したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

上条当麻×御坂美琴 いちゃエロスレ4

1■■■■:2011/12/02(金) 17:33:38 ID:toB0wpZ6
ここは、上条当麻×御坂美琴のエロ有り何でもスレです。
二人の関係が上手くいくよう生暖かい目で見守りつつ、マターリ妄想、雑談、猥談しましょう。

           \:::::::ヽ{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::─=≦´__,
     、_____\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::─<´
      \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::、::___::::>-──- 、__
          >:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::丶 . : ´: : : : : : : : : : : : `丶、
        /:::::::::::::::::::::::::::::::/ ::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::、::::::::`、:::::::/: : : : : : : : : : : {_: : : : : : : \
       ̄/.::::/::::::::::::::/ ::/::::::::::::|::::::l::l::::::i:::::::::::|::l\:::、::}: . : : : : : : : : : : : : : :く: : : : : : : : : :`、
      ` ̄/.::::::::::::::::/ ::/ :::::::::::::|::::::l::lヘ:::l:::::::::::|::|,イ\::/: / : : /: : : : : : : : : : :〉: : 、: : : : : : : '.
       ∠:::イ/:::::::::::::::::i:::::::::::i:_」::::厶|≧ィ、::::::::ト芹「`V: :/: : : :{: {: :/: : : : : : : i: : : : \: : : : : :
           /.:::::::::::::::l::::::|:::::::::::i::l:|i::,ィ芹冖ヽ|\:| '='イ/: )X(: : ∧ :V : : : i: : : : |<: : : : `、: : : i
     ー=≦´:::/:::::::::::::|:::/|:::::l:::::l::|爪 ヒリ, =≦   { 、 ,: :)X( i: : l: ,ヘ: :、: : i :|:!|   ヽ: : : :i: : : :|
        ∠:::イ/:::::::::|∧j::::∧::ト!  `´ 、、    `V i: ! : : 」」:」/l: !\丶:i __|:_リ   〈: : : :! l: :|
              /.::::: イ:∧丶l.人|  丶 `      r {||: : : | |:厶|小 : 丶:≧|厶 ̄` ∨: :||: :|
           //  |:::/:`>─:、  U      _,.. イ||: : :!Y卞斥 : :V|/V仟i无㍉  }: :厶!: : |
            '゙´    |/|/ l:::∧::::| \   'ー ´ r'  |∧: : 从 乂ソ \{   ヒrソ 从 }イく } :|
                  /|/  ヽ{ 丶.> .._      ,イ、ヽ\小ハ       ハ/V   {ソ 八|
             _,厶 -─‐<  `'ー‐ `≧=<、  } }: !从     }          ,.ィT7´: : 、!
             ,. -──<   `丶、       },》V厶」:!: 丶   、 ___,,`   /{: V : : : ヽ:\
             /       \     \    ,ムV 丶|:!: :|: :丶、     , ´ ,ハ:/: :/: : : :i丶:`≧=-
        /            ∨     \  ,ム‐ヘ   八: :V: :/:}>‐;r<´__,.イ´ /: :∧: : : :|
    ,.  -‐<                 {       ∨    \/   ヽ{∨/ { ,厶 __/  _ノイ从: }: : |:|\
  ´              \     |       _rぅ、{_} }    {{イ∨ ノ  / }     ∨ : 从  `¬、
                 `、 丶 ∨       人 \ V ,ハ7ニ7 7 く {_,小、/ ( ̄ ̄`丶 }/ ̄     \
                 }    V       ∧ ヽ  ∨ |  ∨ /\{,」     `¨´ヽ  \ ̄ ̄      ∧
                       } /   {       |  |   i V  / (` ー---─'′   ヽ         |
                     {イ     ∧     ,ハ |   |/ /   (` ー───-    }        }

793くまのこ:2014/09/07(日) 22:01:37 ID:NKh0SGb2
以上です。
マニアックなプレイとかあるから、引かれないか心配です…
ではまた。

794■■■■:2014/09/07(日) 22:47:13 ID:3XEThSDE
ъ(゚Д゚)グッジョブ!!

795■■■■:2014/09/19(金) 23:39:45 ID:dXF.SqfU
過疎っているようなのでここらで一つss書こうと思ったが
いまいちエロイシチュが思い浮かばん
なんかいいシチュない?参考にしたいと思う

796■■■■:2014/09/19(金) 23:47:28 ID:YggSHCLQ
うーむ、一応あるっちゃあるけど、まずはスレが下がってからですな
内容も俺個人の趣味なだけかもしれませんし・・・

797■■■■:2014/09/19(金) 23:55:44 ID:dXF.SqfU
やべ!sageにしてなかった
スマソ

798■■■■:2014/09/23(火) 23:12:22 ID:N3CH0hDk
上琴最高です大好き

799■■■■:2014/09/23(火) 23:34:03 ID:N3CH0hDk
上琴による上琴のための上琴のためだけのイチャイチャラブラブエロゲーがやってみたい
と思っている自分がいる皆様はどうですか?
おこがましいお願いですが何方かに作って欲しいと思ってしまいましたごめんなさい
自分には作れないので悲しいです

上条さんが美琴を愛するあまり監禁してしまうその愛はあまりに重く深い愛がゆえ
にしてしまうのはどうですか?

800■■■■:2014/09/23(火) 23:35:49 ID:pJjEmUUs
なんでもいいけどsageろ

801■■■■:2014/09/23(火) 23:55:53 ID:N3CH0hDk
799>ですsageどうやたらいいですか?初めてなです

802■■■■:2014/09/24(水) 00:00:08 ID:FV824i6o
できてるやんけ ( ゚Д゚)ヴォケ!!

803■■■■:2014/09/24(水) 00:05:12 ID:7NrIho8M
ある程度スレが下がってから>>795さんへの提案を行おうと思ったら、まさかまたageられてしまうとは……
まあ個人的な趣味丸出しなだけかもしれないのでまたの機会に

804■■■■:2014/09/24(水) 06:46:06 ID:6k9rV282
>>795です

>>799を参考に現在執筆中
そこで一つ質問なんだが、凌辱風とか無理やり犯す系をいれても大丈夫なものかな
書いているうちにそっち方面に行こうとしてしまうんだ
最後はハッピーエンドだから後味は悪くならないはずだ(たぶん)

たぶん

あと一回の投稿に何文字くらい載せればいいんでござんしょ

805■■■■:2014/09/24(水) 06:47:08 ID:TO9jQ8nM
>>804
>>2

806■■■■:2014/09/24(水) 06:56:53 ID:6k9rV282
このスレは自由の風が吹いているとみた

投稿はもうちょっとだけ待っておくんなせぇい

エロ描写にも挑戦したい

あまり期待させないように忠告&告白しておくと、実は今回初ssだったりするので皆様のご期待(期待されているか疑問だが)には添えかねるかもしれません

807■■■■:2014/09/24(水) 23:02:36 ID:6k9rV282
>>795です
>>799さんのシチュを参考にがんばって書いてみました
改めて一応断りを入れさせてもらいますが、実はssを書くのは今回が初めてです
そのため日本語としておかしい表現や言葉の使い方が多々あると思いますがご了承ください。
また、とある魔術&科学の本編に関しても流し読みと風のうわさ程度に聞いた情報で構成されており、ぶっちゃけ大部分を妄想で補完しているので本編の設定と多少差異があるかと思いますがその点もご了承ください

さて、この度のssには気持ち悪い表現、ホラー、もしかしたらこの後の展開次第では凌辱もあるかと思いますので、苦手な方は読まずにスルーしちゃってください

以下本編

当麻からの告白を受け、恋人になってからの三カ月は毎日が新しく感じられ、瑞々しさに満ち溢れていた。
当初はまだ素直になれず、当麻のことをアンタ呼ばわりしたり、周りの友達に付き合っていることがバレないようにあえて刺々しい態度をとったりなど色々気を使うこともあったが(結局努力の甲斐なくあっさりバレたけど)
今では世にいうバカップルの相を成し、いつしかお互い下の名前で呼び合ってもいた。
二週間前にはついに愛する当麻と初体験もしてしまい、美琴は人生の中で最高潮の幸福を享受していた。
今日はその初体験以降初めての当麻の家でのお泊りデートということで、いつも以上に気合を入れて化粧をし、子供向けの下着ではなく俗にいう勝負下着を穿いて万全の態勢でデートを迎えた。

(別にお泊りだからって必ずそっちの行為をするとは限らないし。た、たまには気分を変えて違う下着を穿いてみようと思っただけなんだからね///あっ!でも当麻が私がいつもと違う下着を穿いていることに気づいてくれたら嬉しいな。当麻のアソコ大きくて立派で、脈打ってて・・・。お互い初体験のはずなのに私ばっかりイッちゃったからなぁ。今回こそは先に音をあげさせてやるんだから)

まだまだ完全には本当の自分をさらけ出せずにいた美琴であった。
そんなことを考えながら待ち合わせ場所の公園へ向かう美琴。その背後から美琴をつける一人の男の存在を彼女はまったく気づくことが出来なかった。

目が覚めるとあたりは真っ暗。いや、これは目隠しされてるのだろうか。何が起こったのかわからず、とりあえず起きようとしたとき、美琴は自分の手が後ろに組まされて手錠のようなもので動けなくされていることに気づいた。驚いて声を上げようとしたら口には何かボール状のものが嵌められており、声を上げるどころか意味のある言葉すら出すことも出来なかった。
(何これ!?どうなってんの。足にも何かついてるし)
手と同様に足も自由に動かせないように両の足首をチェーンのようなもので繋がれていた。
とりあえずこの拘束をどうにかしなければと思い、能力を使って拘束具を壊そうとしたその時
ヴィィィィイン
「んひゃあ」
突然自分の膣内から強烈な振動を受け、演算を最後まで行うことが出来なかった。
(な、何?何か入ってるの?)
お腹に力を入れ膣内に何が入っているかを感触で確認しようとするが、特に異物感は感じない。
気のせいだったのかと思い直し、もう一度演算し、能力を発動しようとする

ヴィィィィイン
「へにょっぃ」
またしても同じ個所に振動を受け演算をやめてしまう。
(何なのよ。何がどうなってんのよ)
そうやって何回も失敗しては挑戦し、失敗してはまた挑戦するたびに美琴の膣内は愛液であふれ、美琴自身も徐々に行為をするための身体に出来上がりつつあるのを感じていた。もはや自分が当初の目的とは別の理由で能力を発動させていることに気づかないまま
しかし美琴は別のことに気づいた。自分が絶対にイケないということに。イク直前になると必ず演算が途切れ、一番刺激が欲しいイク一歩手前のところで振動が途切れてしまうからだ。

ヴィィィィイン
「んほぉ」
ヴィィィィイン
「ふっっひょ」
ヴィィィィイン、ヴィィィィイン
「おぼぉぉぉん、んひぃぃぃっっっう」
ヴィィィィイン、ヴィィィィイン、ヴィィィィイン
「あへぇぇぇン、ん、んへぇぇんうっうっおほっおぼぉぉ、ん、ん、んにゃぁぁぃぃぃん」
(あともうちょっっとでイケる、イケる、イケるよぉぉぉぉ。あはぁん、気持ちいいぃぃぃいん)

ガチャ

808■■■■:2014/09/24(水) 23:15:49 ID:6k9rV282
投稿した後に思ったことだけど文字が横に並びすぎだな(笑)

実のところ美琴を監禁してからの話を先に書いて
その話につながるように今投稿した話を書いたから
書いている側としては微妙な違和感を覚えています。

一応この後の話もだいたい書き終わっているのですが
なんとなく納得できないんで校正させてから投稿したいと思います。

早くも弱音を吐いていいものか分からないけど、このシチュで書くの難しい

感想や指摘を投稿してもらえると助かります
今後の励みとスキルアップにつなげたいと思います
いつか先駆者様のようなセンスあるそしてエロイ文を書けるようになりたい

以上>>795でした

809■■■■:2014/09/24(水) 23:47:33 ID:7NrIho8M
>>808
乙です
内容的には次回以降が勝負(SS的にも上琴カップル的にも)になりそうですね
何はともあれ応援しています。
私が提案予定だった案はスレが下がった機会にまた出させていただきます

810■■■■:2014/09/25(木) 22:22:59 ID:BkyU/qWI
>>808
おつおつ

オモチャ使ったやつって少ないよなぁ
オモチャ装着してお散歩とか見てみたいなぁ(チラッチラッ

811■■■■:2014/09/26(金) 00:33:12 ID:ia57RTo.
>>808
乙!
オモチャネタ最高ww

812■■■■:2014/09/28(日) 00:22:49 ID:Uz0R2UhQ
投下しようと思ったら本文が長すぎますって言われた(笑)

813■■■■:2014/09/28(日) 00:25:22 ID:EPHwOcYQ
扉が開く大きな音。
その音にビックリした美琴は瞬時に動きを止め、辺りを警戒した。

(エッ!? 誰?…誰か来たの? 嘘でしょ…でもでも、このままイきたいよぉ…)

結局、美琴は最後まで快楽の極致に至ることはできず、
悶々とした気持ちを持ったまま、必死に身体の火照りを鎮めるしかなかった
本当はこのまま一気に果ててしまい、その快楽の波にさらわれたかったが、
誰かが近くにいるかもしれない状態で情事を行うのは危ないと判断するほどにはまだ理性は残っていた。

しかし、いくら耳をそば立てても、物音がしない。
電磁波レーダーを含む一切の能力が使えない美琴は言うなれば無能力者と同等である。
そのことを自覚し、自分が今置かれている状態が思っている以上に危険なのではないかと思い始めたとき
ゆっくりとこちらに近づいてくる足音が聞こえた。

ゆっくり、ゆっくりと。どことなく余裕すら感じさせる足取り。
しかし、それは美琴に大きな恐怖心を与えた

(嫌…怖い…)

「ゔぉお?…ゔぉぉぁう? あゔぁゔぉぁぉうあう!」 ※(誰?…誰なの? 何か言ってよ!)
必死に声をあげてみるが、口に嵌められたボールが邪魔をして正常な発音ができない。
そんな美琴の必死な努力もむなしく、何者かはただ無言で近づいてくる。

(何で無言なのよ! もしかしてコイツが私をこんな風に拘束した奴なの?)
そうだ。そうに違いない。というかその可能性を一番最初に考えるべきだった。
どうしてこんなにも頭が働かないのだろうとイライラする。
きっと非現実的な状況に立たされたから頭が色んなことについて考えることを放棄しているんだ。

そうやって自分の今の状態を客観的に評価した上で、美琴は再度考える。
この状況をどう打開するか。

(能力は…使えない。さっき散々試したもんね//// 身体も動かせないからすぐに反撃するのは無理ね。
でも、何が目的なのかは知らないけど、相手がどんな能力者であったとしても、
または何処かの研究所の研究員やそこらのスキルアウトだったとしても、
私をこんな屈辱的な目に合せた償いはきっちり払ってもらうわよ。覚悟しなさい。)

相手が近づいてくるその短い時間の間に、
美琴は今までの突発的感情と思考を整理し、明確化し、意思を固めた。
状況は圧倒的に不利。それでも決して屈したりはしない。
私の愛する彼がそうであるように。私自身も彼のようになりたいと願っているから…

部屋に入ってきた誰かが自分の目の前に来たことを気配で感じる。
怖いと思う。身体は恐怖で今にも震えそう。しかしここで臆するものかと美琴は顔を上げ、
自分を見下ろしているであろう人物に真っ向から対峙する意思を見せつける。

814■■■■:2014/09/28(日) 00:27:48 ID:EPHwOcYQ
不意に相手の手が自分の股間の辺りを触ってきた。
(えっ! 何?)
美琴にとってそれは予想外だった。
てっきり相手側の要求は身代金の要求や研究材料になれ。などのありきたりなものだと思っていた。
身体を狙うとしてもまずは『その貞操を汚されたくなければ、―――しろ。ぐヘヘ』みたいに
何らかの交渉があるべきで、いきなり何の言葉もなく襲われるとは思わなかったのだ。

(ひゃっ! あっ!…そこはダメ!)
股間から秘所へと指が届きそうになったところで、ようやく美琴は衝撃から立ち直り、
そのまま反射的に股を閉じようとする。しかし、相手はそんな美琴の抵抗を無視し、
美琴が当麻のために穿いていたピンクの生地に黒の水玉がはいったショーツを強制的に脱がせようとする。

(ダメ、ダメ! 当麻にしか見せちゃいけないの!…当麻だけがそこに触れていいの!! 薄汚い手で触らないで!)

股をぴっちり閉じ、不自由な身体を懸命に捻ることで、襲い来る魔の手から逃げようとする。

そうした必死の行動が功を奏したのか、ショーツは犠牲になったものの、
どうにか自分の股間に触れようとする手を退けた美琴。

すると次に手は美琴の頭を押さえつけ、後頭部に手を伸ばした。
相手の思うようになってたまるかと、抵抗して頭を振るが、
今度はがっちり組み伏せられているため、振り払うことはできない。

そのうちカチャカチャという音が聞こえたかと思うと、
不意に今まで美琴の口の自由を縛っていたボール付きの猿轡が外された。

(何?…どういうこと? いきなり拘束具を外すなんて…)

美琴は相手の意図を汲み取れないまま、これ幸いと自由になった口で相手に噛みつこうとした

しかし

カチッ ヴィィィィイン

「っ! んにゃっ、あっあっあん、こ、これは…だ、だめぇぇぇぇ、あっひぃぃぃ」
数分前まで美琴を快楽の渦に叩き落とした膣内への刺激が、
今度は能力を使用していないにも関わらず、唐突に襲ってきた。

(嫌! さっきの拘束具がないから声が漏れちゃう…当麻以外の人に私のエッチな声聞かれちゃうよぉ)
そのとき美琴は気づいた。何故先ほど口への拘束を解いてもらえたのかを
答えは明白。美琴の嬌声を聞くためだったのだ。

(この変態! 絶対許さないんだから…後で後悔させてやる…)

突然の快感にすぐには対処できなかったものの、なんとか意識をしっかり保ち、
態勢を立て直して声を抑えようとするが、
快楽へと導く膣内の振動は止まらず、少しずつ、少しずつ美琴の理性を削いでいった

もし、数分前の美琴が無理に能力を使おうとせず、別のアプローチから拘束を解こうとしていれば、
この膣内への快感攻めにも、もしかしたら抵抗できたかもしれない。
しかし、実際には今襲ってきている不審者が部屋に入ってくるその直前まで快楽を自ら進んで享受し、
エクスタシーに達する瀬戸際まで性感帯を敏感にしてしまった
その敏感な状態のまま再び膣内への快感攻めが始まれば、美琴の行きつく先は一つしかなかった。

(やっやばい…このままじゃ、私、イっちゃう… 当麻以外の人にイかされちゃう…そんなの嫌だ…)

イかされないように膣内から生じる甘い誘惑、とろけるような快感を必死に追い出そうとする。

美琴が自分の中の快感と闘っている間に、美琴の頭を押さえていた手は悠々と彼女の股間へ、
その奥の秘所へと到達する。

そして

815■■■■:2014/09/28(日) 00:38:19 ID:EPHwOcYQ
昨日中に上げるつもりでしたが、区切るところが思いつかなくて
結局いろいろ書いてしまって遅くなりました。

すみません

悲報なのか朗報なのか分かりませんが、書けば書くほど文が続いて
まだ一番最初に書いた中間部分に届いていない…

というか今書いているのに合わせてだいぶ書き直さなきゃいけなくなってきた(泣)

モチベーションが続く限りがんばりたい…が、頑張れば頑張るほど799さんの望んだ上琴から離れてる気がする

改行とか意識したので前回よりは一応見やすくなったのではないかと思うのですがどうでしょう?

あまり変わってないっすかね(笑)

あと>>812のときだけIDが違うのってどういう仕組みなんすかね

あまり掲示板で発言しないんで細かい設定がわかってない>>795でした

816■■■■:2014/09/28(日) 17:33:36 ID:EPHwOcYQ
くちゅっ… くちゅっ… くちゅ…
「ひっ!? あっ、あっ、あぁぁぁ、ああぁぁぁ…だめっ♡…嫌っ♡…そこには触れな、い、でぇぇ…♡」

意外なことに秘所に触れる手つきは、今までの強引なやり方からは一変し、
どこか慈しむかのような繊細でソフトな触り方だった。

奇しくもそれは初体験時に当麻が美琴の秘所に触れた時と似た感覚で、
美琴は一瞬の間、自分の秘所に触れているその手が愛する当麻の手であるかのような錯覚を覚えた。

だからこそ先ほどの拒絶の言葉は途中で甘い声に変わり、
その手からもたらされる快感を一切の抵抗なく、むしろ積極的に味わおうと全身で受け止めてしまった。

錯覚から目を覚まし、気づいたときにはもう遅かった。
いまだ膣内からは絶え間ない刺激。秘所を弄る指。
秘所をいじっていない方の手は美琴の抵抗を封じるためがっちり上体を掴んでいる。
彼女はもうささやかな反抗さえ行うことはできず、イクことを我慢することさえ許されなかった。

くちゅっ… くちゅっ… くちゅっ… ヴィィィイン、ヴィィィイン
「んっんっんっ… あっあっあっあぁぁんっんっ」
(もう無理… 耐えきれない… ゴメン当麻。私、他の男に汚されちゃう…)

くちゅっ、ぐちゅっ、ずちょっ、ぐじょっ ヴィィィイン、ヴィィィイン、ヴィィィイン
「あんっあんっあんっんっんっ…んあぁぁん、やあぁ、あっ、んっ、あぁん」
(や、やだぁ…どんどん愛撫する間隔が早くなってきてる…気持ちいいよぉ…)

ずちゅっ、ぐちょっ、ぶじゅっ、ぐじゅっ、ぐじょっ ヴィィィイン、ヴィィィイン、ヴィィィイン
「あっあっあぁんっあっあっ、イク、イっちゃう、やぁん、だめぇイっちゃうぅぅぅぅ」

もはや頭の中は真っ白で、とにかく気持ちいいということしか感じられなかった。
美琴自身は無意識だったが、途中からは自ら腰を振り、
相手の指が自分の膣内の奥深くまで到達するよう誘っていた

(あぁぁん、気持ちいいぃ、気持ちいいぃ、きもぢいいょぉぉぉ、あっ、イクぅ…イクイクイク、イっくぅぅぅ)

ちゅぽっ
(!!?)

美琴が絶頂に至る瞬間、美琴の膣内を弄り、掻き回していた指が唐突に抜かれる。
と、同時に膣内の振動も止まり、美琴はイク直前で自分を襲っていた快感から解放される

(え!? 何で、どうして止めちゃうの? あと少しでイけるのに…)

もはや美琴はイクことしか頭になかった。
目まぐるしく変わっていく状況の中で、何度もイキそうになりながら、
結果的にイクことが出来なかったことで、美琴の欲求は最大まで膨らんだ

『相手が誰だろうと構わないから、とにかくイかせて欲しい。』
そう訴えようと口を開きかけたとき、『じゅるっ』という音とともに大きな快感の塊が美琴の全身を電気のように駆け抜けた

「あはぁっ…あっ…あっ…っあぁぁ…」

ぷしゃああぁぁという音とともに自分の下腹部から暖かいおしっこのようなものが噴き出すが、
美琴にとってはもうどうでもいいことだった。
彼女の脳内を支配していたのは、ようやく満たされた欲求に対する幸福と倦怠感だけだった

(ああ、ついにイっちゃった…)

817■■■■:2014/09/28(日) 17:35:53 ID:EPHwOcYQ
最後の瞬間、今も目隠しをされ続けている美琴は何をされたのか正確なことは分かっていない。
しかし大体のことは予想できた。
なぜなら、それは美琴が当麻との初体験の時に当麻に散々あじあわされたものと同じだったからだ。

(たぶん……いや、…絶対クリトリスだわ!
だってあんなに…気持ち…良かったんだもん……クリを…舐められたんだ…)

絶頂を迎えたことで理性を取り戻しつつある美琴は急速に自己嫌悪をし始める。
抵抗できなかったとはいえ、快楽におぼれ、最後の最後では自らおねだりしようとまでしてしまった。
これでは当麻を裏切ったようなものだと強く強く自分を責める。

(ごめん…当麻……ごめん…)

自然と涙が出てきた。もう死にたいとすら思い始める。

じゅるるるる、ぺろん、ぺちょっ、ぺちょっ、じゅ、じゅるるる

「ひっひゃあ! 待って! もう止めて!…イ、イったばかりなの。だからこれ以上は…ひぁ、ぁ、ぁあん」

唐突に再開したクリ舐めに再び悶える美琴。
絶頂に達し、治まりを見せ始めていた情欲の炎が再度美琴の身を焦がす。

ぺちょっ、べちょっ、じゅりゅ、じゅりゅ、じゅりゅりゅゅゅるるる
「あん! あん! 待って、あ、ああん…また…またイっちゃうぅぅぅ…イ、イクぅぅぅぅぅああぅ」
足をバタバタと動かし、どうにか逃げ出そうとするがどうにもならない。
足を動かす度に足についている拘束具が鳴らすジャラジャラという音が空しく響く

ぴしゃああああぁぁぁ
そして、二度目の絶頂

(イっちゃった。何の抵抗もできずに。こうもあっさりと…一度ならず二度までも…身体……汚されちゃった…)

私ってこんなにふしだらな身体だったの?
こんなところ構わずイっちゃうような女だったの?
能力が使えなきゃ、こんな理不尽にレイプされるような、そんな弱い女だったの?
私が何したっていうの?
どうしてこんな目に合わないといけないのよ?
助けて! 助けてよ! 当麻!助けに来てよぉ…

そんな彼女の叫びに応える声はついぞなかった。

818■■■■:2014/09/28(日) 17:36:45 ID:EPHwOcYQ
代わりにジーーーというチャックが下ろされるような音を聞く。

瞬間、美琴の顔は青ざめた。
この状況でチャックを下すという行動の意味は明らかに一つしかない。
それだけは何があっても絶対に許すわけにはいかない。

「他の要求なら何でも呑むから…お願い。それだけはやめて…」

目の前に立っているだろう男に精一杯懇願する。それしか美琴にできる行動はなかった。

「お願い。お金ならいくらでも用意してあげる。実験のサンプルが欲しいのならいくらでも提供する。だから…だから、お願い。こっちに来ないで」

手足を今も拘束され続け、加えて二度も連続で絶頂に至った美琴はもはや自らの力で動くことはできなかった
だから男が自分の足に触れたときも拒むことはできなかった。

「お願い…お願い…お願い……お願いします…お願いします…お願いします…お願いします」

ただ乞い願うだけ

そのとき、カチャっという音がして、足の拘束を解かれた。
美琴は拘束が解かれたことで、このまま解放してもらえるのだと安堵した。

しかし次の瞬間、美琴の足はM字開脚の形をとらされ、
次に堅い棒状のものが自分の膣内に侵入したのを感じた

ズチョン

「あっ! ああああぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁああぁぁぁぁぁ」

美琴にとって唯一救いだったのは、自分の中に侵入してきたものの正体を見ずに済んだことだった
しかし、もはや考えるまでもなく、自分の中に何が入ってきたのかを、その感触で知ることとなる。

「嫌ーーー! 抜いて! 抜いて! 私の中に入れないで! 助けて! 助けて当麻ぁぁぁぁあ!!」

ズチュッ ズチュッ ブチュッ ジョジュッ ブチュッ ドチュッ

「あっあっあっあ…い、嫌…いやぁいやいや…殺す…絶対…殺しゅ…殺しゅてやる」

美琴は挿入のたびに感じる快楽を振り切り、
残った理性で自分の全身全霊、最大出力の力をもって、雷を放ち男を殺そうとするが

ヴィィィイン、ヴィィィイン、ヴィィィイン

「うにゃぁあんっあんっあはぁっあっあっうひぃ……この…いい…かげんに…しろぉぉ…あん」

今までとは比べ物にならない強い振動が膣内で生じ、美琴の演算を狂わせる。

(ああ、憎い。この感覚が憎い。私を狂わせるこの甘い刺激が憎い。この男が一番憎い!)

美琴の最大出力の攻撃が失敗に終わったことにより、
男はさらに早く、さらに深く美琴の膣に性器を入れ始めた。

(もう…もう知らない…死んじゃえ…私もこの男も一緒に死んじゃえ!!)

美琴は再び電撃を出す。しかし今回は途中で防がれることはなかった。
何故なら今回、美琴は演算せずに能力を解き放ったからだ。
しかしそれは同時に能力の制御を放棄したことと同じことを意味する。

どれだけ大きな力を持とうとそれを制御出来ずに行使しようとすれば、その力は己にも牙をむく
能力者とは己の力を把握し、それを制御するための高い演算能力を有して初めて能力者となるのだから
それがレベル5ともなれば有する力は普通では計り知れないほどのものだ。
その力が何の制御もされず、ただ放出だけされたとなれば、能力者自身ももちろん無事では済まない。

美琴はそれらのことを理解し、それでもあえて演算せずに自らのすべての力を解き放つ。

(これで私もこいつも終わり…当麻ごめんね…もっといっしょにいたかったんだけど、無理みたい。
お別れだね……バイバイ)

そうして身の回りの物をすべて破壊して、御坂美琴自身も消えていなくなるはずだった

ピキィィイン――――その幻想をぶち殺す

819■■■■:2014/09/28(日) 17:47:16 ID:EPHwOcYQ
一日ずっと暇だったから書きつづけた
後悔はしている

おかげでずっと賢者モードです

自分で書いていてなんですけど下種な話になってますよね?これ(;'∀')

あと投稿するたびに文字数多いといわれ、うまく区切る場所がわからなかった
(結局全部連続投稿しているので区切る場所を考える意味なんてほとんどないんですけどね)

感想もらえるとそれだけでモチベが上がるのでお願いします

あと読んでいて変だなと感じたら気兼ねなくご指摘ください
改善点や修正点の指摘も歓迎します。


最後に一言…初ssなのに作成途中の文含め、合計一万文字以上ってどういうことなの(汗)

以上>>795でした

820■■■■:2014/09/28(日) 21:56:36 ID:yVJ5hnmY
エロスレとはいえ大前提が上琴いちゃなのに美琴が凌辱ってどうなんだろう?
根底がずれてる様に思えるのは俺だけ?凌辱の先に美琴の幸せ何てないと思うけどね。
書いた人が上琴や美琴を嫌いなことだけは良く解ったよ。

821■■■■:2014/09/28(日) 22:10:39 ID:mOPjFoWI
>>820
>>2

822■■■■:2014/09/28(日) 22:32:04 ID:yVJ5hnmY
・上琴以外のエロネタは良い? 陵辱とか良い? エロ以外のネタは? 上琴以外は?
 →上琴愛があるなら特に制限はしませんが、注意喚起してください

>>2 にはこうあったはずです。

「上琴愛があるならば」と。

それを感じないと言ったんですがご理解いただけなかったようですね。

823■■■■:2014/09/28(日) 22:34:43 ID:mOPjFoWI
まだ終わりきってない作品で愛を感じないとか言われてもなぁ
最後の最後まで凌辱だったらわかんでも無いけど

824■■■■:2014/09/28(日) 22:36:22 ID:EPHwOcYQ
>>795です
>>820さん初めまして

まず言っておきたいのですが、私は上琴大好きです! 大好物です!

だからこそ、この話を投稿する時に『いちゃエロ』ではないからスレチなのではないかと思い
一度>>804でその是非を問おうと思ったのですが、>>2の◆方針、注意の文面から問題ないと判断し、投稿する決意をしました

一応最初のところで注意喚起をしたつもりで、それで十分だと思っていたのですが、
思った以上に話が長編化したため、最初の注意喚起を読まずに読む人がいるかもしれないということを考えておくべきでした

これから投稿するさいは注意を呼びかける文章をいれるつもりなので、それで許してもらえないでしょうか

ご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした

825■■■■:2014/09/28(日) 22:54:04 ID:yVJ5hnmY
最後に一言だけ。

「愛」と「欲情」を混同しすぎの読者がいるようだ。

最終的「愛」によって救われる?

「凌辱」が帳消しになる?

ありえない話だよ。

「愛する者同士」だから許される行為と「愛のない者が力づくで行う行為」は別物。

「愛によって癒される」それは第三者の発想で心の傷は一生消えないよ。

それを理解した上で美琴を凌辱し上琴愛を訴えているなら何も言わない。

826■■■■:2014/09/28(日) 23:28:54 ID:mOPjFoWI
最後に一言だけ。

「現実」と「空想」を混同しすぎの読者がいるようだ。

「現実」と同じように考える?

「空想」と知りつつ叩く?

バカみたいな話だよ。

「現実」だから許されない行為であっても「空想で行う行為」は別物。

「上琴愛を感じない」それはお前の考えで周りとは違う考えである事もあるよ。

それを理解した上で自分の主観丸出しで作者叩いてるなら何も言わない。

827■■■■:2014/09/29(月) 00:03:20 ID:3Nu0.dKg
795です
最後に一言だけ

このスレが伸びてほしい気持ちはあるが、
だからといってケンカのような発言で埋まっていくのは悲しいです。
その原因が自分のssにあるとしたら余計に…

>>825さんが納得する終わり方になるかはまだ分かりませんが、これからも頑張って書くつもりですので、よろしくお願いします。

>>826さんへ
こんなssなんかのために弁護してくださり、ありがとうございます
これからも応援よろしくお願いしますm(__ __)m

828■■■■:2014/09/29(月) 06:06:47 ID:O1x0RVco
最初から上琴イチャ展開にならない作品なんて他にも沢山あっただろうに
まだ完結してない作品読んで上琴愛を感じないっていうのはあまりにも早計すぎると思うよ
最近の作品だと狼条さんなんかも似た様なことになってるじゃないか
のんびり続きを待ちながら、それでも異議があるならケンカ腰にならずにやんわり指摘しようぜ
ふっかけるような書き方じゃ荒れるだけだよ

そして作者さん自分のペースでいいから頑張ってください
過疎スレであるこのスレにたどり着いたあなたの上琴愛を信じてる

829■■■■:2014/09/29(月) 18:39:43 ID:3Nu0.dKg
>>795です

このssには監禁、拘束、凌辱などのSMプレイ風描写が多数見受けられます
また今後シリアス、鬱展開に突入する可能性も否定できないため、
それらが苦手な人はスルーしていただくことをお勧めします

以下、本文


美琴が放った電撃で身の回りのすべての物を破壊し、消え去るはずだった。
しかし、現に今も美琴は生きているし、もちろん男も存命している。

一体何が起こったのか、美琴には理解できなかった。
確かに電撃は放たれたはずである。それなのに…

(どうして? 何で何も起こらないの?)
美琴に分かるのは自分が電池切れ状態になり、もう自滅覚悟の特攻すら出来なくなったことだけだった。

ズチュッ
「あんっ」

緊張の糸が途切れたことによる隙を突かれ、ようしゃなく打ち付けられる肉棒
対して美琴は万策尽き、絶え間なく送り込まれる悦楽に狂わされる
「あんっ あんっ あへぇ、あっあっ、ど、どうしてぇぇ どうして私の能力が効かないのぉ」

そのとき美琴は閃く。
自分の知っている人で、能力を打ち消すなんていう馬鹿げたことが出来るのはたった一人しかない
しかし同時にありえないとも思う。
彼はこんなことしない。
彼のはずがない。

それでも美琴は確かめずにはいられなかった。
その可能性がたとえ1%よりも低いものだったとしても、0ではなかったから

「当……麻…な…の?…」
問いかける。まるで問いかければその答えが確実に返ってくるものだと確信しているように

返事はなかった。
しかし、問いかけた瞬間に男は肉棒を突き入れるのを止め、美琴の目隠しを解いた。

目の前に現れた顔は美琴がよく知る上条当麻の顔だった。
「美琴…ごめんな…」
そういって上条は再び肉棒を突き入れる。

「やっ、待って!当麻…話を…あっあっひゃあん♡」

上条は美琴の腰をがっちり掴み、今までとは比べ物にならない速さで腰を打ち付ける。
と、同時に美琴の一番の弱点であるクリを弄り、つねり上げる

「あぁぁ♡ あぁん♡、あんっあっ だ、だめ激しすぎるぅぅ♡…クリちゃん弄らないでぇぇぇ♡」

二度の絶頂と度重なる精神的疲労で疲れ切っている美琴の身体に三度目の絶頂の波が押し寄せてくる。
心の奥底では今までの当麻の行動への疑念が渦巻いていたが、
目の前の絶頂を前に、その快楽に抗う力が残っていない美琴は考えるべき全てのことを放棄して、その快楽を貪った。

「美琴、美琴、美琴、美琴、美琴ぉぉぉ、愛してる、愛してるよ美琴! 本当に愛してるから」

ずちゅっ、ずちゅっ、ぐぷっ、ぶちゅっ、ずちゅっ、ぐぷっ、ぐぷっ、ぬぷっ、ぐぷっ

「あん、あ、あたしも…あたしもぉ…愛してる。 当麻っ♡、当麻っ♡、好きぃ♡…大好き♡、だいしゅきぃぃぃ♡」

互いに名前を呼び合い、求めあう二人。

「あっ♡、あっ♡、あっ♡、イ、イク…イクイクぅ、だ、だめ、私だけ最初にイクなんてぇぇ♡」

「我慢しなくていいんだぞ。好きな時に、好きなだけ気持ちよくなっていいんだぞ」

「いやぁ、だめぇ、イ、イクときは二人一緒がいいのぉ」

「あああ、美琴、可愛い、可愛いぞ美琴…俺の…俺だけの可愛い美琴…愛してる!」

「私も…あぁん…私も、愛してる! 愛してるから! だからきて当麻! 中にビュルビュルってきて♡」

「美琴、美琴、美琴ぉ あぁぁ出すぞ! 出すぞ美琴!!」

「きてきて、当麻…きて♡ あっ! イクゥゥゥゥゥゥゥゥ〜〜〜♡」

「美琴ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

ぷしゃああぁぁぁぁぁ ドクンッ、ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ

美琴が絶頂に至った瞬間、同時に上条も肉棒を美琴の膣内の奥深くに突き刺し、
己の欲望を美琴の中に解き放った。

「あ、あぁぁ、ああぁあぁ、当麻の、すごい、イってるのにぃ、また…イっ…ちゃ…うぅぅあぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁん」

三度目の絶頂の間にすぐ四度目の絶頂の波が美琴を襲い、耐え切れず意識をなくした。
意識をなくす瞬間、美琴が最後に見たのは悲しそうに自分を見下ろす当麻の顔だった。

830■■■■:2014/09/29(月) 18:49:16 ID:3Nu0.dKg
>>828さんのいう自分と似た展開のssだといわれる狼条さんを読んでみました

正直にいうとレベルが予想以上に高くて、恥ずかしながら興奮してしまいました

今まであまり意識はしなかったのですが、こういう作風というかプレイが好きなのかもしれません

というかこんな秀逸なssがあるなら劣化版の私のssなんて必要ないのでは…(汗)

投稿する意義に疑問を持ってしまう>>795でした

831■■■■:2014/09/29(月) 19:11:58 ID:D5DdXG7Y
>>830さんGJです!
続き楽しみにしてます!

>>830さんが投下されたばかりですけど、
自分も投下していいですかね?

832■■■■:2014/09/29(月) 19:57:55 ID:O1x0RVco
>>830
下手だろうがなんだろうが愛をもって書き出すことに意味があると思う。頑張れ

>>831
私は一向にかまわん

833くまのこ:2014/09/29(月) 20:02:39 ID:D5DdXG7Y
すみません。
レスしてから一時間以上は経ったので、投下させて頂きます。
約3分後に2レスです。

834レロレロレールガン:2014/09/29(月) 20:06:13 ID:D5DdXG7Y
上条当麻は確信していた。「これは夢だ!」、と。

精神と時の部屋かと錯覚する程に、ただただ真っ白くだだっ広い空間に、
ポツンと置いてある大きなベッド。
上条はいつものように浴槽に布団を敷いて眠ったはずなのだが、
目を覚ますと何故か、その大きなベッドの上で寝ていたのだ。
その上、彼はその身に一糸も纏っておらず、つまりは生まれたままの姿だったのである。
だがそれ以上にここが夢の中なのだと決定付けたのは、

「んちゅる…ぷちゅっ、じゅくちゅく、むっちゅぱっ!」

同じく一糸纏わぬ美琴が、抱き合うように上に乗り、そのまま上条の耳の穴を舐めていたからだ。

「ぬぉああああああっ!!!!! な、ななな何をしていらっしゃりやがりますですか!?」
「ちゅくちゅく…何って、お耳の掃除だけど?」
「『だけど?』、じゃねーよっ!!!
 おおお、おま、お前自分で言ってる意味とやってる事がホントに理解できてるか!!?」
「当たり前でしょ? 私達、恋人なんだし…
 それに当麻って、こうやってじっくり攻められるの好きじゃない♪」
「ええええぇぇぇえっ!!!? 上条さんの事なのに、初めて聞く設定がてんこ盛、んんんっ!!?」
「くちゅ♡ ねちょ、ぺちゃ…♡ あ、はぁ♡ んぶっ、れお♡ ちゅるるるっ♡」

上条が何か言っている途中だったが、美琴はその口を塞ぐようにキスをして、そのまま舌を絡ませた。
この状況が現実である訳がなく、夢である事も確信した上条ではあるが、
しかし、ならばこの快感は一体何なのだろうか。
もしかしたら実は現実なんじゃないかと、ほんの少しだけ思ってしまう。
それほどまでに目の前の美琴はリアルで、そして普段の彼女とのギャップに、
上条は自分が興奮しているという事を自覚するのだった。

(ま…まぁ、夢なんだし……別にいっか…)

現実の美琴なら手を出すわけにはいかないが、夢の中の美琴ならば何をしても罪に問われないのだ。
吹っ切れた上条は、自らも舌を動かし始めた。

「んんっ!? んぶっ♡ ずちゅ、ずちゅ♡ じゅりゅりゅりゅ♡」

上条も舌を絡めてきた事に一瞬だけ驚いた美琴だったが、すぐに顔をトロけさせ、
ディープ・キスを続けるのだった。

その間、上条は美琴の頭を何の気も無しに撫でたのだが、触れた瞬間に「しまった!」と後悔した。
もしもこれが異能の力によるものだとしたら、右手に触れたら消えてしまうかも知れないからだ。
だが美琴は消える事なく、上条の口内を舐り続けている。
どうやら幻想は殺せても、夢は殺せないらしい。
と言うか、そもそも現実の上条の体ではないのだから、幻想殺しが発動しないのも当然なのである。

上条がそんな事を思っていたとは露知らず、美琴は頭を撫でてくれた事を嬉しそうに目を細めた。

「……ちゅばっ! はぁー…♡ はぁー…♡」

唇を離すと、二人の唾液が糸状に絡まっていた。
美琴はそのまま顔を下へとずらしていき、上条の首筋、乳首、へそと、下腹部に向かって舌を進めた。

「んっ! か、は…み、こと……美琴っ!」

下半身へと這ってくる美琴の舌使いに、上条は思わず声を漏らす。
上条の反応に満足するように、美琴はそのまま、

「じゅぶぶぶぶぶっ♡」

上条のペニスをくわえた。

「くっ、あっ!?」
「にゅぶっ♡ ずぢゅ♡ べるぉあ…んっぶ、ぺろぺろ♡ ぐぽっ、ぬっぷ♡」

美琴は上条のペニスを喉奥まで呑み込み、舌を絡ませてくる。

「みこ、とぉ…! それ、ヤバ……んぐっ!」
「じゅぷぶっぷ…♡ クスッ。イきたければ、イけばいいじゃない…
 当麻は中学生のお口の中にでも射精しちゃう変態さんなんだから♡」
 
口に異物を挿入しながら喋っているのに、その声ははっきりと上条の耳に届いた。
やはり夢の中なので、現実の物理法則など通用しないらしい。

…なんて事を思う余裕も無く、上条は限界に達する。
美琴にしてもらっているという背徳感と、生まれて初めて味わうディープ・スロートの快感と興奮に、
上条は思わず―――

835レロレロレールガン:2014/09/29(月) 20:06:57 ID:D5DdXG7Y
「おうわぁっ!!?」

―――思わず飛び起きた。
そこはいつもの浴槽で、辺りは先程とは打って変わって真っ暗である。
どうやら、夢の世界から帰還したらしい。
喉はカラカラで、汗もぐっしょりだ。しかしそれより何よりぐっしょりなのは……

「あー……やっちまったぁー…」

下着にとてつもない違和感を覚えていたので脱いで見てみたら、
案の定、お漏らしでもしたかのような夢精の跡だ。

上条は真夜中のこの時間に、インデックスとオティヌスを起こさぬよう、
極力音を立てぬように細心の注意を払いながら、洗面所でパンツを洗うのだった。

「ははは……はぁ、不幸だー…」


 ◇


ちなみにその後、上条がどうなったのかと言えば、

「あっ! 見つけたわよアンタこんにゃろう!」
「うっ!? み、美琴…な、何かご用で…?」
「なにか、じゃないわよっ!
 な〜んか最近、ますます私をスルーしてるような気がするんだけど、どういうつもりっ!?」
「い…いえ、そのぉ〜……」

美琴と話していると、自然とその唇に目が行ってしまうようになり、

「ちゃんと説明して……って、アンタ。何でそんなに前屈みになってんの?
 しかもお腹(?)まで押さえて…えっ、なにアンタお腹痛いの!?」
「ななな何でもありませんことよっ!!? ホントお気遣いなくっ!!!」

つまり、あの夢を思い出して美琴を意識してしまうようになってしまったのだった。
めでたし、めでたし―――なのだろうか?

836くまのこ:2014/09/29(月) 20:08:00 ID:D5DdXG7Y
以上です。
よく見たら、まだ一時間経ってませんでした…orz
ではまた。

837■■■■:2014/09/29(月) 20:21:55 ID:3Nu0.dKg
くまのこさんGJです!!

ところでつかぬ事をお尋ねしますがオティヌスって敵じゃありませんでしたっけ?

自分新約は途中までしか読んでないのですが、最新刊では仲間になったのかな?

838■■■■:2014/09/29(月) 20:37:09 ID:D5DdXG7Y
>>837さん。
ネタバレすみませんでした!

えっと、オティヌスなんですが…
最終的に無力化されて何か体が縮みましたw
その後はインデックスと一緒に上条さんちの居候に…なったかどうかまでは書かれていませんが、
多分そうなったんじゃないかと。

839■■■■:2014/09/29(月) 21:22:48 ID:3Nu0.dKg
いえいえ、別にそこまでネタバレについて気にしてませんから大丈夫です
こういう掲示板を覗く時点である程度のネタバレは覚悟しているので
ただ、疑問に思ったので聞いてみただけです

でも、さすがに魔神の力は失っていましたか
これ以上上条サイドが強くなったらどうなるんだとヒヤヒヤしました(笑)

840■■■■:2014/09/30(火) 19:22:31 ID:ioofOWs6
>>795です

このssには監禁、拘束、凌辱などのSMプレイ風描写が多数見受けられます
また今後シリアス、鬱展開に突入する可能性も否定できないため、
それらが苦手な人はスルーしていただくことをお勧めします

以下、本文


目が覚める。しかし視界は寝ているときと同じく暗いままだ。
いや、目隠し越しにも若干光を感じることができるということは
太陽光がカーテン越しに入ってきているのだろうか。
ということはあの日から一日経ったということになる

両手は相変わらず、手錠で動きを制限されていて
無理に動かそうとしてもジャラジャラという音を立て、手首を痛めるだけだった

足も動かしてみるが、こちらも手と同じく拘束されている
自分が意識を失ったときに、また付け直したのだろう。

拘束具で唯一解かれていたものは、口の自由を奪うボール付きの猿轡だけだった。

そこまで確認して、昨日のことは夢ではなかったのだと確信する。
起きてすぐに目隠しをされていると気づいた時点で、夢ではないことは明らかだったが、
それでも美琴は確認せずにはいられなかった。

「当麻…」
昨日の男は本当に当麻だったのだろうか

色んなことが急に起こり、パニック状態ではあったが、
顔も声も間違いなく、自分が知っている上条当麻だったように思える

能力を使っての変装という線もあるが、
その場合だと、どうして最後の電撃を防ぐことが出来たのかが説明できなくなる

だが、誰かを監禁し、拘束するなんてことは彼らしくない
らしくないどころか対極に位置するように美琴には思える
それも監禁する相手が当麻が愛しているはずの私自身ならなおさら矛盾する

(やっぱり、もう一度確かめなきゃ)

そう美琴が決心した時、ガチャっという音とともに『誰か』が部屋に入ってきた。

ビクッと身体が勝手に震えた。

確かめるといっても、美琴は現在能力が使えない。
そんな丸腰の状態では確かめるどころか、自分の身を守ることさえできないのだ。
どれだけ意志を強く持とうとしても、昨日の事が頭を掠める度に怖気づいてしまう。

「もう怖がらなくていい。大丈夫だよ…美琴」

(やっぱり…やっぱり、当麻の声だ……)

だとすれば、もう躊躇も遠慮も、ましてや恐怖する必要はない
当麻にこの拘束を解いてもらい、今までの行動の理由を話してもらうのだ

(話してもらう前に、一発か二発の電撃は覚悟してもらわなきゃだけど……)

「なぁ美琴。美琴は俺がどうしてこんなレイプまがいのことをしたか疑問に思うだろうけど、
これが美琴のためだって言ったら、信じてくれるか?」

「えっ?」

841■■■■:2014/09/30(火) 19:23:23 ID:ioofOWs6
私のため? 私のためってどういうこと?
拘束して、体の自由を奪って、その上で無理やり犯すのことを、どう解釈すればそんな綺麗事になるのか

「美琴はさ、今まで俺のことをどんな奴だって思ってた? 正直に答えてほしい。」

「な、何いきなり変なこと言ってんのよ! それよりもまずは私のこの拘束を解いてよ」

「その前に。いいから答えて。 俺のことどう思ってる?」

何かおかしい。いつもの当麻じゃない。
いや、いつもの当麻じゃないからこそ私をこんな風に拘束しているんだろうけど

「ア、 アンタは本当は強いくせに私との勝負にいつも逃げてばっかりで、馬鹿で、ドジで、
実はむっつりスケベで、誰かを助けずにはいられないお節介さんで、
いつもなにかと騒動に巻き込まれてて、そのせいで毎回ぼろぼろの傷だらけで、
それでも諦めが悪くて、なんだかんだ最後には勝っちゃってて、
誰も頼んでないのにその右手でみんなの幻想が壊れないように必死で守り続けて、
その苦労を誰かと分け合わず全部一人で背負い込む、本当に大馬鹿で憎らしくて…」

美琴がそれからもずっと上条の悪口を言おうとしたとき、
不意に唇に柔らかな感触を感じ、同時に口内に何かが入り込もうとするのを感じる

「っんん!…」

咄嗟のことで焦った美琴だったが、すぐにそれが上条からのキスだと分かった

「んくっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっぱちゅ、ちゅぅっ はあ、はあ、当麻ぁ…♡」

「で? 最後は?」

「え?」

「最後はどう締めくくるつもりだった?」

「……それを言う前に、この目隠しを外してくれない? ちゃんと当麻を見て言いたいから。」

「…分かった」

目隠しを外される。目の前に見えるのはもちろん最愛の人の顔。

「色々無茶ばっかりして周りに心配ばかりかける、そんな最低な人だけど
 私の中で最も大切で、特別で、愛すべき人よ。当麻。」

付き合う前まではこんな真正面から言うなんて絶対考えられなかった言葉。
でも、当麻と付き合って、お互いがお互いのことを知った今では自分の気持ちに正直でいられる。
嘘や偽りではない本心の言葉だからこそ、しっかり聞いてもらいたかった言葉

「どう思うか?というより、告白じゃねえか…」

上条は少しだけ顔を背け、小声で、しかし嬉しそうにそう呟く。
どうやら言う本人よりも言われた本人の方が気恥ずかしかったらしい

「私にとってはそうたいした違いはないわ。それよりも当麻の方こそちゃんと“告白”して頂戴!
 どうしてあんなことしたの? 私…すっごく怖かったんだよ…」

昨日の事を思い出すだけでも、身体が強張り、身震いしてしまう
そんな美琴の変化を感じて、上条はギュッと美琴の身体を抱きしめる。

「これを聞いたら、美琴は俺のことを嫌いになるだろうし、蔑みもすると思う。
 俺はそれだけのことをやったと自覚してるし、実際、美琴を深く傷つけた。
 だから最後に美琴が俺をどう思ってたか聞きたかったんだ……
 この話を聞いた後の判断は全て美琴に任せるよ。
 だからまずは黙って俺の『告白』を聞いてくれ」

842■■■■:2014/09/30(火) 19:55:34 ID:ioofOWs6
795です

実はこのssは今日で完結する予定でした
そして『リクエストから一週間以内に書きあげたぜ!ヒャッハー!!』
って書くつもりでしたが、自分のssを再度読み直してみると、
なんか終わり方が納得できず、もう一度書き直すことにしました

「まだ続くのかよ…正直長いわ」とか「飽きた。次の作品かまたは他のss職人はよ!」
と思っている方もいらっしゃるでしょうが、ご了承願いたい

843■■■■:2014/10/01(水) 08:31:15 ID:C9RWHnfI
上琴と判っていても上条さんがミコっちゃんを同意無しで…ってのは余り好ましくありません
なので、美琴の為って言うフレーズが嬉しいですから続きぷりいず

単なるレイプもんなら好物なんだけど(所詮二次だし)
上琴だとお互い大事にし合う所もポイントなので

844■■■■:2014/10/02(木) 00:19:07 ID:oQJ5LFn.
>>795です

このssには監禁、拘束、凌辱などのSMプレイ風描写が多数見受けられます
また今後シリアス、鬱展開に突入する可能性も否定できないため、
それらが苦手な人はスルーしていただくことをお勧めします

以下、本文


二週間前の美琴との初体験は上条に大きな変化をもたらした。

初体験といえば、女性側は処女喪失ということで激しい痛みを味わい、
感じるどころか、性交自体がトラウマになる場合も少なくないということを上条は知っていた。

美琴との行為がそのような結果にならぬように、上条は通常の何倍もの時間を費やして前戯を行い、
美琴のありとあらゆる場所の性感を高め、少しでも破瓜の痛みが減じるように努力した。

美琴はあまりそちら方面の知識がないため、ただただ上条に言われるままに行為を行い、
多少時間が長いのではないかと疑問に思っても、上条に「これが普通だ」といわれると
納得せざるを得なかった。
(というのは建前で、本当は上条から絶え間なく送り込まれる快楽で
一人勝手にイかないよう我慢するのに必死で何も出来なかっただけなのだが…)

そして処女喪失の時。
ホテルの一室。薄暗い部屋の中で、何時間も全身を撫でられ、舐められ、弄られた美琴は快楽の虜となっていた。
乳首は生意気にもツンと上を向いて勃起し、おまんこは口をぱっくり広げ、愛液を滝のように垂れ流す
クリトリスは完全に皮がむけ、まるで自ら弄られたいかのように顔を出している。

「お願いとうま〜〜〜♡ もっと激しく、もっと強く! 触って、弄って、気持ちよくしてぇ〜〜〜♡」

(……少しやりすぎちまったかも)

上条にとって誤算だったのは美琴の身体が予想以上に感度がよく、かつMっ気があったことだ。
上条が痛いのではないかと思うほど乳首を摘み上げても、
美琴は嬌声を発しながら気持ちよさそうにうっとりとしていたのだ
それは美琴のことをどちらかといえばSだと思っていた上条に強い衝撃を与えた。

二つ目に美琴は一度快楽のスイッチが入ってしまうと途端に媚びたような甘い声を出す
今でこそバカップルと言われるぐらいに甘々で、
たまに似たような甘い声を出すこともあったが、(その度に上条の股間は密かに反応していた)
情事の時はまた別種のさらに甘々な声を出すのである

どちらも付き合う前の凛と勇ましかったころの美琴からは考えられない姿で、
そのギャップから上条は我を忘れ、しばらく自分の欲望のままに彼女の肢体を貪ったほどだ。

「美琴。そろそろ…その…入れてもいいか?」

「あ〜ん、何でもいいから早く! 早くぅ!」
上条が勇気を振り絞っていった言葉に美琴はすぐ了承する

(そ、そんなあっさり!? ったく…美琴がこんなにエロエロだったなんて)

とか思いつつも、そんな美琴の姿にすっかり欲情している上条はすぐさまパンツを脱ぎ捨て、
ギンギンに張りつめた自分の分身を晒けだす

(ここまで一回もイかずに我慢した俺を地味に褒めてあげたい…)

「わあぁ!」

そんなことを思っていると、美琴の方から大きな声が上がった

「ッ!? どうした!」

「とうまの……それ…」

美琴はそういいながら、上条の下半身を指さす

「それ?」

つられて上条も己の性器を見るが、勃起している以外に別段変わったところはほとんどない

845■■■■:2014/10/02(木) 00:19:58 ID:oQJ5LFn.
「おち…ん…ちん……初めて見たから…その…驚いちゃって…」

(なんだそんなことか。そりゃそうだろうな、初めて見せるわけだし…
あれ? でも美琴ってAVとか見ないのか?)

そこのところを疑問に思い、尋ねようとするが、

美琴の『恥ずかしいけど、でも好奇心が抑えられないからつい見ちゃう』とでも言うかのような
熱い視線がすでに疑問の答えとなっていた

「なんか大きいし、太いし、脈打ってって苦しそうなんだけど…男の人っていつもこうなの?」

「いや、いつもはこんなに大きくしてねぇよ。普段はもっと小さいんだが、こういう時だけは大きくなるんだ」

「へぇ〜。なんかグロテスクな形だけど、ちょっぴり可愛いかも♡」

(かわいい……のか?)

自分の目で見ても別段そんなふうには思わないが、
異性から見ると可愛く感じるのだろうか…それとも美琴だから?

(男がまんこを見て興奮するのと同じ原理…なのかな?…)

自分が持たないものだからこそ、惹かれるというやつなんだろう…たぶん
そう結論付けた後、上条は自分の性器にコンドームをつけながら、
これから襲い来るであろう甘美な刺激に理性を打ち砕かれないよう、あらんかぎりの意志力をかき集める

(ここまでは、終始俺のペースで運ぶことが出来たんだ。
美琴の感度が良いことやMっ気があったことは嬉しい誤算だったけど、
さすがに破瓜の痛みまで完全に消し去ることはできないだろうしな。
ここからは美琴の様子をきっちり観察して、美琴にとって一番負担にならないやり方を選択していかなきゃいけない
そのためには、俺自身が性欲に負けないよう鉄の意志と鋼の理性を持って、自分を見失わないようにしないとな)

決意を新たにして、上条は美琴と向き合う。

ここからが上条当麻の…いや、男にとっての本当の戦いの幕開けなのだ。

846■■■■:2014/10/02(木) 01:09:16 ID:oQJ5LFn.
795です

前回も書きましたが、ここからのssは本来書く予定のなかったものなので
実はまったく話のストックがありません(汗)
(もちろん大筋の構成は頭の中にありますが、それを文章として起こす準備がまったくしてないということです)

そのため、これからは以前ほどの更新速度は維持できないと考えてます。ごめんなさいm(_ _)m

本来このssは美琴視点のまま終始一貫して描いて終わる予定だったのですが
色々な方々の『上琴』、『いちゃエロ』についての考えや感想に触れ、
そのあとに美琴視点のまま、ssを完結させちゃったときに
「これで良いのか?」という疑問がでてしまったんです

そのため、苦肉の策として『被害者』の視点ではなく
『加害者』である上条当麻の視点で書くことによって、もう一度『上琴』について考えてみようと思った次第です
(みなさまのためというより、ほとんど自分のために書いているようなものです。すみませんm(_ _)m)

正直、引っ張れば引っ張るほど、書く方としては疲れますし、
終わりがどんなものになるんだろう。と期待されれば期待されるほど、
精神的に辛くなるのですが(こんな内容のssだからこそ自分の上琴愛が試されてるような気がして)

未完のssというのはどんなに秀逸なものだったとしても忌み嫌っていた私なので、
(嫌っていたのは、もちろん読む専の時の話。書く側に立って辛さを分かった今では素直に楽しめると思います)
どんなに赤っ恥を書こうが、最後まで書きあげるつもりでいます。

こんな自己中な私が書く自己満なssを読んで、暖かいコメントを下さる皆様、本当にありがとうございます
そのコメントが私に書く力と意欲を湧き起こさせる原動力となっています

これからもよろしくお願いします

847■■■■:2014/10/05(日) 23:04:01 ID:VKrlOjQg
ゆっくり頑張ってね。そんな>>795を応援している

848■■■■:2014/10/12(日) 21:12:05 ID:FSVIViSQ
上条が一人勝手に男としての戦いがうんちゃらかんちゃら……などと考えている間、
美琴は上条の性器を見つめながら別のことを考えていた。

(あんなすっごいのがこれから私の中に入ってくるの? 本当に…入るのかしら…あんな大きいの…
でも逃げてられない! 当麻とは身も心を一つになりたいもの)

(そんなにじっと上条ジュニアを見ないでくださいよ美琴さん! ああ、早くも鉄の意志が溶けてしまいそうだーー)

「美琴…あの…準備はいいか?」

「うん…いつでもいいよ。当麻…」

「じゃ、じゃあそこのベットで仰向けに寝て、足を左右に大きく広げてみてくれないか」

「う、うん」

美琴はしずしずと体勢を変える。その緩慢な動きが俺を誘惑しているみたいで、またしてもジュニアが反応する

(耐えろ、耐えるんだ我が息子よ…)

「えっと…これでいいの?」

顔を若干背け、恥ずかしそうに確認をとる態度とは裏腹に、
両足を左右に大きくに広げ、秘所を惜しげもなく大胆に晒す美琴。

彼女の秘部からは現在進行形で透明な体液が溢れ出ており、
その初心な態度に淫らな反応を見せる身体という組み合わせはすさまじいギャップを感じさせた

(お、落ち着け…まだ始まってすらいないんだぞ…ここで負けたら上条家末代までの恥だぞ)

とか考えながらも、もはや美琴から視線をそらすことができない上条はじっとその姿を見つめてしまう

「あ、あんまりじっと見てないで当麻も早くこっちに来てよ」

「あっ…お、おう。 すまん…」

(見られるだけで感じちゃうからだなんて恥ずかしくていえないよぉ…)

(やべぇ、自分でも気づかないうちに見入ってた…視線を奪われている場合じゃないっていうのに…)

美琴に促され、上条は美琴の足と足の間の位置―――いわゆる正常位の体勢をつくる

「そ、それじゃ入れるぞ美琴」

「う、うん…きて当麻…」

そうして美琴の膣に自らの性器を挿入させようとしたとき

「当麻待って!」

といきなりストップがかかる

「ど、どうした」

「えっと…あのね……その…」

要領の得ない美琴の言葉に?を浮かべるしかない上条

「わ、わたし初めてだから…その…や、やさしくしてね当麻」

顔を赤くさせながら、そんなことを言う美琴をみた瞬間、上条の中で何かが『ぷつん』と切れる音がした

849■■■■:2014/10/12(日) 21:29:05 ID:FSVIViSQ
久しぶりの投稿で>>848に注意喚起し忘れたことに罪悪感を覚える>>795です

一週間以上間が空いて誠に申し訳ありません

実のところ10月2日以降まともにパソコンに触れる時間が取れなかったことが理由です

そのため残念ながらストックを作る余裕はどこにもありませんでした

丸1日ssを書く日を確保できればいいのですが、現状そんな日が来そうにないので

1週間に数回投稿できれば御の字かなと思ってます

こんな状態ですがこれからもよろしくお願いします

850■■■■:2014/10/12(日) 21:52:25 ID:FSVIViSQ
1週間に1,2回の間違いです
数回も投稿する余裕ありません(笑)

あと書き忘れてましたが、感想お待ちしてます
最近の唯一の楽しみなので

また、結構過疎ってるので誰かss書いてもっと盛り上げて欲しいなと思っていたりします

生意気なこと言うようですが、自分自身このスレを盛り上げるためにssを投稿している面もあるわけなので

851■■■■:2014/10/12(日) 23:17:36 ID:BbJDNle2
乙です。
いつも楽しみにしている文才レベル0の俺が通ります。

人それぞれ意見があれど、上琴愛は変わりませぬぞ!!
いつでもお待ちしております。と、月並みな感想くらいしか書けませんが、応援しています。

あと、実は文才レベル0の癖に変わったシチュエーションは自分の脳内で暖めていたりします。

852■■■■:2014/10/12(日) 23:59:07 ID:FSVIViSQ
>>851さん感想ありがとうございます

文才レベル0といいますが、最初からセンスのある文を書くのはやはり難しいように思います

自分も今回が初のssだったわけで、先駆者に負けないよう結構がんばっているつもりでも
やはり見比べてみると自分の方が劣っている気がしてなりません

文章なんてただの文字の羅列に過ぎないのにどうしてこう難しいのでしょうね(笑)

結局、書いては書き直しての繰り返しでしかどうにもならないように思うので
まずは一回書いてみることをお勧めします

偉そうに言ってますが、本当のところは851さんの変わったシチュというものを読んでみたいだけだったり(笑)

それに自分の妄想を文にするというのは意外に楽しいですよ

以上795です

853■■■■:2014/10/24(金) 20:18:50 ID:qsPLx.Fs
>>795です

このssには監禁、拘束、凌辱などのSMプレイ風描写が多数見受けられます
また今後シリアス、鬱展開に突入する可能性も否定できないため、
それらが苦手な人はスルーしていただくことをお勧めします

以下、本文


「――――――――」

「とう…ま? どうしたの?」

上条が急に動かなくなり、そのまま固まってしまったため美琴は何かあったのだろうかと心配する
まさか先の発言が原因で上条の理性が今にも吹き飛びそうな状態になっているなど露にも思わない

「ごめん美琴。先に謝っておく…もう我慢できそうにない」

「えっ?」

そういって上条は自らの男根を美琴の秘裂に押し込んだ
それは今までの美琴を気遣う気持ちを含まない、ただただ己の欲求に突き動かされての行為
幸か不幸か美琴の膣は愛液で滑りやすくなっており
また前戯の際に指で丹念に膣内の固い肉をほぐしていたため、上条の性器はあっさりと処女膜の手前に辿り着いた

「あんっ やっ ぅあああ…んっ ふっ―――」

「美琴。処女膜破るぞ」

「えっ ちょっと待って、まだ準備が―――って、ああああぁぁ!」

美琴の返事を待たずに一気に腰を押し込む。
腰から脳まで一直線に伝わってくる快感は上条をただ腰を振り続ける獣へと変えた。

「とう、ま! とう…ま 止ま、って いたい…いたいよぉ」

腰を打ち鳴らす度に美琴の秘所からは血が流れ、その痛みを表すかのように美琴の瞳からも涙がこぼれる
破瓜の痛みを訴える美琴にしかし上条は応えることが出来なかった。
彼は自らを襲う強大な欲求に飲み込まれ、自分を制御することはもはや叶わない
唯一できることといったら、それは苦しむ美琴に向かって励ましの言葉をかけることだけだった

「みことっ、みことっ、みことっ、頑張れ、頑張れ、みことぉ」

「とうま、とうまぁ ああぁぁぁ、いやっ だめっ はぁ、はぁ、くぅぅぅ――――」

本能に支配されながらも頭の片隅で上条は分かっていた。
自分のこの暴挙が美琴を苦しめていることに
自分のこの一突きが美琴を追い詰めていることに

しかし上条は止まらない。
自分のこの暴挙をしっかり受け止めようとする美琴に対して
自分のこの一突きに呻き声を上げながらも、反応して男根に襞を絡み付けてくる美琴に対して
自己嫌悪しながらも、これ以上ないほどに上条は美琴に欲情していたから

854■■■■:2014/10/27(月) 21:16:04 ID:DYlWhx8U
今月の大王読んで青ピさんに会いたくなったんだけど、どうやったら会えるかな・・・

855ましろぷーど:2014/10/28(火) 22:19:00 ID:vlOeKzOE
どうも、ましろぷーどです。今まで色々ほったらかして申し訳ありませんでした。
NEWプレイはちまちま書いていますが、まだ完全復旧にはいたりません。ですが、必ず完結はさせます。


>>795さん
美琴ちゃんってなんでか無性にいじめたくなっちゃうんですよね。
きっと何しても最終的には許してもらえると思えるようなオーラを纏っているんでしょう(ただし上条さんに限る)
とも思ったけど、なんだかんだいって黒子ちゃんは制裁食らうけどいつも許してもらってるし、
美鈴さんものらりくらりと許しを得られているところを見ると、美琴ちゃんの元々の気質であると考えた方が自然ですかね。
つまりなにが言いたいかと言うと、続き待ってます。


今回は2014年・電撃大王・12月号に触発された短編を投下したいと思います。
ちなみに向こうに落としたものの続きとなっていますが、別に読んでいなくても大丈夫なはずです。
次から7レスほどです

856美琴ちゃんってどうしてこんなにもネコが似合うの(裏):2014/10/28(火) 22:20:21 ID:vlOeKzOE
「ごめんな美琴。今お前に飲ませたのは試供品なんかじゃなくて、とある筋から手に入れた特別なもんなんだ」

上条の腕の中はとても心地のいい空間で、包み込まれてしまったら最後、確固たる意思がない限り抵抗なんてできやしない。

美琴を抱きかかえた上条はすまなそうに、しかしどことなくうれしそうに美琴を優しくなでまわす。
頭をなで、頬をなで、腹に添えられた手のひらをゆっくりと滑らせなでる。
上条に全身をなで回され、美琴は嫌な気分になるどころかもっとしてほしくなってしまう。
心地よい感覚にうっとりと酔いしれ”まるで猫のように”体を丸めて上条の胸に擦り寄る。

しばらく美琴を撫で回していた上条は、頬をなでていた手を喉にすべらせると、ほとんど猫にするかのような手つきでなで始めた。

「…ふ、に……うにゃ…にぃ」

喉をなでられた当の美琴は、大変気持ちよさそうに目を細め、頬を緩める。
普通の人間なら、猫にするかのように喉をなでられたって気持ちいいわけがない。
なのに、今の美琴にはその行為がとても気持ちいい。なんだったらゴロゴロと鳴いてもいいくらいだ。

「お前が飲んだやつな、学園都市特製の”またたび酒”なんだよ」

気持ちよくて、心地よくて、ご機嫌になっていた美琴は、意識の向こう側で上条の声を聞く。
その声は彼女の耳には届いていたが、その言語の意味を理解するまでには至らなかった。

それに気付いているのかいないのか。どちらでも構わない上条は意に介さず続ける。

「普通またたび酒っていうと、まあ、薬みたいなもんだな。美味いもんじゃないが、健康に良い」

猫が大好きといわれるまたたび。実は猫だけじゃなく、人間も食べられる。
完熟したまたたびの実は独特な味ながらも美味であるし、またたび酒のように焼酎に漬け込んで飲み物にすることも出来るのだ。

「ただ、コイツは学園都市特製。普通のまたたび酒とは違い、摂取した者にとある特殊な状態を引き起こす」

「…うにゃ?」

上条は喉をなでていた手を止め、おもむろに何かを取り出した。
不思議そうに眺めている美琴の顎を指先で持ち上げると、取り出したそれを彼女の首にはめる。

857美琴ちゃんってどうしてこんなにもネコが似合うの(裏):2014/10/28(火) 22:20:58 ID:vlOeKzOE
「うん、赤とオレンジで迷ったけど、赤で正解だな」

そう言った上条は満足そうに微笑むと、彼女の首にはめた物についていた鈴を指先で軽く弾いた。

「よく似合ってるぜ、”みこにゃん”」

「にゃあ!」

言われたことの意味は良く分からなかったが、なにやら上条がうれしそうなのでいいか。

自分までうれしくなってきた美琴は元気に上条へ返事を返した。
素直に返事をしたご褒美のつもりか、ニッコリと笑った上条は美琴の頭をなでながら、ゆっくりと彼女の耳元に口を近づける。

「このまま酒の効果が切れるまで、俺のかわいい子猫ちゃんでいてもらうぜ美琴」

「にゃっ…」

耳にかかる息がくすぐったいのか、美琴は小さく声を上げて身を捩る。

膝の上の美琴をゆっくりとなでながら、上条は頭の中で”またたび酒”の効果を反復する。

――このまたたび酒は、表面上はごく普通のまたたび酒である。
しかし、このまたたび酒は一般の物と決定的に違う効果を持っている。それはこの製品を摂取した者をネコっぽく変化させる、という点だ。
配合された特殊成分によって、服用者の中枢神経や思考回路に働きかけることによって感性や感覚をネコのそれに近づける。
さらには言語分野にも若干の作用をもたらし、個人差はあるものの、ネコっぽい喋り方へと変化させることにも成功していた。

もちろん、体に害がないことは開発者達がその身を持って確認済み、と書いてあった。
曰く、紳士の夢と浪漫と欲望が詰まった一品に、副作用や後遺症などあっては紳士の名折れ、らしい。非常にどうでもいい情報だが。

そんなことをつらつらと思い浮かべながら、もぞもぞと上条の膝の上で動き回る美琴を、上条は実に悪い顔で眺めていた。
ぺろりと舌を出して、上条は自身の上唇を舐める。そして歯が見えるくらい口角を吊り上げて笑うと、美琴の制服に手をかける。

「俺の子猫ちゃんでいてもらうってことはだ、猫が服を着てるのはおかしいよな?」

「うな? こね、こちゃ?」

上条の独り言のような問いかけに美琴が反応する。
しかし、その美琴の言葉はかなり舌っ足らずでたどたどしい。
酔っているせいでそうなっているのか、はたまた酒の”特殊な状態”のせいなのか。

まあ、今の”ご主人様”モードの上条には些細どころか全く問題にならない。

「いや、最近は着せる飼い主もいるんだろうな。けど、俺は着せない派だ」

「きーせー?」

誰に聞かせる言い訳のつもりなのか、それとも自己暗示の類なのか。

上条は手早く美琴の制服を剥いでいく。
脱がされている美琴も無抵抗のまま、というよりおそらく自分が何をされているのか分かっていないのだろう。

そうして美琴はあっという間に生まれたままの姿になった。
いや、この場の雰囲気に合わせるならば、ごく一般的な猫にさせる格好になった、と表現するべきであろう。

858美琴ちゃんってどうしてこんなにもネコが似合うの(裏):2014/10/28(火) 22:21:22 ID:vlOeKzOE
「でも、まだ、猫に足りないものがある、よな?」

真っ赤な首輪以外何も身にまとっていない美琴。
そんな彼女を見て、上条は自身の雄が立ち上がるのと同時に、普段は絶対に表に出てこない加虐心がむくむくと膨らんでいくのを感じた。

吐息も鼓動も荒くなっているのを自覚しながら、しかし上条は止まらない、止まれない。
首輪と一緒に入手したソレを手にして、再度美琴を膝の上に捉える。

ただし、今度はうつ伏せにして。

「にゃ? とーま?」

上条に対して何の疑問も、危機も感じていない美琴の声が彼に届く。
ネコ化した美琴にとって今最も最重要なのは、ご主人様の上条がどれだけ自分を構ってくれるか、である。

先程の上条の「俺のネコ」発言を、何故か美琴は理解できていた。
そして、なんの抵抗もなく上条のことを「ご主人様」だと認識していた。
いかな疑問も無しに上条に支配されることを受け入れたのは、またたび酒の効能の一部なのか、美琴の元々の気質なのかは分からない。
ただ今は、自分だけを見て、たくさん構ってもらいたい。上条に愛されたくて愛されたくて堪らない。

だから上条の一挙一動に集中はしても、警戒なんてする意味がないのだ。

だから上条の指が自身の後ろの蕾に触れたとしても、驚くだけで抵抗なんてする気もなかった。

「ふにゃう!?」

美琴はビクン! と大きく体を跳ね上げさせモジモジと体をくねらせたが、上条の膝の上から逃げようとはしない。

「…力抜いとけよ」

そんな美琴の思考を知ってか知らずか、上条はしっかりと美琴の腰を抑えたまま、ローションをまとった中指をゆっくりと蕾に押し入れる。

「あ、にゃ…ひゃう! ん、や、にぃ…んぁああ!!」

そのまま円を描くように、蕾を解して広げるかのようにぐりぐりと指がうごめく。
第一関節付近まで引き抜かれた中指に人差し指を添えられて再び挿入されても、美琴は快感に啼くだけで逃げようとはしない。

「に、に…ふっ…は、にゃ……んん!! にゃ、あ、ああん!」

美琴の赤く熟れた蕾から上条の指が出入りするたびに、ぐちゅり、ぐちゅん、といやらしい水音が立つ。
ピッタリと寄り添わせていた指を離したり再び添わせたりして、蕾を広げたりすぼませたりしながら、上条は執拗に美琴の蕾を攻め立てる。
内壁を大きくかき混ぜたり、何度も強く引っかいたりするたびに、美琴は大粒の涙をこぼしながら啼く。

「これぐらいで大丈夫そうだな」

859美琴ちゃんってどうしてこんなにもネコが似合うの(裏):2014/10/28(火) 22:21:45 ID:vlOeKzOE
そうして数分とも数時間とも分からないほど快感に酔いしれていた美琴の蕾から、唐突に指が引き抜かれる。

「ふにゃ…? あ…と、ま―――っっ!!!!」

息も絶え絶えに主人の名を紡いだ美琴は、次の瞬間蕾に押し入ってきた大きな感覚に息を詰めた。

「あっ! は、ぁ!! うああ……!!」

押し入ってきた大きな質量は、ぐずぐずに解れた美琴の蕾の奥までいとも簡単に入ってゆく。
今まで無抵抗だった美琴もこれにはさすがに驚き、無意識の内にも腰を退いて逃れようとする。
しかし上条にがっちりと押さえられた腰はびくともせず、上条の手の内に在った大きなソレを根元までねじ込まれてしまう。

「はっ、かわいい尻尾がついたぜ、美琴」

歪な笑顔を浮かべたまま、上条は嬉しそうに哂う。

上条が美琴の蕾に押し込んだのは、ネコのような長い尻尾がついた張子……アナルバイブと呼ばれるものだ。
美琴の髪と同じ薄茶色のそれは、おいしそうにソレをくわえ込んだ蕾の僅かな律動にあわせて小さく揺れていた。

「はっ、はっ、あ…んにゃ……」

そうして浅く呼吸を繰り返す美琴の頭に、同じく薄茶色の物を乗せた。
もちろん、それはネコ耳のついたカチューシャ。

「いいな、美琴。すっげぇかわいい」

さらに呼吸を乱した上条は、己の手で姿を変えさせた子猫の姿をじっとりと眺める。
白い肌を赤く色づかせ、さらにはその肢体をだらりと上条の座上に投げ出したその子猫は、艶かしい呼吸を繰り返す。

その姿に、切ない吐息の音に、上条の雄が暴れだす。その雌を早く喰わせろといきり立つ。
そして、膝の上でクタリとする美琴の体温に、時折小さくその身を震わせる振動に、さらに雄は刺激されその身を滾らせる。

そんな自身の雄の衝動に耐えられないとばかりに、上条は性急にズボンのベルトをチャックを下ろすと、美琴の上体を持ち上げる。

「美琴っ! ちゃんと”いい子に成れた”ご褒美だ」

そう呻くと美琴の首輪を引っ張り、露出させた自身の男根を口に咥えさせた。

「うむうっ! …んん、んにゃ…ふ…にゅ……ん、ちゅう」

「いい子だ美琴…そのままそうやって頑張れば、お前の好きなミルク沢山だしてやるからな」

従順に男根にしゃぶりついた美琴の頭をゆったりとなでながら、その美琴の姿と行為に、上条の征服心が大いに満たされてゆく。

普段、上条は美琴をいじめたり苦しめたいとは微塵も思わない。
むしろそれらを取り除き、守ってやりたいと願う。

しかし、こと性行為においてはその逆で、力ずくでも屈服させ、命令に従わせ、彼女の全てを支配してしまいたい衝動に駆られる。
美琴がわりと正常な時は、彼女の抵抗や上条自身の理性がブレーキをかけ、そこまで行き過ぎたことにはならない。
だが上条の箍が外れた時や、美琴が快感の熱に飲まれている時なんかはその限りではない。
そして、まさしく今がそのときだった。

860美琴ちゃんってどうしてこんなにもネコが似合うの(裏):2014/10/28(火) 22:22:08 ID:vlOeKzOE
上条の熱はどんどんヒートアップしてゆき、美琴に深く男根を咥えさせようと、強く頭を押さえつける。
いつもなら抵抗する美琴も上条をご主人様と認識している今、全くの抵抗も、拒否も見せない。
素直に男根を咥え込み、いつも以上の舌使いをもってそれに応える。

「ん、ふみゅ…じゅる、あむ、ん……はっ、む、ちゅ……れろ…」

上条の興奮の度合いはいつも以上であった。そして、既に上条の男根もいつも以上に大きく膨らんでいた。
にもかかわらず長い間その状態を保てていたのは、ひとえに上条の精神力から来るものなのだろうか。
いずれにせよ、美琴の容赦ない舌使いに上条はあっというまに追い詰められ、ついに限界を迎えていた。

「ぐっあああ! 出る! 出すぞ! 出すからな、美琴! イ、く…う、ああああああ!!!!」

まるで獣のような怒号をもって、上条は精を吐き出した。
そして、がっちりと押さえ込まれた美琴の口の中に、大量の精液が次々と流れ込む。

「んく、ごく……ん、んぷっ、んんん!!……う、うむ、んく! ごく…」

美琴はその身を震わせながらも精を必死に飲み込むが、飲み込む量よりも吐き出される量のほうが圧倒的に多い。
唇の隙間から飲み損ねた精液が溢れ落ちる。それが滑り落ちきる前に、美琴は慌てて両手で受け止める。

ようやく吐精が終わる頃には、美琴の両手の平は白くベタベタになってしまっていた。

「ん、にゃ…ぺろ…ちゅ、じゅる」

未だ口の中にあった精液を残さず飲み込んだ美琴は、手のひらに零れ落ちた精液をもおいしそうに舐め取り始める。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ…っ、はぁ…」

一方、強烈な快感と吐精感から解放された上条は、息を整えながらその光景を眺めていたが、呼吸が落ち着くと美琴の腕を掴んだ。

「ちゅる…とーま?」

そして、精液を舐め取られきっていない美琴の手のひらの上から、その多くのソレを自身の指先で掬い取る。

「…舐めろ」

そのまま精液をたっぷり掬い取った指を美琴の眼前に差し出して命令する。
その上条の目には未だにゆらゆらと炎が渦巻いていた。どうやら落ち着いたのは呼吸だけであったらしい。

「にゃあ……」

―――逆らうことは許さない。

今の上条の纏う雰囲気はまさにそれ。普段なら絶対に聞けないような絶対命令に、美琴は背筋がぞくぞくしたのを感じる。
もしかすると、美琴を屈服させて支配したいと深奥で望む上条と同じように、美琴もそのようにされたいと思っているのかもしれない。

861美琴ちゃんってどうしてこんなにもネコが似合うの(裏):2014/10/28(火) 22:22:26 ID:vlOeKzOE
美琴は逆らうことなく上条の指を咥え、指についた精液を丁寧に舐め取ってゆく。
上条はいやに据わった眼差しでそれを眺める。

それからゆっくりと時間をかけて全ての精液が舐め取られ、美琴が指から口を離した瞬間、上条は美琴を勢い良く組み敷くと、間も言葉も待たずに美琴を貫いた。

「いにゃああああああ!!!!」

勢い良く、躊躇無く突き入れられた上条の男根は、何に阻まれることも無く美琴の秘裂の最奥にたどり着き、その奥の子宮を強く突き上げる。
そのただの一回の衝撃に、美琴はあっけなく果ててしまい、大きく啼き声を上げる。

しかし上条はそれで止まることは無く、勢いそのままにハイスピードで美琴を揺さぶり始める。

「美琴、美琴っ…はっ、みこ、と!」

「あっ! ひぎ、いにゃああ! あっ! ああっ! ふぁああ!!」

男根が最奥を突き上げるたびに、美琴は嬌声と共に絶頂を味あわされる。
おまけに床に押し付けられた衝撃で、蕾に咥え込まされていたアナルバイブのスイッチが入ってしまったらしい。
バイブはグリグリと蕾の中で暴れまわるのみならず、秘裂に入ってくる男根と擦れあって、美琴をさらなる快感の海に叩き込む。

「ああっ!!! いゃ、やああああ!! ま、た、イっ……!! うあ、ああああああ!!!」

「はっ、いい…っ! ああ、イく…イく! 美琴!」

絶頂が止まらず、快感も止まらず、美琴はわけが分からなくなってその身を滅茶苦茶に跳ね回らせる。
だが、上条はそれを全身でのしかかることによって押さえ込み、容赦なく腰を打ちつけ続ける。

「もう、い!…あっ、だ……あ、ん! あ、ああっ!! あっ!! はっ、あああああ!!!!!!」

「ぐ、あ、があああああああ!!!」

上条の下でもがいていた美琴は、一層大きな声を上げて、ビクリ、ビクリを体を震わせると次の瞬間、意識を手放していた。
そして上条もまた、美琴の最奥を穿った瞬間に絶頂を迎え、大量の精を中に吐き出していた。

そのまま精を吐き出し続け、出し終わったと同時に美琴の隣に倒れこんだ。
荒い息のままに美琴へと腕を伸ばし、その腕にしっかりと彼女を抱きしめる。
上条はぬくもりを抱きしめたことを目視で確認した後、全身に廻ってきた疲労感にその身を明け渡して目を閉じた。

862ましろぷーど:2014/10/28(火) 22:23:03 ID:vlOeKzOE
尻切れトンボのようですが、これでおしまいです。
しかしBLAUさんすごすぎですね。
それそれの女の子の長所を生かしつつもしっかりと自分がおいしい思いを出来るプレイを…おや、誰か来たようだ

863■■■■:2014/10/28(火) 22:30:30 ID:fb4kmoI2
S条さん・・・やるなぁ

864ななくご:2014/10/28(火) 23:51:46 ID:pOOWo8os
795です

ましろぷーどさんGJです!
いちゃいちゃの方も読ませていただきました
夜中にとても萌え萌えしてしまい、寝れなくて困る

次回の投稿も時間がかかりそうですが、せめてご期待に添えられるよう頑張らせていただきます

あと毎回795と名乗るのもいい加減鬱陶しいと思ったので
仮にですが、「ななくご」と名乗らせていただきます(適当で申しわけない)

865くまのこ:2014/11/06(木) 18:39:13 ID:QBxlx2CA
支部でドリームランカーの話を書いてほしいとのリクがあったので、書いてみました。
電撃大王の11月号と12月号の


 ネ  タ  バ  レ


が含まれてますので、コミックス派の方はご注意ください。
約3分後に5レスです。

866第三位の御坂美琴ちゃんは気ぃ強そうやけどな:2014/11/06(木) 18:42:08 ID:QBxlx2CA
「インディアンポーカー? …って、何だ?」

上条は青髪から差し出されたカードを訝しげに見つめながら、左手で受け取る。
利き手【みぎて】で受け取らなかったのは、
どうやらそのカードには何かしらの異能の力が働いているらしいので、
その力を幻想殺しで破壊しないようにする為の配慮だ。

「何や、カミやん知らんの?
 ……ああ、そう言やコレが流行てた時、カミやんイタリア行っとったもんな」

大覇星祭の最終日。不幸体質なはずの上条が来場者数ナンバーズで1等を『不自然に』当て、
インデックスと共に北イタリア5泊7日の海外旅行にペアで行ってきたのだ。
…まぁ、結局は「アドリア海の女王」を巡る魔術サイドの戦いに巻き込まれ、
即座にイタリアの病院にご厄介になり、能力者の体をよその病院で調べられるのは色々まずいと、
そのままの状態で学園都市に強制送還させられたのだが。
その為5泊7日の旅行は、実質1日も楽しめないまま終了したのである。
そんな『愉快な体験』を上条がしている時に、学園都市で流行っていたのが―――

「このインディアンポーカーっちゅう訳やな」
「………そーですか」

その頃を思い出して、どっと疲れが出る上条。

「で? 結局これは、何に使う道具なんだよ」
「ふっふっふ……何にて言うか、『ナニ』に使うモンやね…
 コレはな、『他人の夢を見られるカード』なんよ」
「他人の…夢?」
「せや」

青髪が、元々ニヤついている顔を更にニヤつかせ、文字通りイヤらしい笑顔を浮かべた。
上条は嫌な予感をビンビンに感じ取ったが、青髪は気にせずこのカードについての説明をする。

青髪の説明を要約するとこうだった。
まず『夢を与える側』が特殊な装置をつけて寝ると、見た夢がそのカードに書き込まれる。
そしてそのカードを使用して寝ると、『夢を与える側』が見たのと同じ夢を見ることができる。
…という物らしい。
その中でも、面白い夢やためになる夢を安定供給出来る人の事は、
『ドリームランカー』と呼ばれていたそうだ。

「つまりこのカードには、青髪【おまえ】の見た夢が書き込まれてるって訳か」
「そういう事やね」
「なるほどね。うん、イラネ」

即決である。

「何でやねん!」
「だって絶対ろくな事にならないだろ!」

やはり、嫌な予感がしたのは間違いではなさそうだ。
青髪の見た夢…どんな物なのかは分からないが、どの道でも不幸な目に遭うのがオチだろう。

「んな事あれへんよ! ボクぁSランクのドリームランカー、『BLAU』と呼ばれとった男やで!?」
「知らねーよ! そん時、上条さんは病院のベッドでおねんね中だったわ!」
「ほんなら使ってみればええやん! どんだけ凄いか分かるはずやっ!」
「だからヤダってば! 第一、どんな夢が入ってんだよコレ!」
「どんな夢…やと…?」

青髪はただでさえ細い目を更に細め、その内容を上条に耳打ちする。
やはり他人に聞かれてはマズイ夢らしいのだが……

(第三…坂美………強そうやけど…………猫耳と…付けて………………放題に…)

上条の耳元で、ボソボソと囁く青髪。上条の顔が、見る見るうちに真っ赤に染まっていく。
どうでもいいが、端から見ると完全に「ウホッ」で「アッー!」で「ホモォ…」なので止めていただきたい。
そのあまりにもな内容に、上条は思わず声を荒げた。

「なっ! ばっ! おお、お前どんな夢見てんだよっ!!!
 あああ、あ、相手はまだ中学生だぞ中学生っ!!!」
「だから何やねん。夢やし、ええやないかい。
 夢ん中なら、例え幼稚園児に手ぇ出しても犯罪にはなれへんねんぞ?」

ギリギリではなくアウトすぎる発言である。
いつか本当に青髪【このへんたい】が警備員にとっ捕まるのではないかと、
本気で心配になってくる上条である。

867第三位の御坂美琴ちゃんは気ぃ強そうやけどな:2014/11/06(木) 18:42:52 ID:QBxlx2CA
「ほんなら、カミやんはいらんの? このカード。…ま、カミやんがそれでええんやったらええわ。
 他にもコレを欲しがっとるお客さんは仰山おるし、無理にとは言わんけど―――」
「……おいくらでせうか…?」

青髪がカードを引っ込めた瞬間、上条がボソッと言ってきた。

「…え? 何やて? 声、小さくて聞こえへんかったわ」
「お…おいくらで…売っていただけるのかと……」
「ん〜? せやから、よう聞こえへんて」

嘘である。青髪の耳には、上条の言葉がハッキリと届いているはずだ。
しかしそれが分かっていながら上条は、

「だっ! だから! それ、いくら払えば売ってくれんのかって聞いてんだよっ!!!」

と大声を出した。青髪はニタニタと笑いながら、上条の目の前でカードをヒラヒラさせる。

「な〜んや、やっぱりカミやんもお好きなんやないか〜」
「ち、ちち、違うぞ!? 上条さんはそんな邪な思いでそのカードが欲しいんじゃなくてだな!?
 ただそんな物が他の誰かに渡って悪用されたら…ホラ……なっ!?
 だから上条さんが責任を持って処分しようとしてだなっ!!!」
「カミやん…野郎のツンデレはキモいだけやで?
 そない必死にならんでも、無料【タダ】であげるわいな」
「……え? タダで? マジで?」
「マジでマジで。…自分の夢で幸せをみんなに分け与えられる。それだけでボクは嬉しいんや」
「あ…青髪……」

上条はこの時、生まれて初めて(と言っても、記憶を無くしてから4〜5ヶ月しか経っていないが)
青髪の事を尊敬したのだった。

『猫耳』そして『中学生』。
上条と青髪の会話からは断片的な単語しか聞こえてこなかったので、
カードの中身がドンナユメナノカサッパリワカラナイが、上条は結局、
その場の空気に推されてカードを持ち帰る事になったのだった。


 ◇


その日の夜である。

「どうしよう…コレ……」

上条は例のカードを見つめながら、頭を抱えていた。
昼間はノリと勢いで受け取ったのだが、いざ睡眠前になってみると、
果たして本当に使ってもいいのかどうなのかと、悩む所である。
夢、とは言え、自分の意思で『中学生』にあんな事やそんな事をしてしまっては、
今まで積み上げてきた『何か』が壊れてしまうような気がする。

「だったら右手で触っちゃえばいいじゃん」とお思いの方も多いだろう。
しかしやはり、そこは思春期驀進中の高校一年生の男子だ。
「せっかくだから、ちょっとくらい見てみたい」という考えも無きにしも非ず。

理性と本能の間で揺れ動き、葛藤に葛藤を重ねる。
そんな上条が出した答えは、

「………あっ。何か急に眠くなってきちゃったなー。
 カードをどうにかしたいのに、眠いからもう無理だなー。いやー、残念残念。
 はーい。じゃあ、そんな感じでおやすみなさーい」

という事だった。
「もう眠いから、何とかするのは明日にしよう。
 でもその結果カードを使っちゃったとしても、それは唯の事故だから仕方ないよね?」作戦である。
と言うか、風呂場に布団を敷いて一人で寝ているのに、誰に対して言い訳をしているのだろうか。

上条は自分自身に言い聞かせ、そのまま布団を被った。
今日はいい夢を見る。『見られそうだ』でも『見るだろう』でもなく、『見る』である。

868第三位の御坂美琴ちゃんは気ぃ強そうやけどな:2014/11/06(木) 18:43:39 ID:QBxlx2CA
「はぁっ!? な、何でそんなの着なきゃなんないのよ変態っ!!!」

そんな罵られるような言葉で、上条は目を覚ました。
いや、目を覚ますと言うのは御幣があるか。むしろその逆なのだから。
ここは夢の世界。
インディアンポーカーによって作り出された、青髪が見た夢と同じ世界だ。

上条が目を開けると、そこには真っ赤な顔に涙目を浮かべる美琴の姿。
その手には、明らかに如何わしいコスプレ用の衣装が握られている。
フワフワの猫耳カチューシャ、布地が少ないどころか無いに等しいマイクロビキニ、
そしてアナルビーズ付きの尻尾だ。
ここまで狙いすぎたラインナップだと、もはやエロいを通り越して笑えてくる。
この状況はやはり、青髪に耳打ちされた時に聞いた内容と一致するようだ。

『気の強そうな美琴だが、逆にそれを《ピ――》して
 猫耳と尻尾付けてからは《ピ――》して《ピ――》放題』…それが青髪の見た夢だった。
夢の中とは言え美琴が青髪に手篭めにされたかと思うと、やるせない気持ちにならなくもないが、
現実に起こった事でもないし、上条もその恩恵にあずかっているのだから、
まぁ、プラマイゼロと言えなくもなくもなくもない。

「し…しかも語尾に『ニャン』を付けて、ついでにアンタの事を『ご主人様』って呼べだなんて…
 こんな……こんな屈辱初めてだわっ!!!」

青髪よ、お前はどんだけレベル(能力の、ではなく)が高いのか。

「い、いやあの…上条さんも無理にとは言いませんが…」
「わ…分かったわよ……確かに、勝負に負けたのは私の方だもんね…
 いいわよ! 猫耳でも何でも付けてやろうじゃないっ!」
「ちょ、いや、マジですかミコっちゃん!!?」

上条も「流石にまずいかな…?」との思いもあったので、やんわりと断ろうとしたが、
それを何故か美琴の方が断った。上条が断る事に対して断るのである。
それもそのはずだ。これは青髪が見た夢を再現しているのだから。
夢の中の青髪は、当然ここで「NO!」とは言わなかっただろう。
なのでいくら上条が断った所で、強制的に『《ピ――》放題』ルートのイベントが発生するのだ。

「じゃ、じゃあ、着替えてくるから……のっ、覗くんじゃないわよ! …ニャン」

そのまま美琴は、脱衣所へと走っていった。


 ◇


しばらくして。

「ご…ご主人様ぁ……これでいいか…ニャン…?」
「…やべぇ……上条さん、この幻想は殺したくないです」

上条の目の前には、エッチなネコさんがいた。
紐と僅かばかりの布で作られたビキニは乳輪を隠す役目すら果たしておらず、
下も小陰唇が丸見えで、もはや水着としては欠陥品
(もっとも『エロ』水着としては、これが正しい姿なのだろうが)な代物だ。
ピコピコと動く尻尾からは「ヴヴヴ…」と振動音が響いており、
どうやらアナルビーズの部分にバイブが搭載されている事がうかがえる。
そんな発情期丸出しの雌猫だが、それでもいっちょまえにプライドはあるらしく、
涙ぐんだままの目で、「キッ!」と『ご主人様』を睨みつけた。

「…も、もういいでしょご主人様っ!
 こんだけ辱めを受けたんだから……ゆ…許してニャン!」
「あ…ああ、うん。そ、そうだな。もういいよ、これ以上は」

プライドはあるが、きっちり約束は守りネコキャラを通す律儀な美琴である。
正直ここで何もしないのは勿体無い気もするが、嫌がる美琴を無理やり犯す事はできない。
例えこれが、夢なのだとしても。
…まぁ、自分の意思でカードを使っておいて何を今更とツッコミたくもなるが。

869第三位の御坂美琴ちゃんは気ぃ強そうやけどな:2014/11/06(木) 18:44:29 ID:QBxlx2CA
しかし、だ。先程も説明したように、ここでは上条の意思など関係ない。
青髪の夢を忠実に再現するには、ここで『断る』という選択肢は無いのだ。なので、

「なっ!? そ、お…おちんちんを舐めろ【ニャめろ】だニャンて…
 ご主人様、どんだけ鬼畜ニャのニャン!!!」
「えええええっ!!? 上条さんはそんな事言ってませんよっ!!?」
「くっ…! わ…分かったニャン……
 んぶぶ…♡ れおいふくぁ(でもいつか)…じゅぷっ、にゅぶっ♡ おぶぉえふぇ(覚えて)…んっぶ♡
 ぐちゅぽっ、ぶぽ♡ らはいうぉ(なさいよ)! ……んぁっ♡」
「だから言ってないよっ!!? 言ってないし、てかもうしゃぶってるしいいいっ!!!」

美琴のエロネコ姿を間近で見た上条の下半身は、男なら当然の反応をしており、
お口に咥えやすい大きさと硬さになっていた。
美琴はそれを、よだれを垂らしながら美味しそうに舐り始める。

「くぉんあ(こんな)…ずぶぶっ♡ くっはいおおわらひい(くっさいのを私に)…じゅっぽ、ぐちゅっぽ♡
 らえはへて(舐めさせて)…んっ、ぬぼ♡ えふいはいう(悦に入る)…みゃんへ(ニャンて)…
 じゅる…ぬぢゅるるっ♡ ほんほううぃぐぉふいんひゃわわ(本当にご主人様は)…じゅっぷ♡
 ふふいようろ(救いようの)、れおれお、あんっむ♡ らい(無い)…ふー、ふー…♡
 へんふぁいはん(変態さん)…みゃんらから(ニャンだから)ぁ…♡ んっ、んぶ!♡」
「ちょ、みこ、と…それ、ヤバ……」

上目遣いで強気は発言をしながらも、その行為はハッキリと上条に隷属して物であり、
そのギャップで背徳感を持ちながらも興奮した上条は、もう限界を迎えていた。

「ヤバッ! マジ、出るっ! 美、琴! ちょ、離れて!」
「んぢゅぶっ!♡ ぐぢゅぽっ!♡ ぐぽっ!♡ ぬぶぢゅぶっ!♡ にゅぢゅぶぶぶっ!♡」
「み、美琴さーん!!? 話を聞いてーっ!!?」

口の中に射精させてはならないと、美琴を離そうとする上条。
しかし美琴は聞く耳を持たず、むしろピストンを激しくさせる。その結果、

「っく、あっ…!!!」
「っ!!? ッゴボッ、ゴボゴボ………ぢゅるっ…」

上条の尿道口から「ビュクビュク」と音を立てて、勢いよく精液が溢れ出した。
心地良い射精感に腰が砕けそうになるが、すぐにハッとする。

「だっ、す、すまん美琴! すぐ吐き出していいから!」

しかし美琴は、口の中に溜まった精液を、そのまま「ゴキュッ…!」と呑み込んだ。

「お、おまっ…! 飲んだのか!?」
「はぁ、はぁ……だって…ご主人様が飲めって言ったんじゃニャいの!
 こんな…生臭くて不味い物……飲ま…せて……はぁ、はぁ…本当にご主人様って最低ニャのねっ!」
「ええええええっ!!!? 上条さんは『吐き出していい』って言ったよおおおお!!?」

何度も言うが、上条が拒否した所で夢の内容は変えられないのだ。
だがそれで終わりではない。美琴はビキニのボトムの部分を指で摘み、クイっと横にずらす。
すると美琴の秘部が露となり、おねだりをするようにヒクヒクと動く膣口からは、
下品なまでに愛液が滴り落ちてきた。

「いや、あの……ま、まさか美琴さん? このまま最後までやっちゃう気ではないですよね…?」

その問いに美琴は。

「そんな…! 今度は私の処女を奪って膣出し【なかだし】して、
 しかもご主人様の子供を孕ませようだニャンて…
 一体どこまでさせれば気が済むのよ、この悪魔っ!!!」
「いやいやいやいやっ!!! だから何度も言ってるけど、上条さんはそんな事―――」
「わ…分かったわよ………やればいいでしょやればっ!!!」
「分かってな〜〜〜い!!!」

そして美琴は膣の入り口を「ぐぱぁ…」と押し広げ、そのまま一気に

870第三位の御坂美琴ちゃんは気ぃ強そうやけどな:2014/11/06(木) 18:45:15 ID:QBxlx2CA
一気に挿入されるという所で、上条は目を覚ました。
眠っている間も彼の不幸体質は健在だったようで、気が付けば右手には、
しっかりとインディアンポーカーが握られている。
もう少し、という所で、カードの効果を「そげぶ」してしまったらしい。
しかも更に不幸な事に、パンツの中に妙な違和感。
具体的には、『何かぬるぬるした液体で濡れているような感覚』があるのだ。
おそらく、《夢》の中で口内射《精》した時だろう。上条は一言、

「ははは……不幸だ…」

と呟くと、パンツを換えるために起き上がったのだった。


 ◇


ところでだ、インディアンポーカーは学習用として優秀だという事をご存知だろうか。
例えば、英語が堪能な人の夢を見た者が一夜にして英会話をマスターしたとか、
ボーリング名人の夢を見た者がプロ並の投球術を身につけたとか。
睡眠学習のような物らしいのだが、このような実用性の高いカードを作れる者は、
ドリームランカーとしても上位にくるらしい。
そしてお忘れかも知れないが、BLAUこと青髪は、Sランクのドリームランカーだったのだ。
つまり、その青髪のカードを使った上条は、その影響をモロに受けた訳である。
その結果、後日美琴と顔を合わせた上条は―――

「何よ? 私に話って」
「い…いや、あのさ……美琴………その……………」




















「……子供は計画的に作ろうな…?」

美琴は爆発した。

871くまのこ:2014/11/06(木) 18:46:18 ID:QBxlx2CA
以上です。
こちらから読んでいる方の為にもう一度。
電撃大王の11月号と12月号の


 ネ  タ  バ  レ


を含んでいますので、お気を付けください。
ではまた。

872ななくご:2014/11/06(木) 19:35:16 ID:/5twogH2
くまのこさんGJです
この流れに乗じて自分も投稿しちゃいます

873ななくご:2014/11/06(木) 19:37:27 ID:/5twogH2
>>795です(次回からななくごと表記させてもらいます)

このssには監禁、拘束、凌辱などのSMプレイ風描写が多数見受けられます
また今後シリアス、鬱展開に突入する可能性も否定できないため、
それらが苦手な人はスルーしていただくことをお勧めします

以下、本文


腰を振る。
もはや何も考えないし、考えられない
美琴という存在を感じるため、一心不乱に腰を振る。
相手を考えない自分本位な行為。それは上条が最も嫌悪し忌避していたもの

そのはずなのに何故なのか
上条を受け止めようとする美琴をもっと虐めたいという黒い気持ちが鎌首をもたげる
美琴にはもう余裕がない。これ以上のことをすると壊れてしまうかもしれない。
そんなことは上条にも分かっている。
上条自身どうしてこんな気持ちが溢れてくるのか分からない。
それでも徐々に大きくなる欲求を抑えることはできず、さらに腰を振るスピードを上げる

「とうま、とうま もっと、ゆっくり…して まだ、いたい…のぉ」

「美琴、俺もう…抑えらんねぇ、美琴、美琴…」

上条の無理やりな挿入のせいで急速に膣内を開発されていく美琴
上条の侵入を阻む強固な内壁もその強引な攻めによって徐々に突き崩され、そして

コツン

「ふにゃぁ! あっ あっ ひゃっ!」

奥に突き込んだ男根の先端部が何かに当たったと同時に美琴が今までと違う反応を示す。

それは今までの痛みに耐えるものではなく、快感によるものだと上条には分かった
なぜなら、先ほどまで上条は美琴に我を忘れさせるほど愛撫し、その度に美琴の口から漏れ出す嬌声を聞いていたからだ。

「あっ! やっ! と、とうま とうま! なんか、なんかおかしいの!」

「ああ。そのままおかしくなっちまえ!」

奥が弱いということが分かり、上条はただピストン運動をするのではなく
一度奥まで突き入れた後にグリグリと腰を押しつける

「―――――やっ! あぁぁ、奥っ! 奥ダメ! 変になりゅうぅぅうにゃぁぁぁ」

「かわいいぞ、美琴 あぁ俺の、俺だけの美琴…」
美琴が淫らに喘ぐたびに加虐心を燃え上がらせる上条
腰を押しつける動きから、男根で膣内をかき混ぜる、奥を何度も突き上げるなど様々な動きで、美琴を翻弄する

874ななくご:2014/11/06(木) 19:41:35 ID:/5twogH2
「あっ! あっ! と、とうまぁ 何か…来る、来ちゃうぅぅ――――」

「イクのか美琴? ならこのまま派手にイっちゃえよ」

「えっ? イク? イクって何? 私そんなの知らない」

「あ? そんなことねぇだろ、美琴オナニーしたこととかないのか?」

「オナ…って何聞いてんじゃボケーーー[ズチュン]ひゃん!」

「言わなきゃもっと奥突き続けるぞ」

「そ、そんにゃぁ[ジュボッ]あぁん 言う、言うからぁ…週に1、2回ぐらいいつも当麻のこと考えてしてるのぉ」

混乱してるのか上条が聞いていないことまで答える美琴。
しかし自分のことを考えながら行っているはずの自慰で絶頂を迎えないという美琴の発言は上条に不信感を与えた

バチュッ ズチュッ グチュッ ジュボッ ズポンッ グポッ

「うんにゃぁぁぁぁ にゃ、やんで? ちゃんと答えたのに…」

「俺のことをオカズしたのにイケないって? それって恋人としてどうなのよ?」

「だ、だってやり方がいまいち分からなかったし く、黒子もいるし、それに気持ちよすぎて何か怖かったの」

「怖い?」

「うん…なんか全部真っ白になりそうで…私がどっかに消えちゃいそうで…」

馬鹿馬鹿しいと上条は思ったが、美琴はこのことを大問題だと捉えていた
自慰というのは基本的に気持ちのいいもので、普通は恐怖の対象になるものではない
そのことを美琴はしっかり認識していたからこそ、自分の何かがおかしいのではないかと考え
『実験』と評して自分で自分の身体をいじくりまわしていた。
ルームメイトの存在もあって『実験』の行える機会は少なかったものの
幸か不幸かレベル5というのはその少ない時間で結果を残せるだけの頭脳を有する者たちを指した
美琴ももれなく自らの能力を最大限に活用しこの難題に解答を出そうと最大効率の『実験』を繰り返していたのだ
自分が最も感じる場所や力加減というものを真剣に考察するというのはどう考えても異常なことなのだが
『実験』という大義名分を掲げることで美琴は自分の行為を無意味に正当化しつづけた
美琴自身は気づいていないが、この実験のせいで自らの身体が感じやすい身体になったことはいうまでもない

875ななくご:2014/11/06(木) 19:45:07 ID:/5twogH2
徐々に投稿ペースが落ちている感が否めない(汗)

今週の土日は久々に時間が取れそうなのでがんばりたい
土日に投稿できるかは別の話だけどね(笑)

くまのこさんのモチベと才能と投稿スピードに嫉妬し始めているななくごです

876■■■■:2014/11/12(水) 00:58:51 ID:1R4OeL72
>>875
楽しみにしてますよー

877ななくご:2014/11/15(土) 10:57:01 ID:3hemcLrI
ななくごです

このssには監禁、拘束、凌辱などのSMプレイ風描写が多数見受けられます
また今後シリアス、鬱展開に突入する可能性も否定できないため、
それらが苦手な人はスルーしていただくことをお勧めします

以下、本文


「もう、ほんとに、ダ…メ、我慢…できないよ」

「我慢する必要なんて無いだろ?」

「でも…だって……わ、分かった手! 手だして!」

「手?」

「そう手! 私の手握って! 私がどっかに飛んでっちゃいそうになっても当麻が私を連れ戻せるように」

そう言って上条の指に自分の指を絡ませながら強く握る美琴
その姿はまるで恐怖に震えて助けを求める無力な子猫を連想させ、上条の保護欲を刺激した

「いいぜ。俺がしっかり美琴の手を握ってやる! 絶対放さないからな。美琴が俺から逃げようとしても離れられないぐらい強く強く握っているから! だから……」

ジュボッ

「あひゃぁん」

「今はただ何も考えずにイっちゃえよ!」

「うん、うん…イっちゃう…イっちゃうの! こんな気持ちいいの初めてぇ♡ あぁん当麻、イク、イクゥゥゥーーーッ!♡」

「俺も…イ…ク…ぐっ!」

美琴はイってる間中ずっと俺の手を掴んでいた。
それこそ俺の手を握り潰そうとしているのかと思うほど強く
正直なところ爪が肉に食い込んでいたためかなり痛かったが
この痛みの分だけ美琴が感じているのだと思うと我慢できた。

それにこの痛みのおかげで俺は徐々に理性を取り戻すことができた
と同時に後悔した。今回の行為は途中から俺の暴走でめちゃくちゃだった
あれほど美琴には負担をかけないようにと心がけていたにもかかわらず
結局は自分本位にただ己が欲求を満たしただけ。
きっと彼女は俺を非難するだろう。
なにせ痛みを訴えながらも、その訴えを退けたのだから
もしかしたら次の瞬間には別れ話を切り出されるかもしれない
それはしょうがないことなのかもしれないし
恋人のことを考えずに負担を強いる下種な奴には当然のことだとも思う。

(だけどそんなの耐えられない。)

美琴の肌の感触が、その喘ぎ声が、その匂いが、今回の行為を通して上条の脳に深く刻まれた
もし美琴が自分の許から去るようなことがあれば、もう二度と彼女と愛を囁き合い、交わることはないだろう
上条にはそれがとても恐ろしかった。

878ななくご:2014/11/15(土) 11:05:07 ID:3hemcLrI
「ただでさえ執筆のスピードが遅いのに他のスレでss書いちゃうバカはどこのどいつだ!」

すいません。ななくごです

上記のような言葉が聞こえてきちゃいそうですが、他の話も書きたくなったんだから仕方ないよね

もう一つのss書いてたから更新遅れましたって言い訳はしないように
これから徐々に更新スピードを上げられたらそれはとても嬉しいなって

思っています。
思うだけで終わらないように実行できるかが大切なんですけどね……

879■■■■:2014/12/06(土) 21:11:48 ID:5heH5W2A
誰もいないうちにこっそりと、拙作を置いていかせてもらいます
イチャラブではないのでちょっと注意かも

880■■■■:2014/12/06(土) 21:13:42 ID:5heH5W2A


二人とも、もうどれくらい時間が経ったのかもかわからなくなっていた。
ベッドの縁に敷いたタオルの上に腰掛ける上条と、その上条の胸板を背もたれのようにして彼の開いた脚の上に座る美琴。
その彼女の膣には、彼のやや大きな怒張が咥え込まれている。
洪水のようになったそこからは、軽く身じろぎするだけでグチュ、といやらしい音がする。
…もうずっと、この体勢のままだ。

「おーい、だいじょーぶかー」
「…………ん、………あ………」

上条がかけたそらぞらしい声に、美琴はそもそも気付いているかどうか。
彼女の意識は今、どこか遠くを彷徨っている。


休日の夜、ホテルの一室。
昼間はデートを楽しみ、夕食の後の「お楽しみ」の時間。
美琴がコインロッカー代わりにいつも利用するホテルの一つ。

常盤台中学にいたころと違って、美琴に門限はもはやない。
仮にあっても、二人とも気にもしなかっただろう。
…内一名は、そもそもまともにものを考えられない状態になっているが。

美琴が中学を卒業して、お互い興味津々だった恋人同士の睦み合いを「解禁」してから約1年。
彼女は上条の手で、その身体にたっぷり性の悦楽というものを教え込まれてきた。

881■■■■:2014/12/06(土) 21:15:37 ID:5heH5W2A


昂ぶると電流を発すると同時に、エレクトロマスターの神経パルスがどう関係しているのかしらないが、必要以上に感じやすい体質だった美琴は、今ではもうすっかり上条の思いのままだ。
普段の強気な彼女が、一度そういう行為を始めてしまうと、まな板の上の鯉みたいにされるがままになってしまう。

さっきまでの美琴は、蕩けてしまった顔でさかんに嬌声を上げ、反応は頗る良かった。
が、それに気をよくして、調子にのった上条は些か虐めすぎたようだ。

座位のまま中学生時代よりやや育った胸を揉み、弱点の乳首を弄り回し、秘所を弄び、陰核を捏ね繰りまわした。
だんだんか弱く、哀願するようになっていった制止の声を無視して好き放題した結果。
美琴は目を空ろにして涎を垂らし、ときどき痙攣してうわごとを言うだけになってしまった。

…ちょっとつまらないので、腰を動かし、美琴を揺すって刺激を与えてやる。

「……っ!…ぅあ、あ…、――」

一度大きく痙攣し、嬌声のような声を出す。
が、どこか遠くの世界から戻ってこれなくなっている美琴は、また身体を震わし、ヒュー、ヒューという呼吸音が漏れるだけの状態に戻ってしまった。

(やっべ、やりすぎたかな)

解放してやるべきなのだろうが、上条はまだ満足していない。

882■■■■:2014/12/06(土) 21:16:55 ID:5heH5W2A

こうなってしまうと、美琴をベッドの上で組み伏せて、打ち上げられた魚になってしまった彼女に向かって射精するまで腰を振るという、なんとも単調な作業になってしまう。

(まあ、それはそれで興奮するんだけどな。
 なんつーか、美琴ぐらい可愛い女の子を性欲処理の道具にするって…やべえ、
 なんか人間として失格な考えの気もする)

上条だってもっと優しく、難儀な体質の美琴のことを慮って、一緒に満足したい気持ちの方がいつもは大きい。事実、普段の営みはそうしている。
それなのに、ときどきこうして、まったく抑えが効かなくなってしまう。
「美琴を孕ませて、完全に自分のものにしたい」という思いすら頭を掠める。
目の前の雌に種付けしたいという本能だ。
もちろん、学生の身でそんなことは許されないので、しっかりゴムは着けているが。

そういうときは、終わって意識を取戻した美琴から、ほぼ間違いなく電撃を受けることになる。
自分の趣味とは外れた色っぽい下着を身につけて恋人との逢瀬に臨む美琴も、さすがにここまで醜態を晒させられれば怒る。
今や大分落ち着いた実琴が、中学時代のビリビリに戻る数少ない機会だ。

しかしそのリスクを知っていても、たまには気の強い美琴をメチャクチャにしてやりたいという欲求に抗えなくなるのだ。

「さて、そろそろこっちもラストスパートといかせてもらいますよ」
「…ふえ…?」

完全に力が抜けている美琴の身体を、彼女の脚を胸にくっつけて折り畳むようにして抱きかかえて持ち上げる。

883■■■■:2014/12/06(土) 21:20:03 ID:5heH5W2A

上条の逞しい腕で抱え込まれた美琴が、自分の膣から一物が抜かれそうになるのを感じて上擦った声を上げた。

「ふあぁ!……ぁん……?」

今から何をされるのかイマイチ分かっていないらしい。
引き抜かれるときに嬌声を上げたのも束の間、空ろな中にも若干不思議そうな面持ちになった。
頭がぼんやりとして、理解が追いついていないのだ。

…持ち上げた美琴を下ろす勢いで、剛直が子宮を突くほどに挿入した。

「アァァァア゛ア゛ア゛ア゛ッッ!!」

ただでさえ息も絶え絶えだった美琴の眼が、ぐるんと裏返る。
衝撃がキャパシティを超え、意識がブラックアウト寸前になる。

しかし上条はそれを許さない。
何度も何度も、美琴を持ち上げて下ろし、自分の腕力と彼女自身の体重に任せたピストン運動を繰り返す。
ほぼ人間大のオナホールとして使われているかのような哀れな美琴は、もう一度突き上げられた衝撃で半失神状態から回復した。
が、ピストンされるごとに、またもや意識が飛びかかる。

「ほら、みこ、と!どう、だ?きもち、いい、かよ?」
「ひあっ!いやぁ!だめぇ! やめぇ!こんなの、あああぁぁ!」

声を取り戻したらしい美琴が泣き叫ぶ。
しかしそれを気にせず、上条はさらにペースを上げる。
同年代の女子と比べて決して小柄ではない美琴をこんな風に扱えるのは、さすがに今まで実戦形式で鍛えられてきただけある。
結果、ただでさえイキっぱなしになっている美琴は、地獄のような天国に強制的に昇らされることになる。

「……も、……おねっ、…がい………ゆる、し…っ……」

暴力的な快楽を受け続ける中で飛びかかる意識の中、途切れ途切れに哀願するが、もとから上条には聞こえていない。
聞こえていたとしても、今の上条には逆効果だったろう。

884■■■■:2014/12/06(土) 21:21:16 ID:5heH5W2A

いきどころのない美琴の両手が揺れる。視界が瞬く。
本当なら、とっくに部屋は美琴の電撃の奔流に埋め尽くされているだろう。
だが上条の右手はそれを許さない。
幻想殺しを宿す上条の手に拘束されている美琴は、文字通り何の抵抗もできずに好きにされるしかない。
冗談抜きで死んでしまいそうなほどの快楽を味わう美琴は、もう最後に微かに残った思考まで消えかける。

「…と、うまっ……、もう、わたしっ、…こわれ――」

美琴が失禁し、下の上条の脚とベッド、床を濡らし始めた。
美琴を虐めすぎるとよくこうなってしまう。
後片付けが大変だということも上条にはわかっているが、それでも今は学園都市第3位の超能力者のその哀れな痴態が、より一層嗜虐心を煽って止まらなくなる。

その美琴は、今も意識は朦朧としながらも、彼女の膣は上条のそこを締め付けるのを止めない。
アスリートのように引き締まった美琴の身体は、その膣の具合まで抜群。
とんだ名器だ。この締りに、今や上条はすっかり夢中なのだ。

上条は理性を失うほどに興奮し、美琴にとっての快楽地獄が数分間続く。

「……や、め………しっ……しん、じゃ……!」
「……ぐっ!」

射精する前兆を感じた上条がギリリと奥歯を噛み締め、ただ「気持ち良く出したい」という欲求に従って、さらに動きが激しくなる。
美琴を抱える両腕の動きに合わせて、自分の身体全体を揺すって突き上げる。

885■■■■:2014/12/06(土) 21:22:36 ID:5heH5W2A

美琴の首がカクンカクンと揺れる。

「出すぞっ、美琴…!」

その瞬間に合わせてガツン!と一際勢いよく挿入し、最奥まで突き入れられたそれが美琴の子宮を叩いた。

「〜〜〜〜〜〜ッッ!! ………あ……」
「う゛う゛う゛…っ!」

もはや声を出すこともできずにビクン、ビクンと何度か大きく痙攣し、完全に気を失ったらしい美琴が前に倒れようとする。
上条はそれを逃すまいとガッチリ固定し、精の迸りが終わって満足するまで離さない。
射精時の途方も無い快感が上条を支配し、その気持ちよさに獣染みた唸りが口から漏れた。
本人に意識がなくても、美琴の膣内はいやらしく蠕動し、上条の精子を呑みこもうとする。
ゴムを着けていなければ一発で妊娠確実だろう。
男をとことん愉しませるような、いやらしい身体。
あの初心なお嬢様だった美琴の身体を、そんな風にしてしまったのは自分だ、と上条は昏い喜びに浸る。
この征服感は、男として冥利に尽きる。

今までも可愛すぎる美琴に嗜虐心を煽られ、虐めすぎたことはあった。
一回戦が終って息を荒げながらうつ伏せのまま股から白濁を垂れ流す美琴を見て、我慢できずに覆いかぶさって延々腰を振り続けたり。
あるいは四つん這いの美琴と後背位でシている途中から、美琴の両手を引っ張って半ば無理やり犯すかのようにしたときだったり。
何れも相手のことを考えない、ただ美琴を「使う」セックスだった。

ただし、毎回コトが終ると、賢者タイムに入った上条が「やっちまった」感で顔を青くするのもまた、いつものことだ。
美琴はこうなるといつもそのまま限界を迎えて寝入ってしまうため、後始末も上条がやる必要がある。
…そしてその後、好き放題オモチャにされ続けた美琴の報復が待っている。

886■■■■:2014/12/06(土) 21:24:54 ID:5heH5W2A



…後始末が終った後、簡単に寝巻きに着替え、また美琴を着替えさせて寝る体制になる。
横向きで向かい合わせ、枕代わりに美琴に腕を貸してもう片方の腕で抱きしめる。
明日は休日だ。調子に乗ってしまったのはその所為もあったかもしれない。
かなりの負担を強いてしまった恋人を見つめる。

(お前がいつか言ってたのは、「美琴さん専用機」だったっけ?
 今じゃすっかり、美琴のほうこそ「上条さん専用」だもんな。
 …まあ、こっちだってもう美琴以外じゃ満足できそうにないけどな)

何度抱いても、美琴が快楽に弱すぎる身体でなければこちらが先にイってしまうような締め付け具合はちっとも変わっていない。
まるで男を悦ばすためにあるような身体だが、だからと言って、他の男ではどうにもできない。
学園都市最上位の女性能力者にちょっかいを出せる男などそうはいない、
しかも、彼女がコトの最中に発してしまう電撃は致命的だ。
それこそ、幻想殺しでもない限り。

上条は自分の幸福を噛み締めた。
アッチの具合は最高で、世話焼きの年下美少女でお嬢様。
しかも、自分のために何度も命を賭けて戦ってくれた。
美琴は上条に命を助けられた、自分の世界を守ってくれた恩があると言ったことがあるが、上条はそれこそお互い様だと思っている。
美琴がいなければどうしようもなかったことが何度あったか。
そんな彼女が、鈍感な上条にだってはっきりわかるくらい、骨の髄まで自分に惚れ込んでいるのだ。

(この右手のおかげで、今まで色々大変だったけど…こんな幸福な目に会うんだ。
 そりゃちょっとやそっとの不幸じゃ釣り合わねえよなあ)

…もっとも美琴だって、上条とは相性が良いどころか、それ以外の男とは付き合えないだろう。
それどころか、上条と付き合っている自分こそが世界一幸福なのだと信じているのだが。

887■■■■:2014/12/06(土) 21:27:00 ID:5heH5W2A


文字通り目と鼻の先にある美琴の寝顔を見ながら、上条はなんとはなしに、これからのことを考えてみる。
…美琴が目覚めた後が怖くて、現実逃避しているだけかもしれないが。

上条は今高校3年。
出席日数の問題を小萌先生の尽力と山のような補修・課題で何とかクリアし、鬼のような受験勉強を経て、大学に合格したばかりだ。
4月からは夢のキャンパスライフが待っている。
…美琴と一緒に。

信じられないことに、美琴は中学卒業後1年経ってから、上条と同じ大学を受験したのだ。
常盤台をトップで卒業し、もう教育機関に通う必要などない彼女が。
ひとえに、上条と一緒の大学生活を送りたいがために。
もちろん一発合格。むしろ受験せずとも、履歴書を送った段階で顔パスだっただろう。
それでも上条と同じく一般入試を受け、合格発表の日は二人で喜びを共有した。
しかも、これら進級と受験の一連の流れにおいて、上条は美琴に専属家庭教師としてやっぱり散々世話になった。
上条が集中できるようにと、家事までやってくれる始末。
あまりにも面倒見が良すぎる。

今上条が一番怖いのは、魔術師でもなんでも無い。

(俺、このままだと美琴のヒモまっしぐらじゃね?)

おそらく美琴は上条がそうならないように、やはり全力を尽くして助けてくれるだろうが、結局そうなったとしても「私が養うから大丈夫」とか言っちゃってくれそうで怖い。
うっかりすると、それでもまあいいかと流されてしまいそうでさらに怖い。
大学生の間に、超ウルトラスーパーハイスペックな彼女に釣り合うとまではいかないまでも、なんとか人に恥ずかしくない進路を探さなければ…!
まだ入学してもないのに、すでに大学生活の先を見て決意を固める。

…そういう上条も、実は各方面からの勧誘は引きも切らないのだ。
ただし、あまり一般人にはおおっぴらにできない類の方面からだが。
必要悪の教会や殲滅白書等々。幻想殺しを手中に収めたいグループはいくつもある。
平穏無事で幸せな未来を何より望む上条が、それらを最初から選択肢に入れていないだけで。

つらつら考えているうちに、瞼が重くなってきた。
将来に思いを馳せることを一旦放棄して、目を閉じる。

(…そろそろ寝るか。
 どうか起きた後の美琴の怒りが、すぐ収まってくれますように)

888■■■■:2014/12/06(土) 21:28:42 ID:5heH5W2A



…結局、目覚めた後に顔をこれ以上なく真っ赤にして怒る美琴に叩き出されるようにホテルを出て、久しぶりのおっかけっこ。
お馴染みの公園に着いてからは、超電磁砲地獄が待っていた。

「よ、よせ!悪かった!だからこれ以上そんな危ないもん撃つのはやめろ!マジで死ぬって!」
「どーせアンタには効かないんでしょーが!…こんの、色情魔―!」

美琴が音速の3倍でコインを何度も打ち出し、しかしそれは上条が突き出した右手にまっすぐ吸い込まれていく。
余波で二人の間の地面がめくれあがった。

「何度も何度も!やめてって!言ったのに!アンタは!アンタはー!」
「すまん!ホントーに、悪かった!次からはもっと優しく―」
「次なんて、あるかバカー!!」

美琴が一言区切るごとにコインが飛んでくる。
…一見すると命懸けの光景だが、バカ正直に真っ直ぐ放たれるそれを上条は実は言うほど脅威に思っていないし、美琴もそれを分かっている。
これはただ、美琴が気持ちの収まりをつける儀式みたいなものだ。


その後もしばらく撃ち続け、どうやらある程度機嫌が治まったらしい。

「……まったくもう、この、バカ」

「私は不機嫌です」と書いてあるような顔で、美琴はベンチにどっかと腰を下ろす。
上条はそっぽを向いた彼女におそるおそる近寄った。

「えーと、…座ってもいいですか」
「……」

ツーン、としたままの美琴を刺激しないよう、離れたところに腰掛ける。
意地でもこっちを見ようとしない美琴に、おっかなびっくり声を掛けた。

「いや、その…ホント、悪かったよ。
 全面的に上条さんが悪いです、ハイ」
「………」
「俺も抑えようとしたんだけどさ、その……美琴が可愛すぎて、どうにも止めらんなかったんだ」

美琴がピクリ、と反応した。

889■■■■:2014/12/06(土) 21:30:38 ID:5heH5W2A

我が恋人ながら、チョロすぎて心配になる。
上条はこっそりそんなことを考えながら、釈明を続ける。

「俺なんかにはもったいないぐらい魅力的な女の子がさ、自分に身体を任せてくれてるって思うとさ、本当、凄く幸せでさ。
 …ついつい調子に乗っちまうんだ。
 でも美琴のこと、もっとしっかり考えてやるべきだったよな。本当に、ごめんな。
 お前がイヤだって言うならもう二度と―」
「…『俺なんか』、なんて言うんじゃないわよ」

ぶすっとした顔でこっちを向いた美琴が遮った。
どうやらやっと話しをしてくれるぐらいには機嫌が直ったらしい。

「アンタは私の恋人なんだから、そんな卑屈な言い方しないでよね」
「…すまん」
「ホントに反省してる?その、私がやめてって言ったのに、あ、あ、あんなヒドい事して」
「もちろんです」
「…もう二度とやらないでよね」

またプイッと可愛らしく横を向く。
さっきと違って、険悪な感じではない。
…どころか。
さっきとは違う理由で、美琴の首筋が真っ赤に染まっている。

(「もう二度とやらないで」か。
 …その台詞言うの、これで何度目だったっけな)

890■■■■:2014/12/06(土) 21:34:37 ID:5heH5W2A

「だ、だからその、アンタがどうしてもしたいって言うなら、今度からするときはその、もっと…ゴニョゴニョ」

美琴はあらぬ方向を向いたまま小さな声で言う。
今言ったことと違うじゃねえかオイ、と上条は横のまだまだ素直になれないツンデレ気質が残っている恋人を見た。
あんな扱いを受けること自体に、美琴が少しずつ快感を覚え始めていることなど、上条はもういい加減気付いている。
美琴があれほど絶頂を覚えるのは、体質に加えて、この可愛い恋人のマゾっ気が強すぎるからだ。
しかし元来お嬢様の美琴は、自身も薄々気付いているそのことを認めたくなくて、毎回毎回怒って誤魔化している。

(あんまり毎回電撃やら超電磁砲やらを喰らいたくないから、普通はやんねえけど…
 しかしホント、素直じゃないやつだよな)

まあ、そこが可愛いと上条は思っているのだが。
美琴にはいつまでも羞恥心を持ち続けてほしい。
…そのほうが、イジめるのが楽しいから。

「なんか言った?」
「いえ、何も言ってませんことよ」

普段は強気なのにベッドの上だとMの美琴と、実は結構Sだったらしい自分。
やっぱお似合いじゃねえか、とこっそり思いつつ、上条は「次」の機会を考えて邪なプランを練った。

(…猫耳と尻尾形のアナルビーズのセットとか、首輪とか似合いそうだな)、



…結局、美琴はこれからも、上条にいいようにされてしまうのが決定事項なのだった。
ただ、それは必ずしも、美琴が怒る回数が増えていくことを意味しなかったが。

891■■■■:2014/12/06(土) 21:40:57 ID:5heH5W2A
これで以上です。
10周年PVの引き締まった水着みこっちゃん見て感じた、
「これ絶対締りスゴイよね」という最低な考えのもと書きました。
あの身体を好きにできる上条さん羨ましい

それでは失礼しました。

892■■■■:2014/12/06(土) 22:28:17 ID:5heH5W2A
というか、勢いで投稿したものを見返すと
構成の上でやっちゃったところが多すぎてもう

話の上で辻褄が合わないところは、適当に脳内補完してくださいです…




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板