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『ウォーリーを探さないで』

472:2011/02/17(木) 02:18:06
>>471
死体の数が3〜4体になると、回収作業をしていた軍人達の数も減り始める。
最後死体が袋に入れられる頃になると、ホール内に残った軍人は、それを運ぶ2人だけになっていた。
頃合を見計らい、『長身のスタンド』が受付カウンターを叩くと、残った2人の軍人は素早く身構える。
 
『ドドドドドドドドドドドド』
 
彼らが銃を構えて周囲を警戒する中、再び受付カウンターを叩くと、彼らの視線は其処に集まった。
指で合図を送り合いながら、2人は受付カウンターの左右から回り込む様に近付いて行く。
『長身』は、その隙に余っていた死体袋の中へと潜り込んだ・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
 
『ガバァッ』
 
しばらくすると、突然袋が持ち上げられる。
袋の内側は、ビニールに似た素材になっており、ゴワゴワとした肌触りの悪さが気に障った。
やがて、担架と思われるものに乗せられると、再び運ばれて行く。
 
「・・・・・・・・・・だぞ、早くしろッ。」
 
ふと、外から男性の声が聞こえた。
続いて、内容は聞き取れないが、ボソボソと数人の声が聞こえる・・・・・・・・・・・・・・・・。
声が途切れて少しすると、『長身』の入った袋は担架から不意に滑り落とされた。
 
『ドザッ』
 
下に感じたのは、グニャリとした生々しい感触だった。


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