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【デルタフォース】クラスの三バカの日常Part5

61±:2011/03/13(日) 17:21:51 ID:Ts8j78uc
「情報屋、顔を上げなさい」
「えっ、はい」

 言われるがままに顔を上げる情報屋。
 次の瞬間情報屋に向かって飛んできたのは吹寄のおでこであった。

「いったあー!」
「これで緊張は解けたでしょ?」
「だからってこれはないだろ、吹寄!」
「あ、それともう一つ」
「…?」
「今度、遊びにいく権利の条件の変更よ。活躍したらから優勝したらに変えるわ」
「えっ、それってつまり…」
「だから、この後の試合も頑張りなさい!ほら、行った!」

 そう言い終えると吹寄はそのまま情報屋を体育館の外に押し出した。
 しかし、押し出された情報屋の方は…

(この間までは、活躍したらっていう曖昧な条件だったけど、これでようやくゴールが見えてきたぜ!)

 などと考えていたとか。
 なお、バレー組はそのあとの試合で苦戦しながらも勝ったため、決勝へとコマを進めるのだった。

――――――――――

 一方、バスケ組
 姫神達は目の前にいる準決勝の相手チームを無視して乱入者チームの対策をねるために作戦会議をしていた。

「まさか乱入者が。彼らだったとは」
「しかも麦野と絹旗までいるとは…姫神様、どうします?」
「姫神様、浜面、青ピ、俺にいい作戦がある」
「なんや、半蔵はん。詳しく教えてくれや」
「ああ、まず相手の麦野に浜面をぶつけるんだ」
「ちょっと待て、半蔵!それじゃ俺、死ぬから!」
「半蔵。流石。名案。」
「はっ!お褒めいただき光栄であります、姫神様!」
「あの、少しは俺の話を…」

 自分の命のために必死に抵抗する浜面。
 しかし、そのやたらと必死な行動があの方の逆鱗に触れてしまった。

「浜町のクセに。生意気。」
「ギャー!姫神様、お許しをーーぉ!!」

 そんなコントをやりながら試合が始まっているバスケ組。
 しかし、完全にアウトオブ眼中の準決勝の相手チーム。
 一度も見向きもされぬまま、姫神チームに完敗するのであった。

――――――――――

 その頃、サッカー組
 こちらでは大変な事態が発生していた。

「あれ、真夜。いつの間にそんなに色白に?」
「真昼さん、それは俺じゃなくて白雪さんだから」
「……真昼ちゃん、本当に大丈夫?」
「大丈夫だって、ほら」
「いや、凄くフラフラしてるからね、真昼さん!」

 サッカー組は真昼が風邪をこじらせてしまったため、どうすべきか悩んでいるのだった。


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