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魔法・科学

1言理の妖精語りて曰く、:2006/05/31(水) 03:39:20
主として魔法や科学に関する記述を行うスレッドです。

2言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 12:25:50
【順正化処理】
「人格改良」を目的に提唱・開発された魔法・科学複合の技術。
近代になって多くの国々で導入され、各国の「順正化処理局」によって処理活動が行われた。

3言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 16:08:14
いや、近代魔術そのものが「魔法+科学」な性格を持つので
わざわざ「魔法・科学複合の技術」などと断り書きをつける必要はない。
近代魔術が「合理的な魔術体系」とか「科学された魔法」とか
言われる事からもそれは明らかだ。

4言理の妖精語りて曰く、:2006/06/01(木) 16:39:17
すなわち、前近代において魔術とは考古学の一種であり、
あるいは師から弟子に受け継がれる「技」であった。
これが学問として扱われるようになってからの歴史はまだ浅い。

5言理の妖精語りて曰く、:2006/06/02(金) 12:51:57
最初の演算機が開発されてから百年。
この分野の目的は、結局のところ「いかにして早く計算を処理するか」の一言に尽きた。
時間と経費について考慮する必要がないのなら、
最も単純な頃の演算機でさえ現在のそれと大して変わらない役割を果たしたのだ。

もちろん一回の演算に数億年をかけるわけには行かないし、
数億台の演算機を用意して走らせることも実際には不可能である。
この分野の研修者は省エネを追及した。

第二紀時代の最後の十年、クランテルトハランス女史はキュラギ演算機の開発に従事した。
演算機は時間とコストの問題から解放された。
人類の第三紀時代、真のヨンダライト人間観世界の到来である。

6言理の妖精語りて曰く、:2006/06/04(日) 13:51:26
順正化処理技術の礎となった「技」はキュトスの姉妹の13人目
『脳髄洗い』コキューネーによって伝えられ,提供された。

7言理の妖精語りて曰く、:2006/06/08(木) 10:09:27
古来、魔術は借り物の力であった。
正確な手順を踏んで、神々の遺した力を呼び出す「儀式」。
それが原始の魔術の認識である。

第一次地獄解放事件を境に、
神ではなく自らの意志で直接魔力を操る者が現れはじめた。
「技」としての魔術の時代の到来である。
魔術師たちは系統ごとに組合を作り、その技は師から弟子に受け継がれた。

同じころ、魔術の理論的な解体もまた開始される。
学者たちは、魔術に常に作用する様々な法則を見出した。
理論魔術としての、自然科学的認識である。

8言理の妖精語りて曰く、:2006/06/11(日) 10:52:59
マグドールは新しく神を作ったのではなく、既存の神に新しい名をつけたのである。
つまり、力神セラテリスに「セルラ・テリス」と。【命名】によってセラテリスの【理】
に干渉し、強引に自らの守護神としたのである。マグドールの成功は新しい名で縛られた
セラテリスの加護によるものであったのだ。そしてこれが
【マグドール魔術】【マグドール理論】の真の起源でもある。

9言理の妖精語りて曰く、:2006/06/11(日) 10:58:30
上記(>>8)の説は魔術史研究家ハリュオイズンによるものである。
彼はまたマグドール派の開祖デフォン・ダゥ・デカールが
マグドールの隠し子であるという説を強く支持している。

10言理の妖精語りて曰く、:2006/06/11(日) 11:08:37
【脳】
 特に生物のブラウザを指す古い言葉。
 元、ブラウザはコンピュータがインターネットをエクスプロールするためのプログラムのみを
専門的に指していた。
 CUTOSの普及により、物理的刺激に対する人間の情報処理・認知にかなりの個体差があることが
感覚的に知れ渡るとともに、同様にネット上の同じ情報に対しそれぞれ異なる表示をする
コンピュータ・ブラウザと同一視されるに至り、ブラウザという語にとって替わられた。
 脳みそ、頭とも。
用例:
「ほら、このファイルよくない?」
「あなた、脳おかしいんじゃない?」

11言理の妖精語りて曰く、:2006/06/11(日) 11:13:00
コキューネーに頼めばきれいに「洗って」もらえる器官でもある。
聖人君子になりたい人はキュトスの姉妹の13人目コキューネーのもとを訪れるといい。

12言理の妖精語りて曰く、:2006/06/18(日) 23:30:34
【グレンテルヒのウニ】はフロントクロンの創立者がある神を滅ぼすために
秘蔵したという兵器のひとつ。球状の機体は【肉化金属】により構成され、そして駆動する。
丸い機体の表面にある無数の硬く長大な棘の一つ一つは機体の内側から生えており、
【肉化金属】の動きにあわせて転がりながら歩行・走行することが可能であった。

13言理の妖精語りて曰く、:2006/06/19(月) 13:01:55
【キュラギ空間】

【紀】揺らぐ空間。
全は一であり、一が全となり、全単射関係の崩れた空間。
どんなものでも入れられる上、取り出す手間も一瞬である。
セルラ・テリスは己の集めた数千種の武具を全てこの空間に格納している。
【扉職人】の穿つ扉は現世に滲み出たキュラギ空間そのものである。

【万猫世界】での同義語は「四次元ポケット」。

14CUTOS:2006/06/19(月) 14:58:07
 Contemporal Unificative Thinking Over Synapses。シナプス横断即時思考同調装置。当初は三者以上の同時接続は不可能だったが、後継機のCUTOS ss(Contemporal Unificative Thinking Over Synapses synchronized sphere)では、SSSへのアクセスが標準装備され、億単位の人間が同時に情報をやりとりできるようになった。

15言理の妖精語りて曰く、:2006/06/19(月) 15:14:47
魔法少女きゆらの出現によって喚起される「きゆら踊り」発動
の際、踊り狂う人々の精神がキュラギ空間に接しているという説もある。
「きゆら踊り」体験者の中には闇の中に浮かぶ無数の禍禍しい武具を見たという者がおり、
また、新しい兵器のアイデアをひらめく天才の脳が【キュラギ空間】と繋がっている
という伝説との関連が指摘されている。

16言理の妖精語りて曰く、:2006/06/19(月) 15:18:20
伝説というよりも俗説ではある。さらに強力な兵器の創造を切望する兵器研究者・開発者
は、しばしば力を求めてやまぬセルラ・テリスになぞらえられる。

17言理の妖精語りて曰く、:2006/06/20(火) 15:22:07
大地が平らであったときに敗北したものたちは「悪魔」と呼ばれた。
大地が丸くなったときに敗北したものたちは「魔神」と呼ばれた。
彼らは勝者たる神々から悪徳や災厄を割り振られそれを司る者とされた。
問題は彼らがそれに従うかどうかだが、素直に悪魔や魔神のように振舞う者などそうは
いない。教義上「悪魔や魔神は善人のように振舞うことがある」とすればいいが、
それでも悪魔が悪である、魔神が悪であるという実例が必要だ。
ここで、彼らの精神を変容させ、真の意味で悪魔・魔神にしてしまう技術が必要とされてくる。

18言理の妖精語りて曰く、:2006/06/20(火) 15:53:30
【精神加工】という名で知られるこの技術の犠牲者のなかには
例えば、妖精皇帝エフラスの父【ネーベロン】がいる。発展期の【精神加工】
はネーベロンの語彙から彼自身の語彙を削り取り、それを自分の名だと
認識できないようにした。かわりに彼に与えられた名は【ネビロン】
つまり「邪悪な峰」である。それによりネーベロンの精神はじわじわと蝕まれていったという。
このネビロンを被験者とする研究と実験は主に[          ]によって行われた。
【精神加工】の研究が進むと記憶や認識だけでなく本能や感情、嗜好の操作も可能になった。

19言理の妖精語りて曰く、:2006/06/20(火) 16:05:00
【精神加工】の対象となる者はもちろん行う側の手に負えると判断されたものである。
強大なる者を真の意味での悪魔・魔神にしてしまったらどんな害があるかわかったものではない。
先のネーベロンが被験者に選ばれたのも彼が大した存在ではないと判断されたためだ。
ネーベロンはその後さらなる【加工】を受け、【魔王ネビロン】という設定の噛ませ犬として愛用され、使い捨てられた。

20言理の妖精語りて曰く、:2006/06/23(金) 21:16:07
【精神加工】の技術利用は填王国の宰相アルセヒドによるダルメーラ二世の傀儡政権を始めとして、コントロールしやすい傀儡としての指導者を生み出す事に傾倒していった。この技術は次第に民間に浸透していき、【精神加工】を請け負うものを【精神加工士】あるいは単に【加工士】と呼ぶ。

21:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/23(金) 22:22:26
【精神加工】のルーツは【人類】にあるとする説もあるが、むしろ有力な説は形而上に於ける【扉】の開閉であり、精神的な位置付けの二点間を繋げる技術、いわば概念的・精神的な【扉職人】の技術を基礎としているとするものである。

22:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/23(金) 22:43:55
【鼠】
猫に対抗する為に竜が作り出した大魔術。
【秩序】の均一化という概念的効力を持つと言われているが、詳細は不明

23言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 13:18:36
キュラギ空間にを成立させてしまう魔法少女きゆらの存在はマクドール理論を真っ向から否定する。
即ち、【理】による魔術体系に最も有効な手段はきゆら踊りを踊る事である。

24言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 14:31:53
【墓標船】
世界には異世界の知識を「岩」から得る、という伝説がある。
たとえば【賢者の岩伝説】や【石封仙伝説】がそうである。
これらの伝説の元になったと思しきものが【墓標船】である。
この物体は、ある一つの世界が滅びる際、そこに住む知的生物が作るという
情報の容れ物で、その種族が知りえた全ての知識が詰め込まれているという。
【墓標船】はある処理を加えることで内部から情報を引き出すことができる。
だが墓標船は断片で発見され、またその多くの損傷が激しいため、
それぞれの【墓標船】のきた異世界について知ることが出来る範囲は限られている。

25言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 14:37:04
トルクルトアの首都ミルフマーリュの大図書館には、
【珊瑚の角を持つ蛙の国】の【墓標船】が「蔵書」として保管され、
キャカラーンのハイダル地方で出土した【猫の国】の【墓標船】
にも知識を引き出す処理を加えられた形跡がある。

26言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 18:56:22
【馬車】
飛行による移動手段。古い時代には馬に引かせていたが、近代では天馬によるものが主流である。
問題点としてはその性質上長距離の飛行ができないことだが、都市間に駅を設ける事によって解決している。
しかしそれによる領空侵犯問題や飛行異獣の脅威など、普及には程遠い。

27:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:16:14
【賢者の岩伝説】
錬金術に絡んだものと、とある紀人を中心とした伝説など幾つかの説がある。
前者の伝説は、その石にはあらゆる物を黄金に変える知識が詰まっているというものである。

28言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:22:18
その結末の一つは、強欲な錬金術師自身が黄金と化し
他の人間によって切り分けられて売りさばかれるというものである。
この話は、「秘密を知りすぎた」者がいずこかへ連れ去られたという
出来事があったことをほのめかしているのではないだろうか。

29:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:26:37
売りさばかれた錬金術師の欠片は今も世界のどこかにあり、手にしたものには巨万の富が手に入るという伝承も存在する。
しかし、この伝説に関する話に共通しているのは、富を得過ぎた者は最終的に破滅してしまうということである。

30言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:31:20
「つーか、錬金術で金が作れるようになっちゃったら金の値段が崩壊して
金に関わる業種の人に迷惑がかかるわけで、殺されても文句は言えんだろ。」
と、錬金術の悪魔は言う。

31:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:39:02
錬金術による最大の目的である金の精製が実現されたと言う歴史的事実は無く、近代魔術の礎になったという以上の意味は無い。しかし、元の量の十倍の金塊を用いて十分の一程度の金を精製することに成功した錬金術師がいるとかいないとか。

32:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:57:11
【下凝】
近代魔術理論の一つ。
「煙突の主」エーデ=アルクス曰く、全ての【力場】は人の眼下に集まる。
故に、人の手に届く範囲でならば容易に魔術を扱う事が可能である。

33:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/06/24(土) 20:59:35
『上散』
近代魔術理論の一つだが、未だ証明された事は無い。
エーデは人の上方には【力場】は無く、頭上で魔術を行使することは不可能に近いとした。しかしこの説には矛盾が多く、これに関する論文の発表を最期として彼は学会から姿を消した。

34言理の妖精語りて曰く、:2006/06/24(土) 22:31:49
彼はその後、『男の暴君』に論文を掲載される常連となったという噂もある。

35言理の妖精語りて曰く:2006/06/25(日) 02:54:44
魔王ネビロンの魔術ならば国家単位での洗脳も不可能ではない。

36言理の妖精語りて曰く、:2006/06/25(日) 03:38:58
グレンテルヒのウニについて追記。

グレンテルヒのウニの無数の棘は、
其の1本1本から雷光とメーザーと可視波長のレーザー、不可視波長のレーザーを発し、
棘自身は微細に振動・赤熱化して易々と突き刺さる。

37言理の妖精語りて曰く:2006/06/25(日) 07:36:33
もちろん、ウニである以上、口が存在する。そこが唯一の弱点でも在るが、取り込まれたが最後、肉化金属と同化して有機パーツにしてしまう恐るべき武器でもある。

38言理の妖精語りて曰く:2006/06/25(日) 07:37:52
余談だが、量産機として【グレンテルヒのクリ】が存在する。

39言理の妖精語りて曰く、:2006/06/25(日) 09:59:03
量産型ということはつまり性能が安定しているということである。
長期の開発と幾度の実験を経て、その型を多く生産しても問題のない
クオリティに達しているということである。つまり【クリ】は【ウニ】に劣らない。


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