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アヴロノ(妖精)に関するスレッド

1言理の妖精語りて曰く、:2006/07/17(月) 17:03:31
ここは故郷であるアヴロニアを失ったアヴロノ族の妖精に
関する記述を行うスレッドです。

2言理の妖精語りて曰く、:2006/07/17(月) 17:05:06
知られているアヴロノの例
■妖精皇帝エフラス ■蛇蝎王ハジュラフィン ■繭衣のルウテト
■蝗の皇ロシンバズイ ■孔雀色のブリシュール

3言理の妖精語りて曰く、:2006/07/17(月) 17:14:02
アヴロノと関連がある種族
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1149015186/56
【天使(フェーリム)】
フェーリム(天使)とは妖精の一種。その魂は火葬の煙から、
その魂がまとう身体は遺灰でできているという。【ウェウーレベルン】によれば
彼らは同胞を裏切り紀元神群の側につくことを選んだアヴロノ(妖精)である。
義国の建国神話にも登場し、重要な役割を果たしている。
彼らは光と炎と雷と暴風で武装した戦士達である。また、その「歌」は独特
の振動を帯びており、これを武器とする個体も存在する。

4言理の妖精語りて曰く、:2006/07/20(木) 11:45:44
アーヴァスキュエルの身体能力はフェーリム(天使)の中でも突出している。
素早さで知られる空の魔女との戦いの際に一瞬で相手との間合いをつめたことからも明らかだ。
身体能力だけならフェーリムの長フレナフェレにも勝るだろう。

5言理の妖精語りて曰く、:2006/07/23(日) 10:05:55
【エル・テ・ティアス・ティータ】
灰色の歌詠み。天上の賛美歌。
その双翼は海上を疾駆し、その歌声は地表に降り立つ。
伝承に拠れば、その歌声を聞いたものは病にかかる事が無くなると言う。

6言理の妖精語りて曰く、:2006/07/23(日) 10:22:38
炎や熱とは「光」の象徴であり、
光の眷属を構成する肉体そのものである。
炎熱の精霊王とは即ち、それらを統べる王のことだ。

7言理の妖精語りて曰く、:2006/07/23(日) 11:00:53
【ガロヨーム】
フェーリムのひとり。アーヴァスキュエルの上司(分隊長にあたる)であり師であった。
フェーリム・クラウド(天使の群)が健在だった頃は数人の部下らとともに神々の兵士として
活躍していたが、最後には炎熱の精霊王ファフボロッフに『生命の炎』を吸収され息絶える。

8言理の妖精語りて曰く、:2006/07/23(日) 11:07:12
アーヴァスキュエルとガロヨームは要塞都市アナホルへの襲撃に参加している。
この襲撃でウィータスティカの三兄弟の母バフィリョースは死亡した。

9言理の妖精語りて曰く、:2006/07/23(日) 11:15:16
バフィリョースはアリアローをガロヨームの一撃から庇って死亡した。
以後アリアローはガロヨ―ムに復讐を誓った。

10言理の妖精語りて曰く、:2006/07/23(日) 12:24:57
彼がフェーリムとなる前のこと、
食物神ガロヨ―ムはアヴロノの女と結ばれ、儀礼を経てアヴロノの仲間として認められた。
種族的には紀元神群の食物神(下級神)だが、所属的にはアヴロノとなった。

11:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/08/01(火) 22:07:03
【月光浴蝶ラータエルス】
蝶の如き羽を生やしたアヴロノ。人の世に出没し、森を歩く狩人を好んで攫うという伝承に語られる。

12言理の妖精語りて曰く、:2006/08/01(火) 22:37:25
月光浴蝶ラータエルスは実在が疑われているが、
それこそがラータエルスの狙いなのである。

13ぺロヨン改めベロヨン語りて曰く、:2006/08/01(火) 23:01:25
種族改造によりフェーリムは作られるのだが、
最初に作られた『第一世代』のフェーリム達は
多種多様な種族から改造されていた。
『第一世代』の製造と製造後の経過の観察により、
アヴロノがフェーリムの素体として最も適していることが明らかになった。
『第二世代』以降のフェーリムがみなアヴロノ出身なのはこういう理由である。

14ぺロヨン改めベロヨン語りて曰く、:2006/08/01(火) 23:37:21
私の祖父の祖父であるガロヨーム氏は『第一世代』にしては長生きしたほうだと言える。
彼がファフボロッフに殺されたとき、数百人単位で作られたはずの『第一世代』の数は30人しかいなかった。
その中には天使長フレナフェレ氏も含まれている。ちなみに彼はアヴロノ出身である。

15ぺロヨン改めベロヨン語りて曰く、:2006/08/01(火) 23:58:37
フェーリムがなぜ『天使』と呼ばれるか。
『第一世代』が常に空から滑空して地上に降りてきたことに由来する。
彼らの『飛行』は『飛ぶ』というよりも『ゆっくり落ちる』と言ったほうが正しいだろう。
『第一世代』ではまだ飛行する機能が未熟だったので仕方がない。
フェーリムは地上で作られ、地上で訓練を受け生活するのだが、
彼らの日常を知らない者達は、フェーリムがいつも空の高いところから
降りてくる様子を見て『天の使い』であると考えたわけだ。
もちろん第一世代の天使たちには自力で高いところまで飛ぶ力が無いので
専用の運搬獣に運んでもらっていた。この運搬獣はミブナルンといい、
その名の通り雲にそっくりである。

16:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/08/02(水) 00:22:25
【ミブ】mib-雲の、という意味の共通語。語源はミアスカ語ともメアレンとも。
文字表記については対応する猫国文字を当て嵌めている。

17ぺロヨン改めベロヨン語りて曰く、:2006/08/03(木) 01:13:15
天使長フレナフェレはスロデ神群の王フルシズに愛されていた。
フレナフェレがつねに強化処置を受け、フェーリムの長でい続ける事ができたのも、
ひとえにフルシズ神の寵愛によるものである。本来ならば旧式にすぎない『第一世代』
のフェーリムがフェーリム・クラウド(天使の群)のなかで高い地位に
つき続けることなど不可能。通常、遅れた旧式は万年待機となるか捨て駒にされるかの
二つの道しかない。しかしフレナフェレの場合が違った。フルシズ神は
フレナフェレだけのための強化処置チームを用意したのである。
チームはフェーリムの世代交代に勝る勢いでフレナフェレを強化していった。
おかげで能力が『新型』達に劣ることはなく、彼は最強であり続けた。
こうして優秀な専属チームの仕事ぶりのおかげでフレナフェレは『天使長』の座
を占め続けることができた。

18言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 18:51:35
妖精ベアリスの人生の起伏の激しさはすごい。

19言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 19:08:17
少年時代のベアリスはアブロニア辺境の小村で暮らしていた。
家庭環境は良くなかったらしい。

20言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 19:12:33
ベアリスは両親を人間に殺されていた。
その人間は後に魔法使いとして大成した。

21言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 19:15:36
両親の死後、ベアリスは伯父の家に引き取られたが、そこで虐待を受けていた。

22言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 19:19:32
ベルグ・ア・フィリスからの干渉を受け始めてから一年後、
彼の人生にひとつの転機が訪れる。アヴロニアの王都から
使者が訪れ、ベアリスを永命体として迎えたのである。

しかし、それはベルグ・ア・フィリスの企みであった。

23言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 19:24:11
妖精ベアリスを主人公とした児童文学『ベアリスの冒険』は
ライラ・フォークスがその生涯を賭けて世に出した全三十巻の大作である。

24言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 19:45:45
実際のところベアリスは「永命者」ではなく、他のアヴロニア国民の多くと同じく
ありふれた「定命者」に過ぎなかった。しかし本人はそれに気付くことのないまま、
使者に連れられ、伯父一家の虐待から開放される喜びを噛み締めながら王都に向かうことになる。

25言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 21:02:50
王都には種族を主導するべき存在とされる永命者のための学院がある。
ベアリスはここで学ぶことになった。ベアリスと同期で入学した者には
ネーベロン(のちの魔王ネビロン)やベアリスの「遺品」となる
妖槍イィクスカリヴェルを受け継ぐことになるブリシュールがいる。

26言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 21:48:12
ベアリス達が学院に入学してから一年後から、彼等は一般の(定命者の)学生とともに学ぶことになった。
あの食わせ者の学長の言によれば「アヴロノ族の導き手たる永命者は
導かれる立場の定命者と触れあい理解しあうべきだ。」とのことだが・・・

27言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 21:57:58
>26一行目
×入学してから一年後から、
○入学して一年後から、

28言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 22:47:47
妖精皇帝エフラスは永命体のアヴロノだと言われるが、
じつは定命体であり、永命体である父より先に死にたくないがため
紀元神群に自分を神にすることを要求したという説も根強い。

29言理の妖精語りて曰く、:2006/08/11(金) 12:25:21
孔雀色のブリシュールはとてつもなく派手好きで目立ちたがり屋なのだ。

30言理の妖精語りて曰く、:2006/08/11(金) 12:26:39
極彩色のブリシュール。
ファッションセンスは微妙の一言。

31言理の妖精語りて曰く、:2006/08/11(金) 12:33:26
「蟲惑されろ!」「蟲惑したぜ!」などとしょっちゅう口走り、
周囲を当惑させるのがブリシュールという男である。

32言理の妖精語りて曰く、:2006/08/11(金) 13:22:52
はっちゃけた印象のあるブリシュールだが、心の中には
煮詰まったかのような暗い情念を隠し持っている。

33言理の妖精語りて曰く、:2006/08/11(金) 13:26:36
行き詰まった情念ではない。
勘違いしてはいけない。
行き詰まった情念を持っているのは南東眷属のアリアローだ。

34言理の妖精語りて曰く、:2006/08/11(金) 13:31:25
ブリシュールが妖槍イィクスカリヴェルを受け継ぐことになったのは、
彼がベアリスのある秘密あるいは知られなくない事柄を知っていたからともされる。
イィクスカリヴェルは使い手の時を食らう妖槍。妖槍に記憶と力を喰わせることで
ブリシュールの頭の中からだけでも忌まわしい事柄を抹消しようとしたのだ。

35言理の妖精語りて曰く、:2006/08/11(金) 13:50:15
学徒ヘブニン「あれ?それでも情報漏えいの危険が無くなる訳ではないですよね?
      妖槍から時を持ち去られる前に記録に残すなり、仲間に喋ったりすればいいわけですから。」
リーデ・ヘルサル「ああ、それもその通りだ。だがベアリスはこう考えたのではないかな?
        『奴だけには知られたくなかった。奴が自分の秘密を内心で
         笑って弄ぶ事には我慢ならない。』と。」

36言理の妖精語りて曰く、:2006/08/11(金) 17:03:19
ベアリスが25歳のときに勃発した『紀狂』での戦。
植物淵のひとつである魔境『紀狂』で、ベアリスが属する部隊は
魔路神群の女神マーナータール率いる戦士集団と交戦した。
この戦いで部隊は大打撃を受け、永命体の指揮官も重傷を負い、死の危機にあった。
そのとき指揮官の副官であったベアリスに、あの言理の妖精が語りかけた。

37言理の妖精語りて曰く、:2006/08/11(金) 17:39:48
言理の妖精が語りかけたのは誘惑の言葉であった。
指揮官アルメソフェトはこのままでは死ぬ。
貴重な永命者の命が失われてしまう。
だったらその『命』、お前が受け継いだらどうだ、と。
確かにベルグ・ア・フィリスの力ならそれを可能にできるだろう。
だがベアリスにはそれが『継承』ではなく『強奪』であることが
わかっていた。しかし指揮官の『命』を得るころさえできれば
本物の永命者になれる。そしてベアリスの年齢は25に達していた。
ほどなくして成長が終わり、老化が始まりだす時期である。
ベルグ・ア・フィリスは畳み掛けるように言う。
このまま体が衰えて、偽永命者の箔がはがれてしまってもいいのか?
本当は定命者であることが露見して、これまで積み上げた名誉も実績も失って
故郷に追い返されるお前を見る伯父一家がどんな愉快な薄ら笑いを浮かべるか
想像してみるがいい・・・

38言理の妖精語りて曰く、:2006/10/18(水) 15:21:55
【トゥラフス】
第三世代のフェーリム。麗躍九士のひとり。大きな牡鹿の角と鋭い牙を持つ羊のような
姿に変身したまま、元に戻れなくなった。策を好むが立ち回り方が下手糞なためか成功したためしがない。
大地の球化後に再び勃発した諸神群の戦乱の時代に、彼らを哀れんで救いの手を差し伸べようとする
ヒャガン=アンを利用しようと企んだが、失敗。結果として他の麗躍九士といっしょに居にくくなり、
ティリビナ神群と分裂する前のシェデク神群のもとに降る。そこで彼は最年少の童神マータ=シェデクの
騎獣にされるという屈辱的な扱いを受ける。彼はティリビナ神群とシェデク神群の信者の間で
神の乗り物タラフトとして知られるようになるが、マータ=シェデクの悪意により人物像を歪められ、
この悪童の神に心から隷属する獣として流布された。

39言理の妖精語りて曰く、:2006/10/18(水) 22:42:28
【サハリック】
第三世代のフェーリム。麗躍九士のひとり。あらゆる方向に疾走できる巨大な
蟹の姿に変身したまま、元に戻れなくなった。実はこの変身後の姿は『制作者』たる
ハッサルガーニャの好物である星紋蟹をそのまま拡大したものでもある。
彼は麗躍九士のなかでも最も強くハッサルガーニャを愛し、ハッサルガーニャも
美しかったサハリックを気に入っていた。サハリックの変容後の姿が
ハッサルガーニャの好物のそれにされたのはこのためである。
だが、サハリックが元の姿に戻れないことがわかるとハッサルガーニャの心は
サハリックから離れてしまう。激しい怒りとそれでも止まぬ思慕の念
に苦しみながら、彼は大地の球化の時に立ち会うことになる。
その後、神々同士の闘争の時代が再び訪れ、彼もそれに巻き込まれていく。
そのときフェーリムを生み出したものを憎み、戦いを挑もうとする
ヒャガン=アンと出会う。ヒャガン=アンは麗躍九士をフェーリム開発の犠牲者
であると考え、助けの手を差し伸べたのだった。麗躍九士の全てがそれを受け入れた
わけではなかったが、サハリックは受け入れ、ヒャガン=アン達の仲間となった。
やがてヒャガン=アンとともに過ごすうちにいつのまにか彼を愛している
自分に気付くサハリックだったが、ハッサルガーニャとの破局を忘れられず、また
元に戻らぬ自分の姿を忌み嫌うあまり、その想いを告げられぬまま戦いに散って逝った。

40ヒュートグ氏語りて曰く、:2006/10/23(月) 10:43:33
【猫の国】の伝説に登場する妖精のなかに「エルフ」というものがあるが、
これは妖精皇帝エフラスの名がなまったものであることは今更言うまでもない。
また【猫の国】の架空の妖精には「フェアリー」というものもある。
間違いなく古き時代の将軍フェアーリから来たものである。猫の国の言語の一つでは
「フェアリー」は男色家という意味も含められているが、フェアーリもまた、
美青年や美少年を大いに愛していたではないか。

41言理の妖精語りて曰く、:2006/10/25(水) 07:33:31
猫騎士が使い魔を使用していた理由について、一説には、使い魔が猫騎士たちに
恋をしていたというものがある。
普段は孤高な猫騎士が、煩わしい使い魔などというものと契約を交わすとは到底思えない。
そこには何か、利害関係以上のものがあったと考えるのは自然ではないだろうか。

42言理の妖精語りて曰く、:2006/11/10(金) 15:53:02
【バラン=カリア】
太陽の妖精騎士団の一員。ヘデー=ロメラーによって半フェーリム化された精鋭を率いて
美戦九士のひとりを討ちとることに成功する。アヴロノの中でもかなり大柄で鍛え上げられた肉体を持ち、
武術に長けた男であったが、最終世代フェーリムであるヒャガン=アンには全く歯が立たなかった。

43言理の妖精語りて曰く、:2006/11/10(金) 16:03:49
【モリブディン】
太陽の妖精騎士団の一員。変身の魔術に長け、また演技の才にも恵まれていた。
彼はその変身と演技の技で別の誰かになりきり、騎士団のあちこちに入り込んでは
騎士達の思想や現行を監視し、団長ハールに報告する役割を担っていた。
もちろんこの技は敵側に侵入する時にも大いに役立っている。
ただし戦闘が苦手なため、戦う能力が常に試されるような人物になるとボロを出すことになる。

44言理の妖精語りて曰く、:2006/11/10(金) 16:21:24
ヘデー=ロメラー『森』の『司り』を有するビブロスの司族に仕える一族に生まれた。
しかし幼い頃から彼はビブロスの血族に対し、尊崇の念よりも好奇心を抱いており
機会があれば『司り』の秘密を解き明かしたいと願っていた。それを表に出すことは
なかったが、彼に最も近いところで接する家族には見抜かれ、その結果一族からの追放される羽目になってしまう。

45言理の妖精語りて曰く、:2006/11/10(金) 16:26:15
訂正
>43
四行目「現行」→「言行」
>44
一行目「ヘデー=ロメラー『森』の」→「ヘデー=ロメラーは『森』の」
四行目「その結果一族からの追放される」→「その結果、一族から追放される」

46言理の妖精語りて曰く、:2006/11/10(金) 16:37:52
ヘデー=ロメラーは二つの羽を持つ【鳥態】のアヴロノだったが、片方の羽を失ったため
飛べなくなっている。彼はかつてロシンバズイの軍勢に属していたことがあった。
彼はロシンバズイが軍勢の兵士を貪蝗相化させようとしていることに気付き、自分が自分で
なくなることを恐れて逃げ出そうとしたが、そのときに貪蝗相化したアヴロノに
片方の羽を食いちぎられてしまった。

それからどうやって生き延びたのかは本人もよく覚えていないという。

47言理の妖精語りて曰く、:2006/11/10(金) 16:42:40
>44訂正
二行目「ビブロスの血族」→「ビブロスの司族」

48言理の妖精語りて曰く、:2006/11/28(火) 16:40:57
ディルノラフは『生命の炎』を翅に注入されるという実験の対象となったフェーリムの一人である。
結果として彼の翅は過剰な量の『生命の炎』に耐えられずに燃え上がり、黒く焦げて
痩せた鳥の羽のようにささくれだった。

49言理の妖精語りて曰く、:2006/11/28(火) 18:55:33
おかげで飛ぶ事すら困難になったが、その大鴉の翼ような翅の迫力はなかなかのもので、
翅をばっ、と広げてやるだけで大抵の相手の戦意を萎えさせ、怯えさせることが出来る。

50言理の妖精語りて曰く、:2006/11/28(火) 22:10:21
彼は自分と同じ境遇を持つ『炎のような髪と瞳をした二刀流のあいつ』
のことを憎からず思っているようだ。…本人は認めようとしないが。

51言理の妖精語りて曰く、:2006/11/29(水) 09:50:52
剣技の師トルエルテルミンにより猫の国で言う『ガンバリズム』を叩き込まれたディルノラフだったが、
ある程度技術が向上してくると、自分の限界が嫌でも見えてきてしまった。一方『あいつ』はというと
限界なんて無いかのように力量を上げていく。それを見て彼はやるせない気持ちになった。

52言理の妖精語りて曰く、:2006/11/29(水) 15:37:57
【カン・サフ・エッデ=ビブロス】
太陽の妖精騎士団の一員。半フェーリム化にあたって『森』の司りを付加された。
麗躍九士の一人サハリックのハサミで腰のあたりから切断され息絶える。

53言理の妖精語りて曰く、:2006/11/29(水) 15:52:03
【ウォーネク・エッデ=ビブロス】
司族ではないが、『森』の司りを付加されたアヴロノ。太陽の妖精騎士団の一員。
恐蜥蜴騎兵部隊を率いてキュトスの姉妹の12番目イングロールに襲い掛かったが、
彼女が喚び出した宇宙塵の嵐に部下ともども全身を貫通され砕かれて死亡。

54言理の妖精語りて曰く、:2006/11/29(水) 16:20:41
(ウォーネク率いる恐蜥蜴騎兵部隊が全滅する様子を見て)
カン・サフ「あれは反則だろ…ヤバいのは一ケタ台の連中だけじゃなかったのかよ!」
ヘデーーロメラー「あの力を『司り』の付加で再現できればいいのですが…夢ですかね。」

55言理の妖精語りて曰く、:2006/11/29(水) 20:00:25
『司り』は魔法ではない。

56ペロヨン語りて曰く、:2006/12/01(金) 20:31:46
美戦九士は第三世代の先駆けとなるフェーリムたちであり、
ハッサルガーニャ好みの美形に成形されている。
彼らは本来、戦士としてではなく主の愛人として作られたが、
新型たちの出現とともに主の寵は離れていく。
主の心を引きとめようとする者は一人しかおらず、
他の八人はそれを諦めて他の道を模索することにした。

57言理の妖精語りて曰く、:2006/12/02(土) 00:30:25
美戦九士と麗躍九士は今日、十八体の英霊として西北人に崇敬されている。

58言理の妖精語りて曰く、:2006/12/15(金) 12:16:47
最終的に美戦九士はみな、【地球】の神々の敵である飛来神群のもとに降ることになる。

59言理の妖精語りて曰く、:2006/12/15(金) 12:59:55
彼らはフェーリム研究を援助していたフルシズに向けて幾度となく刃を向けた。
美戦九士がスロデ神群系の神話・伝説で悪魔とされるのはこのため。

60イウワァバイ語りて曰く、:2006/12/17(日) 00:36:55
ハール、あなたは驚くほど何も見えていません。
ハール、あなたは『太陽』になどなれません。

61言理の妖精語りて曰く、:2006/12/17(日) 00:43:12
ハールは空を目指し、羽を作った。
作った羽はとても大きく、力強くはばたいて彼を空へ運んだ。

62ヘデー=ロメラー語りて曰く、:2006/12/17(日) 00:46:38
ハール王よ、あなたがやっていることは『太陽』になることではありません。
『太陽』に成り代わることです。あなたは『太陽』になりたいのではなく、
あなたとは別に『太陽』があることが気に入らないだけなのです。

63言理の妖精語りて曰く、:2006/12/26(火) 01:10:57
ハール18世はかつて自分が追放した息子ヒャガン=アンに殺され、王位を継ぐ者がいないまま
彼の代でソルラキア王国は消滅する。ハール18世はソルラキア最後の王ということになる。

後代に「神秘的な存在がソルラキアの建国王に『お前が建てた国は百代で滅びる』と予言した」
「ソルラキア王国の未来を占う占術を遥か未来に向けて行った(行わせた)ところ百代でこの国が滅ぶという結果が出た」
などという伝説が付け加えられ、ひとつの国は百代で滅びるという百王説の源流にもなった。

64言理の妖精語りて曰く、:2006/12/29(金) 20:25:28
ニフルザエスとアドガレンスはともに美戦九士の一員である。
ふたりは一卵性の双子であったようで、フェーリム化されるまでは瓜二つだったという。

65言理の妖精語りて曰く、:2007/01/11(木) 14:12:28
大声のサリコルの剣は次第に速くなっていった。そして剣から飛び道具のような何かを
発射することは稀になり、近接距離から必殺技を繰り出すようになった。そして大抵の場合、
敵は小恥ずかしい技名絶叫を聞いた瞬間に死んだ。サリコル自身も恥ずかしく感じていたので、
必ず死んでもらわなければ別の意味で夜も眠れなくなるのだった。

66言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 12:46:22
ディルノラフは傭兵として南アルセミア公国軍の小ペルネー侵攻に参加し、そのまま戻ってこなかった。

67言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 12:48:55
ヌアランダーラ曰く堕天使ディルノラフが憎からず思う「炎のような髪と瞳をした二刀流のあいつ」ってだれ?

68言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 12:56:20
暇なので二名しか分っていない美戦九士と麗躍九士でも埋めてみない?

69言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 12:57:31
サハリックって男?

70言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 12:59:50
ディルノラフ「烈火のレグボロス……その名は俺にとって甘やかな傷痕だ……」

ヌアランダーラ「うわっ」

71言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 13:05:40
レグボロス「うわっ」

72言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 13:07:12
美戦九士と麗躍九士をそれぞれ一言で表すとなんになるでしょうか。。
実はよくわかっていなかったりします。

73言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 13:07:52
ディルノラフは凡庸極まりない剣士。彼は自分が凡人であることを
自覚し、思い悩みながらもナルシストであることを止める事ができない。

74言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 13:11:02
なぜだろう、ディルラノフにシンパシーを感じてしまうw
あれだ、どれも超人外だから平々凡々な奴がいなかったせいだ。

75言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 13:13:02
>平々凡々
つ「市井の民」

おそらく他と比べてたいしたことないだけでディルラノフも十分に人外レベルかと。

76言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 13:13:29
一番弱いのは誰だろう?

77言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 13:14:50
無名のアヴロノ?
一定レベルの力を得ると名前がもらえる。

78言理の妖精語りて曰く、:2007/02/25(日) 13:15:56
つ人間の赤子


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