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【デルタフォース】クラスの三バカの日常Part5
78
:
±
:2011/03/17(木) 21:41:05 ID:bmjFGxlE
(あたりに強い青ピか、念動力でボールのスピードを落とせる野原か……どっちでもいいんだがにゃー)
「ほな、ここは公平にツッチーに決めてもらいましょうか!」
「おお、確かに公平だ!おい、土御門!」
一瞬にして土御門との間合いをつめた青ピと野原。
土御門はさすがに慄き、そのスキをすかさず二人に攻められた。
「なあ、ツッチー!こんなモテようとしとるだけの野原より僕の方が百倍ええよな!」
「何を言うか、青ピ!お前と違って俺は能力を使ってボールの速度を落とせるんだぞ!お前より百倍使えるわ!」
「ふ、2人ともおちつくんだにゃー」
「「どっちだ(や)、土御門(ツッチー)!」」
あんまりに決断しない土御門に青ピと野原はさらに土御門に近寄り始めた。
しかし、その体勢は傍から見れば、非常に誤解されやすい体制であったため………
「○○くん(青ピの本名)、野原くん、そんなに元春に近づいていいのは私だけーーぇ!!!」
「「ギャーァーーーー!!」」
当然といえば当然ながら、土御門の彼女である白雪に2人とも氷付けにされてしまうわけであった。
「はあ……はあ……、助かったぜい月夜」
「元春のためだもん。このぐらいどうってことないよ!」
「ん………月夜……」
「元春……」
土白が2人の世界に入りかける。
2人の唇が少しまずつ近づいていく。
あと数cm………
「黒子はんとも昨日はイチャイチャを自粛したのに目の前で見せられてたまりますか!」
「そのとおりだ、青ピ!そしてこんな氷の中で寝静まってたまるか!」
土白の二人の世界を壊すかのように青ピと野原が氷の中から復活!
せっかくいちゃついていたのを妨害されたことにより白雪が不機嫌になるが土御門が考えをまとめたように口を開き始めた。
「前半は野原、後半は青ピでいくにゃー」
「………それは分かったけど、何でそんな風にするん?」
「ついさっきも言ったが前半と後半で全く違うチームにする必要がある。そのためだぜい」
「…わかった。とりあえずこれで俺は前半で活躍できるようだしな!」
「僕も後半で黒子はんや赤見、白子ちゃんにかっこいいところをみせることができるしな。それでいいでー!」
ようやく土御門の許可をもらいまとまった青ピと野原。
しかし、その2人以外は思った。土御門、お前白雪といちゃつきたいがために適当に決めただろ、と。
だがこれで試合に参加する11人が決定し、あとは木原先生たちに報告をするだけとなった。
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