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自衛隊が漫画、アニメ、ゲームの世界に召還されますた

293日本Wiz世界へ召喚:2007/08/25(土) 11:02:14 ID:/6naZNys
王が不在のリルガミンは、<生ける伝説>である彼女を筆頭とする評議会で治められている。
そんな彼女の元に、迷宮の内部で得体の知れない力の反応が感じ取られたという報告が入った。
そこで今回彼女自ら迷宮の奥深くに赴き、その原因を突き止める事になった。
誰も心配しなかった、何故ならあらゆる呪文と物理攻撃を無効化する最強の忍者なのだから。
目的地に着いた彼女の見たもの、それは見た事もない服装に身を包む人間の少年を
襲おうとする魔物の姿であり、真っ先に思い浮かんだのは子供を助ける事だった。
彼女の行動は素早く、少年に急接近して抱きかかえ、身に着けている忍び装束を変わり身に使い
魔物の攻撃を回避、彼女本来の、いや本気の証である戦闘スタイルになる。
息つく間もなく脇に少年を抱えながらも、すれ違いの一撃で魔物を倒してしまった。

「……大丈夫?」
彼女は脇に抱えている少年を壁に寄りかからせて介抱している。
「……ううん……っ!//////は、だ、か……」
意識を取り戻した少年はたちまち顔を真っ赤に染めて思考を停止してしまう。
何故なら彼が見たのは尖った耳が特徴的な”全裸の”美少女だったのだから。



「ステファン、ステファン、来たわ」
少女らしい声の呼びかけで、ステファンと呼ばれた少年はこの世界に来た時の回想を止めた。
視線を変えた先にいるのは全裸の美少女達、その肢体は皆美しく引き締まっている。
「ビューティ、手筈通りに頼むよ。突然撃ってくる事はないと思うけど、万が一ってこともあるし」
ちなみに彼等の立っている場所は森の木の枝の上。
少し離れた森の中にポッカリ空いた広場には、機体上部にある回転翼を回転させて飛んでいる機械が
着陸し、そこから地面を走る機械や見た事もない兵士達が降り立っていた。
それをじっと監視していた一人が少年に尋ねてくる。
「でも確かなの? 先日リルガミン上空を飛んでいたあの飛行機械も……」
「どっちも同じ日の丸マークがついてた。間違いない、僕が元いた世界のものだ」
そう答えて黒装束を身に纏った少年は、猛スピードで駆け出し、彼女達も後に続く。
(それにしても、なつかしい夢だったな……)

あれから色々あった。
この世界に身寄りのない僕はステファンという名前を与えられ、あの裸の美少女、
ホークウインド卿の弟子兼養子となり、忍者としての修行を受けることになった。
この世界での生活レベルだけど、古代文明の遺産を活用しているお陰か意外に高く、
魔法の存在もあって元の世界とほぼ同じ生活が可能だった。
なんて言っても迷宮の中にエレベーターがあるからね。
驚いた事と言えば魔法以上に驚いたものがある。
この世界の忍者に存在する忍者なのだがレベルが上がるにつれ、防具は不要となり、
逆に何も装備しないほうが鉄壁の防御を誇るようになるというのだから。
ただ若い女性の忍者、くのいちの場合、彼女達は全てを脱ぎ、文字通り裸になる。
師曰く、魅力的な裸体によって種族を問わず無意識下に意識を誘導させ、己の有利に戦う為らしい。
逆に裸の忍者を見ても何の違和感も感じずに『流して』しまうこともできる。
それはくのいちの秘術が何も誘惑のためだけにあるのでなく、
不自然を日常に溶け込ませる力も秘めているからである。
そして、熟練の冒険者や種族の違う化け物でさえも、裸の忍者に魅了されてしまう。
それもやはりくのいちの秘術の1つ。
くのいちとはつまり、不自然を自然に変える力と不自然だと理解しつつも、
それでも魅了してしまう恐るべき魅了の力を持った存在なんだ。
これらを上手く切り替えていることによって、くのいちは己の裸を最大の武器として活用している。
これ以前にこの世界では女性に限定してだが、全裸もファッションの一つと認識されているのもあり、
彼女達が裸になるのに殆ど抵抗がないのというのもあるけど。
迷宮には常に全裸でいるサッキュバスやブロンディ、スライニンフ、ビューティといった女性タイプの
敵が住み着いているのも関係しているんだろう。


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