない将来の約束。」
「それだけが、絶対に失われない、絶対に保証を裏切られることがない。ワタシたちに残された、最後の楽園」
「不幸こそが、ワタシたちがもたらすべき、唯一の『幸福』なのよ!」
最後の言葉とともに、れすかみーれがハイヒールのかかとを床に叩きつけると、その反響はホール全体にこだましていった。
それはまるで、彼女に捧げられたまばらな拍手のようであった。

616言理の妖精語りて曰く、:2018/09/02(日) 06:31:12
そして、その拍手は、一つの変化をもたらした
彼女の眼の前にうずくまっていた影が、動き出したのだ
その影は、確かに正義の味方の魔法少女であったが、れすかみーれの演説中微動だにしていなかったのだ
それはあたかも、沈思黙考する聖人か、苦悩する石像のような不動っぷりであった
動き出した影は、れすかみーれに語った

「あ、話終わった。私は、特売が始まるまで、もう少し寝てるね!」
「え?」
唖然とするれすかみーれ。
この正義の味方は、急に自分のアジトである【不幸劇場】に乗り込んできたあげく、今まで三時間も寝ていたというのか。

617言理の妖精語りて曰く、:2018/09/10(月) 05:46:37
「ちょっとアンタ!もっと人の話を聞きなさいよ!」
思わずツッコミを入れるれすかみーれ。
「ダメよ。こうなったら、このコはあと二時間は起きないのよ」
だが、そのツッコミにかえってきたのは、無情な説明であった。
その説明をした鯖虎縞の猫は、気の毒そうな眼でこちらを見ていたが、だからといってれすかみーれの受けた衝撃と怒りは和らがなかった。
猫に、同情されたからといって、どうなると言うのだ。

618言理の妖精語りて曰く、:2018/11/08(木) 07:12:32
ラ=リスキャニアは、今日もまったりとテレビを見ていた。
「『魔法少女きゆらに対抗できる人材をスカウトしてこい』とか言われてもなぁ・・・新しいバイトは実入りは良いんだけど、掴みどころもないんだよなぁ・・・」
ぼやきながら、チャンネルを回す。

ラ=リスキャニアのテレビは、アナログテレビでありながら無数の魔法改造によって異質な機能を獲得し、地上波デジタルのみならずあらゆる世界・あらゆる次元の映像を取得することが出来るようになっていた。
その外装はアナログ時代のままであるため、未だにチャンネルを”回して”切り替える必要こそあるが、これは全ての世界を通じてもトップクラスの調査魔導機なのであった。
まあ、この機能を獲得したのはあくまで偶然なので、べつにラ=リスキャニアの技術がすごいわけでも、この技術の特許で彼女にお金が入ってくるわけでもないのではあるが、それはそれ、これはこれである。

《『魔法少女セレクティフィレクティ』最終回!『無限を超える光!魔法少女は星座となる!』》
「お、始まった始まった。魔法少女モノみっけー」

どうやら、どこかの世界の映像を見つけたようだ。
このテレビはあくまで単純に映像をとらえる機械なので、その映像がドキュメンタリーなのかそれともドラマや特撮なのかは神のみぞ知る。
それはそれとして、ラ=リスキャニアはいい暇つぶしが見つかったので喜んでいた。
テレビの主人も、持ち物に似て単純であるようだ。

《正義の味方の魔法少女である、ムーンライトセーラー仮面・セレクティフィレクティと悪の組織テンバイヤーとの長きに渡る戦いは終わった。だが、彼女の前に最後にして最強の敵が現れたのだ!》
「なんか色々混ざってるなぁ。」
のんきにコメントしながら、せんべいをつまむラ=リスキャニア・
ちなみに、せんべいの袋には”コルセスカの”とマジックペンで大きく書かれていたが、それ、食べちゃって本当に良かったのだろうか?

《それは、セレクティフィレクティの宿敵である【プリンセス・コルセスカ】を擁する暗黒巨大企業、【千葉ネズミーランド・エンパイア】だったのだ!【千葉ネズ】のCEOであるアルセスは、世界の文化支配のためセレクティフィレクティに襲いかかってきた!》
「・・・大丈夫なのか、この設定。というか、コレ最終回だよね?なんでこんなに前振りが長いの?打ち切り?」
そうしたラ=リスキャニアのツッコミにおかまいなく、映像はどんどんと進展していった。

619言理の妖精語りて曰く、:2019/02/06(水) 10:30:29
魔法少女は、世界を侵す

魔法少女とは、様々な小世界から来た少女たちの一種であり、すなわち意伝子(ミーム)の伝達者である
その行為は、世界の変革であると同時に、まぎれもなく一つの侵略でもあるのだ。
少女たちは、その遊戯によって意伝子を振りまき、世界を侵していく・・・

620言理の妖精語りて曰く、:2019/02/11(月) 22:29:36
故に魔法少女達は、魔の術を使う少女=魔術少女ではなく、魔の法を敷く少女=魔法少女と呼ばれる。つまり、彼女らの異能の本質は「自分ルール」の世界への強制なのだ。

621言理の妖精語りて曰く、:2019/02/12(火) 05:38:01
魔法少女の法は「約束」に分類される。

622言理の妖精語りて曰く、:2019/03/11(月) 23:28:39
「約束」は「契約」とは違う。契約はそれ自体破棄される可能性なしに成立しない。契約は突き詰めると契約を破った際の手続きを決めるものであり、契約を破った時にこそ最も効力を持つ。しかし、約束は違う。約束は破られるという可能性を孕んでいない。約束を破ることが意味するものはなにもない。約束は守られなくてはならない。

623言理の妖精語りて曰く、:2019/04/05(金) 05:37:09
魔法少女ドルネスタ・アン・ルフは纏う真球が真球でなくなったとき、姿を顕わす。球体磨きのために。研磨を重ねて真球に戻した後、中にもどっていく。

624言理の妖精語りて曰く、:2019/04/05(金) 09:10:41
魔法少女は成人すると魔女となる。が、成長した魔法少女たちのほとんどは
杖や指輪を魔法の国に返す等することで魔ではない女として成人する。

魔女とは魔法少女よりも強固にして往古なる原型であり、完成した魔女は王や国家ですらも制御できない。
魔法を使い自らの時を止めたり遡らせることで数百年以上魔法少女であり続ける者もいるが、
そうした超級魔法少女ですら、薬草を扱うだけの「普通の」魔女よりはよほど御せる相手である。
そのため魔法少女たちを全員そのまま魔女にするわけにはいかないのである。

625言理の妖精語りて曰く、:2019/04/21(日) 22:54:48
【ゴージャスマネーハリケーン】!
おおっと、魔法少女ゴージャス真紀子の必殺技だ!

しかし魔法少女きゆら、これを余裕の構えで受ける
あ、あの技は!
【ジンバブエインフレ返し】!

決まった!決まりました!今週の魔法少女おやつ争奪杯は、またしても王者・魔法少女きゆらの勝利です!
カップいっぱいのおやつは、またしても彼女の胃袋に収まってしまうことでしょう!
あのちんちくりんなボディのどこに、あれだけの食品が入るのか!
魔法界は、まだまだ謎に満ちております

さて、ここでヒロインインタビューです
たった今勝利したばかりのきゆらさんからお話を伺ってみましょう

おや、なんでしょうかあの満面の笑みは?
あれは、まるで金城博士を叩きのめす直前のような上機嫌さですね
むむ、そしてどういうことでしょう?
ワタクシの手元にある【魔法少女危険度計測メーター】の針が振り切れて、今まさに爆発してしまったのですが、これは一体・・・?
メーターの故障かな?

626言理の妖精語りて曰く、:2019/05/07(火) 22:03:56
【温泉津ユノ】

手の平から温泉がどんどん出てくる

627言理の妖精語りて曰く、:2019/05/10(金) 06:47:05
【魔法少女地獄】を八十八ヶ所も巡ったのは、【温泉津ユノ】ただ一人だけだ

628言理の妖精語りて曰く、:2019/05/13(月) 00:42:34
【魔法少女地獄】とは何であるか。その世界を支配する魔法少女以外の可能性が途絶えた、閉世界のことである。端的に言えば、世界を飲み込んだ魔法少女の行きつくはてである。魔法少女きゆらの【紀知外宇宙きゆら】や、幸運少女えりーまくせるの【反必然空間えりー】などが挙げられる。
ほぼ全ての魔法少女について、対応する【魔法少女地獄】が発見されており、これは魔法少女の潜在的な危険性を示すものである。
逆に今なお【魔法少女地獄】の発見されない魔法少女は極めて危険性が低いことが示されることになる。魔法少女オレオレなどはこれにあたる。

629言理の妖精語りて曰く、:2019/05/13(月) 00:48:41
【魔法少女地獄】において、その世界にかつてあった【紀】は、再利用もされず雑に砕かれることが多い。魔法少女が自己の可能性のみで世界を塗りつぶすのに対して【紀】はひとつの具体世界よりも高次の世界から多様な事象をその世界に流入させるものである。相性が悪いのも当然だろう。

630言理の妖精語りて曰く、:2019/05/13(月) 01:01:06
では、雑に砕かれた【紀】はどうなるか。形而上で起きる事象であるために言語で表現するのは難しいが、あえて言うならばこうである。
【紀】を【紀元槍】のイメージで捉える。【紀元槍】が砕かれたとき、紀元槍はその全ての部分が柄であり、刃であるため、より小さな紀元槍がいくつか出来る。それを仮に「小紀元槍」と呼ぶ。ひとつの小紀元槍はひとつの世界を内包しようとするため、世界併存不能の法則によって、それぞれの小紀元槍に圧力がかかる。その圧力により小紀元槍がさらに小さな小紀元槍に分かたれる。それを繰り返すことで【紀】は、言わば水混じりの泥に近い状態になる。

631言理の妖精語りて曰く、:2019/05/13(月) 01:08:48
それが【温泉紀】である。これは【紀】が液体化し効能を帯びたものであり、温泉が【紀】性を帯びた【紀温泉】とは明確に区別される。
【温泉紀】は【紀温泉】と比べても凄まじい効能を有するが、誰しもが入れる訳ではない。
まず【温泉紀】は【紀】が砕かれた世界にしか存在しないこと。つまり、とてつもない秘湯であるのだ。
次に【温泉紀】に入り慣れていない者が入ると、ものの数ピコ秒で存在消失すること。つまり、湯中りが激烈にきつい。

632言理の妖精語りて曰く、:2019/05/13(月) 11:38:33
温泉津ユノは単純に温泉キチなので、八十八の【温泉紀】に入ることが出来た。
温泉津ユノは【魔法少女地獄】の主である魔法少女に根気強く語りかけることで(あ、こいつやべえ奴だ、温泉だけ入れてお引き取り願お)と思わせ、数多の【温泉紀】に入ってきたのである。湯中りは温泉への愛で耐えた。

633言理の妖精語りて曰く、:2019/06/18(火) 06:41:13
魔法少女きゆらは、空を飛ぶ

それは、彼女がこの現実自体から遊離しているためである
確固としたものだと考えられ、一つの統一された体系を持つ現実
きゆらは、これを揺らがせ、不安定にすることが出来る

そんなきゆらは、現実とは異なる法則で動いており、それゆえに現実たる大地と反発し、大地の引力から自由に行動することが出来るのだ
それこそが、魔法少女きゆらが自在に飛行できる理由である

少女が飛行するのに、箒は必ずしも必要ではない

魔法少女オレオレは、変身する

それは、彼女が固有の「正体」と固定された本質を持たないからだ

いや、それは性格ではない
オレオレに、本質は存在する
しかし、それはかなり不確かであやふやなものである
魔法少女オレオレの本質は、「夢」
ヒトが、特に少女が抱く「何かになりたい」「何かが出来る自分でありたい」という変身願望こそが、彼女の本質であり「正体」なのだ

それゆえに、魔法少女オレオレは変身する
かつてなりたかった、今なりたい、そしてこれからなるかもしれない私へ
誰かに望まれ、その場に必要とされ、この時代・この機会に求められる何かへ
偉業を遺し、何かを行うことが出来、新しい何かをもたらすことが出来るかもしれない誰かへ
魔法少女オレオレは変身するのである

少女が覗く鏡には、本当は誰も写っていないし、かかってくる電話の先には、本当は誰もいない
少なくとも、絶対不変で保証されたニンゲンなどは、どこにも存在してはいない
だがそれでも、魔法少女はそこに現れる
夢を抱くものがいる限り
抱かれる夢がある限り

634言理の妖精語りて曰く、:2019/09/05(木) 23:51:43
魔法少女骸骨キューブ

635言理の妖精語りて曰く、:2019/09/06(金) 18:46:52
魔法少女クリスタル骸骨

636言理の妖精語りて曰く、:2019/09/08(日) 06:36:39
二人合わせて

637言理の妖精語りて曰く、:2019/09/08(日) 22:34:47
「骸骨骸骨!」
「・・・って、どっちも骸骨じゃないの!」

638言理の妖精語りて曰く、:2019/09/10(火) 01:25:43
「はんぶんはカルシウム骸骨で、もう半分はクリスタルスカル!かっこいいやろ?」
そう言って、彼女は顔を覆うフードをはらった。

639言理の妖精語りて曰く、:2019/09/13(金) 01:28:55
左半分が白く、右半分は透明なスケルトン、そんな仮面をかぶっていた。
そしてスケルトン側には

骸骨
骨骸

という文字列が無数に銀文字で刻印されており、素顔をうかがうことはできないのだった。

640言理の妖精語りて曰く、:2019/09/13(金) 16:26:49
超必殺技を撃つ際には銀文字部分が金色に輝いてかっこいい。

641言理の妖精語りて曰く、:2019/09/20(金) 08:32:08
「そ、そんなバカな・・・」
震える男の前で、魔法少女・骸骨骸骨は静かに右腕を突きつけた
その手には、骨で出来た『受話器』が握られておりその『受話器』から生えている骨の鎖は、下へ、遥か地の底までつながっているのだった

『受話器』は、語る
男の罪を、殺された女の恨みと哀しみを、そして不可能に思えた犯罪のトリックとその真実を

「これが、骸骨魔法【ルウテトーク】。冥界の女王に願って、死者と交信するウチの魔法や。まあ、どれだけ手管を弄したところで、殺された当人はごまかせんっちゅうことやな」
唐突に殺人事件が発生した山小屋に現れその解決を請け負った魔法少女は、地面に銅貨を落としながら、そう語った
どうやら、一定間隔で銅貨を【冥界の女王】とやらに捧げないと、死者との更新を続けることは出来ないらしい

かくして、迷宮入りするかと思われていた山小屋の怪事件は、魔法という超常的な手段によって解決を迎えたのであった・・・

642言理の妖精語りて曰く、:2019/09/26(木) 05:34:08
【サーモンピンクアリス】

母なる【ダークアリス】から生まれた万色のアリスの一人。北海道民。
水中で他の鮭に紛れた状態であっても鮭児を見抜く能力を持ち、
勝手にとって料理して食べていたが、上位存在の【ピンクアリス】にバレてその能力を封印されてしまう。

鮭児をワイロとしても用いており、魔法少女たちから色んなマジックアイテムを提供されている。
けっこうピンクアリスに没収されてしまったが、何とか隠しおおせたものも多い。

特殊能力という裏技を使って鮭児をとりまくり、本職の漁師さんの利益を奪っていた小悪党であるが、
ヒグマ渋滞を憂慮する程度の良識はある。北海道で暮らす彼女にとってはシャレにならない脅威ということもあるが。

643言理の妖精語りて曰く、:2019/11/05(火) 15:51:14
魔法少女コルセスカは、塗り絵によって変身する
塗り残しがあるとしろまだらになるが、そこはご愛嬌

644言理の妖精語りて曰く、:2019/11/28(木) 21:16:44
十年の後、メナドの年、ヴァーネルの月に日食が起きる時――――百の災いが訪れる

『マリドス王国百災記』より

※魔法少女救世譚:百の災一つの希望、あるいは一対の魔法の物語

645言理の妖精語りて曰く、:2019/11/29(金) 00:25:34
魔法清浄ヤバヤバ

ヤバいくらい世界を清浄にする。『魔法猩々パヤパヤ』における最初の敵であり、ラスボス。

646言理の妖精語りて曰く、:2019/11/29(金) 10:11:34
猿の力を得た人と人の力を得た猿の戦い、それが『魔法猩々パヤパヤ』である。


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