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武具・道具・祭具

1言理の妖精語りて曰く、:2006/06/30(金) 16:50:56
主として武器や道具から日用品まで、様々な物に関する記述を行うスレッドです。

278言理の妖精語りて曰く、:2007/06/14(木) 23:38:55
顔が精巧なアルセスの顔の彫像。

279言理の妖精語りて曰く、:2007/06/15(金) 01:37:02
ディオル「魂の振動(ソウルヴァイフヴレーション)!この“刃”は……心でしか、視えないッ!」

すぶぶ

敵「あはめええええぇえええぇえ!
すゅ、魂の鼓動(スピリットクウェイク)がとまりゃなひぃぃぃぃ!」

280言理の妖精語りて曰く、:2007/06/15(金) 10:23:20
メテスカテスは否応なしに口走らせる。
使用時はノリノリな気分ではあるが、
しょせん強制してるのも同然なので、
後になって気持ちが沈み込んでしまう。

281言理の妖精語りて曰く、:2007/06/15(金) 16:46:46
これにより数多の持ち主を破滅させてきた。
常人は精神の傷を負い立ち直れなくなり、最悪狂死する。

これに耐えうるは心身共に鍛えられたディオルのみ。

282言理の妖精語りて曰く、:2007/06/15(金) 16:46:56
なんという中二病

283言理の妖精語りて曰く、:2007/06/16(土) 13:44:19
ディオル以外に試した者はいない
メテ(略の逸話はそのほとんどがディオルの脳内にのみ存在する

284言理の妖精語りて曰く、:2007/07/04(水) 23:34:25
【鈴】
悪魔の装身具。右の角か翼につける。
高音のものほど強力な悪魔のもの、という統計がある。
悪魔狩りが狩った悪魔の数を数えるのに利用することもある。

285言理の妖精語りて曰く、:2007/07/09(月) 00:44:47
<<兵器>>
【マカティエル】
天使級天使猫。悪疫を蔓延させるための機能を持つ。
メクセトの勢力の戦いの際には【地球】在来の菌
を大繁殖させ、各地の都市や兵営に散布した。
天頂城砦?の技術による、さらに強力な疫病を放つことも
できたのだが、そのようなことは行われなかった。
天頂城砦の『貸主』に、ゆくゆくは【地球】に移住する
計画があったためとも言われている。
それでも被害は凄まじく、多くの死者が出た。
【フトリエル】
天使級天使猫。格闘型の中でも、普段は体内に収納された、
杖・棍状の武器を使用する打撃重視の天使猫である。
フトリエルの杖には機体から抜き取られたものがあり、
後代にまで伝わっているという。
【クシエル】
天使級天使猫。猛火に包まれた鞭を主武装とする。
この炎の鞭はクシエルが戦闘で破壊された際に戦利品として
持ち帰られ、戦乙女ジャスマリシュが一、リト=アーニスタの持物となる。
【プシエル】
天使級天使猫。火力重視の機体だが、それでも大天使級のウリエルやマーリクには数段劣る。

286言理の妖精語りて曰く、:2007/07/21(土) 12:45:50
【アトゥールインの矢】
射抜いたあらゆるものを縫いとめる矢。作者は工神バッカンドラとも伝えられる。

『パンクウテトリの悲劇』の際に放たれ、『牙無し』を彼が破壊途中であった歴史に縫いとめ固定した。
『牙無し』はそこから逃れられず、そのまま破壊していた歴史とともに消滅することになる。

287言理の妖精語りて曰く、:2007/08/04(土) 14:10:08
【扉】
穿孔器。
問題。
パンゲオンに傷をつけず、しかし2地点間の最短ルートを築くにはどうすればいいか。
回答。
その場所がパンゲオンでなかったころに2地点間のトンネルを作っておき、パンゲオン世界からはそのトンネルへの入り口だけを作ればいい。
なに、今はもう存在しない世界から苦情など来やしない。

288言理の妖精語りて曰く、:2007/08/28(火) 23:19:37
【業皇】(ごうこう)
「金平国で金生革命を起した指導者・清景が佩いていたという剣。地獄の名工ベルメコスの作と言われる。
この剣は『業』を喰らって吸収し、結果として『業』を喰われた者は『業』から解放される。
それは救済と呼ぶにふさわしい効用だが、業皇の所有者自身はその恩恵にあずかることはできない。
そのかわり所有者は業皇に誰の『業』を喰らわせるかを決めることができる。
『業』を浄化できる者は、『業』とそれに囚われた者達にとって救いの神に等しく、
業皇の力は清景のカリスマの一端を成していたとされている。」(『歴史の中の魔剣』より抜粋)

289言理の妖精語りて曰く、:2007/08/28(火) 23:38:46
「氷のような瞳を持つ白皙の少年」と「炎のような髪を持つ褐色の少年」は
魔剣を授ける存在としてよく挙げられる。この二人は兄弟だとも同一の存在の異なる顕現ともされる。

290言理の妖精語りて曰く、:2007/08/28(火) 23:39:47
>>289
実はどちらもアルセスの一面である。

291言理の妖精語りて曰く、:2007/10/08(月) 00:01:50
【四群の九刃】
『珊瑚の角を持つ蛙の国』に伝わる三十六の刃。
堕天使から捥ぎ取られた三十六の翼から鍛えられた、という。
四群の呼び名はそれぞれ『美戦九士』『麗躍九士』『美戦九姫』『麗躍九姫』。
あくまで『刃』そのものだけを指し、柄や鍔などは含まれない。

ジヌイービの種族の中でも強者にしか身に帯びることができなかった。
その一部は故郷の世界から傭兵として渡ってきた所有者を斃した者により、
この世界に留めおかれることになった、という。

292言理の妖精語りて曰く、:2007/10/08(月) 02:00:57
・・・ジヌイービの文化に切断具は無い、というのが彼らの特徴だったような。

293言理の妖精語りて曰く、:2007/10/08(月) 02:16:42
ジヌイービの雄であるジヌイーバは、カータドゥースと呼ばれる鎌を持っている。
ジヌイービは雄と雌で異なる文化を持つ知的生命である。

294言理の妖精語りて曰く、:2007/10/08(月) 03:52:08
もう一種はなんと呼ばれるの?

295言理の妖精語りて曰く、:2007/10/08(月) 05:09:33
たとえば。
たとえばだが、
ジヌイービという種族が刃物を持たない文化ゆえに編み出した武術、
という記述と、
ジヌイービに伝わる伝説の剣、
という記述を併立するにはどうすればいいんだろう。

神を信仰しない人でも神という概念は知っている、みたいなものだろうか。

296言理の妖精語りて曰く、:2007/10/08(月) 05:12:21
ちょっと違うか。
疑問を持つという事を知らない人間が自然現象の説明に神という存在を思いつくかどうか、かな。

いや待て意味不明。

297言理の妖精語りて曰く、:2007/10/08(月) 20:49:27
ジヌイービにとって、刃物は何より恐ろしいもの。
先端恐怖症にも匹敵する忌避感を覚えさせるものだ。
ジヌイービの守護者たるジヌイーバはこれを生まれながらに
克服している。ただしそれは武器として使うためではなく、
ひるむことなく『刃持つ敵』と戦い倒すため。
ふつう、彼らが振るうのは戦鎚や棍棒といった鈍器である。

298言理の妖精語りて曰く、:2007/10/08(月) 22:24:35
彼らは元々野蛮で好戦的な種族ではない証拠である。

299言理の妖精語りて曰く、:2007/10/17(水) 22:19:46
auf

300言理の妖精語りて曰く、:2007/10/28(日) 01:58:54
【ダナスティア】
火薬により飛翔して相手を殺傷・威嚇する兵器。
我々の世界で言うところのロケット(いや、ロケット花火の強力版?)。
ダナスティアという名前は、発明者の夫人の名前をもじって付けられた名前らしい。
リクシャマー帝国軍再編の際に、新中核兵力として魔術師師団とこのダナスティアの部隊が最終選考に残った。
しかし、この兵器が最終選考で落ちたのは、政府首脳を前にした公開実験で、発明者のスカーフが引っかかったままダナスティアに点火し、発明者は火だるまになった挙句空高く舞い上がって粉々になったという痛ましい(というか笑える)事件が起きたためである。
この事件が無く、また最終選考に残っていたのがダナスティアであれば、この世界において主流技術となったのは魔法ではなく科学だったかもしれない。

301言理の妖精語りて曰く、:2007/10/28(日) 09:08:51
【お団子】
とある地方では、メカメカしい神やソウゾウしい神に対し、一年に一回お団子をお供えする風習があるらしい。
もしかしたら他のグレンテルヒシリーズにお団子をお供えしている風習もあるかもしれない。
これらは、今後も調査すべきテーマといえよう。

302言理の妖精語りて曰く、:2007/11/04(日) 12:36:32
お団子。
名前を聞いてわかるように、死した子を捏ね固めたものである。
ささげるべき規定量に達しない年は、子の多い家から「供物」を差し出さねばならなかった。

303言理の妖精語りて曰く、:2007/11/11(日) 16:32:17
御団子(ミダンゴ)
本来神格を持つもののみ食すことを許される大量の紀を含む団子。
中には虹色に輝く猫剣から抽出したエキスが詰まっており、食すことで経験値を7点獲得出来る(TCG換算)。
この団子は所有する神から頂くか、掠め取るしかない。

神の七菓子の一つ。

304言理の妖精語りて曰く、:2007/11/11(日) 16:33:35
TCGって何の単位系?

305言理の妖精語りて曰く、:2007/11/11(日) 17:27:11
ゲームの略称です。
こことか
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1193325984/
ここ参照。
http://flicker.g.hatena.ne.jp/Niv-Mizzet/

306304:2007/11/11(日) 22:27:15
さんくす

新単位かと思ったがチガタ

307304:2007/11/11(日) 22:30:28
連レスでスマンが
経験値7点 てどのくらい良いものなの?

308言理の妖精語りて曰く、:2007/11/11(日) 22:35:49
ヒトが空を飛ぶくらい

・・・できるかな?

309言理の妖精語りて曰く、:2007/11/11(日) 22:38:43
>>307
能力値が7点上昇できるくらい。

ぶっちゃけこんだけあれば確実に優勝できる、ってくらいいいもの。

310言理の妖精語りて曰く、:2007/11/11(日) 22:41:06
優勝は別にどうでもいいなあ。
他に使い道はないの?

311言理の妖精語りて曰く、:2007/11/11(日) 23:43:59
他キャラにプレゼントしてフラグを立てる。

312言理の妖精語りて曰く、:2007/11/12(月) 01:30:57
【お団子】
毒を入れた飲食物を指す言葉でもある。

313言理の妖精語りて曰く、:2007/11/13(火) 21:15:16
東方の文化圏で「黄金色のお菓子」と言えばソイップルパイのことである。
パイ生地にソイップルの皮が使われており、金色にきらきらと輝くのがその由来だ。
とてもリッチな気分になれる。
中身ももちろん甘煮されたソイップル。
干したモノなどではなく生のソイップルをふんだんに使おう。

アイスクリームを添えたアラモード等も美味しい。

314言理の妖精語りて曰く、:2007/11/13(火) 21:48:55
【ファイアスターター】
多世界移動中の木戸野の装備品のひとつ。
天廊戦争時代の物品で厚手の手袋の形をしている。
これをはめたものは以下の魔法を代償無しで公使できる。
・炸撃
・爆撃
・火炎縛
・灼熱波
・焦熱の外套
木戸野にとってこの手袋は銃器の代用品であった。

315言理の妖精語りて曰く、:2007/11/14(水) 00:07:12
木戸野・ローエル・信次太

316言理の妖精語りて曰く、:2007/11/14(水) 00:32:42
スリーヘッデッドハウンドの旗揚げでぃ!

317言理の妖精語りて曰く、:2007/11/14(水) 00:40:33
ああ、3時間で解散したという伝説の!すげえやホントに元構成員さん!?ね、ね、ちょっと髪の毛もらっていい?俺、コレクションしてるんだ、潰れたチームの構成員の髪!

318言理の妖精語りて曰く、:2007/11/14(水) 00:53:02
信次太「解散したわけじゃあない。つまりだな……いつのまにやら構成員が一人にまで減ってっど!?
―――という塩梅なわけだよ。まぁ、せっかくだから髪の毛は進呈しようじゃないか。」

319言理の妖精語りて曰く、:2007/11/14(水) 01:07:05
ありがとう!大事にフォルダにしまうよ!・・・ん、あー・・・こりゃ、また・・・。フーン・・・。(木戸野の頭部をチラッと見て)・・・髪は、大事にしたほうがいいよ、君。うん。マジで。

じゃ!ありがとー!

320言理の妖精語りて曰く、:2007/11/14(水) 10:53:41
>>313
>>316
>>317
>>318
>>319
これって武器・道具・祭具の記述か?

321言理の妖精語りて曰く、:2007/11/14(水) 12:46:21
ソイップル……東方ではけっこうポピュラーな果物だが、一部地域においては昔、
太陽神をあらわす神聖な果実として、一般人が食べることは許されなかった。
ソイップルパイの原型は儀式のなかでソイップルから作られる神への捧げものだという説がある。
葉や根などからも祭器がつくられ、儀式の最後にソイップルパイとともに焼き尽くされる。

322言理の妖精語りて曰く、:2007/11/14(水) 12:52:21
スリーヘッデッドハウンド……一言で言えばクスリ。
稀に赤茨原から流出するという同名の秘薬を参考にして生み出された。
服用すれば3時間ほどの間、反射神経や感覚、運動能力を劇的に向上させることができるが、
その代償として体毛、とくに髪の毛がよく抜けるようになる。

323匿名魔女:2007/11/15(木) 11:22:56
スリーヘッデッドハウンド

赤茨原から流出する秘薬
音声麻薬。クランテルトエルスが赤茨原で変質したもの。
赤茨原でのみ誕生する突然変異種、
三頭のクラシカルハウンドの死体から精製したものであるとも言われる。

摂取すると他者が認識する自らの思想・性格・能力を底上げすることができる。
過大評価を強制する

324言理の妖精語りて曰く、:2007/11/18(日) 11:48:06
赤色の葉を噛み締めて舞踏を捧げる祭りがある。
神体は朽木。
神は不在。
去っていった神を呼び戻すための祭り。
高速の舞踏は五人の踊り手が交代しつつ演じられ、その総演時間は日没から夜明けまで。
日の出とともに踊り手は赤い葉となって崩れ散り、現れたモノを神とする為にその身を飾る。

325言理の妖精語りて曰く、:2007/12/02(日) 11:02:35
クチクラ草

魔力を霧散させる繊毛が生えた草。繊毛が光を反射することから輝草クチクラとも呼ばれる。
魔草を育てる際の栄養供給に重宝する重要な草。
【紀】が平均的な植物より多い。

326言理の妖精語りて曰く、:2007/12/02(日) 14:22:13
【ノブラーナ草】

北方帝国北部において生息する強烈な幻覚作用を持った草。
幻覚作用の主な特徴としては、視点の焦点が合わなくなり、視覚対象を一つの像として結べなくなる。つまり、一つのものが複数のものに見えてしまう。
第二次建国戦争において北方帝国の解放軍は、これを燃やして作った灰を敵陣に大量散布し、敵に自軍を何倍にも見せるという戦術を使って効果をあげている。

327言理の妖精語りて曰く、:2007/12/02(日) 18:13:01
キューティクルシールド

三国共同開発による対魔法繊維。
服に織り込むことでカタパルト程度の攻撃魔力を単独で完全に霧散させる力を持つ。
作成から40時間ほどで程度でその効果が失われる。
戦地に魔法で転送することも出来ないため、利用法がかなり限定されている。

328言理の妖精語りて曰く、:2007/12/02(日) 19:00:33
カタパルド程度ってどれくらいだよ…

329言理の妖精語りて曰く、:2007/12/02(日) 19:02:46
>>328
カタパルト、っていう動物がいるんですよ。
握りつぶすと、天然魔法のかかった断末魔の声でヒトが大量に死ぬんです。7、80人くらい。

330言理の妖精語りて曰く、:2007/12/02(日) 19:57:59
カタパルトって同名の甲虫もいるから威力については判らないな。
虫のカタパルトは触覚を千切ると弩くらいの速度で飛んで死ぬんだ。
こっちだと殺せても1人だな。

331言理の妖精語りて曰く、:2007/12/02(日) 20:00:04
>>330
子供を近づけちゃいけない昆虫No.1じゃねえかwwww

332言理の妖精語りて曰く、:2007/12/02(日) 20:02:02
石弓の速度はメチャ遅いですよ。
虫のカタパルトで人死にがでるのは、その体液が口などから摂取された場合くらいです。
まあ、子供がおもちゃにしない方がよい。と言うのは同じですけどね。

333言理の妖精語りて曰く、:2007/12/21(金) 13:50:46
【封魔手裏剣】
封魔の符を武器形態にしたもの。対象を傷つけることが条件となる。
封魔の毒が塗り込んであり、傷口から全身を駆けめぐる。原料はキューティクルストライプに自生するクチクラ草。
対象の内在魔力を大量に分解できるが、相手に命中させなければならないという点から実用性に難ありということで研究は凍結された。
製造分は闇市に流しているが、売れ行きが良いようであれば資金源としての開発は続けられる予定。
開発はトトパン研究員。検証はマングーステイマー渡瀬が行った。

334言理の妖精語りて曰く、:2008/02/25(月) 23:21:51
【ガッラファンディ】
意思を持つ大剣。『大地の中心の九十九騎士』の一振り。
大剣にしてはやけに軽く感じられるが、剛さ鋭さは並の剣を凌ぐ。
かつて敵の囚われになった際、「使い手を選ぶ際、相手は悪人でなければならない」
という呪いがかけられたが、悪人がこの剣をとったが最後、
ガッラファンディからの思念波により徐々に人格改造されていく。
「悪人でなければならない」のは選ぶ時点でのことであり、
選んだ後は善人になっていても良いのである。

335言理の妖精語りて曰く、:2008/02/25(月) 23:38:05
【オッキーム】
意思を持つ長剣。『大地の中心の九十九騎士』の一振り。
思ったこと、というよりも思考にあがった全ての言葉が
実際の音声として外界に漏れ出すという呪いがかけられた。
しかも思念波が使えなくなっているので、メッセージを使う相手を絞ることすらできない。
だが前向き。

ガッラファンディとともに新大陸のデコラ半島に持ち込まれた。

336言理の妖精語りて曰く、:2008/03/08(土) 13:21:16
嘆きの投網


・・・妖精たちの溢れるイマジネーションで、この道具の用法や能力を解き明かしてくれることを望む。

337言理の妖精語りて曰く、:2008/03/08(土) 14:37:28
如何にも特別な品物っぽいが、しかしよくある投網である。

338言理の妖精語りて曰く、:2008/03/08(土) 15:00:02
嘆きの投綱自体はよくある投網だけど、ほら、これを使ってる人物がすごい有名じゃん。えっと、ほら、誰だっけ?

339言理の妖精語りて曰く、:2008/03/08(土) 15:46:41
投網か。

・・・たしか大食いの竜を妻にした時間魔術師が使っていた気がするな。
亜大陸南端に居を構えた・・・ええと、て・・・、て・・・、テアテラ、だったかいう名前の。

340言理の妖精語りて曰く、:2008/03/08(土) 16:01:51
>>339
あ、そいつの話ちょっと知ってるかも。
たしか、例の投網って、奥さんとの馴れ初め話に出てくるんじゃなかったか?

「投擲された投網は、天に飛びたたんとする竜の片足をとらえた。魔術師はすかさず投網の時間を止め、竜を地に繋ぎ止めた。」

という語りを、何かの話で見た気がする。

341言理の妖精語りて曰く、:2008/03/08(土) 17:41:52
竜すら地に繋ぎとめる投網って、相当な大きさだな。
よく個人で扱えたものだ。

342言理の妖精語りて曰く、:2008/03/08(土) 17:47:02
特に、巨きな竜だという注釈もないから普通サイズの竜なんじゃない?

343言理の妖精語りて曰く、:2008/03/09(日) 06:43:57
テアテラがすごい怪力の持ち主で、投網がすごい大きいんじゃなかったっけ?

344言理の妖精語りて曰く、:2008/03/09(日) 08:20:55
それだとテアテラも巨人ということになるが、これって巨人族の童話だっけ?

345言理の妖精語りて曰く、:2008/03/09(日) 10:41:14
>>340で言ってるのは、北方帝国のほうで有名な民話「テアテラと竜」のことだと思う。
話の内容はいくつかのバリエーションがあるらしいけど、その中のわりかし有名なタイプでは、「巨人にして時間魔術師のテアテラは、」ってあるから。
その民話のモデルというか元ネタになってるのが、亜大陸に実際にいたらしいテアテラさん。

346344:2008/03/09(日) 10:50:01
そうだったのか。
じゃあ俺が読んだ童話だと「テアテラは巨人」という説明は省かれていたんだな。
いやあ、竜をそのまま嫁にするとかいうから、てっきり小さな普通サイズの竜だと思ってたよ。
竜のほうも大きなヤツだったんだなー。

347言理の妖精語りて曰く、:2008/03/09(日) 11:06:25
ところでその童話って、どういう話なの?

348言理の妖精語りて曰く、:2008/03/09(日) 21:37:43
『嘆きの投網』

古代巨人族の伝承に伝わる。
その全長は小型の竜程度なら軽々と包み込むほどであり、使用者が正確に投擲さえすれば狙った箇所を確実に絡めとるという。
これを用いた時と糸を操るという巨人の魔術師は竜の片足を捕らえ、その時間を停止させる事で飛翔を妨げ、大地に繋ぎとめたという。

この言い伝えから、「妨げる」「大地に繋ぎとめる」「時間を停止させる」などの現象が確認されうる古代遺物と推定される。
時間を止めたなどのファクターは使用者固有の能力であるにせよ、そのような成果を残しているということは即ちそのエピソードが道具に神話化して同調する可能性をもたらすことを意味する。
神話化し伝播・波及するこの投網の性能は、やがて誇張が虚構を組み立て、正統な魔具の構築へと至る。


なお、この嘆きの、という修辞は飛翔を妨げられた竜が高く吼え声を上げたことに由来するという。

349言理の妖精語りて曰く、:2008/03/13(木) 21:11:04
セラメルの鉄槌


・・・妖精たちの溢れるイマジネーションで、この道具の用法や能力を解き明かしてくれることを望む。

350言理の妖精語りて曰く、:2008/03/13(木) 22:03:02
2匹目のドジョウは、釣り上げるのにとてつもない力が要るんだ。
糸を垂らす奴に工夫がなければなおさらだ。

セラメル・・・たしかこれも童話にでてきた品物だぜ。
でも教訓話くさくて面白くなかったな、俺は。

351言理の妖精語りて曰く、:2008/03/13(木) 22:16:10
セラメルの人物像を一言で表すと「甘い女」だな

352言理の妖精語りて曰く、:2008/03/13(木) 23:23:31
セラメルは生物じゃなかったけど、意思を持つ道具だった。
あれは・・・いや、彼女ははじめからおわりまでずっと優しい、母のような姉のような存在だった。
少なくとも、私にとってはね。

353言理の妖精語りて曰く、:2008/03/13(木) 23:43:02
記憶に無いのだが、私が幼児の頃、口にくわえたり噛み付いたりしてよく涎まみれにしていたらしい。スマン。

354言理の妖精語りて曰く、:2008/03/13(木) 23:51:17
>>350
その童話ってどんな話か、誰か知ってる人はいないかな?
よければ教えてくれないか。

355言理の妖精語りて曰く、:2008/03/14(金) 00:51:02
【千人長の外套】
メクセトが1032の英雄に与えた武器の一つ。

と、言ってもこれは直接攻撃の武器に使うのではなく、部隊長がこれを纏うことにより残りの部下達の意識を支配して自分の手足のように使うことが出きると言う支援兵器である。
(簡単に言えば部下がフ×ンファンネルやフ×ン×ルとかビッ×みたいに使えるようになるというも)
しかし、この武器の代償は、使用して一定時間後にはこの外套に精神を食い尽くされるというものであり、その呪いの効果は外套を脱いでも継続する。

356言理の妖精語りて曰く、:2008/03/14(金) 01:02:30
あー、たしか鍛冶屋の兄ちゃんが「叩くと何でも作れるハンマー」を拾って、王様お抱えの鍛冶屋になって、姫さんに気に入られて、戦に出ることになって、貴族に取りたてられて、でもだんだん王様の要求がエスカレートしちゃって(以下略

で、最後はハンマーの精と一緒に井戸に身投げするんだよな。
・・・分を過ぎた強欲は身を滅ぼす、と言いたいがために作られたような話だったなー。

357言理の妖精語りて曰く、:2008/03/14(金) 14:39:10
>>354>>356
鍛冶屋とセラメル(ハンマーの精)の会話が印象的だったなあ。

「何でも作れる?そんな馬鹿な道具があるわけがない。しかもそれが、女の言葉で喋るなど。なんて馬鹿馬鹿しい」
「ふふふ。子は母親から。世界はキュトスから。いつだって何かをつくるのは女なのよ。男はそばで見ているだけ」

あと姫さんに嫉妬して、鍛冶屋に心中しようとささやく場面もよかったなあ。女って怖いと思った。

358言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 02:01:04
【永劫の柱】
メクセトの作った武器の一つで、封印兵器。
いかなる魔術を持った物も、魔法も、いかなる自然現象も封印できるというもの。
その原理は、その対象の周りの時間を凍結してしまう、というものである。
ただし、使うには膨大な魔力を必要とする。

ちなみに、この武器に関しては1032人の英雄のいずれにも与えられなかったらしく、また天上での戦争において使用されたという記録・伝承も残っていない。
何ゆえに、そして誰に託すためにメクセトがこの武器を作ったのか?は不明である。

359言理の妖精語りて曰く、:2008/03/30(日) 12:40:43
間違って永劫の柱自身を封印してしまった為に解除も出来なくなったというドジッ子メクセト。

360言理の妖精語りて曰く、:2008/04/12(土) 19:28:58

考えたくも無い事であるが、実の所神滅ぼしの武具というのは非常に効率的な機能を持つ兵器である。
これらは文字通り神を滅ぼす。使用者の命を奪う、という極めつけの代償を支払う事で、という但し付きでだが。
だがその代価、果たしてそれほどに割に合わない額なのか、ということを考えた時、実際はそれほどでもないことに気付くはずである。
当然の事だ。何しろ神を殺す。
人のみではどんな手段を用いて足掻こうとも決して手の届かぬはずの存在、神。
その神をたかが人間風情が殺そうと言うのだ。命一つで届くならこれ以上ないほど安上がりだと言えよう。
数値で表すなら。人を一として神を一万としよう。神を殺すために人から一万差っぴいて神にぶつけるのが神滅ぼしの武具だ。当然人の一は削られてマイナス九千九百九十九となるのだが、人は零から下は等しく死である。幾ら削られても死ぬのは同じなのである。
そう考えた時・・・・・・これらの手段は凄まじいまでにローリスクハイリターンなものであると捉えられるのだ。

361言理の妖精語りて曰く、:2008/06/04(水) 22:09:13
【マカトラム】
「大地の中心の九十九騎士」の一つである九つの鎧の一つであり「九つの鎧のかしら」と称される。
獅子王キャカラノートが愛用していたと言われるが、『獅子王と仔獅子の書』によれば彼の戦死した際に粉々に砕け散ったとある。
その破片のいくつかは後世に伝えられ、英雄シャーフリートの鎧フラーゴレースが破損した時に修理に用いられたという。

362言理の妖精語りて曰く、:2008/08/08(金) 07:44:50
>>360
人が支払う代償は本当に一で済むのだろうか?
死んだ後の事は衆目に晒されないから、知られていないだけではないだろうか?
差分の九千九百九十九が、どこから供給されているか…もっと慎重に考えなければならないのかもしれない。

363<<妖精は口を噤んだ>>:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

364<<妖精は口を噤んだ>>:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

365言理の妖精語りて曰く、:2008/12/27(土) 19:21:37
・魔王の斧。
・魔王専用装備。
・呪われています。
・実は通販で購入しました。
・投げると必ず当たります。
・但し戻っては来ません。
・道具として使うと十徳ナイフになります。
・武器として使ってもダメージがありません。
・植えるとトントロポロロンズの実が生ります。

366言理の妖精語りて曰く、:2010/01/02(土) 19:38:23
メクセトが作ったと言われる神滅ぼしの武具
その中でも最も狂力であったと云われている十二武具の事を
【デュオデクテットオブカーストゥパンゲオ(神滅ぼしの十二呪装)】と呼び、
その全てはメクセトの所有していた【墓標船】の蔵書内に書かれていた
【猫の国】由来の言葉を冠されており、有名な所では
氷血の魔女槍"コルセスカ"
無限の剣"スクラマサクス"
繁茂の粉塵宝玉"ニュークリアボム"
血色の戦場旗"ジョリーロジャー"
混沌の小箱"ブラックボックス"
などの武具が挙げられる。

367言理の妖精語りて曰く、:2010/01/19(火) 23:49:18
繁茂の粉塵宝玉"ニュークリアボム"……

爆発すると頭の中をクリヤーにしてくれる粉末が噴出される。
吸引した直後は至福極楽大天国であるが、少し遅れて
中空に無数の武器が浮き上がるのが見え始め、
間もなくひとりでに己が肉体に突き立てられる、そんな幻をみることになる。

幻に刺されれば人は死ぬ。それまで幸せでいっぱいであっても死ぬ。

もし生き耐え切ることができたなら、幻をじかに手に取り、数多の武具として操ることができるようになる。

368言理の妖精語りて曰く、:2010/02/01(月) 20:11:56
無限の剣"スクラマサクス"…

並行宇宙の本質的な無限性に着目し、メクセトの研究の結果生まれた武具。
別名、「数学的」武具のうちの一つ。

無限^無限の宇宙にてそれぞれに形の異なる刃を鋳造し、次元融合により重ねあわせた時、
剣の威力は、ゆうにπの九十九乗キロメガトンを凌駕するとされる。

無論、その力は指向性のコントロールが不可能なレベルであり、持ち主をも滅ぼしてしまう。

369言理の妖精語りて曰く、:2010/02/15(月) 15:28:55
混沌の小箱"ブラックボックス"……

膨張型ブラックホールを閉じ込めた箱。
その形が四角い(正方形)のは、封じる力を強めるための幾何学魔術。

使用者は、神に対し、箱を開けてみろと迫る。
開けられないなら神の名を捨てろと迫る。

神は自我崩壊を避けるため、罠と知りつつ箱を開けざるを得ない。
解放されたブラックホールは事象の地平線を拡大しつつ膨張を続け、神を飲み込む。

もし事象の地平線を超える能力を持つ者(例:扉の魔女)であれば、
脱出することも可能だろうが、多くの神は自らの完全性ゆえに
その種の逃避能力に疎いため、ブラックホールに飲み込まれて死んでしまう。

370言理の妖精語りて曰く、:2011/05/15(日) 20:21:52
カトラス

ザニの谷から広くチャカ大陸に広まった武器。
石化の法力を込めた刃を棒の先にはめ込んだもの。
刃の部分は使い捨て仕様となっており、そもそも切れ味からくる殺傷力を狙ったものではない。
あくまで相手に石化の影響を及ぼすのが第一義である。
そのあと、切れ味も狙って曲刀状になったり、吹き矢へと進化を遂げたりした。
こうした派生形もカトラスと呼ばれることが多い。

名前の由来は『ザニの谷』に本拠を構えていた秘教・ジュバルディェゥィタムシャィャース宗に伝わる霊鳥コカトリス。
コカトリスの嘴と吐息には石化の力があるとされた。

371言理の妖精語りて曰く、:2011/05/15(日) 20:25:14
カトラスの原型は、石化させた後に、残った棒で叩き割る、
という後代生まれる派生形にも劣らぬエグい使われ方をしていた。

372言理の妖精語りて曰く、:2011/05/21(土) 18:41:35
>>367
使用パネルは炎炎炎剣である。

373言理の妖精語りて曰く、:2011/08/16(火) 12:02:12
>>93
【ターペイタンスニーカー】
【MP】の一つ。履いている者が霞んで見えるほど足が速くなる靴。
ただし臭うので使用前によく洗濯すること。
ターペイタンはこの靴を最初に履いた巨人

374言理の妖精語りて曰く、:2016/06/13(月) 20:29:28
【焦熱刃】
メクセトが最初期に作った魔剣であり、失敗作である。
その刃は焔を上げ、数千度におよぶ高熱を発する。
しかし、アルセス製の武具に使用者を保護する機能など基本的に存在しないため、使えば炭や灰になる暇さえ無く一瞬で蒸発することになる。
後に改良されて【氷炎の双刃】となり、二つの刃が互いを補う構造へと変化した。
焦熱と極寒を同時に発生させることにより、使用者が即死せず、存分に苦しんで死ぬようになったのだ。

375言理の妖精語りて曰く、:2016/06/28(火) 19:59:16
【ニダ・イメア・ルセ=スー】
アルセスが最後に製作した1033番目の神滅ぼしの武具であり、究極の武具。
同時に、最高の人造人間であり、武具製造機でもあるように設計された、一人の少女である。

アルセスは、彼女に自身の持つ知識の全てと、これまでに製作した武具の性能を再現する能力を与え、究極の作品とした。
更に、彼女には如何なる地域、如何なる社会にも溶け込める潜入能力まで存在していた。
かの覇王は、これらの能力と共に、彼女に「あらゆる人間を己の製作した武具で最高の苦痛を与え、殺害する」使命を授け、自身を超える自身の後継者たるべき存在として遺したのだ。
彼女は、アルセスの死後に目覚め、その能力の全てを用いて、人類の歴史に幕を降ろすはずだった。

しかし、彼女が冬眠から目覚めてから最初に出会ったのは、よりにもよって自殺寸前の男であった。
自殺されては、使命である「己の製作した武具での殺害」が出来ない。
やむを得ず彼女は、男の自殺を止め、話を聞いた。
聞けば、男は職が無く、親兄弟を亡くし、婚約者に裏切られた、挙げ句の果てには不治の病が発覚したという。
悲嘆にくれる男だったが、彼女が来た以上、何も問題は無かった。
彼女は、かの覇王アルセスの後継者である。
アルセスは、生前万能の才人と称えられており、当然、後継者である彼女はその能力を受け継いでいた。
彼女は、衰退していた当時の医学では不治だった病をあっさりと治し、廃棄物の加工を手始めに大商会を設立し、孤児を養い、奪い取られた金を取り戻し、村を興し、町を繁栄させ、航路を開拓し、盗賊を退治し、侵略国を逆に征服し、その片手間に多くの自殺者や餓死予備軍を救った。
ただ、婚約者の代わりだけは、どうしても見つけることが出来なかったので、とりあえず自分が代行することにした。
斯くして、ようやく男が住んでいた地域が武具を買えるくらい豊かになった頃、自分達の国で製作した武具しか認めない二つの国が、その地域に侵略の手を

(中略)

そして、彼女は、男と沢山の子や孫、曾孫や玄孫に囲まれ、老衰で息を引き取った。
最高の医学、完全な防備、尽きることの無い富を以てしても、防ぐことの出来ない己の死。
そして、その死の後も、天寿が尽きるまで生き続けなければならない、彼らの生。
それこそが、彼女が与えられる「己という武具による、最高の苦痛を伴った殺害」である。
それが、彼女の結論だった。
今も、彼女が遺した都には、大神殿となった彼女の墓があり、そこには生命と繁栄の守護者である彼女への参拝客が、常に絶えることが無いという。

376言理の妖精語りて曰く、:2016/06/28(火) 20:36:18
【共命の銀杯】

アルセスが1032の英雄に与えた武具の1つ。
どれほど強大な生命力を持った者でも、毒殺可能な一組の杯である。
武具と言うより暗殺道具であるが、当時の「武具」とは、戦場に持っていく品全般を指す言葉であったため、これも当然武具に含まれる。

この杯には、二つの機能がある。
一つは、杯同士で乾杯をすることにより、内部の液体を至高の美味を持った毒酒に変える機能。
もう一つは、乾杯をした者同士の生命力を同化させて、均等に分配する機能である。
要するに、乾杯を続けていけば、杯を使用した者達はいずれ同時に毒に倒れることとなる、というそういう呪いの杯であった。

ただし、この杯を授けられた英雄【底無し】ボールドウィンが挑むことになったのは、無限の生命力を持つと言われた酒神だった。
酒神より先に酔い潰れれば、当然、乾杯して杯の呪いを再発動させることは出来ず、そのまま自分だけ死ぬことになる。
酒神は、呪いで生命力を削減されなければ、如何なる攻撃も毒も通用しないほどの強大な生命力を持つ。
そして、仮にも酒の神たる者が、酒に弱いはずも無い。
しかし、ボールドウィンは、あえてその無謀な勝負に乗った。
無限の生命力を持つという酒神は、同時に、無限に等しい貯蓄量を持つ酒蔵の主でもあったからだ。
二人の対決は、一杯の麦酒から始まり…………勝負は月が形を変え、また同じ形に戻るまで続いた。
様子を見に行った偵察兵の証言によると、無限の酒蔵の中身は全て飲み干され、酒神は、体液が全て無くなり、完全なミイラとなっていたという。
そして、ボールドウィンはと言えば…………彼は、酒神の死体の上で、杯を覗き込んだ格好のまま、死んでいたという。
因みに、彼の死因は、今で言う栄養失調である。
酒だけでは、一月以上生き延びるには栄養が足りなかったのであろう。

377言理の妖精語りて曰く、:2016/06/29(水) 20:29:15
【槍神還元槍(みんなあるせすになる)】

メクセトが1032の英雄に与えた武具の1つ。
槍の形をしたペンがくっついた白い槍であり、本体に周囲の状況を記載することで発動する。
効果は、周囲の人名を全て槍神アルセスに変えるというものであり、それによって対象の存在を塗り潰し、紀元槍に還元することが出来る。
対象が何をやっても、全て「アルセスのやったこと」になってしまい、対象の存在自体が無意味化するのである。
当然、この効果には、槍の使用者自身も巻き込まれる。
副作用として、使用範囲外の人名もいくらかアルセスに置き換わるが、こちらは必ずしも対象の存在が無意味化するとは限らないようだ。


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