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つなぎの神話
55
:
沐浴中に致命的失態を演じた男が幼女を誘拐する話
:2008/04/13(日) 21:04:45
私は躊躇せずセラティに命じた。
すなわち、「あの連中が飴ちゃんを独り占めしている悪い奴らだからこらしめなさい」とかなんとか適当な事を吹いてみた。
延々と連中を付回す事小一時間。私は裸、しかも誘拐犯な身の上であるからして、人目につくわけには行かなかった。
そこで私は同じく一目についてはまずそうな連中の後をついていくことを思いついたというわけだ。
一目に付きにくいルートを先行してくれたお陰で私もあまり目立たずに行動する事ができた。
路上でクラクションを鳴らされたり、三回ほど警察に追い回されたりしたが、全てセラティが撃退したので多分大丈夫だろう。
こちらの存在に気付いた連中は全部で十二人いた。
昨晩の竜は勿論。老若男女取り揃えて様々な風体の連中。統一感が無く個性を際立たせるような集団である。
「ハ、飛んで火に居る夏の虫ってな! 喰らえ!『アーリィィィモォーニング・スウィィィィトォサンドォッ!!』」
「俺の『成しえぬ盾』はあらゆる攻撃を「未然」に無効化する。この意味が分かるか・・・?
てめぇは何も出来ず、ただ俺にいたぶられる運命なのさぁ!」
「ふ、スカイドライブの中でも『夢弦三装士』と謳われた私たちの連撃、果たして受けきれるかしら・・・?
喰らいなさい!『無限虚構』」
セラティがぶつと、皆死んだ。
最初に挑んできた三人のみならず、その後ろに居た9人、昨夜の竜含めてみんなぶっとんだ。
完璧だった。
これでぼくらは自由だ。
そして僕はこれから人の上に立つ男になれる。
僕は、君臨するんだ!
第一部、完。
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