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紀人・新しき神に関するスレッド

1言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 12:19:25
このスレッドは主として紀人・新しき神に関する記述を行う場です。

2言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 16:18:43
天上の大蛸デーデェィアは戦鬼神デーデェィアから名前と魂とを受け継いだ。

3言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 19:15:33
エフラス
呪祖レストロオセ
勇神カーズガン
ナプラサフラス
ゲヘナ
レメス
ティーアードゥ
フリグメルタ
デーデェイア

意外といた。
でも紀神に比べて全体的に個性が弱い。

4言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 20:59:19
【エフラス】
紀「人」とされているが実は妖精。かつて妖精皇帝として軍を率い大陸に攻め入り大きく版図を得た。
焦った紀元神群は、妖精軍との和平の条約を結び妖精軍を撤退させることを条件に
エフラスに神の力を与えた。しかし後の大地の球化のさい、エフラスは本拠のアヴロニア島とともに
天に切り離されてしまう。このとき天に置き去りにされたアヴロニア島が精月なのだという。
【呪祖レストロオセ】
最悪の奸婦と呼ばれ、生前は古代ジャッフハリムの暴君ビシャマルの妻として、
また夫の死後は女王として悪政と暴虐のかぎりを尽くした極悪人。
だが一方で彼女を高徳の女王、最高の聖女として伝える聖母伝説も存在する。

5言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 21:18:34
【勇神カーズガン】
草の民の英雄。ハルバンデフとの因縁が深く何度も彼と争ったが、その全てに敗北した。
十年の幽閉期間の後もハルバンデフと争い続けたが、最後一騎打ちに敗れて死亡した。
死後神となった彼は【第一次地獄解放事件】を鎮圧するなど優れた働きを見せる。
【ナプラサフラス】
大山河幻道をはじめとした神代の遺跡を次々と踏破し、また各地に様々な逸話を残す
稀代の冒険者。アルセスを信仰し、アルセスに認められ新しき神となる。
アルセスを崇拝するアルセス教でも「巡礼英雄」と呼ばれ尊崇を集める。
『ナプラサフラス・サーガ』の主人公としても有名。

6言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 21:42:50
【ゲヘナ】
【幸せな一日】という思想を中心に強力な結束をもつ流浪の集団「ゲヘナ」の祖。
古神にも同じ名のものがいるという。生家を追放された彼は流浪の末に紀人となる。
その後「地獄の王になった」「天界の主人になった」「ルスクォミーズなる女との間に
悪鬼モロレクを生んだ」など様々な伝説が残っている。
【レメス】
空中と地中を駆ける弓使いの神。海と鎖を嫌い、潮風の届く範囲に彼の寺院を立ててはならないとされ、
ハイダル地方に住むレメス崇拝者は鎖や鎖に似たものを身につけることを避けている。
レメスが海を嫌う要因を作ったエフラスとは因縁があり、大地の球化のさいにアヴロニア島で繰り広げられた
決戦の結果、エフラスの羽を奪うことに成功したという。

7言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 22:07:52
【ティーアードゥ】
かつてはアロイの女王メルクール六世に仕えた魔導軍の将軍であった。
人から神となることに成功したが、その残酷な性格と己の正義に陶酔しやすい性質ゆえなのか、
紀人でありながらマロゾロンドを敬わなかったためなのか、再び人間に落ちてしまう。
そんな彼の塗炭の苦しみを歌ったものに『ティーアードゥ・リリック』がある。
【フリグメルタ】
優れた英雄と好んで交わり、英雄の血を引く「蟻の子」という優秀な戦闘奴隷を生む能力を持つ
新しき神。人間の英雄ではなく古き神との間に生まれた実子、マーブラーミグによって殺害された。
【デーデェイア】
6つの男根と28の睾丸、496の女陰と8128の子宮を有する有翼の大蛸の姿を持つ新しき神。
神となる前の彼女は傾国のごとき美女であったが、神となるためにその美を犠牲にした。
古き神が一柱・戦鬼神デーデェィアが戦死した際、新たに神となり名前と戦鬼の魂とを受け継いだ。

8言理の妖精語りて曰く、:2006/06/03(土) 00:48:57
それぞれの新しき神がいつごろからいたか
エフラス、レメス・・・人類誕生後、大地の球化の時代には存在している
呪祖レストロオセ・・・暗黒期以前、古代ジャッフハリム時代末期から
勇神カーズガン・・・ニ大祖国時代以後、風の王ハルバンデフと同時代から
ゲヘナ・・・第一次地獄解放事件から後、最初のゲヘナの出現から
ティーアードゥ・・・トロス三国時代末期、アロイ女王メルクール六世によるトロス再統一の時代から

9言理の妖精語りて曰く、:2006/06/05(月) 01:31:47
決して一枚板というわけではないにせよ、紀神たちはそれなりに結束していた。
それと比べると、紀人たちの横の繋がりは非常に希薄である。

10言理の妖精語りて曰く、:2006/06/05(月) 22:38:50
「わたしがほしいのは永遠の愛、そしてそんな紀愛を与えてくれる紀男……」
「のりお」
「いえ、きおとこ」

11言理の妖精語りて曰く、:2006/06/05(月) 23:26:30
「そういうきみは紀女なのかよ!?」
「鬼女ですって?」
「いえ、きおんな、です・・・」

12言理の妖精語りて曰く、:2006/06/07(水) 17:56:55
レメスは【紀竜】クルエクローキと【猫】チルマフとの乱闘に巻き込まれて危うく死に掛けたことがある。
そのとき近くにはデーデェイアがいたのだが彼女は助けてくれなかった。仲間じゃないか、とぼやいたレメスだが、
彼自身デーデェイアを他の【竜】と【猫】の乱闘のただ中に置いてけぼりにしたことがあるのでおあいこだろう。

13言理の妖精語りて曰く、:2006/06/15(木) 10:16:01
エフラスの父の本来の名前はネーベロンである。ネビロン(「邪悪な山」の意)とはのちにこれを歪曲したものである。
それだけならまだしもネーベロンの語彙から彼自身の名前を永久に削り取り、かわりにネビロンとしか名乗れなくした者がいた。
エフラスが神の力を求めたのは父の名を取り戻すためであったともいわれている。だが神の力を得ても父を元に戻すことは叶わなかった。

14言理の妖精語りて曰く、:2006/06/15(木) 17:17:41
ナプラサフラスはおっぱいが大好きでしょうがないのだ。

15言理の妖精語りて曰く、:2006/06/15(木) 17:22:17
別に変な意味ではない。人間としてのナプラサフラスは代々乳牛を育てる家に
生まれ、幼いころから牛のおっぱいを絞っていた。彼のテクは他の兄弟姉妹のそれを遥かに超越していたと聞く。
名人として知られた彼の祖父ですらナプラサフラスの才能と技に嫉妬したのである。

16言理の妖精語りて曰く、:2006/06/18(日) 17:43:52
現在、乳牛用の品種に「ナプール牛」があるが、この名はナプラサフラスにちなんだものである。

17言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 21:38:08
【リク=テロテ=キュラッタ】
【デーデェイア】の186番目の子宮から生れ落ちた幼子の姿をした神。
体躯は幼児そのものだが、豊満な乳房を持ち、地の果てまで届く髭をもっている。後に邪神となり深海に潜み海上の船を襲うようになる。
船乗りは出向の前に必ずこの神に出会わないように祈り、この神が唯一怖れる【デーデェイア】の像を携えて行く。

18言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 21:42:52
しかし像でデーデェイアのアレな御姿を再現できるはずもなく、
その縁起かつぎにあまり効果を期待することはできない。

19言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 22:10:05
デーデェイアの姿を完全に再現し得るほどの彫刻家は世界に一握りだが、六の男根と28の睾丸を完全に再現するほどの技量をもった彫刻家は権威ある彫刻家として扱われる。
但し、496の女陰と8128の子宮を再現しようとすると変態扱いされ彫刻家社会から追放される。

20異端彫刻家坂本:2006/06/23(金) 23:38:58
デーデェイアを完全に再現し、追放された彫刻家。
彼の妻の乗った船がリクテロテキュラッタに襲われ、妻が死亡してしまった事を嘆き、
周囲の反対を押し切ってデーデェイアを完全に彫り上げた。
彼の彫った像は国の恥とされ壊され掛けたが、何とか其れを免れ、在る帆船にの貨物室に積まれる事となるが、
其の帆船はリクテロテキュラッタに襲われる事は無かったという。

21:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 01:17:11
デーデュイアの二本目の男根は安産のお守りとして北方帝国で女性に親しまれた。しかしその所有者が夫と離れている期間が長い船乗りの妻達だったことは別の用途を髣髴とさせる。

22言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 04:15:28
>>20
或る帆船の、に訂正。

23言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 12:52:59
【坂本】は彫刻家として【紀】に到達しつつあり、既に【紀人】であるという者もいる。彼が彫った彫像は既に【紀像】に到達している。

24言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 13:07:07
不吉とされる神像を造ることが許されるのはは彫刻家の中でも特別な地位や能力を持ったものだけである。
デーデェイアの像を再現したのは後にも先にも異端にして天才、至高の彫刻家たる【坂本】だけである。

25言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:04:05
坂本の完成させた像で最も有名なのはデーデェイアの像であるのは言うまでもないが、それ以外の功績も無視してはならない。
竜や猫は言わずもがな、【甲虫】の奇々怪々な姿を再現したのは彼くらいなものであろう。
彼が完成させた【高速彫法】という技術体系が後世の彫刻界に与えた影響も計り知れない。

26言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:06:00
【彫刻の父】ウィッヒドルフ曰く、
「坂本の彫刻は天与のものだ。今後如何なる彫刻家が生まれようとも、彼に匹敵する彫刻家は現れないだろう」

27:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:53:33
『空使い』リーナ=ゾラ・クロウサー
空を飛ぶ能力において右に出るものはない、空の覇者。
『飛行』という概念を支配し、『絶対制空権』を保有する。
銀枝の箒からの【理風】放出による古風な飛行を好む空の魔女。

28言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 22:19:00
『アスカロンの担い手』
十分ごとに97.748%の確率で死亡するが、2.252%の確率で復活する。
肩に担いだ大剣は【猫殺しの剣】であり、竜を殺す事はできない。
口先で相手を丸め込むのが得意な少年。剣が重過ぎて一日に一回しか振るう事ができない。

29言理の妖精語りて曰く:2006/06/25(日) 02:38:00
レメスは弓使いの神。故に犬に信仰されている。

30ミレノプリズム:2006/06/25(日) 11:01:46
紀元神マロゾロンドの必殺技。
敵全体の能力値と装備品をランダムに入れ替える特殊系攻撃。
紀元魔法以外では防ぐことが出来ない。

31パンゲオストライク:2006/06/25(日) 11:48:52
紀元神アルセスの必殺技。
与えたダメージに応じて眷属を呼び出す常動型能力。
一撃ごとに敵が増えるという悪夢のような攻撃。
比較的低いダメージで現れるマロゾロンドでも呼ばれたら目も当てられない。

32グレンテルヒ:2006/06/25(日) 11:53:36
【武装】の座標軸の数値を置き換える以上、数法系、あるいは空間操作系に属すると思われる。通常の【理】や【力場】、精霊などの力を招聘する魔術では防御不能であるのはそれ自体が【紀】を利用した技であるからか。
対象の能力を数値化して変動させるあたり、マロゾロンドが数学の神と呼ばれることに関係しているのかもしれない。

33グレンテルヒ:2006/06/25(日) 11:56:51
パンゲオストライク、と。
アルセスは最弱の神と呼ばれているにもかかわらず、最も厄介だと言われる所以はここらへんにあるのかもしれないな。

34グレンテルヒ:2006/06/25(日) 12:22:15
しかし・・・これが「ゲーム」だとすると、そしてこの「ゲーム」の存在を教えた「これ」が、
彼女が言うように【この世界】の【墓標船】であるのなら、遥か未来では
神々はまさに神話のなかのみの存在と成り果て、モチーフにされる遊戯作品の中で
敵として現れた場合は殺すことができ、味方になればプレイヤーによって
操られる駒にされるというのか・・・。

35リーデの相槌:2006/06/25(日) 13:19:46
【世界】は横に枝分かれしているばかりではない。
縦軸のレイヤー、【世界】の上位なる【世界】があったとて不思議は無い。
そもそも、【人】の上位に【神】がいるのなら、【神】の上位に【神を駒として扱う存在】がいてもなんら不思議は無い筈だ。
【墓標船】が時空を越えるというのなら、三次元・四次元間の超越だけでなく、更に広い領域を想定してかんがえるべきであろう。

36シックス・ピストンズ:2006/06/25(日) 20:50:10
デーデェイアの必殺技。六本の巨大な【槍】を解放する殲滅の技。
最大で二十八連射が可能。ただし有効射程はわりと短い。
発動までに若干の時間が必要になるために隙が大きい。

37言理の妖精語りて曰く、:2006/06/26(月) 03:09:13
Six・ピストンズは「六つの迸る男根」にルビを振る。

38言理の妖精語りて曰く:2006/06/26(月) 08:14:49
それはちょっと・・・

39言理の妖精語りて曰く、:2006/06/27(火) 13:10:38
「六つの迸る男根」はSix・ピストンズの表層に顕われた性質の一つに過ぎない。
他にも「六振根」、「六槍活塞」等。

40カツマ:2006/07/04(火) 23:47:39
紀眼鏡屋。
自分の営業努力の一つ一つがセルフレーム眼鏡っ子(最悪眼鏡っ子)人口の増加に繋がると考える、
トルクルトアの真面目な店員だった。
しかし、紀に触れたことで堕落し、世界中の女の子にセルフレーム眼鏡をかけさせようともくろむ。
実にキュトスの姉妹のうち47人までにセルフレーム眼鏡をかけさせることに
成功するが、宵によって斬られ、野望を成就し得ないままに果てる。
死後、宵が聞き届けた遺言により、人鉄の技術を応用して自ら眼鏡として生まれ変わった。

41言理の妖精語りて曰く、:2006/07/05(水) 01:24:00
紀に触れたもの全てが紀人になるとは限らない。
カツマのように、不完全な形で紀に触れて破滅した者も存在する。

42言理の妖精語りて曰く、:2006/07/05(水) 20:29:55
メクセトは世界中の全ての武器を自分の作った物だけにしたかった。

43言理の妖精語りて曰く、:2006/07/05(水) 23:36:45
【坂本】はカツマの為に眼鏡っ娘の彫像を贈った。
二人の間にはいつしか深い友情が芽生えていた。

44言理の妖精語りて曰く、:2006/07/06(木) 10:04:10
カツマ神群の女神は全員がセルフレーム眼鏡をかけている。
まさしく女神といえよう。

45言理の妖精語りて曰く、:2006/07/22(土) 16:12:58
グレンテルヒは紀元槍が解放された瞬間を狙って時空間を跳躍した。
槍に触れた瞬間、エアル・バクスチュアル・オーに叩き潰される寸前で再跳躍、
元の時空に戻り、彼は紀人になった。

46言理の妖精語りて曰く、:2006/07/22(土) 16:15:27
グレンテルヒの後期作品を【紀械】と呼ぶ。
また、それらの中で【紀械神】と呼ばれる神を模した巨大な紀械群は、
搭乗者を得る事で神に近い、或いは上回る能力を発揮する。

47言理の妖精語りて曰く、:2006/07/23(日) 09:01:45
【ミエス・リヴァ】
新しき神。美の女神であり、どんなものよりも美しい。
その美しさは絶対的な美しさではなく、見る者各々に対する相対的な美であり、
どんな美的感覚の者が見ても美しいと感じる性質のもの。
セラティスが問答無用で「最強」なのと同様に
この世で最も美しい。
芸術家たちに信仰される。

48言理の妖精語りて曰く、:2006/07/30(日) 08:56:28
【タリ・デーデェイア】
「二番目のデーデェィア」の意。新しき神のデーデェイアを指す。

49言理の妖精語りて曰く、:2006/07/30(日) 10:39:10
【紀戒神デーデェイアMkⅡ】
紀戒神シリーズの最新機。グレンテルヒのモナド・エンジンが暴走して制御不能の半機半有機体の怪物になってしまった。

50言理の妖精語りて曰く、:2006/07/30(日) 10:47:12
紀戒神デーデェイアMkⅡは
クルグ・タリ・デーデェイア(造られたタリ・デーデェィア)の一つだ。

51言理の妖精語りて曰く、:2006/08/01(火) 18:19:45
【フラベウファ】
新しき神。紀人。
金鎖と絶望の娘。アルセスの伴神。
キュトスの姉妹の19番目だったが、死亡した。
死体をアルセスのファラクランティアにより強制連結され、アルセス自ら紀元槍に接続して紀人となった。
古き神キュトスの欠片でありながら新しい神という彼女は、
同じく半古半新の紀人であるマーブラーミグと気が合うらしく、フリグメルタの殺害にも協力したという。
最古の紀人であるデーデェイアやゲヘナの誕生の後に紀人になった、比較的古い時代の紀人。
ほぼ同時期に紀人になったミエス・リヴァの誕生にも深く関わった。
アルセスに絶対的な服従を誓う。竜を喰らい異神を狩り、真鍮や黄昏といった、【黄金に連なるもの】を喰らう事で黄金の鎖を吐き出す。
その為、金の神として商人やその護衛の傭兵達に崇拝されている。

52魔人メクセト語りて曰く、:2006/08/09(水) 00:21:28
紀元神群の絶大な勢力を支えているのが紀人・新しき神の存在だ。
正確には紀人・新しき神を作り出し、それを紀元神群の一員にできるという「特権」だ。
たとえ神々の誰かが死のうとも、子をなすよりも効率的に欠員を埋めることができ、
また、新しい形質を集団に取り入れることができる。さらに紀元槍に辿り着き
「紀」に触れて紀人・新しき神になる者には概して英雄や女傑と呼ばれる連中が多い。
「力」ばかりで「器」の小さい「低品質」な神が生まれる危険が少ないという利点もあるわけだ。

53言理の妖精語りて曰く、:2006/08/15(火) 23:36:29
【簒奪者グレンデルヒ】
 イルディアンサ3の最後の敵。
 奪い取った紀元槍の力で、例によってパンゲオストライクを繰り出してくる。

54言理の妖精語りて曰く、:2006/08/17(木) 17:56:42
ティーアードゥに何かを誓うことは、命を賭ける事に等しい。

55言理の妖精語りて曰く、:2006/09/14(木) 17:42:25
文神ハレはラヴァエヤナとアレの二柱の意志によって紀に召されたという。

56言理の妖精語りて曰く、:2006/09/16(土) 00:11:36
【バルベーロー】
バルベーローという集団の伝承に登場する紀人。
かつて未来から来訪し彼らの祖に聖なる命令を与えたとされる。
その命令とはバルベーローの霊と肉となるべき「星を持つ者」
を集めよ、というもの。何時とも知れぬ未来、バルベーロー達
の霊と肉が一つに融合することによって紀人バルベーローは出現する。
優れた星を持つ者の集合体でありその体と力にふさわしい高貴な
魂を持つ紀人バルベーローは、光に満ちた至高の世界からの使者として
邪悪で不完全な下位世界を創造した紀元神群を滅ぼすのだという。

57言理の妖精語りて曰く、:2006/09/29(金) 12:21:40
最後の神エアル・バクスチュアル・オーはまだ世界に現れていない。
人間としてもまだ生まれていない。
だが、彼はある一つの「可能的な存在」のようなものとして
予言や神話の中に語られ、信仰される。
「世界の初めに紀元槍を持った
 古き神アルセスが存在したのと同じように、
 世界の終わりには紀元錘を持った
 新しき神オーが存在しているだろう。」
という言葉で始まる予言者ヌムの【紀錘予言】がその一つとして有名。

58言理の妖精語りて曰く、:2006/11/01(水) 16:34:05
シックス・ピストンズは六本の槍を相手に突き刺し、出したり入れたりする技だと誤解されやすいが、
違う。実際は対象の構成要素をありとあらゆる方向にピストン運動させるのである。結果、
この必殺技を食らった者の魂は砕け散り、肉体は名状しがたい半液状の何かと化す。

59言理の妖精語りて曰く、:2006/11/03(金) 09:04:47
シックス・ピストンズは破壊だけをもたらす技ではないらしい。
ごくまれにグチャグチャの滅茶苦茶にされた魂と肉体が再構成され、
まったく新しい存在として生まれ変わることもあるのだという。
ノガスキヤ遺文によれば、リク=テロテ=キュラッタやメレキウスもこのようにして生まれたという。

60預言者ポポタマー:2006/11/03(金) 17:26:46
>>57

オーはこの荒んだ世の救世主だ。
ヌムは錘がどうとか言っているが、秩序の導き手が錘を持つはずがない。
エアル・バクスチュアル・オーもまた槍の使い手なのは間違いない。

61エーラマーン:2006/11/03(金) 19:48:41

ポポタマーはトンデモ

62言理の妖精語りて曰く、:2006/11/07(火) 02:20:41
【紀仙】

内省の末、心の中の【紀元錘】に触れた彼は遂に悟りを開いた。
彼は紀に昇じた彼は、人々から【紀仙】と呼ばれた。

しかし、新しき神として意識を取り戻したとき、
彼は全ての記憶を失っていたという。

63言理の妖精語りて曰く、:2006/11/09(木) 10:26:41
最北東端地方のガンド人に伝わる予言
「世界で唯一の転生者アメイジアの魂は『西と東の交わるところ』で行われた
邪神との戦いで砕け散った。アメイジアを殺した一撃は凄まじく、
粉々になった魂はその勢いで世界中に散らばった。しかしアメイジアは永遠にいなくなった
わけではない。遠い未来、その魂のかけらのすべてが集まるとき、彼は
北の大陸ではエアル・バクシュチュアル・オーの名で予言される
再生者アーバークシャーローに生まれ変わり、現世に再び現れるだろう。」

64言理の妖精語りて曰く、:2006/11/09(木) 19:57:46

世界の終末に現れる救世主、
エアル・バクスチュアル・オーの到来を予言する伝説は世界各地で見ることができる。
それは多くの場合、自らの暮らす土地を礼賛するために歪められた形のものであるが。

65言理の妖精語りて曰く、:2006/11/09(木) 23:24:21
ハザーリャの眷属は髭鯨に似た口を持つ人魚である。

66言理の妖精語りて曰く、:2006/11/09(木) 23:37:42
ハザーリャの人魚の中にも紀を得た者がいたとのことだが、
その人魚は紀性を主たるハザーリャに献上し、
自らは定命の存在として生きて死ぬことを選んだという。
なぜならハザーリャの人魚は死んで海へと向かった魂を体内に蓄え、
自分が死ぬことでその魂をさらに『深み』へと導き入れなければならないからである。
もし、紀性を得て不死になれば、自分の中にある魂達が輪廻に還られなくなってしまう。

67言理の妖精語りて曰く、:2006/11/12(日) 16:44:26
【デイヂデアの新しき左手】
新しき神デーデェイアの、フェゲ人の神話における名。

68紀仙:2006/11/14(火) 02:13:46
あーめんどくさー。
ゆうしょくかんがえるのもめんどくさー。
かんじへんかんもめんどkすさー
ごじなおすのもめんどくさー

69言理の妖精語りて曰く、:2006/11/14(火) 12:11:57
こうして紀仙は自分を構成する全てを世界にゆだねることにした。

70言理の妖精語りて曰く、:2006/11/15(水) 00:56:04
紀仙はサイコロとかコインで自分の行動を決めるようになった

71言理の妖精語りて曰く、:2006/11/15(水) 01:04:17
紀仙は同時に紀神であり紀人であり紀そのものである。
紀仙がサイコロやコインで自分の行動を決めるようになった時こそが、
この世の全てがサイコロやコインに支配され始めた瞬間である。

72言理の妖精語りて曰く、:2006/11/23(木) 02:08:13
さて、それではナプラサフラスの話をしよう。

73言理の妖精語りて曰く、:2006/11/26(日) 17:23:00
ナプラサフラスには恋人がいた。
それが彼の運命を変えた。

結論から言おう。
その恋人とはキュトスの姉妹だった。
それはあの、「自分がキュトスの姉妹であることを知らない」40番だ。

74言理の妖精語りて曰く、:2006/11/26(日) 17:45:38
知らない、ということはしばしば悲劇の原因となる。
ナプラサフラスの恋人の場合も、そうだった。

75言理の妖精語りて曰く、:2006/11/26(日) 17:45:47
キュトスの姉妹の40番、クリエは自分がキュトスの片割れであることを知らない。
しかし、自身が不老不死の身であることは知っていた。

放浪の中で彼女は冒険者ナプラサフラスと出逢い、恋に落ちる。
しかし所詮は有限の者と無限の者。
やがて彼女はナプラサフラスの前から姿を消した。

クエリを追う、ナプラサフラスの旅の始まりである。

76言理の妖精語りて曰く、:2006/11/26(日) 18:22:32
ナプラサフラスはクリエを七日七夜捜し求めたが、手がかりすらつかむことができなかった。
途方にくれ、人目も憚らず往来で嘆くナプラサフラスを黒衣のマロゾロンドが追い抜いていった。

77言理の妖精語りて曰く、:2006/11/26(日) 18:44:54
ナプラサフラスはクエリとの会話を思い出す。
彼女の、アルセス神に対する強い執着を。

それは信仰ではない。
何か別の形でのこだわりであるようにナプラサフラスには思えていた。
ともあれ、クエリはアルセス神にまつわる物事に対して異常なまでの関心を示していたのである。

78言理の妖精語りて曰く、:2006/11/26(日) 21:40:54
また、ナプラサフラスは思い出す。
黒衣のマロゾロンドが神々の伝令役であるという話を。
それはクエリの語ったアルセス神の物語の一場面であったかもしれない。

ナプラサフラスはマロゾロンドに付き従って歩くことにした。
今となってはその僅かな、縁とも言えない縁だけがクエリとの絆を感じさせてくれるものであるが故に。

79言理の妖精語りて曰く、:2006/11/26(日) 21:50:03
かくしてマロゾロンゾとの旅が始まった。
まず困ったことは、「いつ寝るか」ということだった。

なにせマロゾロンドは、不眠不休で止まることなく歩き続ける。
いかに頑丈なナプラサフラスといえど、何日も眠らずに歩き続けることは不可能だった。

80言理の妖精語りて曰く、:2006/11/26(日) 22:47:09
それを解決したのは他ならぬマロゾロンドであった。

眠らずに歩き続ければやがて死に至る。
ナプラサフラスはそれを理解しながらも歩みを止めることはなかった。
人里を離れてからは飲食を求めることもやめた。

足が石のように重くなり、飢えと乾きが人語を絶するほどになったころ、
マロゾロンドが転んだ拍子に菓子を落とした。

ナプラサフラスがそれをわずかな躊躇の後に口にしたところ、疲労は消え、飢えと渇きは癒された。
マロゾロンドはその後もごく稀に菓子を落とし、ナプラサフラスはそれを糧に旅を続けたのである。

81言理の妖精語りて曰く、:2006/11/26(日) 23:52:26
ナプラサフラスは気付いた。
その菓子は、道行く人が戯れにマロゾロンドに与えた菓子と同じものだったことに。

一体いかなる作用であろうか、
マロゾロンドによって摂取された菓子は人を癒す超薬へと変じていたのであった。

82言理の妖精語りて曰く、:2006/11/27(月) 13:39:36
とは言え、不眠不休で歩き続けるマロゾロンドとの旅が過酷なものであることに変わりは無い。
ナプラサフラスの旅は精神と肉体を限界まで責めるものであった。
それでもナプラサフラスはクエリを求めて歩き続けた。

この過酷な旅と、マロゾロンドの菓子の効能はナプラサフラスをさらに鍛えた。
マロゾロンドは物言わずとも知恵を語り、過酷な道程は心身を鍛え上げ、神秘の菓子はあらゆる衰えを退ける体を作り上げた。
ナプラサフラスは己でも気付かぬうちに神へと近づいていた。

尚、後世にナプラサフラスを真似てマロゾロンドに付き従い、神性を獲得しようとするものが
多く現れたが、誰一人成功しなかった。
ナプラサフラスがマロゾロンドを見失うことなく旅を続けることができたのは、
マロゾロンドが認めたからだとも、クエリの加護があったからだとも言われるが真相は定かでない。
確かなのは、マロゾロンドが菓子を落としたという伝承は他に存在しないということである。

83言理の妖精語りて曰く、:2006/11/27(月) 14:30:38
やがて。
マロンゾロンドは、かの恐ろしキ【神跡】へと踏み込むのだった。

84言理の妖精語りて曰く、:2006/11/27(月) 16:43:07
神跡を踏み越えた後、マロゾロンドは時々立ち止まる様になった。

85言理の妖精語りて曰く、:2006/11/27(月) 18:09:12
マロンゾロンドとナプラサフラスが挑んだ最初の神跡、
それは……

86言理の妖精語りて曰く、:2006/11/27(月) 18:22:07
『喉笛吹きの館』である。かつてこの神跡に住んでいた神は
人や動物を捕まえては喉に穴を開けて笛みたいに吹いていたそうである。

87言理の妖精語りて曰く、:2006/11/27(月) 18:49:48
これはまだ彼がクリエを求める旅の序章にすぎない。
二人がまた出会うのは、実に数年後のことになる。

88言理の妖精語りて曰く、:2006/11/27(月) 21:09:18
『喉笛吹きの館』に入ってから、ひとつの変化があった。
ナプラサフラスだけでなく、マロンゾロンドをも狙う魔物が現れはじめたのである。

89言理の妖精語りて曰く、:2006/11/27(月) 21:51:34
もちろん、マロゾロンドに危害を加えることが出来る魔物などいようはずもないが、
良く転ぶマロゾロンドはあまりに無防備に見えた。
そこでナプラサフラスは暗がりから襲い掛かるそれらの魔物を全て退けることにした。

魔物たちは皆動くたびに笛のような音がするのでそれは初めのうちは容易いことであった。

90言理の妖精語りて曰く、:2006/11/27(月) 23:00:45
しかし、魔物は数を増していった。
やがてナプラサフラスは、マロゾロンドを抑えきれなくなる。
討ち損じた一匹が、ナプラサフラスの不意を突いてマロゾロンドに襲い掛かった。

そのとき、マロゾロンドははじめて俊敏な動きを見せた。
いつの間にか手にしていた棒きれを軽く振って、見事魔物の攻撃を捌いたのだ。
マロゾロンドの次なる一撃で、魔物はあっさりと昏倒した。

91言理の妖精語りて曰く、:2006/11/28(火) 01:54:43
そしてナプラサフラスとマロゾロンドの共闘がはじまった。

92言理の妖精語りて曰く、:2006/11/28(火) 18:30:35
多くの魔物に襲われようともマロゾロンドの歩みは普段となんら変わることは無かった。
棒きれを軽やかに振り回すその姿は戯れているかのようであったが、
優れた戦士でもあるナプラサフラスにはそれがこの上なく洗練された技に基づくものであることがわかった。
ナプラサフラスが武技を極めた時期には諸説あるが、この【神跡】『喉笛吹きの館』を探検したときだという話が通説である。
後のアルセス神との一騎打ちでナプラサフラスの武名は神々にも知れ渡る程となる。

さて、マロゾロンドは相変わらずのマイペースで奥へと進んでいく。

93言理の妖精語りて曰く、:2006/11/28(火) 19:36:56
【喉笛吹きの館】の次にマロゾロンドが向かったのは【火竜の滝】であった。
ここに向かう際、彼らは【ジェイクールズの六本大樹】を経由している。

この頃になって、ナプラサフラスにはひとつの考えを思いついた。
マロゾロンドは【アルセス・ストーリ】におけるアルセスの旅と
同じ道程を辿っているのではないだろうか?

94言理の妖精語りて曰く、:2006/11/28(火) 21:39:20
【アルセス・ストーリー】には、アルセスがその知恵をもって滝に隠された洞窟にて
火竜から財宝を騙し取る話がある。
果たしてマロゾロンドの歩みは滝の洞窟へと向かっていった。

95言理の妖精語りて曰く、:2006/12/03(日) 22:36:07
アウターの影っぽいボスを倒して『喉笛吹きの館』での冒険は終わったのだった。
アウターはアルセスに借りがあってここは通さんとか何たらどうたら言っていた。

アウターの影っぽいボスはちょっとしたアイテムをドロップしてくれた。
とある【具象言語】である。

96言理の妖精語りて曰く、:2006/12/05(火) 18:35:12
その【具象言語】が象徴する概念は【喉笛】だった。
いささか使いにくい概念だが、ナプラサフラスはもらっておくことにした。

97言理の妖精語りて曰く、:2006/12/07(木) 09:26:27
【ナプラサフラス・サーガ】 ここまでの流れ

クエリにふられて落ち込んだナプラサフラスは、
アルセスに興味を示す彼女の残り香を求めてマロゾロンドをストーキングする旅に出た。

長い放浪の果てに、二人の間には友情が芽生える。
マロンゾロンドに導かれ、ナプラサフラスは
【アルセス・ストーリー】でアルセスの歩んだルートを辿るのであった。

98言理の妖精語りて曰く、:2006/12/12(火) 16:10:14
レストローセは人類のグレートマザーだ。
彼女は我々を温かく包み込み、そして呑み込み殺してしまう。

99言理の妖精語りて曰く、:2007/01/22(月) 16:10:41
不死の身とはならず、子孫の血に紀を残す紀人の一族がある。
これを紀族と呼ぶ。

100言理の妖精語りて曰く、:2007/01/28(日) 01:14:52
物語には類型がある。その類型には紀が宿っている。


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