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一行記述スレッド
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一行程度の記述を重ねるスレッドです。
考えなしに思い付たことを書きまくればいいと思います。
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まだ人が誕生していなかった頃。力が弱く、名前も持たない一柱の神がいました。
彼(あるいは彼女)は明確な形を持たない槍が嫌いでした。曖昧で不確かなこの世界はもっと嫌いでした。
彼(あるいは彼女)はこの世界を終わらせ、一つにすることを考えました。
力が弱く、名前も持たない一柱の神である彼(あるいは彼女)は、自らの目的のために地獄を創ることにしました。
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キュキュラ、キュキュララ、キュラキュラキュラギ〜!
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ゲヘナは2人いるという。1人のゲヘナは古神、1人のゲヘナは新神。
古神ゲヘナは弱い神であったが、優しい神でもあった。
創世初期の薄暗く冷たい風が吹く世界で怯えながら生きるものたちに暖かい楽園を用意した。
しかし古神ゲヘナは弱い神であったので犠牲無しに楽園を造れなかった。
古神ゲヘナはその身を2つに裂くと、片方を空にもう片方を地上にした。空から降った血の雨が地上に植物を生えさせた。
新神ゲヘナはただの人間だった。しかし「我が身は人形。父母の血を混ぜた土塊で創られた」と語る者だった。
荒ぶる心を持って新神ゲヘナは楽園に乗り込んだ。
今ではゲヘナは地獄と呼ばれている。
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【リリス】
ゲヘナの民の一種。
そのすべてが女性で総じて人間離れした美貌を持つが、関わったものは必ず不幸になるとされる。
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『ハイデル・マルク』とはヌト語で「いとしきこきょう」という意味。
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下層民の中にゲヘナが多いとされる。それは体制への鬱屈が溜まったものがゲヘナの思想に染まるからだ。
リリスと呼ばれるものは都市部の売春婦に対する蔑称と言われる。
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そして槍のタングラムが始まった。まず最初にマロゾロンドが死んだ。
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……今日、尊敬する知人が、「地獄が解放された当時というのは、世界はどれだけの混沌に襲われていたのだろうね」などとおかしなことを言い、僕を幻滅させた。
地獄が解放されて混沌が広がるなんて、普通、逆じゃないのか? 地獄が解放されれば、世界の秩序は強化されるはずだ。
世間の人々は大きな勘違いをしていることに気づいていない。
世界の秩序があるのは、それを支えている地獄があるからだ。
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ある国において、斬首刑で首を刈るのに使われていた道具。その国が滅んだのち、刀は武器として使われることになるが、時の権力者が「忌まわしき道具は滅びなければならない」とし、刀狩が行われ、一部の地域をのぞいた世界各地から、刀は姿を消していった。
その後は、製法と剣術の技術のみが細々と伝えられている。
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その権力者が集めた刀は、その国で信仰されていた宗教の聖者の巨大な像を作るのに
使われたという。国家の繁栄と平和を願って建立された聖像であったが、
聖者の巨像が収められた寺院では怪奇現象や僧侶の不幸が後を絶たなかったという。
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言語戦争によって古き神々の勢力は大きく削られた。
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【オルザウン禁忌集】の注釈書【ウェウーレベルン】にはそのいきさつが語られている。
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弱体化した神々は、その対処の一つとして、新たな神々を迎え入れることにした。
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レメス、ティーアードゥ、フリグメルタ、デーデェイアなどがそれである。
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レメスは空中と地中を駆ける弓使いの神、だが水中に潜ることはできなかった。
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ティーアードゥ、彼は悪魔と悪鬼と悪人を拷問する者。罪ある者を嘲笑し
高笑いとともに罰を執行する。
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フリグメルタは偉大なる女王蟻。彼女の子は、彼女の奴隷である。
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デーデェイアは神となるため美を捧げ、異形の姿と神威を受け入れた傾国の美女。
6つの男根と28つの睾丸と496つの女陰と8128つの子宮を有する有翼の大蛸である。
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怖いものなんて何もなかった。ただ…… 皆のことが、好きだった。
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手と足を丸めて胴を抱きしめよ。
あとは、ただただ転がるのだ。
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いま、7番目の姉妹シャーネスを食べている途中・・・食べるのはこれが初めて。
でも7は幸運の数字、いい出だしだわ。此の調子で全ての姉妹を食べて私は・・・
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「神も、人も、お前達は、怒ってばかりだ。争いが何になる。
お前達も、転がるといい。ごろごろすれば、嫌なことなんて、忘れるだろう」
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デーデェイア・・・あなたは私を魅了する。「完全」の体現者よ。
我を「イルドの園」へと導きたまえ・・・
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冥王は、魔王に非ず。
魔王は、王に非ず。
王は、神に非ず。
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アルセスはその刃に四元素詩篇を刻印した。
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地上で最も気高く、気侭で、自由な騎士の称号。
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並みの相手は目を合わせるだけでイチコロだ。鳴声だけで失神させるぜ。
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みゅーん
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伝説の猫騎士
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レメスが神になる前のこと、悪魔エフラスは彼に呪いをかけた。「水が飲めなくなる」という呪いを。
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アルセスバハル二世の名は「アルセスは勝利する」を意味する。
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睥睨する耀神を見下ろすことなど出来ない。なぜならこの神は「太陽よりも高き者」だからだ。
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猫の騎士の名前は猫騎士です。
自分に恥ずかしくない生き方を始めた時、もう人間の名前を名乗る必要がなくなったのです。
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「猫騎士」の対極に当たる言葉に「犬騎士」がある。
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猫騎士は誇り高いが気位が高すぎる。犬騎士は従順なあまり卑屈である。
やはり、その中間ぐらいがちょうどいいのだよ。
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レメスは暴君ビシャマルにひれ伏すことを拒否した。
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【猫】は【竜】に挑み
【犬】は【人】にへつらう。
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かつて、アルセスはその槍を投げた。
そして今、アルセスはその剣を手放した。
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魔王ネビロンの子エフラスは邪悪な悪魔。そして復讐された者。
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大地はドルネスタンルフを模して球状に象られた。
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ソウゾウしい神は金属神ペレンケテンヌルと同一視される。
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「悪鬼」とはモロレクのことである。彼らの忌まわしき始祖は
ゲヘナとルスクォミーズとの間に生まれた。
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あの偉大なる錬金術師の名・・・はハイダル地方ではクレンデルヒ、
ヘレゼクシュではグレンテルヒ、と発音される。
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近世トルクルトアの軍人アーム・シャロームの手記によれば、
兵士の武術訓練のために招いたミアスカ人武道家は彼の名を「グレンデルヒ」と発音している。
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曰く、預言はやっぱり当てにならない。
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運命はない。
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あらゆる理性による概念化を超えて、意味と理性を攪拌するとある概念を想定する。
このような概念を【奇】と呼ぶ。
奇はある概念の内に収まりながら、なおその概念を異化するものでなくてはならない。
奇を人格化したものが奇人、神格化したものが奇神であり、奇の概念的イメージは奇妙そのものである。
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奇をてらうだけでは奇人にはなれません。
残念でしたー♪
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潮風が届く場所にはレメスの寺院を建ててはならないと決まっている。
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マーブラーミグが母に刃を向けることが出来たのは、彼が他の蟻の子と違い、古き神を父としていたからだ。
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夜空に浮かぶ月はグレンテルヒによって作られたメカメカしい神である。何千年もの時を経て一柱の紀神が宿ったそれは、世界が終わる瞬間に、神の涙、すなわちパンゲオンを産み落とす。
そして世界は再生される。
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竜と戦争がしたいなら、猫の手を借りろ。
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ハイダル地方では、レメスはキュトスの姉妹の2番目ダーシェンカの夫であるとされる。伝説によると
キュトスに恋をしていたレメスはキュトスの死後、欠片たるダーシェンカを妻とすることを欲した。
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半神の戦士たる「蟻の子」達は白眉のイア=テムの軍勢とも戦った。
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鈴国の分裂後、その中でもっとも勢いのあったのが大国深飛鳥だった。
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レメスとの契約の証に、睥睨する耀神は虹を示した。
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手始めに「眠らぬ獅子」嘉貴白(カキシラ)を退けた深飛鳥の躍進に周辺諸国は恐れおののいた。
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アルセスバハル二世はヘレゼクシュに栄えたワリバーヤ王朝6代目の王である。
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ワリバーヤ王国の建国者ディスカレイル王とその一族はアルセスを守護神として深く崇拝していたが、
キュトスをアルセスを誘惑した魔神だとみなしていた。
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現在でもヘレゼクシュ一帯ではキュトスの姉妹をキュトスの魔女と呼び、子供を躾ける為の
脅し文句としても定着しているが、これはワリバーヤ王朝統治時代の名残である。
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ジャッフハリム時代、西方諸国で使われていた文字。現在のウアルマータの元。
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ネビロンは雷に打たれて死んだ。
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彼は雷をつかもうとしたのだ。
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アルセスとミアスカの一騎討ちは、エル・ア・フィリスによって調停された。
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好奇心は猫をも殺すと言う。
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ネビロンは死の瞬間まで自分が掴んでいるものが紀元槍であると信じて疑わなかったと言う。
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・・・によって作られたあの宝石の偽物は手に入れた者に「これは本物であるに違いない」
と確信させる。このようにしてあの恋人たちを守っている。
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別の言い方をするならば、宝石を求める者達それぞれの夢を満たしてしまうのだ。
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私は語りましょう。そしていつか語ることを終え、“時”の支配を実証します。
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ミアスカ人が言うには、太陽はミアスカの右の乳房、月はミアスカの左の乳房であるらしい。
また、光はミアスカの母乳であり、その恩恵を得て生きる人類全てがミアスカの赤子と呼べるそうだ。
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ミアスカ人の神話において「ミアスカ」は高位の神々の総称であると同時に
ある一柱の神の名でもあり、さらにはかれら自身が司る「道」と「法」をも意味する。
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ユニークなことに「ミアスカ」に従う人間や下級の神も「ミアスカ」と呼ばれる。
「深飛鳥(ミアスカ)」が国名になったのもこの国がミアスカに従う者の国であることを表すためだ。
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鈴国があった地域の広い範囲に、「神が自分の所有物たる人間や物に己の名前を与える」という神話が分布している。
ミアスカ神話における「ミアスカ」の用法には、この神話の影響が強くみられる。
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嘉貴白(カキシラ)の主神ハンキはミアスカに己が名を押し付け、我が物にしようとしたが果たされなかった。
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・・・によってつくられた紀の宝石の偽物は「欲晶」あるいは「満たされざる者の石」とも呼ばれる。
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【刀】は東方由来の武器である。第5代ワリバーヤ王カカーブンはゲヘナの弾圧と処刑のために切れ味の
良さで知られていた刀に目をつけ、東の国から技術者を招きワリバーヤ王国の剣術に適した形に改良させた。
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6代目アルセスバハル二世の時代になると諸外国や、活性化した悪鬼との戦いにも用いられるようになり、刀の製作技術
もさらに向上した。特に猫騎士ミューンの名剣「猫の髭」はワリバーヤの刀の中でも遥か後代に語り継がれる逸品である。
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西方の国々において【刀】が東の国から伝えられたということは常識であろう。
しかし私の調査の結果、東方の国々に西方から【刀】の原型が伝えられたらしいと分かった。
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その宝石を夢の中に隠すため、少女は時間の中に閉じこもった。
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アルセスバハル三世は即位すると兄の愚行と疫病によって失われた刀の製法を再現しようとしたが、
実現されることはなかった。形だけは似ていても、それは【刀】と呼べる代物ではなかった。
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記法伝説? 言うと思ったよ。
あいつらは同音異義語にばかり注目したがるが、駄洒落と変わらないことを知るべきだね。
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当時のアロイの王カルアーウィスはワリバーヤ王朝を崩壊させようとアルセス神官団を買収した。
さらにカルアーウィはアルセス神官団にアロイ領内での布教も許可してやると約束した。
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>>1382行目にある「カルアーウィ」は誤りで「カルアーウィス」で正しい。
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ワリバーヤ王朝は9代目アルセスバハル三世の代で消滅し、
ヘレゼクシュ地方はアロイの支配する地となった。
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「先生! カルアーウィはカルアーウィスの複数形じゃありませんか?」
「君は思ったことをすぐに口にするね」
「だって何かそれっぽくありません?」
「いいからお前ちょっと黙れ」
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「男の暴君を「ビシャマル」と呼ぶように、策に長けた王を「カルアーウィス」と呼ぶこともある
また彼は学問を重視する王としても有名でな。アルセス神官団に接触を図ったのも彼らが文化・学芸の担い手でもあったからだ。」
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「ワリバーヤ王朝崩壊後アロイに受け入れられたアルセスの神官により
アロイの文化と学問の質はさらに向上したと言われている。」
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「先生!暴君がビシャマル以外の王の名で呼ばれることも多いですよね。」
「うむ。暴君にもいろんなタイプがあるということだな。」
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<例文>
「ほうれほうれ。わしの暴君がうなっておるぞ」
「あーれー」
「ほうれほうれ。ほうれほうれ!」
たとえば上のような場合、『暴君』は『ハルシャノン』と呼びます。
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月刊「男の暴君」
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「先生!先生が手に持っているのは・・・『男の暴君』ではありませんか!?」
「じゃあかしいわいっ!こ、これは学術雑誌でたまたま表紙が似てただけなんじゃ・・・」
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デーデェィアは弔われなかった死者の守護神でもある。
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男性でありながらレストロオセの名で呼ばれる小ペルネーの暴君。彼がその名で呼ばれるのは、
彼がレストロオセと同じく美少年と美青年を愛していたからだとも、レストロオセと同じ魂を持つ分身だからとも言われる。
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パヘケへロア、シャムーリバール、アプラースギャロモン・・・
三代続けての暴君の登場により小ペルネーは癒し難い傷を負った。
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アプラースギャロモンは愛人の美少年に鈍器で殴られて死んだ。
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秘密裏に殺害を命じたのはアプラースギャロモンの弟レフラシェトスであった。
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アプラースギャロモン王を殺した美少年の名前はサーザティシである。
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デーデェィアは魔神族の美しき女戦士達を神通力で老化させ狂死させたことがある。
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「魔神」とは言語戦争に敗れた神々への呼称であり、ときに悪魔や魔物と混同されるほどに零落した存在である。
幾億の猫が住まうという異世界には「勝てば官軍」という言葉があるが、まさにその通りである。
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デーデェィアは新しき神のなかでも最も旧き部類にあたる。
彼女は魔神との戦いで死んだある古い神の代わりに戦線に投入された。
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