『食屍鬼倉庫スタンドコンテスト本スレ』

87：神藤：2009/12/07(月) 00:27:36: >>30
まず、屋内でそんな巨大なものを展開していったいどうするというのだろう。
大量にいる屍生人を一挙に打倒するのには使えるかもしれないが、
俊敏な吸血鬼相手には大技過ぎて、味方のサポートにもならない。
それに、この能力は制御が非常に難しい。
まず砕け散った破片の中でどれが一番大きなものになって、
それがどこに存在すべきなのか、自己調節が難しい。
つまり『核』の制御が殆ど出来ないのでは、ということだ。
　
更に、どんな細かい破片でもパワーがAならばかなりの威力を発揮するのに、
その細かい破片がどこどこにあるのか、これも認識しづらい。
どこに破片が飛ぶのかの判定もGM任せであり、
砕いてから破片を撒くなどの戦法を取るにしても、やはり大技すぎる。
俊敏で強力な吸血鬼を相手にする場合、細かなトリックを刻んで状況を有利にし、
その中で必殺のトドメが理想であるが、この場合その必殺のトドメを最初に撃たざるを得ない。
結果として、山場のない戦いとなり、GMとしては「つまらん」って事で通しづらくなる。
　
とはいえ、攻撃力と殲滅力に関しては一級。
群れで襲ってきた屍生人を一網打尽に出来る強力さは評価出来る。
ただ逆にそこしか魅力が無い、というのでは、吸血鬼との戦いでは生き残りづらいだろう。
彼らの強さを甘く見てはいけない。
彼らは単体で、スタンド使いをも凌駕し得る力を持っているのだ。
　
　
『ザ・デューク』
センス：４　バランス：３　オリジナリティ：６
使いたい度：４　侵略力：７　総合評価：３

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