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フリーミッション『前略、』

1『前略、』:2008/04/23(水) 00:59:52

導入なんて要らない。

詳細は >>2

110木村貴則:2008/05/04(日) 23:26:40
>>109
「開けるときに音で気づかれそうだな……」

とりあえずドア(というかピザ屋)から遠いのはどっちだろうか?

(うまくいけばピザ屋自身の声で音がかき消されるかもしれないが・・・)

111『入っています』:2008/05/04(日) 23:29:41
>>110

どちらも直線距離としてはそう変わらないが、
強いて言えば、『窓』の方が音は届かないように思えた。

112木村貴則:2008/05/05(月) 00:10:03
>>111

音を立てないようにそーっとシャッターを少し上げて外の様子をうかがう。

113木村貴則:2008/05/05(月) 00:10:17
>>112
窓のシャッターね。

114『入っています』:2008/05/05(月) 00:14:38
>>112-113

『カララ…』

極力、音を立てずに『シャッター』を開ける『木村』。
それでも、どうしても音は出てしまうが…。
何とか、少しだけでも開ける。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

おそらくだが、隣の家のベージュの『壁』が見える。
(確かに隣にベージュの家があるのを『木村』は知っている)
少しだけ開けただけなので詳細は分からないが、
特に『違和』感を感じるところは、ない。

115木村貴則:2008/05/05(月) 00:43:04
>>114

「やっぱ、ドアの向こうだけか……」

改めてドアの覗き窓を覗いてみる。
声はまだ聞こえてる?

116『入っています』:2008/05/05(月) 00:46:48
>>115

『覗き窓』に変化はない。『紫』と『白』。

『ダムダムダッ』

声は聞こえなくなったが、最後の確認、とばかりに、
もう一度『ノック』の音が鳴り響いた。

117木村貴則:2008/05/05(月) 01:06:48
>>116
「・・・・・・・」
(何で俺がここにいるってことを知ってるのかわからない以上、
 迂闊に返事はしないほうがいいよな)

無言で様子を見る。

118『入っています』:2008/05/05(月) 01:09:45
>>117

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

黙って様子を窺う『木村』。
やがて諦めたのか、『声』も『ノック』も一切しなくなった。

119木村貴則:2008/05/05(月) 01:42:59
>>118
立ち去る足音などが聞こえるまではそのまま待ちたい。

120木村貴則:2008/05/05(月) 01:43:22
>>119
それと、隣の部屋は空き部屋か、それとも誰か住んでいるのか?

121『入っています』:2008/05/05(月) 08:08:01
>>119-120

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

聞き耳を立てる『木村』。
すぐさま立ち去っていく足音が聞こえてきた。

ふと、『木村』は『違和感』を感じる。
疲れているせいかもしれないが、
ほんのわずかに、『足音』の響き方が違うような気がした。
具体的にどう違うのかまでは…分からない。

『木村』は『困惑』しながら、
今起こった事の意味を考えていた。


……………それから、10分もしただろうか……………

『かちゃり』

不意に、『ドア』につけられた『郵便受け』の中に
『何か』が入れられた音がする。

【隣の部屋は表札もあり、時々物音もする事から、
人は住んでいるだろう、と推察される】

122木村貴則:2008/05/05(月) 15:14:25
>>121

(おい、足跡が聞こえたってことは立ち去ったってわけで、
 そうなると扉の前には誰もいないってことになるよな・・・?
 そうでない可能性は・・・

1、立ち去った振り(足音はなんとかして偽装した)
2、立ち去った後別の相手が来た
3、実は二人以上いて一人去ったけどもう一人が残っている

とりあえず2はその『別の相手』の足音が聞こえないのがおかしい、
となると1か3ということになるけど……どっちも油断できない状況には変わりないな、
本当にただのピザ屋ならそこまですることは考えづらい……)

とりあえず郵便受けに入れられたものを確認したい。

123『入っています』:2008/05/05(月) 15:26:53
>>122

『木村』は思案しながら、郵便受けをそっと覗く。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『音』は、したのだ。それは確かだ。
しかし、『郵便受け』には『何も入っていない』。

そして『木村』は、ここで一つの『発見』をする。
『郵便受け』の隙間から見える『世界』。
それもまた、『紫』と『白』の気の狂ったような世界だった。

124木村貴則:2008/05/05(月) 16:05:20
>>123

「え・・・なんでだ?聞き間違い・・・・いやそんなはずは」

鉛筆か何かを郵便受けに入れて、地面に落ちる音がするかどうか確かめる。

125『入っています』:2008/05/05(月) 16:13:30
>>124

『木村』はポケットを漁るが、『財布』しか出てこない。
仕方がなく『財布』から、音の響きそうな『10円玉』を取り出し、
『郵便受け』から、それを投げ入れ、聞き耳を立てた。

『チャリ〜ン……』

『10円玉』の音は、聞こえた。
しかし、その響き方はどこかしら『奇妙』だ。
落とした『正面』からではなく、その周辺から
聞こえたような……そんな『響き』。

(仮に『木村』が『10円玉』がどうしても惜しい、
というのであれば、このレスはキャンセルしても可)

126木村貴則:2008/05/05(月) 17:43:26
>>125

「つまり、この扉、というか扉の向こうにある何かが音を吸収してるのか、
 で、横からの音だけ聞こえると。吸収するのは音だけじゃないんだろうなー……
 後は無事に10円玉があっちに着いてるか、だが……」

トイレに移動する。
トイレは建物の中央にあるとか不可能な場合を除いて大抵
窓か換気扇のような換気手段が用意されてるはず。

そこから外の様子をうかがって10円玉があるか確認したい。
見えるような角度でなければ再度十円玉を投げて、見える位置に落ちるように調節したい。

127『入っています』:2008/05/05(月) 20:26:15
>>125

トイレに移動する『木村』。
普段は気にする事もなかったが、
探してみると『換気扇』が設置されている。

『・・・・・・・・・・・・・』

その『隙間』から外を窺う『木村』。
見える箇所は少なく、『ドア』の『正面付近』に関しては全く見えない。
仮に誰か居たとしても、この位置からでは分からない可能性が高かった。
だが、わずかに『廊下』部分の床は確認出来る。

『木村』は『ドア』前に戻り、『10円玉』を
『換気扇』から見えるであろう位置に飛ばし続けた。
なかなか上手く行かなかったが、『9枚目』。
ようやく、おそらく見える範囲に落ちたであろう
『手ごたえ』を感じ『換気扇』前に戻る。

果たして。
『10円玉』は『換気扇』から確認する事が出来た。

128木村貴則:2008/05/05(月) 21:44:44
>>127
「あっちからこっちは駄目でこっちからあっちはOKか
 マジックミラーみたいなものか?なら……出る分には問題ないか……
 後は誰かが待ち伏せしてるんじゃないかだが……まあわけのわからない模様を相手にするよりはなんだってマシだろう多分」

武器になりそうな長物(箒とか)があればそれを持って扉を開ける。
開けたらなんかの襲撃を警戒して後ろに飛びのいて距離を取りたい。

129『入っています』:2008/05/05(月) 22:41:40
>>128

周りを見渡すも、本来ここは『空室』の部屋だ。
何一つ得物になりそうなものはなく、仕方なく、
充電の切れた『携帯』を握り締めておく『木村』。

ゆっくりと。慎重に。

『ドア』を開けると同時に飛び退いて警戒する『木村』。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

しかし………見る限り、そこには『何者』も居ない。
ばたん。
後ろに飛び退いた為、支えをなくした『ドア』が再び閉まった。

130木村貴則:2008/05/05(月) 22:53:02
>>129
ドアの向こうがまだら模様だったりもしなかったのか?

131『入っています』:2008/05/05(月) 22:57:42
>>130

そのような事実はない。

132木村貴則:2008/05/05(月) 23:12:59
>>131
「あれ?」

もう一回覗き窓を覗いてみる。

133『入っています』:2008/05/05(月) 23:15:14
>>132

………『紫』と『白』のブレンドが見えた。

134木村貴則:2008/05/05(月) 23:36:22
>>133
扉を開く。

135『入っています』:2008/05/05(月) 23:41:01
>>134

『ドア』を開く『木村』。

やはり『何者』も居らず、
投げた『10円玉』が『散乱』しているのが、見える。

136木村貴則:2008/05/05(月) 23:49:45
>>135
「なんなんだ……」

外に出て周囲を見渡す。

137『入っています』:2008/05/05(月) 23:52:18
>>136

『木村』は周囲を見回すも、
特別変わった事はない。
奇妙な気持ちだけが心に残る。

138木村貴則:2008/05/05(月) 23:58:12
>>137

「いや、何もないならその方がいいんだけどさ……」

ドアの覗き窓を外側から確認してみる。特に異常は無い?

139『入っています』:2008/05/06(火) 00:03:43
>>138

『覗き窓』を『外側』から確認するも、
一見、何も異常は見当たらない。

140木村貴則:2008/05/06(火) 00:07:50
>>139
10円玉を拾って扉を開けたまま外側から郵便受けの中に10円玉を投入する。
ちゃんと10円玉が出てくるか確認する。

141『入っています』:2008/05/06(火) 00:13:24
>>140

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

『10円玉』を一枚拾い、

『ちゃり〜ん』

『外側』から『郵便受け』に入れる『木村』。
何の問題もなく『10円玉』は、
『内側』の『郵便受け』の中に入っていた。

142木村貴則:2008/05/06(火) 00:23:57
>>141
「というか、何の話だっけ
 ・・・ああ、殺人未遂の濡れ衣を着せられてたんだったか。
 とりあえず、ツレに連絡とらないとな。携帯の充電器買ってくるか」

10円玉を拾って近くのコンビニに行きたい。

143『入っています』:2008/05/06(火) 00:40:51
>>142

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『10円玉』を拾いながら『木村』は、
先程の出来事に『違和感』を感じた。【>>129-141】。

『ドア』を開けた時の音。『10円玉』を入れた時の『音』。
それら全ての『音』は全く聞こえて来なかった。

144木村貴則:2008/05/06(火) 00:51:27
>>143
「ん?あーあー、俺の耳がおかしくなったんじゃないよな」

声を出したり足で床を叩いて音が聞こえのを確認する。
10円玉自体は消えたりせずに床に落ちたということでいいんだろうか。

145『入っています』:2008/05/06(火) 00:55:41
>>144

声や『床』を足で踏み鳴らす事自体の『音』は聞こえる。
『10円玉』を外側から入れたものは『郵便受け』に入っている。

(『郵便受け』は、『内側』に郵便を受ける『金属製』の
入れ物が『ドア』自体についており、そこに『郵便』が
溜まるシステムになっている。そこに『10円玉』は無かった)

146『入っています』:2008/05/06(火) 01:16:54
>>145

総合的な『結論』としては『10円玉』は『あった』。

147木村貴則:2008/05/06(火) 01:39:44
>>145

「奇妙だ、奇妙ではあるが……
 だからどうしたと言わざるをえない」

危険でもなければ自分の役に立つわけでもない。

「まあそんなことより今は俺が捕まるかどうかの方がよっぽど大事だよな」

やっぱりコンビニで充電器を買いたい。

148『入っています』:2008/05/06(火) 01:48:09
>>147

『音』の不自然さに首を捻りつつも、
とりあえず目当てのコンビニへと向かおうとする。

ちらり。

何気なくもう一度、『ドア』を確認する。
『ドア』は悠然とそこにあり、
出て行こうとする『木村』を見送っていた。

149『入っています』:2008/05/06(火) 08:43:18

――――朝。
『参加者』の『PL』にとって
気持ちのよい目覚めだっただろうか?
寝ぼけ眼で『メール』を確認すると、
『入っています』というふざけた名前で『メール』が入っている。
内容は、こうだ。

【GMからの再度のお詫びとお知らせ】

前略、PL様。
一晩経っていかがお過ごしでしょうか。
今回の事象について、こちらの検討不足で
更なる『修正』が必要な事が分かりました。

そもそも今回の事象の中では、
『「木村」は「ドア」を開けようとしても、
「開ける」感覚はあるものの、開かない』
が、正解でした。

本来、このようなミスがあっていい事ではなく、
フリミ全体のクリアに向かう『モチベーション』を
大きく下げてしまった事を深く謝罪致します。

                  草々

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』


『PL』が、『掲示板』を覗くと……
>>129-148】は、無かったことになっていた。
なんともいえぬ『気だるさ』の中、容赦なくフリミは進められる。

150『入っています』:2008/05/06(火) 08:50:21
>>128

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『木村』が『ドア』に手をかけ、それを開けようとする。
しかし、『開かない』。

『開けた』感覚はあるのだ。
しかし、『感覚』と『ドア』の挙動が一致しない。
結果として『ドア』は『開かない』。
体当たりのようにしてそのまま通り抜けようとしても、無駄な行為だ。
『ドア』自体は幻覚でもなんでもなく、存在している。

『木村』には、この不思議な現象の仕組みを解かない限り、
ここから出る事は出来ないのだろうか?
けして『窓』か『ベランダ』から逃げられない事はないだろうが…。

151木村貴則:2008/05/06(火) 14:18:43
>>150
「あれ・・・今、開けたよな?」

もういっかりゆっくりを扉を開ける動作をする。
とりあえずドアノブを回してみるがそこまでは可能だろうか。

152『入っています』:2008/05/06(火) 16:09:56
>>151

少し戸惑いながらももう一回…。
『木村』は、『ドアノブ』を回す。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『感覚』だけは、ある。しかし『ドアノブ』は回らない。


――――と。

『ドア』の向こうから、こちらへ向かってくる
『足音』が聞こえてくる。
『足音』の響きは先程から感じている通りどこか奇妙だが、
今度は前とは【>>125】逆に、『正面』からのみ響いているように思えた。

そして、
ピタリ。

『足音』は、『ドア』の『正面』で止まり……、

「あの……何やってんスか?」

『ドア』越しからそんな声が響いた。

153木村貴則:2008/05/06(火) 19:59:16
>>152

(あれ、聞こえ方が変わった?なんでだ)

「……何って、なんか変なことしてるか?」

逆に聞く。
何やってんすかと聞くということは何かしらの異常を目撃してるがゆえの発言だと思うが、
それがなんなのかをはっきりさせたい。

それと覗き窓を覗いておく。

154『入っています』:2008/05/06(火) 20:16:15
>>153

『木村』は『困惑』しながらも、問いに答えようとする。

と。

『いや………なんでもない。
何か「用」か……?
でなければ、とっとと帰ってくれ』

『木村』ではない。
『木村』ではない『誰か』が代わりに
答えている声が聞こえる。

その声に、始めの声は沈黙し………、
再び『足音』が遠ざかっていく。
『木村』から見て左方向へ『足音』は向かったようだ。

155『入っています』:2008/05/06(火) 20:17:53
>>153
追記。
『覗き窓』からは、相変わらず『紫』と『白』のブレンドが見える。

156木村貴則:2008/05/06(火) 22:42:47
>>154
「おい!誰だテメー!」

扉を叩いて存在をアピールする。
……と、思ったが扉は音を通さない可能性があるので叩く対象を途中で壁に変える。

(ってちょっと待て、この足音の方向、何も無くないか?)

図面を見る限り左方向は何も無いようだが、ひょっとして非常階段とかがあったりするんだろうか。

157『入っています』:2008/05/06(火) 23:05:40
>>156

『パァン』
『壁』を叩く『木村』。
しかし、その事になんの返事はない。

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

ここで『木村』はある事に気付く。
『左方向』? そこは『行き止まり』だ。
『何者』かは知らないが、そこになぜ行ったのか?
あるいは『飛び降りる』つもりなのか…
『謎』は、深まるばかりだ。

何分経ったろうか? せいぜい数分の間だと思われる。
思案にくれる『木村』の耳に、今度は『右方向』からの
『足音』が聞こえてくる。
ただ、この『足音』は、通路のところどころで『止まって』、
少しずつ近づいてきていた。止まっている場所は、おそらく、
他の住人の部屋(201・292・203)である事は、『推測』できる。

そして今…、おそらく、『足音』は、『ドア』の正面に来ている。
わずかな違和感は数度目だ。
『足音』は『正面』からは聞こえていなかった。

158『入っています』:2008/05/06(火) 23:08:28
>>157

(201・292・203)→(201・202・203)

159木村貴則:2008/05/06(火) 23:28:30
>>157
(これは直感だが……いや、そんなわけ無いと思うが…
 さっき聞こえたのは『別の部屋のドアの前にいる人間の声』だったんじゃないか?
 だとすると…俺がドアを開けようとすることで『別の部屋のドアが開いたりするんじゃないのか?)

「何を考えてるんだ俺は、そんな非現実的な……
 だが、そうだとすると『正面』から音が聞こえない今は本当にドアの向こうに誰かいるってことに……?」

もう一度、ドアではなく近くの壁を思いっきり叩いてみる。
壁の向こうに響くくらいの大きな音を。

160『入っています』:2008/05/07(水) 07:28:54
>>159

『木村』の中に、ある『予想』が渦巻き始めている。
その『予想』の元、

『ダァム!』

近くの壁を思いっきり叩く。

「キャッ!」
『女性』の声がする。響き方は、『足音』と同じ。

161木村貴則:2008/05/07(水) 19:32:15
>>160
「ウソ、本当に俺の想像通りなのか?
 あ……でも待てよ、本当にこの扉の前にいるとすると……
 この先は行き止まりだからして……この部屋に用があるのか?」

急に不法侵入していた自分の身分を思い出す。

「ああ、すいません……ひょっとして何かご用ですか?
 実はドアが開かなくて困ってるんですが」

(まあ何とか誤魔化そう)

162『入っています』:2008/05/07(水) 22:08:20
>>161

「は、はい? あ、ああ……。
そうなんですか? そうですか…」

『女性』の戸惑った声が聞こえてくる。

「私は、皆様に『神様』についてお話をさせて頂こうかな…。
と思って、皆様の家々を回っている者なんですけど。

『ドア』が開かない…。何か大変そうですけど…、
どなたかに連絡しましょうか?
『鍵屋』さんとか、『警察』とかに…」

どうやら『宗教勧誘』の類の人物らしかった。

163木村貴則:2008/05/07(水) 23:58:02
>>162

ドアを思いっきり開ける動作をする。

「あの、今どっかの部屋でドアが開きませんでしたか?
 あるいは下の階でドアの開く音がしたとか」

「まあ警察や鍵屋も魅力的なんですがその前に
 あなたに扉が開けられるかどうか試して欲しいんですけどね。
 案外そっちからなら簡単に開くかもしれない」

164『入っています』:2008/05/08(木) 00:20:10
>>163

『木村』は『ドア』を思いっきり開ける動作をした。
『ドア』は開かず、音もしないが、『開いた』感覚だけはある。

「え… え…?」
『女性』の声は戸惑いながらも、答える。

「…お、『音』ですか…?
『下』の階の方でしたような…。
でも突然すぎて、よく…」

そういいながらも、『女性』は、
『ドア』が開くかどうか試してくれたようだ。

「あ……、『ドア』はこっちからも
開きませんね、残念ですけども」

165木村貴則:2008/05/08(木) 00:45:58
>>164
「あー、じゃあ下の階のどのドアが開いたのか確認してもらってもいいですか?
 何を言ってるのかわからないかもしれないけどお願いします」

166『入っています』:2008/05/08(木) 01:02:21
>>165

(『木村』の意図上、『ドア』は『木村』の力で
『開け続けている』と判断する。
開け続けていなければ『ドア』はすぐ閉じてしまうであろう為)

「…は、はあ」

『女性』はよく分からないままに『階段』を降りて行き、
『一階』へ向かったようだ。一階に近づくにつれ、
『女性』の『足音』が『二重』に重なる。

周囲からの『足音』は『離れていく』それだが、
『ドア』からの『足音』は、『近づいてくる』それ。
奇妙なアンサンブルを聴きながら、『木村』は、
じっと『結果』を待った。

「あ…、ここね」

『女性』の声が『ドア』から聴こえる。
どうやら確認がとれたようだ。

167木村貴則:2008/05/08(木) 07:29:31
>>166
足音の方向や間隔、足音の止まるタイミングから一階のどの扉か判断出来ないだろうか。

一階に下りてすぐ足音が止まるなら101号室だろうし、少し歩くなら102か103だろう、
遠ざかる方の足音が真下まで来るなら104号室のはずだ。

(本当はさっきの女性に何号室か口に出してもらえばいいんだろうが、
 これも勘というか、妄想のレベルな気もするが、
 もう1つの扉の中にいる人間はこの件と無関係じゃないかもしれない。
 だったら黙っててもらった方がいい)

168『入っています』:2008/05/08(木) 07:51:37
>>167

今までの『理論』の『螺旋』が正しいのならば、
『足音』からして『階段』のすぐ傍にある『101号室』が、
『該当』の『部屋』だろう。

『木村』はある種の『警戒』を抱き、
『何号室か』を言ってもらうのを避けた。
しかし―――『木村』の『予測』が全て正しいのならば…
『長く深淵を覗く者を、深淵もまた等しく見返す』

女性との『会話』はすべて『ドア』の中の人間に
聞かれていたのではないだろうか?
だとしたら『ドア』位置の思案より、やるべき事が
あったのではないだろうか?
……人間の全ての行動に、『正解』はない。とはいえ。


『ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ』


『キゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!』

『ドア』越しに、『女性』の悲鳴が、轟いた。

169木村貴則:2008/05/08(木) 18:49:29
>>168
「ふー、後で彼女には謝らないとな……囮になってもらったことを」

彼女に部屋番号を言うように頼まなかったのは警戒してのことじゃない。
101号室の誰かさんの思考を『自分の居場所を伝えられる前に
彼女をなんとかしなくてはいけない』という発想に誘導させるためだ。
(部屋がばれたら別のことを考える可能性が上がるからな)

そして予想通り『101号室の人間』は彼女に対してなんらかのリアクションをかけてきた。
まあ普通に考えて『部屋の中から出てきて彼女を捕まえ、部屋の中に引きずり込む』んじゃないだろうか。

「つまり、今この瞬間は『俺の方からあんたに一発食らわせられる』ってわけだ!」

扉を力の限り思いっきり閉めようとする。
当然閉まるのは204号室ではなく101号室になるはずだ。
そして101号室の扉の閉まる軌跡には、今まさに彼女に襲いかかろうとする『101号室の人間』がいるはずだ。

「扉さんと熱烈なキスをしな!」

170『入っています』:2008/05/08(木) 21:15:15
>>169

『ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ』

『女性』の『悲鳴』をバックにしても、
『木村』は、実に落ち着いていた。
迅速な動作で『ドア』を閉める。

『ドァゴッ』
『うぐぉ!』

『衝撃音』と男の『悲鳴』の二重奏。
『ドア』の『スマッシュ』が、『何者か』に炸裂した証拠だ。


そして――――その後、すぐに。
『木村』の目の前の『ドア』は、
『木村』の閉める力とは無関係に、『開き始めた』。
なぜか?
それは今までの事象をつきつめて考えると、
分かるような気がした。

171木村貴則:2008/05/08(木) 22:40:45
>>170
「お、これまた勘だがこれでなんとかなったのか?
 いや早合点はよくないな、とりあえず様子を見に行こう」

外に出れたら101号室の前まで向かう。

172『入っています』:2008/05/09(金) 19:11:47
>>171

『タッタカタッタカ』
外に出ると、『101号室』の前に向かう『木村』。

そこには、腰を地面に落とし、慄いている若い女性と、
『ドア』の閉まった『101号室』が存在している。

「あ……、あ……」
『木村』を見ると若い女性が何事か口にしようとしたが、
『ショック』の為か、それは言葉の形を成さないようだった。

173木村貴則:2008/05/09(金) 23:23:36
>>172
「あーわかります?さっき部屋に閉じ込められてた男ですけど、大丈夫ですか?」

女性に話しかけながら101号室の扉を開く。
相手の顔を拝んでやりたい。

174『入っています』:2008/05/09(金) 23:32:15
>>173

女性の顔には『パイ投げ』で投げられた『パイ』のように、
『恐怖』がべっとりと張り付いている。
よほど恐ろしかったのだろう。
今起きた事を整理するのに精一杯、といった感じで
『木村』の言葉に殆ど反応する事は無い。

『101号室』を開けようとする『木村』。
だが、『開かない』。
厄介なあの『法則』がまだ、まとわりついているのを知る。


『解除シようカ?』


その時、『声』だ。『ドア』越しからではない。
全く異質な『声』。『木村』の脳から響く『声』。


『解除シようカ?』

175木村貴則:2008/05/09(金) 23:57:16
>>174
「駄目か、さっきの扉が開いたからこっちも大丈夫かと思ったんだけど…ん?」

声に反応してとっさに女性の方を見る。

「なんか言……える状態じゃないな
 いや、というより、これ、『俺の声』か……?」

その声にさらに耳を傾けたい。

176『入っています』:2008/05/10(土) 00:24:08
>>175

『サッキの見テタヨ』

と、『声』は『木村』に語りかけてくる。
事態をどこか楽しんでいるような弾む『声』。

『「冷静」&「COOL」』

『オマエいい……』

いつのまにか、『木村』の傍らに居るのは、なんだ?
『ドアノブ』をイメージさせる複数の飾りが身体を彩る。
有機的なロボット、とでもいえばいいのだろうか。
人型をした、謎の存在。身近な存在。

『このオレ、
「ミステリオーソ」の本体とシテ、
 ジツニいい……ッ!!』

今回の事象を『理解』し、『把握』した。
『ミステリオーソ』は、『木村貴則』の『スタンド(そばに立つ)』。

177『入っています』:2008/05/10(土) 00:27:12
『木村貴則』は次の瞬間、以下の事を理解した。
(それを『納得』出来るかはまた別の問題)

☆『ミステリオーソ』は、
『木村』の中に眠っていた『未知』なる能力。

☆『ミステリオーソ』は、『ドア類』と『ドア類』の
『影響』を『交換』する事が出来る。
ただし、『同一建物』内に限る。
現在この能力は、『視認発動』(双方のドア類を見た後、
念じれば能力発動される)となっている。

☆『能力下』の『ドア類』の、
『隙間』、『穴』、『透明部分』などは、
全て『紫』と『白』のブレンドでぼやかされてしまう。

☆『ミステリオーソ』の能力上の『ドア類』とは
>『蝶番式』(洋室の『ドア』など)。
>『スライド式』(『フスマ』、『窓』)
いずれかの性質を持つもの。
便宜上『ドア類』という単語で統一して示す。
しかし、あまりにも一般的な『ドア類』と
かけ離れている形状のものは認識されない。
(具体的に言えば、床に少し溝をつけて、
適当な板を持ってきて『スライド式ドア』だと
言い張っても『基本的に』無効)

☆『影響』を『交換』するとは、
『ドア類』に対する『衝撃』『破壊』『開閉』
『音』の振動など全てを『ペア』の『ドア類』に移行させるという事。
『開閉』に関しては『蝶番式』のものを開ければ。
ペアの『スライド式』も、『開閉』という形で交換される。

178『入っています』:2008/05/10(土) 00:33:19
>>175

『マダ「オレ」の姿を保ツには「パワー」が不安定ダローガ』

『声』は続ける。

『「能力」ダケは貸シ出シテやるヨ』

いつのまにか『木村』は、『101号室』の
『ドア』を開ける事が可能になっている。

『ジャア、またナ』

『幻』だったのか?
『ミステリオーソ』と名乗る、
謎の存在は『フッ』とその姿を消した。

目の前にあるのは『解除』された『101号室』。

179木村貴則:2008/05/10(土) 14:30:20
>>178
「なるほど、『ミステリオーソ』ね。
 ん?ということは俺を閉じ込めてたのは俺自身ってことか?
 まあこの扉の向こうにいる奴に聞いてみるか」

扉を開け、中に入る。

180『入っています』:2008/05/10(土) 18:24:20
>>179

『ギィィィィ』

当たり前に『音』を鳴らし開く『ドア』に、
少しだけ安堵しつつ、『101号室』の『ドア』を開く『木村』。

『部屋』の造りはほぼ『204号室』と同様なようだった。
簡素なタンスや食器棚などがいくつか配置されている以外は。

玄関の『ドア』を開けると、すぐ奥が見える。
『べランダ』のすぐ前に『男』は居た。
小柄な男だ。やや猫背の陰鬱そうな雰囲気。

男は『ギロリ』と『木村』を見据える。
手には『大型』のナイフが光っていた。

181木村貴則:2008/05/10(土) 22:49:47
>>180

足を止めて話しかける。

「おいおいおい、いきなり穏やかじゃねーな。
 ここは話し合いからはじめるところだろ?
 まあその反応からしてアンタがなんかやらかしたってのは間違いなさそうだが。
 一体何がしたいんだ?」

182『入っています』:2008/05/11(日) 00:45:53
>>181

「……こっちが聞きたい」

『陰鬱そうな男』が口を開く。

「何だ? あの『ドア』は?
何だ? あの『声』は?
気が狂っているのはオマエなのか? 俺なのか?
そこのところどうなんだ?

…………俺は、キチガイみたいな
この状況から自分の身を守っているだけだ。
オマエがもし、穏やかな結末を望んでいるのなら
ここから回れ右してすぐ去るのが正しい道だと思うがな」

『陰鬱そうな男』の主張は以上だ。

『木村』は男の主張を聞きながら、
ぼんやり先程の軽い疑問について思いを巡らせる。

『なぜ自分の能力が「暴走」して、この男の「ドア」と
自分の「ドア」を「繋いだ」のか?』

183木村貴則:2008/05/11(日) 01:09:41
>>182
「何をそんなにビビってるんだ?
 とりあえず今の話でアンタも俺と同じ状況だったってのはわかったが、
 それにしたって1階に部屋があるアンタはベランダからすぐ逃げ出せる状況だったろう?
 それにそのナイフ………」

ナイフはサバイバルナイフというか『料理目的以外』の用途を感じさせるものだろうか?

184『入っています』:2008/05/11(日) 01:23:25
>>183

主婦100人に統計をとってもその『ナイフ』を
『料理目的』に使う者は3%程度だろう。
そう思わせる凶悪そうな『ナイフ』だ。

「ベランダから逃げる………。そんな事をして
目立ちたくはないんだ。出来れば外だって出たくない。今はな…。

そうだな………いわゆる………『引きこもり』ってヤツだ。

『ナイフ』は……、『引きこもり』なんかするヤツは
好きだろう? こういうの。 オレも……好きなんだよ。
いきなりオマエが入ってきて…咄嗟に武器を用意したわけだ」

『陰鬱な男』は言葉を選ぶようにゆっくりとそう言った。

185木村貴則:2008/05/11(日) 01:25:43
>>184
「ふーん……」

少し後ろに下がって表札があれば名前を確認したい。

186『入っています』:2008/05/11(日) 01:33:58
>>185

『表札』には『木村隆法』と書かれている。

187木村貴則:2008/05/11(日) 01:43:10
>>186
「そうかそうか、ところで関係ないかもしれないが
 さっきそこで女の人が刺されてるのを見つけてな。
 彼女が言うには「きむらたかのり」さんにやられたそうなんだが」

ドアにすぐ手が届く位置に立ちながら話を続ける。

「どうする?ベランダから逃げるか?それともこっちを強引に突破するか?」

188『入っています』:2008/05/11(日) 01:49:17
>>187

『ナイフ』を手にした相手を目の前にしても、
『木村(主人公)』の胸にはむしろ安堵感が広がっている。

「……『警察』か? それとも『正義漢』きどりか?
いずれにせよ、命をそんなに粗末にしていいのか?
親御さんが悲しむぞ……」

『木村(敵)』は『ナイフ』を構え、
『木村(主人公)』に飛び掛ってくる。

189木村貴則:2008/05/11(日) 01:55:46
>>188
「ま、俺はただの時間稼ぎだからな……もういいぜ!」

木村の後ろに向けて声をかける。もちろんそこには誰もいないが……
同時に扉を強く叩く。その衝撃はベランダの窓ガラスへと移行される。
派手に割れるガラスの音と自分の言葉で、後ろから誰かが窓ガラスを破って飛び込んできたと勘違いさせたい。

相手が背後に気を取られたらその隙に相手に体当たりしてふっとばす。

190『入っています』:2008/05/11(日) 02:01:52
>>189

『パリィィィィィン!!!!』

『木村』「!?」
『木村』「……」
『木村』「…………ッ!!!」
『木村』「(ニヤリ)」
『木村』「く……クソがぁ!」

『木村(敵)』は見事『トラップ』に引っかかり、
思わず『窓』を振り返る。その隙のタックルに、
『ナイフ』は地面に落ち、『木村(主人公)』が、
『木村(敵)』に乗りかかる形となった。

191木村貴則:2008/05/11(日) 02:24:21
>>190

「やれやれ、話し合いで解決できなくて残念だぜ」

気絶するまでぶん殴ってやる。

192『入っています』:2008/05/11(日) 02:34:25
>>191

『ダゴダゴダゴダゴダゴダゴォォォ!!!』

『木村(主人公』の『拳』が『木村(敵)』の顔面に、
気持ちよくぶち当たる。繰り返される連打により、
『木村(敵)』の意識は遥か彼方まで、飛んでいく。

全てにカタがついた爽快感から
『木村(主人公』は、大きく伸びをした。

『「最高」&「EXCELLENT」
ようやく終ワッタナ!』

あの『声』も脳内で、『祝福』してくれていた。

193木村貴則:2008/05/11(日) 02:45:47
>>192
「というか、お前のせいでややこしくなったんじゃないか?」

『声』にそう返す。

194『入っています』:2008/05/11(日) 03:21:47
>>193

『・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『都合』の悪い事には答えない。
賢い大人のスタイルだ。

→ → → → → → → → → → → → → →

『木村貴則』が匿名で警察に電話し逮捕された
『木村隆法』は、現代社会の闇を手軽に表現してくれる
『ストーカー』という存在だったらしい。

『「ストーカー」・高じて相手を・殺害し』

そういう事は他人を巻き込まない、
どこか他の星でやってほしい
と、つくづく思う『木村貴則』だった。


それから、『木村貴則』は『ミステリオーソ』と
いう存在を理解し、制御していく事になるが、
その過渡期、疲れている時などは、
『混線』してしまい、見知らぬ誰かに対する
『ノック』が、自分の『部屋』を訪れる事があった。

初めは、上手く誤魔化すのに尽力していたが、
何度も続くと、面倒な気持ちが脳内に溢れかえる。

だから。
『木村貴則』はたった一言。
最近はため息と共に、たった一言で済ます事にしている。



               エピソード2:『入っています』⇒『了』

195『入っています』:2008/05/11(日) 03:24:40
『ドアノブ』のような意匠が身体の各所につけられている人型。
同建物内の二つの『ドア類』の『影響』を交換する能力。
『ミステリオーソ』が『ドア類』に触れた時に、
能力は発動され、本体が見た事のある建物内の
『ドア類』と、その『影響』を交換する事が出来る。

どちらかの『ドア類』に『穴』や『隙間』、『透明部分』がある場合、
その部分からは『紫』と『白』が入り混じった亜空間が見え、
外の様子は分からないようになってしまう。

一度に施行出来る能力は『3ペア』まで。
また、どちらかの『ドア類』が『開いている』時は
その能力は一時的に無効化される。

基本的に『影響』のみを『交換』する能力であり、
『ドア類』を通じた物質の『ワープ』のような事は出来ないが、
『ミステリオーソ』のみ例外で『ドア類』に潜り込む形で
潜り込んだ身体の部位を『ペア』の『ドア類』の方へ『ワープ』する事が可能。
ただし、『ドア』に身体のいずれかを潜らせた
状態でないと、『行動不能』となってしまう。

『ミステリオーソ』
パワー:C スピード:B 射程距離:C(能力は建物内)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:B

196『入っています』:2008/05/11(日) 03:28:37
<『ドア』と『ドア』の間で起こった事のまとめ>

『木村(敵)』、『殺人』を犯した為、
『部屋』でどうするか思案中。
とりあえずお腹が空いたが、
外に出たくないので『ピザ』を頼む。
       ↓       
『ミステリオーソ』発動
       ↓
『木村(主人公)』に『ピザ屋』の『ノック』が聴こえる【>>105
       ↓
『木村(敵)』、『ノック音』が聴けない為、
『ピザ屋』が来た事に気付けない。
『木村(主人公)』も『ピザ屋』に何もしなかったので『ピザ屋』帰る。

       ↓
『木村(敵)』に『郵便物』が届く。
ちなみに『公共料金』の督促状だった。
       ↓
『木村(主人公)』、『郵便受け』に何かが入る音を聴く【>>121
その後、『10円玉実験』が始まる。
       ↓
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』(『脱線』)
       ↓
『木村(主人公)』、『ドア』を開けようとするも、『開かない』【>>150】。
       ↓
『木村(敵)』、いきなり『ドア』が開いて吃驚する。警戒。
       ↓
『木村(主人公)』、再度『ドア』を開ける【>>152】。
(玄関の『ドア』は閉める動作がなくても自然と閉まるタイプ)
       ↓
『木村(敵)』、二度目の吃驚。
そして、『ドア』が開いたその時、
ちょうど、『103号室』の住人が帰ってきていた。
「何やってんスか」は、無意味に『ドア』が開いて、
その奥に『木村(敵)』が居た為の台詞。
       ↓
その後、『宗教勧誘』の女性、訪れる【>>157
『木村(主人公)』と女性との会話。
それは『ドア』を伝い、『木村(敵)』に伝わる。
       ↓
女性、『木村(主人公)』の依頼で、『101号室』を見に行く【>>166
『ドア』経由で『女性』が偵察に来るのを知っていた『木村(敵)』は、
『混乱』しながらも、とりあえず『女性』を襲い、口封じしようとする。
       ↓
『木村(主人公)』により『ドア』に挟まれる『木村(敵)』【>>170
その後『木村(主人公)』が、『101号室』に行き、能力解除。
事態は収束していった。

『ミステリオーソ』は当初、
『木村貴則』の『濡れ衣』を解きたいという
思いに呼応し『暴走』して発動した。
自分にもマイナスがあったこの『暴走』だが、
結果としてその事が『真犯人』を足止めし、
『木村貴則』を『真犯人』へと導いた。

197『入っています』:2008/05/11(日) 03:31:23
【評】

前半は『設定』を完全には把握できず、
やや空回りの感もあったが、中盤後半と歯車は回り始め、
このフリミの二点の要点。
『スタンド能力の謎』と、
『それが何を意味するのか?』。
を無事解決。めでたく円満解決と相成った。

単純な『名前被り』だったという設定は、
今回の流れだと、『とってつけた感』が否めないが、
『ピザ屋』との会話などがあれば
『ミスリード』あるいは『ヒント』に
なるはずだった事を付記しておく。

途中の『ミス』を改めて謝罪しつつ、
今後の活躍に期待したい。

198『入っています』:2008/05/11(日) 03:44:32
エピソード2:『入っています』

『前提・質疑応答・参加希望』【>>87-100
『フリミ本編』【>>101-128】→【>>150-194
(『脱線』【>>129-149
『スタンド能力・補足・評』【>>195-197

『総レス』:91レス(『脱線』込みだと112レス)
『総日数』:7日

199エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】:2008/05/12(月) 21:11:18
『基本設定』

名前:参加者次第
性別:参加者次第
年齢:参加者次第
職業:参加者次第
スタンド:参加者次第
持ち物:参加者次第

備考:『二名』募集。

200エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】:2008/05/12(月) 21:13:11
二人の『参加者』は、
『玉科』という男から依頼を受け、集められた。
『玉科』は胡散臭い男だったが、
『スタンド』絡みの仕事の斡旋をやっているらしく、
報酬などはきちんと支払われる。

そして、今回の依頼は……。

「『子守』に一人、『父親』の撃退に一人、
って感じでいいんじゃあないか?
…まあ、そんな大層な依頼でもないと思うがな。
親バカってやつか。依頼主が一人じゃあ
心配だっていうもんで二人、来てもらった。
報酬は…まあ一人あたり『100万円』で。
弁償とかする羽目になったら『−(マイナス)』するけどな」


『2時間』。
『2時間』だけ自分の赤ちゃんを見て貰いたい、
という『女性』の依頼。『女性』は大事な用があって
その時間、赤ちゃんを見てられないそうだ。
ただし、赤ちゃんの『父親』
……『女性』の元『夫』が、
赤ちゃんを奪いにくるかもしれない。
そうなったら、何が何でも止めて欲しい、との事。
ただし、出来る限り室内のものを
傷つけて欲しくない事も言われている。もちろん赤ちゃんも、だ。

201エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】:2008/05/12(月) 21:15:10

5月22日、午後八時…。

『参加者』の二人は、『女性』の住む、
七階建てのマンション『グランドメゾン古道』の一室、
三階の『304号室』へとやってきていた。
『生後11ヶ月』の赤ちゃんを慣れない
手つきで面倒を見る二人。
だが『母親』不在の為か、『赤ちゃん』は、
むずがってしまい、二人に対し、けして懐こうとはしない。

てんやわんやだったが何とか残り『20分』。
何事もなく終わるか、と思ったその時―――――。

『ピンポーン』。
『玄関』のチャイムが高らかに響き渡る………。

202エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】:2008/05/12(月) 21:17:39
<補足>

☆基本的に二人と赤ちゃんは『居間』を用いている。
『居間』以外の部屋には二人は居間のところ、入っていない。
(地図上の情報はPL単位で得ているもの)
☆赤ちゃんは『美沙(みさ)』ちゃん。
女の子で『生後11ヶ月』。
☆『美沙ちゃん』に関するグッズ、
『オムツの予備』や『衣服』、『玩具』などは
『居間』の『押入れ』に入っているらしい。
『哺乳瓶』や簡易な『ベビーベッド』、
いくつかの『玩具』はすでに、床に並べられている。
☆『美沙ちゃん』は『寒がり』らしく、
『エアコン』での『空調』のほかに、
『電気カーペット』をつけておいてほしい、
と『女性』に言われている。
☆『美沙ちゃん』はTVが大好き。
お気に入りのDVDがいくつか
TV台の棚に用意されているらしい。
☆以下に示す『地図』には、細かい備品までは
書かれていない事に注意する事。

【『303号室』の『地図』】
ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080511225813.jpg

203エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】:2008/05/12(月) 21:20:27
【基本設定】(>>199
【前提】(>>200-201
【補足・地図】(>>202

『質問受付』は5月13日(火)22時まで
『参加者募集』は5月13日(火)23時から
と、する。

204エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】:2008/05/12(月) 21:25:55
>>201
『部屋』は、『304号室』ではなく『303号室』が正しい。早速『修正』。

205新手のスタンド使いかッ!?:2008/05/12(月) 21:45:25
1つの階にはいくつ部屋がありますか?
また、部屋同士の位置関係はどうなっていますか?

206新手のスタンド使いかッ!?:2008/05/12(月) 22:28:44
『母親』と『元父親』の諍いの原因は聞いているだろうか?

207新手のスタンド使いかッ!?:2008/05/12(月) 23:12:10
『元父親』の安否は気遣うべきだろうか?
殺すのはマズいだろうが、病院送りは良いのか?
どのくらいまで痛めつけて良いのかなどがあれば知りたい。

208エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】:2008/05/13(火) 07:57:16
>>205-207

『玉科』は言う。
「『母親』は『元父親』のうだつの上がらないところが
イヤだったらしい。要領の悪さから『リストラ』されたのが
一番の原因だったとかなんとか…愚痴交じりに言ってたな。

『元父親』に関しては『何でもいいから止めて』としか
聞いてないが…別に悪人じゃあなさそうだし、
痛めつけるとしてもせいぜい後遺症が残らない程度が
いいんじゃあないか?
『母親』だって鬼じゃないんだ。
それ以上痛めつけたらさすがに良心が痛むだろう。
それ以上はちょっとオレとしても許容し辛いしな」

【『グランドメゾン古道』の全体図】
ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080513074513.jpg

209新手のスタンド使いかッ!?:2008/05/13(火) 15:18:33
母親(依頼主)のフルネームは教えてもらっているだろうか。

またスタンド使いを高報酬で雇うということは、
父親はスタンド使いだとは思うが………母親もそうかどうか聞いているだろうか。
母親がそうでなくとも、父親の能力の片鱗について情報があるかどうか。


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