したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

武具・道具・祭具

1言理の妖精語りて曰く、:2006/06/30(金) 16:50:56
主として武器や道具から日用品まで、様々な物に関する記述を行うスレッドです。

566言理の妖精語りて曰く、:2020/02/26(水) 10:49:17
【浮遊服】が浮かぶのは、かつて王族魔術師(マハラジャ)が独占していた【空とぶ絨毯】に用いられていた呪術的な紋様を流用しているからである
【浮遊】・【飛行】以外にも、公開された呪術紋様には様々なパターンがあった

567言理の妖精語りて曰く、:2020/02/28(金) 11:00:25
経典サーバ〈三蔵〉の成立は、それまでの「卒塔婆サーバ」一極集中の状況に変革をもたらした

568言理の妖精語りて曰く、:2020/03/23(月) 22:43:12
珊瑚の指輪、蒼き真珠

569言理の妖精語りて曰く、:2020/03/27(金) 22:39:03
底が抜けた器にも、それなりの使い道はある(格言)

570言理の妖精語りて曰く、:2020/03/28(土) 12:01:17
玉石の笛、黄玉(トパーズ)の弾ける音色

571言理の妖精語りて曰く、:2020/03/29(日) 22:44:28
【ブロウウェンの大剣】は、魔を退ける力を持つ武器だが
だが、意外なことに、それが主に使用されたのは、二十世紀に入ってからである

マフィア、探偵、落ちこぼれのラグビー部員、時代遅れの女ドンキホーテ聖騎士、アラフィフの作家や精神科医、退職した元サラリーマンなどがこの剣を振るい、数々の難事件を解決したのだ

572言理の妖精語りて曰く、:2020/03/31(火) 08:25:38
【ブロウウェンの大剣】に切れ味などない
それを用いた攻撃は、ただひたすらの打撃である

573言理の妖精語りて曰く、:2020/04/08(水) 10:34:36
【灯籠の槍】は、聖火を灯し、振るうたびに聖歌を歌って闇のなかで導きとなる

574言理の妖精語りて曰く、:2020/04/08(水) 23:49:21
【豆騎士人形】
ビーンズを腹部から射出する機能が搭載された人形型のビーンズ式詠唱法の発動媒体
パーツ換装で様々な局面に柔軟に対応できる他、強みとしてビーンズの締め撃ちを行うことでビーンズ内部の呪文を強烈に変性させることが可能
ビーンズを腹部に仕込んだ人形によるブービートラップが起源とされている

575言理の妖精語りて曰く、:2020/04/12(日) 22:39:34
【形状記憶・高機能プラスチックブーツ】
透明で美しく輝くだけでなく、生体認証した主人以外に履けないロック機能、任意の場所・時間で脱げる自在脱着機能などがついた超高機能ブーツ

一説によれば、最高難易度の迷宮(こだいいせき)を攻略した証である、伝説級レアアイテムだとか

576言理の妖精語りて曰く、:2020/05/20(水) 08:08:33
天照府で作られている刀をこちらでは【クロワッサン刀】と呼ぶ
その構造を分析したところ、幾重にも折り畳まれていることが判明したためだ

その製造にはかなりの長い時間と手間がかかると推測されており、こちらでの製法の再現には未だに成功していない

577言理の妖精語りて曰く、:2020/05/25(月) 23:12:18
魔槍イィクスカリヴェエルは、魂を吸収する力を持つ世界樹の根である

578言理の妖精語りて曰く、:2020/05/27(水) 22:22:15
魔剣と聖剣が分裂し、自遊なりし聖邪の剣さえもそこから分かれたとき、特に何もしない折れた剣もまたその時に分割された
人は、その剣を自堕落剣ミュリエンティと呼ぶ

579言理の妖精語りて曰く、:2020/06/06(土) 23:33:58
爆牙刀
折子刀

580言理の妖精語りて曰く、:2020/06/09(火) 12:18:41
鉄が貴重な雪原や砂漠の国々では、”天よりもたらされた鉄”すなわち「隕鉄」によって作られた短剣が、権力者の象徴となった

581言理の妖精語りて曰く、:2020/06/10(水) 22:45:29
その刀身は闇のごとく黒く、そこには黄金によって魔術を発動するための補助紋様が刻まれていた

582言理の妖精語りて曰く、:2020/06/14(日) 23:18:45
メクセトが作りし1032の神滅ぼしの武具の一つ、【悲嘆の戦旗】
ひとたびそれを打ち振れば、百ラナンス四方の人びとと神は残らず悲しみに打ちひしがれ、その悲しみを解消するためにその胸を掻きむしり、互いに引き裂き合うのだという

583言理の妖精語りて曰く、:2020/07/04(土) 10:10:07
【祝福の槍】
アルセスの加護を受けている槍
攻撃した対象の精気を吸収し、担い手を回復することが出来る

敵対したものは、これを【吸血槍】と呼ぶ

584言理の妖精語りて曰く、:2020/07/09(木) 23:49:35
【異世界箱】
異空間に物体を収納できる
本来は、異世界で全てを塗りつぶすためのもの

585言理の妖精語りて曰く、:2020/07/26(日) 23:07:40
【放射線蓄電器】強い放射線放つ物体を使って、少しずつバッテリーを充電する
AN(アフター・ニュークリア)の時代では、そんな物体はありふれているので調達は容易である
ウラン238とか使っているものが特に強力

586言理の妖精語りて曰く、:2020/07/28(火) 21:55:48
呪いをもって呪いを討つのが【薔薇の剣】である
それは、人の心に咲く愛の華だ

587言理の妖精語りて曰く、:2020/08/14(金) 22:58:23

武装レベルアップ!
【ポップコーン・ガン】がレベル2になりました!
【キャラメルコーティング】機能が追加!
それにより、【グレムリン】系や【ピクシー】系などの【妖精】属厄介者(トラブルメーカー)への特攻効果が付与されるようになりました!

甘いお菓子は、妖精たちの大好物
上手く使って、これからも【無限映画館回廊】(ムービー・ワールド)の平和を守ってくださいね!

588言理の妖精語りて曰く、:2020/08/19(水) 00:37:12
1032の神滅ぼしの武具の中には、いくつかセットになっているモノもある
鎧【既知なる平穏】と盾【未知なる平和】などは、その代表格だ

前者は、装着者が受けたことのある種別の攻撃であれば、あらゆるものを防ぐ鎧
後者は、初めて受ける攻撃を「既知の種別の攻撃」として扱うことが出来る盾である

ただし、この二つは一度見に付けると二度と外すことは出来ない
そして、鎧は身につけている者の生命力を吸収し、盾は攻撃を防ぐたびにその代償として装着者の精神力を削っていくのだ

伝説に残る最後の装着者【臆病者のノドイン】は、この二つの装備だけを身に着け、未知なる暗黒の邪神が潜む【ロングラークの洞窟】に潜った
だが、戦いの後、そこから回収されたのは、ボロボロに傷ついた二つの装備だけであったという・・・

589言理の妖精語りて曰く、:2020/09/10(木) 20:19:17
聖槍イィクスカリヴェエルは、本当に豊かな農地からしか収穫することは出来ない
それゆえ、聖槍を抜くことは、農夫とその領地の領主にとって最高の栄誉となるのだ

590言理の妖精語りて曰く、:2020/09/11(金) 23:05:59
【魔金貨の小袋】
分類は、片手槌に属する
人の欲望を食らう悪魔の金貨は、強欲な人間の魂から出来ている
それを「欲の皮」で包んで殴れば、そりゃ敵が落とす宝物も少しは増えようってもんだね

盗賊魔女コルセスカ

591言理の妖精語りて曰く、:2020/09/13(日) 22:40:33
・空腹魔王バッグ
レンタル品
魔王の空腹は、少女のお話と賃貸契約で満たされている

592言理の妖精語りて曰く、:2020/09/23(水) 23:31:26
始マリニ三本の魔剣アリ

血ニ潜ム炎ノ魔剣 【豪血】
涙ニ眠ル氷ノ魔剣 【氷涙】
ソシテ、モットモ堅キ大地ノ精髄ノ剣 脊髄ニ埋モレル魔剣 【剛輝】

三本ノ魔剣ハ世界ヲ作リ ソノ豊カサノ下地トナッタ

三本ノ剣ハ イマ イズコ
ソヲシルモノハ ダレモナシ

魔剣ハ イマモ 世界 ノ ドコカニ

ミチビカレシモノ ヲ マッテ イル

593言理の妖精語りて曰く、:2020/12/12(土) 11:46:06
その本は、琥珀の板で出来ていた

【岩本堂】にある本は、みんな鉱物でできている
泥に落ちた葉っぱが自然と岩となった、古代の栞、岩の押し花
恐竜の足跡、石碑の薄片
そして、樹液に閉じ込められたおっちょこちょいなアリや蚊などが、店を埋め尽くす本のそこかしこに眠っているのだ

中には、古代海賊の宝が隠された金属の星図だってあるという

そんな不思議な貸本屋へ行きたい方は、ゆらぎ市の不思議小路へおいでませ
駅前の駄菓子屋の脇を通って、でぶ猫の案内人に賄賂を渡し(にぼしは必ず三匹だけ渡すこと!それ以上はダメだ)
ぐるぐる三叉路を三回巡り、神社に向かって手を合わせ
社の裏へ抜けたら、長屋の食卓の上をひょいと飛び越える

そうして行けば、ほら、そこが不思議小路だ
不思議なお店が、きっと貴方を待っている

594言理の妖精語りて曰く、:2020/12/20(日) 12:37:14
亜空間フラフープからは、宇宙や遠い世界の空が見える

595言理の妖精語りて曰く、:2021/05/07(金) 01:39:30
強化触手で作られた服は、いかなる攻撃をも防ぎ、またいかなる状況に対しても最適のファッションへと変化することが出来る
ただし、それを着用できるのは一日につき八時間だけである
この触手には知性があり、製造メーカーときちんと雇用契約を交わしているのだから

「派遣社員が派遣社員を着るのはちょっと・・・」などと、触手服を避ける人間がいるのも、それを思えば当然のことなのかもしれない

596言理の妖精語りて曰く、:2021/05/24(月) 23:02:57
【フローティング・ラージシールド】またの名を【浮遊大盾】

古代人はこうした魔力によって浮遊する盾で身を守っていた

肉体そのものを飛行させる術は秘儀であり、重力を支配する術も高等なものである
だ物体や身体にかかる「荷重」を軽減させる術であれば、それほど難しくはなかったからだ

こうした大盾はかなり強力な防御力をもっていたため、それを持つ兵士の鎧については、かなりの軽量化・省力化をすることが出来た
中でも、出自が難民や貧困層であった女性たちなどは、鎧を買うほどの財産がなかったため、こうした盾の発明による武装の変化がなければ、まともに兵士を勤め上げることは不可能であっただろう
当時の兵士は、そのほとんどが武装を自費で用意せねばならなかったのである

そうした女性兵士たちは、あえて露出が多い鎧を身にまとい、自らを一種の「芸術品」として飾り立てた
そして、その「見物料」として男性兵士たちなどから金を取り、それを自らの生活費や子どもたちの教育資金などに充てたのである

これが、世にいう【ビキニアーマー】の真実である

597言理の妖精語りて曰く、:2021/05/25(火) 19:45:31
盾の紋章は持ち主の素性を表し、後の世にはスポンサーの広告欄にもなった

598言理の妖精語りて曰く、:2021/06/02(水) 10:55:54
太極分断剣は、あまりにも大きかったために誰にも動かすことが出来ず、結局子どもたちの遊び場として使用されることとなった

599言理の妖精語りて曰く、:2021/06/11(金) 09:27:06
【鳴門の鈴】は、どこか異界への扉を開く
長い歴史の中、いつの間にか失われたそれは、もしかしたらどこか小洒落たカフェや古道具屋の風鈴やドアベルとなって、今日もどこかで涼しい音色を響かせているのかもしれない

600言理の妖精語りて曰く、:2021/06/20(日) 11:47:37
ケーキ武器職人の朝は早い

601言理の妖精語りて曰く、:2021/06/21(月) 22:53:47
ケーキバーソードやスピアーに限らず、すべてのケーキ武器は繊細な調整(デコレート)を必要とするものなのである

602言理の妖精語りて曰く、:2021/07/16(金) 12:14:34
メクセト王が作りし1032の【神滅ぼしの武具】のひとつ

【毒針の細剣】
その刀身は、糸より細いがなにより強靭でしなやかであり、あらゆるものを断つ切れ味を持つ
伝説によれば、「これ以上分割できない」ほどに小さく固く鍛えた「炭」によって出来ているとか

更に、その「炭」は「再生不可」の特性を持つ毒を持ってもいるのだ
ただし、前述したように、その刀身は糸より細い
そのため、膨大な生命力を持った相手に対しては、その攻撃力はあまり威力を発揮しない可能性がある
対象を分割しただけで、その効力が終わる可能性すらあるのだ

だが、この細剣を用いた剣士は、これで【水の神】を滅ぼした
それは神に寄って滅ぼされた剣術家一族の無念と技術を結集した奥義であり、一瞬にして万の万倍もの斬撃を放つ秘技であったという

神はその秘技によって滅んだ
だが、細剣と剣士もまた、その反動に耐えきることは出来なかった
本懐を果たしたのち、彼女たちも滅びたのだ・・・・・・・・

603言理の妖精語りて曰く、:2021/07/19(月) 11:05:20
【恨返の鎧】は、メクセトの作りし1032の神滅ぼしの武具のひとつ、無敵の鎧だ
それは肉体と一体化する装甲であり、まるでウロコか甲羅のように見えたという

だが、それを一度着込めば、二度と脱ぐことはかなわない
そのうえ、鎧は着用者から養分を吸い取り続けるのだ

伝説によれば、この鎧を着て髪と戦ったのは大食いの英雄【山喰いのアーシェロン】という巨漢だった
またの名を【毬の王アーシェロン】【亡国の大食漢】と呼ばれた彼は、その恵まれた体格と地位によって国一つを滅ぼしてしまったという英雄である
けれど、彼が千変万化する森の神と戦いこれを打倒したとき、その場に残ったのは干物のような皮とそれに張り付いた鎧だけであったという

厄介者としてあらゆる場所から追放されてきたアーシェロンは、こうして邪悪なる森の神を滅ぼし、【血吸いの森】を肥沃な耕地に変えるきっかけを作った
今では彼の名を知るものとて少なくなってしまったが、彼の最後の地である【アースロ村】では、毎年森の神との戦いを再現した祭りと舞いが行われるのだという

604言理の妖精語りて曰く、:2021/07/19(月) 11:17:42
また【恨返の鎧】には、【恨返の盾】またの名を【乗返の盾】という類似品があったという
この盾は、「受けた攻撃を着用者の感情に応じて反射する」という基本的な特徴は同じだが、その反射の倍率は鎧とは比べ物にならなかったという

伝説によれば、メクセトは「自乗」や「複利」という語を用いてこれを説明した
けれど、古代の民はほとんど誰もこれを理解することが出来なかったのだそうだ

605言理の妖精語りて曰く、:2021/07/22(木) 18:05:20
断界剣】は、パズルゲーム『メグけし!新妹ロボ登場!?もう一人のメクセト!』に登場するオリジナル【神滅ぼしの武具】である

このゲームは、アドベンチャーゲームというかギャルゲーの『メクセトといっしょ!妹はマッドなウェポンメーカー!』のスピンオフ
物体の側面を「斬って」囲むことによって、対象をこの世から消し去る【断界剣】によって、妹たちが巻き起こす様々なトラブルを解決していくというものである

なお、この剣には使用するごとに使用者者の「存在」が少しずつ削れていき、ついにはこの世から完全消滅してしまうという重大な副作用がある
そのため、バッドエンドでは、主人公は実際に消滅してしまう
トゥルーエンドの場合は、妹たちが主人公の記憶を取り戻してはじめて協力し、それによって主人公はこの世に帰還することになる

606言理の妖精語りて曰く、:2021/07/23(金) 09:40:27
メクセト王が作りし1032の【神滅ぼしの武具】の威名は高く、その伝説は今に渡るまで長らく語り継がれている
これはそのほんの一部、寂れた酒場で吟遊詩人が語る歌に出てきた武具である

【銀鱗の恨刃】
そのひとつごとに、神の犠牲者の魂が込められたという刃
独りでに動いて敵を討つが、使用と運搬には生きた人間が必要であった

【絶対死の脚本集】
著者はメクセト自身
演者や観客の要望に応じていくらでも変化し、さまざまな盛り上がりを見せるが、最後には必ず全ての演者が死亡するという呪いの脚本
言い換えれば、どんな破天荒な展開にも無理にでもオチをつけるというものなので、現代の演劇界でもたとえとしてよく用いられる

【異界宝珠の籠】
あらゆる可能性、あらゆる未来世界を色とりどりの宝珠に具現化する籠
使用するたびに使用者の可能性は削られてしまう
投石を得意とする少女によって用いられ、【万食の虚無神】を滅ぼした

【不信心の教典ミュリエンティ】
神を信じぬ不信の剣にして鎧
何一つ信じぬという矛盾を表す武具
使用者はあらゆるものが信じられなくなって狂死したとも、全ての知恵を失い動物と化したともいわれる


【片付け上手の鎧】
「自分以外の誰からも傷つけられることがない」という権能を持つ神を滅ぼした鎧
衝撃を受けると「負の世界」の存在に変換し、この世界の物質と「対となって消滅し」大きな爆発を起こすという
起こす現象が、現代の民にはよく分からないため「大きな栗の鎧」というように解釈されて語られることが多い


【罪科の十字槌】
人類の罪全てに匹敵する重さを持つという大槌
人の手にないときは木の葉よりも軽いのだが、人が持った途端に「その時点での人類の罪科」に匹敵する重量を持つようになるのだという
ただし、これはあくまで罪の重みであるため、担い手が罪を背負えるのであれば、理論上はどこまでも耐えきることが出来るのだという

ちなみに、伝説に残る使用者の死因は、重みに耐えかねての圧迫死である

この槌は、力自慢のじゃしんに振り下ろされた後、そのまま地の底まで沈んでいってしまった
現在の【ヌケサクの泉】は、それによって生まれたため、使用者の英雄が名乗った名前にちなんでそう名付けられたのだという

泉の水は冷たく清らかで、いかなる干魃のときでも決して枯れたことがない


【万取の戦包丁】は、ヒトを喰らう料理の邪神もしくは森の神、沼の神、泥炭の神あるいは海の神を滅ぼしたとされる戦闘用の包丁である
戦った相手は逸話によって異なる
使用対価は使用者の血液とそれに含まれる魂であり、一振りごとに血液ひとしずくが失われていく

伝説に残る使用者は、後継者である孫娘を神の手で失った老料理人であり、自らと一族の肉を前菜に使い神に料理で挑んだという
勝負の内容は、使用した食材を当てろというものであったが、神は最後に出された食材を判別することがなかなか出来なかった
ようやくそれを当てるときが出来たときにはもう遅く、神の肉体は既に致命傷に至るまで切り刻まれていたのだそうだ

そう、この包丁の機能は、空間を渡って相手を切り刻むことが出来るというものであったのだ
ただし、切られた神が痛みを全く感じなかったのは包丁の機能によるものではない
それはひとえに、使用者の超絶的な技量によるものである

老料理人は勝負の後もわずかながら生きながらえ、一粒の後悔の涙を流した後に息絶えたという
彼女の墓は、遺言により孫娘とは別にされ、その墓石には名前すら刻まれなかった

そしてまた忘れられることを望んだその遺志により、その名を知るものは今日ではもう誰もいないのである
老料理人は、多くの人を守り、遥か未来に渡ってその安全を確保した
だが、その技量は恨みを晴らすため、傷つけるために振るわれてしまったため、当人はこれを恥じた
伝説によれば、彼女の墓は、この包丁を握った時点で既に建てられていたという

後に、彼女の孫娘の名を冠した【ティファナ料理協会】が設立された
協会は彼女の遺言を守りつつ、その伝説を語り継ぎ、わずかながらその技を今日まで受け継ぎ、伝えているのだという

607言理の妖精語りて曰く、:2021/07/28(水) 02:41:57
【アンタゴニストの鏡甲(きょうこう)】
史上最強と歌われた聖騎士に対抗せんとした黒騎士は、敵対者に合わせていくらでも装着者を強化する鎧を身に着けた

それは、メクセトの神滅ぼしの武具であるとも、あるいは神々の遺産とも伝えられる強大な武具であった
だがそれは、一度身につければ二度と外すことが出来ず、しかも着用者は必ず己を失って身を滅ぼすとされた魔性の装甲であった

だが、黒騎士は聖騎士に対抗することこそが己の本質そのものであるとして、あえてこの鎧を着用したのだという

この伝説は断片的なものであり、騎士たちがその後どうなったのかはおろか、騎士たちの名前も性別も所属していた国家や忠誠を捧げていた君主さえも不明である
ただ、騎士たちの争いと、身を捨ててでも宿敵に対抗しようとしたその闘争心だけが、遥かな時を超えて今に至るまで語り継がれている

608言理の妖精語りて曰く、:2021/08/16(月) 23:10:28
氷は、凝固する時に振動を記憶するという
その性質を利用したものが、氷の矛槍だ
その刃は震えて切れ味を増し、その矛先は唸りを上げて敵を穿つ

その振動は何を語り、また何を歌うのか
武器となった今では、それが示すのは、ただ触れたものを傷つける破壊力のみである

609言理の妖精語りて曰く、:2021/08/25(水) 23:14:57
豊穣のフレイルは、それで叩いたものに豊穣の力を与える祭具である
男を叩くとその相方が妊娠するとも言われるが、正式な使い方は歴史の渦の中に消えてしまった

今では祭日になると、フレイルではなく綿あめの袋で子供たちが互いを叩きあっている光景がよく見られる
これはこれで、上手くいくのだとかそうでもないとか

610言理の妖精語りて曰く、:2021/10/05(火) 09:29:59
紀士フロート・ヴァザトニルの槍は、文章に亀裂を入れる句読点で出来ているという

611言理の妖精語りて曰く、:2021/10/06(水) 22:59:15
ハガネクルミを二つに割って、滅びた人類の弔歌を奏でよう

612言理の妖精語りて曰く、:2021/12/30(木) 07:14:28
【日音器・さあががががらー】
日音器使いノテットの持つ、九つの日音器の内の一つ。
左手中指に装着されている装飾品であり城塞。
スチームキューブが組み込まれており、そこから生み出される蒸気の力と歯車の駆動によって動く歌う城。

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/7039/1183221547/41
ttps://seesaawiki.jp/w/flicker2/d/%a5%b9%a5%c1%a1%bc%a5%e0%a5%ad%a5%e5%a1%bc%a5%d6

613言理の妖精語りて曰く、:2022/01/05(水) 00:47:06
【日音器・さはめらりー】
日音器使いノテットの持つ、九つの日音器の内の一つ。
右手人差し指に装着されている祭具であり暖房器具。
地上太陽の種火が封入されており、最大出力で5,778ケルビンもの高熱を発生することが可能。

614言理の妖精語りて曰く、:2022/01/07(金) 10:49:51
【日音器・さひゅー】
日音器使いノテットの持つ、九つの日音器の内の一つ。
左手小指に装着されている武器であり愛玩動物。
砂茶の彩石が填め込まれており、奏でる事でフォービットの魔獣オーカーを呼び出すことが出来る。

615言理の妖精語りて曰く、:2022/02/13(日) 10:51:38
【日音器・さぱぱどんー】
日音器使いノテットの持つ、九つの日音器の内の一つ。
右手親指に装着されている武器であり万能鍵。
ハイダル地方の墓標船から引き出された知識で製造されたソードオフ・ショットガンで、どんな扉でも物理的に破壊して開く事ができる。

616言理の妖精語りて曰く、:2022/02/13(日) 12:02:08
日音器使いノテットは、九つの日音器に含まれない、幻にして最強の日音器を一つ持っていたといわれている。
その幻の日音器の機能や形状、名称については未だ謎に包まれているが。
ある地方に存在する小さな村には、村の子供達にノテットが左手薬指にはめていた『どこの街にでも売られていそうなありふれた見た目の指輪』を見せて
「私の持つ日音器の中で、いちばん最高で最強のものは、この指輪なのよ」と語ったという伝承が残っている。

617言理の妖精語りて曰く、:2022/02/13(日) 22:28:41
【クロノグリフ】
夢の中の殺人者、死の夢を司る告死蝶が忌みしは目覚まし時計の設定時間(クロノグリフ)
その長針と短針はどんな『夢』も断つという
全ての吉夢と悪夢、眠りの終わりと死に対する弔いの鐘(トーテン・グロッケ)
けたたましくも腹立たしい夢の終焉を奏で、夢オチと目覚めを齎す。


ゆえに問うなかれ、誰がために鐘は鳴るやと。
そは汝がために鳴るなれば。
汝、時間に祈ることなかれ。

「瓶詰の手紙の一節」
目覚まし時計は、意志に逆らって鳴り、夢と眠りを殺すことで意味を持つ。
間違いなくむかつくが少なくとも
朝食を食べ損ねることも、デートや仕事に遅刻することも無い……

618言理の妖精語りて曰く、:2022/04/14(木) 13:06:50
【ハロロ・シルルの異形衣】
かつてメクセトに仕えた神官、ハロロ・シルルが着用していた法衣がその死後の強い怨念によって意思を持ち異形化した姿
四つの眼球、五八本の触手、二つの口を持ち、血管のように赤黒く歪な紋様が絶えず脈動している。
現在は、第一級異界災害【放浪する死灰少女】が身に付けている。

619言理の妖精語りて曰く、:2022/06/02(木) 14:52:54
【豆腐鉄の盾】
オーパーツ。
クロムメッキソードならぬ
豆腐のように白いクロムメッキシールド。
ビーンズ式の魔宝石を装着可能。
時間経過で錆びず、腐敗せず、魔法耐性のある
先史文明の遺産、現存数は少ない。

620言理の妖精語りて曰く、:2022/06/30(木) 19:50:44
【アイオラフの声録壁】

都市アイオラフのハサミ通り88番地の空き地にあった木造の壁。
以前は普通の壁だったのだが、あるとき、どこかの呪術師が妙な呪文でもかけまちがえたのか、近くの人の声を文字として記録し表面に表示する機能を持ってしまった。
そのことに気がついた人々がこの壁をコミュニケーションの手段として使い始め、一時は大いににぎわった。
だが、壁の使用者が多くなるにつれ揉め事発生の頻度が高くなり、ある日とうとう火をかけられ消し炭になってしまったという。

なお、この壁のある都市アイオラフは巨大な蟹の横にあったのだが、炎に驚いた蟹により踏みつぶされ都市ごと滅びたそうだ。

621言理の妖精語りて曰く、:2022/07/16(土) 11:24:09
【今日から魔王キット】
使えば誰でも魔王になれるスターターパック
黒マントや角カチューシャから、魔王城物件リスト、手下魔物簡易召喚魔法陣、マニュアル『元勇者でも分かる魔王のなりかた』までついてくる
マニュアルは、魔界紳士淑女録や魔王名言集、いざというときの応答アンチョコなども含まれている豪華仕様

更に、最近流行しているような、ダンジョンを構築して魔王生活の実況配信で広告収入を稼ぐスタイルもサポートされていたりする
ただし、配信機材は別売りなので、悪しからず

622言理の妖精語りて曰く、:2022/08/21(日) 23:18:46
香油、特に薬草を漬け込んだ香油は、水薬(ポーション)より強力な魔法薬となる

だが、この国ではその扱いがなんかおかしい
ポーションとごっちゃにして、オイル・ポーション略して「オーション」と呼ぶものもあれば、とりあえず体内に取り込めば良いんだろとばかりに調理に用いるものもいる
香油は、カツを揚げるためにあるのでもなければ、その上にマヨネーズにしてかけるものでもないというのに……

623言理の妖精語りて曰く、:2022/09/10(土) 10:50:22
【魔封機関】(ジン・エンジン)とは【魔封壺】(ジン・ポッド)を動力源として動く機関のことである

【魔封壺】の中には、多様な種類の【魔精霊】(ジン)が小さく押し込められて入っている
【魔封機関】は、これらの【魔精霊】が「のびをする」ことによって、その圧力を工学的エネルギーへと変換して作動するのだ

624言理の妖精語りて曰く、:2022/09/18(日) 07:52:52
【呪封扇】は、呪文を書き込んだ扇である

これは元々戦闘用、および戦争時における術師の護身用の武器ではあるが、現代ではさまざまな役割を持っており、
多方面で応用されている
工事現場で工事のオジサンが「ヨシ!」と、作業工程を指して確認している姿などが、一番良くみかける使用例であろうか

また、従来の武器としての製法で作られたものは現代では美術品として人気があり、特に玉鋼で作られたものは美術館や好事家の蔵などに収められているという

625言理の妖精語りて曰く、:2022/09/18(日) 13:14:41
いっぱい触って!お潮吹くまでイキたいの!
www.axfc.net/u/4058069

626言理の妖精語りて曰く、:2022/09/19(月) 07:24:42
【潮の小瓶】
人が触れると勢いよく海水を噴射する魔道具。
触れられた回数によっては凄まじい潮流を伴って大災害を引き起こす事もあったため封印された。

627言理の妖精語りて曰く、:2022/09/19(月) 18:01:53
後にこの封印を解いたのが自称大天才ペメルドだった。彼女/彼(※ペメルドは週1で性別を変えていた)は自身の発明【接触式潮力発電システム】のために潮の小瓶を必要としていたのだ。
この発電システムにより人類はタップ一つで莫大なエネルギーを手に入れることができるようになった。

628言理の妖精語りて曰く、:2022/10/03(月) 00:00:05
【パンゲオンジャイロ】は、世界獣パンゲオンの内蔵の動きを感知して、正確な方位を示す
そしてこのジャイロは、その機能上、たまにパンゲオンのおな・・・火山噴火などの大地の変動をもある程度予知することが出来るのだ

629言理の妖精語りて曰く、:2022/10/03(月) 00:00:59
【魔女の磁針】は、つねに不可思議な方位を指している

630言理の妖精語りて曰く、:2022/12/07(水) 22:30:59
”竜の落とし物”は、たとえその正体がなんであったとしても、祭具として祀られる

631言理の妖精語りて曰く、:2023/01/10(火) 19:36:37
【南大海】付近の【総身甲冑騎士】は、フジツボで覆われた鎧で有名だ
だが、それは甲冑の真の力を隠すための偽装にすぎない

彼女たちの鎧には、大型の【ヒドロ虫】や【イソギンチャク】が棲み着いており、いざというとき何にも勝る武器として機能するのだ

それゆえ、そんな騎士たちを人々は、【ヤドカリ騎士】と呼んだのだ

632言理の妖精語りて曰く、:2023/01/19(木) 21:13:52
【導引根付】とは、その別名をミスティック・パワー・トランスミッション・マスコットとも呼ぶ現代の祭具である

これは、小型のアクセサリーとして持ち歩く神像などを媒介として魔力や契約している祝福を受け取るものであり、その威力は対象の神仏・精霊・悪魔・偉人などの霊格と契約内容に左右される

なお、これは通常のキーホルダーとしても用いることが可能であり、【神秘異鍵(ミスティック・キー)】などを束ねる際の媒介としても有効に機能するのである

633言理の妖精語りて曰く、:2023/05/22(月) 10:20:26
その深緑の宝玉は、森の奥に生える苔のようにも、あるいは南海の海の色のようにも見えた
太古の昔、生に飽いて海へ消えたという不死人たちの、その最後の吐息が凝固したとも言われるその石

現代に現れたそれは、今度は一体どのような物語の中で輝いていくのだろうか……?

634言理の妖精語りて曰く、:2023/08/20(日) 11:04:57
【バーサーカーベアきぐるみ】本日半額セール実施中!
一頭買うと、もう一頭おまけについてくる!
さらにハサミアーム、ロングレンジアタッチメント、追加の頭などもついて、なんとこのお値段!

635言理の妖精語りて曰く、:2023/09/20(水) 01:33:58
マハナカグラカの壺

636言理の妖精語りて曰く、:2023/11/11(土) 11:32:15
【ジンバーブ・ラバースーツ】
早期に産業革命を起こし、化石燃料を活用することでかつての植民地だった南国【ジンバーブ】は、世界の覇者となった
そして、人びとは礼装としてジンバーブの服装を着ることになったのだが……ここに大きな問題があった
寒いのだ

ジンバーブは常夏で猛暑の南国
その正装も、下腹部をかろうじて隠すだけの木の筒一つだけであった
しかもジンバーブの常識では、それより多く服を着込む者は貧弱な病人か無礼者として、扱われてしまう

そのため、逆に植民地となった北国の緑肌人たちは、ゴムで擬似的な裸体を模した服を作りどうにか正装を取り繕うしかなかったのだ

637言理の妖精語りて曰く、:2023/11/11(土) 18:53:30
【ルミネセンス・タブレット】
言語魔術の神秘主義的な古代思想が記された碑文。緑玉版とも。
「万象は一者の観照によって一者に由って起こり来たれるのであるから、万象は一つのものから言語によって生じたのである。」

638言理の妖精語りて曰く、:2023/11/12(日) 15:27:01
【ミラーフェイス・タブレット】
言語魔術の理性主義的な古代思想が記された碑文。青玉版とも。
「言葉は日常的な目的に応じて発達したものであり、日常的な状況下においてのみ機能する。しかし、日常的な領域を超えて用いられることで問題が生じる。」
「この問題は言葉が日常的な用法で実際に何を意味していたのかが言語魔術師たちによって歪められ、あるいは忘れられることにより、増大した勘違いに由来するものである。」

639言理の妖精語りて曰く、:2023/11/13(月) 18:30:52
【カレンシー・タブレット】
言語魔術の自由主義的な古代思想が記された碑文。黄玉版とも。
「言語統制などが行われていないフェアな世界で自己の言語伝達効率を最大化するには、他者の批判を招く行為に出て今後の意味伝達取引に差し障るようなことは避けようとするはずであり、好き勝手に解釈することは、むしろ自己の言語能力を毀損することにつながる。」
「言語魔術社会においては自然な解釈によって規定された"自然な表現"が存在し、公正さを含む術者達の共感に世界が支えられていれば、解釈と表現によって決定される使用言語は長期的には"自然な表現"に一致するように動く。」

640言理の妖精語りて曰く、:2023/11/18(土) 09:46:47
【ピンク・タブレット】
その起源を、超古代にまで遡るとされる古式ゆかしい文書群
主に男性喜ばせる……俗に言うエロ文書である

「エロが全てだ」
「あらゆるものはエロスに変換可能である」

641言理の妖精語りて曰く、:2023/11/25(土) 07:46:34
【童子灯】
身体が様々な岩石や宝石である岩人族には、他種族からの憧れや欲望などの様々な感情が常に付き纏ってきた
例えば、翡翠の少年が掲げる灯火には寿命を伸ばす効果があるとされ、激しい争奪の対象となったのだ

642言理の妖精語りて曰く、:2023/11/25(土) 07:48:48
月貨幣は、使用するごとに少しずつ削り、月光を当ててその姿を回復させて再利用するものである
その不思議さは、逃げ回る【妖精銀の銀貨】や、【謎掛けコイン】と並んで世界九大不思議硬化に数えられるほどだ

643言理の妖精語りて曰く、:2023/12/09(土) 09:56:13
【幽霊貨幣】は、同類の吸収と進化を繰り返して高額になるが、任意で分裂させて少額の貨幣として扱うことも出来る

644言理の妖精語りて曰く、:2023/12/09(土) 14:30:42
【竹文明のモノリス】
竹細工の技術を伝達したとされる奇妙な板状のツルツルした岩。
竹槍林の奥地で祀られているらしい

645言理の妖精語りて曰く、:2023/12/15(金) 12:49:42
【タケダケしい槍】
「タケダケ」という竹から作ったものと、「タケダケタケ」というキノコから作ったものがある

646言理の妖精語りて曰く、:2023/12/19(火) 17:39:51
【灯台槍ワンガン】
暗闇を照らす儀仗として古い文献が残る宝槍
明滅する光は神との交信を行っているとされる

647言理の妖精語りて曰く、:2023/12/24(日) 14:12:15
【神刀・星ノ輪】

天照府の最高権力者である大将軍が代々受け継いでいる天山家の宝刀。

まだ天照府がその名で呼ばれる以前の内乱の時代、大陸からもたらされた呪殺術の混乱の中で、天山家の前身である星輪の高家によって持ち込まれた。

その刀身は十六の魔石の一つである輝黄の彩石を鍛え上げられたもので、まるで天空に輝く星々のような美しさを持つ。
また、刀の姿へと変えられたものの輝黄の彩石の力は失われておらず、フォービットの魔獣オーレオリンを呼び出すことが可能である。
しかし、その代償として刀を振るう者の命を奪うという呪いがかけられている。

天照府では十年に一度、星輪の高家の血を引く者の中から一人が大将軍によって指名され、神刀《星ノ輪》を手に神楽を舞い、その命と引き換えに魔獣オーレオリンを呼び出す儀式を行う。
呼び出されたオーレオリンは、その巨大な星の輪の如き姿を表し、光によってこの星の遍く大地を三日三晩照らし続けるのである。
この儀式は大将軍の権威を示すとともに、呪殺術の脅威に対する抑止力となるとされている。

なお作刀は狂鍛冶師・観栄明によるものであり、材料となった彩石は、かの大叙事詩フィソノセイアの一節「チイダとルティカーリの風探しの旅」にも登場する「風人の宝物殿」から奪われたものである。

648言理の妖精語りて曰く、:2024/01/13(土) 11:42:55
【踊りキノコ銅貨】は、踊りキノコが守る銅の鉱脈から鋳造されている
その名の通り、キノコの形をした赤茶色の硬貨だ、

そして、それには不思議な力があり、良い買い物をすると自然に動き出し、踊りだすのだ

649言理の妖精語りて曰く、:2024/01/31(水) 16:17:38
【早苗月のメイポールランス】
槍の一種。
春の魔女を祝う象徴とされており、夏の予祝の意味も持つ。
燃やすと雨の季節を呼び込むとされる。

650言理の妖精語りて曰く、:2024/02/21(水) 21:31:31
【レインボー・グレネード】
空気中に特殊な結晶の塵をばら撒き、光を拡散させてレーザー系の攻撃を防ぐ
副作用として虹が出来るため、このような名称となっている

その虹は、平和な未来を約束してくれるのだろうか?

651言理の妖精語りて曰く、:2024/02/23(金) 15:48:47
【マシュシャフの鎚矛】
デュケイオン・ハンマーまたはドラゴンリッパーの異名でも知られる猫騎士マシュシャフが愛用する大業物。
伝説的槍工フィルボールの作になる武具で、銘が刻まれている。
化身したマシュシャフの身の丈よりも長い柄の両端に穂先を持つ異形の巨大武器であり、幾多の竜を易々と屠ってきた殺竜具である。
「重力すら歪ませる」という異常な重量を持ち、叩きつけるだけで竜の頭が真っ赤に飛び散る。
殴って良し叩いて良し貫いて良し刺して良し斬って良しの使い勝手で、マシュシャフはこの鎚矛を片手で軽々と振り回し、時には投げつけ、時には蹴り飛ばして竜を殺す。
その素材にはマシュシャフ自身の爪と牙が使用されているらしい。

652言理の妖精語りて曰く、:2024/03/23(土) 07:33:47
【毒木ゴーレム】は、現在は兵器ではなく害獣を追い払ったりラージスズメバチのような害虫を駆除する使用法がもっぱらである
とはいえその毒性には制限があり、民間での使用は毒性三等級までと定められている

また、生木を活用したものも存在し、特にスギを使ったものは戦略兵器として条約で規制される声が多かったりもする
しかし、生木製は費用や作成の手間といったコスト面から極めて安価であり、林業業界からは既成への反対が根強い
このため、スギ生木ゴーレムは社会問題となりつつある

653言理の妖精語りて曰く、:2024/03/23(土) 07:54:08
【殺戮者の大鎌】
殺人鬼や敵軍の兵士などを素材とした武器
生きた対象を追跡し、また流血を加速させてその威力を引き上げる威力を持つ

多くの者を殺戮した咎人の骨や皮は、死してなお新たな生贄を求める
その死後に安息は認められず、その贖罪は殺戮の中においてしか果たされない

654言理の妖精語りて曰く、:2024/03/23(土) 08:02:52
【魔姫のペンダント】
”純人”を自称し多くの国々を侵略し人びとを苦しめた【純人国連合】の一国の姫を素材としたペンダント
つけられているものは一見、宝石に見えるがその実体は【永劫呪牢】という封印の一種である
帝国の法には死刑が無いため、その代替としてこのような処置が採られた

この姫は、【純人軍】の精神的指導者として祭り上げられた戦争犯罪者である
特に彼女は、度重なる交渉や嘆願を一切聞き届けず、殺戮を煽ったことから重罪人とされている

殺戮を願い続けたその祈りは、現在の封印状態であっても効力を発揮し、味方の士気や戦闘能力、そして生存確率を大幅に向上させる

655言理の妖精語りて曰く、:2024/05/02(木) 12:47:05
最高級のボタンの中には、1つの街の形を象ったものがある
それは、歴史を詰め込んだ最小の記録
人々の営みと歴史が刻まれた、小さな故郷なのだ


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板