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生態
1
:
言理の妖精語りて曰く、
:2006/05/31(水) 03:53:06
主に動植物などの生態に関する記述を行うスレッドです。
162
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/04/25(水) 00:59:01
>>110
舞茸はそれ自身もゆっくりと回転していることがある。
波打つ笠の様子を「踊る」といえないこともない。
明け方によく踊っているようだ。
163
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/09(水) 01:27:01
虹色のウサギはドラゴンと呼ばれる。
164
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/09(水) 02:02:06
ドラゴンは月にすんでいる。
165
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/09(水) 02:03:33
アリと手を繋いだ初めてのウサギ
彼は神話にちなんでセルラの姓を得た
166
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/13(日) 22:52:33
【オーガアリ】
大牙アリ、と書くのだが一般には「鬼アリ」という意味で通っている。
大鬼と小鬼に二分される。
差異は見れば分かるほどの大きさの差。
色彩によって巣の区別があるらしいが、混合色とかブチとかストライプとかもいたりして紛らわしい。
アリのなかでは愛嬌のある方である。
167
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 22:42:31
オーガアリは鬼の様な角(顎)や攻撃的な突起、派手な模様を持ったおどろおどろしい姿をしている。
168
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/15(火) 16:51:24
小鬼の方は飛翔能力アリ
169
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/15(火) 21:45:16
【ヴァスキ・スプンタ】
1805番目の子宮から生まれ落ちた海魔。
姿は見えず、海水に濡れた蠢く「なにか」としか分からないが、『ちょう』に似ているという。
分裂と捕食を繰り返す以外は海底で深い眠りについている。
その広大な巨躯から深海に棲む生物達のコロニーになっている。
170
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/15(火) 21:46:03
>>169
訂正、
デーデェィアの1809番目の子宮から生れ落ちた〜ね。
171
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/15(火) 23:22:17
デーデェィアは多くの怪物を滅ぼしてきたと同時に、自らも怪物たちの母となった存在である。
坂本氏によれば、怪物を滅することで傾いた宇宙の均衡を、新たに怪物を生むことで元に戻しているとのこと。
172
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/15(火) 23:30:58
水棲人(魚人)はデーデェィアを大いなる怪物たちの父母、と崇める。
だって蛸とか触手とか・・・・いあ、いあ!
173
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 00:56:34
『ちょう』、ちょうちょ? 腸?
174
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 18:31:19
千代兎。
ちょう。
伝説の超越ウサギ・アリスから数えて千代目の月ウサギ。
175
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 19:14:58
史上最強の月使いであった。
176
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 19:25:00
天体制御で星の自転逆行による時の巻き戻しを行なえるほどの使い手。
177
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 21:59:03
ただしこの大技は他の天体の管理者とタイミングを合わせないといけないので難しいのだ。
そして太陽の管理者さんはいつ呼び出しをかけてもお昼寝中。
何しろ夜が無いもので。
と、いうわけで時間は今日も一方向に流れつづけているのであった。
178
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 21:59:29
>>174
が千代目きゆらかとおもった
179
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 22:44:28
ポニーテールウサギ
180
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/19(土) 00:26:45
尻尾が二本
181
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/19(土) 20:09:00
二本というか…
丸いのがポンポンと二個ついてるだけなんじゃないのか?
182
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/20(日) 18:27:33
ポニーテールとウサギテールがついてるんだろ
どこに、かは知らんけど
183
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/20(日) 19:44:06
ポニーってのはお尻につくんだろうよ。
184
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/20(日) 19:49:55
お尻が頭ね。つまり我々は重大な勘違いをしていたのだ。
ポニーは尻に生えた尻尾だったんだよ!
元々馬の尾からこの名前がきたんだから、間違いない。
185
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/20(日) 20:48:16
>ポニーは馬
新 説 誕 生 !
186
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/20(日) 21:36:40
ぷにるのしっぽだよ
187
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/20(日) 21:39:17
すれいはどうした
188
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/20(日) 21:41:17
ぷにるは八本脚なので、すれいは零本足であると思われます。
・・・ごめん正直想像できない。ツチノコ?
189
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/20(日) 21:43:11
だから零本足なんだよ!足はあるって!
190
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/20(日) 21:46:20
「猫の国」のヘビに足は無いが、あれは零本足と呼んでいいのか。
なんかちょっと無理が。
191
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/20(日) 21:53:20
零本足って1本、2本、3本と一緒で0本なんでしょ?家の猫の足は-0.43本足だよ?
192
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/20(日) 21:58:33
移動に使うものを数える、とか注釈つけたら。
すれいが移動に足を使うなら零本足。
使わないなら足は無い、とか。
193
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/21(月) 00:35:15
【ピン虫】
土色の針のような虫で、よく針先を上に向けて地面に突き立っている。
うっかりこれを踏みつけてしまうと、たちまちドリルのように回転し、
体内の奥深くにもぐりこんで、宿主の生きている間、ずっと養分を吸い続ける。
ピン虫の傷が元で死んでしまう野生動物も多いが、鍼治療の要領で、宿主の
治癒能力を高めてくれるようなものもいるらしい。
194
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/21(月) 00:45:34
治癒能力で高まった分より虫の与える消耗が多いのが困りものである。
195
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/21(月) 00:46:14
それなんて延命拷問?
196
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/28(月) 03:57:34
うずまったいぬよ起ちあがれ
五つのおにびをひいてはしれ
やがてのあるじが首をのばす
いまやおそき目ざめ
未だとりかえしはつくとも
そのからだがなんと呼ばれていたか
みじろぐおぼえがねいきを漏らす
血のいけをのんだか
それともやいばで胸をつかれたか
赤いけむりはまことのしもべ
――【イヌ】と古語で題された辞書の序文
197
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/30(水) 01:46:47
【コルセーク】
エルスール科コルセーク属の植物。多年草。別称=悲恋花
高山植物で主に亜大陸北部の高山帯に分布。花期は冬。
花の大きさは4リーデ程度、花弁が3枚の白い花を咲かせる。
名前の由来は、亜大陸地方に伝わる月の涙に濡れる花の伝説から。
コルは月、セークは涙の意。
花言葉は「忘れえぬ想い」
198
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/30(水) 22:25:35
【ワーム】
巨大な環形動物(蟲)。蛇の様に細長い。毒槍。
目に付く顕著な器官が体表にないので、蛇より槍に近いといわれている。
最初は土壌を耕す益虫として重宝されたが、あまりに巨大になった現在では第一種危険害蟲として扱われる。
そのサイズの為、都会や大きな街には出ないのだが、小さな町や農村などに出現すれば地震や火災と同じ様な天災として扱われる。
体長は数十〜数百フィーテほど。猫には十数リーデほどしかないミミズという類種がいるらしい。
199
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/31(木) 12:59:04
【サブレー】
手のひらサイズで平べったく茶色い羽毛を持つ足の無い鳥。
羽根の付け根から、甘く香ばしい匂いを分泌させる。
非常に納豆が苦手で、間違えて納豆を食べてしまったサブレーが
驚きの余り、嘴を開けたまま何時間も固まったままになっていた
ことから、驚いた表情の事を「サブレーが納豆を食らったような顔」
と言う様になった。
200
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/06/03(日) 03:18:08
『ヤルダバオト』
とんぼ。
アニメーターに描かせたら線が多くて死にそうな外見をしている。3D推奨。
201
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/06/12(火) 18:51:28
>>200
は全3D描画者を敵に(ry
202
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/06/17(日) 22:52:15
その一団には、この世界で生まれた者ならば、少なからず持つはずの物が無かった。
【紀】。
大地礎獣パンゲオンが備えていた、世界に対して自己の性質を確定する楔。
それが無ければ異形の存在と化してしまう生命線。
それが、その一団からは感じられなかった。
いや、薄くまとってはいるのだ。
だが内より湧き出るそれではない。
まるで、この世界になじもうとして、無理やり体に刷り込んだような気配だ。
その一団は、霧の中からやってきた。
203
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/22(日) 15:48:41
【無尾蛇】
その名のとおり、尾のない蛇。
尾のあるべき部分には、もう一つの頭があったり、あるいは足があったり、他の生物の腕や翼がついていたり、スパッとちょんぎれて何もなかったり、一定していない。
両の親が同一の「尾」を持っていると、子の「尾」は強化されるらしい。
実験例)親Aが2指1関節の腕の「尾」、親Bが3指無関節の腕の「尾」の場合、子が持って生まれたのは3指1関節の腕だった。
204
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/22(日) 19:35:29
どこからが尾なのだろうか。ぶっちゃけ体長が短い蛇にしか見えないんじゃないか
205
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/24(火) 00:53:56
普通の蛇には腕だの足だの翼だのはついていないんだろう。
かわりに何がついてるかっつーと・・・なんとびっくり、尾がついてるんだ。
206
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/24(火) 16:06:03
竜って蛇に手足生えただけでしょ?なにが違うの?
207
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/24(火) 18:04:42
何たって蛇は槍の具象だからな。
208
:
匿名魔女
:2007/07/25(水) 22:40:54
槍に尾と顔が。蛇となった。
翼と四肢が。竜となった。
アルセスが肉を削ぎ落とし、残った骨で槍を作った。
今では槍は大陸と呼ばれている。
209
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/25(水) 23:23:32
猫は加工できなかった屑から生まれた。
210
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/04(土) 18:02:23
枯葉の森では、青々とした葉が舞い落ち、茶色く乾ききった芽が息吹く。
深奥に渦を巻くつむじ風は、真紅の色。
風の巻く音に合わせ、木々がざわめき、しなる木々の動きで風が起こる。
森の内側だけで完結した世界は、この世の始まる前から存在したとしても不思議ではなく。
211
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/09/05(水) 23:43:47
「『株』といっても結局はちぎってこねただけの肉塊だからねえ。
生産ペースには限界がある。一月に1、2体が限度だね。
一年に13体から20体くらいまでしか作れない。
でもやつはけっこう昔からここにいて、ちまちまこつこつと産んで集めて
今じゃあ凄い数になってる。
近頃は増やすスペースがやけに右肩上りになってるんだけど、大丈夫かね。
いや心配してるわけではないけどね、新しく生まれてくるヤツがこれまた異様なんだよね。
どんな大きな敵でもぶっ倒して蟻みたいにたかって食う。あれはきもいわ。
しかもさ、喰ったのが人型の敵だとよくわかるんだけど、そいつの仕草とか身振りとかが似てきやんの。
あれが何よりきもいわ。」
212
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/09/06(木) 23:01:25
エヴァの使徒の踊り食いかハンターハンターのキメラアントっぽいな
213
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/09/07(金) 00:02:05
どっちもわからんので一般的な比喩を頼む
北大陸と南大陸は自然環境の違いが大きかったが、なぜか生息する生物層は似通っていた。
食物連鎖では特に顕著で、レベルが同じ場合は単に同一種の寒暖に対する適応が違う、程度であった。
例:北でクロオオハネム(ネム科ハ属オオハネム亜種)がコオリドウフ(トウフ科ドウフ属ドウフ亜種)を捕食するレベルで、南ではシロオオハネム(ネム科ハ属オオハネム亜種)がユドウフ(トウフ科ドウフ属ドウフ亜種)を捕食する。
214
:
ある女語りて曰く、
:2007/09/27(木) 00:05:30
【エルフ】
『大観察者』を自称する某氏による形態分類。
長身で美しい容姿を持ち、その寿命は1000年を超えることも。中には
命を奪われない限り、永遠に生き続ける事例も存在する。
【ドワーフ】
『大観察者』を自称する某氏による形態分類。
エルフほどではないが長い寿命を持ち、背が低く頑強な肉体を持つ。
また、ずば抜けた手先の器用さも大きな特徴である。
少なからぬ世界において『人間』や『エルフ』や『ドワーフ』が存在しているが、
「これらの形と在り様をした生き物を作り出そうとする傾向を、
多くの世界がもともと持っているからではないか」とする説がある。
この世界にも『人間』はいるが、『エルフ』や『ドワーフ』は確認されていない。
アルルフ族を『エルフ』に、ダーワルグ族を『ドワーフ』に相当すると解釈する人もいるようだが、
彼らは自然の生命ではなく、言語支配者キャカラノートが自己満足の劇を
上演するために仕立てた安普請な舞台装置にすぎない。よってこの解釈は誤りであると断言できる。
215
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/10/08(月) 14:51:49
>>200
ヤルダバオトって某ロボゲーに登場する著作物だと思う。実在の。
名称だけなら引っ張ってきてもいいのかな?
216
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/10/08(月) 14:58:17
>>215
ヤルダバオトでぐぐるとスパロボが出るけど、
長音が入っているならこっちだったかも
http://ja.wikipedia.org/wiki/
ヤルダバオート
以前からグノーシス名ネタで書き込みしてる人がいるし、こっち由来なら平気か。
217
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/10/12(金) 22:36:42
【くり】
南方の海岸線で獲れる生き物。
体長は直径10リーデ〜5000リーデと幅が大きい。
生後しばらくの栄養状態で最終サイズが決定されるようだ。
草食・肉食の二種類がある。
ちなみに食用。
堅いトゲと甲羅でよろわれた内部には甘い肝と肉が詰まっている。
乾燥させれば保存が利くため、携帯食としてくりおこわ、くりサンド、などがよく作られる。
218
:
<<妖精は口を噤んだ>>
:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>
219
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/11/18(日) 10:17:26
【赤茨原の樹】
タグ:[植物][動物]
広大な赤茨原にも一本しかないコウヨウ樹。類似の樹木もこの樹の周辺にあるが、その中にあっても目立つ。
主人を失くした赤い犬が還る場所。
一番下の枝だけ葉が無く、そのかわりのように地面まで届く長いツタが垂れ下がっている。このツタは地面に届くと根を張るので、枝は引かれたわむ事になる。その後一定の期間で枯死し、ひとりでに絡んで地面近くに輪ができる。
やがてやってきた赤い犬はその輪に首を通し、ツタと地面を繋ぐ根を自らの爪で断つ。枝は跳ね上がり、ツタは絞首架、犬は首吊り死骸となる。
風雨によって骸は分解され、養分となる。
赤い犬は音と文と画でできているので、養分もそれである。
赤茨原で育つまでに喰った不協和音、選んだ主人と旅した記憶、赤茨原に戻ってくるまでに拾い集めたノイズ。
それらを得て樹は赤い葉を繁らせる。
やがて骸が消えて失くなったころ、葉は落ち、樹の周囲一面を落葉で赤い広場とする。
広場には日が射し、樹は渇き、月が昇り、樹は枯れ、星が瞬き、樹は朽ち、水が溜まり、樹は砕け、草花が生え、樹を糧とし、生き物が現れ、樹に拠って、群れを作り、樹を材とし、巣を築き、樹を燃やし、火を得、樹を溶かし、鉄を得、樹を纏って、雷を操り、樹を導って、光を曲げ、樹を従えて、重力を中和し、そしてそれら全ては広場に別れを告げて飛び立ってゆく。
何も失くなった赤い広場の真ん中に、かつて樹のあった穴が開いている。
穴の底には水が溜まり、小さな種が植わっている。
水溜りは赤い広場の喧騒を養分として十分に溶かし込み、種は旅立ったもの達が置いていったものである。
種は芽を出し、葉を出し、根を張り、茎を伸ばし、蕾をつけ。
そして主人の到来を待つ。
やがて一輪華は咲き、待ち受けていた存在と受粉する。
花弁はしぼみ、実がつき、重く育って地に落ちる。
実は四肢と牙を備え、赤い広場に残った落ち葉たちを狩って喰う。
赤いものが何も無くなった頃には、実は稚犬となり、花は若樹となっている。
犬は旅立ち、樹はその還りを待つ。
220
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/12/05(水) 20:23:08
【かき】
北方の潮干帯で獲れる生き物。
体長はおおよそ10〜20リーデ。
方解石の殻を持ち、オスとメスとで味が非常に異なる。
オスの【かき】は非常にアクが強くエグ味があるため、
大量の醤油と塩に漬け数ヶ月寝かせた後、
水に晒してキギ酢と芥子の混合液に浸し直してさらに1年以上味を染み込ませて
ようやく食用にされる。珍味として高価で取引される。
通称【しぶがき】
メスの【かき】は反対に、芳醇な脂肪と旨味成分が特徴で、主に生食される。
通称【あまがき】
旬の季節の生の【あまがき】に、3年物の【しぶがき】とラミミムシのヴィネグレットソースをかけた料理が、
哲人皇帝エーゼンティウスの大好物だったらしい。
221
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/12/08(土) 03:05:07
【アバランチ・エントロープ】
ワールドイーターの一。
「千の指の猿の掌」で表される。
エントロピーの連鎖増大現象。
222
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/12/08(土) 23:53:54
>>221
を削除。
223
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/12/15(土) 22:40:50
>>219
も消去
224
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/12/16(日) 07:08:53
【ナナ】と【ハチ】
イヌ状の非有機生物系奉仕生命(クラシカルハウンド)。
護衛兼世話役(ガードアンドブースター)。
巣窟(タワーオヴスターゲイザー)の出入口を守る、特定の2個体(ザ・エンヴァーD&ザ・1/2ライヴ)のために群れの中枢(ナインスエルダー)数匹が召喚(ディスシール)した。
性能的には群れの中堅層な個体(クラス・トゥエンティ)と比べても遜色ない。
この2匹の就任により門番役2個体の負担はかなり軽減された。
常に群れの利益となるよう行動し、場合によらず自己保存よりも群れの防衛を優先する。
が、この2匹は特に門番2個体専用として設定され、群れの利益に反しない限り、召喚者よりも2個体の命令を優先する。
約270周紀にわたり巣窟の門番補佐として親しまれたが、【ナナ】の激しい経年劣化とダメージ蓄積から来る感覚器全損、【ハチ】の大破及び運動機能永久喪失、と防衛任務に耐えられなくなったため任を解かれる。
現在は大幅に機能削減・体格縮小して、門番2個体の精神的補佐任務に就いている。
制式名、というか召喚時の真名(アクセスコード)は「七海抱懐(ユルムガルド)」と「八天仰笑(クロウサー)」。
225
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/12/18(火) 22:04:43
>>224
はワードイーターに喰われますた。
226
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/12/21(金) 13:53:20
【ラン科の多年草と封魔研】
【会社】と【長椅子】の興亡史で有名なナーナーには封魔能力があるのではないか。
風聞ではあったが封魔研究所は調査を開始した。
しかし、かつて争いの地であった沼地へとついに辿り着いたメルギ=マクルギ調査員はそのまま連絡を絶ってしまった。
三ヶ月後、沼地に近い村でただ「ナーナー。」とだけ呟くマクルギ調査員が目撃された。以来彼を見た者はいない。
227
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/12/22(土) 22:03:58
犬どもは人間よりも高い知能を持つが、「読み書き」ができない。
だから神々の図書館に到達しても【人類】を理解することはできなかった。
228
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/12/22(土) 22:16:07
ではどうしたか。
単純明解。
読み書きの能力をもって【人類】を理解することができ、かつ犬どもに不利益的な行動を行う可能性の低い存在――つまるところ「図書館の司書」に頼んだのだ。
「お仕事中ごめんなさい、どうか字の読めない私たちの代わりにこの内容を読み上げてはくださいませんか」
司書は微笑を浮かべて言った。
「もちろんです、わたしは本を求めてやってくる、あなた達のためにも居るのですから」
週に一度の司書の空き時間、犬どもはお茶請けのお菓子と司書への感謝の証である様々な品物をもって、図書館へと通いつめた。
今でもその朗読会は続いている。
週に一度、あなたの家の番犬がふらりとどこかへ消えたなら、彼を責めないで欲しい。
犬どもは【人類】の理解者となるべく、学ぶことを必要としているのだ。
229
:
<<妖精は口を噤んだ>>
:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>
230
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/02/21(木) 19:48:30
死に絶えろ夢想のものどもー
エーゼンティウスの最期の言葉である。
231
:
<>
:2008/03/08(土) 22:34:27
http://beyond-online.gratishp.com/index2.html
Combat Mission Beyond Overlord
232
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/03/30(日) 16:30:48
女の子であるか否かはほんとうに遺伝子によって決まることなのだろうか?
233
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/03/30(日) 16:46:25
遺伝子によって、というか染色体基準ならYESだ。
それ以外の基準も多くある(生物的な構成や中枢神経の配線具合、行動様式や趣味嗜好、周囲からの期待に適応、など)から、「女の子か否か」を問うならばその基準をまず提示したほうがいだろう。
234
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/03/30(日) 22:36:15
例えば、「女の子」と「おんなのこ」は違うだろうか。
「女の子」と「おんなの子」では?
「女のこ」は流石に何か違う気がするけど。
235
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/03/31(月) 02:55:14
此処にいる妖精は全ておんなのこだ。誰がなんと言おうと可愛い女の子だ。
そのほうが都合が良い。
236
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/04/03(木) 22:17:21
鈴国では理-魔体系が魔術の根本をつかさどるが、義国圏では四大元素・五行説といった元素体系が土台となっている。
237
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/04/04(金) 18:25:45
↑誤爆してしまった。
238
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/04/04(金) 20:18:46
アルセスのせいです、気にしない気にしない
239
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/05/04(日) 22:42:01
【ぬこ】
動物。その起源は、猫を家畜化したもの。どうやって家畜化したかは不明。
240
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/07/03(木) 20:59:28
進化と呼ばれる環境適応の終焉、ハイエンド種。
いかなる環境にも適応すべく自身を作り変え、その生存を脅かされることはもはや無い。
他方、古代にて種が誕生した頃の姿を未だに保ち続ける、エンシェント種。
史上存在したあらゆる逆境を、あらかじめ備えた能力のみで切り抜けてきた。
241
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/07/13(日) 23:43:33
人外、と呼ばれた。
ひとではないもの、という事らしい。
人とはなんだ、と問い返した。
おまえはひとではない、と撲たれた。
242
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/07/16(水) 23:57:31
納豆なんて人間の食べるものじゃないよ。
243
:
ナットーラ・ネヴァーツケロー
:2008/07/21(月) 11:45:34
そうとも。納豆は食べ物じゃあないよ!
でも人間は食べ物だよね!
244
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/07/21(月) 18:50:35
人を喰うと人外になっちゃうけど、いいのかな?
245
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/08/18(月) 02:23:06
【ダイス】
振ると目を飛び出させる獣。
飛び出させる目の数は、(一般的なダイスならば)1つから6つのいずれかで、
それは確率的に等しいことが確からしい。
その性質から古い時代から賭博に使われる(ダイスが出した目の数で勝負する)ことが多く、
賭場独特の言い回し(※)が一般にも広まった。
(※)例えばダイスが目を3つ飛び出させたとき「3の目を出す」と言う等。
猫の国での別名は【サイ】と言う。
猫の国では道の安全を守る神(「サイの神」)として神聖視され、
ダイスに供える金銭を「サイ銭」という。
死後の世界への道の安全を祈るサイ銭は、特に「渡し銭」という。
246
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/08/18(月) 22:23:32
ペレス
トウフ目立体科四面属の鋼物。
寒暖の温度差を代謝に利用する大ガイア系の一部でもある。
名前の由来はイヌヴ神話の主神・クロウザーの持つ武器ペレテケンヌルの切っ先から。
247
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/10/12(日) 20:25:28
根が無く、自由に動き回る植物がいる。根無、つまりネムだ。
超硬度の氷で覆われた氷豆腐をも噛み砕く黒大歯根無(クロオオハネム)や人間なら大火傷では済まない高温の湯豆腐を捕食する白大歯根無(シロオオハネム)もいるらしい。
248
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/10/16(木) 00:26:23
アルセス(もしくは少年神)が根無に食べられる、という筋立ての俗話は世界のあちこちで見られる。
それだけ根無の食欲は人々に親しまれていたのだろう。
かつて草の民と呼ばれたヘリヘットの人々は、
食欲不振の病人に対し、根無の根を煎じたものを飲ませていたという。
根無の根とはこれいかに? といぶかしむ方も多いだろうが、
彼らは根無の脚葉を根無の根と形容していたようだ。
歌物語「夜のハルバンデフ」にも、根無の根を煎じる老婆の描写が現れる。
もっとも、この部分は後世の人間の手によるものとされているが。
さて、前段の文章と相反するようだが、根無の根というのは存在しないわけではない。
植物にとって根とは何か。
一つにはその身体を支えるもの。これは根無の場合、脚葉が担う。
もう一つ、土中から水分や養分を吸収するもの。
根無の威圧的な口腔のその奥の嚢、噛み砕いた豆腐たちを消化吸収するその内壁は、高級な毛織物のような不思議な手触りだ。
あの繊維一本一本が、根無にとっての機能的な根である。
実際にその顕微鏡的な特徴は、例えばニガヨモギの根などと驚くほどよく似ているのだ。
249
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/10/18(土) 17:49:37
根無は体内に微生物を飼っている。
250
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/10/18(土) 18:04:55
それにより活発に動けるほどのエネルギーを生み出しているというのか
251
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/10/18(土) 22:21:06
豆腐の持つ高エネルギーを利用している様だ
252
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/10/18(土) 23:36:05
昔は、会戦の前には強壮剤として豆腐を食べていたらしい。
もちろん本物の豆腐なんて高価すぎて兵士全員には配れないから、豆腐っぽい白いものを、だけど。
スタンドヘッドって動物を知ってるかな?
さいきんは精肉店の店頭などでもあまり見ないけれども、数十年ぐらい前までは
僕たちが消費する肉類の35%ぐらいを賄っていたらしい。
足が4本で手が2本、胴体の上にやけに大きくててっぺんが平べったい頭部が乗っかっている。
全身は灰色っぽい長い毛で覆われ、頭の脇にかわいらしい一対の信号機が付いている。
消費する餌に対しての生産性があまりよくないのと、屠殺が煩雑ななため、牛や馬などの獣に食肉の座を取って代わられた。
やっぱり手の部分が、食肉用家畜としては余分だったのだろう。
その、解体後に余ったスタンドヘッドの長い毛と信号機を、大量の水で長時間かけて煮込み、
そこにほんのわずかの醤油を入れてさらに煮込むと醤油の強い相互作用によって煮出し液がどろどろになる。
それを木枠に入れて一昼夜放置し固まらせたものが、兵士たちが食べていた豆腐っぽい白いもの、の正体のようだ。
俗説では亜豆腐だったといわれているけれど、亜豆腐が僕らの食卓に広まったのは、せいぜいここ50年くらいの話なのだ。
253
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/10/19(日) 00:03:01
こんな感じかね?
http://poti.atbbs.jp/flicker/src/OB1224342045351.png
254
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/10/19(日) 01:15:29
そうそうそんな感じ。
最近では北方の食文化の流入の影響か、手の部分が再評価されて高値で取引されてるみたい。
これ以上はガリヨンテでの話しになるからあれだけど、
しっかりと茹で上げた後に多めの油で炒めて、そのあと甘辛い味に煮含めるといい。
盛り付けるときには輝草かなんかを添えて。
歯で骨からこそげて食べる、薄い肉皮が絶品だ。
255
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/10/19(日) 15:56:45
揚げスッテンの甘辛煮である。
※スッテン:スタンドヘッドの手の部分のこと。
256
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/10/28(火) 18:11:06
スタンドヘッドを食べた奴の頭にも信号機が出るっていうのは本当なのかな?
257
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/10/31(金) 15:45:36
本当だよ
信号機が生えた人がスタンドヘッドになるって食用が禁止されたりもしたけど、
今では治療法が確立して、珍味中の珍味として食べられてるよ
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