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フェイク『男』のチラシの裏

212フェイク『男』:2008/08/11(月) 02:44:35 ID:nino4o8I
465 名前: フェイク『男』 投稿日: 2008/08/11(月) 02:39:41 ID:nR+lBR6x
生命や宇宙の始まりにはあまりにも小さな確率や偶然の内に成り立っていることが多いらしいので、
一部ではこれらの始原には「神」のような超常的な存在が関わっているのではないかという考えを抱く科学者などもいるのだが、
それらも大昔の「カミナリは神が鳴らしている」などの伝承と同じ、理解の届かぬ領域を納得するための精神的作用なのだろう。

463 名前: フェイク『男』 投稿日: 2008/08/11(月) 02:35:16 ID:nR+lBR6x
たとえば三部のラストバトルにて、承太郎が死んだ振りをしてDIOの疑心暗鬼を誘うシーンでは、
DIOが「呼吸音は…」「心臓の鼓動音は…」などと誰の得にもならない独り言を呟きながら、
そしてそれを承太郎が聞いて対応しているというマヌケな状況に見えてしまうかもしれないが、
たとえDIOが無言のまま耳を済ませたとしても、勘の良い承太郎がすぐさまにそれに気づき、
呼吸を止めたり更には心臓の鼓動を止めたりするという展開を描くことは充分可能であり、
あれが単純に話のテンポを保つための、読者向けの演出であることが判る。
あるいは六部の徐倫とプッチ神父の手錠デスマッチにて、プッチは徐倫のことを「凄み」で攻撃を避けたと評したが、
別にこれはただ理屈を放棄して精神論に逃げ込んだわけではなく、理屈をつけるだけならば「繋いだ手錠の振動の感覚」で
片付けられたところを、あえてそんな理屈よりもそれを土壇場でやってのける徐倫の精神力を重要視したと考えるべきだろう。

460 名前: フェイク『男』 投稿日: 2008/08/11(月) 02:14:10 ID:nR+lBR6x
スタンドというものは本体の願望を表しているという側面もあるが、その傾向があまりに強いものには、
願望の大きさに反してスタンドパワーが有限であるために、相応の「限界」に突き当たってしまっているものも存在する。
例えばこの世の「運命」をどうこうしたいがために誕生したのであろう「世界」や「キングクリムゾン」は、
その能力の強大さゆえに、持続時間はわずか数秒、十数秒といった短さであり、(それでも充分強力な能力ではあるものの)
「運命」を支配したいという大きすぎる欲望に比べれば、非常にみみっちい運用をせざるを得ない。


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