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【デルタフォース】クラスの三バカの日常Part5

96:2011/03/22(火) 22:53:01 ID:GsyTvnjI
「フレー、フレー、浜面さーん、半蔵さーん。」
「絶対勝つよな俺達のチーム」
「あったんまえだろ。いつもは憎ったらしいが、一方通行だっているしよぉ。」
「あの2人の運動神経とチームワーク、そして2人が神のように崇めているっていう姫神さんとかいう人の未知数の実力あれば能力者連中なんて目じゃねえぜ。」
 友愛高校チーム応援していたのは、半蔵達が取りまとめているのスキルアウトのチームだった。
「貴方達も来てたの。」
「ウゲッ麗奈、新坂・・・」
「つれないわねえ、植森君、今日は別に喧嘩なんて野暮なことはしないわよ。貴方達だって、自分達のリーダーを応援しているだけでしょう?」
 普段自分達の柵川中学及びその生徒への手出しを止めつづめて、柵川中学を第13学区に次ぐアンタッチャブルゾーンにしている天敵といっていい2人に出会ってそれまでの浮かれモードから一転、白けた雰囲気になっていくスキルアウト。そんな彼らを盛り上げたのは、人のいい天然君、新坂だった。
「ねえねえみんな。麗奈様も友愛高校チーム応援しているんだって。僕の方は【歩く協会】チームの方応援しているんだよ。それでさ、少し待ってて。」
 そう言って彼は、麗奈の方に言って何か耳打ちして、それに対してあわてた感じで手を振るものの結局うなだれた感じで折れた麗奈。新坂は2人のところへ行って告げた。
「もし君達と麗奈様が勝ったらね。この京都旅行プランに連れてってくれるって。」
「ほんとかよそれ!!」
「旅費は?」
「ああ、それだったら団体プランがあるから、負けた僕の方がおごるよ。だから今日は普段のことは忘れて、楽し・・・」
「ウヒョウ!やっぱ金持ちって最高だなおい!」
 実は親が結構資産家な新坂は新たな条件をつけて、彼らと麗奈の仲を取り持とうとし、結果として敵同士でありながら彼らと共にワイワイはしゃぐこととなった。一方勝手に2人きりの純和風デート計画をつぶされた麗奈は・・・
(バカバカ馬鹿坂!何勝手に賭けの内容変更してんのよ!私の下僕の分際で!)
 普段は敵対しているものの、調子のいいスキルアウト達にかこまれながらどっちを応援するべきか本気で悩んだ。


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