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スーパースロー映像 フレームレートとシャッタースピード

5高山カツヒコ(www.tepproject.com):2010/11/14(日) 13:40:40
 シネアルタやバリカムは、あまりデジカメとは呼ばれません。
 一般に、 デジカメは静止画、スチル用のデジタルカメラ、デジタル一眼レフカメラ等を指す事が多いです。
 対して、デジタル「ビデオ」キャメラの事は、デジカムと呼ばれる事が多いです。
 安いコンパクトデジカメなどの動画機能は、ビデオ作品用ではなく、PCモニターで見る動画用途に向けて、24.00fpsや30.00fpsの製品は多いようです。

 撮影時のフリッカーと、映写時のフリッカーは、別のものです。
 人間の目は、だいたい1/40秒より遅い点滅は認識してしまうため、24fpsをそのまま映写すると瞬きを感じてしまうので、フレームレートに関係なく上映の時に点滅だけ早く繰り返すよう設計されています。
 なので映写には1/48という数字は直接の関係ありません。
 もし、あえて言うなら毎秒48回の点滅、約1/96秒ですが、映写機の機種によって回転シャッターの羽根の枚数が異なり、1フレームを3回に刻む毎秒72回の点滅のモデルもあれば、フレームの映写時間ととコマ送り時の閉じてる時間のデューティー比を映写側に寄せて、明るさの向上とフリッカー感の軽減を行っているモデルもあります。

 撮影時のフリッカー防止に関しては、24pや30pの低フレームレート作品では、シャッタースピードが速いとパラパラ感が増し、かと言ってシャッターピードを遅くするとブラーが強すぎて見づらい映像になるため、シャッター開角度180度付近を標準に撮影します。
 24fpsのシャッター開角度180度は、1/48秒です。
 蛍光灯など水銀灯は、交流電源の周波数によって点滅しており、東日本の50Hz地域は100Hzで、西日本の60Hz地域では120Hzで点滅しています。
 その点滅する蛍光灯の明かりで撮影すると、フレーム毎に明るさが変化するフリッカーが起きるので、照明の周波数の倍数か約数のシャッタースピードにする事で、フリッカー軽減を行います。
 なので、東日本では1/50秒、西日本では1/60秒で撮影します。
 何万Hzのインバーター回路を使った蛍光灯の場合は、遅いシャッタースピードの間では多少違ってもフリッカーは出ません。


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