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魔法・科学

1言理の妖精語りて曰く、:2006/05/31(水) 03:39:20
主として魔法や科学に関する記述を行うスレッドです。

2言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 12:25:50
【順正化処理】
「人格改良」を目的に提唱・開発された魔法・科学複合の技術。
近代になって多くの国々で導入され、各国の「順正化処理局」によって処理活動が行われた。

3言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 16:08:14
いや、近代魔術そのものが「魔法+科学」な性格を持つので
わざわざ「魔法・科学複合の技術」などと断り書きをつける必要はない。
近代魔術が「合理的な魔術体系」とか「科学された魔法」とか
言われる事からもそれは明らかだ。

4言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 16:39:17
すなわち、前近代において魔術とは考古学の一種であり、
あるいは師から弟子に受け継がれる「技」であった。
これが学問として扱われるようになってからの歴史はまだ浅い。

5言理の妖精語りて曰く、:2006/06/02(金) 12:51:57
最初の演算機が開発されてから百年。
この分野の目的は、結局のところ「いかにして早く計算を処理するか」の一言に尽きた。
時間と経費について考慮する必要がないのなら、
最も単純な頃の演算機でさえ現在のそれと大して変わらない役割を果たしたのだ。

もちろん一回の演算に数億年をかけるわけには行かないし、
数億台の演算機を用意して走らせることも実際には不可能である。
この分野の研修者は省エネを追及した。

第二紀時代の最後の十年、クランテルトハランス女史はキュラギ演算機の開発に従事した。
演算機は時間とコストの問題から解放された。
人類の第三紀時代、真のヨンダライト人間観世界の到来である。

6言理の妖精語りて曰く、:2006/06/04(日) 13:51:26
順正化処理技術の礎となった「技」はキュトスの姉妹の13人目
『脳髄洗い』コキューネーによって伝えられ,提供された。

7言理の妖精語りて曰く、:2006/06/08(木) 10:09:27
古来、魔術は借り物の力であった。
正確な手順を踏んで、神々の遺した力を呼び出す「儀式」。
それが原始の魔術の認識である。

第一次地獄解放事件を境に、
神ではなく自らの意志で直接魔力を操る者が現れはじめた。
「技」としての魔術の時代の到来である。
魔術師たちは系統ごとに組合を作り、その技は師から弟子に受け継がれた。

同じころ、魔術の理論的な解体もまた開始される。
学者たちは、魔術に常に作用する様々な法則を見出した。
理論魔術としての、自然科学的認識である。

8言理の妖精語りて曰く、:2006/06/11(日) 10:52:59
マグドールは新しく神を作ったのではなく、既存の神に新しい名をつけたのである。
つまり、力神セラテリスに「セルラ・テリス」と。【命名】によってセラテリスの【理】
に干渉し、強引に自らの守護神としたのである。マグドールの成功は新しい名で縛られた
セラテリスの加護によるものであったのだ。そしてこれが
【マグドール魔術】【マグドール理論】の真の起源でもある。

9言理の妖精語りて曰く、:2006/06/11(日) 10:58:30
上記(>>8)の説は魔術史研究家ハリュオイズンによるものである。
彼はまたマグドール派の開祖デフォン・ダゥ・デカールが
マグドールの隠し子であるという説を強く支持している。

10言理の妖精語りて曰く、:2006/06/11(日) 11:08:37
【脳】
 特に生物のブラウザを指す古い言葉。
 元、ブラウザはコンピュータがインターネットをエクスプロールするためのプログラムのみを
専門的に指していた。
 CUTOSの普及により、物理的刺激に対する人間の情報処理・認知にかなりの個体差があることが
感覚的に知れ渡るとともに、同様にネット上の同じ情報に対しそれぞれ異なる表示をする
コンピュータ・ブラウザと同一視されるに至り、ブラウザという語にとって替わられた。
 脳みそ、頭とも。
用例:
「ほら、このファイルよくない?」
「あなた、脳おかしいんじゃない?」

11言理の妖精語りて曰く、:2006/06/11(日) 11:13:00
コキューネーに頼めばきれいに「洗って」もらえる器官でもある。
聖人君子になりたい人はキュトスの姉妹の13人目コキューネーのもとを訪れるといい。

12言理の妖精語りて曰く、:2006/06/18(日) 23:30:34
【グレンテルヒのウニ】はフロントクロンの創立者がある神を滅ぼすために
秘蔵したという兵器のひとつ。球状の機体は【肉化金属】により構成され、そして駆動する。
丸い機体の表面にある無数の硬く長大な棘の一つ一つは機体の内側から生えており、
【肉化金属】の動きにあわせて転がりながら歩行・走行することが可能であった。

13言理の妖精語りて曰く、:2006/06/19(月) 13:01:55
【キュラギ空間】

【紀】揺らぐ空間。
全は一であり、一が全となり、全単射関係の崩れた空間。
どんなものでも入れられる上、取り出す手間も一瞬である。
セルラ・テリスは己の集めた数千種の武具を全てこの空間に格納している。
【扉職人】の穿つ扉は現世に滲み出たキュラギ空間そのものである。

【万猫世界】での同義語は「四次元ポケット」。

14CUTOS:2006/06/19(月) 14:58:07
 Contemporal Unificative Thinking Over Synapses。シナプス横断即時思考同調装置。当初は三者以上の同時接続は不可能だったが、後継機のCUTOS ss(Contemporal Unificative Thinking Over Synapses synchronized sphere)では、SSSへのアクセスが標準装備され、億単位の人間が同時に情報をやりとりできるようになった。

15言理の妖精語りて曰く、:2006/06/19(月) 15:14:47
魔法少女きゆらの出現によって喚起される「きゆら踊り」発動
の際、踊り狂う人々の精神がキュラギ空間に接しているという説もある。
「きゆら踊り」体験者の中には闇の中に浮かぶ無数の禍禍しい武具を見たという者がおり、
また、新しい兵器のアイデアをひらめく天才の脳が【キュラギ空間】と繋がっている
という伝説との関連が指摘されている。

16言理の妖精語りて曰く、:2006/06/19(月) 15:18:20
伝説というよりも俗説ではある。さらに強力な兵器の創造を切望する兵器研究者・開発者
は、しばしば力を求めてやまぬセルラ・テリスになぞらえられる。

17言理の妖精語りて曰く、:2006/06/20(火) 15:22:07
大地が平らであったときに敗北したものたちは「悪魔」と呼ばれた。
大地が丸くなったときに敗北したものたちは「魔神」と呼ばれた。
彼らは勝者たる神々から悪徳や災厄を割り振られそれを司る者とされた。
問題は彼らがそれに従うかどうかだが、素直に悪魔や魔神のように振舞う者などそうは
いない。教義上「悪魔や魔神は善人のように振舞うことがある」とすればいいが、
それでも悪魔が悪である、魔神が悪であるという実例が必要だ。
ここで、彼らの精神を変容させ、真の意味で悪魔・魔神にしてしまう技術が必要とされてくる。

18言理の妖精語りて曰く、:2006/06/20(火) 15:53:30
【精神加工】という名で知られるこの技術の犠牲者のなかには
例えば、妖精皇帝エフラスの父【ネーベロン】がいる。発展期の【精神加工】
はネーベロンの語彙から彼自身の語彙を削り取り、それを自分の名だと
認識できないようにした。かわりに彼に与えられた名は【ネビロン】
つまり「邪悪な峰」である。それによりネーベロンの精神はじわじわと蝕まれていったという。
このネビロンを被験者とする研究と実験は主に[          ]によって行われた。
【精神加工】の研究が進むと記憶や認識だけでなく本能や感情、嗜好の操作も可能になった。

19言理の妖精語りて曰く、:2006/06/20(火) 16:05:00
【精神加工】の対象となる者はもちろん行う側の手に負えると判断されたものである。
強大なる者を真の意味での悪魔・魔神にしてしまったらどんな害があるかわかったものではない。
先のネーベロンが被験者に選ばれたのも彼が大した存在ではないと判断されたためだ。
ネーベロンはその後さらなる【加工】を受け、【魔王ネビロン】という設定の噛ませ犬として愛用され、使い捨てられた。

20言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 21:16:07
【精神加工】の技術利用は填王国の宰相アルセヒドによるダルメーラ二世の傀儡政権を始めとして、コントロールしやすい傀儡としての指導者を生み出す事に傾倒していった。この技術は次第に民間に浸透していき、【精神加工】を請け負うものを【精神加工士】あるいは単に【加工士】と呼ぶ。

21:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/23(金) 22:22:26
【精神加工】のルーツは【人類】にあるとする説もあるが、むしろ有力な説は形而上に於ける【扉】の開閉であり、精神的な位置付けの二点間を繋げる技術、いわば概念的・精神的な【扉職人】の技術を基礎としているとするものである。

22:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/23(金) 22:43:55
【鼠】
猫に対抗する為に竜が作り出した大魔術。
【秩序】の均一化という概念的効力を持つと言われているが、詳細は不明

23言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 13:18:36
キュラギ空間にを成立させてしまう魔法少女きゆらの存在はマクドール理論を真っ向から否定する。
即ち、【理】による魔術体系に最も有効な手段はきゆら踊りを踊る事である。

24言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 14:31:53
【墓標船】
世界には異世界の知識を「岩」から得る、という伝説がある。
たとえば【賢者の岩伝説】や【石封仙伝説】がそうである。
これらの伝説の元になったと思しきものが【墓標船】である。
この物体は、ある一つの世界が滅びる際、そこに住む知的生物が作るという
情報の容れ物で、その種族が知りえた全ての知識が詰め込まれているという。
【墓標船】はある処理を加えることで内部から情報を引き出すことができる。
だが墓標船は断片で発見され、またその多くの損傷が激しいため、
それぞれの【墓標船】のきた異世界について知ることが出来る範囲は限られている。

25言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 14:37:04
トルクルトアの首都ミルフマーリュの大図書館には、
【珊瑚の角を持つ蛙の国】の【墓標船】が「蔵書」として保管され、
キャカラーンのハイダル地方で出土した【猫の国】の【墓標船】
にも知識を引き出す処理を加えられた形跡がある。

26言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 18:56:22
【馬車】
飛行による移動手段。古い時代には馬に引かせていたが、近代では天馬によるものが主流である。
問題点としてはその性質上長距離の飛行ができないことだが、都市間に駅を設ける事によって解決している。
しかしそれによる領空侵犯問題や飛行異獣の脅威など、普及には程遠い。

27:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:16:14
【賢者の岩伝説】
錬金術に絡んだものと、とある紀人を中心とした伝説など幾つかの説がある。
前者の伝説は、その石にはあらゆる物を黄金に変える知識が詰まっているというものである。

28言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:22:18
その結末の一つは、強欲な錬金術師自身が黄金と化し
他の人間によって切り分けられて売りさばかれるというものである。
この話は、「秘密を知りすぎた」者がいずこかへ連れ去られたという
出来事があったことをほのめかしているのではないだろうか。

29:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:26:37
売りさばかれた錬金術師の欠片は今も世界のどこかにあり、手にしたものには巨万の富が手に入るという伝承も存在する。
しかし、この伝説に関する話に共通しているのは、富を得過ぎた者は最終的に破滅してしまうということである。

30言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:31:20
「つーか、錬金術で金が作れるようになっちゃったら金の値段が崩壊して
金に関わる業種の人に迷惑がかかるわけで、殺されても文句は言えんだろ。」
と、錬金術の悪魔は言う。

31:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:39:02
錬金術による最大の目的である金の精製が実現されたと言う歴史的事実は無く、近代魔術の礎になったという以上の意味は無い。しかし、元の量の十倍の金塊を用いて十分の一程度の金を精製することに成功した錬金術師がいるとかいないとか。

32:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:57:11
【下凝】
近代魔術理論の一つ。
「煙突の主」エーデ=アルクス曰く、全ての【力場】は人の眼下に集まる。
故に、人の手に届く範囲でならば容易に魔術を扱う事が可能である。

33:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:59:35
『上散』
近代魔術理論の一つだが、未だ証明された事は無い。
エーデは人の上方には【力場】は無く、頭上で魔術を行使することは不可能に近いとした。しかしこの説には矛盾が多く、これに関する論文の発表を最期として彼は学会から姿を消した。

34言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 22:31:49
彼はその後、『男の暴君』に論文を掲載される常連となったという噂もある。

35言理の妖精語りて曰く:2006/06/25(日) 02:54:44
魔王ネビロンの魔術ならば国家単位での洗脳も不可能ではない。

36言理の妖精語りて曰く、:2006/06/25(日) 03:38:58
グレンテルヒのウニについて追記。

グレンテルヒのウニの無数の棘は、
其の1本1本から雷光とメーザーと可視波長のレーザー、不可視波長のレーザーを発し、
棘自身は微細に振動・赤熱化して易々と突き刺さる。

37言理の妖精語りて曰く:2006/06/25(日) 07:36:33
もちろん、ウニである以上、口が存在する。そこが唯一の弱点でも在るが、取り込まれたが最後、肉化金属と同化して有機パーツにしてしまう恐るべき武器でもある。

38言理の妖精語りて曰く:2006/06/25(日) 07:37:52
余談だが、量産機として【グレンテルヒのクリ】が存在する。

39言理の妖精語りて曰く、:2006/06/25(日) 09:59:03
量産型ということはつまり性能が安定しているということである。
長期の開発と幾度の実験を経て、その型を多く生産しても問題のない
クオリティに達しているということである。つまり【クリ】は【ウニ】に劣らない。

40言理の妖精語りて曰く、:2006/06/25(日) 10:42:52
【クリ】と【ウニ】の最も大きな違いは【口】の有無である。量産期である【クリ】には
【口】が無い。改良の過程で、利より害が大きいと判断されたのだろう。

41言理の妖精語りて曰く、:2006/06/25(日) 10:57:07
【ウニ】は水陸両用であったが、【クリ】は陸上専用だった事を忘れてはならない。更に言えば、【クリ】は無数の棘の下に更に硬質な殻があり、二重の装甲を持っているのである。

42ルーティエッタの指:2006/06/25(日) 12:00:49
魅惑系の魔術において彼女を上回る使い手は無い。
他者を傷つける古代魔術において、彼女を下回る使い手は無い。

43言理の妖精語りて曰く、:2006/06/25(日) 23:54:38
納豆の糸にはこの世に実在する10次元のうち、6次元までが隠されていると言う。
超糸理論である。

44:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/26(月) 00:03:40
超糸理論によれば、糸が引き伸ばされる事によって生じる切れるか切れないかの極限の均衡こそが次元の位相を引き伸ばし、【虚糸空間】を作り出すのだという。

45言理の妖精語りて曰く、:2006/06/26(月) 00:07:25
最強の納豆であるネヴァチャック・テーテヤーガを倒した死骸から取られた糸によって、きゆらの振り子はできている。

46:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/26(月) 00:10:02
「キュキュラ、キュキュララ、キュラキュラキュラギ〜!」
これこそは、納豆をかき回すときに鳴る音なのである。

47:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/26(月) 00:13:00
ネヴァチャック・テーテヤーガの粘つきこそは真の粘つき。
ジピコリン酸の増殖速度は他の追随を許さず、その華麗なる糸は天を貫く。

48言理の妖精語りて曰く:2006/06/26(月) 00:15:00
【人鉄の魔剣】
古代魔術によって鉄に変えられた人間を、溶かし鍛練し焼入れし叩き鍛えて剣に変えるという
狂気の業により生み出された魔剣。エクスカリバー、アロンダイト、アスカロン
などがいる。彼らの名前は【猫の国】の伝説に登場する名剣からとられているという。

49言理の妖精語りて曰く、:2006/06/26(月) 00:18:40
無論人の身で扱うにはそれなりの代償が必要だ。
とくにアスカロンは所有者の生存確率を極限まで低下させてしまう恐るべき剣である。

50言理の妖精語りて曰く、:2006/06/26(月) 14:56:57
【人鉄】
ある古代魔法により人間を鉄に変えたもの。生物のように傷ついても再生し
錆びにくく、たとえさびても簡単に落とすことができるスグレモノ。
だが人鉄には鉄にされた人間の精神が残っており、痛がりもすれば
苦しみもする。まともな感性の持ち主なら、彼らを加工する気にはなれないだろう。

51言理の妖精語りて曰く、:2006/06/26(月) 15:02:39
【合人鉄】
混合人鉄ともいう。複数の人鉄を溶かして混ぜ合わせると人鉄に含まれる精神どうしが
拮抗しあい、やがて中和される。こうして表面上はただの物言わぬ金属同然にすることが
できる。混ぜる前の人鉄よりは加工しやすいだろう。

52多面体の音楽:2006/06/26(月) 23:47:47
聞く方角によってぜんぜん違う曲になる。

53多面体の音楽:2006/06/27(火) 01:38:59
奏でる楽器には絶妙なる調律が必要。
一人で演奏できるように工夫されているが、奏でる姿は巨人と格闘する小人のよう

54言理の妖精語りて曰く、:2006/06/27(火) 10:00:00
【真合人鉄】
無二の親友、比翼の鳥、連理の枝、御主人様と愛奴隷といった、真の絆で結ばれている者同士を
人鉄にして混ぜ合わせたもの。
究極の一体感と相乗効果に因って人鉄を超える性能を持つものもあるが、
其の分自己主張も激しくなる。
又、真の絆で結ばれた者同士を人鉄にし、加工したという、とても重い業を背負う事になる。

55言理の妖精語りて曰く、:2006/06/27(火) 10:08:44
ある部分で生物に似た性質を持つ【人鉄】(特に合人鉄や真合人鉄)は
【肉化金属】の起源でもある。

56言理の妖精語りて曰く、:2006/06/29(木) 17:22:22
【ハムスター】
【鼠】の発展系にある魔術。円運動を永続させる、いわば永久機関を作り出す儀式魔術。ただし円運動が続くのは術者が生存している間のみである。

57言理の妖精語りて曰く、:2006/06/29(木) 17:25:09
【数法体系】
万物が【数】により構成されているという理論の元、事象や物体の【量数】を変動させ、ものの量や速度や力などの数値を変動させる魔術。

58yum:2006/06/30(金) 03:16:22
【思念鋼】
特殊か金属に術者自身が溶け込んだもの。
王国期後期の荒廃した時代の科学者や魔術師の多くがこの姿になることを望んだため、
現在でも多くの【思念鋼】が発見される

59ニガヨモギの炎:2006/07/01(土) 05:01:00
魔王ハルバンデフの必殺技。
すべてのユニットのHPを1/3奪う暗黒系攻撃。
暗黒系耐性によって減少率を抑えられるが、そのためハルバンデフ自身には一切ダメージが入らない。
攻略法のひとつとして、回復に徹しながらハルバンデフの暗黒耐性を落とし続けることで
自滅を待つという手もある。

60言理の妖精語りて曰く、:2006/07/01(土) 17:50:02
古来雷は神の怒りとされていた。
しかし、【エール・ベルワルド】があるときハルバンデフの避雷針を見て、実用化できないかと研究を始めた。
彼は雷にうたれて死亡したが、その遺志は【ハーナーテス】に受け継がれ、近代化学の礎となった。

61ハルバンデフ:2006/07/03(月) 16:04:05
大魔王。
人類の3分の1を殺戮し、
遺産の3分の1を相続税として奪い、
税金の3分の1を軍事費につぎ込んだ、
史上最悪の暴君。
世界を制圧するかに思われたが、最果ての二人の活躍により、
世界の3分の1を手にしたまま滅びる。

62言理の妖精語りて曰く、:2006/07/03(月) 16:08:16
大いなる魔王ハルバンデフ、かの者は「魔法」なり。

63言理の妖精語りて曰く、:2006/07/10(月) 17:55:27
【燃素体系】
【赤魔術】とも。
言語系魔術のひとつ。マグドール理論から派生した外的なものを操る系統で、大気中の燃素を操るとされる。
その基礎理論は特殊な発声法によって大気を震わせ、大気を理数変換することで酸素分子に魂魄子を加え、再構成することで燃素へと昇華・形成することにある。

固着化した理空間内部にある燃素を操り、高密度の燃素を燃焼させるのが赤魔術、燃素体系である。

64言理の妖精語りて曰く、:2006/07/10(月) 23:27:01
1から71までの整数をキュトス数という。

65言理の妖精語りて曰く、:2006/07/10(月) 23:37:30
【氷炎術】

「温める」ことよりも「冷やす」ことの方が困難なのは、少し自然科学を齧った者には周知の通りである。
この原則はわれわれ現代術士の技術においても例外ではない。
ただ「冷やす」術というのは原理的に存在せず、「移す」術でその役割と代用することとなる。

66言理の妖精語りて曰く、:2006/07/10(月) 23:38:46
【氷炎術】

たとえばわれわれの術によってある空間から熱を奪うのは可能であろう。
ただし、奪われた熱は必ずどこかに移されねばならない。
よってわれわれは、どこか加熱されるための空間を用意する必要があるわけだ。

傍から見れば、氷と炎が同時に現出したように見えるであろう。
いささか扱いに面倒ではあるが、この性質も上手くすればそれ自体が利点となる。
これが氷炎術の基本である。

67言理の妖精語りて曰く、:2006/07/11(火) 13:40:15
【バルカルル】
リクシャマー帝国軍で開発された単眼眼の群(サイクロプス・クラウド)
の発展型の一つ。すでにかけられた術式に新しい情報(雑音)を強引に大量に混入させることで
その術式を崩壊させることができる。その術が無駄の無く精緻なもの
であるほどこの効果は強まる。まさに無駄の無く精緻な術の使い手である
キュトスの姉妹の45番目【カルル・アルル・ア】にとっては天敵であった。

68言理の妖精語りて曰く、:2006/07/11(火) 17:06:42
数法体系では分子の振動数を減らす事でものを冷やし、
論述体系では其の物体が冷えている事を証明する事でものを冷やし、
ある魔法ではとても冷たいもの(例:つらら)を作り出して
其れに熱を吸収させる事でものを冷やすし、
ある言語魔術ではものに「冷えている」という意味を与える事でものを冷やせる。
精霊魔術では「冷える」という状態変化に直接干渉できる「氷」系の精霊にお伺いを立てれば宜しいそうだ。

此の様に、同じ「冷やす」という行為であっても、其れ其れの魔術体系によって遣り方は様々であり、
どれにも一長一短在る。

69:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/07/16(日) 22:00:59
エーラマーンのゴシップなんてもんを論述証明できたとしたら、
そいつは大魔術師なんてもんじゃない。
そいつは【噂】の【紀】を突破して、【超論理】たる【紀】に到達したんだ。
それは既に紀人・・・・・・新しき神だよ。

70言理の妖精語りて曰く、:2006/07/17(月) 22:14:14
【飛行機】
最初に開発したのは例の三兄弟、アナホルの馬鹿共だよ。
確か飛来神群どもの異界の理論と浮遊大陸の原理を応用したんじゃなかったか?
毎日のように翼の上に乗って踊ってるからな。亜大陸じゃぁ有名な話だよ。

71言理の妖精語りて曰く、:2006/07/20(木) 18:15:44
論述体系の真の恐ろしさとは、理論をそのまま実現する点にある。
例えばここに設計図があるとしよう。
その設計図の通りに何かを作ったとして、それがそのまま実現する事は少ない。
部品の耐久度、材料の切断と接着、それによる重量比の変化。
その他諸々の誤差を含めて完成させた場合、理論では完璧でも実際には機能しないことは日常茶飯事である。
しかし論述体系においてそんな事は問題ではない。
理論としてまかり通れば実際に実現するのである。
それこそが論述体系の魔術たる所以、【不条理なる理論】の功能である。

72言理の妖精語りて曰く、:2006/07/21(金) 13:48:26
【バルカララ】
キュトスの姉妹の45番目【カルル・アルル・ア】のもう一つの人格【カ・ラ・ラ】
に対抗するために開発された単眼神の群(サイクロプス・クラウド)の発展型の一つ。
表面人格カルルとはうってかわって、本能のままに粗野ともいえる豪快な術を
瞬時のうちに放つカ・ラ・ラと戦えるよう、動物的な本能や感覚が強化されている。
また、魔術的な干渉を行う機能は切り捨てられ膂力と運動能力が重視されている。

73言理の妖精語りて曰く、:2006/07/24(月) 16:05:00
【ファルノーの法則】
霊体質量は揺らぎ拡散率の第二法則に従い、時間経過に比例して
増大もしくは減少する。
拡散率がキュラギ定数q(q=6.62606876×4πLS)×霊的位置×運動量の
数値を下回った場合に減少し、上回った場合増大する。

年経た悪霊や妖怪が強大になっていくのはこの法則によるもの。
逆に、未練を断ち切り存在意思を弱めた霊体が消失していくのも同様である。
新史暦における十八世紀の物理学者ファルノー・イニル=ヘルサルが証明した理論であり、当時の霊体研究を一気に推し進める原動力となった。

74言理の妖精語りて曰く、:2006/07/24(月) 23:14:51
【トルニチェライカの針】
キュトスの姉妹の36番目、中核を担うものトルニチェライカの髪の毛から作られた針。
彼女が一人で作っているが、製造方法は不明。人鉄の一種であるとの説もある。

水の上に浮かべる等、少ない力で回転できる状況を作ってやると、紀元槍の方向を指し示す。
彼女はそれが世界の中心を指していると主張している。
その性質から古今東西の旅人や船乗り、そして紀元槍を目指す者の間で高値で取引された。
ただし、紀性を持つものが近くにいると、その方向を指し示してしまうか、狂ったように回転を始めるという欠陥がある。

本来は彼女がキュトスの姉妹の中核の位置を掴むための研究の副産物だ、との説が濃厚であるが
そもそも彼女のいる場所がキュトスの姉妹の中核である、という反論も少なくない。

75言理の妖精語りて曰く、:2006/07/25(火) 10:56:31
カリア正教の魔術能は、術者がどれだけ「正しき道」に近いかにのみ影響される。

この「正しき道」が何に依存しているのか、はちょっとした議論の的である。
ただしこの議論はもっぱら正教の部外者によって行われる。
正教徒自身にとって、この問への答はまったく自明であるらしい。

76言理の妖精語りて曰く、:2006/07/25(火) 11:03:00
カリア正教の魔術は、道徳や規律を魔法の強化に用い、結局は魔法を強くしたいがために
善行をするという偽善に陥っていると言う者もある。ムベイル教がカリア正教を邪教視
するのもこの理由による。

77【土】:2006/07/28(金) 17:05:23
四元素の一つ。磐石にして不変なるもの。
物質としては固体を表し、時間においては過去に属する。

78【火】:2006/07/28(金) 17:07:35
四元素の一つ。瞬間であり、不定なるもの。
エネルギーの象徴であり、また現在のシンボルである。
すべてを焼き尽くすその姿は、現在という時間の無限の可能性と暴虐さを表している。

79【水】:2006/07/28(金) 17:08:47
四元素の一つ。形なく移ろうもの。
液体の象徴であるとともに、水源からの流れをついで刻々と姿を変える未来でもある。

80【風】:2006/07/28(金) 17:10:22
四元素の一つ。目に見えぬ流れるもの。
物質としては気体に属し、時間の三態を可能にする時の流れそのものである。

81言理の妖精語りて曰く、:2006/07/28(金) 17:11:16
ハルバンデフは時間を支配する異次元神メビウスゼロを喰らい、風の王となった。

82言理の妖精語りて曰く、:2006/07/28(金) 17:17:43
土火水風の四元素説はリーデ・ヘルサルがおもしろ半分に説いた思想のひとつである。
元素説に従来の定説とまったく異なる概念を当てはめるという冗談であったが、
近年、この説が普遍的ではないにしろ少なくない特殊状況下に適応できることが判明してきた。

83言理の妖精語りて曰く、:2006/07/28(金) 17:55:50
この世界から異世界に渡り、そして帰ってきた例は少ない。
これを成功させた者としてソー・ラヵーとバチルキーナの名が伝わっているが、
それを成し遂げる方法の内容は依然として謎のままである。

84:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/07/28(金) 18:28:15
公式の記録で【墓標船】の再起動に成功したのが新史暦1900年代。
【墓標船】の構造解析に成功したのが2000年代半ばだ。
しかし、その時には既に【兎】たちは独力で次元断層に【扉】を精製する理論を完成させていた。
こと空間に関する技術では、【兎】どもは人間の数歩先を行っている。

85:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/07/28(金) 22:31:26
時間とは物質の変化の事ではない。
【状態】という次元空間の連続的な移り変わりのことである。
【現状】という空間があるとすれば、それが次の【現状】に切り替わる事を
時間の流れという。
世界とは、その瞬間の固定された空間でしか無い。

86言理の妖精語りて曰く、:2006/07/30(日) 10:52:53
【クルグ・キュトス】
その名は「造られたキュトス」を意味する。
グレンテルヒの手になる紀械神が一。古き神キュトスを模して造られた。
武装においてはキュトスの姉妹が持つ様々な特殊能力が再現されているが、
その多岐に渡り過ぎる能力ゆえに、紀械神のなかでも操縦がひときわ困難である。

87言理の妖精語りて曰く、:2006/07/30(日) 11:03:02
【クルグ・ドルネスタンルフ】
機械神。完全な球形であり、この時代の宇宙船としては大変ポピュラーな形状ではあるが、この機体の真価はそんなところには無い。
エフリステート・システムを搭載した真球はアレムレーデの定理{B1×(B2ω+√2+8A)×0.7786}に従い活性時場を発生させる。
モナド・エンジンによる擬似的仮想観測を行う事で、活性時場内の宇宙を平面化、つまり1次元下層に落とす。
空間加速された領域内ではもはや【時間】と【距離】と【質量】しか存在しない。圧搾質量を全て取り込んだドルネスタンルフは二次元の平面宇宙で【転がって】敵を叩き潰す。

88言理の妖精語りて曰く、:2006/07/30(日) 11:09:29
アレムレーデの定理

この世に存在する物質は全て自らを中心として時空間を歪曲させている。
個人の保有する霊的質量が裏面熱を放出する事によって、一種のキュラギ作用をもたらしているのだ。

これを証明するのが、時場活性値={B1×(B2ω+√2+8A)×0.7786}である。
B1を霊的質量、B2を霊的体積、Aを裏面熱量とする。

89言理の妖精語りて曰く、:2006/07/30(日) 11:33:35
【クルグ・キュトス簡易型8式】
紀械神クルグ・キュトスの発展型の一つ。簡易型とは、クルグ・キュトスが持っていた
武装のバリエーションを削り、姉妹一人の特殊能力の再現にとどめ操作を簡略化させたものである。
この8式はキュトスの姉妹の8番目ビークレットが持つ「白炎」を扱える。

90言理の妖精語りて曰く、:2006/07/30(日) 11:38:02
訂正
一行目×クルグ・キュトス簡易型8式→○クルグ・キュトス簡略型8式
二行目×簡易型とは→○簡略型とは

91言理の妖精語りて曰く、:2006/07/30(日) 20:30:08
【アレノバルシーア】
紀械神クルグ・ペレケテンヌルの支援機。人工知能が搭載され、パイロットなしで活動可。
その名は「工学の妖精」を意味する。アレノバルシーア各機の名は
ペレケテンヌルに仕える工学の妖精から名をとられている。

92言理の妖精語りて曰く、:2006/07/30(日) 20:37:29
アレノバルシーア一号機…アーウィソーラ
アレノバルシーア二号機…カウァエール
アレノバルシーア三号機…ミシェムドガ
アレノバルシーア四号機…アバト
アレノバルシーア五号機…オルクパレル
アレノバルシーア六号機…パルガレデ
アレノバルシーア七号機…クレーグレン

93言理の妖精語りて曰く、:2006/07/31(月) 14:30:23
【紀械神ペレケテンヌル】
紀械神の一つ、クルグ・ペレケテンヌルの完成は人に御せる
ペレケテンヌルの完成に他ならず、完成後速攻でペレケテンヌルに壊された。
暫くしてグレンテルヒは謎の失踪を遂げ、以後人々の前に
姿を現す事は無かったとされる。

94言理の妖精語りて曰く、:2006/07/31(月) 16:50:46
【クルグ・タリ・デーデェイア】
新しき神デーデェイアを模った紀械神。フレイルとデーデェイア六槍を再現した
『イサイタ・ナスグ』を主武装とする。イサイタ・ナスグ完全開放時には
必殺技『シックス・ピストンズ』が使用可能だが、反動が大きすぎるのが難点。

改良型に紀戒神デーデェイアⅠ・Ⅱと紀戎神デーデェイアⅢがある。

95言理の妖精語りて曰く、:2006/07/31(月) 17:04:37
訂正
>改良型に紀戒神デーデェイアⅠ・Ⅱと紀戎神デーデェイアⅢがある。

改良型に紀戒神デーデェイアMkⅠ・紀戒神デーデェイアMkⅡ・紀戎神デーデェイアMkⅢがある。

96言理の妖精語りて曰く、:2006/07/31(月) 17:59:57
「紀械人」
紀械の一つ。人型人サイズの自律兵器で、自らの意思を持つ。
紀械神に匹敵する性能を持つものもある。
人間に擬態することが可能で、擬態を解除するときの掛け声は勿論、
「変、神!」

97言理の妖精語りて曰く、:2006/07/31(月) 18:02:12
>>96
>変、神!の神を人に訂正…しようか悩む。

というか掛け声には個体差が在るし、叫ばない奴もいる。

98言理の妖精語りて曰く、:2006/07/31(月) 21:24:45
【紀械神キュトス】
紀械神クルグ・キュトスの改良型。搭乗者の人格を71分割し電子頭脳で補佐しつつ、
それぞれの武装の操作に割り振ることで、再現されたキュトスの姉妹の特殊能力の全てを
クルグ・キュトスよりも容易に使用することができる。

99言理の妖精語りて曰く、:2006/07/31(月) 21:51:30
【ゲルシェネスナ】
威力槍。ゲルシェン、ゲルシェエスナとも。
速きもの、の意であり、eSnaは最上級なので、最も速きものとも訳される。
光速を超越し、時間の経過よりも速く動く。因果を破壊することが可能。

100言理の妖精語りて曰く、:2006/08/01(火) 00:23:48
【ルキール・ルウフェウス】
『地下墓地の産婆』により製造された紀械人の一体。
その名は「再び生まれたルウフェウス」を意味する。
彼がもつ機能『吶喊』は古代の英雄ルウフェウス
が揮ったとされる同名の技を再現したものだという。

101言理の妖精語りて曰く、:2006/08/01(火) 16:34:25
リーデ・ヘルサルが名付けたモナドとは、即ち猫の国における【単子】のことである。
つまるところ猫の国でブルーノやライプニッツが提唱した、原子以前の力、非物質的な量子・波動以前に存在するものとしての記号である。
後世においてはこの単子を【存在子】と改称し、モナドは科学という概念の最たる先端を象徴した。

ところで、これは二次ネタに該当するのでしょうか。
駄目な場合は、申し訳ありませんが削除して頂いてもらえますでしょうか。


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