したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

『話してはいけない』

1:2021/06/06(日) 00:19:11
『ランドノーティカ』ッ!!
 
 
量子的に生成された『座標』を目指し、日常を抜け出そう!
ランダムに指定された『座標』は、あなたの隣にある『未知の世界』!
思考の片隅にすら『浮かばなかったはずの場所』!
日常のルーティーンを抜け出し、新たな世界を体験する事で、あなたの心は再調整される。
それが、『ランドノーティカ』!!
 
このアプリによって起きる全ての出来事は、自己責任です。
 
 
あなたは、『座標』に到着した。
時刻は、午後5時57分。
陽が沈みつつある朧な夕闇の中、あなたの眼前には林がある。
それほど大きな面積では無い様だったが、新緑の木々に遮られた林の奥の様子は、全く分からない。
だが、1本の木の幹に白い文字が書かれている事は、外から眺めても分かった。
文字は、ペンキで塗られたものだった。
 
『こっち』

2ゴルシ・マキハラ:2021/06/06(日) 04:11:40
>>1
在日ブラジル人のゴルシ・マキハラは、そこにいた。
とりあえずここまでのあらすじを思い出したい。

俺はどうしてここにいるんだっけ?
アプリ?アプリでここに来たのか?ここはゲームの中か?
ゲームの中に実際に入っているのか?
実際に入っているわけではなく、ただ単にゲームをプレイしているだけか?
それとも『ポ○モンGO』みたいな『現実世界を旅するタイプのゲーム』なのか?

思い出したら、文字が書いてある木にもっと近付く。
それ以上の情報はないか?矢印とか。

3:2021/06/06(日) 22:13:24
>>2
(『ランドノーティカ』は、ただのアプリです)
 
あなたは、アプリで指定された座標に赴いて来た事を思い出した。
そこは、あなたの生活圏に隣接した身近な場所で、住所にも聞き覚えはあったが、実際に訪れた事は無い。
木に近付くと、垂れたペンキの跡まで確認出来た。
そして、林の中の木々の1本にも同じ様な文字が書かれている事に気付く・・・・・・・・・・。
 
『こっち』

4ゴルシ・マキハラ:2021/06/06(日) 23:44:01
>>3
「……?
『座標』はココだよな?」

『ランドノーティカ』の示す『座標』が、文字の示す林の中でなく、今この場所であることを確認する。

「なんだコレ?これで終わりじゃねーの?
誰かのイタズラか?」

次のメッセージが書かれている林の中の木までに
藪などの困難がなさそうなら、向かう。

5:2021/06/06(日) 23:56:49
>>4
確認した『座標』は、林の手前で間違い無い様だった。
 
あなたは、林の中に足を踏み入れ、新たに見つけた木の辺りまで進んだ。
枯れ葉の敷き詰められた足元に遮るものは無く、踏み出す度にザクザクと音が響く。
木に近付くと、垂れたペンキの跡まで確認出来た。
そして、そこから2〜3メートル先にある1本の木にも文字が書かれている事に気付く。
 
『こっち』

6ゴルシ・マキハラ:2021/06/07(月) 00:19:02
>>5
「……」

スマホはポケットに仕舞い、次の木までまた歩く。

「誰かがボウガンを構えててズドン、とかじゃねえだろうなァ」

ちょっと怖くなって、周囲を見回す。

7:2021/06/07(月) 00:45:08
>>6
更に林の奥へ歩いて行くと、不意に足元に吸い込まれる。
 
『ドッドザァッ!!』
 
一瞬遅れて、あなたは穴に落ちた事に気付いた。
下には、枯れ葉が積もっており、それがクッションとなったのか衝撃以上に痛みは無い。
顔を上げると、円形の薄明りが10メートル程上に見えた。

8ゴルシ・マキハラ:2021/06/07(月) 00:57:07
>>7
「うおおあァ!!」


「いっててて……落とし穴かよ!クソッ」

怪我がないか確認し、立ち上がる。

「いや、いくらなんでも深すぎるだろ……」

穴の横幅はどのくらいだ?暗くて見えないなら、触って確かめたい。

9:2021/06/07(月) 23:24:06
>>8
立ち上がってみたが、怪我は負っていない様だった。
『穴』の直径は、あなたが両手を伸ばしたよりも少し大きい。
壁は石造りで、薄闇に包まれていたが、周囲を見渡す事は出来た。
 
足元には、意図的なのか自然に降って来たのか、枯れ葉が敷き詰められている。
凹凸の少ない石壁は、素手で上るのは難しい様に思えた。
『穴』の隅には、円筒形の物体が1つある。

10ゴルシ・マキハラ:2021/06/08(火) 01:06:37
>>9
「両手をついて登ったりとかは、難しそーだな……
なんだコレ?」

円筒形の物体に近付いて観察する。

11:2021/06/09(水) 00:22:11
>>10
円筒形の物体は、鉄かアルミの様な質感をしていた。
上部には、中央に『つまみ』の付いた蓋がしてある。
近付くと、物体から微かな異臭が漂って来る事に気付いた。

12ゴルシ・マキハラ:2021/06/09(水) 00:37:19
>>11
「なんか臭ぇな……」

どんな臭いだろうか?
有毒な薬品臭とかだったら開けるのは得策でないだろうし、臭いから類推したい。

13:2021/06/09(水) 00:50:47
>>12
あなたは、漂って来る匂いを改めて鼻孔から吸い込んだ。
蛆が湧くまで腐敗の進んだ、小麦の練り物の様な『匂い』。
薬品特有の匂いは感じられず、どこか嗅いだ覚えのある奇妙な『懐かしさ』があった。
だが、『不快な匂い』だった。

14ゴルシ・マキハラ:2021/06/09(水) 01:31:08
>>13
「食いもんが腐ってる感じだな。弁当箱の類か?
開けてもいいことはなさそうだが……」

とりあえず円筒形の物体はそのままにしておく。

「あ、そうだ。
スマホがあるんだから助けを呼べばいいんじゃねーか」

スマホをポケットから取り出し、電話がかけられる状態か確認する。

15:2021/06/09(水) 23:22:44
>>14
取り出したスマートフォンに、目立った傷は無かった。
だが、電源を入れると、画面が初期設定に戻っている事に気付く。
そして、操作しても反応が無いまま、しばらくすると画面はプツリと暗転した・・・・・・・・・・・・。

16ゴルシ・マキハラ:2021/06/09(水) 23:46:59
>>15
「衝撃でおかしくなっちまったのか?
クソッ!」

スマホをポケットに戻そう。
そしてムカついたから円筒形の物体を蹴っ飛ばす。

17:2021/06/10(木) 00:10:18
>>16
『ガコッ』
 
蹴り飛ばした衝撃で蓋が外れた円筒の中から、黒ずんだ粘土の様なものが漏れ出て来る。
直後、感じていた異臭が一気に強くなり、瞬く間に『穴』の中に広がり始めた。
込み上げる吐き気を堪えながら、あなたは思わず顔を背ける。

18ゴルシ・マキハラ:2021/06/10(木) 00:24:10
>>17
「ウワッくっさ!くっさ!何だコレ!
もうこんなところに居られるか!助けて!」

無茶を承知で石壁をよじ登ろうと手をかけ、わずかな凹凸でもどうにか登れないか試してみる。

19:2021/06/10(木) 00:36:37
>>18
石壁に指を掛けられる場所は少なく、1メートルも登らずにあなたは壁面で動きを止める。
自重で『穴』の底に引き寄せられ、あなたは指の痛みに耐えながら抗い続けたが、それも虚しく
数分で再び底に落ちた。
嗅覚が麻痺しつつあるのか、吐き気は治まっていたが、不快な匂いに慣れる様子は無い。

20ゴルシ・マキハラ:2021/06/10(木) 00:43:25
>>19
「ああっ!
クソッ、ダメか……」

憎々しく思いながら、悪臭を放っている黒い粘土のようなものを見る。
いったいこれは何なのか、もっとよく見て確認したい。

21:2021/06/10(木) 00:55:02
>>20
粘土の様なものは、円筒の中から顔を覗かせる様に少し漏れ出ている。
表面は、粘土よりも粗い質感で、冷えて固まっている様だった。
 
あなたは、それが『糞』の様な気がした・・・・・・・・・・・・。
 
目を凝らすと、丸みを帯びた黄色っぽい塊が埋まっている事に気付く。
ツルリとした質感は、明らかに別の物体の様だった。

22ゴルシ・マキハラ:2021/06/10(木) 01:03:16
>>21
「うんこじゃねーか!
……ん?何か入ってるな。
バッチィが……やることもねーしな」

積もっていた枯葉を何枚か拾う。
ティッシュで汚物を包むみたいに枯葉を使って、枯葉越しに黄色い塊を掴んで取り出したい。

23:2021/06/10(木) 01:16:41
>>22
『グチュ・・・・』
 
枯れ葉で包む様に取り出した物体は、丸みのある縦長のプラスチックだった。
丁度、等分された部分に切れ込みの様なものがある。

24ゴルシ・マキハラ:2021/06/10(木) 01:20:51
>>23
「……?なんだコリャ?
医療器具か?」


掴んだのとは別の新しい枯葉を拾って、それで吹いて綺麗にしたい。
綺麗になったら、直接持ってもう少しよく見る。
軽く振ったりしてみる。

25:2021/06/12(土) 02:18:50
>>24
枯れ葉で表面を拭き取り、改めてプラスチックを調べると、何かが中に入っているのが分かった。
元々そうだったのか、糞の中で軟化したのか、プラスチックは赤ん坊の頭の様に柔らかい。
押すと簡単に凹み、切れ込みから半分に開く様になっている事が分かる・・・・・・・・・・・・・・・・・。

26ゴルシ・マキハラ:2021/06/12(土) 04:14:13
>>25
「中になんか入ってるな……開けてみるか。
しょうもないものじゃないと嬉しいな……この状況で知らん誰かのラブレターとか出てきても困るぞ」

切れ込みからプラスチックを開き、中に入っているものを確かめたい。

27:2021/06/12(土) 22:33:47
>>26
プラスチックを開くと、筒状に丸めた紙切れの様なものが1枚入っていた。
紙よりもラップに近い質感で、乳白色の表面には小さな文字が刻み込まれている。
 
『きえてしまうまえに ここから あいたい なにかもっていた あいつの』
 
ふと、それは『蝋』の様にあなたの手の中で溶け始めていた。
そして、ほんの数秒で完全に溶けて消える。

28ゴルシ・マキハラ:2021/06/13(日) 20:18:19
>>27
「なんだこのポエムは……まるで意味がわからんぞ……」

毒づくが、

「あっ!と、溶ける!何だコレ!?
熱で溶けるフィルムか何かだったのか」

謎の手紙が溶けたことに驚いた。
プラスチックの中には他に何も入っていないだろうか?確かめる。

29:2021/06/14(月) 00:13:36
>>28
プラスチックの中には、他に何も入っていない。

30ゴルシ・マキハラ:2021/06/14(月) 01:34:41
>>29
「……何だったんだ」

プラスチックはポケットに突っ込んでおく。
もはやただのゴミだろうとは思ったが、なんとなく。

積み重なっている落ち葉に、なにか他に埋もれていないか
しゃがんで手でガサゴソと探りたい。

31:2021/06/14(月) 01:57:18
>>30
落ち葉の下を手探りで調べると、ひんやりとした固い土に触れた。
下の落ち葉は湿っており、カエルの死骸が一匹見つかった以外、めぼしいものは無い。
約4センチの『アマガエル』は、梅干しシートの様に干乾びていた。

32ゴルシ・マキハラ:2021/06/14(月) 02:28:09
>>31
「クソッ、このままじゃ俺もこうなっちまう……なんとか脱出しないと……」

アマガエルの死骸をつまんで睨みつけながら毒づき、投げ捨てる。

「だいたいここはなんなんだ。
落とし穴にしちゃ深いし、壁は石だし……
枯れ井戸か肥溜めか?
枯れ井戸なら、地下水脈だった空洞とかに繋がってたりして」

周囲の石壁をドアをノックするみたいにくまなく叩いてみる。
実は向こう側が空洞になっていて壁が壊せるとかあるかもしれない。
壊せるまでいかなくても、空洞があれば音でわかるはず……

33:2021/06/15(火) 00:11:46
>>32
あなたは、死骸を投げ捨てた。
石壁を指で叩いてみると、重く固い石の鈍い感触を感じるだけで、音は響かない。
手の届く範囲の石壁は、どれも同じ手応えだった。

34ゴルシ・マキハラ:2021/06/15(火) 00:23:32
>>33
「空洞はなさそうだな……ここより高い位置はわからんが……」

天を仰ぐ。
空以外に穴の外に見えるものはないか。
また、手が届く範囲より上の石壁に目を引くものがないかも確かめたい。

それに、だいたいの時刻も空の明るさでわかるだろう。
ここに着いたとき夕方だったはずだが……まだ夜にはならなそうか?

35:2021/06/15(火) 00:30:43
>>34
頭上に見える『穴』の向こうには、薄暗い空が見えた。
周囲は暗くなって行く一方だったが、まだ陽は沈んでいないらしい。
石壁に目を凝らしたが、めぼしい発見は無かった。

36ゴルシ・マキハラ:2021/06/15(火) 00:33:15
>>35
「ヤバイ、手詰まりになってきた……
スマホが勝手に直ったりしてないか……」

スマホが動くようになったりしていないか確認する。

37:2021/06/15(火) 00:45:43
>>36
スマートフォンは、電源をONにしても起動しない。
カエルの死骸の様に、何の反応も無かった。

38ゴルシ・マキハラ:2021/06/15(火) 00:49:36
>>37
「やっぱダメか……。
おーーーーーい!誰かいないのかーーーーー!!助けてくれーーーーーーーーー!!!」


ありったけの声で叫んでみる。

39:2021/06/15(火) 00:56:15
>>38
あなたの声は、『穴』の中に響き渡った。
それが外にまで響いたかは分からず、返事は無い。

40ゴルシ・マキハラ:2021/06/15(火) 01:00:48
>>39
「クソッ、この手だけは使いたくなかったが……
死ぬよりはマシだ。やむを得まい」


金属の容器から糞をかき出し、手や靴に塗りたくる。
そしたらもう一度がんばって壁をよじ登る。
糞の成分が滑り止めとして機能し、壁が登れるようになるだろう。

41:2021/06/15(火) 01:34:52
>>40
筒の中身を掻き出すと、閉じ込められていた『糞』の匂いが立ち込める。
あなたは、胃の中のものが込み上げるのを堪えながら、冷たい『糞』を手に塗り始めた。
 
『ドドドドドドドドドド』
 
手の平の『糞』を伸ばした瞬間、何か固いものが手に触れる・・・・・・・・・・・・。
黒ずんだ『糞』に目を凝らすと、小指程の大きさの黒い固形物が混じっている事に気付いた。

42ゴルシ・マキハラ:2021/06/15(火) 01:43:14
>>41
「うっぷ……耐えろ!耐えろ俺……ん?
なんだ?消化できなかった植物の種か?」


糞なら、小さな未消化物ぐらいあるだろうが……妙に気になる。
よく見て確認する。
糞でわかりにくければ、例によって落ち葉で拭いてみる。

43:2021/06/15(火) 02:08:38
>>42
落ち葉で『糞』を拭き取ると、混入物は黒い楕円形のプラスチックだった。
先のプラスチックよりも固く、片方の先端が半透明になっている。
表面は、ほんの少しザラついており、中心部分には円形の凹凸があった。

44ゴルシ・マキハラ:2021/06/15(火) 02:23:46
>>43
「なんだかおもちゃの容器みたいだな……
また手紙が入ってるのか?」

さっきと同じように、振って中に何か入っているか確認する。
半透明の部分から中身が見えるようなら、見ておきたい。

45:2021/06/16(水) 00:39:56
>>44
楕円のプラスチックを振ったが、音はしない。
半透明の部分は、小さな電球の様なものが付いた部分を覆う様に、爪の先程度付いている。
プラスチックの内部の構造は、分からない。

46ゴルシ・マキハラ:2021/06/16(水) 02:25:19
>>45
「ひょっとしてこれ、ちっちゃい懐中電灯か?
この凹凸がスイッチかも」

円形の凹凸に、ON・OFFみたいな表記とか記号とかの類が書いてないか?
凹凸はいくつある?

47:2021/06/16(水) 02:41:38
>>46
プラスチックに文字や記号は無く、凹凸は片側に1つだけある。

48ゴルシ・マキハラ:2021/06/16(水) 21:05:39
>>47
「この状況で明かりがついてもなァ……とも思うが、
もうすぐ夜だし、明かりが無いよりはいいか。点くかな」

プラスチックの半透明の部分を前に向けて凹凸を押してみる。

49:2021/06/17(木) 22:49:19
>>48
『ピッ』
 
凹凸を押すと、微かな電子音が響いた。
 
『ドゴン』
 
直後、頭部に強い衝撃を受けたあなたは、意識を失う・・・・・・・・・・・・。
 
 
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
 
━━━━━━━━━━気が付くと、周囲は闇に包まれていた。
遥か頭上から、微かに風の音や木々の揺れる音が聞こえて来る。

50ゴルシ・マキハラ:2021/06/17(木) 23:03:07
>>49
「うがっ」



「…………ハッ」

「な、なんだ……何が起きた?
殴られたのか?誰に……?」

身を起こす。
まずは頭以外も含め、身体が無事か確認する。
また、プラスチックはまだ持っているか?

51:2021/06/17(木) 23:46:57
>>50
頭に触れると、頭頂部にコブが出来ている。
持っていたプラスチックは、あなたの手の中から消えていた。
手足に異常は無く、次第に暗闇にも目が慣れて来る。

52ゴルシ・マキハラ:2021/06/17(木) 23:58:59
>>51
「さっきのは落としたかな。このコブは……上から殴られたってことか?
でも下を向いていたなら頭頂部は前に向くもんな、どうだったっけ」

状況を整理しよう。頭部に衝撃を受けたときの状況をもう少し思い出したい。
衝撃を受けた方向はどっちだった?
目が慣れてきたなら、そちらを見たい。

53:2021/06/18(金) 00:07:08
>>52
あなたは、上から衝撃を受けた事を思い出す。
見上げると、『穴』の向こうには薄闇の中に木々の影が見えた。
そして、『穴』の中程の石壁に、ポッカリと穴が空いている事に気付く。

54ゴルシ・マキハラ:2021/06/18(金) 00:25:45
>>53
「……穴だ!てことは、壁の石が崩れ落ちてきて頭に当たったのか?
一個や二個の石じゃないはず」


改めて周囲を見回す。
崩れ落ちてきた石が積みあがっていたりしないか?

55:2021/06/18(金) 00:36:57
>>54
周囲を見回すと、落ち葉の上にバレーボール程の大きさの石が1つ転がっている事に気付いた。

56ゴルシ・マキハラ:2021/06/18(金) 00:47:53
>>55
「あれ?一個しか落ちてないな。
もっと崩れ落ちてるのかと思ったけど……
でも、これが当たってよく無事だったな俺」

石に近付いて異常がないか観察する。
可能なら、持ち上げて裏側も見たい。

57:2021/06/18(金) 00:58:43
>>56
石に近付くと、それが球に近い形である事が分かる。
両手で抱える様に持ち上げると、ズシリと重い。
壁と同じくザラザラとしていたが、触れると表面に細かい傷の様なものの感触があった。

58ゴルシ・マキハラ:2021/06/18(金) 01:05:24
>>57
「ひょっとして……壁の中からこれが砲弾みたいに飛び出してきて壁に穴が開いたのか?
さっきの黒いのを押したときに、何かのスイッチみたいな音がしたもんな」

石の表面の傷がただの傷に過ぎないこと(何らかの図柄やメッセージとかではないかどうか等)を確認し、地面に戻す。

59:2021/06/18(金) 01:18:34
>>58
闇の中、目が慣れていても石の表面の傷をハッキリと確認する事は難しかった。
 
『ボロ・・・』
 
ふと、あなたが石を撫で回していると、表面が砕ける様に剥がれ落ちる。
剥がれた部分を確認すると、その下にツルツルとした滑らかな表面が現れていた。

60ゴルシ・マキハラ:2021/06/18(金) 01:27:24
>>59
「……?
衝撃で砕けたのか?
中身があるぞ……ただの石じゃないかもしれないなコレ」

手でもっと?がすことができそうなら、剥がしてみる。

61:2021/06/18(金) 01:33:28
>>60
剥がれた部分を広げたり、表面を叩いてみると、石はボロボロと崩れて行く。
やがて、その下からは、ボーリングの玉の様なツルリとした球体が現れた。
表面に凹凸は無く、重さに大きな変化も無い。

62ゴルシ・マキハラ:2021/06/18(金) 01:42:46
>>61
「……なんなのか良くわからんな」


回して裏側なども含めて、球体の全体をひと通り見たい。

また、球体の材質は触った感触で推察できないだろうか?
形状は完全な球だろうか?
よもや本当にボーリングの球であるなら、指を入れる穴があると思うが……それは存在する?

63:2021/06/19(土) 23:00:26
>>62
あなたは、暗がりの中で球体に目を凝らしながら、ひとしきり撫で回した。
穴も凹凸も無く、鉄製のボールの様だった。

64ゴルシ・マキハラ:2021/06/20(日) 06:37:20
>>63
「こんな重いもん持って上まであがれないし、放っとくしかねーかな……そうだ。
壁を壊して出てきたんなら、これで壁を壊せねーかな」

鉄球を両手で持ったまま、上に空いた穴の直下に当たる付近の石壁を鉄球で殴りつけてみる。

65:2021/06/21(月) 00:07:05
>>64
『グォガゴォッ!』
 
鉄球を勢い良くぶつけると、石壁は破片を撒き散らして砕けた。
『穴』が揺れる様な衝撃が走り、あなたは鉄球を手放す。
 
『ドドドドドドド』
 
砕けた石壁の一部からは、壁の裏にあった鉄の壁らしきものが垣間見えた。

66ゴルシ・マキハラ:2021/06/21(月) 01:05:57
>>65
「な……なんだ!?
穴全体が揺れたような気がしたぞ!?いくらなんでも鉄球程度でそこまで……えっ?
なんだこりゃ、石壁の外側が鉄壁で覆われてやがるってどういうことだよ」


鉄の壁を、露出した範囲をくまなく触って異常がないか調べてみる。

67:2021/06/21(月) 01:41:31
>>66
あなたは、石壁の下に現れた鉄の壁に触れたが、押しても叩いてもビクともしない。
接合面も無く、確認しているのがほんの一部分と思われる事も分かった。

68ゴルシ・マキハラ:2021/06/21(月) 17:09:33
>>67
「どうなってやがる。井戸じゃねえぞここ。
……まあいい。これで足掛かりが作れた」

さっきの鉄球が落ちていないか探し、あったら拾う。
それを持ち、いま壊してできた穴を足掛かりにして一段登る。
そこまでできたら、またその上のところを鉄球で叩き壊して足場を作りたい。
その際、さっきみたいに鉄球を取り落としそうなら、身体に当たらないように気を付ける。

69:2021/06/21(月) 22:33:21
>>68
『ドガシャァッ!!』
 
鉄球を叩き付けた衝撃で、あなたは石壁から跳ねる様に飛び退く。
砕けた破片を石礫の様に浴びた身体に、鈍い痛みが走った。
手から離した鉄球は、石壁の近くに重い音と共に落下する。
破壊した石壁の下にある鉄の壁が、更に広がった。

70ゴルシ・マキハラ:2021/06/21(月) 22:51:35
>>69
「いてててて……
こりゃ何度もやるのは無理か。鉄球も重いし。
俺の身長ぐらいは稼げたかな。よし……」


>>64-65で開けた穴と、いま開けた穴が縦に二つ並んで出来上がったはずだ。
これらを足掛かりとして用いてよじ登り、そこから先は頑張って>>53で中程に見えた横穴を目指してよじ登りたい。

71:2021/06/22(火) 00:11:57
>>70
あなたが砕けた石壁を足場にして体重を掛けた直後、石壁が更に崩れ落ちる。
弾かれる様に壁から離れたあなたは、足の下に転がっていた鉄球の上に着地した。
 
『ドザッ』
 
枯れ葉の上に仰向けに転がったあなたは、崩れた石壁に目を向ける。
 
『ドドドドドドドドドドドドド』
 
大きく崩れた石壁の下には、それまで壁だと思っていた鉄製の扉が半分程まで現れていた。
ドアノブの部分に半円形の出っ張りがあり、他に装飾の類は見当たらない。

72ゴルシ・マキハラ:2021/06/22(火) 00:31:34
>>71
「と……扉だッ!
や、やった……出られるぞッ!」

起き上がり、扉に駆け寄ってドアノブを回す。
引くドアでないことを祈りつつ、とりあえず押してみる。

73:2021/06/22(火) 03:24:00
>>72
ドアノブは、出っ張りが溶接されただけの簡素なもので、回せなかった。
力を込めて押したが、ビクともしない。

74ゴルシ・マキハラ:2021/06/22(火) 14:00:18
>>73
「や、やっぱ引くドアか……畜生!やってやんよ!」

鉄球を拾い上げ、ドアの範囲の石壁を徹底的に破壊し、扉を完全に露出させたい。

75:2021/06/22(火) 23:24:03
>>74
鉄球で壁を破壊し続けると、『鉄の扉』があなたの前に完全に姿を現した。
破片を浴び続けた為、痛みと疲労で呼吸が荒くなる。
両手は痺れ、細かく震えている事が分かる。

76ゴルシ・マキハラ:2021/06/23(水) 00:11:39
>>75
「ゼェ、ゼェ……よっしゃ、開けるぞ……
引く扉でもないとか、鍵がかかってるとかだったら、オマエ、アレだぞ、コノヤロー」


ドアの出っ張りを両手で掴み、体重をかけて引っ張る。

77:2021/06/23(水) 00:34:00
>>76
『ギキィイィィ・・・・・・・!』
 
錆びた扉の開く音が、『穴』の中に響く。
扉の中からは、冷たい空気と共に血と錆の混じった匂いがゆっくりと吹き込んで来た。
目を凝らすと━━━━━━━━━━━
扉の奥には、奈落の底を覗いている様な暗闇が続いている。

78ゴルシ・マキハラ:2021/06/23(水) 00:46:38
>>77
「何も見えない……完全な闇だな」

さすがに二の足を踏む。
なにか音が聞こえるか、耳を澄ませてみよう。
同時に、目が慣れて見えるようにならないか待つ。

79:2021/06/23(水) 00:51:37
>>78
耳を澄ませると、微かな風の音が聞こえた。
それが扉の奥から聞こえるのか、『穴』を吹き抜ける風なのかは分からない。
ジッと目を凝らしてたが、暗闇が晴れる気配は無かった。

80ゴルシ・マキハラ:2021/06/23(水) 01:01:42
>>79
「何も見えないが……風だ。たぶん外へ通じてるな。
人間が通れる道になっているといいが」


念のため、鉄球を拾って通路の先へ転がしてみる。
急に穴とかがあれば、これでわかる……かもしれない。

81:2021/06/23(水) 01:32:58
>>80
『ゴッ』
 
鉄球を闇の中に放ってみると、固い地面に当たる音が聞こえた。
鉄球は、ゴロゴロと転がる音と共に遠ざかり、しばらく進んだ先で音は途絶える。

82ゴルシ・マキハラ:2021/06/23(水) 01:38:19
>>81
「途中で音が消えたな……
なんだ?落ちた音も壁に当たった音もなく、どうなったんだ?
減速して停止しただけかもしれんが……用心しよう」

通路に足を踏み入れる。
左手を壁につき、一歩一歩、確かめるように歩く。
壁や床の感触がなくなったら立ち止まる。

83:2021/06/23(水) 01:45:40
>>82
あなたは、扉の先に足を踏み入れた。
固い地面には、微かな凹凸がある・・・・・・・・。
左側に手を伸ばしたが、指先に触れるものは何も無く、冷えた空気を掻くだけだった。

84ゴルシ・マキハラ:2021/06/23(水) 02:16:24
>>83
「壁がない……通路だと思ったが、部屋なのか?
部屋なら電気のスイッチとかないかな」


扉の内側の周囲にあたる壁を探り、電気のスイッチなどがないか探してみる。

85:2021/06/23(水) 02:31:40
>>84
扉と並行した場所に手を伸ばすと、固い壁に手が触れる。
感触から石の壁である事が分かったが、『穴』のそれよりも凹凸の少ない造りの様だった。
スイッチの類は無く、苔の様なものが所々に生えているらしい。
 
『カサッ』
 
ふと、足元に何かが触れた。

86ゴルシ・マキハラ:2021/06/23(水) 03:07:14
>>85
「……?
ゴキブリか?」


動かないものなら、拾ってみる。
動く生き物のようだったら、蹴って追い払う。

87:2021/06/23(水) 23:41:44
>>86
慎重に足元に手を伸ばすと、指先に何かが触れる。
拾い上げたのは、丸めた紙切れの様なものだった。

88ゴルシ・マキハラ:2021/06/24(木) 01:21:35
>>87
「丸めた紙切れだ……
鼻をかんだとかケツを拭いた紙だったらキレるかんな」

広げてみる。
暗いので見えないようだったら、いったん扉から縦穴へ戻る。

89:2021/06/24(木) 02:07:00
>>88
紙切れを広げると、手の平程の大きさの紙片に小さな歪な文字が並んでいた。
 
『オレハ 見エル ハヤイ  ワスレル』
 
ふと、あなたは自分の手元が薄闇の中で見える事に気付く。
見回すと、扉の先は半径10メートル程の円形の空間になっており、扉から見て
丁度正面の辺りに吹き抜けの穴があった。
足元には石畳が敷き詰めてあり、壁や天井は岩盤を刳り抜いた様な洞窟らしい。
石畳の上には、其処彼処に小さなゴミが散らばっていた。

90ゴルシ・マキハラ:2021/06/24(木) 04:15:42
>>89
「え、見える……なんで……えっえっ部屋も見える!どうなってんだこれ……!?」


突如として暗闇が見えるようになったことに驚く。
散らばっているゴミはどのようなものだろうか、ざっと見る。
また、入ってきた扉と吹き抜け以外に出入り口はない?
さっき投げた鉄球がないかも確認したい。

91:2021/06/26(土) 00:10:22
>>90
出入口らしきものは2つしか無く、動くものは何も無い。
散乱したゴミは、可燃物とプラ製品が混在している様で、大型ゴミの類は見当たらない。
丸めた紙切れやカードの様なもの、何かの小さな部品、包み紙、空のケース等、ゴミ箱の中身を
ブチ撒けた様だった。
転がした鉄球を扉から少し離れて見つけたが、鉄球よりも大きいゴミは無い。

92ゴルシ・マキハラ:2021/06/26(土) 02:03:56
>>91
「ここはゴミサイロかなんかだったのか?」

カードのようなものをひとつ拾って見て、それから吹き抜けに近寄ってその先を確認する。
吹き抜けは上へのものか、下へのものか、それとも両方?

93:2021/06/27(日) 00:19:01
>>92
あなたは、1枚のカードを拾い上げる。
カードはプラスチック製で、上半分は空欄、下半分に細かい文字が印字されていた。
どちらも掠れており、その意味を読み取る事は出来ない。
裏を見ると、右部分に何者かの顔写真が印刷されており、それ以外に細かい印字がある。
顔写真も掠れていて、面相も表情も分からない。
だが、その印刷の形式は、『運転免許証』によく似ている気がした。
 
吹き抜けに近付くと、トンネルの様な横穴が前方へと続いている。
トンネルの奥に出口は見えず、その先がどうなっているのかは分からない。

94ゴルシ・マキハラ:2021/06/27(日) 08:54:34
>>93
「うーむ……ただの免許証だな。こんなに掠れるものかなとは思うが……
お、道が続いてるじゃないか」

カードは投げ捨て、見える横穴に入れそうなら入ってみる。

95:2021/06/27(日) 22:38:00
>>94
横穴に足を踏み入れると、湿り気を帯びた空気に包まれる。
壁や天井は、石を積み上げたアーチ状の造りになっており、地面は固められた土だった。
直進した先は、十数メートルで壁に突き当たっており、そこから左右に分岐している。

96ゴルシ・マキハラ:2021/06/28(月) 01:42:38
>>95
「なんなんだろうなここ」

分岐点まで進み、左右を確認する。

97:2021/06/28(月) 23:16:31
>>96
分岐路まで進むと、左右は同じ様な通路が伸びていた。
左に1〜2メートル進んだ通路の右壁には、何かがぶら下がっている。
右の通路には、ゴミが点々と落ちていた。

98ゴルシ・マキハラ:2021/06/28(月) 23:18:19
>>97
「なんだ、あれ」

左の通路に進み、ぶら下がっているものを確認する。

99:2021/06/28(月) 23:49:01
>>98
近付くと、壁には双眼鏡の様なものがぶら下がっていた。
壁に打ち込まれた金属製の鋲に、双眼鏡の様なものから伸びた固定バンドが
掛かっている。
 
『ゴシャッ』
 
不意に、バンドが切れて落下する。
地面に落ちた双眼鏡は、ガラスの様に粉々に砕けた・・・・・・・・・。

100ゴルシ・マキハラ:2021/06/29(火) 00:14:57
>>99
「は?いや脆すぎるだろ。
何でできてたんだよ」

本物の双眼鏡かどうかすら疑わしい耐久度にびっくりする。

「さっきの容器みたいに中に何か入ってたりとかしないか?」

しゃがみこんで、双眼鏡の砕けた破片になにか混じってないか漁る。

101:2021/06/29(火) 00:46:45
>>100
地面に残った残骸は、拾い上げようとすると灰の様に崩れた。
中には何も無い。
 
『ウォーーン・・・』
 
ふと、あなたは地面を伝って微かな振動を感じた。

102ゴルシ・マキハラ:2021/06/29(火) 00:59:58
>>101
「な、何の音だ……?
アレか、インディーなんとかみたいに石が転がってくるのか」


通路を引き返し、さっきの分岐点まで戻る。
マジで石が転がってきたら逃れられるし、分岐点を右に行った先も確認できて一石二鳥だ。たぶん。

103:2021/06/29(火) 01:03:38
>>102
あなたは、分岐路まで戻った。
振動は消え、通路に動くものは見当たらない。

104ゴルシ・マキハラ:2021/06/29(火) 01:13:16
>>103
「何も来ないか」

分岐路を右に行った先へ進む。
ゴミは相変わらず同じようなものばかりだろうか?

105:2021/06/29(火) 01:33:20
>>104
あなたは、分岐路を右に進みながら、足元に散らばるゴミに目を落とす。
匂いは無かったが、通路がゴミ捨て場の様だった。
丸めた紙やビニール以外に、通路の先には木片や鉄屑の様なものもある。

106ゴルシ・マキハラ:2021/06/29(火) 01:42:13
>>105
「うーん、反対側には何もなかったんだよな。
こっちにはゴミがあるあたり、こっちからゴミが流れてきてるのか?
向こうが危険だからこっちだけゴミが残ってるともいえるが……

なんか妙に臭くないな?もっと臭いはずじゃね?」

先へ進む。
尖ったものを踏んで足を怪我しないよう気を付ける。

107:2021/06/29(火) 02:13:46
>>106
通路を進むと、ゴミの量は次第に減って行く様に思えた。
やがて、目に見えてゴミが減り始めた辺りで、通路の先に円筒形の物体が見えて来る。
 
『ゴゴゴゴゴゴ』
 
通路は、行き止まりになっていた。
その手前にある物体は、やや右に傾いた状態で通路を塞ぐ様に佇んでいる。
直径2メートル程の物体の表面は色褪せ、大きな文字の様なものが書かれていたが、
掠れていて判読する事は出来ない。

108ゴルシ・マキハラ:2021/06/29(火) 02:26:54
>>107
「……?
上へ通じるエレベーター……って感じでもねーな」

物体のまわりを一周して、裏側も見てみる。
完全なただの円筒だろうか?

109:2021/06/29(火) 23:41:29
>>108
物体と通路の壁の隙間は、あなたの身体では通り抜けられないほど狭かった。
傾いた物体の上部を見ると、小さなハッチの様なものが1つある。
だが、約10センチ四方のハッチを出入りする事は、人間には出来そうにない。

110ゴルシ・マキハラ:2021/06/29(火) 23:47:57
>>109
「あー、これダストシュートって奴かな。もしかして」

ハッチを開けられそうなら、開けてみる。

111:2021/06/29(火) 23:55:13
>>110
『キィ・・・』
 
微かに軋む音を立てて、ハッチが開いた。
それと同時に、生臭い匂いがあなたの鼻先に漂って来る。
内部は暗く、その様子は分からない。

112ゴルシ・マキハラ:2021/06/30(水) 00:06:01
>>111
「普通だな。
……目が慣れたと言っても、この中は見えないか。
さっきみたいに変なもんが見つかるかもしれねーし、ちょっとだけ……」


手を突っ込んで中を探る。
勘で判断するしかないが、手に触れた物のうち『これは!』と思った感触のものを掴んで取り出してみる。

113:2021/06/30(水) 00:14:51
>>112
ハッチに手を入れると、すぐに何かが指先に触れた。
極細の紐の束の様なものを掴み、あなたはそれを引き抜く様に取り出す。
 
『ブチブチッ』
 
引き抜いた手を見ると、10〜15センチほどの髪の毛らしきものを手一杯に握っていた。

114ゴルシ・マキハラ:2021/06/30(水) 00:27:20
>>113
「な、なんだこりゃ……人の髪の毛……!?
い、いやいやマネキンか人形か、そうじゃなきゃ床屋が捨てただけだろう、ハハハ……
おいシャレになんねーぞ」

ひきつって笑う。
もう一度確認のため手を突っ込み、『髪の毛』が生えている物体が存在するようなら掴んで取り出そうとしてみる。

115:2021/06/30(水) 01:02:38
>>114
あなたは、再びハッチの中に手を伸ばす。
すぐに髪らしきものに触れ、それが覆う丸みを帯びた塊を掴んだ。
 
『ゴトッ』
 
引き寄せると、『それ』は重みであなたの手から滑り落ちた。
円筒形の物体の中で、何かが動いた音が響く。

116ゴルシ・マキハラ:2021/06/30(水) 01:10:42
>>115
「あっ!
ダメだ、落としちまった」

手をハッチから引き抜き、手をはたいて汚れを払う。

117:2021/06/30(水) 01:32:14
>>116
あなたは、引き抜いた手に付いた墨の様な汚れに気付く。
それは、『文字』の様に見えた。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
『トカゲ』
 
『私は奪われた』
 
『失ったモノを拾いたい』
 
━━━━━━━━━文字は、軽く擦ると消せる。

118ゴルシ・マキハラ:2021/06/30(水) 01:45:19
>>117
「うわあ!
また……さっきからいったいなんなんだ!意味がよくわからないし……
一方的に喋りたいことをまくしたてるんじゃねーよ!脱出のヒントとかくれよ!
トカゲってなんだよ……カエルの死骸ならさっきあったけど……」


周囲を確認して『トカゲ』らしきものがないか探してみる。

119:2021/07/01(木) 00:44:27
>>118
周囲を見回したが、あなたの視界に『トカゲ』らしきものは無かった。
 
『ウォーーム・・・・・』
 
ふと、通路が震える様に揺れ始める。

120ゴルシ・マキハラ:2021/07/01(木) 02:02:02
>>119
「やべっ、なんかきそう」

来た道を引き返し、さっきの分岐点まで戻りたい。

121:2021/07/01(木) 02:10:53
>>120
あなたは、分岐路まで来た道を戻る。
 
『ウォーム・・・・・』
 
再び、通路が震える様に揺れた。

122ゴルシ・マキハラ:2021/07/01(木) 02:26:19
>>121
「なんなんこの揺れ。
鉄球が転がってくるみたいな感じじゃないな」


分岐路までたどり着いたら、そのまま通り過ぎて分岐路を左に行った道に戻り、
さっき双眼鏡を見つけた場所の先まで進みたい。


「見てないのはこの先だけだからな。なんか嫌な予感がする」

123:2021/07/01(木) 23:53:29
>>122
あなたは、分岐路を左に進み、壁に鋲の打ち込まれた辺りで立ち止まる。
足元には、薄汚れた砂山の様なものがあり、その傍らに紙片が1枚落ちていた。
名刺ほどの大きさの四角い紙片は、ピンとしていて真新しい。

124ゴルシ・マキハラ:2021/07/01(木) 23:58:42
>>123
「えっ……さっきはこんなもんなかったぞ。
いったい誰が……誰かいるのか?他に」

紙片を拾い上げ、見る。

125:2021/07/02(金) 00:29:56
>>124
紙片を拾うと、白い無地の裏に鮮やかな画像が印刷されている。
それは、小さな木製の台の上に、俵状に固めた米らしきものが数個並んだ様子だった。
各々の米の上には、赤や白の何かが乗っており、その幾つかは魚介類である事が分かる。
しばらく眺めていると、あなたはそれが寿司である事を思い出した。

126ゴルシ・マキハラ:2021/07/02(金) 00:54:39
>>125
「なんだこれは……ってスシじゃねーか。
は?あれ?俺、いまスシを忘れてた?
大好きだし、あんなにオラ寿司(回転寿司屋)に行ってたのに?」

ゴルシ・マキハラはブラジル人である。
祖国の味というわけでもないスシを忘れていたことがあったとしても
あり得ないとまでは言い切れないが、日本に来てからもう数年が経つ。
すっかり慣れ親しんだ日本食を忘れるのは何かがおかしい。
頭によぎるのはちょっと前に分岐路の前のゴミ部屋で見た紙切れだ。


『オレハ 見エル ハヤイ  ワスレル』


「ハヤイ ワスレル……」



自分の母と弟の顔が思い出せるか、試してみる。

127:2021/07/02(金) 01:38:09
>>126
あなたは、家族の顔を思い出そうとしたが、何も思い浮かばなかった。
それが不幸な事なのかどうかも、よく分からない。
 
『ウォーーム・・・』
 
再び、通路が揺れる。

128ゴルシ・マキハラ:2021/07/02(金) 01:51:55
>>127
「…………嘘だろ……」


紙片を放り捨て、先へ進む。
進む意思まで忘れてしまわないうちに、ここから脱出しなければ。

129:2021/07/02(金) 02:02:19
>>128
通路の先は、緩やかに左へ曲がりながら続いていた。
途中には、何も落ちていない。
数十メートル進むと、通路の奥に鉄の扉が1つ見えて来る。
通路は、そこで行き止まりになっていた。

130ゴルシ・マキハラ:2021/07/02(金) 02:12:23
>>129
「ここが出口だと嬉しいが……」


鉄の扉を見る。
扉の構造と、何か書いてあったりなど目を引くものがあるかどうか。
そのうえで開けられそうならば開く。

131:2021/07/03(土) 23:46:29
>>130
あなたは、鉄の扉に目を凝らした。
何の変哲も無い鉄の壁の様にも見えたが、ドアノブの様なものが扉である事を示している。
L字型の武骨なノブを含め、扉全体が微かに赤く錆びていた。
 
『キキィ・・・・』
 
ノブを回すと、悲鳴の様に軋んだ。
扉は、錆びている為か鉄製だからなのか、あなたが体重を乗せて引く必要があるほど重い。
 
『キキキキキ・・・・・』
 
開くのを拒む様に、扉全体が軋んだ。
その隙間からは、ぼんやりとした明かりが零れて来る・・・・・・・・・・・。

132ゴルシ・マキハラ:2021/07/04(日) 01:27:11
>>131
「ぐぐぐ……!!」

力の限り引く。

133:2021/07/04(日) 03:36:41
>>132
扉が開くと、10畳ほどの四角い部屋があった。
中央に幅2メートル程度の窪みがあり、そこに水が溜まっている。
天井の高さは、4〜5メートル。
全面石造りの部屋は、天井の所々から微かに漏れ出た光が差し込み、室内を照らしていた。
他に扉は無く、奥の壁沿いには3段のチェストが1つだけある。

134ゴルシ・マキハラ:2021/07/04(日) 20:13:50
>>133
「外の光か?ちょっと高くて届きそうにないが、最初の縦穴よりは登れそうだな」

天井から漏れ出ている光を確認する。
それは外の光であるのか、照明の明かりであるのか、
登ることができそうかや、登ったとして通ることができそうかなどだ。
今の位置からではよく見えなかったら、確認のために位置を変える。

135:2021/07/05(月) 00:09:37
>>134
天井の石の隙間から漏れ出る光は、自然光の様に思えた。
見上げたが、数ミリの隙間の向こうを確認する事は出来ない。
壁面にも、素手で登れる様な凹凸は無い。

136ゴルシ・マキハラ:2021/07/05(月) 00:41:00
>>135
「ここは……誰かの隠れ家か何かだったのか?
出入り口らしきものも見当たらないし……」

水たまりを見る。
その深さを見て、水路とかではないか確認する。
あと、自分の顔が水面に映るかもしれない。
自分の顔を忘れていたりしないかも、確認する。

137:2021/07/05(月) 01:00:17
>>136
水溜まりを覗くと、石造りの床が透き通って見える。
水面には、見覚えのある自身の顔が映っていた。
 
『ウォーーム・・・・』
 
ふと、水面が波立ち、周囲が震える様に揺れる。
 
『パチャッ』

138ゴルシ・マキハラ:2021/07/05(月) 01:06:37
>>137
「さっきからなんなんだこの音と揺れは……
どこで揺れているのかもわからないし」

水面の波立ち方から揺れの発生方向を特定できないだろうか。
振動音も、発生源があるなら方向を特定できそうなものだが、可能だろうか。

そして、『パチャッ』という音がした方を見る。

139:2021/07/05(月) 01:27:56
>>138
水面の波紋は、沸騰した泡の様にあちこちから発生して来る。
振動の音は、部屋全体に響いており、どこから聞こえるのかは分からなかった。
 
微かな水音のした方に顔を向けると、水の中から何かが飛び出た事に気付く。
床からチェストの方へと素早く移動し、その横の壁の中程まで登ると、ピタリと
動きを止めた『それ』は、あなたの手の平ほどのサイズの『トカゲ』だった。

140ゴルシ・マキハラ:2021/07/05(月) 01:38:14
>>139
「おっ、トカゲじゃないか。
さっきの謎の文章の奴は、コイツなのか?
コイツがどうしたのかは知らんが」


「とはいえ、コイツが何かの手掛かりを握っているかもしれない」

ゆっくり忍び足でトカゲに近付き、うまく逃げられずに近付けたら
パッと飛び掛かって捕まえようと試みる。

141:2021/07/05(月) 03:06:33
>>140
『ウォーーーム・・・』
 
足音を殺して『トカゲ』に近付いて行くと、再び部屋の中が震えた。
『トカゲ』は、その場から動く気配は無い。
チェストから1〜2メートル手前まで近付いた辺りで、あなたは自身の行為に疑問を抱く。
いつの間にか、『トカゲ』を捕まえようとした理由が分からなくなっていた。

142ゴルシ・マキハラ:2021/07/05(月) 03:46:21
>>141
「あ……れ……?
なんで俺トカゲなんか追っかけてんだ……」


トカゲから興味を失い、横のチェストを見る。
そこにあるから好奇心で見た。それだけの話だ。
チェストを見た記憶がないから見た。
もしかしたら、見た記憶が無くなっているだけなのかもしれなかったが。

143:2021/07/06(火) 00:14:11
>>142
3段のチェストには、チェストと同じ幅の引き出しが3つ重なっていた。
全体は木目調のデザインで、引き出し部分が白いカバーで装飾されている。
どの引き出しにも鍵穴は無く、中央部分に金色の小さなリング状の取っ手があった。
 
平らなチェストの上部には、あなたの指先ほどのサイズの白い立方体が1つだけ転がっている。
 
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

144ゴルシ・マキハラ:2021/07/06(火) 00:44:57
>>143
「角砂糖か?」

パッと見は、サイズと形状からすればそう思えたはずだ。
角砂糖という概念を忘れていなければだが……。

いずれにせよ、立方体を手に取ってまじまじと見る。

145:2021/07/06(火) 01:19:10
>>144
あなたは、立方体を手に取った。
ザラザラとした質感の物体は、『角砂糖』らしい。
 
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 
『ウォォ━━━━━━━━━ム』
 
次の瞬間、あなたの背後で低く唸る様な音が響いた。
咄嗟に振り返ると、水溜まりの辺りに円柱の様なものがある事に気付く・・・・・・・・・・。
高さ約2メートルの円柱は、3つに等分されたものが重なっており、一番上と一番下の部位が
右回転、真ん中の部位が左に回転していた。
部位と部位の隙間は、微かに浮かんでおり、円柱自体も床から数ミリ浮いている。
そして、鉄の様な質感だったが、立体映像の様に向こう側が透けて見えていた。

146ゴルシ・マキハラ:2021/07/06(火) 02:55:47
>>145
「なん、だ、コレは……」

突如現れた謎の物体の正体について、測りかねて立ち尽くす。
パッと見た印象は、『石臼』だと思った。
水車とかで粉を引いたりするアレだ。
だが、こんなところで半透明の石臼が回っていたとして、それが何だというのか。
理解の外だった。

「わけがわからん……。そうだ、角砂糖」

しかし、ひとつだけわかることがある。
それは、俺の手に角砂糖があるということだ。
もう何時間もなにも口にしていない。
腹が減っているはずだ。
わけのわからん物体がなんかして取り落としたりとかしてしまう前に、
この『角砂糖』はさっさと食べてしまおう。

そう思って、口に放り込んだ。

147:2021/07/07(水) 01:06:55
>>146
あなたは、手の中の『角砂糖』に目を移した。
 
 
━━━━━━━━━━いつの間にか、あなたの手には『角砂糖』が2個握られている。
次の瞬間、『角砂糖』の陰から更にもう1個の『角砂糖』が転がり出た。
 
      /´〉,、      | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/ (^ーヵ L__」L/    ∧       /~7 /)
 二コ ,|      r三'_」     r--、 (/    /二~|/_/∠/
/__」             _,,,ニコ〈  〈〉  / ̄ 」     /^ヽ、 /〉
'´                (__,,,-ー''     ~~ ̄   ャー-、フ /´く//>
                                 `ー-、__,|
 
手の中の『角砂糖』を見つめていたあなたは、背後から同じ様に手の中を見つめる『影』に気付く。
 
「『角砂糖』ヲ、食ベタラ・・・・・・・・・ココカラ出ナケレバ。」
 
声の方を見ると、白く丸みを帯びたフォルムの『奇妙な人物』が立っていた。
目の部分がボタン電池の電池カバーの様になっており、それを覆う位置で頭部をグルリと黒味がかった
透明の膜が囲んでいる(人型/人工・機械型)。

148ゴルシ・マキハラ:2021/07/07(水) 12:33:35
>>147
「え、角砂糖が……増えて……」


突如現れた人型のなにかに驚く。


「そうだよ、いいかげんここから出ないと……
でもどうやって出たらいいかがわからないんだ。どうしたら……
いや、その前に。その前にだ」


「いったい何者だ、オマエは」


『奇妙な人物』に問いかける。

149:2021/07/09(金) 01:14:43
>>148
「オレハ、オ前ノ『スタンド』ダ。」
 
あなたの手に溢れた『角砂糖』が、足元に零れ落ちる。
 
「『目的』ガ分カッテイレバ、ソコニ向カウ事ガ出来ル。
モットモ恐ロシイノハ、ソレヲ見失ウ事ダ。」
 
そう言うと、『スタンド』は円柱の方に顔を向けた。
円柱は、徐々に回転を加速させ、あなたは吸い込まれる様な感覚を覚える。

150ゴルシ・マキハラ:2021/07/09(金) 03:08:59
>>149
「スタンド……」

話を聞きながら、とりあえず、増えた角砂糖を改めていくつか口に放り込み、
『円柱』を指して言う。

「お前がなんなのかはよくわからんが、味方みたいだな。
その通りだ。それで、アレはなんなんだ。
お前とは関係ないのか?
どうにかした方がいいのか?
とりあえず、なんか引っ張られているみたいだが。
なんとなく、逆らった方がいいような気がするぜ」

足を踏ん張って『円柱』の吸い込みに耐えようとしつつ、
さっきから不可解な動きを続けるそれについて、『スタンド』さんの見解を聞いてみる。


「あと、この『角砂糖』はなんだよ。
これはお前がやってんのか、アレがやってんのか、どっちだ?」

151:2021/07/10(土) 03:19:28
>>150
『角砂糖』を口に入れると、すぐに甘みが口一杯に広がった。
溢れ出る唾液で砂糖が崩れ、あなたは思わず喉を鳴らす。
糖分を含んだ唾液は、疲れ切っていた細胞に染み込む様に、食道を通って身体の奥へと流れ込んで行った。
 
『ドゴドゴドゴドゴォ!!』
 
突然、『スタンド』が円柱に拳を叩き込む。
円柱は、崩れた『ダルマ落とし』の様に3つに分解して倒れ、その表面は殴られた部分が歪んでいた。
 
「『逆ラウ』ト思ッタナラ、攻撃ノ時ダ。
『スタンド』ハ、本能デ動ク。」
 
『ボトリ』
 
ふと、あなたの背後で物音が響く・・・・・・・・・・・・・・・。
振り向くと、チェストの上に『トカゲ』が仰向けに落ちていた。
 
「『スタンド』ハ、『スタンド』デナケレバ倒セナイ。
『スタンド』ガ倒サレレバ、『本体』モ倒レル・・・・・・・・・・理解シタカ?」
 
そう言った『スタンド』は、手の中の『角砂糖』をコインでも弾く様に指で飛ばす。
『角砂糖』は、『トカゲ』に命中してチェストから弾き落とされた。

152ゴルシ・マキハラ:2021/07/10(土) 03:42:23
>>151
「つまり……こういうことか?
あの円柱はこのトカゲのスタンドで、いま円柱をぶん殴ったからトカゲが引っくり返った」


「じゃあ、こういうことか?
あの円柱で、このトカゲが俺になんかをしていた」


「そしてそれは、ひょっとするとこういうことじゃないか?
ここへ来るまでに見かけた変な文章は、コイツがしたことの結果だった……」


「何が起きてんのかはいまだによくわかんねーが、状況は理解したぜ。
このクソトカゲを退治しなくちゃ、おちおち助けも待てねーってことだな!」


チェストから弾き落されたトカゲに駆け寄り、『スタンド』の拳で殴る。
そうしようと『本能で思う』。

153:2021/07/11(日) 02:46:11
>>152
『グチャッ』
 
『スタンド』が拳で叩くと、床に落ちた『トカゲ』は水風船の様に破裂する。
その直後、あなたは入って来た扉に向かって吹っ飛んだ。
 
『ドギュウゥ━━━━━━━━━━━━━ン!!』
 
 
 
━━━━━━━━━━気が付くと、木々に囲まれた枯れ葉の上に倒れていた。
新緑の葉に覆われた空からは、微かに陽の光が差し込んでいる。
周囲を見回すと、少し離れた木の根元に、まだ新しい潰れた『トカゲ』の死骸が落ちていた。
 
『ドドドドドドドドドドドドド』
 
あなたが林の中から抜け出すと、東の空には白んだ太陽が見える。
『ランドノーティカ』で示された座標に戻ってみたが、ペンキで木に書かれた文字は忽然と消えており、
井戸も二度と見つかる事は無かった。
あなたが井戸に落ちてから、丸一日が経過していた。

154:2021/07/11(日) 02:47:21
『井戸の中の世界』を作っていた『トカゲ』・・・・・・・・・・・『死亡』
 
スタンド名は、『ダーティー・ワーク』。
能力は、射程距離内にある『記憶』を奪い取り、それを物体化して組み立てられる。
あなたの『スタンド』も、元々は誰かの『記憶』である。

155:2021/07/11(日) 02:48:37
本物の『角砂糖』を作り出す『能力』。
サイズは、1センチ四方の立方体。
無尽蔵に作り出せるが、一度に作り出せる量自体は2〜3個である。
消す事は出来ない。
又、何かに触れれば、その内部に作り出す事も出来る。
ただし、『角砂糖』が存在出来るだけの空間が必要になる。
 
パワー:B スピード:C 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:E
 
 
スタンドの名は、『スウィートボックス』。

156:2021/07/11(日) 02:51:15
ゴルシ・マキハラ
評価:C
獲得ポイント:405pt

157:2021/07/11(日) 02:51:36
『話してはいけない』
 
・・・・・・・THE END


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板