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一行記述スレッド
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一行程度の記述を重ねるスレッドです。
考えなしに思い付たことを書きまくればいいと思います。
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なぜヴュという間名を使わないのかを尋ねられてマグドールが答えたのは、「だって、貴族しかいけない場所に堂々と商人風情なのに入っていけるんだぜ。その時の周りの悔しそうな顔を見るほど痛快なことってないぜ」だった。
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「「「ァツーィ!」」」アリアローとダワティワとテンボトアンは一斉に奇声をあげた。
アルセスに熱い視線を注ぎながら・・・
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【ディスカレイリーグ】
ワリバーヤ王国の首都。「ディスカレイルの都」の意。現在のラープタッズ。
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戦鬼の魂うけついで ゆくぞぼくらの デーデェィア
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ヨンダライト人間観丸出しのハルバンデフィンどもには順正化処理が必要であります。
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この世は【神】と【竜】と【猫】の三すくみ
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竜を海、猫を陸とし、神を天とする。
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また竜は蛇の化身、蛇は槍の化身となる。
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猫は虎に変じ、見た者を喰らう。
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竜は幾度も猫を飲み込もうとするも、猫はその度に身を揺らし毛を逆立てる。
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神は争いの度に、日を高くし竜を焼き、日を隠し猫を凍えさせる。
猫は神を掻こうと天に手を伸ばし、竜は固い吐息を以て天と己等との間に白い壁を作る。
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竜の名を産佐須良、猫の名を荒脛布、神の名を星之御子と云う。
東国相武船喜多に伝え話す。
明智呈三著・秘境古伝・第二章『師資捜奇伝の一節』より引用。
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竹彦はアルセスと訳された。
またシャルマキヒュは猿薪姫の音写である。
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【猿田彦】
この神への信仰は、一説には【幾億の猫が住まう世界】よりもたらされた。
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ただ「猿田彦」はこの神が持つ数百の称号の一つであり、偶然名前が一致しただけであるとする説もある。
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この神の称号の中には「人間には発音不可能」とされているものがあり、
大いに興味をそそられるところである。
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【薄女】
雨澄とも書く。
東方の女神で、舞姫。
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【ソー・ラヵー】
西方で信仰される『幾億の猫が住まう世界』の神。
『太陽に食われた者』、『ラツヤ・イセール』『先駆』、『猿田彦』、『先降光王』等数百の名を持つ。
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ソー・ラヵーが持つ名の中には「人間には本来の発音を再現できない」とされるものも多い。
それらはソー・ラヵーが諸々の異界を渡り歩いた時に
異界に住む、人間とは異なる発声器官を持つ民の言葉からとったものだ、と説明される。
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ソー・ラヵーは『西と東の交わるところ』から異なる世界に旅立ち、
諸世界と諸宇宙で崇拝される神の名を収集した。
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「名」というものは文字やら言葉やら記号だけで表現されるわけではない。
匂いや電磁波や熱など目に見えないもので記される名もあるのだ。
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【孤神】
神群間の戦争に敗れ仲間を失ったり神群から追放されてしまったりして
単独行動せざるを得なくなった神や、自ら一人で生きていくことを選んだ神のこと。
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【東方の国】【和】
遥か極東に在る国。
多種多様な神々や妖精(妖怪)が住み、その多様性から【孤神】や外来の神等が移り住む事もある。
刀という長細い剣を作る民が住む。
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【マロウド】
東方に流れ着いた神、または信仰の総称。
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【安良手ノ信彦】
あらたのしずひこ
八頭の虎猫を一振りで断ち切る『月維剣・つきつなとう』を佩く武神。
真魔ノ禍神が取り憑いた季稜姫に左目をえぐられ、また季稜姫の脇腹を月維剣で切り裂いてしまう。
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【季稜姫】
ときかどひめ
清く賢い信彦の妻にして、舞姫の一柱。
巫の力を利用した真魔ノ禍に取り憑かれる。
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【アワラ】
泡良、と表記される。円環状に並ぶ島々からなる島国。
【東方の国】【東の果ての国】【和】【輪国】とも呼ばれる。
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真神(マガミ)は、以前いた真神を斃して地位と権能を得たものだとか・・・
そして以前の真神(マガミ)もそれより前の真神を斃し、そこで斃された真神もまた・・・
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この連鎖は世界が始まる前、つまりこの世界より以前に存在した世界から続いているという。
ある世界が滅び、かわりに次の世界が発生する極大の転換をも超えて真神の系譜は繋がっている。
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「真神(マガミ)が名を持たないのは真神となった者が、かつて自分が真神でなかったことを隠すためだ。」
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【真神】
妖怪に信仰されることから、【魔神】(マカミ)【真魔禍神】(ママノマガカミ)とも呼ばれる。
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【紅玉記】(コウギョクキ)
泡良の民が伝えた神話書。
泡良の妖が伝えた【師資捜奇伝】(シシソウキツタエ)と対になる。
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【ガロ-】
(他の語と結びついて)「千、千倍」の意味。【例】ガロオルク(面積の単位)
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「名前の似るものは互いに存在が似る」そういうわけで世の親たちは子に「ミューン」や
「ルウフェウス」といった英雄・偉人の名をつけたがるわけである。そこにあるのは、英雄・偉人と
「似る」だけではなく「同じ」であってほしい、という子どもにとっては重荷でしかない希望だ。
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「すべての【猫】は【万猫殿(ばんびょうでん)】より来る。」
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【面兵】
泡良の民の小貴族達は子供が生まれると、家の跡継ぎにするための男子数名と他家へ嫁がせるための女子を除き、その子供を有力貴族や王族に貢物として差し出した。彼らは成長して後、様々な形で王族や有力貴族に仕えたが、そのうち、護衛の兵士として仕えたのが【面兵】で、彼らは呪術の紋章が描かれた無表情な面を被っていた。
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面兵の面の裏側には、呪術の文言がびっしりと書かれており、また面自体にも麻薬の類が染み込ませてある。これらにより面兵は自分の自由意識・痛覚・不要な思考を失い、主人を守るために自らの命や危険を顧みず、また命じられるままに動く戦闘兵器となるのである。
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決して泡良の国の政情が不安定なわけではないが、基本的に面兵はその劣悪な保管状況のせいもあり長生きは出来ない。だが、稀に老人になるまで生き延び、主人の慈悲で面を外された(面を外されると人としての全てを取り戻す)者もいた。ただし、それは若くして死ぬより悲劇な事であったが……(民謡『翁の歌』参照)
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創造神パンゲオンによる世界の創造から初代義国王による義国の建国までを描く歴史書。
暗黒期について記された部分もあるが、この書が制作された時代にはすでに暗黒期の記録は失われていたと
みられており、二大祖国時代になってからの伝説や編者の着想によるところが大きいとされる。
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【異獣】とは地底の果ての【地獄】に棲息する異形の獣である。
地上の神話伝説では悪人の霊魂と血肉を喰らう怪物とされ、大いに恐れられている。
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第一次地獄解放事件において異獣が大量に地上に溢れ出したが、勇神カーズガンらの活躍で地獄に追い返されるか
滅ぼされるかした。しかし東方に逃げのびたものはそのまま地上世界に適応し、東方の人々から【妖怪】と呼ばれた。
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異獣は【平らな大地の時代】の頃は盤上であった大地の裏側にへばりつくようにして暮らしていた。
大地の球化のさい、「悪魔」とその国土とともに【地球】の内側に丸め込まれてしまった。
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この世界では神像や神を模した像の類は作られることがあまりない。神々の戦争のとき、真っ先に破壊されるのは
神像だから。そして砕ける神像は見る者に象られた神の死や滅びをイメージさせてしまう。それはたいへん不吉である。
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私の苦しみは読んでもらえない。私の苦しみは同情は引いても真に人の心を動かすことができない。
エレヌールエレヌールエレヌール!もう嫌だ彼女の名前から逃がしてくれ俺の腐った脳肉なぞ異獣に
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「くれてやってもいい、か?どこまでいってもお前は月並みなままだな。」
妖精の嘲笑を聞いて私の神経は限界を迎え、三日ぶりの眠りにつくことになった。
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ルスクォミーズはキュトスの姉妹の10番目。結界の六十二妹の長姉と言えるが、かつて彼女が行った行為の
せいで姉妹の中には彼女のことを「姉」や「妹」と呼んでくれる者は誰もいない。
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ルスクォミーズは強大な力を持つ九姉に対して猛烈な嫉妬心を抱いていた。
彼女は九姉の肉を喰らうことでその力を己の身に取り込もうと考えた、あるいは、そう信じた。
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ルスクォミーズは紀人ゲヘナとの間に生まれた子らを妖術でモロレク(悪鬼)に変え、
(あるいは最初からモロレクとして産んだ)、数を増やして軍団を作った。
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子らを悪鬼に変える妖術を司るのは地獄や魔界の住人のほかには存在し得ないだろう。
ルスクォミーズは九姉に対抗し、その肉を得るために魂を悪魔に売り飛ばしたのである。
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ルスクォミーズはモロレクの軍勢を殖やし育て上げる過程で熟考を重ね、
全ての姉妹を喰って「キュトス」になるべきだという結論に達した。
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大魔女トルソミーニカって鼻毛だけ金色なんだよ。
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「スク水ウォーズ?」
「いやルスクォミーズ」
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【ウェレバッナイエ】
【万猫殿】を居とする【猫】が一。言理の妖精の名を冠する紀竜
【調停竜エル・ア・フィリス】とは特に対立関係にある。
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【調停竜エル・ア・フィリス】は実は【紀竜】ではなく【亜竜】の変異体とする説がある。
その可能性自体は調停竜自身も感づいていたことだが、それを認めようとは思わない。
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ハルバンデフの肖像画に現存するものはないが、マグドールの肖像画は多々残っている。
ただし、その全てが本人とは似ても似つかない、所謂贋物である。
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多くの肖像画ではマグドールは大変に恰幅の良い人物として描かれているが、記録によれば本当は真逆で、財務大臣の任命式の際に宮廷に現れた、痩せて頬こけた背の高い老人である本物のマグドールを見て殆どの宮廷人達は驚愕したという。
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なぜ彼が本当の姿とは真逆の姿を肖像画に描かせたかについては幾多の説があるが、一番有力なのは、彼は生前その強引な(というかあこぎな)商売の方法のため多くの人間から恨みを買い、常に暗殺者に狙われていたため、自分に害をなそうとする人物に標的を間違わせる必要があったから、というものである。
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この時代有名だったある芸術家は、このことを知らずに、マグドール邸に招かれて肖像画の作成を依頼された際に、彼にそっくりな肖像画を書いてしまい、それを見て怒ったマグドールはこの絵を破り捨て、彼を館から叩きだしたという。
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不文律に疎い奴は駄人間なんだよッ!
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お前の顔も破れてしまえ!
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マグドールの怒りはそれだけでは済まなかったらしく、この芸術家のサロンに流れる、ありとあらゆる金の流れを露骨な手を使って止めてしまった。その為、彼とその弟子達はその日の食事にすら困るぐらいに困窮するようになってしまった。
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これに怒った、この芸術家とその弟子達はありとあらゆる作品においてマグドールを悪人として扱い、徹底的にこき下ろした。これらの作品が後の世に、マグドールが悪人として扱われている一要因になっていることは想像に難くない。(ただし、彼の場合はそれだけが原因だとも思えないが……)
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マグドールを悪人として扱っている作品の多くに「ロッサスの狗」という実在した義賊団(実際は帝国や大商人の船団を主に狙った海賊集団)が出てくるが、「ロッサスの狗」が実際に活躍したのはマグドールとこの芸術家の事件の後のことであり、またマグドールの死後かなり経ってから、「ロッサスの狗」のスポンサーがマグドール商会であったことが判明している。そう考えると……つまり……
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これらのことから言えることは、金持ちと権威者の喧嘩ほどたちの悪いものはないということである。
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マグドール商会とこのサロンが和解したのは、マグドールもこの芸術家も死んでから後のことであり、調停者はデフォン・ダゥ・デカールだった。
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あらゆる概念には「誕生月日」が存在する。
ただし「誕生年」は存在しない。
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マグドール商会とこのサロンの調停式自体はあまり話題にならなかった(多くの人々が、おまえらまだ喧嘩してたのかよ、と呆れた程度)が、あまりの出不精ぶりに死亡説すら流れていたデフォンが工房の外に出るということは当時かなりの話題になり、実際調停式にはかなりの見物人が出た。
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魔路神群の主神フォドニルは【刈り取りの軍勢】を率いて、戦いのために天地を駆ける。
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彼らが乗る天馬は翼が無いのに空を飛べるのだった。
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なぜなら天馬のからだは雲と風でできているからである。
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「では問おう、剣一本で世界は滅ぼせるか?」
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「一つの剣に億万の剣がついてくるならば。」
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【刀】は北方の遊牧民族の使っていた調理用器具を起源とする説もある。
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【竜】は【猫】を殺す時丸呑みにするが、【猫】は【竜】を殺す時踏み潰す。
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【刈り取りの軍勢】の主要な武装は草刈鎌であるが、牛に騎乗した兵の突進がむしろ主戦力である。
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アリアローは青、ダワティワは黄、テンボトワンは黒
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そ、それはどの部位の色でございますか?
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ドルネスタンルフが転がった跡にはぺんぺん草も生えませんでしたとさ。
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妖怪の一種に【猫又】というのがいるが、【猫】とは別の種族である。
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鳥は空を飛ぶ。
ゆえに天馬は鳥である。
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天馬を馬と分類するか鳥と分類するかという議論は長年にわたりかわされつづけているが、天馬の鳴き声が嘶きというよりも鳥の鳴き声に近いことは確かである。
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太陽は鳥のなかで最も大きい。
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異端の彫刻家【坂本】が造った彫像に、鳥の彫像がある。
かの彫像の最大の特徴は、実際に空を飛ぶことである。
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同様に、月は鳥の中で最も小さい。
しかし、竜の中では最も美しい。
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鳥には嘴がある。
天馬には蹄がある。
このことから、天馬は鳥であるといえる。
「ウェルゲナーの三定見理論による証明法」より
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鳥はその翼で空を飛ぶ。
天馬は翼がなくとも空を飛ぶ。
よって両者は異なるはずである。
「ウェルゲナーの三定見理論による証明法」への反論文より
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ウェルゲナーは【ペンギン】が翼が無くとも水中を飛び、【ダチョウ】が翼を使わずに大地を疾駆することを持ち出して翼と飛行能力の関連性を否定したが、彼の存命中に【ペンギン】【ダチョウ】なる生物が発見された事は無い。
ウェルゲナーは他にも多くの生物の名前を挙げたが、それらが発見された事は数えるほどしかない。
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【八万の眼球】
空を飛び、砂漠を浮き、海を渡り、森を潜る。
眼下に広がるのは、八万の耳である。
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【螺旋階段】
昇る時は楽。
降りる時は更に楽。
止まると捻れて死ぬ。
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白眉のイア=テムが持つ【低気圧】は一振りするだけで雨を降らせる。
白眼のマル=テムが座る【高気圧】は掲げるだけで晴れ間が広がる。
この伝承から、亜大陸では気象用語にこのふたつの言葉が使われる。
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【眷属】の古株、【八万の眼球】は、生まれたときに口を忘れ、歩き始めた時に鼻を落とし、最初の友を得たときに四肢を無くし、妻を得たとき胴体を無くした。とある紀紳と戦った時頭を割られ、シャルマキヒュに耳を刎ね飛ばされる。
逃げ帰った二人の眼球は、お互いを慰めあい、伴侶とした。多くの子をなした後は、各地を放浪しつづけている。【敗北】、【放浪】の【八万の眼球】。
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【磯部】
異端の彫刻家【坂本】の兄。強欲で我侭なゴロツキであったが、ある日を境に人格者となる。
一説によるとこの「改心した兄」は【坂本】が彫り上げた木像であるとも言われる。
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【紀納豆】の粘り気は神々すらも捉えて離さない。
アルセスはある時、紀納豆に囚われて足止めをくらい、アリアローにダイブされる直前、間一髪で納豆を食べて逃げ切った。
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紀納豆についておおげさな噂がささやかれているが、
紀納豆とは紀の概念に到達し、あらゆる世界の納豆性を表象(replesent)し、
かつまたすべての納豆の重層される中に浮かび上がる普遍像である。
つまり、すごく普通の納豆なのである。
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「掻き回せ。さすれば粘つかん」
猫の哲学者リーデ・ヘルサル 【万食の書】より引用
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納豆はその生臭さと鮮やか過ぎるほどの赤さから
敬遠されることが多いのは残念である。
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しかし新史暦148年、【醤油】の誕生でその状況は一変する。
今まで一部の好事家以外は食することも無く、専ら罠や捕縛用の道具としてしか用いられなかった納豆が、一般の庶民にも普及し始めたのだ。
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・・・それはバキスタの戦いが勃発する前のことだった。
バキスタの戦いの原因の一つが【納豆】を産出する【納豆林】をめぐるもので
あったことは有名である。
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食物神は力を奪われた。ゆえにこの世界ではしばしば食料が不足するのである。
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食物神とは、大地の神に等しい。そして植物の神とも等しい。
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