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生態

1 言理の妖精語りて曰く、 :2006/05/31(水) 03:53:06
主に動植物などの生態に関する記述を行うスレッドです。

273 言理の妖精語りて曰く、 :2010/09/17(金) 01:02:13
【三大古生物】
ナラワシ、シキタリ、デントーの三種の動物を指す言葉。
古来からまったく姿を変えずに存続し続けている。
進化や適応変化なしに、数千年以上の時間をどうやって生き延びてきたのかは謎である。
環境や外敵などに対しての対応力が、通常の生物とは桁外れに高いと考えられている。

進化を必要としない完璧な生物である、という俗説もあり、神として崇める文化も存在する。

274 言理の妖精語りて曰く、 :2010/09/17(金) 01:18:57
ここまでの議論から、ナラワシ、シキタリ、デントーの生命力、環境適応能力は異常に発達していることは伝わっただろう。
蟻や魚や人間のような、自然の中にその起源をもつ一般的な生物としては考えられないほどに。
ここにも、自然とは異なる、まったく別の「力」が加わっている可能性がある。
例えば、彼らは地に落ちた紀神かもしれない。
あるいは、反自然生命体(マルタの人工生物などを想起せよ)であるかもしれない。
暴論だと思うだろうか? 妄想だと笑うだろうか?
結構。
暴論。妄想。胸をはって語ろうではないか。
世界の不自然に対峙するには、我々もまた、不自然な武装を持つしかない。

(「不自然な生物、不自然な自然」より)

275 言理の妖精語りて曰く、 :2010/09/29(水) 22:35:28
デントーの滅びに対し、絶滅からなんとしても保護すべきだと主張する集団と、
種の滅びは自然の流れに任せるべきだと主張する集団が出現したが、
議論の決着どころか、保護派が現実的な行動にうつる前に、すでに状況は手遅れとなっていた。
デントーの不自然な絶滅は、多くの一般市民にとっては世界中にありふれた環境系ニュースのひとつにしか過ぎなかったが、
文化人を自認する一部の市民にとっては、神の死にも等しい過酷な現実だった。
デントーは絶え、デントーを語る者もいなくなった。

276 言理の妖精語りて曰く、 :2010/10/10(日) 13:11:31
ナラワシとシキタリの捕獲に成功した生物保護委員会は、
デントーの人工孵化をもくろんでいる。

277 言理の妖精語りて曰く、 :2010/10/11(月) 01:31:44
「理論的には、正しい。
今日の進化論では、デントーは、ナラワシとシキタリから生まれたとされているからだ。
しかしこれはあくまで実証に欠けた仮説に過ぎないのも事実だ」

278 言理の妖精語りて曰く、 :2014/11/22(土) 00:15:10
苦魔

ほぼ全ての大陸に生息する大型肉食獣。正確には雑食性で木の実をよく食べる。
肉食専門でないせいか、他の動物を捕食する際は機動力を奪うだけで、留めを刺さずにそのまま食べる。
腕の力や噛む力が凄まじいため、機動力を奪う際に結果的に絶命させることも多いが、
獅子などのように頚動脈を噛み切る、窒息死させるといった殊勝な本能は希薄のようである。
そのため、機動力を奪うための一撃で死ねなかった獲物は、生きたまま齧られることになる。
動物の中でも知能が高く、気に入った餌を重点的に摂取しようとする性質も持つ。
人間の味を覚えた苦魔はまさに苦しみをもたらす悪魔の如き存在であり、生半可な魔獣よりも恐るべき存在として語られてきた。

しかしその巨大な体躯、力強さは憧憬や崇拝の対象にもなっている。
ラタルマーヤ(ナンキョクグマ)のように宗教によって神聖視される種もある。
その力を手に入れようとする者も多く、苦魔を操るための術体系も各地で発達した。

279 言理の妖精語りて曰く、 :2015/01/25(日) 17:45:14
苦魔の多い地域で、人々は皆、鶏肉の茶漬けを持ち歩いている。
襲われた時、鶏肉の茶漬けを差し出すと、苦魔は人間の味から興味が逸れ、茶漬けを一飲みにして立ち去ると伝えられている。

280 言理の妖精語りて曰く、 :2016/08/06(土) 21:46:13
【猫の国】には、特殊なトントロポロロンズが生息しているという。
名は確か「トントロポロロンズ・ボルジャーノン」だったか。

だが、こちらのトントロポロロンズにも、多様な種類や形態が存在することは、意外と知られてはいない。
その代表格が、冬期にトントロポロロンズが寒さで変態する「トントロポロロンズ・コッチーナ」である。
その存在があまりにマイナーなのは、発生する条件があまりに厳しいうえに、変態した後は、元の形態とは似ても似つかない姿となってしまうためである。

それゆえに、「冬のトントロポロロンズ」と言えば、厳しい鍛練や過酷な経験によって、大きな変化を遂げた人物のことを指すのだ。

281 言理の妖精語りて曰く、 :2016/11/15(火) 02:49:42
アルゴトルチの象

真っ白な巨象のような、恐らく生物。霊的存在ではない模様。
その偉容はルザナイ教の神話に登場する「南の白象」を思わせる。

南極圏への調査において、各国合同の調査班の前に出現し、その進行を阻んだ。
アルゴトルチとはこのチームのリーダーであり、最初に視認した人物の苗字である。
その姿を見た彼女は立ち止まったが、後ろを歩いていた班員は気付かず彼女の止まった所から9歩先に歩いてしまい、遥か遠くから放たれた鼻の一撃を食らい血の霧となって消し飛んだ。

それから前進を開始し、止まらなかったため、護衛班の威嚇射撃と術の投射を受けるが怯むことなく攻撃した者に反撃を加えた。

命からがら調査基地に戻ったが、彼等が来た方向には巨大なクレバスが生まれておりそれ以上の退去は不可能であった。

調査班を派遣した国々により全世界英雄協会に依頼がなされ、「七大理事」のうち三人を含む救出チームが投入される。
協会の奥の手とも言える大理事が投入されたのは、危機の正体を見定めようとした未来視、千里眼を持ちの英雄が三人爆発四散する事故が起こったため。
三人の再召喚までの時間がかかり過ぎることから急遽決定された。

戦闘の素人を庇い逃がしながらだったとは言え、「七大理事」複数人でも「象」の追撃を止める事は出来ず、「死」の危険すらあった。
象が止まったのは、南方ルザナイ教の伝承において、「南極の玄関」とされる境界線上でのことであった。

七大理事ランディバイスの反撃で折れた牙の先端をサンプルとして持ち帰る事が試みられたが、それを持ったまま去ろうとするとそのぶん白象が進んできたため、同じく七大理事のアーサー・マクドナルドの全力投擲によって放棄された。
牙が白象の遥か後ろに飛んでいくと同時に、巨象は向きを変えることなく滑るように南極の方向へと後退していった。
アキエル曰く「つるーっ、て感じ」

282 言理の妖精語りて曰く、 :2017/01/30(月) 21:52:01
【マントゥス】
マントゥスとは、倭国特有の精霊である。
その色は白いが、その形はトントロポロロンズとは似ていない。
トントロポロロンズの体は四角いが、マントゥスの体は半球状であり、とても柔らかい。
そして、トントロポロロンズには、まだ内蔵が見つかっていないのに対して、マントゥスには内蔵がある。
マントゥスを解剖すると、黒くてどろっとした流体や、細切れの焼いた肉や、赤茶けた血に塗れた野菜類などの様々な内容物が発見されるのだ。

倭国の夏が蒸し暑いのは、マントゥスが、全身から蒸気を発するからであるが、野生のマントゥスは、冬には姿を消す。

そこで、倭国の人間は、冬になると夏の暑さを懐かしんで、屋内でマントゥスを飼うのだ。
誰でも、倭国の雑貨屋へ行けば、ガラスケースの中から、寂しげにこちらを見つめるマントゥスを見つけることが出来るであろう。

283 言理の妖精語りて曰く、 :2017/03/28(火) 18:12:47
ギャラクシースネイル、すなわち銀河ナメクジとは、膝の上に乗りたがるペットである
体長は、成体で30センチから60センチになり、「エクレア」と呼ばれるそのボディには、黒地の表皮に色とりどりの星模様が輝く
彼らが、飼い主の膝の上に飛び乗る動作は、好意の感情の表れではあるが、慣れない者にとっては、宇宙的恐怖以外のナニモノでもない。

ちなみに、雌雄同体である。

284 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/09(火) 13:27:31
玉模前

九の尾を持つ大妖狐。鎖国解除直前の天照府に現れ、住人たちに分身を植え付け、配下となした。
その広まりは「感染」という形をとり、強力な戦士や術者を抱えていた天照府幕府ですら対処のしようがなかった。

そこで助けを持ちかけたのが全世界連盟であった。連盟は鎖国解除を条件に援助を申し出、
この国際機関と繋がりのある全世界英雄協会から玉摸前対策に適した英雄たちが派遣され、
本体は討伐され、散らばった分身も疫学的に根絶された。

苦肉の策として国際社会に助けを求めた天山家だったが、これをきっかけに畳みかけるように国内情勢への介入が行われ、
平民も参加できる選挙制の導入などを経て、将軍家はやがて象徴的な存在にされてしまう。

285 言理の妖精語りて曰く、 :2017/05/09(火) 18:31:01
玉模前、その正体はアウター・エキノコックス。

化け狐「玉藻前」に感染したエキノコックスが妖狐の体内で魔性を得たもの。
妖怪となったのはそのうちのいち個体であり、玉藻前が討伐され石となると
玉摸前も眠りについた。

墓標船「天狗神宝ミハシラ」に記録された情報によると、その世界では妖怪の活動の停滞期が終了し、
そこの人類は危険を避けるため、石化が解け始めていた玉藻前を「ポータル」に投棄したという。

それが何等かの理由でこの世界に流れ着いたらしい。玉藻前の石化部位は玉摸前の糧となっており現存しない。

玉摸前は正体が判明するまで、自分自身をそう称していたこともあり玉藻前そのものだと認識されていた。

286 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/04(火) 05:44:08
ナゲラッパ鳥は、自分の頭にパセリを植える習性を持つ。
彼女たちは、逃走中に疲れがたまると、そのパセリを口にしてラストスパートの活力を得るのだ。

287 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/04(火) 17:43:54
まあ、皮肉にもそのパセリのせいで狩りの対象となっているのだが。

288 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/14(金) 17:48:36
トントロポロロンズは、ラッパの音を聞かせると、おとなしくなる。
だから、町をトントロポロロンズ売りが歩くときは、いつもラッパの音がするのだ。

289 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/15(土) 08:47:11
夏は、トントロポロロンズの季節である。
倭国における彼女?は、しばしばカッチン魚のミイラをピーラーで薄切りにしたものを頭に載せている。

このミイラは、数ヶ月もの間、煙でいぶしたものであるそうだ。
そこまでされるとは、きっとカッチン魚というのは、凶悪な罪人か悪魔であるに違いない。

290 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/29(土) 07:34:39
ツルル・ルテンは、トントロポロロンズと縄張りを争う別種の軟体動物である。
彼らは、元来黄色い身体をしているが、成体になると頭に焦げ茶色の樹液を塗りつける。
それをもって、成人の証とするのだ。

291 言理の妖精語りて曰く、 :2017/07/31(月) 18:22:44
トントロポロロンズの亜種には、腹に何かを詰め込む習性を持つモノがいる
内臓の代わりに、チリメンという小魚の群れや、種無しウメスター、朝告げ鳥の半熟卵などを詰め込むのだ

292 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/09(水) 14:08:26
エルフ

中央大陸のエフニカ王国と北方エルフ共和国に棲息する粘菌状生物。
生物の脳に寄生し、その知能を自己のものとして獲得する。知的生命体に寄生した場合、彼等は知性を得ることになる。
所定の手順を経れば、過去の知性を持ったまま新たな宿主に寄生することが出来る。
エフニカ王国と北方エルフ共和国においてはこの方法で数百年分、千年分の叡智を蓄えたエルフが上流階級として国の采配を握っている。

宿主の脳の影響を受けたエルフは美意識を獲得し、「自身の体(とくに顔)」の構造をいじって美形にすることが多い。

293 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/21(月) 20:45:31
縁花草は、倭国の特産物である。
その花は、風に吹かれると独特のうなりを上げる。

294 言理の妖精語りて曰く、 :2017/08/22(火) 13:55:26
金持ちな風流人はこの特性を活用し、品種や産地の違う縁花草を並べて植えて、
広大な庭をひとつの楽器とするのだ。

295 言理の妖精語りて曰く、 :2017/09/28(木) 20:38:22
銀毒の蜘蛛は、無窮の深淵に巣をかける

296 言理の妖精語りて曰く、 :2017/10/29(日) 16:51:21
ラッパ獣の身体からは、金管が生えている
そしてコイツが、動くたびにファーファー音を立てるのだ

297 言理の妖精語りて曰く、 :2017/11/06(月) 22:43:03
新しい世代のエルフたちがどうやって知的生命体の脳を得ていたか。

「万民友和」思想は犯罪者の権利も認めており、中央大陸のエフニカ王国と北方エルフ共和国もまた、
様々な憲章への同意などにより、これを同意している、という扱いである。

というわけで、

昔のように、死刑囚の凶悪犯の脳味噌であっても、大っぴらに取り込む、というわけにはいかない。

298 言理の妖精語りて曰く、 :2017/11/13(月) 14:39:26
これを解決するための申し出をしたのは全世界英雄協会であった。

彼らは英雄が憑依するための素体を別方向に改良し、「エルフ」を収める新たな体にする、
という研究をはじめることを決定した。

299 言理の妖精語りて曰く、 :2017/11/15(水) 12:28:23
「式」をやどらせた植物系素材を基体としたそれは、
新世代の「エルフ」に、それまでと異なるアイデンティティをもたせた。
別に「地上のほかの生命体とは別次元の異なる知性」を得たというわけではない。

「別の体」は民族衣装のように機能し、別の体を得た「エルフ」の心に作用した。

300 言理の妖精語りて曰く、 :2017/11/20(月) 20:12:27
ただ、原エルフ種の体積は、ヒトガタの頭部に収めるには、あまりにも肥大化し過ぎていた
その中枢神経「量」は、多すぎたのだ

それゆえに、搭載したエルフの身体は、ヒトガタからはみ出さざるを得なかった
そのはみ出した部分は、あるいは「触覚」となり、あるいは「擬態髪」となった
中には、耳や鼻から漏れだし「異様に長い鼻」や「長い耳」として表れたものもあったのかもしれない

そう、かの有名な「エルフ」像は、そこから始まったのである

301 言理の妖精語りて曰く、 :2017/11/29(水) 05:52:54
ドーア=ターッバルシュ=ワフー=ワフー、これが縮んで「ドワーフ」である。

十二星座とその主なる大空の外壁の女神を崇拝する珪素生命体、それが彼らである。

302 言理の妖精語りて曰く、 :2017/12/31(日) 20:38:50
カルトーシュカ(じゃがいも)

「芋」としての形態を備えるが、この世界の植物のあらゆる系統樹に属さない。
アレクサンドル・イワノフのポケットに入っていたためにこの世界に持ち込まれた。
イワノフの出身世界の食糧事情を一変させたほどの優秀な作物であり、
なおかつイワノフの共産主義がこの世界で広まる現象を語るにあたって外すことの出来ない要素である。

当時、中央大陸で栽培されていた作物は魔術による制御機構がつけられていた。
農家は領主から種をもらい受け、それを育てる、という形をとるのだが、
領主の胸先三寸で魔術師が壊死機能を起動させればそのまま腐敗、崩壊してしまう。
領地内に居る限り、隠していても無駄であり、これにより諸侯たちは農民階級の生死を握った。
仮に反乱に成功したところで、平定軍が余所から遣わされるまでもなく、食物は死に絶え、
その年にどんなに豊作に恵まれていようとも、反乱者も飢え死にすることになる。

共産主義が説く解放の思想と主張はじゃがいもと共に流布され、領主たちに支配されず、自分たちの意思で育てられる作物としてシンボルとしての扱いも受けた。

303 言理の妖精語りて曰く、 :2018/01/09(火) 05:26:59
オルテガ魔術

生き物の生態にはたらきかける魔術。木の棒を鋼の如くになし、
種撃ち草の射撃威力を銃器の如くになし、自身の肉体に用いる事で筋力強化したり、
感覚器官をより鋭敏にすることもできる。

その名は中央大陸で信仰される大地の中心の女神オルテガ(オェル=トェガ)に由来する。
「大地の中心の女神から生まれた」と規定されるあらゆる生命体に対して有効であるが、
ホモ・サピエンス、じゃがいも、ジヌイービ、また
アウター等「この【宇宙】のこの【地球】に起源を持たない生命体」に対してはほとんど効果が無い。
この世界の動植物を食べて育っていてもこれは変わらない。

中央大陸の各地において、オルテガ女神の神名のそれぞれの発音を名称に冠した魔術があり、
それらは総じて生き物の生態に働きかける、という同じ根本原理を持つ。
そうした生態操作魔術の多くは支配階級が支配階級であり続ける為の特権として用いられた。
この術を独占的に運用できることは、それを持たない被支配階級の生殺与奪を普段から握り、
闘争に際しても圧倒的優位に立てる事を意味するためである。

オェル=トェガ魔術、オールトーガ魔術、ウルトゥカ魔術、エリトグー魔術、エッリ=ト魔術の流派の秘奥は強く秘され、
守られてきたが、オルテガ魔術は最も重要な「根」の魔術幹が外部に流出してしまった。
「根」の魔術幹は言うなれば魔術行使における「マスターキー」であり、
これが押さえられると、あちらから停止呪を行使されることで術が解除されてしまう。

流出したオルテガ魔術は大陸中に広まり「解呪できる」という部分も含めて便利な道具として
民衆に用いられるようになった。それと共に「オルテガ魔術」という名称は
「中央大陸における大地の中心の女神の名を冠した生態干渉魔術」の代名詞となり、
やがて一種の総称、ジャンル名として認識されることになった。

304 言理の妖精語りて曰く、 :2018/03/02(金) 20:33:32
【人狼】とは、寄生生命体の一種である
しかも、この寄生生命体のエサは、寄生した生物の同族なのだ
確かに【人狼】には、正体を隠蔽する能力もある
だが、そんな食事しか出来なければ、正体がバレるのは時間の問題だろう
それゆえに【人狼】は、絶滅危惧種なのである

305 言理の妖精語りて曰く、 :2018/03/12(月) 05:24:01
独角種ノトラトレコンは青白い身体と角を持つが、その角は興奮すると紅く輝くのだ

306 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/07(土) 15:07:59
エルフの十二賢者

生物を取り込む事で知性を持つものとなったエルフたちの祖。粘菌状生物としてのエルフは太古の昔から中央大陸の「エルフの森」に棲息していたが、
奇跡的な偶然によって知性を得た彼らから、知的生命体としてのエルフの歴史がはじまった。

知性は持つものの、その在りようは純粋な粘菌状生物のそれを色濃く残しており、「12の核を持つ群体」とするほうが実態に即している。

307 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/07(土) 15:59:50
統率と秩序を思考する「13番目」が凝結し、しかし群体を離れた。

その個体はエフニカ王国の建国者とされる。
それは森で行き倒れた人間に粘菌を呑ませ、仲間を増やした。
殖えたモノたちは取り込んだ脳の情報を反芻し、「13番目」を中心としてそこにあった「処世訓」が共有された。

もし、町や村に忍び込み、仲間を増やすなら、「屍人」のような魔物とみなされ、駆除の対象となるだろう、と。
そして人間の場合は犯罪者のみを取り込み、脳と一体化した部分を培養し、動物に仕込む、という基本方針が出来上がった。

308 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/08(日) 16:42:19
エルフの十二賢者は、動物の脳をかき集め、繋げて稼働させたことで生まれた「高度な知性」である。
しかしその本質は「食欲・拡大欲を持つ計算機」のようなもの。

一般的なエルフや彼らが宿主とする知的生命も持たない形の演算能力・情報処理能力を持つが、
「十二賢者」から知を得ることは、得て生きて帰ることには危険が存在する。

下手をすれば彼らに取り込まれ、消化され、同化されてしまう。エルフでさえもである。

309 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/09(月) 19:06:29
雲ナナフシは、クラウド神経網を持っている
高山の山頂で待ち構えていた雲カマキリが噛みついても、無事であることが多いのは、そのためである
雲ナナフシの身体の三割は囮であり、その部分を捕まえられても、切りはなして逃亡することが出来るのだ

310 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/10(火) 05:32:40
特定の物体に幻像を被せる「テスクチャ」という術式は雲ナナフシを大量に取り込んだ「核」から、生成された。
その「神託」を受けたエルフは、それを携えイワノフ主義者たちに接触。
これを提供した。この術式により、カルトーシュカ(じゃがいも)は普通の作物に擬装され、革命闘士たちを助ける事になった。

その「返礼」ゆえなのか、後に起こった未曾有の「共産の風」の猛威を、エルフの二つの国は殆ど浴びずに済んだ。

311 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/24(火) 00:11:32
バンパイアとは吸血鬼の中でも所謂「デイ・ウォーカー(昼間に出歩く者)」に区分される種族である。

しかし太陽に当たると流石に死ぬ。この特性を生かし、北辺帝国の【地上太陽】は封印したバンパイアの「処分場」としても使われてきた。

312 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/24(火) 05:06:29
バンパイアの中でも齢を重ねて力をつけ、その結果【地上太陽】に投げ込まれても、死なず、脱出を果たし得る者、それが「長老」である。
そして神話においてはその更に上をゆく存在が語られている。

【散らばった大地の時代】において、【太陽系】の中心に鎮座する正真正銘の【太陽】に放り込まれてなお、生還してきたという規格外存在。
「古老」である。

313 言理の妖精語りて曰く、 :2018/04/29(日) 06:50:18
「長老」以上のバンパイアを宿主とできたエルフは存在しないという。

同クラスの力を持つ存在で出来た例があるため、体質的なものと考えられるが……

314 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/03(木) 04:22:05
【猫の国】の【地球】に存在したバンパイアは、この世界のバンパイアと様々な形で対照的である。
便宜的に彼らを【ヴァンパイア】と呼称する。

まず【地球】とは別の、遠い星から来た異星人レプティリアンが生み出した改造人間である、という点。
【猫の国】の【地球】にも様々な怪異が棲息したが、ヴァンパイアは魑魅魍魎、妖精妖怪、怪物魔獣に
ぶつけ駆除や戦闘を行わせるために作り出された「生きた兵器」の一つである。時には【地球】在来の知的生命である
ホモ・サピエンス(そのうち、こちらの世界に渡ってきた者たちが「ハムサプア」「シャピーエン」の名で知られている)も
時に戦闘の相手となった。

ヴァンパイアの素体はホモ・サピエンスであるが、その社会に復帰できないよう十字架などの宗教的シンボルを恐れる刷り込みが行われた。
入ることで臭いを消したり、船を使って逃げられないよう、流れる水の上を渡ったりできず、それを恐れるようにも作られている。
この弱点もこちらの世界のバンパイアには無いものである。

315 言理の妖精語りて曰く、 :2018/05/11(金) 06:30:41
ヴァンパイア、それは竜祭司アザリントンが編み出した余興のようなものだ。

ヴァンパイアが怪物なり妖怪なりに殺されようが食い殺されようが、同胞の地球人にリンチさえ心臓に杭を打ち込まれようが、全く以てどうでもよい。
かわりはいくらでも作れるし、ヴァンパイアが皆殺しにされたところで怪物や妖怪への対策はとっくに万全なのだった。
レプティリアン族の安全どころか、その個々人の安心感すら全く揺るがない。

ヴァンパイアとは、日光に弱い、十字架を恐れる、ニンニクも猛毒、こういった「縛り」を設けた上でカスタマイズしてぶつけて遊ぶオモチャといったところである。

316 言理の妖精語りて曰く、 :2018/06/20(水) 20:29:20
【散らばった大地の時代】には、竜は群れをなして行動しておりました
それはまるで、宙に垂らされた帯のように見えたため、これを【竜帯】と呼びます

対する猫は、日の当たる場所に群れ集って、雲のようなカタチをとりました
こちらを【猫雲】と呼びます。

【帯】と【雲】二つの集団は、時にぶつかり、時に道を譲り合いながらも、この【散らばった大地の時代】の趨勢を定めてきたのです。

317 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/09(木) 05:57:47
【魔眼蟲】(まがんちゅう)は、魔界にのみ生息する眼球状の蟲だ
これは、かなり警戒心が強い生物ではあるが、捕まえること自体は簡単である
この蟲は、ひたすら一点をみつめたがるだけでなく、自分の視界だけがこの世の全てだと思いたがるフシがあるので、それを利用するのだ

まず【魔眼蟲】に人差し指を突きつけ、渦を作るように指を回しながらその瞳孔へ近づけてゆく
そうして瞳孔へとたどり着いたら、今度はリズミカルに上下左右に人差し指を動かすのだ

このとき、人差し指をあまり大きく動かさないのがポイントだ
大きく動かし過ぎると、最後の手順に影響が出るのである

そして最後に、人差し指を不規則に動かして蟲の注意を惹きつけながら、残りの指で一気に【魔眼蟲】を捕まえるのだ
【魔眼蟲】は、ほとんど視ることしか能力を持たない上に、一度捕まえられるとパニックに陥ってしまう
そのため、こうなればもう逃がす心配はほとんど無い

やがて落ち着いた【魔眼蟲】は、『最初から自分は捕まっていたし、これが自分にとって自然な状態なのだ』と自分に言い聞かせようとするであろう
それこそが、この蟲の悲しき特性なのである
【魔眼蟲】は、多くの異能を持ち、単純な魔力一つをとっても本来は容易く捕まえられる相手ではない
けれども、こうして特性であるプライドの高さと精神の脆さを利用してしまえば、実にあっさりと捕まえることができる
これこそが、現状を見直し新しい未来への理想と道筋を修正することが出来ないモノの、末路であると言えよう・・・

318 言理の妖精語りて曰く、 :2018/08/23(木) 05:34:57
【ブタ】は、ときどき空を飛ぶ
金色の、光を放って

319 言理の妖精語りて曰く、 :2018/09/22(土) 18:30:08
この世のどこかには「涙の花」があるという
泣きたいけれど泣けなかったとき、涙の花が一輪咲くのだとも、その花こそが涙のもとなのだともいう

わたしが咲かせた涙の花は、どんな色をしてるのだろう、どんな香りがするのだろうか?

320 言理の妖精語りて曰く、 :2018/11/07(水) 21:32:34
白毛の多眼多脚獣「イレミア」は感情豊かだが泣くことがない。
一説には彼らの涙や涙の代わりとして表出したものは、魂や概念までもを蝕む猛毒となるのだという

321 言理の妖精語りて曰く、 :2019/01/07(月) 22:38:44
パイローディアの花は、火を噴き出すという。
だが、それが何の役に立つのか知る者は無い。

あるいは、花自身すら知らぬのかもしれない。

322 言理の妖精語りて曰く、 :2019/01/09(水) 03:59:24
無用の用こそ華である


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