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フリーミッション『前略、』

1 『前略、』 :2008/04/23(水) 00:59:52

導入なんて要らない。

詳細は >>2

2 『前略、』 :2008/04/23(水) 01:00:21
1.このフリミは『導入部分』を略したフリミである。
2.『導入部分』は【前提】をもって、終わった事とする。
3.【前提】に対し、一定期間、誰でも質問する事が出来る。
細かい事を知りたかったら質問するといいかもしれない。
特に参加希望者はこの段階で、
きちんと情報を入手しておくと、後が楽。
4.一定期間後、参加者を募るので、その結果を見つつ、
参加したい者はレスをくれるといい。
5.あとは【前提】の元、フリーミッションが始まる。
6.ミッション上重要でない部分は『加速』される時がある。
基本的には一日1レスペースになる。
ただし、GMと参加者のタイミングさえあえば、
ミッションはより早いペースとなる事もある。

3 エピソード1:『まずはご挨拶』の【前提】 :2008/04/23(水) 01:01:45
『基本設定』

名前:参加者次第
性別:参加者次第
年齢:参加者次第
職業:参加者次第
スタンド:参加者次第
備考:とくになし

4 エピソード1:『まずはご挨拶』の【前提】 :2008/04/23(水) 01:03:37

スタンド使いである『参加者』は、
玉科(たましな)という友人に頼まれ
とあるスタンド使いを倒す事となった。

なんでも寺に居座り、そこから出ようとしない
浮浪者がいるらしく、そしてまた
その浮浪者が『スタンド使い』だというのだ。
しぶしぶ寺に赴く『参加者』。

5 エピソード1:『まずはご挨拶』の【前提】 :2008/04/23(水) 01:04:29

寺は小さな山の上にあり、あたりは緑で囲まれている。
こじんまりとした寺に入ると目の前に、『仏像』が見える。
目の前には座布団が散乱し、仏前には木魚など、
仏式道具が一通りおいてある。
いくつかの柱で、寺は支えられ、
また、左右それぞれに奥に続く通路が見えた。

そして、仏像の前には小汚い男が居た。
髭が胸のところまで伸び、髪も顔を覆わんばかりの
彼の年齢は不詳だ。そもそも人間かどうかも少し疑わしい。

ぼりぼり尻をかき、欠伸をする男に対し、
参加者は素直に来意を告げ、ここを立ち退くように告げた。
すると男は奇声をあげ、両掌をパッと合わせると、
拝むように何事か唱え始めた……。

6 エピソード1:『まずはご挨拶』の【前提】 :2008/04/23(水) 01:05:40
【寺の地図】

ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080423004310.jpg

7 エピソード1:『まずはご挨拶』の【前提】 :2008/04/23(水) 01:09:12
【基本設定】(>>3
【前提】(>>4-5
【地図】(>>6

『質問受付』は4月24日(木)22時まで
『参加者募集』は4月24日(木)23時から
と、する。

8 新手のスタンド使いかッ!? :2008/04/23(水) 05:16:33
>>4
依頼者の『玉科』はどんな人物か。
性別は?性格は?職業は?スタンド使いか?寺との関係は?『参加者』との関係は?報酬は?

浮浪者はなぜスタンド使いだと分かるのか。
誰からの情報か?スタンドを見せたのか?どんなことができたのか?

寺がしてきた対応。
話し合いなどは無く、いきなり追い出そうとしたのか?
寺はどのように浮浪者を追い出そうとしていたのか?寺には何人くらい人がいたのか?
浮浪者は何日くらい居座っているのか?その間の食事は?要求は無かったのか?

>>5
現状について。
何時ごろか?外の天気は?浮浪者以外の人間は近くにいないのか?
散乱しているのは座布団だけか?汚されたり壊されたりしている場所は無いか?

9 エピソード1:『まずはご挨拶』の【前提】 :2008/04/23(水) 23:13:43
>>8

「頼みがあるんだが…きいてくれるか?」

『玉科』は、無精髭にヨレヨレスーツの中年男性。
『スタンド』にまつわる事件をどこから仕入れてきて、
それを解決する事で生計を立てている、らしい。あくまで本人の談だ。
当然『スタンド使い』なのだろうが、『玉科』のスタンドについて
『参加者』はよく知らない。その疑問はいつもはぐらかされてしまう。

『友人』。
というのは少し不適切な表現かもしれない。
初めて会った時から『玉科』は、
『参加者』がスタンド使いである事を知っていた。
知っていて近づき、時折、他愛のない話をして、
ふらりと去っていく。つかみどころのない男だ。

『頼みごと』をしてきたのは今回が初めてだった。
『玉科』自身の『仕事』がら、転がり込んできた『依頼』だという。
『寺』に居座った『浮浪者』の『排除』。

10 エピソード1:『まずはご挨拶』の【前提】 :2008/04/23(水) 23:15:43
>>8

「依頼者はここの住職なんだが、
この『浮浪者』と何かしら繋がりがあるんじゃあないかな。
話の節々に単純に居座られただけじゃない、
『憎しみ』みたいなものを感じた」

今時どこで売っているんだ? という古い銘柄の煙草をふかす『玉科』。
まあそんなことはどうでもいい、と言葉を続ける。

「そういうややこしい事を端折って『依頼』だけを掬い取ってやるのが、
『サービス精神』ってもんだし、そのへんは深くは訊かなかった」


「…まあそんな感じなもんで『住職』は初めから
かたくなに、『力』で『浮浪者』を追い出そうとしたらしい。
そんな住職を『見えない力』…まあスタンドだな、が弾き飛ばした。

住職の他にも2,3人の坊主が居たらしいが、誰が近づいても同じ結果。
途方に暮れた住職の悩みが、流れ流れて俺の元に届き、
俺が『依頼』をとりにわざわざ出向いたってわけだ」

「居座られてからちょうど一週間になるようだな。
なにやら大きいリュックサックに缶詰やらなんやら、
大量に持ってきてそれをちょこちょこ食べているらしい。
要求? あるのかもしれんが、『住職』がろくに
対話する気がないようだからな。話す機会を逃してるのかも知れん」

11 エピソード1:『まずはご挨拶』の【前提】 :2008/04/23(水) 23:17:25
>>8

『依頼内容』は、『浮浪者』をコテンパテンに痛めつけて、
二度と『寺』に居座る気を起こさないようにすること。
『報酬』は『出来高払い』だが、『成功』すれば『100万円』は保証する。

そう説明を受けた『参加者』は、しぶしぶながら
結局その依頼を引き受けることにした。
その理由は、『参加者』の胸の内にあるのだろう。

『決行日』は『玉科』と話した次の日、つまり居座ってから八日目。
午後二時のよく晴れた穏やかな時間だ。住職たちは諦めたのか、
寺の周りにその気配はない。

寺に入った『参加者』の目に咄嗟に入ったのは『座布団』と『仏像』、
『浮浪者』と『柱』、『仏具』、『左右の通路』。
その後よく確認すれば他のものや汚れ、
破壊の跡も発見できるかもしれない。

12 エピソード1:『まずはご挨拶』の【前提】 :2008/04/24(木) 23:40:55
参加希望者は
『名前』『性別』『年齢』『職業』
『スタンド』『持ち物・服装』『備考』と共に、このスレにレスを。

13 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/25(金) 04:28:22
>>12
参加希望

『名前』蛙谷 滑巳 (かわずや かつみ)
『性別』男
『年齢』26
『職業』無職
『スタンド』『メタモーフィック』
『纏うタイプ』の『スタンド』。
触れた物体の『柔らかさ』を『イメージ』したものに変える能力。
『生物』や『スタンド』は能力の対象にならない。
『解除』はいつでも可能。

パワー:B スピード:B 射程距離:E 
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

『持ち物・服装』携帯と財布、ジャケット・パンツ・靴すべて黒レザー
『備考』とくになし

14 『まずはご挨拶』 :2008/04/25(金) 22:12:49

エピソード1:『まずはご挨拶』

15 『まずはご挨拶』 :2008/04/25(金) 22:13:41
<これまでのあらすじ>

スタンド使いである『蛙谷』は、
『スタンド』に関わる事件を解決して生計を立てているという男、
『玉科(たましな)』に頼まれごとをする。
依頼内容は『浮浪者』の『排除』。
寺の『住職』から『玉科』に『依頼』されたものを
更にまわされた形だ。『成功報酬』は『出来高払い』らしいが、
最低でも『100万』との事。引き受ける『蛙谷』。

午後二時のよく晴れた穏やかな日に、『蛙谷』は『寺』に向かう。
寺は小さな山の上にあり、あたりは緑で囲まれている。

こじんまりとした寺に入ると目の前に、『仏像』が見える。
目の前には『座布団』が散乱し、仏前には木魚など、
『仏式道具』が一通りおいてある。
いくつかの『柱』で、寺は支えられ、
また、左右それぞれに奥に続く通路が見えた。

仏像の前には小汚い男が居た。
髭が胸のところまで伸び、髪も顔を覆わんばかりの
彼の年齢は不詳だ。そもそも人間かどうかも少し疑わしい。

ぼりぼり尻をかき、欠伸をする男に対し、
参加者は素直に来意を告げ、ここを立ち退くように告げた。
すると男は奇声をあげ、掌をパッと合わせると、
拝むように何事か唱え始めた……。

16 『まずはご挨拶』 :2008/04/25(金) 22:15:00
<これまでの登場人物>
【蛙谷 滑巳 (かわずや かつみ)】
今回の参加者。詳細は>>

【玉科(たましな)】
無精髭にヨレヨレスーツの中年男性。
『スタンド』にまつわる事件をどこから仕入れてきて、
それを解決する事で生計を立てているらしい。
当然『スタンド使い』なのだろうが、
『玉科』のスタンドについて『蛙谷』はよく知らない。
『蛙谷』がスタンド使いである事をどこからか知って
近づいてきた、つかみどころのない男。

【住職】
『玉科』に『依頼』した男。
その『依頼』が『蛙谷』に回ってきた。
『玉科』からは標的である『浮浪者』に、
今回の件以外の『憎しみ』があるのでは? と推測されている。
話し合いを持たず、2.3人の坊主と共に、
力ずくでの排除を試みるも『失敗』している。

【浮浪者】
『依頼』の『標的』。
髭が胸のところまで伸び、髪も顔を覆わんばかりの男。
年齢不詳。そもそも人間かどうかも少し疑わしい。
『リュックサック』に缶詰などを詰め込み、八日も前から
ずっと『寺』に居座り続けているらしい。

17 『まずはご挨拶』 :2008/04/25(金) 22:16:26
<参加者>

『名前』蛙谷 滑巳 (かわずや かつみ)
『性別』男
『年齢』26
『職業』無職
『持ち物・服装』携帯と財布、ジャケット・パンツ・靴すべて黒レザー
『スタンド』


『纏うタイプ』の『スタンド』。
触れた物体の『柔らかさ』を『イメージ』したものに変える能力。
『生物』や『スタンド』は能力の対象にならない。
『解除』はいつでも可能。

『メタモーフィック』
パワー:B スピード:B 射程距離:E 
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

18 『まずはご挨拶』 :2008/04/25(金) 22:17:55
<寺の地図>

ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080423004310.jpg

19 『まずはご挨拶』 :2008/04/25(金) 22:20:06

『あむあむあむあむあむあむあむえいえいえいえいえいえッ』

『浮浪者』の声は寺の中を響き渡る。
『浮浪者』の合わせた『掌』が、
『ぷるぷる』と、何度も何度も上下に激しく揺れる。

グォォォォォォォォォンッッ!!!

そして――――――――。
『浮浪者』の身体から吹き出るように現れたのは、
『蛙谷』がいつも『スタンド』と表現しているもの、
強靭な『精神』の『具現』だ。

>>>>人型の『スタンド』<<<<

その姿(ヴィジョン)を表現するなら、
『修行僧』というのが一番近い言葉だろう。

発現した『スタンド』は、ゆっくりと辺りを見回す。
まずは、一心不乱に『念仏』(?)を唱え続けている『浮浪者』。
そして、次にその視線は、まっすぐ『蛙谷』を射抜いた。

20 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/26(土) 06:02:59
>>19
「なんだかなあ〜、『玉科』も住職の坊主もこの浮浪者野郎も、
どいつもこいつもどんだけ裏があるんだ、って感じだがよ…
スタンド出してくるなら話は早ぇや。やったるぜッ!!」

土足で寺に上がり、『メタモーフィック』を身に纏う。
足元の床の柔らかさを『発泡スチロール』のようにし、床板を2枚剥がし取り、両手に持つ。

21 『まずはご挨拶』 :2008/04/26(土) 23:46:44
>>20

パリィィ―――――

床はわずかな力で剥がれ落ち、
床板二枚を手に入れる『蛙谷』。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『浮浪者』は、その音に反応したのか、
ようやく念仏を止め、自らの『スタンド』を
満足そうに見つめる。

ゴォォォォォォォッッッ

『浮浪者』の『スタンド』は『蛙谷』の行動を眺めていたが、
おもむろに『浮浪者』から離れ、『蛙谷』の方へ
一直線に向かってきた。そのスピードはかなりのものだ。

『浮浪者』と『蛙谷』の距離は、およそ8m。

22 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/27(日) 03:03:13
>>21
「『自動操縦』か。つーことは本体を叩くしかねーということ…
仕込みも使っちまうかな。勢いが大事だ。」

2枚の板のうち、1枚を『鋼鉄』の硬さにし、向かってくるスタンドに目掛けて槍のように投げる。
その直線状には『浮浪者』がいるようにする。

「つまりよけるわけには行かないってわけだ…まあ、『自動操縦』ならまっすぐ『標的』に向かうんだろうが。
そこで、俺は『飛ぶ』。」

床板を剥がすとき、剥がした跡が『コの字』になるようにしていた。
『プールのジャンプ台』のようにな形で、剥がされなかった床板が残されている。
そこに、持っていた板を投げる動作とともに踏み込む。やわらかさも『ジャンプ台』の弾性を持たせ、高くジャンプする。
残った1枚の板を持ったまま、『浮浪者』の頭上へと飛びたい。
投げた板とジャンプの2段攻撃としたい。

23 『まずはご挨拶』 :2008/04/27(日) 08:39:25
>>22

『ガァムッ!』

『鋼鉄』の硬さを持つ『板』が、『スタンド』を襲う。
だが、いとも容易く『スタンド』はその板を払い除け、
『板』は遠方に弾かれてしまう。
更に近づこうとする『スタンド』。
が、その時――――――

『ビョ〜ムッ』

即席の『ジャンプ台』により、『蛙谷』の身体は宙を舞う。
そのまま『浮浪者』の元へ………。

だが、『蛙谷』は『スーパー・マリオ・ブラザーズ』の
『マリオ』(もしくは『ルイ−ジ』)じゃあない。
一気に『浮浪者』を辿り着くような飛距離は得られず、
『スタンド』を飛び越えるのに精一杯だった。

『浮浪者』は、『蛙谷』の挙動に一言、
『だんら!?』と叫び、『浮浪者』にとっての
右方の柱(地図上では5)の裏へ逃げ込んでしまう。

『浮浪者』と『蛙谷』の距離は、およそ5m。

24 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/27(日) 14:34:13
>>23
「能力らしい能力は使わなかったな…あのスタンド。
条件で単純攻撃するだけか?

まあいい…本体側に来れたからな。」

『浮浪者』の隠れた柱に向かって走る。
走った後の床は『ビスケット』のやわらかさにしておき、
スタンドが後ろから追ってきたら落とし穴のようにはまるようにする。

25 『まずはご挨拶』 :2008/04/27(日) 16:25:50
>>24

なおも近づいてくる『蛙谷』に対し、『浮浪者』は、

                       だだだだだだだダダダッ

ちらちら後ろを見ながら、『柱』で隠れるような形で更に逃げていく。
どうやら2、および1の『柱』の方向へ隠れつつ逃げていく方針のようだ。

クシャッッ!!

追う『蛙谷』の背後で何かが割れる音がする。甘い罠が発動した様子だ。
そのまま『浮浪者』を追い詰めようとする『蛙谷』だが―――――。

ばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばり

背後から轟音が近づいてくる。おそらく板が悲鳴を上げて滅びていく音。
足下から忍び寄るその音は凄い勢いで『蛙谷』との距離を縮め、
気付くとすぐ傍までやってきていた。

『蛙谷』は5の柱のすぐ前まで来ている。柱の直径はおよそ1.5mほど。
『蛙谷』と『浮浪者』の距離は、およそ3mほどだが、
『柱』が邪魔で投擲などで何かする、というのは難しい状況。

26 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/27(日) 21:43:43
>>25
「『あまり本堂を壊すのはまずいんじゃあないか』

…言っとくが、そんな『迷い』は初めから『無い』からな。
壊してまずいんだったら俺に依頼した奴の責任だ…。
気兼ねなく行くぜ。」

スタンドが壊しながら進んでくる床板を『鋼鉄』に変え、スタンドの動きを妨げたい。
と同時に、スタンドに向けてもう1枚の板を繰り出し、それをガードさせるとともに、
反動で浮浪者が隠れようとした柱に向かって『ダイブ』する。
柱に触れた瞬間、柱を『プリン』化。
柱は自重によって潰れて流れ、『浮浪者』と『蛙谷』(『浮浪者』のスタンドが追ってきていれば、それも)を飲み込むだろう。
『ダイビング』の姿勢をとった『蛙谷』はその中を泳ぎ、『浮浪者』を捕まえたい。

27 『まずはご挨拶』 :2008/04/27(日) 22:31:26
>>26

                 『ズギャーーーーム』

床板を『鋼鉄』に変え、『スタンド』の動きを食い止めようとする『蛙谷』。
しかし、いとも容易く『鋼鉄』の床を破壊する『スタンド』。
気付くとすでに『蛙谷』の足下ギリギリまで来ている。

『スタンド』は、すでに床を移動していない。
その下の地面を通って、『蛙谷』のところまでやってきていた。
『スタンド』の首から上が、『ジョーズ』の
尾びれのように、『蛙谷』からは見えた。

一枚の床板で攻撃しようとする『蛙谷』、
しかし、それより先に。

『グワシッッッ』

『足』を掴まれ、強力な力でひきずり込まれる『蛙谷』。

28 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/27(日) 22:56:43
>>27
「足止めにすらならねーとは…甘く見てたな。
だが、『引きずり込む』なら利用させてもらうぜ。」

周囲の床板を『ゴム』のやわらかさにして、掴む。
『蛙谷』が床下に引っ張られるのとともに、床全体が『蛙谷』の方に向けてたわむ。
『浮浪者』がそれによってこっちの転がってくるのを狙う。
柱と床ぐらいしかないはずだ。柱と『蛙谷』の距離はどのくらいある?

29 『まずはご挨拶』 :2008/04/27(日) 23:28:38
>>28

 グ  ィ  ム  ッ

引きずられながらも、床板を掴み、『ゴム』状にしてたわませる『蛙谷』。
それにより、『浮浪者』がバランスを崩すのがちらりと見えた――――

が、次の瞬間、『蛙谷』の視界は大きく変化する。

           ひょ ぉ ぉ ぉ い

『身体ごと』『投げ飛ばされた』。
そう理解するのに僅かな時間を要した。
先程とは別の意味で宙を舞う『蛙谷』。

(ちなみに『柱』と『蛙谷』はおよそ1m『だった』。
今現在は、その距離を把握している余裕はない)

30 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/27(日) 23:45:43
>>29
「うおっ……!これがこいつの『攻撃』か?
確かに、『追い出せない』ってのは頷けるぜ。」

『ゴム』の床は手放してしまったのだろうか?
まだ持っているのなら、ゴムが戻る力を利用して、柱の付近に戻りたい。
ぶつかる衝撃は、周囲を『スポンジ』のやわらかさにして防ぐ。

投げられたときに床を手放してしまったのなら、
そのまま落下して(衝撃は上と同様に防ぎつつ)、スタンドや『浮浪者』の様子を伺う。
まだ攻撃してくるだろうか。

31 『まずはご挨拶』 :2008/04/28(月) 00:44:14
>>30

『ゴム』の床は持ってはいたが、千切れてしまっている。

ずたぁぁんんッ

落下した『蛙谷』は、床を『スポンジ』状にする事で、『衝撃』を防ぐ。
体勢を整えながら、状況を確認する『蛙谷』。

『蛙谷』は地図上で言うならば、『6』の柱の右下2m付近に居た。
落下の際の軽い痺れのようなものがあるが、
『ダメージ』といえるものではない。

『スタンド』との距離は10mほど。大きく離されてしまっている。
『スタンド』は床下から這い出てきており、『蛙谷』を見据えている。
『柱』などであまり見えないが、『浮浪者』は、
5の柱付近で息を大きくつき、体力が戻るのを待っているようだ。
(射程距離外な為、5の柱付近の能力付与は解除されている)

『無礼ナ………』

と、唐突に。
『スタンド』が『蛙谷』に向かって語りだした。

『無礼ナ男……。コノ場所ニ フサワシクナイ、無礼者。
オ前ノヨウナ者ハ一刻モ早ク ココカラ出テイケ……。
ソレガ私ノ望ミダ』

32 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/28(月) 00:54:09
>>31
「しゃべっただとッ!?

…ってのは驚きすぎか。話すスタンドもいるだろうな。そりゃあ。
肝心なのは、『話し合えるか』って点だが…まずはこっちが聞いてやるか。
これぞ戦略的撤退。」

言われたとおり、寺の本堂から出て、再び中の様子を伺う。

33 『まずはご挨拶』 :2008/04/28(月) 20:59:02
>>32

        『すたたたた…』

『蛙谷』は『スタンド』の言葉に従い、寺の本堂から出ていく。
中の様子を伺うと、『浮浪者』もまた、おそるおそる『蛙谷』の
様子を伺っているようだった。
『スタンド』は、『蛙谷』の方(入り口方向)向いたまま、微動だにしない。

と。

『蛙谷』は『寺』から少し離れた場所に、
来る時にはなかった『外国車』を見つけた。
『寺』の雰囲気とはそぐわない、誰でも知っている『高級車』だ。
運転席には一人の男が座っている。
サングラスをかけた、極めて短髪の男。

34 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/29(火) 01:06:11
>>33
「なんだ、ギャラリーが来てやがるな。邪魔するんでなきゃどうでもいいんだが…」

サングラスの男はひとまず放っておき、寺の中のスタンドに呼びかける。

「おい、さっき、『ふさわしくない』とか言ってたがよ。
その汚れたおっさん…らしいやつは『ふさわしい』のかよ。
どうしたら入ってもいいんだ?」

(と言って、答えてくれたら話は早いんだがな。)

改めて、寺の中を観察しておく。
自分が壊した以外で、本堂に傷や汚れなどはあるだろうか。
つまり、『浮浪者』がそういうことをした形跡はあるだろうか。

35 『まずはご挨拶』 :2008/04/29(火) 01:28:11
>>34

『蛙谷』の呼びかけが堂内に響き渡る。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

           <――――『沈黙』――――>


寺の中を観察する『蛙谷』。
よくよく見ると、『柱』や『床』に、
通常ではつかないような『破壊』の跡がちらほら見られる。
『浮浪者』自身がやったのかは分からないが、
中には人間の力ではつかないような激しい損壊も見られた。

「くぁえれ」

と、『スタンド』の無機質な声ではない声が聴こえる。
さきほど聞いた『浮浪者』の声だ。
くぐもって聞き取りにくい、その声。

「く  ぁ  え  れ」

36 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/29(火) 01:47:18
>>35
「まあ、答えないか…。

あのへんはあの『スタンド』がやったのかな…寺の人間とも揉めたって言ってたし。
じゃあ少なくとも、寺の『建物』を壊したくないってわけじゃあねーのか。
さっきも思い切り床を壊してやがったしな…。

ん?『帰れ』って言ったのか?こっちの台詞だっつーのッ!!
ホントにあの本体にあのスタンドなのか?喋り方が全然ちがうぜ。
ちょっと考えたいとこだな…」

寺から離れ、『高級車』の方へ行く。
乗っている男は何をしているだろうか?

37 『まずはご挨拶』 :2008/04/29(火) 01:54:47
>>36

様々な考えが『蛙谷』の脳内を飛び交う。
そのまま、『高級車』の方へ歩を進めた。

憎たらしくなるくらいピカピカの『高級車』。
運転席の男は『寺』での動向を観察していた様子で、
『蛙谷』が近づいてくるのを降りようともせず、
じっと見守っている。

ガーーーーーーーーーーーーーーーーーー

運転席の窓が開き、男が一言。

「なんだ?」

38 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/29(火) 01:59:47
>>37
「誰だ?あんた。

…いや、どなたですか?
俺はこの寺でちょっと仕事を頼まれてる者なんですがァ…
特に急ぎの用でないなら、この辺は危険かもしれませんよ、と…

用があるって言うか、何か知ってることでもあるなら、伺いたいところですがね…」

努めて丁寧に話す(つもり)。

39 『まずはご挨拶』 :2008/04/29(火) 02:06:42
>>38

「ふン」

この一言の響きだけで、『蛙谷』は男の傲慢な性格を
ありありと感じ取る事が出来た。

「その依頼主だよ。私は。
しかし、『玉科』って男も頼りにならんな。
また出来損ないのチンピラを送り込んできたか」

深いため息をつく男。

「アイツには一刻も早く消えて欲しいもんだがね。
コイツが駄目なら、どうするかな…」

40 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/29(火) 02:16:47
>>39
「なんだ、『住職』か…じゃあ頼りになりそうもないな。」

寺の方に向き直り、寺の外観を眺める。
特徴的な部分、または何か変わったところはないか?

「あ、あと、何かあっても責任は『玉科』に奴に言ってくれよ。
俺はあの『浮浪者』追い出すのに、『全力』を『尽くす』だけだからよぉ〜〜〜。」

男の方を見もせずにしゃべる。

41 『まずはご挨拶』 :2008/04/29(火) 02:24:28
>>40

外観は古ぼけたもので、特に変わった所は感じられない。

「なんだ、だとォぉ?」

男――――――『住職』は、
『蛙谷』のその態度にプライドを傷つけられたらしい。

「こんな……下水道をさまようドブネズミにも劣るチンピラに!
おいッ!オマエ! 誰が金を払うと思ってるんだッ!
いいか! この私だぞッ!
挨拶もろくに出来ないクソガキめ…ッ!
その態度はなんだ! おい! きいてるのか!?」

・・・・・・・・・・なおも、
運転席ごし説教を続ける『住職』。
背中が痒くなりそうだ。

42 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/29(火) 02:37:36
>>41
「さてと…」

『住職』は無視して、寺の方に戻る。

「玉科め、もうちょっと人を見て仕事を請けろよな。

といったところで…どうしたもんかな。
あの『浮浪者』が何のためにここにいるかが問題なんだ。
あと、『無礼』とか言ってたよな…何に対してだ?仏様か?
にしては、あの『浮浪者』だって相当失礼な身なりだろうし…」

『浮浪者』はどうしているだろうか。しばらく黙って観察したい。
中で何をしているのか、わからないだろうか。

43 『まずはご挨拶』 :2008/04/29(火) 02:43:22
>>42

『蛙谷』は『浮浪者』の観察に徹する。
『浮浪者』も『蛙谷』の気配を感じているらしく、
怪訝そうに『蛙谷』の方を伺っている。
取り立てて何かをしそうな気配はない。

『蛙谷』を警戒しているのか、
『スタンド』はなおも出現したままだ。
特に目立った動きはなく、このまま
観察しているだけではラチがあかなそうだ。

44 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/29(火) 02:52:48
>>43
(クソ、イライラする…!
こうなったら、あのスタンドが言ってた『無礼者』って言葉にかけるか。
さっき『住職』で練習もした。)

「先ほどは失礼しました!」

寺の中に向かって呼びかける。

「そちらのスタンドが突然お見えしましたので、ついカッとなってぶっ飛ばそうと思ってしまいました!
あのいけ好かない『住職』の依頼では、お…あなたを『追い出せ』とのことでしたが、
これ以上正面からやりあうのもめんど…よくないと思い、あなたの目的をお聞かせ願えればと思い、
やってきました!入ってもよろしいでしょうか?!?」

45 『まずはご挨拶』 :2008/04/29(火) 03:08:11
>>44

『蛙谷』は精一杯の丁寧さで、伺いをたてる。

「わらふぃの・・・ぼくてき」

『浮浪者』は何事か考えているようだった。

「そうじゃ!もくてぇき!
ここはひゃつにはわたさんッ!ぁいしゅはワシをだまひた・・・
まじみぇに ぶっぽうに じゅんぢりゅなどといってぁからこそ、
そうじょくけんをゆづったのに!
もくてぇきは「かね」・・・「かにぇ」かッ!
おまけに、わたふぃの「ひゃ」をぜんびゅへしおりよってぇぇ!」

『浮浪者』の聞きとり辛い話を聞いている内に、
『蛙谷』は、喋り方の違和感の理由を察し始めていた。

「そぬせいで『ほとけさぁま』を・・・うまふ あはふれなくにゃって・・・
あんま まどりょっこいことをせねば・・・せねばなりゃなく・・・」

46 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/29(火) 03:27:01
>>45
「ああ〜…つまりこういうことだな?
あんたの『歯』を戻してやれば、別にここに立てこもらなくとも…
『直』にナシを付けられるってわけか?あの『住職』と?

そういうことなら協力できるかもしれませんですよ?
どうです?」

『浮浪者』に協力する態度を見せる。

47 『まずはご挨拶』 :2008/04/29(火) 03:42:18
>>46

「『ひゃ』か…、『ひゃ』……」

『浮浪者』は何事か思案していたが、

「ふふふははははははッ! 『ひゃ』なろ もうひらん!

ふぁじめは なやんじゃがな…、
わらひは、せかひづうを たりひたッ!
『ほとふぇしゃま』が みつぉめてくらさるのに
じゅうびゅん とぁりるりょうの・・・
『ころば』にきゃわるものをみりゅけたのじゃあああ!!」

そう言うと、嘲りの為か、はたまた狂気の為か、
『浮浪者』は『舌べろ』を大きく突き出し、
『スタンド』の方を向いた。

「しゃぁ! 『ほろけしゃま』!!
わらひの『せいひんりょく』をささぎぇるッ!!!
『はんひ』うぉ、『てぇら』よりしゃらに『ひふぉげる』ッ!!
この『てぇら』ふひんにいる『ふとろひもの』を
みんにゃ、みんにゃおいだひてくらされいいいいいいい!!!」


『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

『スタンド』は、『浮浪者』を見据え、次に
『蛙谷』をゆっくりと見据えた。


                        ――――――『来る』。

48 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/29(火) 04:21:30
>>47
「なんか…さっきよりやばそうな雰囲気だな…
あのスタンド、まず最初は『浮浪者』自身を見てる…だが、そのまま俺のほうを見て、目標にしてる…
何が違うんだ?さっきみたいに『念仏』を唱えてるわけでもない…
『言葉』に変わるもの…何を見つけた?」

とりあえず、寺の入り口の横に飛びのき、建物の壁が自分と『スタンド』の間に来るようにする。
そして、その壁をやわらかい『トランポリン』のような弾力に変える。
『スタンド』が突っ込んできても、跳ね返すか…跳ね返せなくても、自分を跳ね飛ばさせて距離がとれるように。

「これはあくまで保険だ…試して違ったときのためのな。『気休め』かもしれないが。
本命はこっちだ。『金』のために裏切られ、旅をして認められるようになったのなら…」

移動しながら、財布や携帯を投げ捨てる。また、自分の服も能力でボロボロにし、『浮浪者』と同じような格好にする。

「『貧しくない』奴から攻撃していくんじゃねーのかッ!?」

49 『まずはご挨拶』 :2008/04/29(火) 12:36:52
>>48

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

『マダ居ルノカ……。
「範囲」ハ「広ゲラレタ」。一刻モ早ク コノ場カラ去レ』

無機質な声が響き、そしてそれは見る見るうちに近づいていく。

横に飛びのき、壁に能力を施行する。
そして『財布』や『携帯』を投げ捨てていく『蛙谷』。
『服』すら能力でボロボロだ。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

しかし、その行為に『スタンド』は
何の興味も示していないように思えた。
『スタンド』はもう入り口の2m近くまで近づいている。
まったくの一直線というわけではなく、『入り口』から
出てこようとしているが、そのスピードをみるに
もはや、一触即発の状況である事が、推察された。

50 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/30(水) 05:15:57
>>49
「やべ、『ハズレ』か?もったいないことしちまったか…。
『自動操縦』というより『自立』してるタイプか。そういや…。

厳しい状況だが…『マジ逃げ』はしねーのが俺のポリシーだぜ。
次の手は打てるんだよ。お前が広範囲に移動できるのは『好都合』だぜ。」

立っている床の表面を周囲に渡って『液化』する。特に入り口前。
スタンドが飛び出してくるそのスピードで、『滑らせる』って寸法だ。
寺の壁に触れておく。

51 『まずはご挨拶』 :2008/04/30(水) 20:03:49
>>50

きゅうううううううううううううううッ

距離を詰める『スタンド』。
『蛙谷』に手が触れそうな位置まで近づくが……

『液化』した表面に足を滑らせ、大きくバランスを崩した。
前のめりになった身体を必死に戻そうと試みている。

現在、『スタンド』は入り口付近。
『蛙谷』は『スタンド』を横目に寺の壁にそっと手を触れた。

52 新手のスタンド使いかッ!? :2008/04/30(水) 20:50:07
>>51
「とどまったか…じゃあ、これでどうだ!」

入り口周辺の床を、今度は土台もろとも『水あめ』のようにとろけさせる。
その場で踏ん張っているスタンドは沈み込むはずなので、体勢を立て直すのはさらに難しくなるはず。
自分は壁につかまって、範囲から外に出る。

「柔らかいほうが壊せないよな…この隙にッ!」

本堂の中の『浮浪者』を追い詰めたい。どこにいる?

53 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/30(水) 21:19:39
>>52名前

54 『まずはご挨拶』 :2008/04/30(水) 23:00:26
>>52-53

『ドロォォォォォォォド』

『スタンド』はもがきながら、『水あめ』状の土台に埋もれていく。
その隙に、『蛙谷』は壁を伝い、『本堂』に再侵入した。

「おにょれッ!『みぇんよう』なじゅちゅおつかいうぉってぇぇぇ!!
『あやきゃし』かあ! 『ようきゃい』のたぎゅいきゃぁあああ!!
しゃれ! しゃれ! しゃれぇぇぇぇぇい!!」

『浮浪者』は延々とギャアギャアわめき続けている。
『柱』でやや見えづらいが、3と4の『柱』の間付近に居る。
何やら3の『柱』の後ろから取り出そうとしていた。

『浮浪者』と『蛙谷』の距離、およそ7m。

55 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/04/30(水) 23:35:24
>>54
「お前に言われたくねーぜ…どの道、のんびりはできねー。
床下を掘ってでも追ってくるだろうからな…あいつは。」

『浮浪者』に接近する。
床はスポンジの軟らかさにして自分の『足音』を消しながら、3の柱の前まで移動する。

56 『まずはご挨拶』 :2008/04/30(水) 23:58:48
>>55

『   』『   』

『足音』を消して進む『蛙谷』。
『浮浪者』との『距離』は縮む。

「く、くりゅなぁぁ!! あっちゃいけ! あっちゃいけ!!」

『浮浪者』は『リュックサック』の中にあった、
『缶詰』や『本』などを『蛙谷』に投げてくる。

……予想通りというべきか、
後方の『足下』で、何かが這うような音がしている。
自らの『足音』があれば、或いは分からなかったかもしれない。

57 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/05/01(木) 00:18:17
>>56
投げつけられたものは弾きながらスポンジにし、
落ちた時に音がしないようにしておく。

「観念しな。」
十分近づいたら、『浮浪者』の顔面にラッシュを叩き込む。

58 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 00:35:48
>>57

『    』
      『    』
             『    』

『無音』を心がけ、次々とものを弾いていく『蛙谷』。
『浮浪者』の儚い抵抗も無駄に終わる。

「くるにゃぁああ あ ああ あ ああ あ ああ ああ」

『浮浪者』の叫び声だけが空しく響き渡り――――。
『蛙谷』は、『浮浪者』のすぐ前までやってくる。

やれやれ……。
『蛙谷』は自らの拳に力を入れ、一気に振りかざす!

『ボゴォォォォォォォッ!!』

59 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 00:42:22
>>57

――――――だが。

次の瞬間、鳴り響いたのは『蛙谷』が期待した音ではなかった。
『蛙谷』の『拳』は空振りし、『浮浪者』は、消えた。

『消えた?』

そうではない事は、すぐに見当がついた。
『浮浪者』が居たすぐ下には『穴』があり、
『浮浪者』はそこから床下に落下していたのだ。

そして、『浮浪者』はすぐ傍で目を光らせているのは………。

『簡単ナ事ダナ。「無礼者」ヨ……』

もうこの声を聞くだけでウンザリするだろう?

『オマエノ狙イハ 痛イホド分カッテイタ。
最初カラ「礼」ヲ私ニクレタ コノ男ヲ ドウニカスル事。
床下カラモ コノ男ノ声ハ ヨク分カッタヨ……』

『蛙谷』の足は、『床下』から、しっかりと、捉まれている。

60 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/05/01(木) 01:16:24
>>59
「『礼』ね…そのへんがよく分んなかったんだよな…
『無礼者』とかにこだわってたのは分かったけどよ。
…俺の入り直し方がまずかったのかとも思ったが…

こっちも、そいつの声を手掛かりにすることぐらい分かったぜ。
しかし、側に来たってことは、そいつが巻き込まれれば…スタンドのお前は本体を守らなきゃいけない。」

側にある3の柱に、能力を使う。
『液体』にして床の穴に流れ込ませ、自分もスタンドも『浮浪者』も飲み込まれるようにする。

61 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 01:42:56
>>60

『ぴちゃ』『ぴちゃ』
『しゃぁぁぁああああああああああああああ』

『蛙谷』は『柱』を『液体』に変える。
『液体』は平等に三者を、飲み込んだ。

『寺』の『床下』は、細かい柱で支えられてはいるが、
密閉空間ではない。ある程度の『衝撃』が三者を襲うが、
『柱』の『液体』はやがて、四散していく。
そのパワーは人間が流されるような大それたものではなく、
三者の位置関係にさほど変わりはない。

『「スタンド」? 「本体」? 何ノ事ダ?
我ハ「仏」、「仏」ナノダ。

コノ男ハ スデニ「二回」私ニ「礼」ヲ、送ッタ。
ダカラ追イ出サナイシ、場合ニヨッテハ救ウ

オマエカラハ、マダ、何モナイ。
「マズハ」、ダ』

まるで『禅問答』のような『スタンド』の言葉。
『困惑』する『蛙谷』の脳裏にこれまでのここでの任務が駆け巡っていく。
『浮浪者』の行動、語っていた事、無駄な自慢。
そうこうしている内に『住職』の下らない説教まで思い出される…。

「あぷ あぷ ほ、ほとけしゃまああああ!
そんなぃやちゅに あぷ ほとけちゃまの あぷぷ
おことびぁなど わかりゅはずもないですじゅあああ

さっしゃと おいだしてぇ あぷう おいだして
しまってくだひゃいいいいい」

『浮浪者』はアプアプしながら必死に語る。
何か…、何かを恐れているようだ。

62 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/05/01(木) 02:04:52
>>61
(仏様か…礼…必要だってならやってみるか。作法なんて知らないけどよ。
『浮浪者』がけしかけてやがるしな…)

「えーと…」

ぺこり。
スタンドに向かって頭を下げ、手を前に合わせて拝む。
スタンドの反応はどだろうか。

63 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 02:15:05
>>62

『フム…』

『スタンド』の態度が一瞬だが、和らいだ気がする。

『「一ツ目」ダナ。ダガ、コノ男ニハ マダ足リナイ。
コノ中デハ引キ続キ、「排除」ノ対象ハ…
 オ前ダ』

『スタンド』の『蛙谷』の足を掴む力が強まる。

64 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/05/01(木) 02:27:25
>>63
「くっ…ええええっと…」

(あと、あいつがやってたのは…念仏か?
うまく喋れてはなかったが。)

「ナムアミダブ、ナムアミダブ…払いたまえ清めたまえ放したまえ…」

拝みながら、念仏を唱えてみる。
スタンドだけでなく、『浮浪者』の動きにも気をつけておきたい。

65 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 02:40:51
>>64

『・・・・・・・・・・・・』

『スタンド』の手の力は、
『蛙谷』の必死の念仏にも関わらず、
ますます強くなった。
これは……先程と同じように。

「ひゃひゃひゃひゃひゃ!
なげじゃッ! なげじゃッ! なぎぇられてしまえぃ!」

『浮浪者』の高笑いが響く。

「てをあわせたとくぃはすほしあしぇったが…そうじゃ!
こんなちんひらに『ほとけしゃま』のひみちゅが
わかりゅはじゅないんじゃッ!

そりゃそうじゃ!わからにゃいのを
しりゃべてつきゃっておるのじゃからにょお〜!」

に〜んまり。

『蛙谷』にとっては
不快でしかない笑顔が『浮浪者』に浮かぶ。

66 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/05/01(木) 03:03:01
>>65
(そういや、言葉に代わるものだったんだっけか。
思い出せ…!知らねえ以上、あいつのやってたことを…!)

合わせた手のひらを上下に激しく振りながら拝む。

67 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 03:11:47
>>66

ピ タ リ。

『スタンド』の力が一気に緩む。

『「別口」…ト見做ソウ。
「二ツ目」…、五分ト五分……』

「しょ! しょんにゃぁあああ!
く…しょ、しょれにゃらあ!」

『浮浪者』は、何を思ったかゆっくり起き上がり、
『スタンド』に『唾』を吹きかける。

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

再び、『スタンド』の力が『蛙谷』の足を掴んだ。

68 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 03:12:59
>>67
追記。
『唾』は『スタンド』の手にかかっている。

69 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/05/01(木) 03:23:32
>>67
「おいおい!そんな礼あるのかよ!知らねえけど!」

わけもわからぬまま、自分もスタンドの手に唾をはきかける。

(少なくとも日本に住んでて、寺の作法でこんなことやるなんて聞いたことねえぞ?
世界中を旅したって…あ、ちょっとつながってきたかも…)

「つ、ついでだ!これはどうだ?」

ブチュッ。
スタンドの手にキスをする。
(生身で触れられるかは疑問だが、纏うタイプのスタンドなのでできるだろう。)

70 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 03:31:27
>>69

『…分カッテキタヨウダナ』

『スタンド』の声が『蛙谷』に投げかけられる。

『「礼」ノ何タルカヲ…。今、オマエハ「四」、
コノ男ハ「三」、ツマリコレカラハ私ハ コノ男ヲ『排←「まっちょくれぇぇぇ!!」

『スタンド』の声に被さって『浮浪者』の声が響く。
次の瞬間、『浮浪者』はまず腰を深く曲げて
『スタンド』に頭を下げる。続いて、狂ったように
手をスタンドに伸ばし、スタンドの手を握ろうとしている。

71 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/05/01(木) 03:44:28
>>70
「おっと残念だけど…俺のほうが近いぜ。何しろいままで掴まれてたんだからな…キスもしたし。」

『浮浪者』が握ろうとしているスタンドの手を、先に握ってしまう。
また、できるなら『浮浪者』の手もその時捕まえてしまいたい。

72 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 03:56:10
>>71

「わらひが! わらひが!
『ほとけちゃま』といっしょに『てぇら』を…
『てぇら』をまもらにぇばああああああ」

『ガシッ!』

『浮浪者』は、必死に『手』を握る。
だが。
その『手』は、『スタンド』ではなく『蛙谷』のものだ。
そのまま『蛙谷』に捕らえられる『浮浪者』。

「き・き・きしゃまぁぁぁ!!!!!
ほ…『ほとけちゃま』ああああああ!!

お、おひゃようごじゃいまちゅ! きょんにひは! こんびゃんにあ!
へぁりょー! にーひゃよ! びょんじゅーる! びぉん ぞりゅにょ!
あにゅひゃしぇよ! ぎゅーてん びょるぎぇん!
にゃましゅてぇ〜〜〜〜〜!!!!」

『浮浪者』の口から呪文のような言葉の数々が溢れ出る。
それは、本来、彼自身の『スタンド』を動かす事の出来る、
文字通りの呪文だったのだろうが、今では……。

73 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/05/01(木) 04:05:58
>>72
「はい、『さようなら』。」

片手で『浮浪者』を捕まえたまま、もう片手でタコ殴りにしたい。

「俺の仕事だからな…『仏様』の手を煩わせることはないっす。」

74 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 04:11:29
>>73

『ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォォォォォォ!!!』

今度こそ、『蛙谷』の聞きたかった音が堂内に響き渡る。

そして『ほとけさま』……『スタンド』は『浮浪者』の
意識と共に消失していった。

ここにはもう『神』も『仏』も居ない。

75 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/05/01(木) 04:26:17
>>74
「片付いた…いなくなったから言うが、ケッタイなスタンドだったぜ。
あの『住職』、こういうことだって知ってたのかな?
『歯を折る』なんて、実に的確なことしてたんだな。

まあ、原因がどこかって考えると、釈然としないものが残るが…
詳しいいきさつまでは、俺には分からないしな…報告に行くか。」

倒れた『浮浪者』を『住職』のところへ連れて行く。

76 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 16:15:27
>>75

『浮浪者』を抱きかかえ、
『住職』のところまで連れて行く『蛙谷』。

『住職』は『浮浪者』の
見るも無残な『顔』を覗き込むと、
なんとも複雑な顔の歪め方をした。

「…終わったか。チンピラの割にはよくやった、
というべきだな。謝礼金は『玉科』へ振り込んでおく。

これで、ようやく『工事』に取りかかれる」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『住職』は、そう言うと『浮浪者』を後部座席に乗せ、
そのまま、車を発進させようとする。

77 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/05/01(木) 16:42:45
>>76
「1つ、教えてくださいよ。」

『住職』に尋ねる。

「そいつから聞いたんだが…そいつがもと『住職』なのか?
そいつはあんたにこの『寺』を譲ったことを後悔して、今回の騒ぎを起こしたようだった。
どうやら、あんたが金目的で『寺』をどうにかすると思ってて、自分が『寺』を守ろうとしたらしいな。

別に、この『寺』がどうなろうと俺の知ったことじゃないが…
ちょっとそいつが『憐れ』かなと思ったんでね。
あんたはこの『寺』をどうするつもりなんだ?そいつの思ってる通りなのか?」

78 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 17:36:04
>>77

『住職』は『蛙谷』をしばらく眺めていたが、
やがてゆっくりと口を開いた。

「まあ、いい。全てが終わった記念に話してやろう。
それが私の『魂』の『清算』にもなるしな。

この男は……私の『兄』だ」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

「私たち『兄弟』は、父親であるこの寺の『元住職』の
影響で、二人とも仏門の道を歩んでいた。
そんな折、父親が『病』に倒れ、
どちらが『寺』を相続するか? という話が持ち上がった。

………私は『相続権』が欲しかった。
真摯に『仏門』を『追求』したかったから?
そうではない。『寺』を『相続』するという事は、
『家』の『財産』をも継ぐ、という事だ。
自慢じゃあないが、我が家は『大地主』でもあった。
今よりもずっと若かった私は、
それら全てを自分の手に納めたかった。

……純粋な意味で言うのならば、どう考えても、
『兄』の方に分があった。『仏教』に対する
『知識』や『精神』、私なんかを遥かに凌駕する『才能』だ。

そこで私は、『兄』に『嘆願』した。

真摯に『仏教』の道を歩んでいきたい。
責任のある『住職』となって、道に迷う人々を救っていきたい。
そんな事を延々と、語った」

79 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 17:36:47
>>77

「私にとって幸いだったのは、『兄』が、人付き合いや
『世俗』の関わりを酷く嫌っていた事だ。
『住職』にどうしても絡んでくる『世俗』に対する『仏事』。
『住職』となりこれらを請け負わなければならない事は
『兄』にとって、けして喜ばしい事ではなかっただろう。

案の定、『兄』は、『父親』からの『相続権』を『拒否』した。
そして、私がなし崩し的に『住職』となったのだ。

それから数年は何事もなく、過ぎていった。
初めは私もそれなりには『寺』の運営に真剣に取り組み、
『兄』は『兄』で、『修行』の道を突き進んでいた。

だが…、次第に私は『寺』以外の運営、
つまり『相続』した『土地』の運用に力をそそぐようになった。
『寺』の事はおざなりになっていったが、
私はそんな事は構わず、『金儲け』に専念するようになった。

そんな私に『兄』は徐々に苦言を呈し始めた。
初めは軽くあしらっていたが、『兄』が『親族』にかけあって
『兄』を『住職』に推してもらおうとしている、という
噂を聞きつけ、そうもいかなくなってきた。

『親族』には『兄』を慕うものが多く、私を嫌うものもまた多くてね。
まあ単なる『妬み』だと思うが、それはそれで厄介だ」

80 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 17:38:00
>>77

「私は『金』で『人』を雇った。
…ちょうど今回のように、『兄』を『排除』してほしい、という依頼だ。
具体的にどうやったのかは知らんが、
少々荒っぽい奴らだったようで、
必要以上に痛めつけてしまった、とだけは聞いたな。

ともあれ、それから今まで、
『兄』の姿を見る事もなく過ごして来たんだが…。

最近、『寺』を潰して、ゴルフ場を作る事にしたんだ。
『親族』連中も言いくるめた。
いくら綺麗ごとを言っても、所詮『カネ』も前に
尻尾をふるような野良犬どもだったよ。

そして、いよいよ『工事』という時に、
『兄』が、現れ、『寺』に居座った、というわけだ。


……『兄』は真面目な男だったよ。
特に『挨拶』には厳しくてな、『まずは挨拶』ッ!
などと口やかましい男だった。

そんな『兄』がこんな風にトチ狂うとはね…。
私の自業自得なところもあるが、『複雑』な心境だよ」

81 蛙谷『メタモーフィック』 :2008/05/01(木) 19:13:05
>>78-80
「…まあ、俺にはどっちが悪いとも言えないな。
兄貴のほうにしたって、初めに譲っておきながら後で『だました』呼ばわりは無いだろうし。

でもどっちかというとあんたのほうが冷静で…
兄貴のこんな姿に思うところがあるんなら、そこをスッキリさせるのが本当の『清算』だろうな。
『挨拶』がどうのはあんたも言ってたし、気持ちのわからない同士の兄弟でもないんだろ?
俺がこんなこと言ってもまさに『釈迦に説法』だろうけど。

まああとはあんたら兄弟の話だから、俺は帰るよ。
じゃあ『ごきげんよう』。」

『寺』を後にする。

82 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 21:43:25
>>81

「……………」

『蛙谷』の言葉に、何かをじっと考える『住職』。
そんな『住職』を尻目に、『蛙谷』は『寺』を後にした。

→ → → → → → → → → → → → → →

その後、『蛙谷』は、『玉科』に事の顛末を報告、
報酬の『100万円』をもらう。
きくところによると、『蛙谷』で今回の依頼をこなそうと
したのは『三人目』だったという。
おそらく『浮浪者』はその戦いの中で、
『挨拶』という条件を隠すべく、分かりにくい『挨拶』を優先して
『スタンド』に示す事を学んだのだろう。

その後。

『蛙谷』は『挨拶』もろくに出来ない若者を見ると、
哀れな『浮浪者』の事を思い出す。その『スタンド』の事を思い出す。
そして思わず、こう言いたくなるのだ。

『まずは…』

  
         
               エピソード1:『まずはご挨拶』⇒『了』

83 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 21:50:15
『修行僧』のような自立型スタンド。本体が定めた『範囲』の中で、
一番『挨拶』をしないものを『標的』とし、『範囲』外に『排除』しようとする。

ここで言う『挨拶』は、『出会い』の『挨拶』。
『挨拶』は『言葉』(おはよう!、ニーハオ!など)でも、
『ジェスチャー』(礼、握手、キスなど)でも構わないが、
同じ種類の『挨拶』をたくさん行っても、『一つ』とカウントされる。

仮に『標的』となっても、『握手』など
接触して行わないといけない『挨拶』の場合、
それを『ハロー・グッドバイ』に行おうとしても、
『排除』される事はない。

『本体』も、その能力の『対象』。

『ハロー・グッドバイ』
パワー:A スピード:A 射程距離:A
持続力:D 精密動作性:A 成長性:E

84 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 21:51:46
フリミ中使われた『挨拶』は、

『拱手(クンショウ)』
漢民族で使われる挨拶。両手を合わせて2、3回少し上下させる。
(【>>19】『浮浪者』1)(【>>66】『蛙谷』2)

『舌を出す』
チベットで使われる挨拶。(【>>47】『浮浪者』2)

『作揖(ツォイー)』
漢民族で使われる挨拶。両手を合わせて、身体を大きくかがめて挨拶する。
>>62】(『蛙谷』1)

『手に唾をかける』
東アフリカ、キクユ族の挨拶。
(【>>67-68】『浮浪者』3)(【>>69】『蛙谷』3)

『手にキス』
欧米を中心に使われる挨拶。(【>>69】『蛙谷』4)

『おじぎ』
アジアを中心に広範囲で使われる挨拶。(【>>70】『浮浪者』4)

『握手』
世界的に多用される挨拶。(【>>71】『蛙谷』5)

参考URL
ttp://www.yobiko.net/greeting/index.html

85 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 21:53:33
【評】

『蛙谷 滑巳』
自らの『スタンド』を巧みに使いこなし、
『万国旗』のように多種多様な技を
繰り出す事に成功していた。その点は、『見事』の一言。

その反面、『スタンド』の謎に対しての
調査、および考察に関しては、やや甘いものがあった。

自らの『スタンド』能力のみを過信せず、フリミの性質を察知して、
多種多様な角度からミッション解決を目指すならば、
完全無欠の『スタンド使い』となれるだろう。

86 『まずはご挨拶』 :2008/05/01(木) 21:55:36
エピソード1:『まずはご挨拶』

『前提・質疑応答・参加希望』【>>3-13
『フリミ本編』【>>14-82
『敵スタンド能力・補足・評』【>>83-85

『総レス』:83レス(本レス含む)
『総日数』:7日

87 エピソード2:『入っています』の『前提』 :2008/05/02(金) 23:07:11
『基本設定』

名前:木村貴則(きむら たかのり)
性別:男
年齢:22
職業:フリーター
スタンド:???

持ち物:充電の切れた携帯、財布。

備考:淡々とフリミは進む。
相性が悪いと、『困惑』と『退屈』のまま、
ミッションは終わってしまうかもしれない。
それでも構わない、というのならば是非参加希望を。

88 エピソード2:『入っています』の『前提』 :2008/05/02(金) 23:08:57

5月24日、午後四時、晴れ。
『木村 貴則』は、ある古アパートの一室で、
掻き毟るような不安に襲われ続けていた。

同日、午前四時、『木村』は友人との飲み会の帰り、
通りがかった路地で息も絶え絶えな『女性』を発見した。
見知らぬ『女性』。まだ若く、20程度ではないだろうか。
胸からダクダクと血を流す女性を前に、
『木村』と友人は思わず駆け寄る。

『大丈夫ですか!? なんで…なんでこんな事に』

『友人』の問いかけに女性が呟いた言葉。

『きむ…ら……さん……、
きむら……たか…のり……さんに
いきなり……おそわ…れ……て………』

89 エピソード2:『入っています』の『前提』 :2008/05/02(金) 23:09:39

『なぜ逃げてしまったのか?』

冷静になった今ならそれが愚かな事だとは思うが、
『木村』は『女性』の言葉に、頭が真っ白になり、
その場から逃亡してしまった。

『どうすればいいのか?』

途方にくれる『木村』。『外』に出れば、すぐにでも
捕まってしまいそうな『強迫観念』に襲われている。
自分は『無実』のはずなのに、『女性』の言葉が、
標本に深々と突き刺さる留めピンのように
『木村』の心に抑えつけていた。

本当の『犯人』でも捕まればいい。
そうは思うが、
なぜ『女性』が自分の名を知っていて、
なぜ『女性』があの時、それを告発したのか…。
本当の『犯人』は実は………。

渦巻く『疑問』と『不安』にため息をつきながら、
何の気なしに玄関の『ドア』を見つめる『木村』。

90 エピソード2:『入っています』の『前提』 :2008/05/02(金) 23:10:08
→→『ダムダムダッ』
            →→『ダムダムダッ』


不意に『ドア』を『ノック』する音がした。
『木村』は緊張で身体を強張らせながら、
そっと、『ドア』に近づいていく。

「こんにちは〜」

『ドア』越しに叫ぶ声が聞こえる。
『木村』を捕まえに来たにしては、緊張感のない男の声。

「『ピザ』の『ピザニア』です〜! いますか〜!!」

『ピザニア』……。近隣にある宅配ピザ屋の名前だ。
だが『ピザ』など頼んだ覚えは、一切ない。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

おそる、
  おそる。

『木村』は『覗き窓』で、『外』を確認した……。

91 エピソード2:『入っています』の『前提』 :2008/05/02(金) 23:12:09
<古アパートについて>

そもそもこの『一室』は、『木村』が借りているのではなく、
『貸アパート』の空き部屋を無断で使用しているものだ。
築30年は経っていそうな木製オンボロアパート。名は『江華荘』。

『木村』が『偶然』、このアパートの前を通り過ぎた時、
スーツの男が、いかにも貧乏そうな男を連れて、
この部屋に入っていったのだ。
不動産会社の男が客を連れてきた、というのは容易に想像出来た。
『204号室』。壁が低く、道からでも様子は充分に確認できる。

男たちはほんの数分でどこかへ行ってしまったが、
『木村』は、『配電盤』の隙間に隠された
『鍵』の在り処を知ってしまった。

その時の心境は上手く言い表せない。
とにかく『木村』はすぐさま『鍵』を確保し、
うらぶれた『鍵屋』で『コピー』を作る。

幸い、というべきか、
それから半年経った現在も、『入居者』は居ない。
『木村』は気分を変えたい時など、時折、
この『部屋』に来て、ゆったりとした時間をすごしていた。

この『部屋』の事は誰にも言っていないし、
極力、人目につかないようコソコソと利用していた。
『友人』、あるいは『警察』が、
ここを見つけるのはそう容易ではない、と信じている。

【江華荘の地図】
ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080502230535.jpg

92 エピソード2:『入っています』の『前提』 :2008/05/02(金) 23:15:19
【基本設定】(>>87
【前提】(>>88-90
【古アパートについて・地図】(>>91

『質問受付』は5月3日(土)22時まで
『参加者募集』は5月3日(土)23時から
と、する。

93 新手のスタンド使いかッ!? :2008/05/03(土) 00:49:20
木村のスタンドは参加者が用意する形になるんでしょうか?

94 エピソード2:『入っています』の『前提』 :2008/05/03(土) 07:32:34
>>93

基本的に『参加者』が用意する項目は、
『参加者次第』と記載される。
『???』は『あるのかないのか分からない』という事。
ちなみに『木村』自体に『自覚』はない。

95 新手のスタンド使いかッ!? :2008/05/03(土) 21:06:14
木村≠参加者ですよね?

96 エピソード2:『入っています』の『前提』 :2008/05/03(土) 21:19:41
>>95
『基本設定』が『参加者』の『設定』となる。
よって、『木村貴則』=『参加者』。

97 新手のスタンド使いかッ!? :2008/05/03(土) 21:32:36
『204号室』は水道ガス電気の類は一切通ってないでOK?

98 エピソード2:『入っています』の『前提』 :2008/05/03(土) 22:13:04
>>97

水道ガス電気は通っていない。

また『追記』として、『窓』と『ベランダ』には
『シャッター型』の『雨戸』がついており、
『木村』は人目につかないよう、いつも閉じたままにしている。
わずかな隙間から『光』が入ってくる為、
室内はかなり薄暗いものの、全くものが見えないわけではない。

この答え、もくは追記に対して更なる質問があれば、
22時50分まで受け付ける。

99 エピソード2:『入っています』の『前提』 :2008/05/03(土) 23:01:15

『参加希望者』は、このスレにレスを。

100 新手のスタンド使いかッ!? :2008/05/04(日) 13:51:03
参加希望

101 『入っています』 :2008/05/04(日) 22:10:55

エピソード2:『入っています』

102 『入っています』 :2008/05/04(日) 22:13:11
<これまでのあらすじ>

5月24日、午後四時、晴れ。
『木村 貴則』は、ある古アパートの一室で、
掻き毟るような不安に襲われ続けていた。

同日、午前四時、『木村』は友人との飲み会の帰り、
通りがかった路地で息も絶え絶えな『女性』を発見した。
見知らぬ『女性』。まだ若く、20程度ではないだろうか。
胸からダクダクと血を流す女性を前に、
『木村』と友人は思わず駆け寄る。

『大丈夫ですか!? なんで…なんでこんな事に』

『友人』の問いかけに女性が呟いた言葉。

『きむ…ら……さん……、
きむら……たか…のり……さんに
いきなり……おそわ…れ……て………』

103 『入っています』 :2008/05/04(日) 22:13:49

『なぜ逃げてしまったのか?』

冷静になった今ならそれが愚かな事だとは思うが、
『木村』は『女性』の言葉に、頭が真っ白になり、
その場から逃亡してしまった。

『どうすればいいのか?』

途方にくれる『木村』。『外』に出れば、すぐにでも
捕まってしまいそうな『強迫観念』に襲われている。
自分は『無実』のはずなのに、『女性』の言葉が、
標本に深々と突き刺さる留めピンのように
『木村』の心に抑えつけていた。

本当の『犯人』でも捕まればいい。
そうは思うが、
なぜ『女性』が自分の名を知っていて、
なぜ『女性』があの時、それを告発したのか…。
本当の『犯人』は実は………。

渦巻く『疑問』と『不安』にため息をつきながら、
何の気なしに玄関の『ドア』を見つめる『木村』。

104 『入っています』 :2008/05/04(日) 22:14:46

→→『ダムダムダッ』
            →→『ダムダムダッ』


不意に『ドア』を『ノック』する音がした。
『木村』は緊張で身体を強張らせながら、
そっと、『ドア』に近づいていく。

「こんにちは〜」

『ドア』越しに叫ぶ声が聞こえる。
『木村』を捕まえに来たにしては、緊張感のない男の声。

「『ピザ』の『ピザニア』です〜! いますか〜!!」

『ピザニア』……。近隣にある宅配ピザ屋の名前だ。
だが『ピザ』など頼んだ覚えは、一切ない。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

おそる、
  おそる。

『木村』は『覗き窓』で、『外』を確認した……。

105 『入っています』 :2008/05/04(日) 22:15:32
<古アパートについて>

この『一室』は『木村』が、
『貸アパート』の空き部屋を無断で使用しているもの。
築30年は経っていそうな木製オンボロアパート。
名は『江華荘』。

『木村』が『偶然』、このアパートの前を通り過ぎた時、
不動産会社の男が客を連れてきたのを見て、
その鍵の隠し場所を知り、そのコピーをとり使用していた。
『204号室』。壁が低く、道からでも様子は充分に確認できる。

それから半年経った現在も、『入居者』は居ない。
『木村』は気分を変えたい時など、時折、
この『部屋』に来て、ゆったりとした時間をすごしていた。

『部屋』に『水道ガス電気』などは通っていない。
『窓』と『ベランダ』には、『シャッター型』の『雨戸』がついており、
『木村』は人目につかないよう、いつも閉じたままにしている。
わずかな隙間から『光』が入ってくる為、
室内はかなり薄暗いものの、全くものが見えないわけではない。

【江華荘の地図】
ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080502230535.jpg

106 『入っています』 :2008/05/04(日) 22:16:25
<参加者>

名前:木村貴則(きむら たかのり)【>>100
性別:男
年齢:22
職業:フリーター
スタンド:???

持ち物:充電の切れた携帯、財布。

107 『入っています』 :2008/05/04(日) 22:18:50

『見た』。

『木村』は思わず目を疑った。
疲れによるものだろう、そうも思った。
しかし、いくら眺めても現実は変わらない。

『奇妙な光景を、見た』。


『覗き窓』から見えたのは、『紫』と『白』の斑模様だ。

『「紫」のコーヒーに「クリープ」を入れたような』

そんな表現がもっとも適切な世界が、
『覗き窓』からは見えた。
『木村』は、自分の『認識世界』がグラグラと揺らぎ、
日常からかけ離れていくのを感じる。


「お届けに参りましたよぉぉぉぉぉぉ〜!!
…居ないんですぅぅぅぅぅ〜???」

『ピザ屋』の無邪気な声が『ドア』越しに響く。
頭がクラクラしてきたのは、
その無遠慮な大声のせいだけはないだろう。

108 木村貴則 :2008/05/04(日) 23:02:52
>>107

「なんだこりゃ・・・ウルトラセブンのOPかよ!」

他の窓の外がどうなっているか確認したい。

109 『入っています』 :2008/05/04(日) 23:09:41
>>108

『木村』は窓の外を確認しようとするが、『シャッター』がある。
人目につかないように今まで開けた事がなかったが、
そうも言っていられない状況のようだ。

さて、そうなると『窓』と『ベランダ』、
どちらの『シャッター』から開けるか?
些細な事だが、そういった問題が出てくる。

110 木村貴則 :2008/05/04(日) 23:26:40
>>109
「開けるときに音で気づかれそうだな……」

とりあえずドア(というかピザ屋)から遠いのはどっちだろうか?

(うまくいけばピザ屋自身の声で音がかき消されるかもしれないが・・・)

111 『入っています』 :2008/05/04(日) 23:29:41
>>110

どちらも直線距離としてはそう変わらないが、
強いて言えば、『窓』の方が音は届かないように思えた。

112 木村貴則 :2008/05/05(月) 00:10:03
>>111

音を立てないようにそーっとシャッターを少し上げて外の様子をうかがう。

113 木村貴則 :2008/05/05(月) 00:10:17
>>112
窓のシャッターね。

114 『入っています』 :2008/05/05(月) 00:14:38
>>112-113

『カララ…』

極力、音を立てずに『シャッター』を開ける『木村』。
それでも、どうしても音は出てしまうが…。
何とか、少しだけでも開ける。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

おそらくだが、隣の家のベージュの『壁』が見える。
(確かに隣にベージュの家があるのを『木村』は知っている)
少しだけ開けただけなので詳細は分からないが、
特に『違和』感を感じるところは、ない。

115 木村貴則 :2008/05/05(月) 00:43:04
>>114

「やっぱ、ドアの向こうだけか……」

改めてドアの覗き窓を覗いてみる。
声はまだ聞こえてる?

116 『入っています』 :2008/05/05(月) 00:46:48
>>115

『覗き窓』に変化はない。『紫』と『白』。

『ダムダムダッ』

声は聞こえなくなったが、最後の確認、とばかりに、
もう一度『ノック』の音が鳴り響いた。

117 木村貴則 :2008/05/05(月) 01:06:48
>>116
「・・・・・・・」
(何で俺がここにいるってことを知ってるのかわからない以上、
 迂闊に返事はしないほうがいいよな)

無言で様子を見る。

118 『入っています』 :2008/05/05(月) 01:09:45
>>117

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

黙って様子を窺う『木村』。
やがて諦めたのか、『声』も『ノック』も一切しなくなった。

119 木村貴則 :2008/05/05(月) 01:42:59
>>118
立ち去る足音などが聞こえるまではそのまま待ちたい。

120 木村貴則 :2008/05/05(月) 01:43:22
>>119
それと、隣の部屋は空き部屋か、それとも誰か住んでいるのか?

121 『入っています』 :2008/05/05(月) 08:08:01
>>119-120

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

聞き耳を立てる『木村』。
すぐさま立ち去っていく足音が聞こえてきた。

ふと、『木村』は『違和感』を感じる。
疲れているせいかもしれないが、
ほんのわずかに、『足音』の響き方が違うような気がした。
具体的にどう違うのかまでは…分からない。

『木村』は『困惑』しながら、
今起こった事の意味を考えていた。


……………それから、10分もしただろうか……………

『かちゃり』

不意に、『ドア』につけられた『郵便受け』の中に
『何か』が入れられた音がする。

【隣の部屋は表札もあり、時々物音もする事から、
人は住んでいるだろう、と推察される】

122 木村貴則 :2008/05/05(月) 15:14:25
>>121

(おい、足跡が聞こえたってことは立ち去ったってわけで、
 そうなると扉の前には誰もいないってことになるよな・・・?
 そうでない可能性は・・・

1、立ち去った振り(足音はなんとかして偽装した)
2、立ち去った後別の相手が来た
3、実は二人以上いて一人去ったけどもう一人が残っている

とりあえず2はその『別の相手』の足音が聞こえないのがおかしい、
となると1か3ということになるけど……どっちも油断できない状況には変わりないな、
本当にただのピザ屋ならそこまですることは考えづらい……)

とりあえず郵便受けに入れられたものを確認したい。

123 『入っています』 :2008/05/05(月) 15:26:53
>>122

『木村』は思案しながら、郵便受けをそっと覗く。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『音』は、したのだ。それは確かだ。
しかし、『郵便受け』には『何も入っていない』。

そして『木村』は、ここで一つの『発見』をする。
『郵便受け』の隙間から見える『世界』。
それもまた、『紫』と『白』の気の狂ったような世界だった。

124 木村貴則 :2008/05/05(月) 16:05:20
>>123

「え・・・なんでだ?聞き間違い・・・・いやそんなはずは」

鉛筆か何かを郵便受けに入れて、地面に落ちる音がするかどうか確かめる。

125 『入っています』 :2008/05/05(月) 16:13:30
>>124

『木村』はポケットを漁るが、『財布』しか出てこない。
仕方がなく『財布』から、音の響きそうな『10円玉』を取り出し、
『郵便受け』から、それを投げ入れ、聞き耳を立てた。

『チャリ〜ン……』

『10円玉』の音は、聞こえた。
しかし、その響き方はどこかしら『奇妙』だ。
落とした『正面』からではなく、その周辺から
聞こえたような……そんな『響き』。

(仮に『木村』が『10円玉』がどうしても惜しい、
というのであれば、このレスはキャンセルしても可)

126 木村貴則 :2008/05/05(月) 17:43:26
>>125

「つまり、この扉、というか扉の向こうにある何かが音を吸収してるのか、
 で、横からの音だけ聞こえると。吸収するのは音だけじゃないんだろうなー……
 後は無事に10円玉があっちに着いてるか、だが……」

トイレに移動する。
トイレは建物の中央にあるとか不可能な場合を除いて大抵
窓か換気扇のような換気手段が用意されてるはず。

そこから外の様子をうかがって10円玉があるか確認したい。
見えるような角度でなければ再度十円玉を投げて、見える位置に落ちるように調節したい。

127 『入っています』 :2008/05/05(月) 20:26:15
>>125

トイレに移動する『木村』。
普段は気にする事もなかったが、
探してみると『換気扇』が設置されている。

『・・・・・・・・・・・・・』

その『隙間』から外を窺う『木村』。
見える箇所は少なく、『ドア』の『正面付近』に関しては全く見えない。
仮に誰か居たとしても、この位置からでは分からない可能性が高かった。
だが、わずかに『廊下』部分の床は確認出来る。

『木村』は『ドア』前に戻り、『10円玉』を
『換気扇』から見えるであろう位置に飛ばし続けた。
なかなか上手く行かなかったが、『9枚目』。
ようやく、おそらく見える範囲に落ちたであろう
『手ごたえ』を感じ『換気扇』前に戻る。

果たして。
『10円玉』は『換気扇』から確認する事が出来た。

128 木村貴則 :2008/05/05(月) 21:44:44
>>127
「あっちからこっちは駄目でこっちからあっちはOKか
 マジックミラーみたいなものか?なら……出る分には問題ないか……
 後は誰かが待ち伏せしてるんじゃないかだが……まあわけのわからない模様を相手にするよりはなんだってマシだろう多分」

武器になりそうな長物(箒とか)があればそれを持って扉を開ける。
開けたらなんかの襲撃を警戒して後ろに飛びのいて距離を取りたい。

129 『入っています』 :2008/05/05(月) 22:41:40
>>128

周りを見渡すも、本来ここは『空室』の部屋だ。
何一つ得物になりそうなものはなく、仕方なく、
充電の切れた『携帯』を握り締めておく『木村』。

ゆっくりと。慎重に。

『ドア』を開けると同時に飛び退いて警戒する『木村』。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

しかし………見る限り、そこには『何者』も居ない。
ばたん。
後ろに飛び退いた為、支えをなくした『ドア』が再び閉まった。

130 木村貴則 :2008/05/05(月) 22:53:02
>>129
ドアの向こうがまだら模様だったりもしなかったのか?

131 『入っています』 :2008/05/05(月) 22:57:42
>>130

そのような事実はない。

132 木村貴則 :2008/05/05(月) 23:12:59
>>131
「あれ?」

もう一回覗き窓を覗いてみる。

133 『入っています』 :2008/05/05(月) 23:15:14
>>132

………『紫』と『白』のブレンドが見えた。

134 木村貴則 :2008/05/05(月) 23:36:22
>>133
扉を開く。

135 『入っています』 :2008/05/05(月) 23:41:01
>>134

『ドア』を開く『木村』。

やはり『何者』も居らず、
投げた『10円玉』が『散乱』しているのが、見える。

136 木村貴則 :2008/05/05(月) 23:49:45
>>135
「なんなんだ……」

外に出て周囲を見渡す。

137 『入っています』 :2008/05/05(月) 23:52:18
>>136

『木村』は周囲を見回すも、
特別変わった事はない。
奇妙な気持ちだけが心に残る。

138 木村貴則 :2008/05/05(月) 23:58:12
>>137

「いや、何もないならその方がいいんだけどさ……」

ドアの覗き窓を外側から確認してみる。特に異常は無い?

139 『入っています』 :2008/05/06(火) 00:03:43
>>138

『覗き窓』を『外側』から確認するも、
一見、何も異常は見当たらない。

140 木村貴則 :2008/05/06(火) 00:07:50
>>139
10円玉を拾って扉を開けたまま外側から郵便受けの中に10円玉を投入する。
ちゃんと10円玉が出てくるか確認する。

141 『入っています』 :2008/05/06(火) 00:13:24
>>140

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

『10円玉』を一枚拾い、

『ちゃり〜ん』

『外側』から『郵便受け』に入れる『木村』。
何の問題もなく『10円玉』は、
『内側』の『郵便受け』の中に入っていた。

142 木村貴則 :2008/05/06(火) 00:23:57
>>141
「というか、何の話だっけ
 ・・・ああ、殺人未遂の濡れ衣を着せられてたんだったか。
 とりあえず、ツレに連絡とらないとな。携帯の充電器買ってくるか」

10円玉を拾って近くのコンビニに行きたい。

143 『入っています』 :2008/05/06(火) 00:40:51
>>142

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『10円玉』を拾いながら『木村』は、
先程の出来事に『違和感』を感じた。【>>129-141】。

『ドア』を開けた時の音。『10円玉』を入れた時の『音』。
それら全ての『音』は全く聞こえて来なかった。

144 木村貴則 :2008/05/06(火) 00:51:27
>>143
「ん?あーあー、俺の耳がおかしくなったんじゃないよな」

声を出したり足で床を叩いて音が聞こえのを確認する。
10円玉自体は消えたりせずに床に落ちたということでいいんだろうか。

145 『入っています』 :2008/05/06(火) 00:55:41
>>144

声や『床』を足で踏み鳴らす事自体の『音』は聞こえる。
『10円玉』を外側から入れたものは『郵便受け』に入っている。

(『郵便受け』は、『内側』に郵便を受ける『金属製』の
入れ物が『ドア』自体についており、そこに『郵便』が
溜まるシステムになっている。そこに『10円玉』は無かった)

146 『入っています』 :2008/05/06(火) 01:16:54
>>145

総合的な『結論』としては『10円玉』は『あった』。

147 木村貴則 :2008/05/06(火) 01:39:44
>>145

「奇妙だ、奇妙ではあるが……
 だからどうしたと言わざるをえない」

危険でもなければ自分の役に立つわけでもない。

「まあそんなことより今は俺が捕まるかどうかの方がよっぽど大事だよな」

やっぱりコンビニで充電器を買いたい。

148 『入っています』 :2008/05/06(火) 01:48:09
>>147

『音』の不自然さに首を捻りつつも、
とりあえず目当てのコンビニへと向かおうとする。

ちらり。

何気なくもう一度、『ドア』を確認する。
『ドア』は悠然とそこにあり、
出て行こうとする『木村』を見送っていた。

149 『入っています』 :2008/05/06(火) 08:43:18

――――朝。
『参加者』の『PL』にとって
気持ちのよい目覚めだっただろうか?
寝ぼけ眼で『メール』を確認すると、
『入っています』というふざけた名前で『メール』が入っている。
内容は、こうだ。

【GMからの再度のお詫びとお知らせ】

前略、PL様。
一晩経っていかがお過ごしでしょうか。
今回の事象について、こちらの検討不足で
更なる『修正』が必要な事が分かりました。

そもそも今回の事象の中では、
『「木村」は「ドア」を開けようとしても、
「開ける」感覚はあるものの、開かない』
が、正解でした。

本来、このようなミスがあっていい事ではなく、
フリミ全体のクリアに向かう『モチベーション』を
大きく下げてしまった事を深く謝罪致します。

                  草々

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』


『PL』が、『掲示板』を覗くと……
>>129-148】は、無かったことになっていた。
なんともいえぬ『気だるさ』の中、容赦なくフリミは進められる。

150 『入っています』 :2008/05/06(火) 08:50:21
>>128

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『木村』が『ドア』に手をかけ、それを開けようとする。
しかし、『開かない』。

『開けた』感覚はあるのだ。
しかし、『感覚』と『ドア』の挙動が一致しない。
結果として『ドア』は『開かない』。
体当たりのようにしてそのまま通り抜けようとしても、無駄な行為だ。
『ドア』自体は幻覚でもなんでもなく、存在している。

『木村』には、この不思議な現象の仕組みを解かない限り、
ここから出る事は出来ないのだろうか?
けして『窓』か『ベランダ』から逃げられない事はないだろうが…。

151 木村貴則 :2008/05/06(火) 14:18:43
>>150
「あれ・・・今、開けたよな?」

もういっかりゆっくりを扉を開ける動作をする。
とりあえずドアノブを回してみるがそこまでは可能だろうか。

152 『入っています』 :2008/05/06(火) 16:09:56
>>151

少し戸惑いながらももう一回…。
『木村』は、『ドアノブ』を回す。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『感覚』だけは、ある。しかし『ドアノブ』は回らない。


――――と。

『ドア』の向こうから、こちらへ向かってくる
『足音』が聞こえてくる。
『足音』の響きは先程から感じている通りどこか奇妙だが、
今度は前とは【>>125】逆に、『正面』からのみ響いているように思えた。

そして、
ピタリ。

『足音』は、『ドア』の『正面』で止まり……、

「あの……何やってんスか?」

『ドア』越しからそんな声が響いた。

153 木村貴則 :2008/05/06(火) 19:59:16
>>152

(あれ、聞こえ方が変わった?なんでだ)

「……何って、なんか変なことしてるか?」

逆に聞く。
何やってんすかと聞くということは何かしらの異常を目撃してるがゆえの発言だと思うが、
それがなんなのかをはっきりさせたい。

それと覗き窓を覗いておく。

154 『入っています』 :2008/05/06(火) 20:16:15
>>153

『木村』は『困惑』しながらも、問いに答えようとする。

と。

『いや………なんでもない。
何か「用」か……?
でなければ、とっとと帰ってくれ』

『木村』ではない。
『木村』ではない『誰か』が代わりに
答えている声が聞こえる。

その声に、始めの声は沈黙し………、
再び『足音』が遠ざかっていく。
『木村』から見て左方向へ『足音』は向かったようだ。

155 『入っています』 :2008/05/06(火) 20:17:53
>>153
追記。
『覗き窓』からは、相変わらず『紫』と『白』のブレンドが見える。

156 木村貴則 :2008/05/06(火) 22:42:47
>>154
「おい!誰だテメー!」

扉を叩いて存在をアピールする。
……と、思ったが扉は音を通さない可能性があるので叩く対象を途中で壁に変える。

(ってちょっと待て、この足音の方向、何も無くないか?)

図面を見る限り左方向は何も無いようだが、ひょっとして非常階段とかがあったりするんだろうか。

157 『入っています』 :2008/05/06(火) 23:05:40
>>156

『パァン』
『壁』を叩く『木村』。
しかし、その事になんの返事はない。

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

ここで『木村』はある事に気付く。
『左方向』? そこは『行き止まり』だ。
『何者』かは知らないが、そこになぜ行ったのか?
あるいは『飛び降りる』つもりなのか…
『謎』は、深まるばかりだ。

何分経ったろうか? せいぜい数分の間だと思われる。
思案にくれる『木村』の耳に、今度は『右方向』からの
『足音』が聞こえてくる。
ただ、この『足音』は、通路のところどころで『止まって』、
少しずつ近づいてきていた。止まっている場所は、おそらく、
他の住人の部屋(201・292・203)である事は、『推測』できる。

そして今…、おそらく、『足音』は、『ドア』の正面に来ている。
わずかな違和感は数度目だ。
『足音』は『正面』からは聞こえていなかった。

158 『入っています』 :2008/05/06(火) 23:08:28
>>157

(201・292・203)→(201・202・203)

159 木村貴則 :2008/05/06(火) 23:28:30
>>157
(これは直感だが……いや、そんなわけ無いと思うが…
 さっき聞こえたのは『別の部屋のドアの前にいる人間の声』だったんじゃないか?
 だとすると…俺がドアを開けようとすることで『別の部屋のドアが開いたりするんじゃないのか?)

「何を考えてるんだ俺は、そんな非現実的な……
 だが、そうだとすると『正面』から音が聞こえない今は本当にドアの向こうに誰かいるってことに……?」

もう一度、ドアではなく近くの壁を思いっきり叩いてみる。
壁の向こうに響くくらいの大きな音を。

160 『入っています』 :2008/05/07(水) 07:28:54
>>159

『木村』の中に、ある『予想』が渦巻き始めている。
その『予想』の元、

『ダァム!』

近くの壁を思いっきり叩く。

「キャッ!」
『女性』の声がする。響き方は、『足音』と同じ。

161 木村貴則 :2008/05/07(水) 19:32:15
>>160
「ウソ、本当に俺の想像通りなのか?
 あ……でも待てよ、本当にこの扉の前にいるとすると……
 この先は行き止まりだからして……この部屋に用があるのか?」

急に不法侵入していた自分の身分を思い出す。

「ああ、すいません……ひょっとして何かご用ですか?
 実はドアが開かなくて困ってるんですが」

(まあ何とか誤魔化そう)

162 『入っています』 :2008/05/07(水) 22:08:20
>>161

「は、はい? あ、ああ……。
そうなんですか? そうですか…」

『女性』の戸惑った声が聞こえてくる。

「私は、皆様に『神様』についてお話をさせて頂こうかな…。
と思って、皆様の家々を回っている者なんですけど。

『ドア』が開かない…。何か大変そうですけど…、
どなたかに連絡しましょうか?
『鍵屋』さんとか、『警察』とかに…」

どうやら『宗教勧誘』の類の人物らしかった。

163 木村貴則 :2008/05/07(水) 23:58:02
>>162

ドアを思いっきり開ける動作をする。

「あの、今どっかの部屋でドアが開きませんでしたか?
 あるいは下の階でドアの開く音がしたとか」

「まあ警察や鍵屋も魅力的なんですがその前に
 あなたに扉が開けられるかどうか試して欲しいんですけどね。
 案外そっちからなら簡単に開くかもしれない」

164 『入っています』 :2008/05/08(木) 00:20:10
>>163

『木村』は『ドア』を思いっきり開ける動作をした。
『ドア』は開かず、音もしないが、『開いた』感覚だけはある。

「え… え…?」
『女性』の声は戸惑いながらも、答える。

「…お、『音』ですか…?
『下』の階の方でしたような…。
でも突然すぎて、よく…」

そういいながらも、『女性』は、
『ドア』が開くかどうか試してくれたようだ。

「あ……、『ドア』はこっちからも
開きませんね、残念ですけども」

165 木村貴則 :2008/05/08(木) 00:45:58
>>164
「あー、じゃあ下の階のどのドアが開いたのか確認してもらってもいいですか?
 何を言ってるのかわからないかもしれないけどお願いします」

166 『入っています』 :2008/05/08(木) 01:02:21
>>165

(『木村』の意図上、『ドア』は『木村』の力で
『開け続けている』と判断する。
開け続けていなければ『ドア』はすぐ閉じてしまうであろう為)

「…は、はあ」

『女性』はよく分からないままに『階段』を降りて行き、
『一階』へ向かったようだ。一階に近づくにつれ、
『女性』の『足音』が『二重』に重なる。

周囲からの『足音』は『離れていく』それだが、
『ドア』からの『足音』は、『近づいてくる』それ。
奇妙なアンサンブルを聴きながら、『木村』は、
じっと『結果』を待った。

「あ…、ここね」

『女性』の声が『ドア』から聴こえる。
どうやら確認がとれたようだ。

167 木村貴則 :2008/05/08(木) 07:29:31
>>166
足音の方向や間隔、足音の止まるタイミングから一階のどの扉か判断出来ないだろうか。

一階に下りてすぐ足音が止まるなら101号室だろうし、少し歩くなら102か103だろう、
遠ざかる方の足音が真下まで来るなら104号室のはずだ。

(本当はさっきの女性に何号室か口に出してもらえばいいんだろうが、
 これも勘というか、妄想のレベルな気もするが、
 もう1つの扉の中にいる人間はこの件と無関係じゃないかもしれない。
 だったら黙っててもらった方がいい)

168 『入っています』 :2008/05/08(木) 07:51:37
>>167

今までの『理論』の『螺旋』が正しいのならば、
『足音』からして『階段』のすぐ傍にある『101号室』が、
『該当』の『部屋』だろう。

『木村』はある種の『警戒』を抱き、
『何号室か』を言ってもらうのを避けた。
しかし―――『木村』の『予測』が全て正しいのならば…
『長く深淵を覗く者を、深淵もまた等しく見返す』

女性との『会話』はすべて『ドア』の中の人間に
聞かれていたのではないだろうか?
だとしたら『ドア』位置の思案より、やるべき事が
あったのではないだろうか?
……人間の全ての行動に、『正解』はない。とはいえ。


『ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ』


『キゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!』

『ドア』越しに、『女性』の悲鳴が、轟いた。

169 木村貴則 :2008/05/08(木) 18:49:29
>>168
「ふー、後で彼女には謝らないとな……囮になってもらったことを」

彼女に部屋番号を言うように頼まなかったのは警戒してのことじゃない。
101号室の誰かさんの思考を『自分の居場所を伝えられる前に
彼女をなんとかしなくてはいけない』という発想に誘導させるためだ。
(部屋がばれたら別のことを考える可能性が上がるからな)

そして予想通り『101号室の人間』は彼女に対してなんらかのリアクションをかけてきた。
まあ普通に考えて『部屋の中から出てきて彼女を捕まえ、部屋の中に引きずり込む』んじゃないだろうか。

「つまり、今この瞬間は『俺の方からあんたに一発食らわせられる』ってわけだ!」

扉を力の限り思いっきり閉めようとする。
当然閉まるのは204号室ではなく101号室になるはずだ。
そして101号室の扉の閉まる軌跡には、今まさに彼女に襲いかかろうとする『101号室の人間』がいるはずだ。

「扉さんと熱烈なキスをしな!」

170 『入っています』 :2008/05/08(木) 21:15:15
>>169

『ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ』

『女性』の『悲鳴』をバックにしても、
『木村』は、実に落ち着いていた。
迅速な動作で『ドア』を閉める。

『ドァゴッ』
『うぐぉ!』

『衝撃音』と男の『悲鳴』の二重奏。
『ドア』の『スマッシュ』が、『何者か』に炸裂した証拠だ。


そして――――その後、すぐに。
『木村』の目の前の『ドア』は、
『木村』の閉める力とは無関係に、『開き始めた』。
なぜか?
それは今までの事象をつきつめて考えると、
分かるような気がした。

171 木村貴則 :2008/05/08(木) 22:40:45
>>170
「お、これまた勘だがこれでなんとかなったのか?
 いや早合点はよくないな、とりあえず様子を見に行こう」

外に出れたら101号室の前まで向かう。

172 『入っています』 :2008/05/09(金) 19:11:47
>>171

『タッタカタッタカ』
外に出ると、『101号室』の前に向かう『木村』。

そこには、腰を地面に落とし、慄いている若い女性と、
『ドア』の閉まった『101号室』が存在している。

「あ……、あ……」
『木村』を見ると若い女性が何事か口にしようとしたが、
『ショック』の為か、それは言葉の形を成さないようだった。

173 木村貴則 :2008/05/09(金) 23:23:36
>>172
「あーわかります?さっき部屋に閉じ込められてた男ですけど、大丈夫ですか?」

女性に話しかけながら101号室の扉を開く。
相手の顔を拝んでやりたい。

174 『入っています』 :2008/05/09(金) 23:32:15
>>173

女性の顔には『パイ投げ』で投げられた『パイ』のように、
『恐怖』がべっとりと張り付いている。
よほど恐ろしかったのだろう。
今起きた事を整理するのに精一杯、といった感じで
『木村』の言葉に殆ど反応する事は無い。

『101号室』を開けようとする『木村』。
だが、『開かない』。
厄介なあの『法則』がまだ、まとわりついているのを知る。


『解除シようカ?』


その時、『声』だ。『ドア』越しからではない。
全く異質な『声』。『木村』の脳から響く『声』。


『解除シようカ?』

175 木村貴則 :2008/05/09(金) 23:57:16
>>174
「駄目か、さっきの扉が開いたからこっちも大丈夫かと思ったんだけど…ん?」

声に反応してとっさに女性の方を見る。

「なんか言……える状態じゃないな
 いや、というより、これ、『俺の声』か……?」

その声にさらに耳を傾けたい。

176 『入っています』 :2008/05/10(土) 00:24:08
>>175

『サッキの見テタヨ』

と、『声』は『木村』に語りかけてくる。
事態をどこか楽しんでいるような弾む『声』。

『「冷静」&「COOL」』

『オマエいい……』

いつのまにか、『木村』の傍らに居るのは、なんだ?
『ドアノブ』をイメージさせる複数の飾りが身体を彩る。
有機的なロボット、とでもいえばいいのだろうか。
人型をした、謎の存在。身近な存在。

『このオレ、
「ミステリオーソ」の本体とシテ、
 ジツニいい……ッ!!』

今回の事象を『理解』し、『把握』した。
『ミステリオーソ』は、『木村貴則』の『スタンド(そばに立つ)』。

177 『入っています』 :2008/05/10(土) 00:27:12
『木村貴則』は次の瞬間、以下の事を理解した。
(それを『納得』出来るかはまた別の問題)

☆『ミステリオーソ』は、
『木村』の中に眠っていた『未知』なる能力。

☆『ミステリオーソ』は、『ドア類』と『ドア類』の
『影響』を『交換』する事が出来る。
ただし、『同一建物』内に限る。
現在この能力は、『視認発動』(双方のドア類を見た後、
念じれば能力発動される)となっている。

☆『能力下』の『ドア類』の、
『隙間』、『穴』、『透明部分』などは、
全て『紫』と『白』のブレンドでぼやかされてしまう。

☆『ミステリオーソ』の能力上の『ドア類』とは
>『蝶番式』(洋室の『ドア』など)。
>『スライド式』(『フスマ』、『窓』)
いずれかの性質を持つもの。
便宜上『ドア類』という単語で統一して示す。
しかし、あまりにも一般的な『ドア類』と
かけ離れている形状のものは認識されない。
(具体的に言えば、床に少し溝をつけて、
適当な板を持ってきて『スライド式ドア』だと
言い張っても『基本的に』無効)

☆『影響』を『交換』するとは、
『ドア類』に対する『衝撃』『破壊』『開閉』
『音』の振動など全てを『ペア』の『ドア類』に移行させるという事。
『開閉』に関しては『蝶番式』のものを開ければ。
ペアの『スライド式』も、『開閉』という形で交換される。

178 『入っています』 :2008/05/10(土) 00:33:19
>>175

『マダ「オレ」の姿を保ツには「パワー」が不安定ダローガ』

『声』は続ける。

『「能力」ダケは貸シ出シテやるヨ』

いつのまにか『木村』は、『101号室』の
『ドア』を開ける事が可能になっている。

『ジャア、またナ』

『幻』だったのか?
『ミステリオーソ』と名乗る、
謎の存在は『フッ』とその姿を消した。

目の前にあるのは『解除』された『101号室』。

179 木村貴則 :2008/05/10(土) 14:30:20
>>178
「なるほど、『ミステリオーソ』ね。
 ん?ということは俺を閉じ込めてたのは俺自身ってことか?
 まあこの扉の向こうにいる奴に聞いてみるか」

扉を開け、中に入る。

180 『入っています』 :2008/05/10(土) 18:24:20
>>179

『ギィィィィ』

当たり前に『音』を鳴らし開く『ドア』に、
少しだけ安堵しつつ、『101号室』の『ドア』を開く『木村』。

『部屋』の造りはほぼ『204号室』と同様なようだった。
簡素なタンスや食器棚などがいくつか配置されている以外は。

玄関の『ドア』を開けると、すぐ奥が見える。
『べランダ』のすぐ前に『男』は居た。
小柄な男だ。やや猫背の陰鬱そうな雰囲気。

男は『ギロリ』と『木村』を見据える。
手には『大型』のナイフが光っていた。

181 木村貴則 :2008/05/10(土) 22:49:47
>>180

足を止めて話しかける。

「おいおいおい、いきなり穏やかじゃねーな。
 ここは話し合いからはじめるところだろ?
 まあその反応からしてアンタがなんかやらかしたってのは間違いなさそうだが。
 一体何がしたいんだ?」

182 『入っています』 :2008/05/11(日) 00:45:53
>>181

「……こっちが聞きたい」

『陰鬱そうな男』が口を開く。

「何だ? あの『ドア』は?
何だ? あの『声』は?
気が狂っているのはオマエなのか? 俺なのか?
そこのところどうなんだ?

…………俺は、キチガイみたいな
この状況から自分の身を守っているだけだ。
オマエがもし、穏やかな結末を望んでいるのなら
ここから回れ右してすぐ去るのが正しい道だと思うがな」

『陰鬱そうな男』の主張は以上だ。

『木村』は男の主張を聞きながら、
ぼんやり先程の軽い疑問について思いを巡らせる。

『なぜ自分の能力が「暴走」して、この男の「ドア」と
自分の「ドア」を「繋いだ」のか?』

183 木村貴則 :2008/05/11(日) 01:09:41
>>182
「何をそんなにビビってるんだ?
 とりあえず今の話でアンタも俺と同じ状況だったってのはわかったが、
 それにしたって1階に部屋があるアンタはベランダからすぐ逃げ出せる状況だったろう?
 それにそのナイフ………」

ナイフはサバイバルナイフというか『料理目的以外』の用途を感じさせるものだろうか?

184 『入っています』 :2008/05/11(日) 01:23:25
>>183

主婦100人に統計をとってもその『ナイフ』を
『料理目的』に使う者は3%程度だろう。
そう思わせる凶悪そうな『ナイフ』だ。

「ベランダから逃げる………。そんな事をして
目立ちたくはないんだ。出来れば外だって出たくない。今はな…。

そうだな………いわゆる………『引きこもり』ってヤツだ。

『ナイフ』は……、『引きこもり』なんかするヤツは
好きだろう? こういうの。 オレも……好きなんだよ。
いきなりオマエが入ってきて…咄嗟に武器を用意したわけだ」

『陰鬱な男』は言葉を選ぶようにゆっくりとそう言った。

185 木村貴則 :2008/05/11(日) 01:25:43
>>184
「ふーん……」

少し後ろに下がって表札があれば名前を確認したい。

186 『入っています』 :2008/05/11(日) 01:33:58
>>185

『表札』には『木村隆法』と書かれている。

187 木村貴則 :2008/05/11(日) 01:43:10
>>186
「そうかそうか、ところで関係ないかもしれないが
 さっきそこで女の人が刺されてるのを見つけてな。
 彼女が言うには「きむらたかのり」さんにやられたそうなんだが」

ドアにすぐ手が届く位置に立ちながら話を続ける。

「どうする?ベランダから逃げるか?それともこっちを強引に突破するか?」

188 『入っています』 :2008/05/11(日) 01:49:17
>>187

『ナイフ』を手にした相手を目の前にしても、
『木村(主人公)』の胸にはむしろ安堵感が広がっている。

「……『警察』か? それとも『正義漢』きどりか?
いずれにせよ、命をそんなに粗末にしていいのか?
親御さんが悲しむぞ……」

『木村(敵)』は『ナイフ』を構え、
『木村(主人公)』に飛び掛ってくる。

189 木村貴則 :2008/05/11(日) 01:55:46
>>188
「ま、俺はただの時間稼ぎだからな……もういいぜ!」

木村の後ろに向けて声をかける。もちろんそこには誰もいないが……
同時に扉を強く叩く。その衝撃はベランダの窓ガラスへと移行される。
派手に割れるガラスの音と自分の言葉で、後ろから誰かが窓ガラスを破って飛び込んできたと勘違いさせたい。

相手が背後に気を取られたらその隙に相手に体当たりしてふっとばす。

190 『入っています』 :2008/05/11(日) 02:01:52
>>189

『パリィィィィィン!!!!』

『木村』「!?」
『木村』「……」
『木村』「…………ッ!!!」
『木村』「(ニヤリ)」
『木村』「く……クソがぁ!」

『木村(敵)』は見事『トラップ』に引っかかり、
思わず『窓』を振り返る。その隙のタックルに、
『ナイフ』は地面に落ち、『木村(主人公)』が、
『木村(敵)』に乗りかかる形となった。

191 木村貴則 :2008/05/11(日) 02:24:21
>>190

「やれやれ、話し合いで解決できなくて残念だぜ」

気絶するまでぶん殴ってやる。

192 『入っています』 :2008/05/11(日) 02:34:25
>>191

『ダゴダゴダゴダゴダゴダゴォォォ!!!』

『木村(主人公』の『拳』が『木村(敵)』の顔面に、
気持ちよくぶち当たる。繰り返される連打により、
『木村(敵)』の意識は遥か彼方まで、飛んでいく。

全てにカタがついた爽快感から
『木村(主人公』は、大きく伸びをした。

『「最高」&「EXCELLENT」
ようやく終ワッタナ!』

あの『声』も脳内で、『祝福』してくれていた。

193 木村貴則 :2008/05/11(日) 02:45:47
>>192
「というか、お前のせいでややこしくなったんじゃないか?」

『声』にそう返す。

194 『入っています』 :2008/05/11(日) 03:21:47
>>193

『・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『都合』の悪い事には答えない。
賢い大人のスタイルだ。

→ → → → → → → → → → → → → →

『木村貴則』が匿名で警察に電話し逮捕された
『木村隆法』は、現代社会の闇を手軽に表現してくれる
『ストーカー』という存在だったらしい。

『「ストーカー」・高じて相手を・殺害し』

そういう事は他人を巻き込まない、
どこか他の星でやってほしい
と、つくづく思う『木村貴則』だった。


それから、『木村貴則』は『ミステリオーソ』と
いう存在を理解し、制御していく事になるが、
その過渡期、疲れている時などは、
『混線』してしまい、見知らぬ誰かに対する
『ノック』が、自分の『部屋』を訪れる事があった。

初めは、上手く誤魔化すのに尽力していたが、
何度も続くと、面倒な気持ちが脳内に溢れかえる。

だから。
『木村貴則』はたった一言。
最近はため息と共に、たった一言で済ます事にしている。



               エピソード2:『入っています』⇒『了』

195 『入っています』 :2008/05/11(日) 03:24:40
『ドアノブ』のような意匠が身体の各所につけられている人型。
同建物内の二つの『ドア類』の『影響』を交換する能力。
『ミステリオーソ』が『ドア類』に触れた時に、
能力は発動され、本体が見た事のある建物内の
『ドア類』と、その『影響』を交換する事が出来る。

どちらかの『ドア類』に『穴』や『隙間』、『透明部分』がある場合、
その部分からは『紫』と『白』が入り混じった亜空間が見え、
外の様子は分からないようになってしまう。

一度に施行出来る能力は『3ペア』まで。
また、どちらかの『ドア類』が『開いている』時は
その能力は一時的に無効化される。

基本的に『影響』のみを『交換』する能力であり、
『ドア類』を通じた物質の『ワープ』のような事は出来ないが、
『ミステリオーソ』のみ例外で『ドア類』に潜り込む形で
潜り込んだ身体の部位を『ペア』の『ドア類』の方へ『ワープ』する事が可能。
ただし、『ドア』に身体のいずれかを潜らせた
状態でないと、『行動不能』となってしまう。

『ミステリオーソ』
パワー:C スピード:B 射程距離:C(能力は建物内)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:B

196 『入っています』 :2008/05/11(日) 03:28:37
<『ドア』と『ドア』の間で起こった事のまとめ>

『木村(敵)』、『殺人』を犯した為、
『部屋』でどうするか思案中。
とりあえずお腹が空いたが、
外に出たくないので『ピザ』を頼む。
       ↓       
『ミステリオーソ』発動
       ↓
『木村(主人公)』に『ピザ屋』の『ノック』が聴こえる【>>105
       ↓
『木村(敵)』、『ノック音』が聴けない為、
『ピザ屋』が来た事に気付けない。
『木村(主人公)』も『ピザ屋』に何もしなかったので『ピザ屋』帰る。

       ↓
『木村(敵)』に『郵便物』が届く。
ちなみに『公共料金』の督促状だった。
       ↓
『木村(主人公)』、『郵便受け』に何かが入る音を聴く【>>121
その後、『10円玉実験』が始まる。
       ↓
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』(『脱線』)
       ↓
『木村(主人公)』、『ドア』を開けようとするも、『開かない』【>>150】。
       ↓
『木村(敵)』、いきなり『ドア』が開いて吃驚する。警戒。
       ↓
『木村(主人公)』、再度『ドア』を開ける【>>152】。
(玄関の『ドア』は閉める動作がなくても自然と閉まるタイプ)
       ↓
『木村(敵)』、二度目の吃驚。
そして、『ドア』が開いたその時、
ちょうど、『103号室』の住人が帰ってきていた。
「何やってんスか」は、無意味に『ドア』が開いて、
その奥に『木村(敵)』が居た為の台詞。
       ↓
その後、『宗教勧誘』の女性、訪れる【>>157
『木村(主人公)』と女性との会話。
それは『ドア』を伝い、『木村(敵)』に伝わる。
       ↓
女性、『木村(主人公)』の依頼で、『101号室』を見に行く【>>166
『ドア』経由で『女性』が偵察に来るのを知っていた『木村(敵)』は、
『混乱』しながらも、とりあえず『女性』を襲い、口封じしようとする。
       ↓
『木村(主人公)』により『ドア』に挟まれる『木村(敵)』【>>170
その後『木村(主人公)』が、『101号室』に行き、能力解除。
事態は収束していった。

『ミステリオーソ』は当初、
『木村貴則』の『濡れ衣』を解きたいという
思いに呼応し『暴走』して発動した。
自分にもマイナスがあったこの『暴走』だが、
結果としてその事が『真犯人』を足止めし、
『木村貴則』を『真犯人』へと導いた。

197 『入っています』 :2008/05/11(日) 03:31:23
【評】

前半は『設定』を完全には把握できず、
やや空回りの感もあったが、中盤後半と歯車は回り始め、
このフリミの二点の要点。
『スタンド能力の謎』と、
『それが何を意味するのか?』。
を無事解決。めでたく円満解決と相成った。

単純な『名前被り』だったという設定は、
今回の流れだと、『とってつけた感』が否めないが、
『ピザ屋』との会話などがあれば
『ミスリード』あるいは『ヒント』に
なるはずだった事を付記しておく。

途中の『ミス』を改めて謝罪しつつ、
今後の活躍に期待したい。

198 『入っています』 :2008/05/11(日) 03:44:32
エピソード2:『入っています』

『前提・質疑応答・参加希望』【>>87-100
『フリミ本編』【>>101-128】→【>>150-194
(『脱線』【>>129-149
『スタンド能力・補足・評』【>>195-197

『総レス』:91レス(『脱線』込みだと112レス)
『総日数』:7日

199 エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/12(月) 21:11:18
『基本設定』

名前:参加者次第
性別:参加者次第
年齢:参加者次第
職業:参加者次第
スタンド:参加者次第
持ち物:参加者次第

備考:『二名』募集。

200 エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/12(月) 21:13:11
二人の『参加者』は、
『玉科』という男から依頼を受け、集められた。
『玉科』は胡散臭い男だったが、
『スタンド』絡みの仕事の斡旋をやっているらしく、
報酬などはきちんと支払われる。

そして、今回の依頼は……。

「『子守』に一人、『父親』の撃退に一人、
って感じでいいんじゃあないか?
…まあ、そんな大層な依頼でもないと思うがな。
親バカってやつか。依頼主が一人じゃあ
心配だっていうもんで二人、来てもらった。
報酬は…まあ一人あたり『100万円』で。
弁償とかする羽目になったら『−(マイナス)』するけどな」


『2時間』。
『2時間』だけ自分の赤ちゃんを見て貰いたい、
という『女性』の依頼。『女性』は大事な用があって
その時間、赤ちゃんを見てられないそうだ。
ただし、赤ちゃんの『父親』
……『女性』の元『夫』が、
赤ちゃんを奪いにくるかもしれない。
そうなったら、何が何でも止めて欲しい、との事。
ただし、出来る限り室内のものを
傷つけて欲しくない事も言われている。もちろん赤ちゃんも、だ。

201 エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/12(月) 21:15:10

5月22日、午後八時…。

『参加者』の二人は、『女性』の住む、
七階建てのマンション『グランドメゾン古道』の一室、
三階の『304号室』へとやってきていた。
『生後11ヶ月』の赤ちゃんを慣れない
手つきで面倒を見る二人。
だが『母親』不在の為か、『赤ちゃん』は、
むずがってしまい、二人に対し、けして懐こうとはしない。

てんやわんやだったが何とか残り『20分』。
何事もなく終わるか、と思ったその時―――――。

『ピンポーン』。
『玄関』のチャイムが高らかに響き渡る………。

202 エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/12(月) 21:17:39
<補足>

☆基本的に二人と赤ちゃんは『居間』を用いている。
『居間』以外の部屋には二人は居間のところ、入っていない。
(地図上の情報はPL単位で得ているもの)
☆赤ちゃんは『美沙(みさ)』ちゃん。
女の子で『生後11ヶ月』。
☆『美沙ちゃん』に関するグッズ、
『オムツの予備』や『衣服』、『玩具』などは
『居間』の『押入れ』に入っているらしい。
『哺乳瓶』や簡易な『ベビーベッド』、
いくつかの『玩具』はすでに、床に並べられている。
☆『美沙ちゃん』は『寒がり』らしく、
『エアコン』での『空調』のほかに、
『電気カーペット』をつけておいてほしい、
と『女性』に言われている。
☆『美沙ちゃん』はTVが大好き。
お気に入りのDVDがいくつか
TV台の棚に用意されているらしい。
☆以下に示す『地図』には、細かい備品までは
書かれていない事に注意する事。

【『303号室』の『地図』】
ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080511225813.jpg

203 エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/12(月) 21:20:27
【基本設定】(>>199
【前提】(>>200-201
【補足・地図】(>>202

『質問受付』は5月13日(火)22時まで
『参加者募集』は5月13日(火)23時から
と、する。

204 エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/12(月) 21:25:55
>>201
『部屋』は、『304号室』ではなく『303号室』が正しい。早速『修正』。

205 新手のスタンド使いかッ!? :2008/05/12(月) 21:45:25
1つの階にはいくつ部屋がありますか?
また、部屋同士の位置関係はどうなっていますか?

206 新手のスタンド使いかッ!? :2008/05/12(月) 22:28:44
『母親』と『元父親』の諍いの原因は聞いているだろうか?

207 新手のスタンド使いかッ!? :2008/05/12(月) 23:12:10
『元父親』の安否は気遣うべきだろうか?
殺すのはマズいだろうが、病院送りは良いのか?
どのくらいまで痛めつけて良いのかなどがあれば知りたい。

208 エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/13(火) 07:57:16
>>205-207

『玉科』は言う。
「『母親』は『元父親』のうだつの上がらないところが
イヤだったらしい。要領の悪さから『リストラ』されたのが
一番の原因だったとかなんとか…愚痴交じりに言ってたな。

『元父親』に関しては『何でもいいから止めて』としか
聞いてないが…別に悪人じゃあなさそうだし、
痛めつけるとしてもせいぜい後遺症が残らない程度が
いいんじゃあないか?
『母親』だって鬼じゃないんだ。
それ以上痛めつけたらさすがに良心が痛むだろう。
それ以上はちょっとオレとしても許容し辛いしな」

【『グランドメゾン古道』の全体図】
ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080513074513.jpg

209 新手のスタンド使いかッ!? :2008/05/13(火) 15:18:33
母親(依頼主)のフルネームは教えてもらっているだろうか。

またスタンド使いを高報酬で雇うということは、
父親はスタンド使いだとは思うが………母親もそうかどうか聞いているだろうか。
母親がそうでなくとも、父親の能力の片鱗について情報があるかどうか。

210 エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/13(火) 19:13:12
>>209

『玉科』が語る。
「『母親』…『鳥越みずほ』からの情報は『「元夫」がよく分からない
「人形」を使って、『赤ん坊』を奪おうとする』ってくらいだな。
『人形』が『スタンド』って事なんだろう…とは思うが。おそらく。

『母親』も…『スタンド使い』だとは思うんだが。
『ワタシが居ると「人形」がそんなに悪さ出来ない』って言ってたし、
そもそもその『人形』=『スタンド』が視えるって事は、
そういう事だろう。まあ、それ以上は深く聞いてない」

211 新手のスタンド使いかッ!? :2008/05/13(火) 19:18:21
元夫の年齢と容姿はわかるだろうか。
一応依頼主の(だいたいの)年齢も知れるなら知っておきたい。

212 エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/13(火) 19:24:57
>>211

『玉科』は気付く。
「おっと……大事なものを忘れてたな。
『元夫』の『写真』だ。今年の二月で31歳……とかなんとかだ。
『母親』が、そうだな、20代前半くらいだから、
まあそこそこって感じだな」

『写真』には、気弱そうな七三分けの男が写っている。

213 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/13(火) 23:02:43
>>199
参加します。二十歳です。なんでもやります。
嘘です。子守役を希望します。子供は信徒です。

名前:葉山鏡(KYO)
性別:女
年齢:20歳
職業:学生・本屋のアルバイト
スタンド:以下
持ち物:日用品。バッグにはガムと明治の板チョコが入ってる。
    幻のソードブレイカー3巻も何故か入っている。


岩石中に多量に存在し、地殻中の存在量は酸素に次ぐ
原子番号一四『珪素』を集める能力。
集めた『珪素』は、『シリコーン』に加工して『スタンド』の拳から生み出せる。
一度に生み出せる『シリコーン』の量は最高で『バケツ一杯分』。
物を殴っても拳からも出る。
『珪素樹脂』等の『シリコーン』に加工すれば、『耐熱性』『耐電性』に優れる。
硬度や色に関しては加工する『シリコーン』次第。

『オール・アポロジーズ』
パワー:C スピード:A 射程距離:E(能力はA)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B

214 一刻堂『アイ・ヘイト・ゴッド』 :2008/05/14(水) 21:41:24
>>199
参加希望

名前:不明(通称:一刻堂)
性別:女
年齢:28
職業:言霊使い
スタンド:『アイ・ヘイト・ゴッド』
持ち物:携帯電話、財布

スタンドの名前は『アイ・ヘイト・ゴッド』。
能力は『捏造』だ・・・・・・・・『記憶』を、な。 
『生首の形』をした『アイ・ヘイト・ゴッド』が喋る『言葉』は、全て『真実』になる。
とは言え、『過去』が変わる訳では無く、『記憶』だけが変わるのだ。
しかし、対象にとっては、それは『真実』となり得る・・・・・・・・・・・。
そんなものは『真実』とは言えないと思うかも知れないが、
我々はたった一つの不確実な『脳』の働きだけでそれを判断しているじゃあないか。
『絶対的観測者』の存在が明らかでは無いため、『真実』とは空虚で脆い電気信号なのだ・・・・・・・・・・。
 
『アイ・ヘイト・ゴッド』 
パワー:B スピード:E 射程距離:E 
持続力:A 精密動作性:E 成長性:E

・『言葉』は『一般人』でも『スタンド』に対しても
動物だろうが、植物だろうが記憶があるものにならば『有効』。
・『捏造』は『時間』によって『解除』される(他の『記憶』との繋がりの『不自然さ』があるから)。
だが、どんな稚拙な『捏造』でも、『1時間』はバレ無い。
・『声』はオペラ歌手並みで聞こえる(能力の射程)距離は30m程。
・この能力は自分自身にも有効。

215 『こんにちは、赤ちゃん』 :2008/05/14(水) 22:00:58

エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』

216 『こんにちは、赤ちゃん』 :2008/05/14(水) 22:01:44
<これまでのあらすじ>

二人の『参加者』は、
『玉科』という男から依頼を受け、集められた。
『玉科』は胡散臭い男だったが、
『スタンド』絡みの仕事の斡旋をやっているらしく、
報酬などはきちんと支払われる。

そして、今回の依頼は、
『2時間』だけ自分の赤ちゃんを見て貰いたい、
という『女性』の依頼。
『女性』は大事な用があって
その時間、赤ちゃんを見てられないそうだ。
ただし、赤ちゃんの『父親』
……『女性』の元『夫』が、赤ちゃんを奪いにくるかもしれない。
そうなったら、何が何でも止めて欲しい、との事。
ただし、出来る限り室内のものを
傷つけて欲しくない事も言われている。もちろん赤ちゃんも、だ。
倫理的に考えて、『元夫』も最悪でも後遺症が残らない程度に
『痛めつける』くらいが最善だろう。
『報酬』は『100万円』で、
何か弁償しなければならなかったらそこから引かれる。

217 『こんにちは、赤ちゃん』 :2008/05/14(水) 22:02:11
5月22日、午後八時…。
『参加者』の二人は、『女性』の住む、
七階建てのマンション『グランドメゾン古道』の一室、
三階の『303号室』へとやってきていた。
『生後11ヶ月』の赤ちゃんを慣れない
手つきで面倒を見る二人。
だが『母親』不在の為か、『赤ちゃん』は、
むずがってしまい、二人に対し、けして懐こうとはしない。

てんやわんやだったが何とか残り『20分』。
何事もなく終わるか、と思ったその時―――――。

『ピンポーン』。
『玄関』のチャイムが高らかに響き渡る………。

218 『こんにちは、赤ちゃん』 :2008/05/14(水) 22:03:40
<これまでの登場人物>

【葉山鏡(KYO)】
今回の参加者。詳細は>>213

【通称:一刻堂】
今回の参加者。詳細は>>214

【玉科(たましな)】
『スタンド』にまつわる事件をどこから仕入れてきて、
それを解決する事で生計を立てているらしい。
つかみどころのない男。
今回の参加者に『依頼』を仲介してきた。

【鳥越みずほ(とりごえ みずほ)】
『玉科』に『依頼』した女性。
その『依頼』が『KYO』と『一刻堂』に回ってきた。
『玉科』に20代前半ではないかと推測される。

【『美沙ちゃん』】
『鳥越みずほ』の『赤ちゃん』。生後11ヶ月。
今回の依頼の守るべき対象。

【『元夫』】
『鳥越みずほ』の『元夫』。31歳。
『美沙ちゃん』を『鳥越みずほ』から奪おうと
画策しているらしい。『KYO』と『 』は
彼の写真を『玉科』からもらっている。
『よく分からない「人形」を使って「赤ん坊」を
奪おうとする』とは『鳥越みずほ』の弁。
ちなみにこの『人形』は、『鳥越みずほ』が居ると、
そんなに悪さは出来ないらしい。
七三分けの気弱そうな男。

219 『こんにちは、赤ちゃん』 :2008/05/14(水) 22:05:19
<参加者その1>

名前:葉山鏡(KYO)
性別:女
年齢:20歳
職業:学生・本屋のアルバイト
スタンド:以下
持ち物:日用品。バッグにはガムと明治の板チョコが入ってる。
    幻のソードブレイカー3巻も何故か入っている。

名前:葉山鏡(KYO)
性別:女
年齢:20歳
職業:学生・本屋のアルバイト
スタンド:以下
持ち物:日用品。バッグにはガムと明治の板チョコが入ってる。
    幻のソードブレイカー3巻も何故か入っている。

岩石中に多量に存在し、地殻中の存在量は酸素に次ぐ
原子番号一四『珪素』を集める能力。
集めた『珪素』は、『シリコーン』に加工して『スタンド』の拳から生み出せる。
一度に生み出せる『シリコーン』の量は最高で『バケツ一杯分』。
物を殴っても拳からも出る。
『珪素樹脂』等の『シリコーン』に加工すれば、『耐熱性』『耐電性』に優れる。
硬度や色に関しては加工する『シリコーン』次第。

『オール・アポロジーズ』
パワー:C スピード:A 射程距離:E(能力はA)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B

220 『こんにちは、赤ちゃん』 :2008/05/14(水) 22:07:28
<参加者その2>

名前:不明(通称:一刻堂)
性別:女
年齢:28
職業:言霊使い
スタンド:『アイ・ヘイト・ゴッド』
持ち物:携帯電話、財布

『記憶』の『捏造』が能力。 
『生首の形』をした『アイ・ヘイト・ゴッド』が
喋る『言葉』は、全て『真実』になる。
それは『過去』が変わる訳では無く、『記憶』だけが変わるという事。
 
『アイ・ヘイト・ゴッド』 
パワー:B スピード:E 射程距離:E 
持続力:A 精密動作性:E 成長性:E

・『言葉』は『一般人』でも『スタンド』に対しても
動物だろうが、植物だろうが記憶があるものにならば『有効』。
・『捏造』は『時間』によって『解除』される(他の『記憶』との繋がりの『不自然さ』があるから)。
だが、どんな稚拙な『捏造』でも、『1時間』はバレ無い。
・『声』はオペラ歌手並みで聞こえる(能力の射程)距離は30m程。
・この能力は自分自身にも有効。

221 『こんにちは、赤ちゃん』 :2008/05/14(水) 22:08:48

『ピンポーン…』

響く『チャイム』に顔を見合わせる二人。
これが例の『元夫』だろうか?
どうするべきか……。



『ぎゃおーーーーーーーーすッ』

……『チャイム』の音に反応したのだろうか、
小康を保っていた『美沙ちゃん』が再び泣き始めていた。
限りなく前向きに表現するなら………元気な子だ。

222 一刻堂『アイ・ヘイト・ゴッド』 :2008/05/14(水) 22:16:33
>>221
「・・・・・・・・・私が出よう。
『KYO』は、その子の『子守』を頼む」

インターフォンがあるのなら、それに出る。
無いのであれば玄関へ赴き、ドアスコープで外を確認する。

223 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/14(水) 22:51:37
>>221-222
「ああ、また泣いちゃった。
ほらほら美沙ちゃーん、『謎のプニプニ』でちゅよ〜〜
いないいないアバル〜〜」

スタンドで生み出した『とにかく柔らかくて心地のいい何か』(シリコンだけど)
を美沙ちゃんに握らせてあやす。抱っこしたまま。
後はつけたままのテレビの側にいけば落ち着くとは思うけど・・・・・
その前に一応ベランダは見ておこう。カーテンごしにチラっと。

224 『こんにちは、赤ちゃん』 :2008/05/14(水) 22:59:44
>>222
『一刻堂』は、ゆっくりとインターフォンの元へ
歩いていき、それに出た。インターフォンは、
玄関のすぐ右の壁(タンスやクローゼットの面した場所)にある。

「……あ、『みずほ』? …また来ちゃったんだけど。
今日も入れてくれないのかなあ」

気弱そうな男の声が『一刻堂』の耳に聞こえてくる。

>>222
『KYO』は、警戒のためか、
カーテン越しに『ベランダ』を確認する。
…いくつかの『鉢植え』と『エアコン』の『室外機』、それに
物干し竿がおいてある極当たり前の『ベランダ』だ。
チラッと見た限りでは特に異常はない。

『美沙ちゃん』は、少し泣き止んだものの、やや不満そうな表情は崩さない。

225 一刻堂『アイ・ヘイト・ゴッド』 :2008/05/14(水) 23:24:00
>>224
「・・・・・・・・・・」

『KYO』の方を向いて『元夫』が来た事を、
目配せで伝えつつ、携帯のメモ機能に文章を手早く打つ。
そして、掌の上に『スタンド』を発現する。

「(『アイ・ヘイト・ゴッド』が、『刻む』――――)」
【『303号室』はァ〜〜『鳥越みずほ』のォ〜〜
  住むゥ〜〜場所ではァ〜〜〜無いィ〜〜〜〜】

『アイ・ヘイト・ゴッド』が、インターフォン越しに、
『言葉』を威厳のある声で言い放つ。スE

226 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/14(水) 23:45:42
>>224-225
一刻堂の情報操作に数秒理解に苦しむが、
今は赤ん坊の世話に夢中だったり。でもリアクション。

「なんdすって・・・・・ハッ!」

『子育てガイドブック200X』の知識を思い出すが、
思い出せるまでにちょっとかかるかも。
とりあえず今はさっきの『謎のシリコン』に『チクビのようなでっぱり』を
つけて、それを赤ん坊の口の辺りまでもっていってみる。
吸ったあと不満そうならミルクを与えてみまちゅ。温めの。

ところでこの部屋って『ぬいぐるみとか人形』は置いてあるだろうか。

227 『こんにちは、赤ちゃん』 :2008/05/15(木) 07:19:11
>>225

『アイ・ヘイト・ゴッド』が、『気弱そうな男』の声に、
対し、『ここは鳥越の部屋ではない』と言葉の『致命傷』を叩き込む。
能力として『1時間』はまずバレない。
20分で、『鳥越みずほ』が帰ってくるのを考えると、磐石な作戦といえた。

>>226
『謎のシリコーン』の擬似哺乳瓶の先を、
怪訝そうに見つめる『美沙ちゃん』。
警戒しているのか、口もつけない。

ちなみに居間(現在居る部屋)の『押入れ』に
ぬいぐるみや人形は存在していた。

→→→→→→→→→→→→→→→→→

それから………何事も無く『20分』は経過し、
『鳥越みずほ』は帰ってくる。
『依頼』は達成された―――――――。

『鳥越みずほ』が『美沙ちゃん』に、声をかける。


                    エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』⇒『了』

228 『こんにちは、赤ちゃん』 :2008/05/15(木) 07:25:45
【評】

『KYO』
子育てに執心しており、『美沙ちゃん』を
満足させようと努力する姿は立派。
『赤ん坊』をあやす為の平和的能力発動も美しかった。

『一刻堂』
素晴らしい能力の持ち主。誰も傷つかず、
迅速に『任務』を終える事が出来た。

……誰も傷つかずと言ったが、一つだけ傷ついたものがあった。
それが何か分かれば、更に良い参加者となれるかもしれない。

229 『こんにちは、赤ちゃん』 :2008/05/15(木) 07:30:05
エピソード2:『入っています』

『前提・質疑応答・参加希望』【>>199-214
『フリミ本編』【>>215-227
『評』【>>228

『総レス』:31レス(本レス含む)
『総日数』:2日

230 『こんにちは、赤ちゃん』 :2008/05/15(木) 07:31:22
>>229
エピソード2:『入っています』→エピソード3:『こんにちは、赤ちゃん』

231 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/15(木) 08:34:30


                 え  ?            

.

232 エピソード3.1:『こんばんは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/15(木) 09:12:57
『基本設定』

名前:参加者次第
性別:参加者次第
年齢:参加者次第
職業:参加者次第
スタンド:参加者次第
持ち物:参加者次第

備考:『二名』募集。

233 エピソード3.1:『こんばんは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/15(木) 09:15:49

二人の『参加者』は、
『玉科』という男から依頼を受け、集められた。
『玉科』は胡散臭い男だったが、
『スタンド』絡みの仕事の斡旋をやっているらしく、
報酬などはきちんと支払われる。

そして、今回の依頼は、
『2時間』だけ自分の赤ちゃんを見て貰いたい、
という『女性』の依頼。
『女性』は大事な用があって
その時間、赤ちゃんを見てられないそうだ。
ただし、赤ちゃんの『父親』
……『女性』の元『夫』が、赤ちゃんを奪いにくるかもしれない。
そうなったら、何が何でも止めて欲しい、との事。
ただし、出来る限り室内のものを
傷つけて欲しくない事も言われている。もちろん赤ちゃんも、だ。
倫理的に考えて、『元夫』も最悪でも後遺症が残らない程度に
『痛めつける』くらいが最善だろう。
『報酬』は『100万円』で、
何か弁償しなければならなかったらそこから引かれる。

二度目の『依頼』。「また用事が出来ちゃったのよね…」
と『母親』は言う。

234 エピソード3.1:『こんばんは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/15(木) 09:18:28
5月22日、午後八時…。
『参加者』の二人は、『女性』の住む、
七階建てのマンション『グランドメゾン古道』の一室、
三階の『303号室』へとやってきていた。
『生後11ヶ月』の赤ちゃんを慣れない
手つきで面倒を見る二人。
だが『母親』不在の為か、『赤ちゃん』は、
むずがってしまい、二人に対し、けして懐こうとはしない。

てんやわんやだったが何とか残り『20分』。
何事もなく終わるか、と思ったその時―――――。

『ピンポーン』。
『玄関』のチャイムが高らかに響き渡る………。

【『グランドメゾン古道』の間取り・全体図】
ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080513074513.jpg
ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080511225813.jpg

235 エピソード3.1:『こんばんは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/15(木) 09:21:00

今現在から『参加者』を受け付ける。

236 エピソード3.1:『こんばんは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/15(木) 09:23:33
>>234
『5月22日』→『5月29日』。恒例の『修正』。

237 エピソード3.1:『こんばんは、赤ちゃん』の【前提】 :2008/05/15(木) 09:26:14
>>231
『優先枠』あり。望むのであれば優先的に参加可能。
心が折れたなら、GMからの『謝罪』を抱いて、ゆっくり休養してほしい。
ソーリー。

238 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/15(木) 17:39:32
>>237
考えておきます。

239 結城『カシアス』 :2008/05/16(金) 00:04:08
>>235
参加希望ナリ

名前:結城 美葉
性別:女
年齢:17
職業:学生
スタンド:『カシアス』
持ち物:携帯電話、財布、コンパクトミラー、ペンとメモ


「さて、キミのスタンドの名は『カシアス』。人型のスタンドだ。
『整髪料』の『スプレー』ってあるよね?髪の毛を固めるアレさ。
キミの『カシアス』の能力はまさにそれだ。
人差し指の先についてる噴射口からスプレーのように液体を撒き散らし
そいつを浴びたものをガチガチに固めてしまう。
その『強度』は大人の自由を奪うまでには到らないがなかなかのものだ。
付け加えておくが『カシアス』の能力は水に弱い。
ガチガチに固められたものも水をかければ元通りに戻ってしまうだろう」

『カシアス』
パワー:D スピード:B 射程距離:B
持続力:B 精密動作性:D 成長性:E

240 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/16(金) 00:40:40
>>235
参加希望しまーす。

名前:葉山鏡(KYO)
性別:女
年齢:20歳
職業:学生
スタンド:以下
持ち物:財布、ソードブレイカー1巻

名前:葉山鏡(KYO)
性別:女
年齢:20歳
職業:学生・本屋のアルバイト
スタンド:以下
持ち物:日用品。バッグにはガムと明治の板チョコが入ってる。
    幻のソードブレイカー3巻も何故か入っている。

岩石中に多量に存在し、地殻中の存在量は酸素に次ぐ
原子番号一四『珪素』を集める能力。
集めた『珪素』は、『シリコーン』に加工して『スタンド』の拳から生み出せる。
一度に生み出せる『シリコーン』の量は最高で『バケツ一杯分』。
物を殴っても拳からも出る。
『珪素樹脂』等の『シリコーン』に加工すれば、『耐熱性』『耐電性』に優れる。
硬度や色に関しては加工する『シリコーン』次第。

『オール・アポロジーズ』
パワー:C スピード:A 射程距離:E(能力はA)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B

241 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/16(金) 00:41:40
>>240
訂正しまーす。

名前:葉山鏡(KYO)
性別:女
年齢:20歳
職業:学生
スタンド:以下
持ち物:財布、ソードブレイカー1巻

岩石中に多量に存在し、地殻中の存在量は酸素に次ぐ
原子番号一四『珪素』を集める能力。
集めた『珪素』は、『シリコーン』に加工して『スタンド』の拳から生み出せる。
一度に生み出せる『シリコーン』の量は最高で『バケツ一杯分』。
物を殴っても拳からも出る。
『珪素樹脂』等の『シリコーン』に加工すれば、『耐熱性』『耐電性』に優れる。
硬度や色に関しては加工する『シリコーン』次第。

『オール・アポロジーズ』
パワー:C スピード:A 射程距離:E(能力はA)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B

242 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/16(金) 00:44:39
>>239
あ、子育てはこの前やったから、
代わりにお願いね。

243 結城『カシアス』 :2008/05/16(金) 00:45:56
いいけどもさ… というわけで『子育て』任務

244 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/16(金) 01:16:07

エピソード3.1:『こんばんは、赤ちゃん』

245 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/16(金) 01:17:21

二人の『参加者』は、
『玉科』という男から依頼を受け、集められた。
『玉科』は胡散臭い男だったが、
『スタンド』絡みの仕事の斡旋をやっているらしく、
報酬などはきちんと支払われる。

そして、今回の依頼は、
『2時間』だけ自分の赤ちゃんを見て貰いたい、
という『女性』の依頼。
『女性』は大事な用があって
その時間、赤ちゃんを見てられないそうだ。
ただし、赤ちゃんの『父親』
……『女性』の元『夫』が、赤ちゃんを奪いにくるかもしれない。
そうなったら、何が何でも止めて欲しい、との事。
ただし、出来る限り室内のものを
傷つけて欲しくない事も言われている。もちろん赤ちゃんも、だ。
倫理的に考えて、『元夫』も最悪でも後遺症が残らない程度に
『痛めつける』くらいが最善だろう。
『報酬』は『100万円』で、
何か弁償しなければならなかったらそこから引かれる。

二度目の『依頼』。「また用事が出来ちゃったのよね…」
と『母親』は言う。

246 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/16(金) 01:18:39

5月29日、午後八時…。
『参加者』の二人は、『女性』の住む、
七階建てのマンション『グランドメゾン古道』の一室、
三階の『303号室』へとやってきていた。
『生後11ヶ月』の赤ちゃんを慣れない
手つきで面倒を見る二人。
だが『母親』不在の為か、『赤ちゃん』は、
むずがってしまい、二人に対し、けして懐こうとはしない。

てんやわんやだったが何とか残り『20分』。
何事もなく終わるか、と思ったその時―――――。

『ピンポーン』。
『玄関』のチャイムが高らかに響き渡る………。

247 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/16(金) 01:20:10
<補足>

☆基本的に二人と赤ちゃんは『居間』を用いている。
『居間』以外の部屋には二人は居間のところ、入っていない。
(地図上の情報はPL単位で得ているもの)
☆赤ちゃんは『美沙(みさ)』ちゃん。
女の子で『生後11ヶ月』。
☆『美沙ちゃん』に関するグッズ、
『オムツの予備』や『衣服』、『玩具』などは
『居間』の『押入れ』に入っているらしい。
『哺乳瓶』や簡易な『ベビーベッド』、
いくつかの『玩具』はすでに、床に並べられている。
☆『美沙ちゃん』は『寒がり』らしく、
『エアコン』での『空調』のほかに、
『電気カーペット』をつけておいてほしい、
と『女性』に言われている。
☆『美沙ちゃん』はTVが大好き。
お気に入りのDVDがいくつか
TV台の棚に用意されているらしい。
☆以下に示す『地図』には、細かい備品までは
書かれていない事に注意する事。

【『グランドメゾン古道』の間取り・全体図】
ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080513074513.jpg
ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080511225813.jpg

248 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/16(金) 01:22:39
<これまでの登場人物>

【葉山鏡(KYO)】
今回の参加者。詳細は>>241

【結城 美葉】
今回の参加者。詳細は>>239

【玉科(たましな)】
『スタンド』にまつわる事件をどこから仕入れてきて、
それを解決する事で生計を立てているらしい。
つかみどころのない男。
今回の参加者に『依頼』を仲介してきた。

【鳥越みずほ(とりごえ みずほ)】
『玉科』に『依頼』した女性。
その『依頼』が『KYO』と『結城』に回ってきた。
『玉科』に20代前半ではないかと推測される。
今回で二度目の『依頼』。

【『美沙ちゃん』】
『鳥越みずほ』の『赤ちゃん』。生後11ヶ月。
今回の依頼の守るべき対象。

【『元夫』】
『鳥越みずほ』の『元夫』。31歳。
『美沙ちゃん』を『鳥越みずほ』から奪おうと
画策しているらしい。『KYO』と『結城』は
彼の写真を『玉科』からもらっている。
『よく分からない「人形」を使って「赤ん坊」を
奪おうとする』とは『鳥越みずほ』の弁。
ちなみにこの『人形』は、『鳥越みずほ』が居ると、
そんなに悪さは出来ないらしい。
七三分けの気弱そうな男。

249 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/16(金) 01:25:00
<参加者その1>

名前:葉山鏡(KYO)
性別:女
年齢:20歳
職業:学生・本屋のアルバイト
スタンド:以下
持ち物:日用品。バッグにはガムと明治の板チョコが入ってる。
    幻のソードブレイカー3巻も何故か入っている。

名前:葉山鏡(KYO)
性別:女
年齢:20歳
職業:学生・本屋のアルバイト
スタンド:以下
持ち物:財布、ソードブレイカー1巻


岩石中に多量に存在し、地殻中の存在量は酸素に次ぐ
原子番号一四『珪素』を集める能力。
集めた『珪素』は、『シリコーン』に加工して『スタンド』の拳から生み出せる。
一度に生み出せる『シリコーン』の量は最高で『バケツ一杯分』。
物を殴っても拳からも出る。
『珪素樹脂』等の『シリコーン』に加工すれば、『耐熱性』『耐電性』に優れる。
硬度や色に関しては加工する『シリコーン』次第。

『オール・アポロジーズ』
パワー:C スピード:A 射程距離:E(能力はA)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B

250 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/16(金) 01:26:56
<参加者その2>

名前:結城 美葉
性別:女
年齢:17
職業:学生
スタンド:『カシアス』
持ち物:携帯電話、財布、コンパクトミラー、ペンとメモ


人差し指の先についてる噴射口から『スプレー』のように
液体を撒き散らし浴びたものをガチガチに固めてしまう『能力』。
その『強度』は大人の自由を奪うまでには到らないがなかなかのもの。
ただし、ガチガチに固められたものも水をかければ元通りに戻ってしまう。

『カシアス』
パワー:D スピード:B 射程距離:B
持続力:B 精密動作性:D 成長性:E

251 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/16(金) 01:29:56

『ピンポーン…』

響く『チャイム』に顔を見合わせる二人。
これが例の『元夫』だろうか?
どうするべきか……。



『ぶひひひひひひひ』

……『オムツ』を替えていた『結城』の顔に、
『美沙ちゃん』の『糞尿』が炸裂する。
……『チャイム』の音に反応したのだろうか、
限りなく前向きに表現するなら………元気な子だ。

252 結城『カシアス』 :2008/05/17(土) 00:24:23
>>251
「ちぇ…!なんだコイツは……いやいや言っちゃいけないか。」

『美沙ちゃん』のお尻を拭きつつ、

「来たか。『KYO』、出てきてよ。
とりあえず名乗らずに話させるだけ話させて。」

と言う。
拭けたらオムツをつけてあげる

253 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/17(土) 00:27:41
>>251-252
鼻をつまみながら答えてみよう。
結城は………見なかったことにする。

「どちらさまですか」

254 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/17(土) 07:54:44
>>252
『結城』は、
『美沙ちゃん』のお尻をたどたどしい手つきで
拭きつつ、オムツをつけるのに奮闘する。
…『糞尿』は『結城』の顔についたままだ。

>>253
『KYO』は、
『玄関』のドアの近くにある『インターフォン』を用い、
来訪者に声をかける。(『インターフォン』は、
TVモニターがついていない受話器だけのタイプ)

「……あ、『みずほ』? …また来ちゃったんだけど。
今日も入れてくれないのかなあ」

『気弱そうな声』が響く。

「………んんん? 『みずほ』の声じゃあないな。
………誰ですか? 貴女は?」

255 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/17(土) 08:36:46
>>254
「あたしは友達です。
今みずほは美沙ちゃんのオシメ変えてますが。」

「あえて聞きますけど、どちら様です?」

256 結城『カシアス』 :2008/05/17(土) 13:12:26
>>254
「赤ちゃんはミルクしかのんでないからうんこ臭くないんだよ…。」

『KYO』を横目で睨んでおく。

「…でも精神的にムカつくから拭くか…」

あればタオルで、なければティッシュでうんこを拭いておく。
それとテレビをつけて『美佐ちゃん』の気を散らしておこう。

257 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/17(土) 20:37:12
>>255

『KYO』が、
そう言うと、僅かな沈黙の後、

「あ。ああ、お友達ですか、失礼しました。
私は、『みずほ』のおっ…………
いや、『美沙』の父親と言った方が今は正確か…。

『みずほ』、居るんですね? ちょっと代わってもらえませんか」

>>256
『結城』は、
やや深刻な『被害妄想』から来る台詞を吐いた後、
タオルで顔の『糞尿』を拭き取り出す。
(現在、『結城』が居る『居間』と、
『KYO』が居る『玄関』の近くは、『ドア』で隔たっており、
『KYO』の話し声は、よほど注意しないと聞こえない状況。その逆もしかり。
よって『KYO』を横目で睨む事は不可能である上、
そもそも『KYO』は『結城』について一切の言葉をかけていない)

『結城』は『美沙ちゃん』のお気に入りらしい
『ネコドラくん』のアニメをDVDで流し始める。

「『君』は、『本当』に、『バカ』だな……」

『ネコドラくん』が『主人公』に対し
この世の『軽蔑』を全て詰め込んだような台詞を
言い放つシーンから、物語は始まっている。

258 結城『カシアス』 :2008/05/17(土) 22:50:48
>>257
「………まあいい。」

「ほーら『美沙ちゃん』、ネコドラくんですよ〜〜〜。」


『美沙ちゃん』の体を持ち上げてTVの正面に移動させる。

259 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/18(日) 00:28:20
>>257
「ああ、えーと元旦那さんですね。わかります。
ちょっと1分ぐらい待っててください。」

廊下を移動し、玄関の扉の外にわざとギリギリ聞こえるように

「みずほ〜〜〜〜
さっき話してた人来てるけど〜〜〜」

の後、移動音。玄関前廊下からは動かないが移動音。
これで2分稼ぎます。

260 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/18(日) 01:16:46
>>258

『結城』は、

『ズィィィィ』

『美沙ちゃん』を持ち上げ、TV前に移動させる。
むずがる赤ん坊という性質の悪い爆弾も、『興味のある幼児向けキャラクター』
という優秀な爆破物処理班にはなかなかに弱いらしく、
その効果はてきめんだ。口を開き、じっと画面に集中し始めた。

>>259

『KYO』は、
愛想よくそう答えると、小技で時間を稼ぎ始める。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

1分……、2分…………。
『時』は、零れた砂のようにぽろぽろと流れていく。

261 結城『カシアス』 :2008/05/18(日) 01:46:54
>>260
「所詮は赤ちゃんね。」

とりあえず一緒に見る。


タオルは手元に置いておく。
それとクッションか何かあったら『カシアス』に取りに行かせる。

(まあ準備しておかないとね)

262 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/18(日) 21:13:49
>>260
1分30秒ほどで戻ってくる音を廊下端から演出。
倍の時間待つと人は苛立ちを覚える。30秒なら日本人の許容範囲。

「すいません、やっぱり駄目みたいです。
理由は・・・・えーと私から言うのも野暮ですよね。
帰ったほうがいいと思いますけど・・・・何かありますか?」

263 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/18(日) 21:58:03
>>261

『結城』は、
『ソファ』の上にあった『クッション』を
『カシアス』にとってこさせた。

その後、一緒に『ネコドラくん』を観る。
『猫型ロボット』に罵倒された『主人公』が、
床に伏せ泣き崩れるシーンが流れる。

「ちくしょう…ッ なんでこのオレがあんな機械に…ッ」
哀愁が、どこまでも漂う。

>>262

『KYO』は、
冷静にささやかな時間稼ぎを行った。
そして、『気弱そうな声』は、

「……そうですか。まあ、しょうがないですよね」

と諦めたような口振り。

「………ところで、貴女のお名前は?
『みずほ』とはどういったお友達で?」

264 結城『カシアス』 :2008/05/18(日) 22:09:25
>>263
玄関の声は聞こえるのだろうか?

「何気に面白いけど、これを好きな赤ちゃんというのも将来不安だなあ…。
美沙ちゃん、面白いかい?」


『美沙ちゃん』の顔を覗き込んでみる。

265 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/18(日) 22:17:10
>>263
「『佐川KYU』と申します。
職場の同僚ですが・・・・・・それが何か?」

しれっ。

一応玄関の覗き穴から外を見る。

266 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/18(日) 22:46:44
>>264

『結城』が、
『聞き耳』を立てる事に『集中』するならば、
玄関のやりとりはおぼろげながら聞こえてくるだろう。

『結城』が、『美沙ちゃん』の顔色を見ていると、
わずかながら口元に笑みが浮かんでいる。楽しいらしい。

『ネコドラくん』では、
「……アイツ……、目にモノを見せてくれる…ッ」
『主人公』の目に『復讐』の炎が戯画的に浮かんでいる。

>>265

『KYO』は、『気弱そうな声』の返答を聞く。

「『職場』……。『同僚』………。
あ、ああ、はい。分かりました。
そうですか………」

聞きながら、覗き窓から外を見やる。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

誰も、『居ない』。
『気弱そうな声』の話が続いている最中に覗いたにも関わらず、だ。
(『インターフォン』の受話器はギリギリだが、
それを持ちながら『覗き窓』を覗く事が可能)

267 結城『カシアス』 :2008/05/18(日) 22:51:25
>>266
「……無理か。集中してたら子守できないもんな。」

「このまま終わるまでは持ちそうだな〜。
30分アニメだっけ?4本で終了?まだあるよね?」


ビデオラックに『ネコドラくん』がまだあるかチェック。
あれば長編(劇場版とか)をチョイスしておきたい。

268 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/18(日) 23:01:46
>>266-277
「もう宜しいですか?」

相手が何も答えなければ切るが、
とりあえず返答してきたら置いておこう。
玄関先まで届くなら、受話器をもったままリビングの移動も可能だろう。
受話器の口を手でおさえて声をもれないようにしつつ、かつ小声でえーと
名前忘れたがカシアスの人・・・・・確か結城に話す。

「来たっぽい。
元旦那。でもなんていうか・・・・・外に居ないんだけど。
声だけするっていうか・・・・・どう思う?
私ちょっとよくわかんないっつーか、どう思う?」

269 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/18(日) 23:08:48
>>267-268

『KYO』が尋ねると「ああ、はい」
『気弱そうな声』は途切れる。
『受話器』は、『リビング』の『ドア』のちょうど
目の前程度までしか『線』が伸びない。
『ドア』は開けられたので開けて、『結城』に、
『元夫』が来た事、一見、外に居ない事を語った。

『結城』は、『ネコドラくん』を
チェックしつつ、それを聞く。
『ネコドラくん』シリーズの『DVD』は一通り揃っているようで、
最新映画、『ネコドラくん 〜未来に希望などない〜』もきちんとあった。

270 結城『カシアス』 :2008/05/18(日) 23:22:44
>>269
「はぁ?声がするけど見えないって言われても…幽霊かなんかってこと?
まあともかく玄関ドアはあけちゃダメでしょうね。
それと話しかけ続けてよ、声がすればそこに居るわけだし。」

「あと一応外を見続けて。ただ角度的に悪かっただけかもしれないし、様子伺って悪いこと無いし。」


時期的に真ん中あたりで上映された映画のDVDを取り出しておく。

271 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/18(日) 23:25:23
>>269-270
「もう切れちゃったみたいよ」

結城の言葉を聞いて、
玄関の覗き穴をもう一度見に行く。
何も居なければ、廊下の左右の扉を一度両方開けて何の部屋か見ておきたい。

272 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/18(日) 23:38:45
>>270

『結城』は、
『KYO』に指令を下し、自分は『DVD』探しに勤しむ。

『ネコドラくん 〜地獄まで迷いなし〜』
『ネコドラくん 〜人生の迷宮〜』
『ネコドラくん 〜悲しいのは生きているから〜』

揃っている。

TVで流している『ネコドラくん』では、打倒『猫型ロボット』の為、
『主人公』が『高慢なお金持ち』や『暴力沙汰の多い男』、『ヒロイン』達に
空き地で土下座しているシーンが延々流されている。

>>271
『KYO』は、
『結城』の指令の元、もう一度『覗き穴』を覗く。
相変わらず何も居ないが…、よくよく観ると、
気になる『モノ』が床に落ちている。

それは、『今時使えるのか?』というくらいの、
かなり旧式の『携帯電話』だ。
10年くらい前の代物ではないだろうか。

273 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/18(日) 23:47:11
>>270

ふと『結城』は、声を聴いた。

『ヤッパリナ! ダウトッ!』

『天井』から。

観ると、『照明』(傘がぶら下がっているタイプ)の上に
幼児が戯れに作ったような形の奇妙なヴィジョンの人型が居座っている。
『10cm』ほどのミニサイズが『一匹』。

『嘘ツキヤガッテ! 「ミズホ」ニ「同僚」ナンテイネェェェ!!!
テメェラ……… ワカルゾ! 「誘拐」ダロッ!!!』

キーキー甲高い声が『結城』の耳に飛び込む。

274 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/19(月) 00:00:22
>>272
「これは携帯電話ですね、わかります」

スタンド発現。
外に出るのもどうかと思うので、
スタンドの指先から練成したワイヤー状のシリコンロープを使い、
外の携帯電話を郵便受けの穴を通して拾いあげる。
数本うまく使えば取るのも、もってくるのも可能です。
アパートの郵便受けに携帯は入ります。
10年前の携帯電話でも通るのは『昔やりました』。
20年前は知りません。KYOの年齢は20歳です。

275 結城『カシアス』 :2008/05/19(月) 00:06:33
>>273
「!! なんだと…あれは『スタンド』じゃん!!
おいKYO! スタンド使いだ! どこの誰だかわかんないけど!」

「それと、『誘拐』じゃなくて『子守』だ! 勝手に勘違いするんじゃねーーー!!」


『カシアス』の『スプレー』をそのスタンドに飛ばす。
『美沙ちゃん』が声に反応したりはしているだろうか?

276 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/19(月) 00:19:33
>>274

『KYO』は、
『スタンド』を用い、『シリコンロープ』を作り上げ、
『携帯電話』を回収する作業に入った。

『・・・・・・・・・・・』

『携帯電話』を『シリコンロープ』に引っ掛け、
今まさに手元に持ってこようとしたその時。
『結城』の声が耳に響く。
なにやら『スタンド』などと言っているようだが…。

>>275

『結城』は身構え、

『ピシャァァァァァ――――』

『スプレー』を繰り出す。

『ジャア何デ嘘ツイタンダヨォォォ!!! 盗人猛々シイッ!!』

『スプレー』を食らう間際に『照明』の後ろに隠れる『スタンド』。
『美沙ちゃん』は、『スタンド』の声、
そして姿に反応して、興奮している様子だ。

(『スプレー』の射程距離・およびスピードを教えてほしい。
不明なら、今フリミでは『スピードB』の『2m』ほど。
ただし『スプレー』は拡散する為、距離が離れるほどつく量も減る、
と定義する)

277 結城『カシアス』 :2008/05/19(月) 00:36:05
>>276
「『嘘も方便』ってね、つく理由がこっちにはあるのさ!
例えばテメーみたいな怪しい奴が不法侵入しないように、とかなッ!」

『スプレー』は続行、結城本体は『美沙ちゃん』を抱き上げて守る姿勢をとる。
そうしてから、『カシアス』を『照明』を回り込ませるように移動させ、『スタンド』に『スプレー』を浴びせる。


(『スプレー』の性能に関しての説明は無いので速度や距離はGMに一任で)

278 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/19(月) 16:57:30
>>276
「マジすか。でも5秒ウェイト。」

とりあえず携帯電話は回収。
回収したら即開いて中をチェック。
着信か履歴だけ2秒で見る。

とくにヤバげでなさそうならリビングへ。

279 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/19(月) 21:11:00
>>277

『結城』は、
『美沙ちゃん』を守るように抱きかかえる。
が。
『興奮』しているのか『美沙ちゃん』は、
もがき、『結城』の身体から逃れようとしていた。

『プシャァァァァァァ』

『カシアス』は、動きながらの『スプレー』噴射を止めずに、
『照明』裏に回りこむ。『照明』を足場に逃げ惑う『スタンド』だが、
徐々にその身体には『スプレー』がかかっていく……。

『テ、テメェェェェ!!!』

と。
『照明』から急に、『何か』が出てきた。

一言で言えば『砂嵐』の『トンネル』といったところだろうか。
直径15cm程度の丸太のような、白黒で彩られたノイズの『円柱』が、
『照明』から伸びていく…。その先には『エアコン』があった。
(『照明』は『テーブル』の上、『エアコン』は
『ベランダ』への窓への上部にとりつけられている)


「じゃ、『ミサイル』でもうちこんでやるか…」
『ネコドラくん』の『笑み』が、不敵にTV画面に映し出される。

280 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/19(月) 21:15:18
>>278

『KYO』は、
手早く『携帯電話』を回収する。
古めかしい『携帯システム』に僅かに戸惑ったが、
すぐに『着信履歴』を見る事ができた。

『最新履歴』は5月29日、午後8時43分。
名前は……『自分』 と、映し出されている。

281 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/19(月) 21:18:40
>>280

『午後8時43分』…!?
『KYO』は目をこすってもう一度見た。

『最新履歴』は5月29日、午後9時43分。
名前は……『自分』 と、映し出されている。

……要はつい『先程』、という事だ。

282 結城『カシアス』 :2008/05/19(月) 23:13:24
>>280
「…なんだかわからんけど、エアコンに伸ばしたいみたいだな!
ちょっと遅いよ!」


『エアコン』にむけて『スプレー』を発射、エアコンの通気孔とかのすき間を埋める。
『美沙ちゃん』はしっかりと抱きなおす。

283 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/20(火) 09:01:32
>>281
「『ピポパポピポパ』・・・・・るー」

『自分』に対し発信。
電話の主が出たらまず「キリンさんが好きです」と
甲高い声で言ってやろう。動揺するかもしれない。

しつつ、リビング前の扉から中を見る。幽鬼(カシアス)が何と戦っているか。
同時にスタンドでシリコンの釣り糸を作成。
先は硬いシリコンの20センチほどの針で、糸は先ほどのロープを使用。
長さは3メートル。もちろんまだ伸ばせる。

284 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/20(火) 22:08:14
>>282

『結城』は、
『カシアス』の『スプレー噴射』を『エアコン』に切り替える。
通気孔の隙間を『スプレー』で固めていく…。

その隙を見計らってか…。

『キキキッキィッ』

『照明』に居た『スタンド』が、
『砂嵐』の『トンネル』に潜り込む。

『ゴ ボ ォォ ォ ォォ 』

『トンネル』は、『流水プール』のように『スタンド』を
『照明』から『エアコン』まで運び込む。
そして、『スタンド』は『エアコン』にぶつかる…、
と思いきや。
吸い込まれるように、その身を『エアコン』に『潜り込ませる』。

『ソウシンカンリョウ』


事態に警戒する『結城』。
と。
突然、強い力で『結城』本体が押された。

咄嗟の事で何があったのか良く分からないが、
『美沙ちゃん』の方から力が加わり、『結城』は
『TV台』の方へ弾き飛ばされる。
『美沙ちゃん』は、その反動で、
『ソファ』の方へ吹っ飛んでいる。

285 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/20(火) 22:22:45
>>283

『KYO』は、
『携帯電話』にて『自分』という登録名にダイヤルする。
「…はい」

聞き覚えのある声。先程の『気弱そうな声』だ。

「キリンさんが好きです」

『KYO』の甲高い声が響き渡る。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『カチャリ』 切れた。


それはそうと。
『KYO』は『シリコン』の糸を作りつつ、リビングの『ドア』を開ける。
ざっと中を確認し、状況を見極める。

中では、『照明』から『エアコン』まで繋がる、
謎の『トンネル』が見られた。
直径15cmほどのそれは、
『TV』の『砂嵐』のような彩りの半透明の『トンネル』だ。
(『照明』は『テーブル』の上、『エアコン』は、
『ベランダ』へ続く窓の上部に存在する)
『結城』のスタンド『カシアス』は、なぜか、
『エアコン』の『通気孔』あたりを重点的に『スプレー』している。

それと同時に、今まさに『TV台』の方へ、大きく吹っ飛ぶ『結城』。
そして、『美沙ちゃん』は、『結城』とは反対に『ソファ』方面へと
吹っ飛んでいっている。

286 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/20(火) 22:33:53
>>285
赤ん坊が大変だ。あ゛がんboo。

「『オール・アポー』」

本体で多少接近しつつ、
スタンドでソファに突進する赤ん坊を包む。
キャッチではない。手から出る柔らかい樹脂リコンが膜で捕獲する。
赤ん坊が自らなんとかできるとは思わないからだ。

だが問題はそれじゃない。
携帯電話。いきなり切りやがって。
エンドレスにかけて集中力を乱してやる。


「ピポパポプペポ・・・・ドゥーン。」


今度はちゃんと会話してやろう。
自分で自分を着信拒否にする間抜けにするのもいいが。

287 結城『カシアス』 :2008/05/20(火) 23:04:22
>>284
「なんだって…うわッ!!」

身を翻して真正面からTV台に突っ込んでいくのは避けたい。


「…いてて……。」
赤ちゃんから風が吹いてきたぞ今…あの赤ちゃんが中継点なのか?それとも…。」


とりあえずTV台から身を起こす。
そして相手の出方を待つ。

288 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/20(火) 23:40:45
>>286

『KY0』は、
素早く『美沙ちゃん』に駆け寄り、

『プワワワワァーーー』

『樹脂シリコン』作成により、『美沙ちゃん』を
優しく包み込む。『美沙ちゃん』は、
『オール・アポロジーズ』が抱え込んでいる。
『美沙ちゃん』はビックリした様子で、辺りを見回している様子だ。

『KYO』は、一息つくと、『携帯電話』をかけ直す。
呼び出し音が鳴り出した、その時…………。

『エアコン』から、一直線に『オール・アポロジーズ』に向かい、
『砂嵐』の『トンネル』が迫ってくるのが見えた。
『エアコン』から、『オール・アポロジーズ』の距離は1.5mほど。
ドキドキの『至近距離』だ。

289 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/20(火) 23:44:52
>>287

『結城』は、
身を翻そうとするが、余り効果は無く、
身体を『TV台』に打ち付けてしまう。
『怪我』とまではいかないが、背部に『痛み』が走った。

『美沙ちゃん』の様態を確認すると、
『KYO』の『スタンド』が、『美沙ちゃん』を
『シリコン』の膜で覆いつつ、キャッチしていた。
しかし、その『スタンド』に、『エアコン』からの
『砂嵐トンネル』が迫っている…。

290 結城『カシアス』 :2008/05/21(水) 23:59:12
>>289
「ぐえ……。」

ぐったりする。でも、視線は上げて敵を見失わないようにしておく。
動けるなら、落ちているビデオを『砂嵐トンネル』に投げつけてみる。

291 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/22(木) 12:07:43
>>288-290
「あ、ビデオ代は結城の給料から払ってもらうから」

「美沙ちゃんは砂嵐バブバブで危ないでちゅから
離れてまちょうね〜〜〜依頼主のお母さんももうすぐ帰ってきまちゅよ〜〜」

そう言って樹脂入り美沙ちゃんはスタンドからKYOに手渡し。
電話は通話状態のまま放置。樹脂で包んであるので暴れにくいしキャッチしやすいのです。
と、手空きになった『オール・アポロジーズ』はトンネルにシリコン射出。
形は・・・・コンドームっつーか、まあ・・・そんな形。トンネル=×××。
迫ってくるトンネルの口部分を柔らかい樹脂シリコンで塞ぎつつ、トンネル全体をぴったり包む。
これなら破壊されて飛び散っても家具が壊れないし、またトンネルの口から何かでてきても
若干ゴムのような性質なので攻撃の正体(形)をつかめつつ、ゴムの力で阻害できる。

本体はそれでもなお離れますけどー。危ないでちゅから。

292 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/22(木) 19:10:31
>>290

『結城』は、
ぐったりした。

視線は『敵(?)』を追おうとするも、
肝心の『敵』がどこにいるのか……。
いや、よく視れば、『砂嵐』の『トンネル』内に、
『何か』が入っているのが見える。先程見た『スタンド』だろう。
『スタンド』は、『砂嵐』が迫り来る勢いと共に、『KYO』に近付いていた。

『結城』は、『DVD』を『砂嵐トンネル』に投げる。
(『ビデオテープ』はこの家には存在しなかった為の代替行動。
レスが意味するのが『ビデオデッキ』の事ならば、
位置的にも体勢的にも咄嗟には『不可能』)

しかし『DVD』は、『砂嵐トンネル』を無情にすり抜けた。

293 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/22(木) 19:22:33
>>291

『KYO』は、
咄嗟にそれらの行動をこなそうとする。
さて。どの程度行動は成せたのか?
結果を一つ一つ見ていってみよう。

1.まずは、『美沙ちゃん』の『スタンド』→『本体』の手渡し。
  これは何とかこなす事が出来たが、
  その時に『携帯電話』は、落としてしまう。
  『そういえば、作っていた『ロープ』はどこへ行ったんだっけ?』
  『KYO』は一瞬そんな事を考える。

2.『オール・アポロジーズ』は極めて『傍に立つ』タイプ(射程E)。
   咄嗟の対応な事もあり、『スタンド』と『本体』の位置は、
   平日午後5時の山手線の車両内くらいに近い状態を保っている。

3.『ドシャァァァァァァァ』
  『美沙ちゃん』を『本体』に手渡した矢先の『オール・アポロジーズ』は
  『シリコン』作成に間に合わないッ!?
  『砂嵐』の『トンネル』が激突するッ!!!

294 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/22(木) 19:33:34
>>291

と。思いきや。

『シャンシャンシャーーーン』

流石の『オール・アポロジーズ』。
しっかり『シリコン』作成は間に合っていた。
『コンドーム』にも似た『シリコーン』の膜が、
『砂嵐』の『トンネル』の入り口を塞ぐ。

と、同時に…

『シャァァァァァア』

『トンネル』はあっさりその姿を四散させ、朽ちていく。

           そこからは…………『ドテッ』

怪しい『人形』のような『スタンド』が入っていたようで、
『カーペット』の上に落ちていった。
どうやら『予想』以上の効果をあげたようだ。

『ナ、ナンナンダ ソノ『膜』………実ニ高性能ジャネェカッ!』

そんな風に悔しがる『スタンド』に対し、
『ニンマリ』した女が居る。

そう、『美沙ちゃん』だ。
『美沙ちゃん』が『スタンド』に、手を伸ばそうと暴れだしていた。

295 結城『カシアス』 :2008/05/22(木) 23:08:44
>>292
「よくわかんないけど効いてるみたいね。」

起き上がる。

「あたしの『スプレー』じゃあんたや美沙ちゃんまで固めちゃうな。
あんたの『シリコン』でそのスタンドを動けなくして無力化できない?」

296 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/22(木) 23:58:47
>>293-295
「え?だってベタつくだけでしょ?
むしろやっちゃってアタシのシリコンで捕まえればいいんじゃないの?」

適当な考えを言ってみた。
そして給料泥棒の結城の代わりに赤ん坊の面倒も見つつ言う。

「バァブ、駄目でちゅよ美沙ちゃん、それパパ。(たぶん)
噛んだら再起不能でちゅよ。ママもそれは望まないでちゅよ。」

美沙ちゃんをスタンドから大きく離す。
釣り糸は指でかるくひっかかってありまちゅ。
を落ちたスタンドの足の辺りにパシュッ。投げて刺す。(先っぽは針)
コンドーシリコンの性能理由はとりあえずいいです。
今は落ちたスタンドが『実体化しているか』と、何か動きがないかを観察。
何かしてもしなくても、すぐに動けちゅ。赤ん坊の動きも含めて。

297 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/23(金) 00:11:35
>>295

『結城』は、
起き上がる。

298 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/23(金) 00:27:43
>>296

『KYO』は、
『美沙ちゃん』を遠ざけながら、
『人形のようなスタンド』の『捕獲作業』に入る。
『釣り糸』を構えた。

『クゥゥゥゥ…ッ』

『人形のようなスタンド』は
睨みつけるように『KYO』を見ている。
『人形スタンド』は実体化していない様子だった。


『バァンッ』

……次に起きた出来事は一応『KYO』の想定内にはあっただろう。
だから、『美沙ちゃん』から出るスタンドの『腕』を確認する事は出来た。
しかし、生身の『KYO』が『抱きかかえた』状態で、確認以外の対応は難しい。

『腕』は『KYO』を押しのけ、その『反動』で、
『美沙ちゃん』を『KYO』の手から離させる。
『KYO』は後ろに吹っ飛び、(リビングドアの方へ)
その一方、『美沙ちゃん』は、
『人形のようなスタンド』の方へ飛んでいく。

「あやややや」
これは『美沙ちゃん』の声。

「これはまごう事なき『戦争』だッ!
それも『愛』ゆえのッ!」
これは『TV』の『ネコドラくん』の声。

299 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/23(金) 00:50:40
>>298
「あちゃー駄目でちゅよ美沙ちゃーん(チャーン)」

ぶつかる痛そうなものはドアぐらいだから対処はしないが意識はしておいて
吹っ飛びながらスタンドで釣り針を人形スタンドに向けて素早く放つ。
ここからは相手の出方次第だけど・・・・・
まず初期の目的は釣り針で刺して捕まえて、
赤ん坊と接触させないよう、人形を離すように結城側へ放る。
ただし3通りの邪魔が予測される、のよね〜〜。

まず人形本体が釣り糸を避けて赤ん坊を連れ去ろうとした場合。
次に人形が針をトンネルや打撃ではじいた場合。
最後に進路沿いにきた赤ん坊のスタンドが、糸を掴むかはじいた場合。

全ての場合において、視認したと同時に行動。
『オール・アポロジーズ』は・・・・生み出したシリコンからさらにシリコンを練成できる。
釣り糸の糸をスタンドで再度殴ることで・・・・・
釣り針もしくは糸の途中から、さらに捕獲ようの針か網を数本作成。
敵の攻撃に合わせそれで対応し、捕らえる。
場合によっては赤ん坊に狙いをチェンジし、赤ん坊を離すために行動。
人形と赤ん坊両方を離すよう網で壁を作ることも可能。
だが赤ん坊は絶対に、そして人形も足先や手を刺す以外、なるべく傷つけず釣り上げる!
最悪・・・・・・・・トンネルで赤ん坊と人形が中に入り込んだら、針だけでも中に突っ込む。

300 結城『カシアス』 :2008/05/23(金) 01:07:28
>>297
「『砂嵐』はDVDを弾いたりしないんだったら、これで邪魔しておこう!
後ろに高速で逃げられるのが一番厄介だしね。」

>>287>>290でDVDを『スプレー』で固めておいた(メール欄)
そのDVD同士が固められて板状になったものを敵スタンドの後方に突き出す。
『砂嵐』で、もしくは普通に、後ろに逃げようとするとDVD板にぶつかり邪魔になるだろう。
もちろん『カシアス』の『スプレー』はそんなに強固に固められるものではないが、
『オール・アポロジーズ』の攻撃を避けるには厳しいほどの隙が生まれるはず。
後ろに下がらなければ…『オール・アポロジーズ』の餌食だ。(がんばれKYO!)

301 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/23(金) 01:31:30
>>299-300

『ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴ ゴ ゴ』

『美沙ちゃん』はきゃっきゃ。
笑いながら、『人形スタンド』の方へ飛んでいく。

『オットトト モトオット』
その小さな身体で何とか『美沙ちゃん』を受け止める『人形スタンド』。
ただし、ヨタヨタしており満足な移動は難しそうだった。
抱えたままでは到底逃げ切れないように思える。

そんな『人形スタンド』に、

『シャァ―――――ッ』

『蛇』のような『シリコン』の釣り糸が迫る。
『KYO』は、ドアにぶつかった背中の痛みを堪えながら、
二段構えの『シリコン』糸を『人形』に放っていた。

『人形』の後方からは『カシアス』が『スプレーDVD』を
『壁』のように『突き出していた』。

『人形』にとっては『絶体絶命』。
そんな状況にも見えるが……。

『ククククク 悪漢ドモ…スデニ俺ハ「ミサ」ヲ救ッテルンダヨォッ
俺ノ手ニ、「ミサ」ガ来タ時点デ……オマエラノ「企ミ」ハツイエタ……ッッ』

突然『カーペット』から湧き出た『砂嵐』が
『美沙ちゃん』と『人形スタンド』を
『ドーム状』に覆ったかと思うと、

『ズバンッ』

『人形スタンド』と
『美沙ちゃん』は
           ――――――――忽然と、『消えた』。

302 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/23(金) 01:39:55
>>301
「とりあえず110番しなきゃね。
ピポパポプペポ・・・・・・・どぅーん。」

さきほど落とした携帯を拾って『自分』発信。
まだ着信中なら、声を聞けるか探る。
あとテレビ、ついたままなら消しておこう。電気代の無駄。

「敵って電磁波か電波?操ってるのか知らないけど、
結城は適当に外見ておいて。まだ最悪でもマンション外か、
あるいはどこか中継地点があると思うけど。」

303 結城『カシアス』 :2008/05/23(金) 01:45:02
>>301
「あんた落ち着いてるな…。」

ベランダに走って外をざっと見回す。
動いているものがあったら目を留めてじっくりと観察する。


「『砂嵐』はとにかく移動するのに使うみたいだけれど、『送信完了』とか言ってたのが気になるわね。
エアコンに取り付いた?とき、そんなこと言ってたんだわ敵さん。」

304 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/23(金) 07:39:18
>>302

『KYO』は、
目の前の事態にも慌てず、『携帯』を拾い、
『自分』という名に電話し始める。
コール音。

それと同時に『TV』を消しに入る。
『リモコン』は、先程『結城』がTV台に当たった拍子に
どこかに行ってしまっていたので、直接『TV』の前に赴いた。

『カチャリ』

と。
『何者か』が『電話』に出た様子だ。

305 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/23(金) 07:53:05
>>303

『結城』は、
ベランダに走り、様子を窺う。
目の前には『道路』が広がっており、
何台かの『車』が路上駐車している。
そのうちの『一台』は『アイドリング』状態だ。

また、丁度『ベランダ』の正面付近の道路に
『電柱』が設置されており、なぜかその事が『結城』を不安にさせた。

『トゥイインン』

ほんの微かな『音』だ。

その『音』に振り向くと、見覚えのある『砂嵐』。
『カーペット』から浮かび上がるようにして出てきたそれが、
今まさに『ベランダ』の窓方面へと『突き進んでこよう』としている。


『KYO』はこの事に全く『気付いていない』様子だ。
もちろん助けの声をあげてもいいだろうが…。
それに気付いた『KYO』が対処する、
果たしてそれで『間に合う』のだろうか…?

『結城』の頭が『対処』を捜索する。

『KYO』がほんの先程言っていた事…、
      『母親』に頼まれたいくつかの事…。
            『砂嵐』は一体なんなのか…?
                    どうすればいいのか…?


『対処』を捜索する。

306 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/23(金) 12:57:16
>>304
「みずほさんの依頼を受けたものです。」

かろうじて『バブゥ』と言いそうになった欲求を抑える。(PLが)
ドナルドの笑い真似も最近は嵌っている。


電話に出ることによって結城は孤立してしまったが、
もし・・・!結城が何か同時行動をすることでこちらに指示を出したなら、
電話への集中はせず本行動はキャンセルされるかもしれない。
一人で出来るもん?チャーン。

307 結城『カシアス』 :2008/05/24(土) 00:24:39
>>305
「さっきなんか言ってたよね…電磁波とか電波とか。
そーいや敵は、最初電灯で、次がエアコン、電気カーペット…電化製品ばっかにまとわりついてるな。
だとしたら…KYO! 電気カーペットの電源を切って!スイッチわかんなかったらコードぶっ壊せ!」

結城はカーテンでも閉めよう。
窓に密着しないようにしておく。
それと『カシアス』は玄関に向かわせておく。

308 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/24(土) 00:52:37

>>306

『KYO』は、聞く。

「『みずほ』の…依頼?
そうか…『美沙』の『ボディガード』って
ところなのかな? 君たちは。

しかし…だったら『残念』だったね」

淡々と話す『気弱そうな声』が『KYO』の耳に届く。

「もう全て終わった。
『美沙』は僕の手に…
そして、

              『脱出』も今まさに………終わる」

その言葉のすぐ後くらい。
「電気カーペットの『電源』を切れ」といった
主旨の『結城』の指示が『KYO』の耳に届く。

反応する『KYO』。
………しかし。

309 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/24(土) 00:54:57
>>307

『結城』は、
『KYO』に指示を出す。
『確信』を持った力強い声。
おそらくその指示自体は、『正しい』。

……『結城』自らは、『カーテン』を閉め
『カシアス』は『砂嵐トンネル』など
ないかのように『玄関』に赴いていく。


『キュウィィィィィン』

僅かな差だ。

『KYO』が反応し、対処するまでにかかる僅かな時間。
遅刻しそうな女子高生のように、その僅かな時間も
『砂嵐トンネル』は待たなかった。

『トンネル』は、『カーテン』も『窓』もつき抜け、
『外』へと飛び出していってしまう………。

310 結城『カシアス』 :2008/05/24(土) 01:39:33
>>309
「あ……。」

カーテンと窓を開けて行方を見る。
『カシアス』はブレーカーを落して戻ってくる(スBだからすぐ出来るだろう)

311 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/24(土) 01:39:35
>>309
逃げられちゃった。
窓から完全に出て行かれたし。
今から追っても真の本体がマンション下で待ち構えているわよね。
間に合わない・・・・・・・・・・・・そう思うか?違うね。

「結城、糸を掴め!今すぐに!」

先ほど投げていた糸は外れてカーテン側の結城の足元にある。
KYOはドア側で倒れているが、結城が掴むと同時に、
『オール・アポロジーズ』の指先で最速にッ『糸を回収する』。
結城はそのへんの自分で粘着させた壁やエヤコンやらに触れてふんばればいい。
巻き取られた糸の勢いで・・・・・・・・窓まで吹っ飛び窓をブチ破る。

「もう窓ガラス代はいいや。
見ていたがトンネルの速度は充分視認できるし到達まで2秒はある。
そしてわかってるみたいだけど、電磁波のようなものに乗って移動できるけど
『絶縁体』に対しては電波自体が途切れるみたいね。ゴム製シリコンのように。」

吹っ飛んだ勢いでベランダの枠まで激突。
同時に『オール・アポロジーズ』で枠(手すり)などにラッシュ。
延長も利用しつつ、最大枠の樹脂製シリコンの防火シャッターを作り出し、
トンネルを外の電柱まで向かわないよう囲いこみ、戻す。
ある意味、安全ロープがあるので、こちらは外まで身体を投げ出してもいい。
まあ言い訳としては、結城にもっと前に言われた段階で身体は動き出してるだろうから、
それ+能力&スタンド速度のAと言い切りでギリギリ間に合うだろう?だけど。
もう一言。


「それとあの赤ん坊の行動と奥さんの発言・・・・なんか変じゃない?
気のせいなら・・・・・・・なんとなくアタシの仕事は終わるけどぉー。
夫婦円満ならそれはそれでいいし。」

312 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/24(土) 01:40:48
>>310
この人の行動は『何もなければ』なので、
たぶん年下なので言えばすぐ動いてくれます。
ちょっと待っていてください。

313 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/24(土) 02:08:31

「コラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ」

314 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/24(土) 02:18:11

『KYO』は様々な想定の元、フル回転で最善策を脳内で構築し始めていたが、
もっと『シンプル』な『着地点』が、すでに来ていた事に気付いた。

『携帯電話』を耳から離し、『時刻』を見やる。
現在、『PM10:00』ジャスト。
『子守戦争』の時間は、優しく終わりを告げている。


『バッ』


『結城』が『カーテン』を開けると、
そこには巨大な『孔雀』のような『鳥』が、
その姿を現していた。

バッサバッサと羽ばたく『羽』。
その『羽』に弾かれたのか、『ベランダ』には、
『人形スタンド』と『赤ん坊』が落下していた。

『イテテテテ』「あわわわわわ」

「コラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ」

『鳥』が『女性』の声で、
『人形スタンド』と『赤ん坊』を、叱った。

315 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/24(土) 02:19:34
>>313
『ガシャン』

窓をぶち破って逃亡。
そのための釣り糸。というか途中で壁とか触って作り出せるし。
悪い、結城、弁償しといて!

316 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/24(土) 02:20:27
>>314
「ちっ、失敗か!」

317 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/24(土) 20:42:22

そして。
『結城』の『無言』と、
『KYO』の『妄想』を他所に、

『カチャリ』

玄関の『ドア』から一人の女性が部屋に入ってくる。
この女性こそが……。

『「ミズホ」…』
『人形スタンド』が、『女性』、
いや『鳥越みずほ』を見つめている。

「結局、また……貴方は『失敗』したのね。
帰りなさいよ。『伝次』」

『みずほ』は、『軽蔑』と『悲哀』が
入り混じったような瞳で『人形スタンド』を見つめる。
その横顔からは何かを残念がっているような、
そんな雰囲気も読み取れるような気がした。

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

『美沙ちゃん』は、
『みずほ』をまず見て、
それから『人形』を見て、
そして最後に『KYO』『結城』の二人を見た。
その視線の裏には何か『懇願』のようなものを感じる。

318 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/25(日) 00:02:20
>>317
「ちょっと待ってクダサイ」

夫婦二人の会話にはさまってみる。


「本当に帰しちゃっていいんですか?」

319 結城『カシアス』 :2008/05/25(日) 00:08:46
>>317
「…美沙ちゃんが望む形が正解なんでしょうね。
あたしは知らんよ。」

320 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 00:33:31

『結城』は、呟き、
『KYO』は、異論を唱えた。

「……アナタは」
『みずほ』は、『KYO』を見据えて、口を開く。

「確か、この前も『ミサ』を守ってくれた人…かな?
アリガトね。今日も、ギリギリ『伝次』も捕まえる事が出来たし、
『報酬』は、ちゃんと支払っておくよ」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

「で? なに? ワタシに何か言いたいの?
本当に帰しちゃっていいんですか……って
一体、何が言いたいの?」

(『二人』へ。これ以上『レス』が必要なければ、
『メール欄』に「『終了』」を書き込んでおく事。
二人が『終了』した時点で終わる)

321 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/25(日) 00:40:24
>>320
「旦那さん(名前知らない)は間違っていたと思います。
今日のことだって・・・・・・」

「でも少なくとも美沙ちゃんを大切に思ってると思いました。
美沙ちゃんも、お父さんを好いてることは見てわかりました。
私達にはいっさい懐かなかったのに、
お父さんのスタンドにあんなにうれしそうに。
美沙ちゃんの将来を考えたら・・・・・・やっぱりお父さんもいないと駄目な気がします。」

「もう一度やり直すことはできないんですか?
美沙ちゃんのために。」


言うだけ言ってみるが・・・・
よく考えたら報酬はもう貰ってたしな。これがぬくもりだよの信徒みたいや。

322 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 01:18:05
>>321

『KYO』の語りを黙ってきく『みずほ』。

「それはね、まあ」

少しだけ唇を嚙んだ後、穏やかに切り出す。


「分かっていたよ、勿論。
この娘が…もしかしたらワタシよりも……
『伝次』の事を慕っているのはね」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

「でも、ワタシはね、コイツになんか戻ってほしくないんだ…ッ。
『リストラ』されたぐらいで不貞腐れて…。

こんなヤツに『ミサ』を任せられない…ッ。
こんな不甲斐ないヤツの『人形』が、
家に入るのすらおぞましいよ……ッ」

徐々に激昂していく『みずほ』。
しかし、彼女の中に渦巻く感情は単純な
『怒り』や『嫌悪』だけではないような気がする。

そして。
『KYO』は、うっすらと。
『元夫』の『スタンド』能力を理解した今、
今の『みずほ』の言葉に何か『違和感』を感じていた。

323 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/25(日) 01:26:52
>>322
「だったらなんでカーペットをつけるように言ったり、
エアコンのスイッチを入れっぱなしにしてとか言ったんですか?
旦那さんのスタンド能力を考えたら、
間違いなく侵入されるのに・・・・・・それを説明なしで。」

「意識してか無意識にかはわからないけど、
それが答えなんですよね?」


ヒラメが食べたくなってきた。

324 結城『カシアス』 :2008/05/25(日) 01:30:32
KYOの言うことを聞いている

325 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 01:33:35
>>323

「…………………」

『みずほ』は、『KYO』の言葉に口をつぐむ。

――――――そもそも。

『KYO』はぼんやり思う。
『用事』とは、なんだったのだろう。
『大事』な『娘』を『元夫』に狙われている状態で、
『赤の他人』に任せてまでいかなければならない『用事』。
自分さえ居れば確実に『娘』を守れるはずなのに…。

そこまで大事な『用事』があるのか……、あるいは。

あるいは?

326 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/25(日) 01:36:47
>>325
「用事なんてそもそもなかった。
旦那さんを美沙ちゃんに会わせる時間を作るための時間。
それが答えなんでしょう?」



ファイナルマンセー

327 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 01:44:01
>>326

「……ふう」

『みずほ』は、どこかふっきれた表情を浮かべる。

「そうだね。

そして、ワタシが決めた『2時間』という時間内に、
そして雇った『超能力者』の人たちを振り切って
『ミサ』をさらえるのなら、それだけの『度胸』と
『機転』と『精神力』があるのなら、ワタシはもう
『伝次』に『ミサ』を任せてもいいと思ってたんだ。

ワタシはそれでまあ『伝次』が自分の能力に
『自信』をつけてくれるなら……嫌われたってかまわないしね」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・』

「……『みずほ』」

『KYO』は自ら持つ、『携帯電話』から、
『気弱そうな男』の声が漏れるのを聞いた。

328 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/25(日) 01:45:27
>>327
携帯に言う。

「やりなおせますよね?
旦那さんも・・・・・・仕事も家庭も。
もうやれますよね?・・・・・ここへ出てきてください。」

329 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 01:56:52
>>328

『KYO』が『元夫』に語りかけると、
その数分後――――――。

『カチャリ』

『玄関』のドアが開き、
『元夫』、『鳥越伝次』が姿を現した。

「すまない…」

開口一番、『みずほ』に告げる『伝次』。

「『リストラ』された私は『ショック』で、
何事にも手につかなくなってしまった…。
結局愛想をつかされてしまった私は…、

『美沙』を奪う事で……
君に復讐しようとしていたのかもしれない」

『・・・・・・・・・・・・・・・』

「………まあお互い様だね。『リストラ』で
動揺してたぐらいで見放す事なんてなかったんだ。

                      ……ゴメンネ」


…あとは、他人が見ても余り面白くないツガイ同士の
『コミュニーケーション』が続くだけだと推察される。


『美沙ちゃん』が
『きゃっきゃ』
『きゃっきゃ』と、笑っている。

330 KYO『オール・アポロジーズ』 :2008/05/25(日) 02:00:33
>>329
「 こ れ に て 一 件 落 着 也 ッ !」


『ドゴォッ!』

赤ん坊にはマークがガッデム!と彫られた樹脂シリコン製の
哺乳瓶キャップをプレゼントしよう。

331 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 02:13:54

『KYO』は『美沙ちゃん』に特製哺乳瓶キャップを『プレゼント』し、
『結城』と共に、イチャイチャの二人を尻目に、こっそり出て行く。

『美沙ちゃん』の体からスタンドの
『腕』がひょっこり飛び出しており、
風にゆれる『タンポポ』のように『二人』を見送った。

→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→

「つまりあの女の依頼は『失敗』するのが本当は『成功』で、
『成功』していた場合はあの女の本心としては『失敗』だったのか。

だけど今回お前らは『成功』して、更に『成功』にしたんだな。

…………言っててワケ分からんが、まあよくやった」

『玉科』に事の次第を報告する『二人』。
『報酬』は『100万円』に『依頼者』からの上乗せがあり、
更に『100万円』、つまり二人で分けても『100万円』らしい。


その後、『KYO』と『結城』と『一刻堂』は、
『鳥越みずほ』と『鳥越伝次』が『再婚』する、
というハガキを『玉科』経由で受け取った。

『KYO』は思う。
また『美沙ちゃん』に会う機会があれば、
『まずはご挨拶』、つまりは………。


               エピソード3:『こんばんは、赤ちゃん』⇒『了』

332 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 02:23:15
『人形』のような10cmほどの小さなスタンド。
『家電』などから発する『電磁波』を『具現化』させ、
更にそれに『スタンドパワー』を注入し、
『増幅』『形状変化』『操作』するのが能力。

『具現化』された『電磁波』は『TV』の
『砂嵐』のような半透明の形状となる。
この『電磁波』に『包まれた』(『トンネル』・『ドーム状』などで可)
ものは自らも『電磁波』に紛れて『電磁波』を
通すものの『透過』が可能になる。

直接相手や『スタンド』に浴びせさせる事により、
『電磁波過敏症』を引き起こさせる事も可能。

『フラッシュダンス』
パワー:C スピード:B 射程距離:A
持続力:D 精密動作性:C 成長性:D

333 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 02:23:55
『孔雀』のようなヴィジョンのスタンド。飛行可能。
『有害物質』の『遮断』が能力。
スタンドのキラキラと輝く『羽』が
大きく広がり、それが『遮断』を行う。

『有害物質』とは『人体』に一般的な『悪影響』を与えるもの。
例を挙げるならば『病原菌』や『撃たれた銃弾』など。
『スピード』のある『パンチ』は『怪我』の危険がある為、
『遮断』可能だが、ただ触れようとするだけの
優しいスピードは『遮断』されない。

『オーロラ・コンサルジェンス』
パワー:E スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A

334 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 02:24:58
極めて発展途上の『精神』から生まれた、
スタンドのいわば『基本形』。
人型である、という事しか定まっておらず、
発現するのもその『腕』のみ。
『本体』の『ストレス』そして『欲求』が、『精神力』の高まりとなり、
何かを『押す』という単純な行動で目的を遂行しようとする。

『?????』
パワー:不確定 スピード:不確定 射程距離:不確定
持続力:不確定 精密動作性:不確定 成長性:A

335 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 02:37:14

<『こんばんは、赤ちゃん』のQ&A>

Q:何で『元夫』は、『ドア越し』に居なかったの?
A:『携帯電話』を『フラッシュダンス』が抱えつつ、
  『インターフォン』の上に乗り、受話器を当てていた。
  『覗き穴』ごしには『インターフォン』の周りまでは見えなかった。
  なぜこんな事をしているかといえば、
  いつもは直接『元夫』本体がドア前に居れば、単純に、
  『ドア』を開けた『みずほ』本体にぶん殴られて終わる為。

Q:『フラッシュダンス』はどうやって『室内』に入ったの?
A:『電磁波』に紛れれば対策していない『壁』は通り抜けられる。
  『KYO』が見ていないのは、単純に『廊下外』(他の部屋)を通った為。

Q:『美沙ちゃん』に『電磁波』浴びせまくってるけど…いいの?
A:『水』は『水』の冷たさなど感じない。
  『砂嵐』に包まれ『電磁波』に紛れれば、『電磁波』の影響は無効。

Q:『元夫』本体はどこに?
A:『結城』が見た『アイドリング中』の車内。

Q:『電磁波』だとすると○○がおかしいんですけど?
A:『砂嵐』は、『電磁波』に『スタンドパワー』が混ざったもの。
   科学的に問題のある部分はすべて『スタンドパワー』の影響であり、
  『異論』は認めない。

336 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 02:38:45

<『こんばんは、赤ちゃん』のQ&A その2>

Q:『シリコーン』が作れる『オール・アポロジーズ』が居たからいいようなものの、
仮に『カシアス』使いが二人なら、即座に『美沙ちゃん』さらわれちゃうんじゃあない?

A.極論を言えば、『スタンド』が見える一般人二人でも、
立ち回り次第では『クリア』可能。
以下に示すのは『解答』の一つ。
他にも様々な『解法』はあるだろう。

『砂嵐トンネル』はほぼ『直線状』の動きしかしないので、
とりあえずは『逃げる』。
『美沙ちゃん』からは『一回くらい』は『弾き飛ばされても』なんとかなる。
『フラッシュダンス』の能力推理も比較的容易な部類に入ると思われるので、
比較的初期に推理できるだろう。

『美沙ちゃん』『フラッシュダンス』それぞれの戦術を分析し終えたなら、
『美沙ちゃん』のスタンド発現は、
『ストレス解消』と『気を逸らす』事で対処可能。
各種おもちゃや『TV』(ボリュームを上げる、
などで興味をひかせる事は可能)を上手く用いる。
『フラッシュダンス』に対しては、とりあえず『電化製品』の、
コンセントを抜いていく、が、単純かつ有効。
極めて有効な対処としては『ブレーカー』を落とす、があるが、
『ブレーカー』の位置は分かりづらいところにあった。(ちなみに『洗濯機』の上)
注意点は『エアコン』『TV』『電気カーペット』は、
それぞれ『美沙ちゃん』のストレス軽減に関与しており、
それを消す事は『美沙ちゃん』の『ストレス増幅』に
繋がってしまう為、そのバランスに悩む事となる事。

完全に『フラッシュダンス』を行動不能にさせなくても、
ある程度の時間を経れば、『みずほ』は帰ってきて、
一応のクリアとなり得た。

337 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 02:42:19
【評】

『KYO』
一見冗談めかしたレス群の中にも、行動と理論を着実に積み重ねる、
フリルの格好で断崖絶壁に臨む『クライマー』のようなレスが印象的な参加者。
最後の問答まできちんとこなす姿に好感度も高い。

『シリコン』という当フリミに非常に有効な能力も手伝って、
フリミの基本的な推進役となっていた。
『前提』の時点においてやや不自然な
『エアコン・ノートPC・TV・電気カーペット』から
敵能力を推測し、このスタンド使いを選んだのなら
脱帽ものだがどうだったのだろうか。

『PC』と『NPC』という次元と、『PL』と『GM』という次元、
両方にアプローチしてくるその手腕は見事。
ただし、『結城』、あるいは『GM』への遠慮からか、
あるいは別の理由によるものか。
そのレスのレベルにはややムラが見られた。

また、連続した二度のフリミにおいて、
対極的な『パートナー』にそれぞれ振り回された感はある。
『両輪』の車は、一方が大きすぎても小さすぎても上手く回らない。
参加者が一番に身につけるべきは、適切な『パートナー』と
組める『運』なのかもしれない。

338 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 02:44:39
【評】

『結城』
何から伝えればいいか少々迷うが、
終始、フワフワと『夢見心地』、
『本腰』を入れてなかったようにみえた。

一人の参加者の『理解度』や『実力』によって、
そのフリミの瞬間的な『難易度』は大きく引き上がったりもするが、
その流れについていけず、『エンジン』のかからないまま、
大きな『決断』をしなくてはならなくなった感はある。

その大きな『決断』となったレスについて(【>>305】→【>>307】。
方向性(『電気カーペットのコンセントを抜く、動きを止める』)は、
完全なる『正解』。問題はそれを『誰が行うか?』だ。

その前のレスで『KYO』の援助は間に合わないかもしれない事は示唆されている。
そうでなくても、『スピードB』にして『射程B』の『カシアス』が、
なぜ、単純に『コンセント』を抜きに行かなかったのだろうか?
その前の段階まで『完全自力クリア』が可能だったが、
『結城』の些細な踏み外しの為、『NPC』による『援助』が入り、
『クリア達成度』は、一歩『後退』している。

………本当になぜなのだろう。
極めて目先の『危機』を放置してまで、
『玄関』に行かなければいけなかった『理由』は一体…。


当フリミ一番の『謎』はそこにある、とGMは考えている。

339 『こんばんは、赤ちゃん』 :2008/05/25(日) 10:32:19
エピソード3.1:『こんばんは、赤ちゃん』

『前振り』(エピソード3)【>>229-230

『前提・参加希望』【>>232-243
『フリミ本編』【>>244-331
『NPCスタンド能力・Q&A・評』【>>332-338

『総レス』:105レス(本レス含む)
『総日数』:9日 (フリミ本編から評までにかかった日数)

340 エピソード4:『病は気から』の【前提】 :2008/05/27(火) 22:46:23

『基本設定』

名前:参加者次第
性別:参加者次第
年齢:参加者次第
職業:参加者次第
スタンド:???(『不明』だが、少なくとも本体は認識していない)
持ち物:参加者次第

備考:参加者の『推察力』が重視される。
『推察力』によっては、『早期』に終わる事あり。
そうでなくても、展開は速い。

341 エピソード4:『病は気から』の【前提】 :2008/05/27(火) 22:48:54
『参加者』は『親切』だった。
『どんな時も、人を助けなければいけない』。
そんな信念の元、動く人物だった。

そんな『参加者』が、
小高い山中で迷子になってしまったのも、
『山に迷い込んだ猫を見つけて欲しい』
との、山沿いの町の住民の要望をほいほいと引き受けたからだ。

『幸い』だったのかは、分からない。
山の中にひっそりと佇む『山荘』を見つけ、
ほとほと疲れた『参加者』はそこで休憩させてもらう事にする。

6月7日午前11時30分の事だった。少し暑いくらいの『晴れ』。
中では、どこか疲れた表情の『老婆』が、『参加者』を出迎える。
ささやかな『昼食』をご馳走になり、ご満悦の『参加者』。

『何か困っている事はありませんか?』
一息ついた『参加者』の口癖が、『老婆』に投げかけられる。
それを聞いた『老婆』は躊躇しながらも、
『参加者』を、とある部屋に連れて行く。

『ドア』を開けた参加者が目にしたのは、
シンプルな家具の中に、一際目立つ『ベッド』と、
『病院』に設置されているような『医療器具』。

『ベッド』の上には、一人の『人間』が横たわっている。
『人間』には『点滴』や、『酸素』を送り込む『マスク』、
『バイタルサイン』をチェックする『電極』などが
つけられて居る様子だった。
その顔は『ドア』と反対側に傾いており、表情などは確認できないが、
その『髪』の長さや、身体の小柄さなどから『女性』ではないかと推察された。

342 エピソード4:『病は気から』の【前提】 :2008/05/27(火) 22:52:19
『部屋』の中には『ベッドの人物』の他に、もう一人『老人』が居た。
『老婆』は、『老人』に、『参加者』についての説明をする。

「『無駄』だとは思うんですよ」

『老婆』は言う。

「この方は『お医者様』には見えないし、
でもね、もしかしたらね。
こんな時に『困っている事はありませんか?』
なんて言ってきてくれた、この方だったらね」

『・・・・・・・・・・・・・・』

『老人』は、軽く首を振る。
それが何を指し示すのかは分からなかったが、
『老人』は、『参加者』の方へ向き直り、
悪いものを吐き出すかのように、こう告げた。

「『困っている事』……あります」

343 エピソード4:『病は気から』の【前提】 :2008/05/27(火) 22:53:13
「あそこに横たわっている『娘』。
あの娘は、私達の『孫』なんです。
元々身体が弱くて、ここで『療養』してたんです。
あの『医療機器』は、ずっと前からここにあるものです。

でも今まで一度もこんなふうになる事はなかった。
ちょうど一週間くらい前からでしょうか?
何をしても少しずつ、身体が『干乾びていく』ように弱っていくんですよ。

私たちは何名もの『お医者様』に来てもらい、診て貰いました。
でもみんな最期には、匙を投げてしまった。
もう、体力的にはどこかに搬送するのすら危険な状態らしいです。
『原因不明』『対処不明』、
ここで出来る事はとりあえず『栄養』を与えておく事だけ。

………ずっと診てきた私には分かります。
もう、あの『娘』の命は幾ばくもないと」

そして、『老人』は、『参加者』の瞳を射抜くように見つめる。

「『孫』が『原因不明』の『奇病』に侵されている。
それが私達の『困っている事』です。

さて………今の話を聞いたあなたは、
一体何を思い、そして一体、何をして下さるんですか?」

344 エピソード4:『病は気から』の【前提】 :2008/05/27(火) 22:54:17
<補足>

以下に『女性の部屋の図』を示す。
『参加者』はパッと大体の家具の場所などは把握したが、
それ以上の情報は、本編にて細かく調べないと不明。

ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080527225040.jpg

345 エピソード4:『病は気から』の【前提】 :2008/05/27(火) 22:57:52
【基本設定】(>>340
【前提】(>>341-343
【地図】(>>344

『質問受付』は5月28日(水)22時まで
『参加者募集』は5月28日(水)23時から
と、する。

346 新手のスタンド使いかッ!? :2008/05/28(水) 21:09:15
『知りたい事』

・『老夫婦』と『孫』の『プロフィール』
・『昼食』の内容
・以前に『医療機器』を使用していた人物について
・見て判った目立つ『ベッド』の形状
・『孫』の『父母』について
・『山荘』は誰の所有物か?

347 新手のスタンド使いかッ!? :2008/05/28(水) 21:13:41
>>346追加
・いつから『孫』は『医療機器』を使用しているのか。

348 エピソード4:『病は気から』の【前提】 :2008/05/28(水) 22:04:13
>>346-347

・『昼食』の内容
『ごはん』と『味噌汁』
『鯖の味噌煮』に『カボチャの煮物』、『つけもの』

『老婆』が作ったのであろう『純和食』。

・見て判った目立つ『ベッド』の形状
→『病院』にあるような、味気ない『ベッド』だったが、
よく見れば、ベッドに有線で繋がっている『リモコン』で動く、
『リクライニング式ベッド』になっている様子だった。

それ以外は、知りたいのであれば
『本編』で確認する事。

349 エピソード4:『病は気から』の【前提】 :2008/05/28(水) 23:01:15

『参加者募集』開始。

350 スキップ :2008/05/29(木) 00:00:15
>>349
参加希望

名前:スキピオ・バルトロッツィ (スキップ)
性別:男
年齢:17
職業:旅人(泥棒)
スタンド:???
持ち物:ナイフ 水筒 針金 ボロ布

351 『病は気から』 :2008/05/29(木) 09:19:01

エピソード4:『病は気から』

352 『病は気から』 :2008/05/29(木) 09:20:19
<これまでのあらすじ>

『スキップ』は『親切』だった。
『どんな時も、人を助けなければいけない』。
そんな信念の元、動く人物だった。

そんな『スキップ』が、
小高い山中で迷子になってしまったのも、
『山に迷い込んだ猫を見つけて欲しい』
との、麓の村の住民の要望をほいほいと引き受けたからだ。

『幸い』だったのかは、分からない。
山の中にひっそりと佇む『山荘』を見つけ、
ほとほと疲れた『スキップ』はそこで休憩させてもらう事にする。

6月7日午前11時30分の事だった。少し暑いくらいの『晴れ』。
中では、どこか疲れた表情の『老婆』が、『スキップ』を出迎える。
ささやかな『昼食』、(ごはんと味噌汁、鯖の味噌煮に南瓜の煮物、つけもの。純和風のメニュー)
をご馳走になり、ご満悦の『スキップ』。

『何か困っている事はありませんか?』
一息ついた『スキップ』の口癖が、『老婆』に投げかけられる。
それを聞いた『老婆』は躊躇しながらも、
『スキップ』を、とある部屋に連れて行く。

353 『病は気から』 :2008/05/29(木) 09:21:08

『ドア』を開けた『スキップ』が目にしたのは、
シンプルな家具の中に、一際目立つ『ベッド』と、
『病院』に設置されているような『医療器具』。

『ベッド』の上には、一人の『人間』が横たわっている。
『人間』には『点滴』や、『酸素』を送り込む『マスク』、
『バイタルサイン』をチェックする『電極』などが
つけられて居る様子だった。
その顔は『ドア』と反対側に少し傾いており、
表情などは確認できないが、その『髪』の長さや、
身体の小柄さなどから『女性』ではないかと推察された。
『ベッド』は『リモコン』がついており
『自動リクライニング』式になっているようだった。


『部屋』の中には『ベッドの人物』の他に、もう一人『老人』が居た。
『老婆』は、『老人』に、『スキップ』についての説明をする。

「『無駄』だとは思うんですよ」

『老婆』は言う。

「この方は『お医者様』には見えないし、
でもね、もしかしたらね。
こんな時に『困っている事はありませんか?』
なんて言ってきてくれた、この方だったらね」

『・・・・・・・・・・・・・・』

『老人』は、軽く首を振る。
それが何を指し示すのかは分からなかったが、
『老人』は、『スキップ』の方へ向き直り、
悪いものを吐き出すかのように、こう告げた。

「『困っている事』……あります」

354 『病は気から』 :2008/05/29(木) 09:21:39

「あそこに横たわっている『娘』。
あの娘は、私達の『孫』なんです。
元々身体が弱くて、ここで『療養』してたんです。
あの『医療機器』は、ずっと前からここにあるものです。

でも今まで一度もこんなふうになる事はなかった。
ちょうど一週間くらい前からでしょうか?
何をしても少しずつ、身体が『干乾びていく』ように弱っていくんですよ。

私たちは何名もの『お医者様』に来てもらい、診て貰いました。
でもみんな最期には、匙を投げてしまった。
もう、体力的にはどこかに搬送するのすら危険な状態らしいです。
『原因不明』『対処不明』、
ここで出来る事はとりあえず『栄養』を与えておく事だけ。

………ずっと診てきた私には分かります。
もう、あの『娘』の命は幾ばくもないと」

そして、『老人』は、『スキップ』の瞳を射抜くように見つめる。

「『孫』が『原因不明』の『奇病』に侵されている。
それが私達の『困っている事』です。

さて………今の話を聞いたあなたは、
一体何を思い、そして一体、何をして下さるんですか?」

355 『病は気から』 :2008/05/29(木) 09:22:17
<これまでの登場人物>

【スキピオ・バルトロッツィ(スキップ)】
今回の『参加者』。詳細は>>356

【『老婆』】
『スキップ』が『山荘』で出会った『老婆』。
『スキップ』に昼食をご馳走し、
『女性が居る部屋』まで案内した。

【『老人』】
『女性の部屋』で出会った『老人』。
『困った事』として『孫』の『奇病』をあげてきた。

【『女性』】
『ベッド』に横たわる『女性』。
原因不明の状況に陥っている。

356 『病は気から』 :2008/05/29(木) 09:23:02
<参加者>

名前:スキピオ・バルトロッツィ (スキップ)
性別:男
年齢:17
職業:旅人(泥棒)
スタンド:???
持ち物:ナイフ 水筒 針金 ボロ布

357 『病は気から』 :2008/05/29(木) 09:24:02
<地図>

『女性の部屋の図』。
『スキップ』はパッと大体の家具の場所などは把握したが、
それ以上の情報は、本編にて細かく調べないと不明。

ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080527225040.jpg

358 『病は気から』 :2008/05/29(木) 09:29:41

『何をして下さるのですか?』

『老人』にそう問われた『スキップ』だったが、
彼の性格から、もう答えは決まっているだろう。

話を聞く限りでは『女性』の状況はすこぶる悪い様子だ。
もし彼女の為に動くのであれば、『原因調査』に
そうそう時間はとれない、と『スキップ』は感じる。

『老人』達への質問、『部屋』内の探索、『女性』の様態の確認、
『推理』の『正否確認』などなど。

全てにおいて、『時間』というものは『無常』に過ぎていくのだ。

359 スキップ :2008/05/29(木) 21:06:26
>>358
「無論、この人を治します。」
「…素人がなにをバカなことを、と思ったでしょう。
ですが、僕がここに立ち寄ったのは偶然だ。なにか困っていることはありませんか?と聞いたのも(まあ)偶然だ。
それに、お母さん、あなたが僕にこの話をしようと思ったのも偶然だし、
娘さんがまだ助かるうちにこういうことになったのも偶然だ。
…そこまで偶然が重なれば、これは『運命』だ、と思ってもいいんじゃないでしょうか?」

『娘』の手をとって肌を調べる。『干からびる』というのは文字通りミイラのように乾燥していっているのだろうか?

「一週間前、何か特別なことをしたとかはありますか?いや、特別じゃなくてもいい。
娘さんがどんなことをしたのか僕に聞かせてください。ピアノを弾いたり外に出たり…なにかしたと思うんです。」

360 『病は気から』 :2008/05/29(木) 22:01:23
>>359

「まあ…」

『スキップ』の言葉に『老婆』が感嘆の声をあげる。

「ありがとうございます。本当に、本当に。
ただ一つ、貴方の言葉に『間違い』があるとすれば、
私は、この娘の『祖母』だって事くらいかしら…。
……そんなに若く見えました?」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

この非常時になぜか頬を赤らめている『老婆』を無視して、
『スキップ』は『娘』の手をとって『肌』を調べる。

『干からびる』という表現はまさに適切だった。
『スキップ』の予想どおり、ミイラにようになっている、という表現も実に適切。

ふと、『スキップ』は『娘』の右手の人差し指に
『絆創膏』が巻かれているのを発見した。

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

「…この娘は昔から『病弱』な子でしてね。
ほとんど家から出ず、いくつかの『趣味』に
没頭する事で日々を過ごしていた。

『読書』に『音楽鑑賞』、『ピアノ』の演奏、
『裁縫』に『植物の世話』、『押し花』に『ぬいぐるみ集め』、
『詩』を作る事や、『絵』を描く事、『彫刻』に『歌』を歌う事……。

具合が悪くなった頃も、そんなたくさんの『趣味』に
『没頭』していたと思いますが…
具体的に何をどうやっていたのかは…残念ながら少し思い出せませんね」

『老人』は、『スキップ』の質問にこう答えた。

361 スキップ :2008/05/29(木) 22:18:56
>>360
「ふふ…失礼したしました、『お母さん』。」

「………絆創膏が巻かれていますね。裁縫をしているときに怪我をしたのかな?
なにか娘さんが言ってませんでしたか、この怪我について?
ともあれ、外に出かけていたわけではなさそうですね…いや植物の世話のために出たかもしれませんが、
遠出はしていないようだ。
まさか音楽鑑賞で病気にかかるわけもないし、なにかに接触したりとかの外的要因があるんでしょうけども…。」

ショーケースの中身を見てみる。どのようなものが飾られているだろうか?

「…ここには誰か尋ねてきたりしませんでしたか?
一週間前、もしくはそれよりもっと前に。 ああ、もちろん医者と僕は別ですが。」

362 『病は気から』 :2008/05/29(木) 22:48:55
>>361

「『絆創膏』…?
ああ、そうね。そういえば、具合の悪くなる前までは
そんなのしてなかったかもしれないわね」

『老婆』が答える。

「怪我については何も言ってなかったし、『絆創膏』で
済むのなら大した事はない傷だったのでしょうねえ。

ああ、『植物』に関しては、あそこ」

『老婆』が指さした先には、『窓』がある。
だが、その『窓』は分厚い『カーテン』で遮られている。

「『カーテン』で見えないけど、あの窓際に
『鉢植え』がいくつかおいてあるのよ。
わざわざ外に出なくても、あそこで『植物』を
育てられるってわけね。

そして『音楽鑑賞』ね…。
あの娘は、『クラシック』とか『ジャズ』とか
そういうのばかり好んで聴いてたから、癒される事はあっても
『病気』になるような事はなかったんじゃないかしら。
今の若者がきくようなうるさいだけの音楽なら別だけど…。

そしてね、最近、特別な誰かが尋ねてくるような事は
…なかったような気がするわ」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

話しながら『スキップ』は『ショーケース』に目をやる。
そこは、動物やキャラクターものなどの『ぬいぐるみ』や、
『娘』の作品だろうか? 木彫りの『熊』や『キツネ』などが
置かれているのが見えた。

363 スキップ :2008/05/29(木) 22:55:34
>>362
「妙な病気が傷口から入って化膿した……いやそれくらい医者も調べているだろうな。」

「外出はほとんど、いやまったくといっていいほどしなかったようですね。
となると、病気の原因は部屋の中にある…そしてまだあると思ってもいい。
…まさかとは思いますが、『お父さん』、この部屋から外になにか持ち出したり捨てたりとかはしませんでしたか?」

『老人』にたずねる。
たずねながら、机の上を、そして机の引き出しを開けて中を見てみる。

364 『病は気から』 :2008/05/29(木) 23:29:35
>>363

「『外出』は、してないですね。
何せ………『病弱』だったものですから。

持ち出したもの…ああ…生活していてどうしようもなく出る、
『食事』などのゴミなんかはもちろん片付けていますが、
特別なものは一切持ち出したりはしていないです」

『老人』が『老婆』を見やると『老婆』も大きく首を縦に振った。


『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『スキップ』は机の方へと赴く。
『机』はかなり広いスペースがとられており、様々なものが点在している。

まず、机の上には簡単な『棚』があり、そこには
『ノート』が何冊も置かれており、『表題』は『詩』と書かれていた。
『ノート』に紛れて『スケッチブック』もある。
また、『フォトファイル』と書かれた『アルバム』もあった。

『机』の右端あたりには何冊かの分厚い『本』が重ねて置かれている。
よく見ると下に『新聞紙』が置いてあるようだ。

『机』の左端には『ミシン』や『裁縫道具』が、設置されている。
縫いかけの桃色の『膝掛け』(おそらく)が、
無造作に机に置かれたままになっていた。

『引き出し』を開けていく『スキップ』。
ざっと見るに『筆記道具』や『文房具』の類、
『絵の具』に『彫刻刀』、『工具』など…。
『娘』の『趣味』に使うのであろう『道具』が多く入っていた。
まさに『趣味』に生きる女性であったのであろう。

365 スキップ :2008/05/30(金) 21:27:35
>>364
「日記のようなものがあればいいのですが…。
……このノートらは中身を見てもよろしいですか?」

許可が下りたなら中身を見る。一週間前に書かれたあたり(日付がなければ当て推量)を読んでみる。
降りなければ棚にしまう。

「…なんで新聞紙を下に引いているんでしょうね。
……ああ、押し花かな。

366 『病は気から』 :2008/05/30(金) 23:04:17
>>365

『老人』達は『スキップ』の言葉に頷く。

『日付』などは特に書かれて居なかったので
一番端の『詩』と書かれた『ノート』をパラパラとめくっていく。

中にはいかにも『少女趣味』の、読んでいて
恥ずかしくなるような『詩』が書き連ねていた。
その一冊の『ノート』にさえも、かなりの量の
『詩』が書き込んであり、ずいぶん前から書き溜めている事を窺わせる。

この『ノート』では、残り10ページほどを残して『空白』が続いている。
どうやらこれが最新の『ポエムノート』らしい。
最後の『詩』は………これだ。

『同化する。共有する。分かち合う。愛し合う。

私を取り囲む全ての声を聞きたい。

取り囲む全ての立場になってみたい。

そうすれば、少しは争いだって、なくなるはず。

生き方さえも、生きる基準でさえも

相手の事が分かれば、あなたたちの事が分かれば

そうすれば、少しはこの苦痛も消えるはず」

最後の『詩』は他のものとやや傾向が違うような気がした。

『スキップ』が、更に調査したいのなら『フォトアルバム』、
あるいは『スケッチブック』の類も『棚』にはある。

367 スキップ :2008/05/30(金) 23:23:06
>>366
「ふむ…いつ書かれたものかまではわからないが…。」

文字がヨレていたり筆圧が薄かったりはしないだろうか?
『詩』のノートはひとまず置いて『フォトアルバム』と『スケッチブック』も見てみる。

368 『病は気から』 :2008/05/30(金) 23:37:01
>>367

『詩』の文字はいたって普通だ。

『スキップ』が『フォトアルバム』を覗いてみると、
『娘』の小さいときからの写真が、貼られている。
数自体は少なく、ある程度の厚さはあるとはいえ、
一冊に全ての『写真』が納まっている様子だった。

時折、一緒に写る『男女』が居る。
…見知らぬ顔だが、推察するにおそらく『娘』の『両親』だろう。
『フォトアルバム』に出てくる登場人物は『娘』とその二人の『三人』のみだ。

『スケッチブック』には、主に風景画、
おそらく窓の外から見える風景だろう、が季節ごとに描かれている。
その他、ぬいぐるみや部屋の中の小物、自画像などが
小奇麗なタッチで描かれている。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

それらをチェックしていく『スキップ』。
と。

『ガタンッ』

突如、『窓際』から音がした。
外から『何か』がぶつかったような、そんな音。

369 スキップ :2008/05/31(土) 00:12:36
>>368
「なんだ?!」

窓際に走りより、窓を開けて外を見る。

370 『病は気から』 :2008/05/31(土) 00:30:12
>>369

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

『スキップ』は『窓際』の『カーテン』を開け、外を見る。
するとそこには………。

『に ゃ 〜 〜 ご ぉ 』

『ネコ』が居た。
さっきのは『ネコ』が『窓』にぶつかった音らしい。
大方、どこかの『ネコ』が餌でも求めて、彷徨ってきたのであろう。

大したものではなく、『スキップ』は安堵の吐息を漏らす。

371 スキップ :2008/05/31(土) 00:57:07
>>370
「ふう、ネコか…。飼い猫だったりするのかな。
そうじゃなかったら窓にはぶつからないだろうし、それに人にも慣れているな。」
「『お父さん』に『お母さん』、娘さんが猫を飼っていた、
エサをあげていたとかでもいいですがそういうことはなかったですか?」

二人に尋ねる。

「…そういえば、迷い猫を探しているんだったな。すっかり忘れていたが。
こいつは特徴に当てはまるかな…?」

猫を抱きあげる。そして、『山沿いの町の住人』の依頼にあった『迷い猫』の特徴に当てはまるか見てみる。

372 『病は気から』 :2008/05/31(土) 01:08:34
>>371

「『エサ』…。どうでしょうね?」
『老人』達は顔を見合わせる。
「ああそうだ、『スキップ』さん、『カーテン』は早くし…」

『スキップ』は『窓』を開け、『ネコ』を抱き上げようとする。
急な事件に巻き込まれて忘れそうだったが、そもそもの『目的』は、
『迷い猫』探しだった事を『スキップ』は思い出していた。
そして、この猫が『迷い猫』の特徴に合致する事も。
おそらく、間違いは無いだろう。

『フギャァァァァァ』

『スキップ』が『ネコ』を抱きかかえようとすると、
『ネコ』は急に暴れ始め……、

あろうことか『娘』の『ベッド』の上を
最初の足がかりにして、部屋中を駆け回り始めた。

『PIIIIIIIII PIIIIIIIIIIII』

『医療機器』が音を立て始めた。
どうやら『酸素』を送り込んでいる
『マスク』が外れてしまったらしい。

373 スキップ :2008/05/31(土) 01:15:14
>>372
「あ…、くそっ、しまった……。」

窓をすばやく閉める。

「『医療機器』を治してください…すみません。猫は僕が捕まえます。」

上着を脱いで、それで猫を包みたい。
上着を広げて猫を部屋の隅に追い立てるようにすればすぐに捕まえられるだろう。

374 『病は気から』 :2008/05/31(土) 01:32:50
>>373

「あ、ああ…」
『老人』が『酸素マスク』を『娘』に付け直す。

その間に、『スキップ』は迅速に『上着』で、
『ネコ』を捕獲する。心なしか『ネコ』は
足をひきずっているように思えた。

『サァァァァァァァァーーーーーーーーーーー』
『老婆』が『窓』を閉め、『カーテン』を閉じるのが見える。

375 スキップ :2008/05/31(土) 01:37:39
>>374
「ふう…、あまり暴れてもらっては困るな。」
「………それで、聞きたいことがもうひとつ出来ましたが……、
『お母さん』、なにかカーテンを開けてはいけないことがあるのですか?
日光が駄目だとか、特には聞いていませんでしたが…。」
「外の空気が病気にさわる、というわけではないですよね。カーテンを閉める理由…なんですか?」

猫の足に怪我がないか見ながら『老婆』にたずねる。

376 『病は気から』 :2008/05/31(土) 01:49:06
>>375

「ああ、すみません」

『老婆』が答える。

「言ってなかったですね、大事なことかもしれないのにね…。
この『娘』、幼い頃から肌が弱くて…。
貴方の言うとおり『日光』にはできるだけ当てないようにしているんです。
だから外には殆ど出さないようにしていました」

『スキップ』の予想通り『ネコ』は足に怪我をしている様子だった。

377 スキップ :2008/06/01(日) 00:11:52
>>376
「…ふむ。
…『お父さん』。いつも娘さんのそばにいるのでしょうか?今は…、それと昔は?」
「おそらく、一週間前まではそれほど容態を…四六時中見ているということはなかったと思うんです。それで、一週間前、なにか容態が急変することがあった。それで『お父さん』は娘さんの容態をずっと見守るようになった。
…推測ですが、どうですか?」

378 『病は気から』 :2008/06/01(日) 03:59:05
>>377

「この娘の容態が『急変』してからはずっと見ていますが。
そうでなければ、確かに。四六時中見ているという事は無かった」

『老人』は答える。

「『一週間』ほど前……、『娘』が『苦しい』と訴えてきて、
私が看病にあたったのですが…全く『快方』には向かわなかった。
元から『ぜんそく』も持っていたので、その発作かな、とも思い、
すぐに、『酸素』を送り込む装置、今ついているもの、をつけて
様子を見たのですが…、悪化するばかりで。

『意識』に関しては、そうですね、
『三日前』くらいから完全にないです。
それまでは、まだ何とかなっていたんですけどね」

『うう………』

と。

『老人』と『スキップ』が会話していると、
どこかから『うめき声』が聞こえる。
思わず『老婆』の方を見る二人。

「わ、わたしじゃあ、ありませんよ!
あ、あの娘ですよ! 香澄(かすみ)ちゃんですよ!」

そう。
よくよく音の出所を確認すると『ベッド上』から
『うめき声』は聞こえてきていた。

379 スキップ :2008/06/01(日) 23:27:57
>>378
「なるほど…。」

「…時間がもう無いのかもしれないな。
申し訳ない、お二人とも、部屋の外に出ていただきたい…
精神を集中する必要がある、声や物音が聞こえないくらい遠く…部屋と言わず家の外くらいの方がありがたい。」
「それほど時間はかからない、と思う。それに危険のあることじゃない。」

二人に言う。
それと、猫の怪我をもう一度よく見る。どのような怪我をしている?

380 『病は気から』 :2008/06/01(日) 23:38:53
>>379

「ん……」
『老人』が『スキップ』の言葉にやや躊躇したが、

「いいじゃあない、もう、私たちじゃあ何もできないんですし…。
この人に賭けてみましょう…? 何か、きっと何かあるんでしょうし」

『老婆』の言葉に、『老人』が頷き、二人は部屋の外へと出て行った。

『ネコ』は、何かで摺ったような『傷』を負っている。
血が流れ、非常に痛そうな状況だ。

381 スキップ :2008/06/02(月) 00:14:12
>>380
「………さて、あんた起き上がれるか?
お二人さんはもう話が聞こえないところに行った。内緒話も好き放題できるってワケだ。」
「一週間前、それはよくわからんが、あんたは急に容態が変化した。
それはその絆創膏に関係しているのか?俺にはよくわからんが…。
ともかく、『高熱』だか『ぜんそく』だか知らんが、今の病気とは関係ないなんらかの容態変動があって、
あの老父が、常にあんたのそばにいることとなった。」

「それは、あんたにとっては『致命傷』だった。夜な夜な…まあ昼かもしれんが、
あんたは一人になってある行動をする必要があったんだ。
それはあの二人には知られたくなかった…知られれば、二人に相当なショックを与えてしまうから。」
「例の『詩』の最後のヤツ、どうにも「お互い分かり合えれば」という意味に取れたぜ。
逆に言えば現状は分かり合えない、さらに言えばずっと分かり合えないけれどいつかきっと…、
というような願望が現れていたのか。
そして、『干からびる』という症状…最初は奇病奇病言われていたから病気だと思いこんで気づかなかったが…、
気づいてみれば古典的な症状だな。病気ではなく、ある種族が特定の状況に置かれるとそうなる。

俺は『ブラム・ストーカー』とかよく読んでいたぜ…あんた『吸血鬼』だろう?
じいさんがずっとそばに居たから『血』が『吸えなかった』。ゆえに『干からびた』。
…といっても、あんたは善良な『吸血鬼』みたいだが、な。
二人に対しての態度もそうだが、『血』を『吸い』過ぎるということがないらしい。
猫も死んじゃあ居なかったしな。」

382 『病は気から』 :2008/06/02(月) 00:45:24
>>381

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『スキップ』は『女性』に向かって訥々と語りだす。
しかし……事態は何も変わらない。
女性の『うめき声』が辺りにわずかに響くのみだ。

『駄目…デスナァ』

不意に。
不意に、『スキップ』の『内部』から声が聞こえる。

『ご主人ノ推理……駄目駄目デスワ。
ソモソモサッキ少シトハイエ「カーテン」ヲ開ケタンデス。
「日光」ハ入ッテキテイタ…ナノニ彼女ハ無事……。
マア、「ウメキ声」ヲ アゲテイタカラ
ソレヲ 誤解シタノカモシレマセンガ……。
コノ「ウメキ声」、「ダメージ」ヲ受ケタカラ、ナンデスカネェ?
後ハ 猫ノ「怪我」モ「擦リ傷」ダッタシ…
「ヴァンパイア」ナラ噛ミ傷ジャナイデスカネェ…?』

『「吸血鬼」ナンテ「御伽噺」ノ世界ジャア アルマイシ…。

サテ…違ウトナッタラ カッポレカッポレ
次ノ証拠 ヲ 探シマショウ。
必要ナラバ『老人』ト『老婆』ヲ呼ビ戻スモ良シ。
マダ調ベテイナイトコロヲ調ベルノモ良シ。

残リ時間ハ アマリ無イデスヨ』

383 『病は気から』 :2008/06/02(月) 00:53:19

<<(もしかしたら居るかもしれない)『読者』の皆様へ>>

「前略、『読者』様

いかがお過ごしでしょうか?
どうやら『スキップ』君の最初の推理、
『吸血鬼』説は、間違いだったようです。
当フリミGMが適切なヒントを出しているかは、
非常に不安なところですが、
今の時点で、足りない所を想像力で補うならば、
一応、ですが『このミッションは解決可能です』。

ただし、まだまだ材料は足りない状況。
よほどGMとの相性が良くなければ、
GMの考える正答を導ける人間は、
100人に1人程度程度でしょう。

もし『参加者』以外に奇特な『読者』が居るのであれば、
この先もこの謎に挑戦してみるのもいいでしょう。

GMが納得出来る結末を用意している事を信じて…。

                      2008年6月2日 『前略、』GM」

384 スキップ :2008/06/02(月) 01:16:40
>>382
(何だ今の声…! いや、そんなことより、違うのか……)

「………気を取り直そう。
まずは…うめき声か?なにが原因なんだろうか…。」

女性に近づいて様子を伺う。
痛そうな表情をしているのだろうか?
それと、女性の絆創膏を剥がして傷口を調べてみる。

385 『病は気から』 :2008/06/02(月) 01:50:27
>>384

『スキップ』は気を取り直し、『女性』の様態を調べる。
『うめき声』はなおも続き、表情もあまり芳しくは無い。
しかし…、そもそも、この『女性』は、
『意識』すらなかったのではないだろうか?
とすると、むしろ…。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

少しの間、考えている内に『うめき声』は、消えた。
どうやらまた意識はどこかに飛んでいってしまったようだ。
まだ生きているとは思うが…もう時間がないのは確かに事実のようだ。

『スキップ』は絆創膏を剥がして傷口を見てみる。
傷は治りかけてはいたが、何か『尖ったもの』で
刺さってしまったような傷があるのが認められた。

『「スタンド」ノ仕業ジャナイカ? ト、思イマス。
ト、ソウイウ「ワッシ」モ
ゴ主人ノ「スタンド」ナンデスケドネェ』

再び『スキップ』の脳裏に『声』が響く。

『信ジテ頂ケレバ嬉シインデスガネ。
「スタンド」トハ…「超能力」ノ事デスワ。
何カシラノ「スタンド」ノ「力」ニヨッテ、
コノ「娘」ハ、苦シンデイル…。

「スタンド」ノ「能力」ニ「常識」ハ当テハメナイ方ガ イイデス。
「能力」ニヨッテハ 何デモ出来ル。
トハイエ何カシラノ「法則」ニハ確実ニ基ヅイテイマス。
ソノ「法則」ヲ見ツケダシ、 

「何ガ彼女ヲ 苦シメテイルノカ」?
「何ガ彼女ヲ 救ウノカ」?

ゴ主人ハ、ソレヲ見ツケレバ イインデスヨ』

386 スキップ :2008/06/02(月) 23:18:45
>>385
「………スタンド。 病原体とか体質とかなどとは、根本的に考え方を変える必要がありそうだ。」
「となると、やはり情報が少なさ過ぎる。なにか見のがしていることがあるな…。
ともかく、二人を呼び戻すか。仕切りなおしだ。」

二人を部屋に呼び戻す。
ちょっと気付けをやっていたとかなんとか言って、出てもらった理由は誤魔化しておく。

387 『病は気から』 :2008/06/02(月) 23:53:10
>>386

「………まだ、なんとかなりませんか?」
再び部屋に呼ばれた『老人』が『スキップ』に尋ねる。

「駄目よ、そんな言い方しちゃあ。
『スキップ』さんだって一生懸命やって下さってるんですよ」
『老婆』がフォローに回る。

『ネコ』はまだ傷が痛むのか、その場で横になってしまっていた。

『デ、ドウシマス? ゴ主人』
『スタンド』…と自ら名乗った『声』が頭の中で響く。

388 スキップ :2008/06/03(火) 00:06:35
>>387
「だんだん解決に向かっていると思いますよ。」
「それで、『お父さん』、特になにか出来ることはなかった、とのことですが、
本当に何もしなかったわけじゃないと思うんです…例えば濡れタオルを当てたりとか。
そういったことで、娘さんが反応したりとかはありましたか?気持ち良さそうにしたり、もしくは嫌がったり。
…何かしたこともそうですが、「やらなかったこと」も聞きたいですかね…。
先ほどのカーテンもそうですが、これはやらなかった、これは嫌がった、などがあれば。」

そういえば猫に首輪とかはあるのだろうか?

(まずは情報集めだ… ところで、『お前』のことは何と呼んだら良い?
 名前が無いとお互い分かりづらいだろう)

389 『病は気から』 :2008/06/03(火) 00:28:59
>>388

「ふむ…」
『老人』は少しだけ考えた後、口を開く。

「そもそもこの娘が身体が弱かった事は説明しましたよね。
だからこそ、この『医療機器』はずっと前から用意してありました。
具合が悪くなった時の為に…という事ですな。

『急変』が起こった時も、初めはいつもの
『延長上』での『様態』の悪化だと私は思いました。
ですから、いつもの『延長』で『点滴』や『酸素』の配給を行った。
『カーテン』をきっちり閉めておくのもそうです。
『熱』が上がった、という事はなかったので
特に『濡れタオル』などは用いませんでしたが…。

ああ、しかし、『水分』はよくとらせました。
一番初めは具合が悪いとはいえ、『意識』はかろうじてあった。

そういえば…『水』を飲んでいる時は、
かなり状態が良好だったかもしれないな。
『意識』がなくなり、それも出来なくなりましたが」

『ネコ』に『首輪』は無い。

『スキップ』は、『声』に心で語りかける。

『…「ワッシ」ノ「名前」〜カ。
ソウデスナァ。「バックヤード・ベイビーズ」トデモ
呼ンデクダサイナ。別ニ「複数」居ル訳ジャアナイケド
「複数形」デ 頼ミマス』

390 スキップ :2008/06/03(火) 00:53:36
>>389
「好みの五月蝿いヤツだな……。
おっと失礼、こちらのことです。」
「それで、娘さんは水を好んで飲んだ、ということですかね?「喉が渇いた」とか何とか言いながら…。
たしかに症状を見れば水が欲しくなるのは分かる気がします。
……いや、もしかして、意識を失って水が飲めなくなってから、この『干からび』が加速したとかありますかね?
まさかとは思うが一応…。」

「それと、日光は今までろくに浴びさせていなかったようですが…火傷の様な日焼けがするとか、
そういったことがあるんですかね?」

391 『病は気から』 :2008/06/03(火) 01:09:51
>>390

『スキップ』の言葉に『老人』は続ける。

「水を好んで飲んだ……、そうですね。
いつもよりは飲んでいたかもしれない。

そして、確かに意識を失ってからは『加速度的』に
『干からびて』はいきましたが…。
それが『水』に関係するのは、分かりませんね。

『日光』に関しては、『日焼け』というより、
気分がクラクラする、という事で避けさせていました」

『スキップ』は『老人』の話を聞き続ける。
今までの話…『何か』が繋がりそうで繋がらない。

話を頭の中で『整理』すれば、
その『何か』は見えてくるのだろうか?

と。

「……なんだかおかしいわ!
二人とも、来てください!」
『老婆』が『スキップ』と『老人』に声をかける。
見ると、『老婆』は『娘』の近くに駆け寄っていた。

392 スキップ :2008/06/03(火) 01:29:00
>>391
「なるほど……と、どうしました?!」

『娘』に駆け寄って様子を伺う。
走る最中に本棚の中身をちらりと見ておきたい。どんな本がある?

393 『病は気から』 :2008/06/03(火) 01:44:26
>>392

『スキップ』はチラリ。
『本棚』を覗く。

『本棚』には、『文学全集』と『実用書』が並べられていた。
『文学全集』は和洋問わず代表的な文学者・文豪の作品が置いてあるようだった。
『実用書』は、
☆『ピアノの弾き方ABC』『クラシック音楽の歴史』『楽譜』『歌の歌い方』
  といった『音楽がらみ』のもの、
☆『裁縫入門』『スペシャル!ミシンの裏技』
  といった『裁縫』にまつわるもの、
☆『園芸のススメ』『ガーデニング特集』『簡単に出来る押し花』
  といった『園芸』や『押し花』に関するもの。
☆『彫刻大全』『初心者にこそお勧め彫刻刀』
  といった『彫刻』に関するもの。
☆『水彩画の描き方』『油絵の描き方』『スケッチ入門』『20世紀の画家』
  といった『絵』に関するもの。
☆『ぬいぐるみカタログ』は名前の通りだろう。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『娘』は、深刻な顔色だ。
そしてその様子には『生命』の鼓動が、殆ど感じられない。

「香澄ちゃん! しっかりして! 香澄ちゃん!」

『老婆』の悲痛な叫びが響く。
おそらくだが、特別な何かがあったわけではなく、
単純に彼女の体力の『限界』が近づいているのだろう。

何か、 何か、 何か、

『対処』が求められている。

『今の彼女に何が必要か?』

394 『病は気から』 :2008/06/03(火) 01:59:20

『ココガ「正念場」トイウ奴デスナァ、ゴ主人』

『声』………『バックヤード・ベイビーズ』の言葉が脳裏に響く。

そんな事は『充分』に分かっている。
そして、『スキップ』は今までの情報をまとめる。

まずはこれは『常識的』な『病気』なのではなく、
おそらく『スタンド』というものが引き起こす
『不可思議』な『現象』であるという事。

『不可思議』な『現象』といえども、
『法則』はあるらしい。
一体どんな『法則』が彼女に働いているのか?

『彼女』は『趣味』に生きる女性のようだ。
彼女が持つたくさんの『趣味』を一つ一つ思い出す。
その中のどれかに何か『ヒント』はないのか?

『彼女』の『詩』、一つだけ『毛色』の違う『内容』。
果たして今回の事件に関係があるのか、ないのか?

そして、あの一連の『ハプニング』。
『ネコ』が持ち込んだのは『幸』か『不幸』か?

『老人』の数々の言葉に『彼女』に
『必要』なものの『ヒント』はあったのか?

『スキップ』には『答え』を出す『権利』と『義務』がある。

395 スキップ :2008/06/04(水) 00:10:14
>>394
「分かってるぜ…思いついたことはあるが、『思いつき』に過ぎない…、
確かめたかったが一手遅かった…。
だが、それで行くしか無いな…。」

「おい爺さん!好んで水を飲んでいたんだろう…?いつ起きるかわからねーんだ、『水を用意してある』はずだ。
そいつをちょっと寄越してくれ!」
「それと、一応念のためだ…娘さんに余りのその水をブッ掛けといてくれ!」

(干からびるってのと水を欲しがる…そうしたいのはあの女『だけ』なのか?
 『スタンド』には『法則』があるらしい…俺に『バックヤード・ベイビーズ』がまとわりついているみてーに
 あの女と『病気の元』にもなんらかの『繋がり』があるはずだ…そして、そいつも『干からびている』)
(じゃあ干からびているのはなんだ…? 無生物的なものじゃねー それに『繋がり』があるものだ
 『繋がり』は、あの女が強く思っているもの、大切にしているものに宿るはずだ
 そして、『一週間』も放置されていれば、当然『干からびる』 爺さん婆さんは『世話』してやる余裕はないからな)

「カーテンを閉めておいたのはちょっとばっかりマズかったのかもな…俺も気づかなかった。
だけど、このネコのおかげで『外』に注意が行ったぜ。
『干からびている』のは、娘さんと、こいつだ!」


受け取った水を、窓の外にあるであろう『枯れかけの植木鉢』に掛ける。

396 『病は気から』 :2008/06/04(水) 00:39:15
>>395

「は……はい」
多少『奇妙』な申し出でも、もはや『老人』達には
頼れるものが『スキップ』しかなかった。
『水』をすぐにとってきて『スキップ』に渡す。

『ザァァァァァァァァッ』

『スキップ』は勢いよく『カーテン』を開ける。
眩しい位の『陽射し』と共に、
『窓際』に並ぶ『鉢植え』の真っ赤な『薔薇』が目に飛び込んでくる。

早速『水』をかけようとするが………、
『スキップ』の予想に反して
枯れかかっている『薔薇』は、一つもない。

何か見落としているのか…、
それとも考え方自体間違っているのか…。
わずかに戸惑う『スキップ』。

397 スキップ :2008/06/04(水) 00:49:24
>>396
「なんだと…そんなはずはっ…………。」

「……いや、あの女は衰弱しているんだ…『共生』じゃあないんだ…。
上前ハネてるヤツがいる…『共生』じゃあない、『寄生』か?!
うおお…『バックヤード・ベイビーズ』ッ!グタグタ御託並べてるだけじゃなくてテメーも手伝うんだよォッ!!」


窓から飛び出して『薔薇』を全部引っこ抜く。

398 『病は気から』 :2008/06/04(水) 01:02:39
>>397

ズバズバズバッ

『薔薇』を引っこ抜き始める『スキップ』。

ちくり。ちくり。

その乱雑な行動に、『薔薇』の『棘』が
『スキップ』につき刺さり、手に傷を作っていく…。

『ゴ主人ノ「考エ方」、「ワッシ」ハ
間違ッテナイト思イマス。 オソラク「スタンド」ハ、
「何カ」ヲ「媒介」ニシテ、「娘」ヲ アンナ状態ニ
シテルンデショウナァ。ソシテ ソレガ コノ「薔薇」ダト
イウノモ 『頷ケル話』ナンデスガ……。
引ッコ抜イテモ何モ起コラナイ……ウウムムム。

コノ部屋ニハ ココニシカ「薔薇」ハ
無イデショウシ…困リマシタナァ』

399 スキップ :2008/06/04(水) 01:44:39
>>398
「…いや、もうひとつあるか。『薔薇』はもうないが、『薔薇』の落し種がもうひとつ…。」

部屋に入り、猫を抱く。

「…もうこれくらいしか思いつかないが…あの『薔薇』は、その『棘』で傷つけたものに影響を残し続けるんじゃねーか?
この猫は窓から入ってくるときに『棘』で怪我をしたんだろう、だから、この怪我を治す。」


ハンカチで猫の怪我を押さえて結んで止血する。


「これでどうだ…っと、俺の手も止血しなければな。」

自分の手も止血しておく。

400 『病は気から』 :2008/06/04(水) 02:13:47
>>399

『スキップ』は、自分とネコの『止血』を行う。

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

『何モ起コリマセンネェ』

『バックヤード・ベイビーズ』は言う。
『老人』達は先程からの『スキップ』の行動を怪訝そうに見ている。

『スキップ』は焦り始める。

『手ごたえ』のようなものはある。
正しい道を進んでいる自信もある。
あと一歩、何かが足りないだけなのだ。

『考える』。

『干からびる』という現象から考えて、
この部屋にある『干からびる』もの…『薔薇』は
何かしらの役割を担っている気はする。
『女性』は『薔薇』で怪我をしたのだろうとも推測は出来る。

そういえば。
『スキップ』は思う。

普通に水をやって、『世話』をしているだけで
『棘』による『怪我』などするだろうか。

『スキップ』はこの部屋に入って様々な場所を調べた事を思い出す。
その記憶をもう一度丁寧に辿っていくならば…『答え』は見出せる気がした。

『正しい場所』まで、あとわずか。
ただし、『女性』の弱り具合から考えると
これ以上の『迷走』は文字通り『致命的』な行為と
なってしまうだろう、と思われた。

401 スキップ :2008/06/04(水) 22:59:46
>>400
「……なんて性悪な薔薇だ、根絶やしにしねーといけないらしいな。
それとも、前の予想通り、『共生』なのかもな…。
どっちにしろ、『それ』を実際に見てからだ…。」

素早く『机』に駆け寄り、右端に重なっている分厚い本を払いのけ、
敷いてある新聞紙を開く。

402 『病は気から』 :2008/06/04(水) 23:08:01
>>401

『スキップ』は急いで、
『机』に駆け寄り、
本を払い除け、
『新聞紙』を開く。

『ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ』


果たしてそこにあったのは、
『綺麗』に完成された『薔薇』の『押し花』だった。
一見、何の変哲のない『押し花』に思えるが。

403 スキップ :2008/06/04(水) 23:13:27
>>402
「さてどっちだ…と迷ってるヒマはねーな…。
水…はまだ持ってるんだった。コイツを掛ける…。」

『押し花』に水を掛ける。

404 『病は気から』 :2008/06/04(水) 23:23:50
>>403

『ジョロロロロロロ……』

『スキップ』は持っていた水を『押し花』にかけていく。
『新聞紙』は濡れ、『押し花』もその身を
濡らしていくが…、特に何も起こらない。

405 スキップ :2008/06/04(水) 23:50:11
>>404
「……なら、逆だな。」

『押し花』をちぎってバラバラにする。

406 『病は気から』 :2008/06/05(木) 00:00:48
>>406

『バリィッ バリィ……ッ』

『スキップ』の手が『押し花』を容赦なく破り捨てる。
それと同時に『スキップ』の胸にある種の達成感が生まれる。


そして。

          『ドッギャ〜ムッ』

『押し花』から押し出されるようにして飛び出して来たのは、
『1m』程度の人型の、太い毛糸を幾重にも編んで作られたような
……『怪物』。これが、『バックヤード・ベイビーズ』の言う
『スタンド』というものなのだろうか。

それと同時に…………。

「う………う………ん」

『女性』のうめき声が聞こえる。
「お、起きたのッ!? 起きたのね香澄ちゃんッ!」

『老婆』の悲鳴にも似た喜びの声も、それと同時に響いてきた。

407 スキップ :2008/06/05(木) 00:18:08
>>406
「やれやれだぜ…やっとこさビンゴだな。
ところで…コイツは捕まえておいた方がいいんだろうな!おい逃げんじゃねーぜ!」

『怪物』をとっ捕まえる。

408 『病は気から』 :2008/06/05(木) 00:35:44
>>407

『スキップ』は『怪物』を捕まえようと飛び掛る。
しかし………。

スルリ。

『スキップ』の身体は、『怪物』をすり抜けてしまう。

『フフフ、「ゴ主人」タラ! 「初心」デスネェ〜。
「スタンド」ハ「スタンド」デシカ 触レマセンヨ。

ツイデニ「バックヤード・ベイビーズ」ッテ何ダカ
長イノデ ヤッパリ「ワッシ」ノ事ハ
「ザ・ベイビーズ」ト呼ンデ下サイナ』

唐突の名前変更宣言に憮然としつつ、『スキップ』は、
『毛糸のスタンド』を見やる。
『毛糸のスタンド』は黙ったまま、どこか悲しげに
『スキップ』を見つめていた。

「……何が何だか分かりませんが、
治してくれたのですかな…? この娘を」

と。『老人』が『スキップ』に話しかけてくる。

409 スキップ :2008/06/05(木) 00:53:02
>>408
「そうかよ…勝手にしやがれ。」

「…まあ、そういうことになりますかね。
僕もまだはっきりと因果関係がわかったわけではないのですが、
…もうおそらくは、あの干からびる『奇病』が再発することはないでしょう。」
「原因を説明することは難しいし理解しづらいでしょうから、それは聞かないでください…。」

410 『病は気から』 :2008/06/05(木) 01:00:30
>>409

「そうですか…。しかし、何にせよ
治って『再発』する事がないのなら良かったです。
本当に、良かった」
『老人』が安堵の表情を見せる。

「ね? 言ったとおりでしょう?
この『スキップ』さん、『奇跡』を起こしてくれるって
私、信じていたんですよ」
『老婆』が『老人』に、声をかける。
その顔には笑顔が、浮かんでいる。

二人には『毛糸のスタンド』が見えている様子は全く無い。

「……た……………………」

と。

『女性』の声がうっすらと『スキップ』の耳に届く。
小さな声だ。うかれている『老人』と『老婆』には届いていない。

411 スキップ :2008/06/05(木) 01:06:40
>>410
にこにこしながら、女性の方に静かに動いていく。
そして耳を立てる。

412 『病は気から』 :2008/06/05(木) 01:17:05
>>411

途切れ途切れの『女性』の言葉。
一つ一つ丁寧に聞き取る『スキップ』。

最初は「た」
次には「す」
続いて「け」
最後に「て」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

そういえば。

『スキップ』は思う。
『スタンド』とは『超能力』の事だと聞いた。
今回の『事象』、そしてあの『怪物』、
あれらも誰かの『超能力』なのだろう。

……一体、『誰の』?

『女性』に対し、これだけの事をするのだから、
『恨み』、それも殺したいくらいの『恨み』を
持っている奴の仕業だろうか?

……『老人』と『老婆』にはあの『怪物』が見えない様子だ。
自分の超能力が見えない…おそらくそんな事はありえないだろう。
とすると、余計に『犯人』が分からなくなる。

何か、何か考えが違うのかもしれない。
『スキップ』は先ほど聞いた『女性』の言葉と併せて、思案をめぐらす。

413 スキップ :2008/06/05(木) 01:30:30
>>412
「………残るは、猫かあんたか、もしくは俺だが…。
俺が来る前に事態は始まっていたんだ。それは違う。
それに、猫は…あれはあんたの飼い猫か? あんたに悪意を持っているようには思えないが。」

『毛玉のスタンド』はまだだまったままなのか?

414 『病は気から』 :2008/06/05(木) 01:38:01
>>413

『スキップ』は『女性』に尋ねるが、
これ以上言葉を紡ぐ体力はまだ回復していない様子だ。
何かを訴えるような目で『スキップ』を見ている。

『毛糸のスタンド』は、じっと様子を窺っているようにみえる。
『ネコ』は実に落ち着いた様子で欠伸なんかをしている。
見る限りだが、『女性』に敵意を持っているような様子は無い。

「………さて」
『老人』が『スキップ』に声をかける。

「本日は本当にお世話になりました。
ささやかながらお礼を用意したいと思います。

『娘』も、まだまだ本調子とはいえないようですし
…こちらへ、どうぞ」

『老人』は『ドア』を開け、他の部屋への移動を促している。
『お礼』の具体的な話をここではしたくない、という事かも知れない。

415 スキップ :2008/06/05(木) 01:58:56
>>412
「もうちょっと待ってください。

…なら、あんただな。
あんたが『助かりたくなかった』とも思えないが、だがあんたの『意思』は例の『干からび』を引き起こした…。
矛盾する行動だが…、自傷行動だな、それは。」
「あんたは…健康な体がほしかった。もっといろいろなところに行っていろいろな所に
行ったりしてみたかったんじゃないか?
それが、あの多彩な趣味に繋がったんだろうが、だが趣味は実際の経験とは違う。
そのことに強い落胆を覚えてしまって、ああいうやけっぱちな心境になった、と推測する。」

「…健康な体があれば万事解決なんだがな。」


『女性』の手に自分の手を乗せる。
『干からび』は元に戻りつつあるのだろうか?

416 『病は気から』 :2008/06/05(木) 02:17:12
>>415

『干からび』ているのは僅かだが和らいでいるように感じた。

『スキップ』は、今回の事件を
『女性自身』の『自傷行為』であり、
『健康な身体』がない為の自暴自棄の行為であると推測した。

『女性』の手に自分の手を乗せる『スキップ』。
確かに『健康』な身体があれば、様々なところへ行けるし、
面倒を見てくれている『老人』や『老婆』と
旅行なんかもいけたかもしれない。
そこで写真でもとって、数々の『思い出』を増やしていく…。
それは実に素晴らしい事であると思われた。


『写真』?


そういえば。
『スキップ』は思う。
この部屋には『フォトアルバム』があった。
そこに写っていたのは『女性』と、おそらく『両親』であろう二人『のみ』。
何か、少しだけ、『違和感』を覚える。
『写真』なんか、何も旅行に行かなくてもとれるのだ。
『女性』にとって、写真に残しておきたい人物は他に居なかったのだろうか。

『・・・・・・・・・・・・・・・』

「もう、いいですかな?」
少しだけ苛立ったような、『老人』の声。

417 スキップ :2008/06/05(木) 22:19:43
>>416
「そういえば…、お二人は写真に写っていなかったですね。
写真嫌いというのもよくありますが、一枚も無いというのは重度ですよね。
なにか理由でもあるんですかね?」

『老人』と『老婆』に話しかける。

「それに、まあもう少しくらいいいでしょう…なにか僕をさっさと遠ざけたいような感じもする。
おっと失礼でした。」

418 『病は気から』 :2008/06/05(木) 23:26:36
>>417

『・・・・・・・・・・・・・・・』

「……『理由』? そんなもの必要ですか?
こんな場所でわざわざ『写真』なんて撮る機会なんてないでしょう」

『一瞬』。
『老人』の顔に何ともいえぬ『不快感』が浮かんだような気がしたが、
それは、すぐに撤回され、『老人』の顔は再び笑顔を取り戻した。

「そうですよ」
『老婆』も続ける。

「私たちは『あの娘』の『唯一』の『家族』なんですからね。
これはゆるぎのない『事実』。
誰にも曲げる事の出来ない『事実』なのよ…!」

419 スキップ :2008/06/05(木) 23:53:18
>>418
「……かっこ本人主張、だがな。」
「まあそれはいいです。
ですが、『唯一』の家族なら…なぜ一緒の写真をとらないんです?
普通なら取る、特に両親がいないのであれば、一人残された孫に一緒にいてやろうと、
まず普通はそういった写真を撮る。
それに…フィルムブックにはあなたたちではない二人…両親でしょうか?その人たちが映っていた。
ですが何故かあなた達の写真は一枚もない…なんか不自然じゃあないですかね?」

「そっちの部屋に行くのはもうちょっと待っていただこう。」

420 『病は気から』 :2008/06/06(金) 00:22:02
>>419

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

「やれやれ。もう、いいかね? 婆さん。
話し合いで何とかできるかもしれないが、
私はもう、疲れてしまったよ」

『老人』の仕草が余りにも自然だったので、
『スキップ』は『それ』を止める事は出来なかった。

「そうですねぇ。こうなってしまうと
この方は少し『邪魔』ですわねえ。
『狡兎死して走狗煮らる』。
って言っても若い貴方には何の事か分からないかしら?」

『老婆』の動作もまた余りにも滑らかで、
『スキップ』は「それ」を止める事は出来なかった。

「うひひひひひひひひひ」
「うふふふふふふふふふ」

おじいさんは『医療器具』の下から『猟銃』を。
おばあさんは『懐』から『包丁』を。

『スキップ』は何が何だか分からないまま、
『机』の隅へ『追い詰められる』。

421 『病は気から』 :2008/06/06(金) 00:34:46

そこへ、『ザ・ベイビーズ』の声。

『「ゴ主人」、チョット「ピンチ」デスヨ?
「ワッシ」ノ「スタンド」トシテノ「能力」ハ
マダ「不安定」デスガ…一応、オ教エシマス。

「恩返シ」サセル「能力」。

「ゴ主人」ガ「助ケテアゲタ」「親切ニシテアゲタ」モノニ
対シ、「恩返シ」サセル「能力」デス。
タダシ…「恩」ノ「気持チ」ガ 芽生エソウモ無イ相手ニハ「効果」ハ薄イデス。
目ノ前ニ居ル オ二方ニハ…チョット効キソウニ無イデスネェ。
アトハ勿論、当ノ本人ガ弱ッテイレバ、「恩」ヲ返サセヨウニモ
難シイモノガ アリソウデスシ。

……コウ考エルト コノ能力、果タシテ今、使エルンデスカネェ?

「恩」オ返シテ欲シイ相手ガ モシモ居ルノデアレバ
「念ジテ」クレレバ 対応シマスガ……、
自分デ 「何トカスル」場面ナノカモシレマセンネェ」

さて、どうする?

422 スキップ :2008/06/06(金) 00:55:57
>>421
「…そういうことは早めに言うんだ、覚えておけ。」
「そして、…ちょっと酷だが、やってもらうしかない。『アイツ』にその『能力』を使ってくれ。
一気に行くぜ…!」

猫に『恩返し』をさせる。
できれば叫び声を上げながら『老人』の顔に飛び掛らせたいが、そこまで指定は出来ないだろう。
ともかく、いきなり猫がどちらかにでも飛び掛れば動揺するはずだ。
猫が『恩返し』するタイミングは分かっているのでこちらの反応の方が早い、
『老人』を蹴り飛ばし、猟銃を奪う。

もしまだ棘の怪我で血が少し出ているような状態だったら、『老婆』に対して手を振って血の目潰しをする。
そうでなかったら、猟銃を奪う際に、『老人』を『老婆』の方向に振り回し障害にしたい。

423 『病は気から』 :2008/06/06(金) 01:08:38
>>422

『ふぃぎゅあぁぁぁぁぁ!!』

『ネコ』が突然うなり声をあげ、『老人』に襲い掛かる。
余りにも突然の事だったので、完全に不意をつかれる『老人』。
『老婆』も、それに気をとられている。

『ダァムッ!!!』

想定通り。
気持ちよく、『スキップ』の蹴りは『老人』に決まり、
『猟銃』の『奪取』に成功した。

『オオオ!「一瞬」ニシテ「形勢逆転」デスネ!』
『ザ・ベイビーズ』の喜ぶ声。

424 スキップ :2008/06/06(金) 01:52:52
>>423
「ヘイ!
手を頭の後ろに組んで跪け。
娘さんからも遠ざかっておくんだ…とっととしねーと耳に穴開けるくらいはあっという間にやってやるぜ!」

二人に銃をつきつけ脅す。
それと、猫への『恩返し』は中止させよう。

「…で、理由を話してもらおうか。」

425 『病は気から』 :2008/06/06(金) 02:06:30
>>424

『ふぎゃああ』

『ネコの恩返し』は終わりを告げ、
『ネコ』は再び丸くなる。

ぱ……ッ

『老婆』は『猟銃』を構える『スキップ』を見るやいなや、
『包丁』を床に置き、両手を挙げた。
『老人』も同じように両手を挙げ、後ずさる。

「い、い、いやですわ、おほほほほほほ。
『冗談』ですよ? 『スキップ』さぁ〜ん」
『老婆』が引きつった笑いを見せる。

「そ、そ、そうですよ、『スキップ』さん。
あなたは『娘』の『命』の恩人です。
『恩』を『仇』で返すような真似するはずも…」

『老人』の笑顔も、また引きつっている。


『嘘つき……ッ』

と。
突然、どこかで声が聞こえた。
チラリ、と『スキップ』が声の方向へ目をやると………。

話しているのは、『毛糸のスタンド』だ。

426 『病は気から』 :2008/06/06(金) 02:20:39

そして、『女性』のスタンドである『毛糸のスタンド』は、語る。

『貴方たちは……私の「両親」が亡くなってから、
ひょっこり現れた「祖母」と「祖父」でしたね。
「親戚たち」を「説得」して、私を「養女」にした…。

初めから私は貴方たちが嫌いだった。
だって、貴方たちの目に映っているのは「私」でなくて…、
私が「相続」する予定の「遺産」なんですもの。

18歳の誕生日、あと一ヶ月に迫った、私の誕生日に、
私は「両親」が遺した莫大な遺産を「相続」する……。
それが欲しくて、今まで「私」の面倒を見てくれたんでしょう?

「私」は…自分の体調のせいもあって、
半ば「軟禁状態」でここで時を過ごすしかなかった。
たくさんの「趣味」は、少しでもその現実から逃げたかったから。

そして、残り一ヶ月となって、
「最悪」な「現実」に「絶望」した
「私」から生まれた「超能力」が、「タルサ・シャッフル」…。

その能力を身をもって味わったのは
「押し花」をやっている時に、
つい「棘」で指を怪我してしまった時だった』

427 『病は気から』 :2008/06/06(金) 02:30:56

『さっきまでは「能力」は知らなかった。
ただもう、「死んでしまいたい」と思っていただけ。
でも、今なら「能力」も理解出来た…。

「タルサ・シャッフル」がとりついた物質が傷つけたものは、
とりついた物質の「生存システム」が付加される。

「植物」の「生存システム」…その一番大きなものが「光合成」のシステム。

必要なものは「水」と「光」と「二酸化炭素」
普段からマスクによって過剰な酸素を取り入れ、日光を避けてきた私には、
「二酸化炭素」と「充分な量の光」を取り入れる事が難しかった。

……………ねえ、『スキップ』さん…というのかしら?
もし、もし、良ければでいいんですけど…。

                         『助けて』」

428 スキップ :2008/06/06(金) 23:00:25
>>427
「…まあそれが出来るかどうか知らんが…、
俺にその『タルサ・シャッフル』、そいつを寄生させればいい。
あんた体が弱いんだよな…それは要するに、人としての『生存システム』が弱いってことだ。
例えば食が細いとか貧血だとかいろいろあるが、そういうことが重なって免疫力が低くなったりする。
だから…俺の、健康な人の『生存システム』を付加すれば、今にプラスしてよりメシが食えるようになるだろうし、
新陳代謝なんかも活発になるだろ。
…上手く行くかどうかは知らんが、やるだけやってみな。」

429 『病は気から』 :2008/06/06(金) 23:32:20
>>428

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『タルサ・シャッフル』と呼ばれる『毛糸のスタンド』は、
やがて、『スキップ』の方へ、ゆっくりと近づき。

スゥゥゥゥ――――――――――ッ

『スキップ』に触れると吸い込まれるようにその姿を消した。

『老人』と『老婆』には『タルサ・シャッフル』の
先程の話は聞こえていないようだ。
『スキップ』の独り言(に見える)に怪訝そうな表情を浮かべている。

430 スキップ :2008/06/06(金) 23:39:25
>>429
「……これでいい、はずだ。」

→エピローグへ

431 『病は気から』 :2008/06/07(土) 00:21:01
>>430

『スキップ』は、『老人』と『老婆』を
猟銃で脅しつけ、追い出すことに成功する。
そして、その爪でそっと、『女性』の肌を傷つけた。

→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→

『一ヶ月』が経った。
『女性』………『甲元香澄』は無事、誕生日を迎え、
莫大な『遺産』を手にする事となる。
彼女はすっかり『健康』な身体を手に入れ、
今も『山荘』で穏やかに暮らしている。

『スキップ』は『親切』だった。
『どんな時も、人を助けなければいけない』。
そんな信念の元、動く人物だった。

だからこそ『スキップ』は、『香澄』から離れられない。
『タルサ・シャッフル』の『射程距離』は『10m』。
『スキップ』は『香澄』の為、今日も、
影のように、ピッタリと『香澄』の『傍に立つ』。
それはただの『親切』からなのだろうか?
それとも。

「本当に…」
「ん?」
「やまいは き からよね?」
「ああ…『スタンド』は『気』みたいなものだからね」
「そうじゃなくて」
「え?」
「『薔薇』の」
「……………ああ」

何気ないからこそ幸せな会話が、
今日も『山荘』で、ささやかに行われる。

                   エピソード4:『病は気から』⇒『了』

432 『病は気から』 :2008/06/07(土) 00:24:05

取り付くタイプのスタンド。
毛糸を幾重にも編んで作ったような形状をしている。
スタンドが、何かに触れる事でそこに取り付くことが可能。

『憑依物』が『傷つけた』ものに、
『憑依物』の『生存システム』をなすりつけるのが能力。

この文中の『生存システム』とは、
『憑依物の生命や機能に対して大きく影響する要因』の事。
具体的に言えば『エネルギーの補給方法』、『熱』や『火』、
『酸』『病原菌』など『有害物質』になりえるものへの『抵抗力』などを指す。

『解除条件』として『本体』の任意、『憑依物』の破壊、
『射程距離』からの『離脱』がある。

『タルサ・シャッフル』
パワー:C スピード:C 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A

433 『病は気から』 :2008/06/07(土) 00:38:00

『魚』の『ヒレ』状の物質を大量に纏う人型スタンド。
『恩返し』をさせる能力。
本体、あるいは『ザ・ベイビーズ』が『善行』を働いたものに対し、
『善行』一種類につき、『一回』だけ、
『恩返し』をしてもらう事が出来る能力。

『恩返し』してもられるものには『自動的』に
スタンドの『ヒレ』の一枚がくっつく。
もし対象が『自力で動けないもの』ならば、
これが『動力源』となり、その対象を動かし、
『恩返し』させる事が可能。

対象は『非生物』『生物』問わないが、
『生物』に関してはその効果は「『恩』を強く感じさせる」と
いった『精神的』なものになり、
その効果は『恩知らず』や『敵対者』には、薄い。

対象にとって『利益』の幅が大きいものや、
『命』にかかわる『善行』ほど、
『恩返し』してもらえる行為の幅や、持続時間は多くなる。

『ザ・ベイビーズ』(『ヒレ』も同様)
パワー:C スピード:C 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A

434 『病は気から』 :2008/06/07(土) 01:31:40
<『病は気から』のシステムについて>

当フリミは『推理ミッション』である。
いくつかの設問を参加者がクリアしていき、
『エピローグ』までたどり着けるかの、
やや『システィマティック』なフリミ。

『設問』は、

『彼女に何が起こっているのか?』
『その対処法は?』
『押し花から出てきたスタンドは誰のもの?』
『なぜスタンドの持ち主はそんな事を?』
『老人・老婆の対処に「ザ・ベイビーズ」を誰に使うか?』

それぞれを答える場面で『一定』以上の『答え』を
出さないと、フリミは『収束』に向かっていくシステム。
ある程度正解に近ければ、『参加者』の『自動思考』などにより
『ヒント』は提示され、それでも駄目なら『収束』してしまっていた。

435 『病は気から』 :2008/06/07(土) 01:32:10
【評】

『スキップ』

『調査』における『材料』集めに関しては、
『押し花』『薔薇』を直接チェックしなかった事
以外は、スムーズに行えており、問題はあまり無い。

最初に提示した『吸血鬼説』は、
よくよく検証すれば『調査』とそぐわない事は
分かったであろうからもう少し考えてから
提示した方が良かったかもしれない。

各設問には何度か少しずつズレた『答え』を出していたが、
『ヒント』により『正答』まできちんと辿り着ける事が出来ていた。。
ちなみに一番『収束』に近づいたのは『押し花』の
存在を思い出せなかった箇所。

総評すれば、良くも悪くも『平均的』な『推理力』の持ち主。
まだまだ『思考』や『分析』において磨ける箇所はあると思うので、
よりよりスタンド使いを目指して頑張って欲しい。

追記するならば最後の、「『タルサ・シャッフル』を『参加者』本人に使い、
『女性』の生存システムと高める」という『発想』は高く評価したい。

436 『病は気から』 :2008/06/07(土) 01:55:35
エピソード4:『病は気から』

『前提・参加希望』【>>340-350
『フリミ本編』【>>351-431
『登場スタンド能力・システム・評』【>>432-435

『総レス』:97レス(本レス含む)
『総日数』:10日 (フリミ本編から評までにかかった日数)

437 エピソード5:『そのままの君で』の【前提】 :2008/06/10(火) 23:28:55

『基本設定』

名前:参加者次第
性別:参加者次第
年齢:参加者次第
職業:参加者次第
スタンド:参加者次第
持ち物:参加者次第

備考:『二名募集』。『二名』は『前提』により
強制的に『知り合い』以上になってしまうが、それでもよければ。
『自然』な流れならば『知り合い』同士で
応募してもらっても構わない。
ただしその時は事前にどういう『知り合い』か、
遅く書きこんだ者が記す事。

438 エピソード5:『そのままの君で』の【前提】 :2008/06/10(火) 23:31:16

7月4日、まだ本格的な夏は訪れていないのに、
イヤになるくらいの蒸し暑い日。午後2時半。
『参加者たち』は汗だくになりながら片田舎の畦道を歩いていた。

目的もあても無い、逃避行のような『旅行』。
そして『参加者たち』は、小さな町へと辿り着く。
そこで気さくに声をかけてくる『青年』と仲良くなった。

『青年』と語るうちに一つの話題に行き当たる。
今、この小さな町を揺るがしている『事件』。

→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→

この町の一角に仲の良い老夫婦が住んでいたという。
しかし、ある日、夫が突然失踪してしまう。

夫の死体こそあがっていないものの、
滑り落ちる跡、その傍らに落ちた夫の杖と帽子、浮かぶ夫の靴……。

全ての状況証拠が、夫が「二人の家の裏の『湖』に
落ちてしまった事」を示唆していた。

妻である『老婆』は夫が失踪したその日から、
次第に『家』に引きこもるようになっていった。

夫が亡くなったショックでボケてしまった、
という説が近所で流れ始め、同情的な目で
見られるようになった『老婆』。

439 エピソード5:『そのままの君で』の【前提】 :2008/06/10(火) 23:32:07

「それだけなら…まあ近所のちょっとした話題、で済むんですが」
『青年』が言葉を紡ぐ。

「近所の子供の中で、なんというか…
『度胸試し』として『老婆』の家に入っていくという
『遊び』が流行ってしまったらしいんですね。

で、ですね。その中の一人が『老婆』の
家から出てこなくなってしまったらしいんです。

無事に帰ってきた子供たちは口々にあそこには
『お化け』が居る、と語ったそうです。
当然、大人たちも初めは信用せずに、数人で
『老婆』の家に入り込んだのですが…
五分もしない内にドタドタと逃げ帰ってきたそうですよ。
そして、その口から出たのは


「あの家は『呪われている』。

それがまさしく今日の午前中の出来事です。
今は…えーと、『お払い』の準備をしているそうですよ。
でも、神主さんが腰痛持ちなので準備にはもう少しかかるらしいですが」

440 エピソード5:『そのままの君で』の【前提】 :2008/06/10(火) 23:32:28

『その「家」行ってみようか?』

『参加者』のうち、どちらが言い出したのだろうか。
二人は青年と別れ、突き動かされたかのように『家』まで向かう。
『家』は築30年といった感じの佇まい。
昭和の匂いを強く受け継ぐ、堂々たる二階建てだ。
『家』の前にはたくさんの男たちが謎の祭壇のようなものを
作り上げようとしている。これがお払いの準備なのだろうか?

この事件を『スタンド』によるものと睨んでいた
二人はその有様に苦笑しながら、
周囲の目を盗んで、『家』へと侵入していく…。

441 エピソード5:『そのままの君で』の【前提】 :2008/06/10(火) 23:34:05
【地図】

『老夫婦』の『家』。間取りはPL的にしか知りえていない。
また、家内の『備品』の詳細は、その目で確かめる事。

ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080610232506.jpg

442 エピソード5:『そのままの君で』の【前提】 :2008/06/10(火) 23:37:34
【基本設定】(>>437
【前提】(>>438-440
【地図】(>>441

『質問受付』は6月11日(水)22時まで
『参加者募集』は6月11日(水)23時から
と、する。

443 新手のスタンド使いかッ!? :2008/06/11(水) 00:40:25
『質問』
・『湖』の大きさ、位置はわかるだろうか?
・『家』の周辺状況。住宅地なのか?
 それとも、周りは田畑か何かなのだろうか?
・『家』への侵入経路(どこから入り込んだ?)
・『家』を外から眺めて、窓に人影などが確認できなかったかどうか
・『青年』とは互いに自己紹介を済ませた?
・子供たちと、逃げ帰ってきた人たちから、
 具体的に中で『何が起こったか』は聞けていない?

444 エピソード5:『そのままの君で』の【前提】 :2008/06/11(水) 01:02:09
>>443

『参加者』が『家』の周囲を見回すと、
その他の家々がポツンポツンといくつか見えた。
『住宅地』、といえばそうなのだろうが…。
『家』の所在が町外れな為か、
それぞれが広大な土地持ちな為か、
『家』と『家』は離れており、
その間には整備されていない、
『藪』という表現が適した空間が広がっている。

『湖』は、地図上の『勝手口』の付近から
100mほどのところにあった。
余り整備されていると言い難いが、
『勝手口』から『湖』まで、
人が通れるくらいの『道』が存在する。
大きさは見た限りでしか分からないが、
さほど大きくはない、『池』に毛が生えたような『湖』だ。

『家』は、『玄関』からコッソリ、
(といっても見張っているわけではなかった為、
比較的容易だった)入っていった。
今のところ『家』から人の住む気配は感じられない。


『青年』は、『吉川』と名乗った。
近所に住む青年で町役場に勤めているらしい。
『参加者たち』も名を名乗っている。

『何が起こったのか?』については、
これ以上の情報は無い。

445 エピソード5:『そのままの君で』の【前提】 :2008/06/11(水) 23:01:36

参加者募集開始。

446 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/11(水) 23:13:20
>>445
参加希望です。
 
名前:ステア・フェリシアノ
性別:女
年齢:21
職業:カメラマン
スタンド:『ブラック・ヴェルヴェッツ』
持ち物:財布、携帯電話、手帳とボールペン、キャップ、一眼レフデジタルカメラ
     ショルダーバッグ、ミネラルウォーター(1リットル)、最低限の化粧道具、ビニール袋。
 
『ブラック・ヴェルヴェッツ』 非・人型/人工・機械型
 
能力:『水』にイメージを投影する。
 
パワー:C スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C
 
・視界内の『水』の形状を、液体のまま本体のイメージ通りに変化させることができる。
・『水』は、光の屈折によってイメージを忠実に投影し、目視による区別はほぼ不可能。
・最大で、本体を中心とした半径1キロメートルの『水』を操れる。
・一度に操れる『水量』に限界は無い。
・複数の場所で別々に存在する『水』を同時に操る事は出来ない。
・『水』の操作は、最低でも、その一部を視認している必要がある。
・『水』は、真水である必要は無い。

447 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/11(水) 23:27:19
>>445
参加希望です。

名前:ノギシ・レイダーバーグ
性別:男
年齢:22
職業:司書
持ち物:財布、携帯電話、手帳とボールペン、着替え(中学生サイズ)、新書、リュックサック、雨具、望遠鏡、スケッチブック、筆箱。
ステアとの関係:図書館にステアの写真集が寄贈されたことをきっかけとして、出会う。

『ターネイション』
パワー:B スピード:B 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A

殴ったものから『1年〜1秒』の『時』を引き出すスタンド。
『時』が引き出されることで、対象は『過去』に戻る。
引き出した『時』は『球状』になり、誰もが扱うことができる。
『時』を与えると、対象は『未来』に進む。

448 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/11(水) 23:34:49
>>445
「ステアとの関係」は初対面の場合不要のようなので、無視してください。

449 『そのままの君で』 :2008/06/11(水) 23:52:02

エピソード5:『そのままの君で』

450 『そのままの君で』 :2008/06/11(水) 23:53:10
<これまでのあらすじ>

7月4日、まだ本格的な夏は訪れていないのに、
イヤになるくらいの蒸し暑い日。午後2時半。
『ステア』と『ノギシ』は汗だくになりながら片田舎の畦道を歩いていた。

目的もあても無い、逃避行のような『旅行』。
そして『参加者たち』は、小さな町へと辿り着く。
そこで気さくに声をかけてくる『青年』と仲良くなった。
『ステアたち』と『青年』は、互いに自己紹介を交わす。
『青年』は『吉川』と言い、町役場に勤めているという。

そして参加者たちは『青年』と語るうちに一つの話題に行き当たる。
今、この小さな町を揺るがしている『事件』。

→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→

この町の一角に仲の良い老夫婦が住んでいたという。
しかし、ある日、夫が突然失踪してしまう。

夫の死体こそあがっていないものの、
滑り落ちる跡、その傍らに落ちた夫の杖と帽子、
浮かぶ夫の靴、そしてその日から消える夫の消息……。

全ての状況証拠が、夫が「二人の家の裏の『湖』に
落ちてしまった事」を示唆していた。

妻である『老婆』は夫が失踪したその日から、
次第に『家』に引きこもるようになっていった。

夫が亡くなったショックでボケてしまった、
という説が近所で流れ始め、同情的な目で
見られるようになった『老婆』。

451 『そのままの君で』 :2008/06/11(水) 23:53:31

「それだけなら…まあ近所のちょっとした話題、で済むんですが」
『青年』が言葉を紡ぐ。

「近所の子供の中で、なんというか…
『度胸試し』として『老婆』の家に入っていくという
『遊び』が流行ってしまったらしいんですね。

で、ですね。その中の一人が『老婆』の
家から出てこなくなってしまったらしいんです。

無事に帰ってきた子供たちは口々にあそこには
『お化け』が居る、と語ったそうです。
当然、大人たちも初めは信用せずに、数人で
『老婆』の家に入り込んだのですが…
五分もしない内にドタドタと逃げ帰ってきたそうですよ。
そして、その口から出たのは


「あの家は『呪われている』。

それがまさしく今日の午前中の出来事です。
今は…えーと、『お払い』の準備をしているそうですよ。
でも、神主さんが腰痛持ちなので準備にはもう少しかかるらしいですが」

452 『そのままの君で』 :2008/06/11(水) 23:53:56

『その「家」行ってみようか?』

『二人』のうち、どちらが言い出したのだろうか。
二人は青年と別れ、突き動かされたかのように『家』まで向かう。

『家』は築30年といった感じの佇まい。
昭和の匂いを強く受け継ぐ、堂々たる二階建てだ。
『家』の前にはたくさんの男たちが謎の祭壇のようなものを
作り上げようとしている。これがお払いの準備なのだろうか?

『二人』が『家』の周囲を見回すと、
その他の家々がポツンポツンといくつか見えた。
『住宅地』、といえばそうなのだろうが…。
『家』の所在が町外れな為か、
それぞれが広大な土地持ちな為か、
『家』と『家』は離れており、
その間には整備されていない、
『藪』という表現が適した空間が広がっている。

件の『湖』は、『老夫婦』の『家』の『勝手口』から
100mほどのところにあった。
大きさは見た限りでしか分からないが、
さほど大きくはない、『池』に毛が生えたような『湖』だ。

この事件を『スタンド』によるものと睨んでいた
二人はその有様に苦笑しながら、
『家』は、『玄関』からコッソリ、
(といっても見張っているわけではなかった為、
比較的容易だった)入っていった。

今のところ、『家』から人の住む気配は感じられない。

453 『そのままの君で』 :2008/06/12(木) 00:00:47
<これまでの登場人物>
【ステア】
今回の参加者その1。詳細は>>453

【ノギシ】
今回の参加者その2。詳細は>>454

【青年】
『旅先』で参加者たちが知り合った青年。
名は『吉川』、町役場に勤めているらしい。
『吉川』が『老夫婦』にまつわる話を
参加者にして、それが今回の事件の発端となった。

【老婆】
『町』に住む『老夫婦』の片割れ。
夫が失踪して、『家』に引きこもるように
なってしまったらしい。

【子供】
『老夫婦』の『家』に入った後、『行方不明』。

454 『そのままの君で』 :2008/06/12(木) 00:01:57
<参加者その1>

名前:ステア・フェリシアノ
性別:女
年齢:21
職業:カメラマン
スタンド:『ブラック・ヴェルヴェッツ』
持ち物:財布、携帯電話、手帳とボールペン、キャップ、一眼レフデジタルカメラ
     ショルダーバッグ、ミネラルウォーター(1リットル)、最低限の化粧道具、ビニール袋。
 
『ブラック・ヴェルヴェッツ』 非・人型/人工・機械型
 
能力:『水』にイメージを投影する。
 
パワー:C スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C
 
・視界内の『水』の形状を、液体のまま本体のイメージ通りに変化させることができる。
・『水』は、光の屈折によってイメージを忠実に投影し、目視による区別はほぼ不可能。
・最大で、本体を中心とした半径1キロメートルの『水』を操れる。
・一度に操れる『水量』に限界は無い。
・複数の場所で別々に存在する『水』を同時に操る事は出来ない。
・『水』の操作は、最低でも、その一部を視認している必要がある。
・『水』は、真水である必要は無い。

455 『そのままの君で』 :2008/06/12(木) 00:02:52
<参加者その2>

名前:ノギシ・レイダーバーグ
性別:男
年齢:22
職業:司書
持ち物:財布、携帯電話、手帳とボールペン、着替え(中学生サイズ)、新書、リュックサック、雨具、望遠鏡、スケッチブック、筆箱。

『ターネイション』
パワー:B スピード:B 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A

殴ったものから『1年〜1秒』の『時』を引き出すスタンド。
『時』が引き出されることで、対象は『過去』に戻る。
引き出した『時』は『球状』になり、誰もが扱うことができる。
『時』を与えると、対象は『未来』に進む。

456 『そのままの君で』 :2008/06/12(木) 00:03:24
【地図】

『老夫婦』の『家』。間取りはPL的にしか知りえていない。
また、家内の『備品』の詳細は、その目で確かめる事。

ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20080610232506.jpg

457 『そのままの君で』 :2008/06/12(木) 00:08:44

『玄関』から『家』に入った二人は、
まず『外』以上にジメジメとして
蒸し暑い屋内に『辟易』とする。

更に昼間とは思えない『薄暗さ』を感じる。
これは、おそらくだが全ての窓のカーテンを
閉め切っているせいではないかと思われた。

『「お化け」や「呪い」なんてない』
『「スタンド」の仕業だろう』

そう考えていた二人だったが、
何ともいえないこの『家』の『不気味』さを
肌で感じると、もしかしたら自分たちの知らない
不可思議な『力』が働いているのではないか?
などという考えも頭をかすめていく。

二人はまず、回りを確認する。
『玄関』には靴箱であろう棚と、傘置き。
また、足下には『サンダル』が二足、揃えておいてある。
どれもこれも使い込まれており、ちょっとした『歴史』を感じさせる。

それから『奥』を見る。
まず入ってすぐの両脇に一つずつ『ドア』、
そこから奥へ行けば両脇に広がる『通路』、
そしてまた更に奥には両脇に一つずつの『ドア』。

458 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/12(木) 00:24:32
>>457
「結構簡単に入り込めましたね。
 ……さて、どうしましょう?
 この奇妙な『不気味』さ以外には、特に異変もないようですけれど」
 
とりあえず、その場で周囲を観察する。
廊下の床など、掃除は行き届いている感じなのだろうか?
まあ、埃なんかは先に上がりこんだ人達が吹き飛ばしてしまってるでしょうけど……
それと、『子供』の靴は見当たらない?

459 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/12(木) 00:27:30
>>457
「老婆を見て異変に気付く、ということは老婆に会っても無事ということか――な?
 右は1部屋みたいだから、先に行こうか?
 『ターネイション』で足跡を『引き出せ』れば、楽だけど時間がかかりそうだしなぁ」

460 『そのままの君で』 :2008/06/12(木) 00:40:01
>>458-459

『ステア』と『ノギシ』は語り合いながら、更に様子を確認する。
『床』の汚れなどはやや汚れていてはいるものの、
そこまで『汚い』という感じではない。

『ノギシ』は、外観から『右』の部屋が一部屋ではないかと推測する。

『子供』の靴は、見当たらない。

(もし『会話』をしたければ、レス中や
メール欄で言ってくれれば、『会話終了』の
合図が無い限り、GMのレスはしない。
ただし世の中には「『会話』している場合ではない時」が
ある事をよく考えて『会話宣言』するようにお願いしたい)

461 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/12(木) 00:46:59
>>459-460
「そうですね……『探索』していけば『子供』、『老婆』、『お化け』。
 どれかに遭遇する事が可能でしょうしね……
 あと、一度『家』を通り抜けて、『湖』に向かうってのもありでしょうか。
 『事件』の発端は『湖』にあるわけですから。私はどっちでもいいけど」
 
ミネラルウォーターのボトルを取り出しながら
入ってすぐのドア(右側)に向かいたい。
靴はビニール袋に入れて持ち込みます。

462 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/12(木) 22:14:25
>>460-461
「『お化け』か。湖から『深きもの』が出たらどうしよう…」

同じく、靴はリュックに詰める。

「私の方が壁になれるね。」
念のために床から『1日』分の『時』を取り出し、身体に詰める。
ドア、ドアノブを観察し、特に異常がなければ開ける。

463 『そのままの君で』 :2008/06/12(木) 23:03:30
>>461-462

『ステラ』と『ノギシ』はまずは『右』の部屋から調べる事にした。
二人とも『靴』を脱ぎ、持ち歩く事にする。

『ノギシ』は床から『一日』分の『時』を取り出し、
先陣を切った。ドア・ドアノブに目立った『異常』は見られなかった為、

『ギィィィィ』

ドアを開ける。
この『部屋』で、まず目に付くのが
この季節なのに仕舞われていない『コタツ』。
正面にカーテンのされた『窓』があり、
その下には引き出しのついた『机』。
右側には大きなタンスがありその傍らには
大きな鏡のついている『化粧台』があった。

全体的にかなり雑然としている。


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
『ノギシ』に質問。
『時』を『身体に詰める』というのは
自分自身に能力を使う(『一日時を進める』)という事でいいだろうか?
その場合『擬似的』な『未来予知』が可能になるという事でOK?
(『精神』が一日後のものとなる、という判定の元)

併せて質問するが、『時』をとった時、
対象の『傷』や『記憶』や『死亡』を、
それ以前の状態に戻す(『過去に戻す』)事により無かった事にしたり、
『位置』を過去の状態にする事で『瞬間移動』、
はたまた、いわゆる『押す』ような状況に陥ったりするのだろうか。
『時』を戻す、あるいは進めるというのが
どのレベルまでなのかを教えて欲しい。

もしこれらの事が未確認で、この場限りの判定で良いのであれば、
今後、書いていない項目に関しては全てこちらが決める。

464 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/12(木) 23:37:07
>>462-463
「はい、お願いしますね、『ノギシ』さん」
 
『ノギシ』と会話しながら、ミネラルウォーターを開封しておき、
そこから『水』を帯状に伸ばしてカーテンを開けてしまいたい。
 
「ここは、件の『老婆』の部屋でしょうか?
 『化粧台』があります……そして『コタツ』が出しっぱなしです。
 とりあえず、この部屋を調べてみましょう……」
 
そうして明かりを部屋に引き入れてから、部屋に踏み込みます。
『人影』は見当たりませんか? 『スタンド影』でもいいです。

465 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/13(金) 00:20:07
>>463
「コタツって、しまうのが大変ですからねぇ――
 って、カーテンを開けると外の祭壇から見えないかな?」

鏡台に覆いは掛かっていますか?
また、化粧台に埃は積もっていますか?

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
未確認ですが、こちらの判断は
・過去への移動は『セト神』、『マンダム』に準拠する。
 つまり、精神(スタンド含む)や肉体は変化し、記憶・知識、位置は変化しない。
 (この場合の『精神』は性格・考え方・発想などを指します。)
 結果として、未来予知はできない。
・『死亡』は覆せない。
・過去へ移動すれば、傷は治る。
・未来の基準は他者の影響を無視した現在の状況の延長。
 例えば、普段ヒゲを剃っている人間に『時』をこめても髪が伸びたりはしない。
 ただし『散髪しない』という意思を持っていれば別。
 他人が坊主にする計画を立てていても、反映されない。

ただし、以上の判断が世界観に矛盾する場合、GM判断を優先させてください。

466 『そのままの君で』 :2008/06/13(金) 00:33:58
>>464-465

『ノギシ』が『ステア』を守るように先陣を切っている。
ゆっくりと中へ入っていく二人。

『化粧台』に『埃』は積もっており、長い間使われていない様子だ。
特に『人影』『スタンド影』は見当たらない。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

『ノギシ』へ。
『ターネーション』の認識については把握した。
ただ『GM』とそちらで考えに齟齬が出る恐れがあるので、
トリックなどで伏せたい場合以外は、出来るだけ、
能力発動についての『意図』を書き込んでもらえるとありがたい。

そして結局、『床』の『一日分』は、『ノギシ』に
『発動』している、という事でいいのだろうか。

467 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/13(金) 00:46:38
>>465-466
「どうでしょう? 大丈夫だとは思いますけど……」
 
窓に近付いてそこから何が見えるか確認する。
祭壇を設置している位置から、この窓は見えそうでしょうか?
大丈夫そうなら、窓に寄ったついでに『机』を調べておきたいです。
『机』の上や、引き出しの中など、どんな物がありますか?
 
『水』には1m程度の帯状になり、自分の周囲を漂うイメージを投影しておく。

468 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/13(金) 00:58:07
>>466-467
「ここは…使われていないのか?
 いや、相方が死んでからかもしれないな。
 私はこっちを調べます。」

使われなくなった時期を調べるため、鏡台から1ヶ月分の『時』を抜き取る。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
『1日分』の意図は、怪我を治す際になるべく精神を『退行』させたくないためだけ。
トリックではない。

469 『そのままの君で』 :2008/06/13(金) 01:15:45
>>467-468

『プヨヨヨヨヨォォォォォ』

『ステア』の周りに『ペットボトル』の水が
『一反木綿』のように漂い始める…。
カーテンの隙間から外を見ると、『祭壇』の方は見えない。
見えないという事は、逆にあちらからも
こちらは見え辛いだろうと推察される。

『机』の上には『写真立て』があり、
『老人と老婆、中年の男女、そして小学生程度の子供が二人』
写っている。素直な目で見れば老夫婦とその息子たち、孫たち、
と言ったところだろう。その他よく分からない土産物の置物や
筆記用具、文房具、工具、賞味期限の分からないむき出しのお菓子……。
『机』および『引き出し』には様々なものが散乱しているが、
特に怪しいものは見当たらない。

一方の『ノギシ』は、『鏡台』から一か月分の『時』を抜き取った。
ちなみに、『鏡台』に覆いのようなものは無い。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

特に変わりは無い。強いて言えば、
一か月分の埃が少なくなったかもしれない。


『さわさわ』

と。二人の耳に『布』が擦れるような音が聞こえた。
二人の視線が音の出所に集中する。

―――――――――そこは、『コタツ』の中だ。

470 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/13(金) 04:13:11
>>469
「どうやら、大丈夫のようです。ここの窓は『死角』になっている。
 
 ところで……お菓子があります。『ノギシ』さん、食べますか?
 それと、『家族』の写真らしきものもありますけど。
 ……ボケてしまった『老婆』を、『お世話』しに来ていないのですかね」
 
「……ム? 『何事』でしょう。
 お待ちかねの『スタンド事』でしょうか?」
 
カーテンを開け、『写真立て』と(工具の中にあるなら)『ペンチ』を回収。
『コタツの中身』の動きを警戒しつつ、壁沿いに『ノギシ』の傍へ移動する。
 
移動を終えても『コタツ』に動きがないようなら、こちらから仕掛けてみましょうか。
帯状の『水』を更に1m取り出したあと、ボトルから切り離し、
その端に『ペンチ』(無いなら自前のボールペン)を保持させる。
もう片方の端は、薄く大きく伸ばして『鏡面』のイメージを投影。
 
『水』が保持した『ペンチ』又は『ボールペン』で
『コタツ』の布団を持ち上げ、『鏡面』で窓からの光を反射。
そういうイメージで、『コタツ』の中を照らしつつ内部の様子を確認します。

471 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/13(金) 20:59:43
>>469-470
「『作りたて』に戻したとしても、食べる気はしませんね。
 『家族』…ここは娘さんの部屋なんでしょうか。
 こういった鏡台には、普通布をかけておくものですが――」

音に反応する。
「いや、私はできればご婦人に会いたいのですが……
せめて行方不明の『子ども』で。」

化粧液の壜から『1年分』取り出し、本体で持つ。
化粧液の量は変化したのだろうか?

>>>>>>>>>>>>>>
『時』の直径をしめしておきます。
1秒…4cm
1分…8cm
1時間…12cm
1日…15cm
1年…18cm

472 『そのままの君で』 :2008/06/13(金) 22:23:39
>>470-471

『ジュルイィィィィィィィム』

『ステア』の『ブラック・ヴェルベット』の能力が『水』を自在に操っていく。
『水』の一方は『鏡』状となり、一方は『ペンチ』を持とうとするが…。
『水』は『液体』、『ペンチ』を持つ事は出来ない。
(能力説明からはあくまで『液体』であり、
『アクアネックレス』のような事は出来ないと判断したが、
射抜き手に対しての別途の『質疑応答』や、
『ステア』PLの『理論』などがあり、
異論があるようなら受け付ける)

一方の『ノギシ』は、『コタツ』の動きは
『ステア』に任せ、化粧液を用いた『実験』を行う。
『一年』の過去に戻っても、化粧液の量は特に変化していない様子だ。

>>>>>>>>>>>>>>>>
『ノギシ』に対しての『提案』。

>ただし、以上の判断が世界観に矛盾する場合、GM判断を優先させてください。

との事だが、『難易度』の関係上、
このフリミにおいて『ターミネイション』の『能力』は、
『スタンド』および対象に付与された『スタンド能力』に
対して『効果が無い』という『定義』を行ってもよいだろうか?
(本体の時を戻して『スタンド』がない状態まで戻す、
というふうに『間接的』な効果はアリ)

473 『そのままの君で』 :2008/06/13(金) 22:26:04
>>472
『ターミネイション』→『ターネイション』

474 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/13(金) 23:35:51
>>472
了解しました。
本体はピッチャーのように『時』を構えて、コタツの方を見ています。
化粧液はどれくらい残っていますか?

475 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/14(土) 00:15:19
>>472
>物体の保持
『質問』したところ、出来ないとの事でした。
なので以下の行動に切り替えます。
 
バッグからもう一枚ビニール袋を取り出し、
その中に『水』の端を入れて、『コタツ』の布団と敷物の間に差し込む。
そして大きくて透明な『風船』のイメージを投影。
ビニール袋を膨らませて、布団を持ち上げる事にします。
もちろん、『コタツ』の中を『鏡の反射』で照らして中の様子に注意しつつです。
 
『ペンチ』は『写真立て』と一緒に本体が確保しておきましょう。

476 『そのままの君で』 :2008/06/14(土) 01:00:15
>>474-475

『ノギシ』は『時球』を構えながら化粧液を確認する。
三分の一ほど残っているだろうか。

『プルルシャァ…』

『ステア』は、『ビニール袋』に『水』を入れ、
それを膨らませる事で、『布団』を持ち上げた。

『ふぃぎゅぁああああ』

と。
『布団』の中の主が飛び出してくる。
それは紛れも無く………『猫』だ。
痩せこけており、お腹をすかせている様子だ。

477 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/14(土) 02:37:44
>>476
「……『老婆』の飼い猫? 痩せていますね。
 『ドア』は閉まっていましたし……
 この部屋に閉じ込められていたんでしょうか?
 
 もし、逃げ出すようでしたら、捕まえてもらえますか?」
 
『ノギシ』に頼みながら、『猫』と『猫』が出てきた『コタツ』を観察。
『首輪』はつけている? 
痩せこけている以外は普通の『猫』?
『コタツ』の中に『猫』以外に目に留まるものはない?
無ければ『水』は引き戻して、『水の入った皿』のイメージを投影。
足元に設置し、『水分』を求めて『猫』がこちらに寄って来るのに期待です。

478 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/14(土) 23:46:15
>>476-477
「『いつから』なんでしょうね…
 『子ども』が変化――とすると、痩せているのはおかしいか。」

入り口の方へ移動、廊下を観察する。
猫の声はどれくらいまで届いたのだろうか?
痩せてるとはいっても、力強い鳴き声?

479 『そのままの君で』 :2008/06/15(日) 00:26:46
>>477-478

『ステア』は『猫』を観察する。
『首輪』の類は無く、見る限りでは『普通』の『猫』。
『コタツ』の中を覗いてみると………食べかけのお菓子が
少量あった。おそらくだが、これで『飢え』を
凌いでいたのではないだろうか。

『ステア』は『水の入った皿』をイメージ。
予想通り、どたどたと『猫』は水分を求めて
『皿』まで駆け寄ってくる。

『ノギシ』は思案しつつ、廊下を観察した。
『猫』の声はそう大きなものではなかったが、
そもそも『二人』は、特に音を立てないように行動はしていない。
中の『住人』に二人の侵入がバレている恐れは十分にあった。

480 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/15(日) 01:05:38
>>479
「『首輪』はない……」
 
とりあえず、しばらくは好きに水を飲ませてやる。
飲み終わって落ち着いたところで抱き上げたいです。
嫌がりますか?
それと、体毛や足の裏は土埃などで汚れているでしょうか?
 
ミネラルウォーターは飲み口だけ出してショルダーバッグに、
『写真立て』と『ペンチ』は、それぞれポケットに押し込んでおきます。

481 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/15(日) 01:10:24
>>479
「窓も閉まっていた、ということは『密室』…
 なぜ猫がいるのかは気になりますが、あまり時間をかけるのも―――
 飼い猫ではなさそうですが、廊下へ連れ出すと『導いて』くれるかもしれませんね。
 とりあえず、次の部屋へ行きます?」

廊下を上へ進むことを提案する。
ところで、『時』を抜き取った化粧品に、使用期限は書いていますか?

482 『そのままの君で』 :2008/06/15(日) 01:23:37
>>480-481

『ちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷゥ!』
物凄い勢いで『水』を飲む『猫』。
当然だが、その分ペットボトルの水は減っていく。

『ふぅぅぅ』
しばらくして。
『猫』は落ち着き、『ステア』は移動の準備を始める。
『猫』は抱き上げても特に嫌がりはしない。
体毛には汚れは見られ、そして足の裏は『土埃』と
『白い粉』で汚れていた。

『ノギシ』は、北に進む事を提案した。
『化粧品』に『使用期限』は特に書いていない。

483 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/15(日) 01:33:39
>>481-482
「そうですね……ン?」
 
『白い粉』を指に取って、匂いや触り心地を確認する。
何の粉かわからないでしょうか?
そして、同じような『粉』は部屋の中に見当たらないでしょうか?
部屋を見回して、見当たらなければ廊下に出る。
 
『水』は全てペットボトルに戻しておく。
残量はどの程度あります?

484 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/15(日) 02:00:10
>>482-483
「その程度の土埃なら、床が汚れていなくても矛盾しない、か。
 『白い粉』…『蚤取り』?化学薬品系だと、うかつに『原料』に戻すと危険だからなぁ。」

化粧品は台に戻しておく。
『時』も元に戻す。

485 『そのままの君で』 :2008/06/15(日) 02:08:38
>>483-484

『白い粉』は手に取るとザラザラしている。
あまり目立った匂いはないが少量だからかもしれない
このわずかな量では判断に困ってしまう。
『粉』は、パッと見だが、部屋の中にはないように思えた。

『水』は、残り800mlほどだろうか?
よほど喉が渇いていたのであろう。

二人はこの部屋での調査を終え、廊下に出る。
特に先ほどと違う所は無い。
『ステア』はまだ、『猫』を抱いたままだ。

486 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/15(日) 02:23:58
>>484-485
「『何』なのか、『何処』でついたのか。
 わかりませんね……
 まさか、さっきのお菓子の粉って事はないでしょうが」
 
『粉』のついた指を『猫』の鼻先にもっていく。
食べれるものなら舐めるかもしれない。
『猫』の反応を見ながら、廊下を北に移動。
 
念の為、『十字路』では『水』を先行させます。
『鏡』のイメージを投影して、左右に伸びる通路を確認です。

487 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/15(日) 20:06:55
>>485-486
「食中毒になっても『戻せる』けど――付着していたから安全でしょうね。
 …毛繕いはしていない?
 最近の汚れかもしれませんね。」

移動中。

488 『そのままの君で』 :2008/06/15(日) 20:47:04
>>486-487

『ステア』は、『猫』の鼻先に『粉』を持ってきた。

『ぺろろろ〜ん』

『舐めた』!
『猫』は満足そうな表情を浮かべた。
とりあえず体調に影響はなさそうだ。

『鏡』のイメージには何も映らない。

『ノギシ』は移動中。

489 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/15(日) 21:42:36
>>487-488
「……『美味しい』の? 害は無いみたいだけど。
 『舐める』のはちょっと勇気が必要です……」
 
『足の裏』に付いていた物ですから……
まあ、多少『不衛生』でも、少量なら問題ないはず。
ちろっと舐めて、『味もみておこう』です。
 
「ところで……『次の部屋』はどうしますか?
 このまま反時計回りに、一つずつ『探索』する
 方針でしょうか……って、あら?」
 
『鏡』に何も映らないというのは、文字通り左右の通路の様子がまったく見えない?
もし、暗くて見えないというだけなら、携帯電話を取り出してライト機能で照らす。
『鏡』を投影した『水』を照らせば、反射で左右の通路も照らせるでしょう。
 
それでも、何も見えないなら……警戒するしかないでしょう。
行動としては、『ノギシ』の背後に隠れつつ動くことにする。

490 『そのままの君で』 :2008/06/15(日) 21:54:51
>>489
『何も映らない』→『(怪しいものは)何も映らない』

誤解を招く表現だったので謝りたい。

491 『そのままの君で』 :2008/06/15(日) 21:56:37
>>490
というわけで映ったものの表記。
左右の通路の先にはそれぞれ『ドア』が見えた。

492 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/15(日) 21:56:52
>>488-489
「どうですか?
 気持ちよくなったり、私の心の中が読めるようになったり、
 どこからか声が聞こえてくるとか――しませんか?」
(そういえば某少年探偵は『麻薬』を舐めて見極めていたなぁ…あれは大丈夫なのだろうか?)

「迷路ではありませんが、ここは『右手の法則』で。
 ひょっとしたら、猫を放したら『導いて』くれるかもしれませんね。」

嫌な感じに騒いだり、抵抗したりはしない?

493 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/15(日) 22:15:26
>>490-491
では、>>489の「って、あら?」以降の行動は無しです。
特に警戒することもなく進みます。
もちろん、『侵入者』として『物音』等には気を配りますが。

494 『そのままの君で』 :2008/06/15(日) 22:46:04
>>489-493

『ステア』は、『白い粉』を舐めた。
舌に刺激が走りそのまま………。

             ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』→『死亡』








という事は無く、単純に『しょっぱい』。
これは……おそらくだが、『塩』だ。
『猫』は特に騒いではいない。

495 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/15(日) 23:02:44
>>492>>494
なん、だと……?
 
「こ、これは……ッッ!? 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                ……『塩』?」
 
「どういうことでしょうか……『塩』のある場所と言えば『台所』ですが。
 『塩水』が乾いた可能性もありますか……」
 
さっきの部屋で見た『お菓子』は何でした? 思い出します。
まさか、『塩せんべい』でしょうか……
流石に白く見える粉が付くほど塩辛いせんべいがあるとは思いませんが。
…………念の為です。
 
思い出しながら、移動は続けます。
『ノギシ』さんの言に従って、右の壁沿いに。
つまり、十字路は右に曲がって、突き当りの扉に向かう事になります。

496 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/15(日) 23:29:10
>>494-495
「『Remember Lot's Wife』……まさか、ね――
 『湖』が『塩水』に?
 うーん…もうすこし材料が欲しいところです。」

廊下を右折、そのまま進みます。

「背後はよろしくお願いします。」
壁から『1時間』抜き取り、右手に構えて警戒する。

497 『そのままの君で』 :2008/06/15(日) 23:46:19
>>495-496

二人はあれこれ想像や準備をしながら
通路を右に曲がり、そのドアを開ける。

『ギィィィィ』

そこは、ただの『トイレ』だ。
『洋式』のトイレで蓋は開いている。
一応トイレットペーパーやタオルといった
類のものはついており、特に異状も見当たらない。

498 『そのままの君で』 :2008/06/15(日) 23:47:37
>>497
追記。さきほどの菓子は『せんべい』ではあったが、
露骨に塩の粒が見えるものではなかった。

499 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/16(月) 00:05:49
>>496-498
「任されました……おっと。
 
 『トイレ』ですね。
 特に見るべきところはないようですが。
 一応、水タンクの中とか見ときますか?
 私はどっちでもいいけど。両手塞がってますし」
 
『ノギシ』が何かしら調べるなら、その間は通路側の警戒を行う。
反対側の通路の間取りなども見ておく。

500 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/16(月) 00:22:18
>>497-499
「開いているのか。人間の尊厳に関わるような気もしますが…」

指を突っ込み、『塩味』でないか確かめようとして――

「いや、ここで『塩気』がつけば、『土埃』はつきませんね。
 やはり『湖』があやしいのか?
 それとも単に塩を掛けられたのか?」

水タンクを覗きながらつぶやく。

便座部分も開いていますか?

501 『そのままの君で』 :2008/06/16(月) 00:28:31
>>499-500

『ステア』が警戒にまわり、『ノギシ』が調べる。
『ステア』が見るに、反対側の間取りも
こちらとそう変わりないように思えた。

『ノギシ』は便座部分が開いていない事を確認した。

502 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/16(月) 00:39:58
>>500
「別段問題なさそうですね。次に行きましょうか。
 こちらと同様『行き止まり』なら、先に向かいの部屋を調べると効率が良さそうですが。
 直進しましょうか?」

503 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/16(月) 00:50:21
>>501=502
「ん、そうですね」
 
『ノギシ』に従います。
その際に、ペットボトルから水を全て引き出しておきます。
800ml分の『水』を従えて向かいのドアを目指しましょう。
 
「……ところで、この『家』、『階段』は何処なんでしょうね。
 外から見る限りは、立派な二階建てでしたが。
 『廊下』に見当たらないとなると、まだ見ぬ他の部屋かしら」
 
きょろきょろ通路を見回しながら言う。

504 『そのままの君で』 :2008/06/16(月) 01:05:27
>>502-503

『ステア』は思う。

あれ?

立派な『二階建て』は『隣の家』だったかな?
入る時は人目を気にして急いで入ったから
…もしかしたらそういう勘違いもあるかもね。

(諸般の事情から『二階建て』から『平屋』になった事を『謝罪』致します)

二人が向かいのドアを開けると、そこはどうやら『物置』のようだった。
『掃除道具』や『農具』、『ビニールシート』や
『扇風機』『ヒーター』などが見えた。
ここにも…特に『異状』はない。

505 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/16(月) 02:00:53
>>504
編集の仕業か……?
 
「それはともかく……何だか『変』ですね。
 『異状』がないのが逆に『異状』です。
 『お化け』や、子供が一人行方不明になっている事実。
 そして大の大人が『呪われている』と逃げ出してくる状況。
 私達はまだどれにも遭遇していません。
 『猫』はいましたが……」
 
『猫』でも撫でながら、置かれている物それぞれの
『埃』の被り具合を見比べていく。
それと、『ビニールシート』はどういう状態で置かれているのでしょうか。
畳まれているのか、それとも何かに被さっている?
暗くて見難い部分があるようなら、携帯のライト機能で照らしましょう。
 
『水』は透明なスクリーン状にして、自分の周囲に漂わせときます。

506 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/16(月) 21:36:35
>>505-504
「そうですね――『肝試し』から察するに、彼らは一直線に『老女』のもとへ行ったのでしょう。」
ステアが調べるのなら、廊下側を観察する。

507 『そのままの君で』 :2008/06/17(火) 00:39:55
>>505-506

今度は『ステア』が調べ、『ノギシ』が守る。
置かれているものは基本的に余り使われていないようで、
埃の積もり方もさほど変わらない。
『ビニールシート』は畳まれており、いかにも仕舞ってあるという感じだ。

508 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/17(火) 00:53:20
>>506-507
「ここも特に問題なし。
 
 ……『ガンガン行く』べきでしょうかね」
 
『次の部屋』に向かいます。
通路を戻って左折、右のドアです。
物音などには注意しておきます。
今更ですが、自分のものにも、自分達以外のものにも。

509 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/17(火) 23:59:30
>>507-508
「気付かれそうになったら、猫を示して…いや、『誰か』が閉じ込めた可能性もあるのか。」

廊下の隅を観察。埃はたまっているのだろうか?
観察後、次の部屋へ。

510 『そのままの君で』 :2008/06/18(水) 01:10:17
>>508-509

警戒しながら二人は次の部屋へ。
廊下の隅はうっすらと埃が溜まっている。

『ギィィィィ』

…次の部屋はどうやら『食事』をとる部屋のようだ。
中央に木製のテーブル、ここで『食事』をするのだろう。
左手側には『水道』と『キッチン』が存在しており、
『キッチン』の正面には『窓』、左の一番奥には、『勝手口』が見えた。
『キッチン』の横、こちら側に近い方には『食器棚』が置いてあり、
『勝手口』に近い方には『冷蔵庫』が設置されている。

そして。

二人から向かって右側の隅、『キッチン』とは反対側に、
『人型の白い物体』が存在した。背丈は1mを少し超えたくらい。
前衛芸術家が作ったような奇妙な『像』だ。

511 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/18(水) 01:35:23
>>510
「ふぅん。掃除用具も使ってませんね。」

「『キッチン』。水回り…風呂場は――『銭湯』でしょうか。
『沐浴』とは考えにくいです。」

「『白い』……ここは『ソドム』と『ゴモラ』?」

カーテンはかかっていますか?

512 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/18(水) 02:02:46
>>510
「……これはまた、あからさまに『怪しい』ものが。
 『人型』で『子供』くらいの背丈。
 ただの『マネキン』って事は無いでしょう……
 ……『白い』……『白』――『塩』」
 
とりあえず、警戒を強めながら『キッチン』側に移動します。
そして『水道』から水は出るか、確認しておきたい。
 
『水』は『人型の白い物体』の方に向かわせる。
『レンズ』を投影して、『物体』の表面を詳細に観察です。
材質は何でしょうか?
ポーズや表情があるなら、それも知りたい。

513 『そのままの君で』 :2008/06/18(水) 20:27:56
>>512-513

様子を見る『ノギシ』と、行動する『ステア』。
『カーテン』はかかっていない。

『水』を『白い人型』に向かわせ、
『レンズ』として観察する。

材質は……おそらくだが、想像通りの『塩』だろうと思わせた。
『塩』が固まり、『塩像』というべきものを作っているようだ。
『塩』は人型、と分かる程度の丁度『雪達磨』程度の造作だ。
表情までは分からないが、ポーズは、部屋の入り口側に、
走っていきそうな形だ。

『ステア』は『塩像』を確認しつつも、
『キッチン』側に移動している。

『ジャァァァァァーーーーーーーーーーーーーーー』

『水道』から『水』は出る。

と。

『ステア』は、『何か』…………、
10cmほどの『昆虫』のような『何か』が、

『ちらり』

『ステア』を見ていたような気がした。
『ステア』がそちらを見やる寸前に、
『何か』は『冷蔵庫』の裏に隠れてしまう…。

『ノギシ』の位置からは『何か』は見えなかった。

514 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/18(水) 22:23:32
>>511-513
「『塩で出来た像』……まるで逃げるようなポーズです。
 
 『ノギシ』さん……一つ相談なのですが、この『塩像』の中身。
 『帰ってこなかった子供』だとしたら……?
 いえ、既に私は『確信』してしまっているのですけど……
 『崩して』、確認していいものでしょうか?」
 
部屋の中に『塩像』以外の『塩』は見当たらない?
確認しておきます。
『水』は手元に引き戻す。
 
「……それと、もう一つ。
 そこの『冷蔵庫』の裏、『何か』が居ました。
 『昆虫』のような……10cmぐらい。
 『大きい』です、『生理的』に『ヤバい』です、恐らく『スタンド』です。
 こっちを観察してました。狙ってやがります。
 なので『警戒』を、お願いします……出来れば『確認』も。
 私には『冷蔵庫』を動かすパワーはありませんから」
 
『ノギシ』に呼びかけながら、テーブル側に移動。
『食器棚』『キッチン』『冷蔵庫』の周辺を視界に収めて『昆虫』の姿を探します。
『物陰』などを伝って移動する可能性もあるので、警戒してます。

515 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/18(水) 23:05:49
>>513-514
「確認しないといけませんね…」
 『崩す』よりも、『戻す』方が確実でしょう。
 ……手の内を明かしてしまいますが。
 ただ、『昆虫』のほうが火急でしょうか。」

壁沿いに冷蔵庫へ射程距離ギリギリまで近づき、『ターネイション』で持ち上げる。

516 『そのままの君で』 :2008/06/19(木) 22:23:28
>>514-515

『ステア』は、辺りを見回す。
『塩像』は一つだけだ。

『ノギシ』は、『ターネイション』で
『冷蔵庫』を持ち上げる……。

『サササササササ』

すると、その陰から、『壷』を背にした
ヤドカリのようなヴィジョンの『何か』が現れた。
『壷』からは『蜘蛛』の足のようなものが生えており、
それで移動している。目のようなものは、一つ。
どうやら『一つ目』のようだ。

お待ちかねの―――――『スタンド』だ。

『壷ヤドカリ』は、ササササササと『天井』を移動し、
『食器棚』の方へ、移動する。
その速さはゴキブリ以上で、おいそれと捕まえられそうにない。

ふと、『ステア』は自らの肌に『ザラツキ』を感じる。
暑さの為、『汗』はかいていたが、それとは全く異質の感覚だった。

517 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/19(木) 23:37:10
>>516
冷蔵庫を戻す。

「速い、速い。
 対『生物』ならなんとかなりますが、『スタンド』では、ねぇ…

 石化ではなく『塩化』の邪視――
 おとぎ話では鏡やザルが有効ですが。
 鏡を覆っていなかったのはこのため…?

 ここは本体を叩きに行きましょうか。」

518 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/19(木) 23:38:45
>>516
「素早いですね……ム?」
 
懐から『ボールペン』を取り出しながら、『ザラツキ』の正体を見て確かめる。
多分、『塩』なんだと推測しますが……だとしたら何処から出てきたんでしょう?
服の下にも『ザラツキ』の感触はある?
抱いている『猫』の肌に『ザラツキ』はない?
 
『昆虫』の姿は出来るだけ、視界に収めておきたいが、
無理そうなら『ノギシ』の傍らに移動しておきます。

519 『そのままの君で』 :2008/06/20(金) 08:56:37
>>518-519

『ノギシ』は、『冷蔵庫』を戻し、
『ステア』に『本体』叩きを提案する。

『ステア』は自分の身体の違和感を確かめる。
予想通り……『塩』だ。
『塩』が急速に『ステア』の身体を覆うように発現していく。
服の下にも『感触』はあり、非常に不快だ。

『ふぃぎゅぁあぁああ』

『猫』も自分の身体に違和感を感じ始めているようだ。
見ると、猫の身体にも『塩』がつき始めている。

『壷ヤドカリ』はカサカサと『食器棚』の後ろに隠れてしまっていた。

520 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/20(金) 16:38:59
>>517>>519
「『本体叩き』……その時間があればいいんですけれど。
 マジで見られただけで攻撃を受けてるんでしょうか、これ」
 
手元で暴れられても困るので、『猫』は放しておく。
 
「この『塩』の出てくるスピード、下手したら『あっ』という間に行動不能です。
 私としてはここであの『スタンド』を叩いておきたい所ですが。
 『ノギシ』さんは大丈夫ですか……?」
 
『ノギシ』の体に『塩』は発現していないか?
自分の持ち物に『塩』で覆われ始めているものはないか?
確認しながら『食器棚』に近付き、扉の取っ手を掴んで引き倒す。
『地震対策』とかで固定されてなければ、倒すのは簡単なはず。
 
上手く倒す事が出来たら、下敷きにならないよう部屋の入り口まで後退しておく。
同時に、『壷ヤドカリ』が逃げ出せないよう『ドア』を閉じておきたいです。
『隠れ家』と『逃走経路』を失った『壷ヤドカリ』が飛び掛ってくる可能性を考慮し、
目の前に『水』の膜を張って、警戒もしておきましょう。
視界が『塩』で潰されるとマズイので、ついでに『水』の余った部分で顔を拭います。

521 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/20(金) 20:44:34
>>519-520
「『時間』をどうにかするのが私の『力』ですが。
 
 『塩』は析出していなみたいです。
 何か悪いもの――『塩』でも食べたからじゃないですか?
 このタイミングで猫にも出ている……ということは、能力射程距離は短いのかもしれませんね。
 …もしかして、ここに潜んでいる?」

塩の像の髪の辺りを払ってみる。

522 『そのままの君で』 :2008/06/20(金) 21:17:36
>>520-521

『ステア』は、自らの持ち物を確認する。
しかし、今のところ『塩』が出ているものはなかった。
『ノギシ』にも『塩』は出ていない様子だ。

『食器棚』を倒す『ステア』。
そこからは再び『壷ヤドカリ』が出てきて、
『天井』を駆けずり回る。

『水』の膜を顔の前に張っておき、
顔を拭く『ステア』。
すでに顔付近も塩塗れになっており、目の付近にも『塩』はある。
『顔』を『水』で拭くのは賢明なやり方といえた。
ただし………、身体の『塩』はますますその勢いを増している。
『塩』の重さをすでに実感出来るようになり、
手指や関節を動かす事に『違和感』を感じるまでに達していた。



『ノギシ』は、『塩像』の髪を払う。
『塩』はすでにガチガチに固まっており、
払う程度では、『感触』を確かめるに過ぎなかった。

『ノギシ』は『食器棚』から出てきた『壷ヤドカリ』が、
『ノギシ』を『見ている』事に、気付く。

523 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/20(金) 22:30:53
>>522
「今が夏なのはささやかな幸運ですね……
 水浴びしても問題ないって点で。
 
 ちょっとした『好奇心』でこんな目に遭うのは、
 とてつもない不運ですが……ガボッ」
 
>>520で作ったのは、光の屈折を操って膜に見せかけた分厚い『水壁』だ。
その『水壁』に突っ込んで全身の『塩』を落とす。
(荷物は『ペン』と『ペンチ』を除いて床に降ろしておく)
形状を操作して『水流』を起こせば、『塩』も素早く溶け落ちるでしょう。
『水壁』のための『水』は、>>514-515の時点から開けっ放しの『蛇口』に
『水』の膜を張り付かせて調達していた。
具体的な『水かさ』は分からないが、人一人ぐらいなら十分包めると思います。
 
それと、『塩』を落としつつ『壷ヤドカリ』の動向に気付けるでしょうか?
気付けるなら『水壁』の一部を円盤状にして、
『有線』で『ノギシ』と『壷ヤドカリ』の間に飛ばしたい。
円盤には『マジックミラー』を投影し、『壷ヤドカリ』の視界は塞ぐが
『ノギシ』の視界は塞がないようにしたいです。

524 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/20(金) 23:18:33
>>522-523
髪の毛に相当する部分を折ろうとする。

「覆われるまでに、しばらくの猶予はありそうですね。
 ステアさんの次は私ですか。
 一度の発動で満足しているようでは。」

同時に、『時の球』を『壺ヤドカリ』へ本体から打ち抜く。
そのまま『時』が吸収されるとありがたい。

525 『そのままの君で』 :2008/06/20(金) 23:31:05
>>523-524

『ステア』は、『水道』からの水で、
『水壁』を作り、そこを潜り抜ける。

『ジュァァァァァァァァア』

『水壁』はさながら車の『自動洗車』のような効果を発揮し、
『塩』の殆どを洗い流す事に成功した。
『猫』も一緒にプルプルしている。

『壷ヤドカリ』の動向については残念ながら捕捉出来ず、
洗い流してから再び探す事となる。



『ノギシ』は、髪の毛の部分を折ろうとするが、
『髪の毛』が細かく表現されているわけではなく、
頭部はただの『球状』となっている。
『細い部分』というのが実質無く、
『ノギシ』本体の力では折れそうもない。

『ドバッシュッ』

それと同時に本体から放つ『時球』も空しく、
『天井』へとぶつかる事となる。

『ノギシ』は、自分の身体から『塩』が溢れて来ているのを感じた。

526 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/20(金) 23:48:58
>>525
『見られる前』に戻しても、『塩』が出てくるのだろうか?
それとも、『壺ヤドカリ』に見られ続けている?

527 『そのままの君で』 :2008/06/20(金) 23:53:43
>>526

>同時に、『時の球』を『壺ヤドカリ』へ本体から打ち抜く。
>そのまま『時』が吸収されるとありがたい(>>524より)。

このレスで、本体から『壷ヤドカリ』へ投げつけ、
それが>>525で空しく『天井』に当たった、という判定だが、
相互の理解が違うのだろうか?

528 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/21(土) 00:11:09
>>525
「……よし。『対処』は出来る。
 しかし、だからどーしたという感じです。
 
 『能力』を受けては『対処』する鼬ごっこになり得る『状況』。
 どうにかしなければ……」
 
『塩』は止まっただろうか?
とりあえず、潜り抜けた『水壁』で自分の周囲360℃を囲んでおく。
『水壁』の表面には『マジックミラー』を投影。
中から外を一方的に視認できる状況にして、
『壷ヤドカリ』と『ノギシ』の姿を探します。

529 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/21(土) 00:14:45
>>527
本体の時を取り出し(過去に戻る)、それを壺ヤドカリへと投げる、というつもりでした。

530 『そのままの君で』 :2008/06/21(土) 00:22:45
>>529

了解。『時』の量はどのくらいだろうか?
ちなみに本体の『時』を取り出しても

>>472
>『スタンド』および対象に付与された『スタンド能力』に
>対して『効果が無い』という『定義』を行ってもよいだろうか?
>(本体の時を戻して『スタンド』がない状態まで戻す、
>というふうに『間接的』な効果はアリ)

により、今回のフリミでは、『スタンド能力』に
対しては『時』の動きは『効果が無い』為、
『塩』発動は無くならない。

531 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/21(土) 00:45:55
>>530
『時』は『1時間分』
スタンドに対しては対象外ということを失念していた。

『溢れ出る』ということは、『ステア』の場合よりも速度が速いのだろうか?
ステアの元へ移動し、『塩』を落とす。

「つまり、水の中に『入ったまま』行動すればいいのかな?」

532 『そのままの君で』 :2008/06/21(土) 01:06:17
>>528
>>531

『ステア』は360度の『水壁』を張る。
『水』はかなり薄くなってしまったが、
一応、身体の大部分を隠せるような『覆い』にはなった。
『塩』の出は完全にでないが、かなり減少している。

『ノギシ』は『塩像』の近く、
『壷ヤドカリ』は、『冷蔵庫』の上付近に存在している。

『ノギシ』は、『ステア』の方へと進んでいく。
ちなみに『ステア』は入り口近くに居る。

533 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/21(土) 02:17:12
>>531-532
「そうですね……どうやら『見られる』のがマズいらしいですから。
 私の『塩』は収まってきています……
 
 ですが……足りませんね、『水』が」
 
『水壁』をもう『膜』と言えるまで薄くし、より広範囲(自分と『ノギシ』)を覆うようにする。
そして一部を糸状にして伸ばして、『蛇口』から出る水に接触。
これで、『蛇口』の―即ち『給水管』『配水管』―水を『水』として操れます。
『蛇口』から『水』を引き込み、同時に『配水管』の『水』をこの『家』の『給水管』に押し込む。
そういうイメージで、『蛇口』からより多くの『水』を継続的に手に入れたいです。
強引に水を引き出すことで、『蛇口』がぶっ壊れるかもしれませんが、
むしろそれがいいです。水が噴水みたいに噴出す事を期待します。
 
こんな作業をしている間も『壷ヤドカリ』は行動しているでしょう。
なので、出来る限り『警戒』は怠りません。
『水』は最低でも、その一部を視認してればよいので
同時に『壷ヤドカリ』も見ておける筈です。

534 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/21(土) 21:54:10
>>532-533
「表面『だけ』を『塩』で覆うようですね。

 あの『像』の『塩』がガチガチに固まっている、ということは『猫』の『塩』は――
 1.『猫』に発動した『能力』が、何らかの理由で治まった。
 2.『塩』が発現中の『中の人』に『猫』が触れた。
 3.単にこぼれた塩を踏んだ。

 1.なら、何故『中の人』に対しては治まらなかったのか――
 単純に『猫』だけが、射程距離外へ出たのかもしれませんが、では何故『足の裏』だけに付いているのか。
 『水』で解除したのなら、『土埃』は付いていないはず。

 2.なら、同時に対象とならないほど離れていた、もしくは『目線』を合わさないといけないのか。
 『足の裏』だけに付いていることから、発動後、『中の人』を踏んで逃げた?
 しかし、『隅』にいる『像』をわざわざ踏むのでしょうか。

 もう一つの疑問、何故わざわざ『水』の近くで『待ち伏せ』しているのか。
 『猫』に『塩』が付いた時と、ここの『像』ができたときは別だと考えると――
 
 『中の人』は『老婆』で、『後から』脱出するためにここにいるのでは…」

>>>>>>>>>>>>>
『1年分』の『時球』を像に向かって投げると、それぞれの場合どうなるのだろうか?
・中身は子ども/老婆
・像の中で生きている/仮死状態/死んでいる

535 『そのままの君で』 :2008/06/21(土) 22:34:38

>>533-534

『ドボバァァァァァッッッ!!!』

『水道』からめくるめく輪舞のように、
『水』を確保する『ステア』。
この多量の水で身体を守っている限り、
『塩』の脅威からは逃れられるような気がした。
『壷ヤドカリ』は遠巻きに『ステア』たちの様子を見ている。

あとはこれからどうするか、だ。

『ノギシ』は考察中。


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
『一年分』の『時球』は、
子供・老人を『一歳』老いらせる。
『生きているもの』は『通常』今の状態から抜け出せるならば、
さほど変化はないが、抜け出せず、更に今の状態のままの時間経過が、
中の人に何らかの影響を与えるならば、それに準じる。
『仮死』の場合、時間の変化が何らかの変化をもたらす場合、その状態となる。
『死んでいるもの』は、『死後』一年経った状態となる。

536 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/21(土) 23:32:19
>>534-535
「……私達はこの部屋の出入り口を塞いでいます(勝手口もあるけど)。
 少なくとも、『逃げられる』心配はないんじゃないでしょうか。
 あの『塩像』が『老婆』であるかは別として……
 『敵』である可能性もある以上、『警戒』はしておくべきでしょうが」
 
『ノギシ』に言いながら、周囲の膜を壁の厚さにしておきます。
ついでに一部に『鏡』を投影して、『バックミラー』のように『塩像』を確認。
 
「それよりも、今はあの『壷ヤドカリ』に備えてください。
 『塩』への『対処』は出来ます。
 『視線』を塞ぐ事で、(不安ですが)『防御』も出来てる、多分。
 ですが、まだ奴の『能力』を暴けてはいない……
 とりあえず、仕掛けてみますが……『何か』やってくる、かも」
 
先ほどから(>>528>>533)密かに『水』の膜の一部を、
手近な壁伝いに天井へ向かわせておきました。
そろそろ到達している頃合でしょう。
その天井に到達した膜を基点に、確保した『水』を一気に流し込みます。
『天井全体』を『流水』の膜でコーティングし、『壷ヤドカリ』の足を滑らせる目的です。
これで『壷ヤドカリ』を落とすまではいかなくとも、
縦横無尽に走り回る事は封じた……んじゃないですかね?
とりあえず、そこから更に『壷ヤドカリ』へ『水』をぶつけて叩き落そうとする。

537 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/21(土) 23:51:36
>>535-536
「『塩水』も関係するのかもしれませんね…」
『時球』を量産。焦点をずらし、無効化できるかもしれない。

538 『そのままの君で』 :2008/06/22(日) 00:28:09
>>536-537

『ジュパァァンッ』

『ステア』は慎重に『防御体勢』と『攻撃態勢』を整えていく。

そして、『ステア』の『水弾』が『壷ヤドカリ』を襲い、
『壷ヤドカリ』は『落下』する…。

>>537
『ノギシ』は『時球』を
『どこから』、『どの程度の期間』、
出すのか明確化する事。

539 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/22(日) 00:33:11
>>538
『床』から『1秒』ずつ

540 『そのままの君で』 :2008/06/22(日) 00:36:00
>>539

『しゃぽしゃぽしゃぽしゃぽッ』

『時球』が大量に発生するが…。
特に現状に変わりはなさそうだ。

541 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/22(日) 00:48:15
>>538
「やった……?」
 
落ちた『壷ヤドカリ』を多量の『水』で飲み込み捕まえる。
『壷ヤドカリ』がどの程度のパワーかにもよるが……
『渦』でも起こして、シェイクしてやれば逃がさないでおけないだろうか。
更に気分悪くなった『本体』が何処かから出てきてくれるとグッドですが。
 
同時に>>533の方法で『水』を調達し、『水壁』の水かさは確保しておく。
むしろ天井に届くぐらい伸ばしておく。

542 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/22(日) 01:03:33
>>540-541
リュックから服を出し、待機

543 『そのままの君で』 :2008/06/22(日) 01:07:19
>>541-542

『くしゅら・くしゅら』

『壷ヤドカリ』は『ステア』の『渦』のシェイクに
飲み込まれている。どうやらパワーはすこぶる弱い様子だ。
もうあまり抵抗はできそうにない。
……特に『本体』がどこかから出てくるような事はない。

544 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/22(日) 01:20:09
>>543
「……どうしましょうか。『壷ヤドカリ』は何とか出来たようですが。
 動きが『ゴキブリ』みたいでしたし、『一匹見たら数十匹潜んでると思え』
 の精神で依然『警戒』するべきですかね」
 
『渦』と『水壁』は維持しておく。
『塩像』に近付きたい。

545 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/22(日) 01:32:27
>>543-544
「あからさまにあやしい『像』ですね。
 水をかけましょうよ。戻るかもしれませんし。」

546 『そのままの君で』 :2008/06/22(日) 01:36:58
>>544

『ステア』は、警戒しながら『塩像』に近づく。
『塩像』は、悠然と聳え立っている。

『ノギシ』は、その様子を見守る。

547 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/22(日) 01:42:46
>>545-546
「ええ、そのつもりです……」
 
『水』で『塩像』の『塩』を溶かし落としていく。
『中身』は何だろうか……?

548 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/22(日) 20:44:30
>>546-547
服を左手に巻いて、警戒しながら近づく。

549 『そのままの君で』 :2008/06/22(日) 22:14:36
>>547-548

『シュワァァァァァァァァァァァ』

少しずつ。
少しずつ。

『塩像』を溶かすのは、かなりの時間を要したが、
なんとか『溶かし切る』事に成功した。


『バタ……ッ』


そうして、中から出てきたのは、
一人の『男の子』だった。気を失っている。

550 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/23(月) 14:44:51
>>549
「『男の子』です。件の帰ってこなかった『子供』でしょうか。
 『塩漬け』でしたが、気を失っているだけのようです」
 
『男の子』を仰向けにして、状態を確認する。
意識を取り戻す兆しはありますか?
 
「ところで……あの『壷ヤドカリ』。
 『本体』は何者でしょう?
 『老婆』は……ボケてらっしゃるんですよね。
 実際どうなのかはわかりませんけど。
 無意識なのかしら? この『家』への『侵入者』に対する」

551 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/23(月) 21:32:11
>>549-550
「体内の『塩分』を『析出』させたのでしょうか…?
 単なる気絶なら楽に起こせますが、ここで起こすと状況説明とか、面倒ですし」

一応『塩』を洗い流した『水』を飲んでおく。
その後、水道水も飲み、口を濯ぐ。

「『曖昧』になって、意識的に攻撃していたら困りますね…
 ただ、あの『能力』なら他の人間もまとめてなんとかできそうですが――
 実際2人と1匹、狙ってましたし。
 この『場所』になにか理由があるのかもしれません。」

近くにポリバケツ、鍋などの『水』を入れられるものはあるだろうか?

552 『そのままの君で』 :2008/06/24(火) 06:02:08
>>550-551

「う……うん………ハッ!!」

やがて、
『男の子』は意識を取り戻す。
特に外傷などはないようだ。

「こ、ここは……ボク……、
……お姉ちゃん達は……? 誰……?」

『ノギシ』が『キッチン』を漁ると『鍋』があった。

553 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/24(火) 14:33:43
>>552
「旅のものです……更に言うなら、カメラマンでもあります。
 この『家』には、『お化け』が出る、『呪われている』、
 そういう話を聞いてやって来ました……」
 
先ほど放り出した荷物から、『カメラ』を取り出して見せます。
『水』及び『渦』の表面には、風景へ溶け込むイメージを投影しておきます。
 
「『度胸試し』に来て行方不明の『子供』がいるとも聞いていましたが。
 君がそうなのでしたら無事で何よりです。
 しかし……無事なのはいいですが、何があったんです?」
 
聞く。『スタンド』である『壷ヤドカリ』は見ていないでしょうが……
もしかしたら、『本体』なり何か『重要』なものを見て口封じに掴まったのかも。
……単純に逃げ遅れたというのが、妥当な所だと思いますが。

554 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/24(火) 22:09:23
>>552-553
『鍋』に水を入れる。どれくらいの入るのだろうか?

「『ここ』はキッチンです。ひょっとして、気を失う前とは別の場所に来ているのですか?」

555 『そのままの君で』 :2008/06/24(火) 22:30:23
>>553-554

「ボクは…『勝手口』…そこのドアからコッソリ入ってみたんだ。
『度胸試し』……そうだね、ボク以外は誰も
怖がって、この『家』に入ろうとしなかったから」

『男の子』がおずおずと話し始める。

「そしたら身体がムズ痒くなってきて、
気付いたら何だか『白いもの』が身体を覆って……。
ボクはよく分からなくなっちゃって、
その場で必死に身体を動かして『白いもの』を
払おうとしたんだ。でも、うまくいかなくて……。
だんだん気が遠くなっちゃって……。
あとは記憶が……ないんだよ」

『鍋』はおおよそだが、5リットルほどの水が入るようだ。

556 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/24(火) 23:24:54
>>555
「『勝手口』から……?
 ということは、『他の部屋』には行っていないのですね。
 『誰か』……ここに住んでいる筈の『老婆』にも会っていないと」
 
(……さて。あの『スタンド』、単純にこの子が
 『勝手口』から入ったから、
 『この部屋』に出たと考えていいものでしょうか。
 ……それとも『ここ』に何かあるのか?
 まさか、『猫』みたいに閉じ込められてたって訳でもないでしょうし)
 
会話を続けながら、部屋の中を改めて観察する。
何か目に付くものはありますか?
大きな収納などがあれば、近寄って中を確認したい。
念の為、『冷蔵庫』などの中身も……それと、
多分その途中で『壷ヤドカリ』入りの『渦』の側を横切ると思います。
なので、その際に自分から見える部分の溶け込むイメージを解除。
『中身』を確認しておきたいです。

557 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/24(火) 23:40:15
>>555-556
(…全体が包まれる『前』に気絶するのですか。
 すると、やはり『析出』でしょうか?)

「体調は大丈夫ですか?
 喉が渇いたり、『熱中症』のような感覚は、あります?」
脈拍、目の充血具合等を見てみる。

『ターネイション』を発現。
『瞳孔』に変化はあるだろうか?

558 『そのままの君で』 :2008/06/25(水) 08:02:36
>>556-557

『ステア』は、キッチン周りの収納を調べ始めた。
『食器』と充実した『調理用具』、『洗剤』や『たわし』など、
あとは『老婆』が作っているのであろう漬物用の『ぬか床』に『漬物石』。
よく調べたが、一般的に考えて特におかしなものはない。

『冷蔵庫』の中身も調べると様々な『食材』があったが、
一般的な和食を作るであろう『食材』。ただし、
『賞味期限』が切れているものが多かった。

『渦』を確認すると、『壷ヤドカリ』はまだもがいていた。


『ノギシ』は『男の子』の様態を見る。
特に、脈拍の異常な速度や目の充血はなかった。

「少しだけ喉が渇いてるけど……、
そこまでクラクラもしないよ。

…さっきは『白いもの』が身体を覆ったから
『息苦しく』なっちゃって
気を失っちゃったんだと思う」

『ターネイション』を目の前にしても、全くの無反応だ。

559 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/25(水) 16:14:15
>>558
(特に何かありそうな部分は無し。
 『壷ヤドカリ』は封殺出来てる……)
 
『勝手口』を開いて、外の様子を確認します。

560 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/25(水) 21:06:20
>>558-559
「どうやら『塩』で筋肉が『固定』され、息ができなくなったみたいだね。
 水を飲んで、少し休むといいよ。」

コップを渡す。
(連れて行くわけにもいかないし、外へ出せば大人たちに見咎められるし――)

少年に時間を与え、夜中の『精神』にして眠らせることはできるだろうか?

561 『そのままの君で』 :2008/06/25(水) 21:16:32
>>559−560

『ステア』は、『勝手口』を開く。
蒸し暑い空気が『ステア』を覆う。
うっそうと茂る木々と、荒れた道、
その奥にはわずかに『湖』の影が見えた。

『ノギシ』はコップを渡し、少年を落ち着かせる。
能力により、『夜間帯』の精神状態にする事は可能。
通常それですぐに睡眠に入れるわけではないだろうが、
少年の『疲労状態』を考えると、言葉かけなどで
より落ち着かせる事でいくらかの時間をかければ、
眠らせる事は可能かもしれないと思われた。

562 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/25(水) 22:25:03
>>561
床から『10時間』抜き出し、『夜間帯』の精神状態に変更する。

「寝る前に一杯の水を飲むのは健康にいいんだってさ。」
カーテンを閉め、持ってた服――濡れていたら、『1時間』抜き出して乾いた状態にする――を枕代わりに少年を寝かせる。
「事件は私たちが解決するから、安心してください。」

(幼児に退行させれば寝つきがよいかもしれませんが、大人たちに見つかると問題ですね。)

563 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/25(水) 23:15:08
>>561-562
(あれが……『老婆』の夫が失踪した『湖』。
 実際の所、あそこに遺体は沈んでいるのかしら……?)
 
思案しながら『ノギシ』と『男の子』の方に戻る。
 
「……あー、すいません。
 休む前に一つだけ聞かせてください。
 この『家』の『老婆』について……どういう人物だったのか?
 知っているなら、教えて頂きたいのですが」
 
『男の子』が寝る前に聞いておきたい。

564 『そのままの君で』 :2008/06/26(木) 09:16:07
>>562-563

『ノギシ』は服を乾かしてあげ、少年を横にした。
リラックスさせるような言葉を投げかけていく。

うとうとし始めた『男の子』に、
『ステア』は『老婆』についての質問を投げかける。
それに答える『男の子』。

「『おばあちゃん』はね…、とっても優しかったよ。
料理が上手でね、良くボクの家にも『おすそわけ』っていって
『野菜』とか『漬物』とか『お菓子』なんかを持ってきてくれたんだ。
『おじいちゃん』ともとっても仲がよくてね、
ただ、『おじいちゃん』は前から
ちょっと変わった事ばかりする人で、なんていうの?
『ボケちゃってる』っていうのかな?
たまに外でふらふらしているのを、役所の人とかに
『ほご』されてたりしてたよ。

で、『おばあちゃん』なんだけど、
最近、すっかり外に出なくなっちゃって…。
お母さんたちは『近寄っちゃダメ』って話が出てた。

で、友達の間でね、
『きっと何かにとりつかれちゃったんだ』、
って話になったんだよ。
だからそれを確かめてこようって事で『度胸試し』。

とはいってもボクは『おばあちゃん』の事知ってたから、
そこまで怖くなかったんだ。だから入れたんだけど……」

565 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/26(木) 21:52:32
>>564
「そうですか……ありがとう。
 ……君はもう、おやすみなさい。
 『おばあちゃん』の事は私達が確かめますから……」
 
『男の子』が寝付くのを待つ。

566 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/26(木) 22:28:55
>>564-565
「おやすみ。いい夢を」
(なんと、『子どもA』ではなかったとは…)

「大人は彼の像を見て逃げ出したのでしょうか?
 なら、どうして『無事』に逃げれたのか。
 そして、子どもたちが何度も入っていたのに、どうして『今日』だけ『塩漬け』になったのか。
 ――ところで、『漬物』が『壺ヤドカリ』で作られていたら、ちょっと食べてみたいですね。」

部屋全体(もしくは冷蔵庫など要所要所)を能力の対象に、『1日分』巻き戻して変化を観察できるだろうか?

567 『そのままの君で』 :2008/06/27(金) 23:52:57
>>565-566

『ステア』は『男の子』を観察すると…、
ウトウトし始め、そして眠りに落ちた。

『ノギシ』は『一日』部屋を巻き戻すが、
特に変わりはないようだ。

568 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/28(土) 00:07:18
>>566-567
「……『度胸試し』で、『家』の中まで入れたのは
 この子が初めてなんじゃないですか?
 大人たちが逃げ切れた理由は分かりませんが……
 単純に『塩像』を見ただけで部屋には入らなかったのかも」
 
『ノギシ』と会話しながら、
先ほど放り出した荷物の回収と『水』の操作を行う……。
まず、『水壁』や天井は張った『膜』を集めて塊に。
その『水』の塊からドッグリードのように『水の管』を伸びて、
『渦』に接続。『渦』を維持する。
 
「それよりも……仮に『老婆』があの『壷ヤドカリ』の本体だとして。
 私達はともかく、親しかったこの子にまで攻撃をした理由は何でしょうか?
 やはり『ボケ』てしまって無差別なのか。
 
 ……ああ、ところで。私の服も乾かして欲しいのですが。
 『塩』を洗い落としたのはいいですが、お陰でずぶ濡れです……」

569 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/28(土) 00:33:23
>>567-568
「確か――
 『『度胸試し』として『老婆』の家に入っていくという
  『遊び』が流行ってしまったらしいんですね。』
 って言ってたから…微妙なところではありますが、『家』には入ったのでは?」
 ただ、大人たちが『キッチン』に入ったかどうかは不明ですし、
 ここに入ることが何かの条件ではあるのかもしれません。」

服を乾かしながら、答える。

「すると、今調べられるのは『猫』。
 ――まさか『本体』ではないでしょうが、
 『塩』にまみれた経緯は調べておきたいですね。」

猫の足跡は廊下やキッチンに付いているだろうか?

鍋の水は重いので捨てておき、鍋だけ手にする。
時計を見る。どれくらい経過しただろうか?

570 『そのままの君で』 :2008/06/28(土) 00:51:12
>>568-569

『ノギシ』はずぶ濡れになった『ステア』の身体を乾かしてあげた。
『ステア』は『水塊』と『渦』に『管』を作っておく。

『猫』の『足跡』は、特にはついていない。
改めて調べると『塩』は『猫』の『前足』
付近にくっついている様子だ。『爪』にも
ほんの微妙だが白い粒が見えるような気がする。

現在午後三時半。この『家』に入ってから
『四十分』ほどの時間が経過している。

571 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/28(土) 01:05:29
>>569-570
「まあ……何はともあれ。
 『老婆』を探しませんか……?
 単純に『ボケ』た結果、こういう事をしているなら……
 見つければ、『ターネイション』で正気にできるでしょうし。
 
 『年のせい』ではなく、『夫の失踪』に『ボケ』の原因があるなら……
 それも『一時的』なものになるでしょうが。
 ……本当に『老婆』が『壷ヤドカリ』の本体なのかの確認も必要です。
 何にせよ『老婆』を見つけないと進展がありません」
 
『水塊』と『渦』を連れて、廊下に出ます。
それと現在操っている『水』の水量はどのぐらいでしょうか?
把握しておきたい。

572 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/28(土) 01:26:15
>>570-571
「次は、向かいの部屋ですね。
 そろそろ急いだ方がいいかもしれません。」

ドアの付近に『塩』がないか観察する。
特に異常がなければ、ドアを開ける。

573 『そのままの君で』 :2008/06/28(土) 01:34:25
>>571-572

『ステア』は『水塊』を確認する。
『水塊』は『直径1m』ほどの『球状』だ。
そこにこれまた『1m』ほどの『管』がついており、
そこに『渦』と、『壷ヤドカリ』が存在している。

二人が向かいの部屋に行こうとした時………。

『しゅるしゅるしゅるしゅる』

何か、音が聞こえた。
耳を澄ますと、さきほど『猫が居た部屋』の、
向かい側にある『ドア』からその音は
聞こえてくるような気がした。

聞き覚えのある音。
さきほどの『壷ヤドカリ』が動く音に、極めて近い。
その音は『ドア』を超えて向かってくる様子はなく、
『ドア』の奥の方から延々と鳴り響いている。

574 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/28(土) 03:14:08
>>572-573
「この『音』……まさか、いや……やはりと言うべきか。
 あの『ドア』の向こうにまだ居るようですね……。『壷ヤドカリ』が。
 
 ……向こうから来る気は無いようですけど。
 なら、こっちから行ってみるべきでしょうか?
 どうします……?」

575 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/28(土) 16:08:31
>>573-574
「向こうにいる『壺ヤドカリ』とキッチンのそれの本体が同じならとすると、
 何が起こったのか知ってる以上、『誘ってる』としか思えませんね。
 隙間から覗くくらいなら――その視線で固めるのが狙い…?
 とにかく、私は目の前のドアを開けたいです。」

一応小声で話す。

576 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/28(土) 20:17:49
>>575
「ふむ……それでは、私はその間に準備をしておきましょうか。
 ……どのみち、この部屋の後は
 その待ち構えている所に行かないとですし」
 
>>573
『直径1m』の『水塊』……500lぐらいでしょうか。
移動の邪魔にならないよう、頭上に展開して、
音が聞こえてくる『ドア』の前まで行きます。
 
移動しながら、『渦』の『水』を黒く濁らせておきたいです。
『渦』の中からこちらの動向を観察されては面倒ですから……。

577 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/29(日) 00:21:15
鍋を水のある状態に戻し、そこから水を口に含む。
そして、身体を濡れた状態に戻す。

(析出速度はコントロールできるのでしょうかね…)

『ターネイション』で、扉を開けてみる。

578 『そのままの君で』 :2008/06/29(日) 08:15:10
>>576

『ステア』は、『水塊』を頭上に置き
音の聞こえてくる『ドア』の前まで移動する。
『渦』は黒く、視界は充分に遮られるだろう。

>>577

『ノギシ』は、『鍋』に水の状態に戻す。
『口』には水を含ませた。
『身体』は濡れた状態に戻る。

『ドア』を開けると、簡素な造りが目に入る。
右の壁にはカーテンの閉まった『窓』、右奥に『押入れ』。
『押入れ』の脇、ちょうど今の『ノギシ』の
正面付近にはやや古い『TV』と『TV台』が置かれている。
中央付近には小さな『テーブル』。
おそらくだが、『客』が来た時の寝泊り用にでも
使っていたのではないだろうか。

579 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/29(日) 16:11:29
>>578
『水塊』の一部を、廊下を丁度塞げる大きさの『膜』に引き伸ばしながら
『ノギシ』の探索が終わるのを待ちます。
その間に『ドア』の向こうの『音』に変化がないか注意しておきます。
それと目の前の『ドア』は廊下側と部屋側、どちらに開くタイプでしょうか?

580 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/29(日) 17:34:18
>>578-579
(出っ張ってますね…テレビ台のサイズが合わなかったら、どうするつもりだったんでしょうか)

『ターネイション』で、死角から押入れを開ける。

581 『そのままの君で』 :2008/06/29(日) 18:03:28
>>579

『ぎゅぅうぅうううううん』

『膜』で『廊下』を塞ぎ、音に気をつける『ステア』。
『ドア』は『廊下側』に開くタイプだ。
『ステア』は『ノギシ』の探索を待つ。
(何事も無ければ『ステア』は『ノギシ』が
合流するまで『休止』で。何かやりたければ、
合間に『レス』を)

>>580

ガラァァッ!

『ターネイション』が押入れを開けると、
『布団』や『枕』、『ダンボール』などが
押し込まれているのが見えた。
『ダンボール』には『冬物』と書かれた紙が貼ってある。

582 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/29(日) 18:25:09
>>581
更にもう一枚『膜』を作って、下記のように設置しておきます。
 
────ドア───
玄関 ┃    ┃
────ドア───
 
┃=『膜』
 
自分は、頭上の『水塊』及び『渦』と一緒に二枚の『膜』の間です。
『ノギシ』がこちらに来る時は『膜』に穴を開けて通します。

583 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/29(日) 20:07:15
>>581-582
(おそらく後3部屋。
 一番『奥』に本体がいるなら、キッチンにもスタンドを配置する理由が…
 理由が分からない以上、ここも危険かもしれませんね。)

壁を背に、廊下へ移動する。

(キッチンから入って『呪い』に気付くなら、入って『5分』もかからないはず。
 『大人』が玄関から入って、『老婆』に会いに行くのなら、『音のする部屋』へ向かうとして…
 すると、そこに『呪い』があって――でも逃げることができて。おそらく『猫』もそこから逃げて。
 本命は『キッチン』?

 それに、『呪い』が『塩の像』なら、その中身は…『老婆』・『つれあい』・『第3者』…
 『音』で判断してますが、『群体型』とは限りませんし、『渦』の『フィードバック』がどうなっているのか…)

584 『そのままの君で』 :2008/06/29(日) 20:24:47
>>582-583

膜を張る『ステア』。
と、そうこうする内に、
『ノギシ』が廊下に戻ってくる。

585 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/29(日) 20:40:29
>>583-584
「……特に何もなかったのでしょうか?
 では……次はこっちですね」
 
『ノギシ』を手招きで自分の側に呼び寄せる。
呼び寄せたら、『ドア』の陰に隠れながら『ドア』を開きたい。
『膜』には『鏡』を投影し、その『鏡越し』に中の様子を確認したいです。
『ドア』の開閉と同時に『蝶番』からもう一つの『膜』を差込み、
それも『鏡』にする事で部屋の奥まで見て取れる筈です。
ついでに『ドア』の向こうにいる『壷ヤドカリ』の行動を邪魔できるかもです。

586 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/29(日) 20:59:47
>>584-585
水を飲み込む。
「どうやら『客間』のようでした。
 ここに『呪い』があるんでしょうね…」

587 『そのままの君で』 :2008/06/29(日) 21:16:18
>>585-586

『ステア』と『ノギシ』は、
『ドア』に隠れつつ、『鏡化』した『水』により、
中の様子を確認した。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

さっと確認すると、
中には中央に『和風』の机、
右側の壁にはカーテンのかかった『窓』、
左側に『タンス』、そして正面の壁には
向こうの部屋へと続く『ふすま』が見える。
『ふすま』はわずかだが開いている。

先ほどからの『音』は、『ステア』が
『ドア』を開けた時からピタリと止んでいる。

588 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/29(日) 21:36:47
>>587
『膜』は『水塊』に戻します。

「『音』が止んだ……?
 ……どうやら、『誘い込んでる』ようですね。
 奥に居るんでしょうか……『老婆』」
 
『水塊』を2つに分け(『管』で繋がってはいますが)、片方を手元に。
もう片方には、部屋中の『死角』(カーテンや『タンス』の裏)を洗い流させながら、
『ふすま』の『隙間』に向かわせます。
洗い流した事で『埃』以外が出てこないようなら、
『水』の圧力(パワー:C)で『ふすま』を押し開けたいです。
『ふすま』を開けた『水』は、その場に『膜』として残します。

589 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/29(日) 21:55:43
>>587-588
「ここに『何か』あると思ったのですが…
 壁を壊して奥へ行く手もありますが、どうなっているのか予想できませんね。」

背後を警戒する。

590 『そのままの君で』 :2008/06/29(日) 22:07:51
>>588-589

『じゅるるるるるるる』

『ステア』は『水塊』の『半分』で部屋の『掃除』を行っていく。
と……。

『予想通り』というべきか、『カーテン裏』と『タンス裏』、
二体の『壷ヤドカリ』がカサカサと這い出てきた。
『壷ヤドカリ』達は『水塊』の様子を窺いながら、
逃げるように距離をとっている。

『ノギシ』は背後を警戒している。

591 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/29(日) 22:22:31
>>590
「……『2匹』。
 この奥には更にいるんでしょうか?」
 
とりあえず、手元の『水塊』で『マジックミラー』のドームを作り、
自分たちを覆って『壷ヤドカリ』の『視線』を防ぎます。
『ふすま』の方へ向けていた『水塊』は『壷ヤドカリ』の周辺に待機。
 
ドームを形成したら、部屋に踏み込みたいですが……
『壷ヤドカリ』達はどうするでしょうか?
そのまま『ふすま』の向こうに逃げるのか?
もし、留まってこちらを窺い続けるようなら、
待機させていた『水塊』で、追い立てて捕まえたいですけど。

592 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/29(日) 22:58:10
>>590-591
「『能力あり』の『スタンド』なのでせいぜい『6匹』ぐらいだと思いますが…」
警戒を続ける。

593 『そのままの君で』 :2008/06/29(日) 23:14:16
>>591-592

『しゅぁぁぁああああ』

『ステア』の『水塊』が、追い立てるように
『二匹』の周辺に待機すると、『二匹』は
『ふすま』の方へ後退していくように距離をとる。
スピードとしては『水塊』より『壷ヤドカリ』の方が
早いので単純な『水塊』のままだと捕らえ辛く感じる。

ふと、『ステア』は『水塊』にわずかだが『粘り』を感じ始める。

『ノギシ』は警戒を続ける。

594 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/29(日) 23:29:37
>>593
「キッチンの『壺ヤドカリ』は元々潜んでいたようですね。
 こちらに現れる気配がありませんし。」

595 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/29(日) 23:48:19
>>593
「ン……? これは……まさか」
 
『粘り』を感じる部分を手元に持ってきて『味』を確認する。
 
(多少予想外の事態ですが……しかし)
 
それとは別に、『水塊』を破裂させる様に大きく広げ、部屋を分割する壁にする。

__ふすま___
           |
           |
           |
━━━━━━━ |
           |
           |
 ̄ドア ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

このように。『壁』=━には、破裂させたどさくさに
光の屈折で見えなくなる『イメージ』を投影しておきます。
あとは『ふすま』側に『壁』を押し込んでおけば、『壷ヤドカリ』を捕獲できる筈です。
『水塊』の『粘り』はどの程度になっているか分かりませんが、
その『粘性』はむしろ捕獲に有利になってくれる筈です。

596 『そのままの君で』 :2008/06/30(月) 00:09:00
>>595-596

『水塊』は『壁』となり、そして『不可視』となった。
『ふすま』の隙間に逃げようとする『壷ヤドカリ』は
『網』のように張られた『水壁』のトラップに触れた。

(ここで使う『水塊』は『壷ヤドカリ』を
追い詰めた分量のもの、という判定で行い、
『マジックミラー』分は確保したままの状態。
異論があれば修正レスを)

そして『水塊』は、やや『甘い』。

597 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/06/30(月) 00:39:52
>>596
「『甘い』……? 『塩』だけじゃないんですね。
 見たものに『調味料』を湧き出させる能力……って感じでしょうか。
 まさか、このまま『さしすせそ』が出てくるのでは?
 ……そう考えると『憂鬱』です。
 『醤油』や『味噌』は服の『シミ』になります……」
 
出来れば逃がしたくはありません。
『壁』を『渦』へ変えて二匹の『壷ヤドカリ』を『水』に取り込みたいです。
『水塊』は半分に分けても250lはあります。
10cm程度の『壷ヤドカリ』に対してなら、十分な水量でしょう。
 
ところで、目の前の『壷ヤドカリ』と『キッチン』に居た『壷ヤドカリ』。
外見的な差異はありませんか? 特に『壷』のあたり……。

598 ノギシ『ターネイション』 :2008/06/30(月) 22:25:29
>>596-597
「水はいつでも追加できますから。
 塩味・甘み・酸味・苦味・うまみかもしれませんね。
 『スタンド』によるものと考えると『酢』―強酸性かもしれません―が心配です。」

猫のいた部屋の『お菓子』はどんなものだったのだろうか?
原料に戻して、炭酸水素ナトリウムを入手したい。

599 『そのままの君で』 :2008/07/01(火) 06:06:34
>>597

『しゅうゥゥゥゥゥゥ ぴちゃぴちゃ』

上手い具合に二匹の『壷ヤドカリ』を捉える『水壁』。
そのまま『渦』となり、『壷ヤドカリ』の動きを封じた。
『壷ヤドカリ』はそれぞれ微妙にデザインが異なり、
よくよく見ると、今回捕まえたものには
『参』と『陸』という小さな漢字が刻まれている。

>>598
『お菓子』は『せんべい』。
一旦、前の部屋に戻り原料に戻すという事でいいのだろうか?

600 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/01(火) 08:30:41
>>599
「よし……しかし、この『壷』の『数字』は?
 あと最低3体は居るという事でしょうか……」
 
黒く濁らせていた『渦』を一度透明に戻して、
『キッチン』に居た『壷ヤドカリ』の数字を確かめる。
壱か、弐か、肆か、伍か、もしくはそれら以外の数字でしょうか?
確認したら、今回捕まえた『壷ヤドカリ』の『渦』と合流させ、
再度黒く濁らせておく。
『余分』な『水』は手元の『ドーム』に回収しておきますが。
 
その後は『ふすま』の方を警戒しながら、『ノギシ』が戻るのを待ちます。

601 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/01(火) 20:31:10
>>599-600
(…『せんべい』に重曹は使いませんね。
 また別の方法を考えましょう。)

時を戻して、本体に付着していた食塩を得る。

602 『そのままの君で』 :2008/07/01(火) 21:01:38
>>600

『キッチン』の『壷ヤドカリ』には『壱』という漢字が見られた。
『ステア』は、『渦』を合流し、
『三匹』を『渦』の中に放り込んだままにした。
『渦』は黒く渦巻いている。

>>601
『ノギシ』は、今回、調子が悪いのか、

<『ターミネイション』の『能力』は、
『スタンド』および対象に付与された
『スタンド能力』に対して『効果が無い』>

事を思い出した。

603 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/01(火) 21:34:29
>>602
「『壱』……やはりあと3……?
 『油断』は禁物でしょうが。
 ……『見る』事で発動する能力。
 数は脅威です……。
 
 ……開けます。準備はいいですか?」
 
『ノギシ』の返事を待って、『ふすま』を開ける。
『ふすま』を開けると同時に、そこを『水』の『マジックミラー』で塞ぐ。
使うのは、>>600で書いた『余分』な『水』(『渦』から抜いても維持に支障ない範囲の水量)
を使うつもりですが、『壷ヤドカリ』が逃げ出しそうなら『ドーム』のものを使います。
 
『ふすま』の向こうの部屋はどんな様子でしょうか?

604 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/01(火) 22:45:37
>>602-603
「一番奥が老婆の寝室なんでしょうか。
 多分そこが目的地なんでしょうが…」

605 『そのままの君で』 :2008/07/02(水) 06:19:11
>>603-604

『ガッ』

『ふすま』を開け、
『水』のマジックミラー越しに中を観察する二人。

正面にはまず『仏壇』と『タンス』が見える。
左側には『窓』、右側にはまたもや『ふすま』があり、
その『ふすま』は開け放たれている。
右側の『ふすま』の奥は角度的にあまり確認できないが、
奥からは例の『壷ヤドカリ』音が聴こえてきている。

606 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/02(水) 19:07:55
>>604-605
「ここは『仏間』でしょうか……?」
 
正面の『仏壇』に、『老婆の夫』の『位牌』はありますか?
あるとしたら、多分真新しいものだと思いますけど。
 
「とにかく、踏み込んでみましょう。
 『壷ヤドカリ』が、また『物陰』に潜んでいる可能性があります。
 …………注意してください」
 
『水』を『ドア』のように(下図)開きながら部屋に踏み込む。
 
  \     \=『水マジックミラー』
 ̄    ̄
これで右側からの『視線』は防ぎつつ、奥の部屋を確認できる。
『窓』側に対しては手薄になりますが、
『ノギシ』に任せておけば大丈夫でしょう。
自分は、恐らく『奥の部屋』にいる筈の『壷ヤドカリ』への対応に集中します。

607 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/02(水) 22:00:24
>>605-606
「『寝室』が一番奥というのは不便なものですが…」

(6つの味…最後は『無味無臭』?)

608 『そのままの君で』 :2008/07/02(水) 22:20:25
>>606-607

『ステア』は、『位牌』を確認する。
『老婆の夫』と思われる新しい『位牌』はないようだった。

ゆっくりと踏み込んでいく『ステア』。
『水マジックミラー』は『右』のふすまからの
視界を遮るように『ドア状』になっている。

そして、中へ入り奥の様子を確認しようとしたその時…………。

『モクモクモクモクモクモクモクモクモクモクモクモク』

踏み込んだ『和室』の床、『畳』から白い『煙』が立ち昇り、
『ステア』と『ノギシ』の『視界』を遮っていく……。

609 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/02(水) 23:51:37
>>608
(位牌は無い。単に行方不明だからでしょうか?
 それとも状況証拠だけでは、『夫の死』を認める事が出来ないのか)
 
「ム……『煙』? どういう事でしょう?
 巻かれると『ヤバそう』って事だけは確かですけど……
 
 とりあえず、後退するしかないですね。
 『換気』してしまって、外の人達に『火事』とでも思われると厄介です」
 
手前の部屋に戻り、『水』で出入り口を塞ぐ事で『煙』の流入を防ぐ。
戻る際に、指を水で濡らして『煙』に触れておきます。
『煙』が燃焼ではなく、『埃』や何かの『粉末』が舞い上がったものなら、
指に何かしら付着する筈です。

610 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/03(木) 20:55:19
>>608-609
「『水蒸気』なら、『辛味』の反映としての『熱』…?」
『壺ヤドカリ』の色は異なっているのだろうか?
部屋から出る。
ネコは近くにいますか?

>>>>>>>>
『煙』は実体化しているのだろうか?
スタンドによる塩を、スタンドとは関係のない水で落としたとしても塩が付着した状態まで戻せないということは、
一度スタンドの影響がなくなった場合、スタンドが最初から関係していない状態に巻き戻るのだろうか?

611 『そのままの君で』 :2008/07/03(木) 22:00:51
>>609-610

『ステア』は、撤退しようとする……。

が、その時。

『グルゥッ』

『足元』に『泥』のような滑りを感じ、
大きく転倒してしまう『ステア』。
そんな『ステア』を白い『煙』が覆う……。

『ぴしゃぁぁぁぁぁぁあぁあああああああああああああああああああああ』


『ノギシ』は『ステア』の更に真後ろで警戒していた為、
『仏壇』の部屋には殆ど入っておらず、『煙』に撒かれる前に
『前』の部屋まで戻る事が出来た。
『猫』は『ステア』の元を離れ『ノギシ』の足元に居る。
どうやら先ほどから起こる不可思議な出来事に怯えている様子だ。
『煙』は実体化している。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
いまいち質問の意図がつかめないが、

一度(対象から)スタンド能力の影響がなくなった場合、
(仮に対象にスタンド能力が影響していた時期に『時間』を戻しても)、
スタンドが最初から関係していない状態に巻き戻るのだろうか?

という質問なら、『スタンド能力』が何らかの理由で
影響しなくなったのならば、それが『時間変化』で、
影響する状況に戻る、という事は今回は無いので、一応はYES。
ただ『最初から関係していない状態』というわけではけしてない。

612 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/03(木) 22:32:53
>>611
「ひあっ……!? グ……何なんですか。
 まさか、本当に『味噌』ですか?
 だとしたら、確実に服が汚れましたが……畜生」
 
転倒した体を起こしながら、
自分が足を取られた『泥』のようなものが何なのか確認する。
触った感触や匂いなど。それと、『温かい』かどうか。
もし『温かい』なら、『煙』は『泥』のようなものから出た『湯気』なのかも。
 
まあ、違うかもしれませんが。
とりあえず、それと確認と同時に、『水』の一部を自分の眼前に漂わせておきます。
『煙』による『水』への影響を見るのと、『水』の維持が目的です。

613 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/03(木) 22:57:11
>>611-612
「また変な物が…」

(『塩』で固めたのは『孫』と誤認したとして、今回は護身でしょうか?)

畳をイグサに戻し、『泥』?の水分を根から吸収させることは可能だろうか?

614 『そのままの君で』 :2008/07/03(木) 23:25:19
>>612-613

『ぴしゃぁぁぁぁぁぁあぁあああああああああああああああああああああ』

『ステア』は、先ほど聞こえたこの音が、

『制御不能』になった『水』が床にばら撒かれる音だと認識した。

『白い煙』に視界を覆われた為、今現在の全ての『水操作』は解除された。

『煙』に撒かれながらも、『泥?』を確認する『ステア』。
この感触、この匂いには覚えがある。『味噌』…いや『生糠』だ。
特に温かくは無く、『煙』は『畳』、そのものから出ているような気がした。


『ノギシ』は、『畳』に対して能力を使おうか思案する。
おそらく、イグサに戻し『根』を張らせ、そのイグサを生長させ、
その過程で『水分』を使う、という形なら『水分』吸収は
可能ではないかと思われた。ただし、『畳』はいつ作られたもの
かも分からず、かなりの年数の試行錯誤が必要かと思われる。

615 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/03(木) 23:46:07
>>614
「あぁ、『漬物』です…
 6種類…何がありましたっけ?
 果実酒も広義の『漬物』ですが――『鮒寿司』とか。
 …回り込みたくなりました。」

スピード:Cなら、35回(年)抜き出すのにどれくらいかかるのだろうか?

616 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/03(木) 23:51:05
>>614
(……『塩』、『砂糖』、『生糠』。
 どうも、勘違いしていたようですね……『壷ヤドカリ』の能力。
 そして……とんでもなくヤバい状況になってしまったようです……ッ!)
 
「『ノギシ』さんッ! 『水』が解除されましたッ!!
 『壷ヤドカリ』が解放されます……『捕獲』、いや叩き潰してッ!!」
 
叫んで『ノギシ』に危険を伝えておく。
自分は手元にある筈の荷物から『カメラ』を取り出しながら、
四つんばいで『奥の部屋』へ向けて移動したい。
とりあえず、『ドア』が崩れた『水』を手で探れば方向は分かる筈です。

617 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/04(金) 00:42:08
>>614>>616訂正及び追加レス
(……『塩』、『砂糖』、『生糠』。
 どうも、勘違いしていたようですね……『壷ヤドカリ』の能力。
 そして……とんでもなくヤバい状況になってしまったようです……ッ!)
 
「『ノギシ』さんッ! 『水』が解除されましたッ!!
 『渦』の『壷ヤドカリ』が解放されます……『捕獲』、いや叩き潰してッ!!」
 
叫んで『ノギシ』に危険を伝えておく。
自分は手元にある筈の荷物から『カメラ』を取り出しながら、
四つんばいで『奥の部屋』へ向けて移動したい。
とりあえず、『ドア状』の『水』が崩れてばら撒かれた方向を手で探り、
そちらへ向けて移動すれば、それが『奥の部屋』の方向の筈です。

618 『そのままの君で』 :2008/07/04(金) 14:50:21
>>615

現在、『ノギシ』は『仏壇』の部屋からやや後方に戻っている。
猫も一緒に居る。『白い煙』は『ノギシ』の居る部屋にも
少しずつ入り込んできてしまっている。
まだまだ『ノギシ』の部屋の視界は確保出来ているが
『仏壇』の部屋の状況はすでにかなり分からない。

そんな『ノギシ』は『ステア』の叫び声を聞く。

『カサカサカサカサカサカサカサカサカサ』

それとほぼ同時に、『ノギシ』の近くで
『壷ヤドカリ』の動く音がする。見ると、
おそらく『ステア』が『確保』していた『壷ヤドカリ』だろう。

『三匹』。
『三匹』は、何を思ったか『おんぶ』をするかのように
一匹に二匹が飛び乗って、『一塊』で移動している。
                        
  『ギラリ』。

『三匹』の『視線』がパワーを集中させるかのように、
一斉に『ノギシ』を捉えているような気がした。
そして、『ノギシ』は自らの身体が再び『白い粉』、
『塩』で覆われていくのを発見する。
覆われるスピードは先程より、かなり『早い』。

『ノギシ』は『状況』が『危険』な『領域』に入りつつある事を感じた。

(35年分抜き出すのにはおよそ10秒かかるのではないかと推察される)

619 『そのままの君で』 :2008/07/04(金) 14:52:05
>>616-617

『ステア』の視界は『煙』で殆ど覆われている。
手元の荷物を手探りで探り、『カメラ』に手をかける『ステア』。

ここまで来たら『武器』を失っても前進あるのみ。
そう判断したのか、『ステア』は『奥の部屋』へと匍匐前進で進み始めた。

『水』はかなり『畳』に吸収されている様子だ。
濡れた様子は分かるが、広範囲に散らばってしまっており、
仮に『視認』出来るようになっても、現在散らばっているものでは
先程のような大量の水の確保は難しいと思わせた。

『カサカサカサカサカサカサカサカサカサ』

そんな『ステア』に窓際から急速に近づいてくる
『壷ヤドカリ』の足音が聞こえた。

『強大な武器』を失った『ステア』は慎重に動かなくてはならない。
そう感じている。

620 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/04(金) 17:47:34
>>619
(……こっちに向かってきている。
 『壷ヤドカリ』はこの状況でもこちらが見えるのか?
 いいえ、恐らく『音』を頼りにしている……そう思いたいものです)
 
既に足元には『生糠』はないでしょうか?
無いなら、音を立てないよう慎重に立ち上がる。
立ち上がるかどうかに関わらず、『ショルダーバッグ』を
先ほど『仏壇』があった方向に投げ捨てておく。
 
『ショルダーバッグ』が落ちればそれなりに大きな音がするでしょう。
『壷ヤドカリ』の足音がそちらに行かないか、
注意しつつ、更に『奥の部屋』へ向かって移動したい。
もしも、移動の最中に、前方の『煙』が
薄くなっている様子が確認できたら、そこで一度立ち止まる。

621 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/04(金) 23:19:06
>>616-620
「燻製の煙…?貯蔵食品ばかりですね。
 こちらは『くさや』でも作りましょうか。」

携帯電話のリチウムイオン電池に『4年=1秒』こめ、経年劣化させてリチウムを析出させる。
窒素と反応して窒化リチウムになり、さらに水で分解されて、アンモニアの煙になる。
これを目くらましに『壺ヤドカリ』へ殴りかかる。
アンモニアと同時に水酸化リチウムも発生するので、足場も崩せるだろう。

622 『そのままの君で』 :2008/07/05(土) 00:20:00
>>621

申し訳ないが、様々な理由(主にGMの知識不足)で
正確な判定が困難なので、
以下の要望に応えてもらえるとありがたい。

1.『電池』の『時』を経たせるのに、
どこから引き出した『時球』を使っているのだろうか。

2.そもそも『四年』の『経年劣化』で『リチウム』析出されるのだろうか。
また、析出され、主張したような化学反応が起こるとして
『アンモニア』の煙はどの程度の量出ていくのだろうか。
『水酸化リチウム』はどんな形状(固体・液体・気体)で
どの程度の腐食性があるのだろうか?
(足場を崩せる、とあるが、まずダメージを受ける可能性が高いのは
携帯電話、および『ノギシ』自身だと思うがどうか)
2の問いには出来れば『ソース』が欲しい。

ちなみに今の『ノギシ』と『壷ヤドカリ』の距離は、
テーブルを挟んで3mほどである。

623 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/05(土) 21:26:51
>>622
リチウムの量を推測するのは困難なので、行動をキャンセルする。

『ターネイション』で身体を濡れた状態にし、時間を稼いだ後、『スケッチブック』をパルプ懸濁液に戻す。
126.5g/m^2、A4で24枚、174.2664gなので、0.15%として約120kgになる。
懸濁液はこちらにも流れるだろうから、その勢いを利用して廊下へ出る。

http://www.offinet.com/detail/sid/10269972/cat/0075266/
http://www.jisc.go.jp/app/pager?id=15524

624 『そのままの君で』 :2008/07/05(土) 21:57:32
>>620

『ステア』が手探りすると、まだ『糠』の
ヌルヌルとした感触は手元に残る。
 
         パァンッ

それと同時に、『ショルダーバッグ』を『仏壇』の方に投げる『ステア』。
と、『壷ヤドカリ』の足音はそちらの方へカサカサと向かっていく。
わずかだろうが、時間稼ぎにはなったようだ。

『糠』がある為『匍匐前進』で進む『ステア』。
服は落下した水と『糠』が付着し、グチャグチャになってしまっている。

『白い煙』は、主に先ほど『ステア』が『水のドア』を
作成した場所から出ていたようで、前方の『煙』は
だいぶ薄くなって見えている。

625 『そのままの君で』 :2008/07/05(土) 22:03:31
>>623

『ノギシ』は、『スケッチブック』を『パルプ懸濁液』に戻す。

『バッシャァァァァンッ!!』

『風呂桶』半分程度の『パルプ懸濁液』が作成され、
『ノギシ』を濡らす。だが、その程度の量では、
その勢いにより身体を流す、といった事は不可能だった。

『塩』は『パルプ懸濁液』発生時の衝撃からか、
今現在においては、その勢いを弱めている。
『壷ヤドカリ』三匹セットは、引き続き、『ノギシ』から
離れ、カサカサカサ………と様子を見ている。

626 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/05(土) 22:19:02
>>625
走って廊下へ出、ふすまを閉める。
『鉛筆』を積み重ね、『木』に戻してバリケードを作る。
客間(?)へ移動する。

627 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/06(日) 00:48:35
>>624
(グチャグチャ……状態としては最悪ですね。
 クリーニング代は誰に請求すればいいのかしら)
 
「とにかく……よし」
 
『生糠』に注意しながら立ち上がり、『わざと』大きな音を出しながら、
『奥の部屋』に突っ込みます。
視界も開けてきましたし、そこにあると分かっていれば、
『生糠』に足を取られるようなヘマはしなくてすむでしょう。
 
そして『煙』を抜けると同時に、チャージしておいた(>>617)フラッシュを焚き、
その光量でこちらに注意が向いている者の目を眩ませる。
恐らく、『壷ヤドカリ』とその『本体』は『音』でこちらに注意が向いている筈。
敵の目が眩んでいる間に、素早く目の前の状況を把握したい。
何があって、誰がいて、それぞれ何処にあるのか?
位置関係が重要です。

628 『そのままの君で』 :2008/07/06(日) 01:22:54
>>626

『ノギシ』は、走り出し廊下に出ると『ドア』を閉めた。

『バタムッ』

そして『鉛筆』を積み重ね、『過去』に戻す。
『木』の破片が『床』に散らばった。

『客間』へと移動していく『ノギシ』。
再び身体がむず痒くなって来る……。

629 『そのままの君で』 :2008/07/06(日) 01:36:37
>>627

『ステア』は、大きな音を立てて立ち上がり、
『カメラ』の『フラッシュ』をカシャリッ 焚く。
『仏壇』の方から『壷ヤドカリ』が近づいてくる音が聞こえる。

まず見えたのは左正面にある『押入れ』の扉、
そして、その『押入れ』を阻むように、
傍らに小さな『老婆』が佇んでいる。
髪の毛は長く、顔がすっぽり覆われ、表情は分かり辛い。
『押入れ』の右横の、部屋的に窪みになっている
部分には『タンス』が置かれている。

そして、『老婆』の近くを纏わりつくように動くは、『壷ヤドカリ』。
1、2、3……。『三匹』だ。
『フラッシュ』でわずかに怯んだ様子だが……。

「……何用ですかな………」

と。

『ステア』に対し、『老婆』のしわがれた声が投げかけられる。

「……何用、ですかな………」

630 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/06(日) 02:01:30
>>629
「…………ッ」
 
(やはり『老婆』が本体……?
 ……しかし、この様子は)
 
「……この『家』で起こっている事件を解決に来ました。
 もっとも、動機は好奇心ですし……
 不法侵入者と言われても文句は言えませんけど」
 
喋りながら、ポケットの携帯を背後に投げて、
背後の『壷ヤドカリ』がそれに気を取られるのを期待する。
既に姿を晒している以上、余り意味はないでしょうが。
 
「……貴女は何故こんな事を?
 『夫の失踪』がショックで引き篭もるのはわかります。
 しかし、『スタンド』を使ってまで『家』に入ったものを迎撃する理由は一体?
 私達のようなものはともかく、知己の子供まで……」
 
『老婆』の様子は注意深く観察しておく。
『壷ヤドカリ』がこちらに能力の視線を向ける様子があれば、
背後の『煙』に飛び込みます。

631 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/06(日) 20:59:20
>>628
「おや?水の量が足りなかったのか、まだ見られているのか」
客間の戸を閉め、『鍋』から水を得て洗い流す。
テレビを動かし、ドアをふさぐ。

『光の三原色』の図のように、位置をずらしながら『時球』を取り、なるべく下のほうに小さな穴を壁に開ける。

632 『そのままの君で』 :2008/07/06(日) 21:30:48
>>630

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『ステア』の声に『老婆』はわずかに首を傾げる。
そして、少しの沈黙の後、

「貴女の言っている事が良く
分からないんですけどね…、お嬢さん。
『夫の失踪』…? 『夫』はここに居ますけど…」

『押入れ』の方を見やる『老婆』。

「それに……『迎撃』………?
一体何の事を言っているのです……?
この子たちはただ『守って』いるだけですよ…?」

そこまでだった。
『壷ヤドカリ』の『ステア』を見つめる
強い『視線』を感じた『ステア』は
『煙』の中へと再び舞い戻る。

しかし…携帯を投げたのは最早、囮にはならなかったのだろう。
極めて近距離に『背後』からの『壷ヤドカリ』の
来訪を告げる音を聞く『ステア』。

更に、自らの身体に強い熱が当てられているのを感じた。
強い日差しの中に居るようなそんな『感覚』だった。

633 『そのままの君で』 :2008/07/06(日) 21:38:38
>>631

客間のドアをしっかりと閉め、ドアが開かないよう工作をする『ノギシ』。
『壷ヤドカリ』が最早入ってくる気配はない。
『鍋』の水を更にかけると、かけた後の
ある程度の時間は『塩』の進行を止める事が出来た。
(『塩』は『ノギシ』の身体に固まるようにこびりついており、
ただ水をかけただけでは完全にすすぎきる事は出来ない状況)

『壁』から『時球』をとる『ノギシ』。
ただ『時球』をとっただけでは『穴』は開かなかった。

(『時球』はとった場所をくりぬくように
とれるものではないと判定している。異論があれば是非)

634 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/06(日) 21:49:14
>>632
(……『押入れ』の中に『ある』んでしょうか。『夫』の『遺体』)
 
「『守って』いる……ですって?
 ……貴女の『夫』」をですか?
 何故……? 何から……ッ!?」
 
疑問符しか出てこないが、会話は続けておく。
 
(『熱い』……ッ!?)
 
何が起こっているのだろうか?
確認しつつ、事前に手のひらに握っておいた『生糠』(>>627)を、
背後でこちらに『視線』を向けているだろう『壷ヤドカリ』の顔面に叩きつける。
恐らく、『煙』の中でも互いに視認できる距離でしょうし、
避けるにしても『視線』を向け続ける為に縦横無尽には動けない筈。
ある程度、動きを予測しておけば、当てる事が出来ると思います。
まあ上手く当たっても『解除』されればそれで終わりですが。
ただ、もしも『解除』される気配がなければ、
まだ手にこびり付いている『生糠』越しに視界を塞がれた『壷ヤドカリ』を抑え付けたい。

635 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/06(日) 22:15:47
>>653
『時球』を40年程度取り出し、壁が『なかった』状態にできるだろうか?

また、男たちが行っている『儀式』は家から見てどの方向だろうか?

636 『そのままの君で』 :2008/07/06(日) 22:32:17
>>634

『ステア』は『生糠』を『背後』の『壷ヤドカリ』に叩きつけるッ!

『ペチャァッ!』

そしてそのまま『壷ヤドカリ』を押さえ付ける事に成功した。
『壷ヤドカリ』は暴れるも、『ステア』の力で
充分に押さえ付けられるパワーしか持っていない。
ただし『生糠』によって滑る事もあり、
『握りつぶす』といった事は難しそうだった。

身体の『熱』に関しては、原因は不明だが、
おそらくは『老婆』の周囲の『壷ヤドカリ』の
視線が『きっかけ』ではないかと推測は出来た。
元からの周囲の暑さと相まって汗がダラダラと
出てきており、また頭がクラクラしてきた。

「『夫』を守る……そうね、まずは『夫』を、守ってますよ。
でも、『夫』だけじゃあないわ。

ここに来る方、全てを『守っている』んです……

                     もちろん、貴女も」


『暑さ』のせいでぼんやりとし始めた『ステア』の耳に
『老婆』の声が空ろに響く。

637 『そのままの君で』 :2008/07/06(日) 22:34:12
>>635

『ノギシ』の質問への答え。
『木造』な為、その壁の『樹齢』による。
『儀式』は『玄関』を出たところでやっていたので、
『家』から見れば『南』にあたる。

638 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/06(日) 23:03:59
>>636
捕まえた『壷ヤドカリ』の数字は確認できるでしょうか?
 
「意味が分からない……『塩釜』に閉じ込められたり、
 こんな『暑さ』を感じさせられて、『何』から『守られ』るのか」
 
(……まさか、『死』からだとか……?
 答えが何にせよ、こいつは潰しておきますが……)
 
人間大の巨大なエンジンのような『像』(非・人型/人工・機械型)を、
『煙』に隠して、発現していました(>>634メール欄)。
『壷ヤドカリ』の頭を塞ぐように押さえつけながら、
その『像』の落下体当たりで『壷ヤドカリ』の『壷』を叩き潰します。
精密な動きで自分の指が巻き込まれるのは防ぎます。
『煙』に紛れて、さらに対象の視界は塞ぎつつの作業です。
 
潰し終えたら、『生糠』を口に含んでその水分を摂取しておく。
少しは意識を保つ助けにならないでしょうか?

639 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/06(日) 23:45:17
>>637
『ターネイション』を板に対して使用した場合、「家が建てられる前、板がない状態」ではなく、
板が『苗』になるため、建築築年数以上の時間を抜き出す必要がある、ということ?
長く見積もっても『木』であった期間は50年なので、あわせて最大『25秒』程度かかると考えていいだろうか。

640 『そのままの君で』 :2008/07/07(月) 00:09:06
>>638

『ステア』が確認すると、『壷ヤドカリ』の漢字は『弐』。

『ドグシャッ!』

『エンジン』のヴィジョンが『ステア』の手から
発動され、『弐』の『壷ヤドカリ』を押しつぶすッ。

それと同時に『二つ』の事が起こる。

一つは『糠』の消滅。
そしてもう一つは。

「………ううううッ」

『ステア』が声の方向を見やると『老婆』が苦しそうな表情で
『片膝』をついたのが確認できた。『ダメージフィードバック』。
容易にそう推測できる。

しかし……『老婆』も苦しそうだが、『ステア』も苦しい。
身体の全てを『干からびさせて』しまいそうな『うだるような暑さ』。
『生糠』は消滅してしまい、『直接的』な『回復手段』も思い当たらない。

『老婆』と『ステア』の位置は『3.5m』ほど離れている。
『壷ヤドカリ』『三匹』は依然として『老婆』の周りに居るようだ。

641 『そのままの君で』 :2008/07/07(月) 00:10:12
>>639

そういった認識でOK。

642 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/07(月) 00:42:03
>>640
「よし……これで後顧の憂いは断ちました。
 消耗も酷いですし、難題はここからですが……
 ……『干物』にされる前に何とかしなければ」
 
グチョグチョに濡れている服の袖を噛み、今度こそ水分摂取。
気を紛らわせる。
 
(まず、『老婆』をどうするか……どうすればいいのか。
 1.『正気』に戻す→A.『ターネイション』で『時球』を抜き取り、
               『精神状態』を昔に戻す→恐らくその場しのぎ。
            →B.『夫』の死を認めさせる→どうやって?
 2.ボコボコにして再起不能にする。
 
 ……………………。
 碌な案が浮かびませんが、やるべき事は確かです。
 『ノギシ』さんとの合流、そしてそれよりも『押入れ』の中身の確認……!)
 
『老婆』が苦しんでいる隙に再び『煙』から飛び出る。
同時に『カメラ』のフラッシュを焚き、目潰し。
既に一度使った手ですから、対応されるでしょうが……
フラッシュの光に紛れて『ブラック・ヴェルヴェッツ』の『像』を前に出し、
そのまま『老婆』に向かって突進を敢行します。
『老婆』と他の『壷ヤドカリ』は、『像』の存在を確認していないので、
>>638 >『煙』に紛れて、さらに対象の視界は塞ぎつつ)
これで多少は意表を突ける筈です。
 
自分は『像』の後ろに隠れるように追従し、
これ以上『視線』を受ける事を防ぎたいです。
それと、>>632で『視線』を向けてきた
『壷ヤドカリ』の番号を思い出しておきたい。

643 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/07(月) 22:50:10
>>641
(おそらく、この向かいに『本体』がいるはず…
 小さな『穴』を開けたいが、キリか何かないと。
 『寝室』なので『押入れ』があるはずですが、そこからならなんとかなるでしょうか?)

足元の床から『時球』を抜いて床をなくし、床下を通って押入れの中へ移動したい。

>>452で裁断方面を見たため、窓のない壁の隅=押入れの位置として行動する。

644 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/07(月) 22:57:12
追記
適当な間隔をおいて、鍋からの水で『塩』の繁殖を止める。

645 『そのままの君で』 :2008/07/07(月) 23:24:58
>>642

『ごきゅ…』

『ステア』は、服の裾を嚙み、わずかばかりの水分を摂取した。
しかし、それは『焼け石に水』程度の効果しか得られない。

それでも。

『ステア』は気力を振り絞ると、『カメラ』のフラッシュと共に、
『ブラック・ヴェルヴェッツ』のヴィジョンを放ち、
二つの目くらましと共に『老婆』に突進する。

『だだだだだだだッ   しゅる…ッ』

……上手くいく筈だった。少なくとも、
『ステア』自身に対しての目晦ましは十分だった。

しかし、『熱』による眩暈感が予想以上に強かった為だろうか、
『ステア』は『床』にある『水分』に足を滑らせ、転んでしまう。

(さきほどからの『汗』?)

『ステア』は一瞬そう考えたが、
鼻腔をつく匂いで、その答えは間違っている事に気付く。

強い『アルコール』の匂い。
『畳』から『酒』が染み出してくるように沸いており、
それが水溜りを作り、『ステア』を滑らせる結果に至ったのだ。

崩れゆく『ステア』の身体、そしてその『体調』も
先程からの『熱』により、一直線に崩れ落ちている。

このままでは。

自分が『意識』を手放してしまうのも、
時間の問題と思われた。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
先程『ステア』を見た『壷ヤドカリ』は『漆』。

646 『そのままの君で』 :2008/07/07(月) 23:32:52
>>644-645

『じゅるるるる』

『ノギシ』は、床から『時球』を取り出し、
『床』を『過去』へと戻す。
続け様にその作業に没頭したかったのだが…。

『塩』の『増殖』が予想以上に早い。
『鍋』に能力を使い、『水』を出し、それを『身体』にかける。
この作業を常に繰り返さないと、『増殖』は止められない状態にある。

647 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/08(火) 00:09:07
>>645
「う、クゥ……ッ!」
 
(……迂闊でした、さっきと『同じ手』。
 足元に……いえ、『匂い』に注意していれば。
 ………だけど……、しかし……ッ!!)
 
倒れ伏せる。だが『ブラック・ヴェルヴェッツ』はそのまま突撃させます。
『老婆』に回避された時の軌道修正をする余裕はないでしょうが、問題はありません。
突進の目標は、最初から『老婆』の傍らの『押入れ』です(前レス[→『押入れ』])。
巨大なエンジンのような『像』の質量が突っ込む勢いで、
『押入れ』の戸を粉砕……は無理としても、溝から外して弾き飛ばすぐらいはしたい。
 
自分自身は、倒れた衝撃と『アルコール』の匂いを気付けに意識を保ちます。
上手く『押入れ』の戸を外す事が出来たら、顔を上げて中身を見ておきたいです。
そして『老婆』の様子も。……『動揺』しているでしょうか?
『ブラック・ヴェルヴェッツ』の突撃により、
『押入れ』の中身にも被害が及ぶ可能性はありますが……。

648 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/08(火) 20:43:46
>>646
押入れの中にプラスチック等、水を通さないタイプの衣装ケースはあるだろうか?
出した水をに溜め、風呂代わりにして『塩』を落としきりたい。

649 『そのままの君で』 :2008/07/08(火) 21:26:48
>>647

『ステア』は倒れ伏せるが、残り少ない気力を振り絞って、
『ブラック・ヴェルベッツ』を突進させる。

『ダァムッ!』

上手く『押入れ』に激突した『ブラック・ヴェルベッツ』は、
『押入れ』を外す事に成功する。

『戸』は倒れ……そして中が見える。

『ステア』は、その中の『布団』に、『何か』が包まっているのを見た。
その『何か』は膨らみ具合から見て……『人型』だ。

『老婆』の声が聞こえる。

「……なぜ。
なぜ、こんな『野蛮』な事を。
お嬢さん……ねえ、お嬢さん?

『夫』は、そこで『待っている』のですよ。
それまでは、この子達の『力』が、
『夫』を『守って』いる……。

……そう、そうね。
貴女…、もしかしたらもう……。
『守る』のが遅かったのかしら…。だから…」

『アルコール』の匂いで何とか気を保っているが、
『老婆』の不可解な語りにますます気が遠くなっていく『ステア』だった。

650 『そのままの君で』 :2008/07/08(火) 21:38:34
>>648

『ノギシ』はプラスチックの容器に『水』を溜め、
身体を漬からせ、ゴシゴシと身体を擦る。
初めはそこそこ冷たかった『水』も
そうやっているうちに『温く』なってしまっていた。

と。

そうなると『塩』の『繁殖』は爆発的に増え始める。
『水』に『長期間』浸かっている事が、むしろ『デメリット』…。
これまでの試行錯誤から『ノギシ』にはそう感じられた。

651 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/08(火) 21:46:41
>>649
「フゥ…ハァ…私には、貴方の言葉が理解できない。
 だか……ら、こんな事もします」
 
『エンジン』の凹凸に『布団』を引っ掛け、回転。
『布団』を引き剥がして、中身を露出させようとする。
 
「『野蛮』を止めろと言うなら、『説明』を要求しますよ……。
 一体『何を』待っているって言うんです? 『お迎え』ですか?」
 
ただし、『老婆』が説明する気があるようなら、上記の行動は止めます。
果たして、『老婆』はこちらに理解できる言葉を吐いてくれるだろうか?
説明する素振りが無いなら、行動は続行。
それと、出来れば体を起こして座り込んでおく。
倒れたままより、意識はハッキリする筈です。

652 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/08(火) 22:40:49
>>650
「おや?
 『温さ』――なるほど、『発酵』かなにかと混ざったんですね。
 …仕方ありませんね。」

新しい『冷たい』水で身体を濡らして速度を落とした隙に、
壁を『ターネイション』で殴って壊し、隣の部屋へ。
衣装ケースも引きずっていく。
衣装ケースに水はどれくらいあるのだろうか。
5l程度なら、問題なく運べると思う。

部屋はどれくらいの広さだろうか?

653 『そのままの君で』 :2008/07/08(火) 23:06:44
>>651

『ステア』は立ち上がろうとするが、
その動作は非常に不安定だ。
『熱』が『ステア』の体を強く蝕んでいる。

『しゅるるるるるるる』

『老婆』の『説明』が得られなかった為、
『ブラック・ヴェルベッツ』をゆっくり『布団』に
近づけていこうとするが…。
もはや『精神』状態が朦朧とし始めている為、
細かい操作が難しくなってしまっている。
なかなか上手くいかない。

そして。
ようやく少しだけ『布団』を巻き込み、
見えたものは……。

『干からびた』
『手』だ。

『手』の一部がだらり。
『布団』からはみ出しているのを、
かすれゆく『意識』の中で発見した。


…………『理由』。
『ステア』は、『老婆』の不可解な『言動』について考える。
単純に『ボケて』しまっているだけの意味の無い『語り』なのか?

『老婆』の『スタンド』は、『何か』から『夫』、
そして『ステア』達を『守って』いるという。
『夫』については『待っている』らしい…。『何を』?

『夫』はそもそもどうしたんだったか…。
これまでの『壷ヤドカリ』の『能力』…。
ああ、そういえば今は……。


『ががががががががががががッ』

『ステア』は朧な意識の中で、
『右方』で何かが破壊される音を聞いた。

654 『そのままの君で』 :2008/07/08(火) 23:13:19
>>652

『ががががががががががががッ』

『ターネイション』の『ラッシュ』が、
『壁』を破壊し、『壁』を壊した『土煙』と共に、
ゆっくりと『隣』の部屋の様子が『ノギシ』の目に映っていく。

およそ『八畳』くらいの部屋だろうか?
『土煙』で少し見辛いが、『ノギシ』から見て、
『右奥』に『押入れ』の扉があるようだ。
その前には立っている『人影』と、その更に正面に、
立ち上がろうとしている『人影』が認められた。

その他には『カサカサカサ』という例の音…。
『壁』の破壊に反応して、『ノギシ』の方に
『壷ヤドカリ』が近づいてきているようだった。
ただし、『土煙』の為か、その姿は上手く確認出来ない。

『衣装ケース』に『水』は『20リットル』ほどある。
引きずって移動するならば行動はやや制限されてしまうだろう。

655 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/09(水) 00:11:44
>>653
(『干からびた』……『手』……『老婆の夫の』……『ボケていた』。
 ……『壷ヤドカリ』の『能力』……『干からびる』……。
 『壷ヤドカリ』は『老婆』の……『夫』が『失踪』して…『老婆』は『ボケ』たって噂が……。
 でもここに『夫』の死体が……『最初から』、ずっと『ここに』……?)
 
「…………『キッチン』に居た『男の子』が言ってました。
 貴女は『優しいおばあちゃん』で…………、
 そして……そして、『おじいちゃん』ともとっても仲がよくて。
 
 でも……その『おじいちゃん』は『湖』に落ちてしまった事なってて。
 実際には貴女が『ここに』、あんな風にして………、
 人の目に触れないように『守って』、年月が経つのを『待って』。
 
 ……まさかの話ですが、『そういうこと』でしょうか」
 
朦朧として思考が纏まらないが、考えるのは止めない。
言葉を発しながら、『右方』をチラリと見る。
3匹の『壷ヤドカリ』の所在も把握する。

656 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/09(水) 20:42:09
>>654
「お邪魔します。
 お手数ですが、この『塩』を止めていただけませんか?
 私は自前の『能力』で『保護』されているので。
 こんな風に。」

『ターネイション』で壁を直しつつ、話す。

「止めていただけないと、もっと『ひどい』手段で、『時』を操る『能力』を示さなければならないのですが…」
衣装ケースは背後に置く。

657 『そのままの君で』 :2008/07/09(水) 22:22:42
>>655

『ステア』の言葉に、『老婆』は小さな声でささやくように、

「貴女…『妄言』はやめなさい。
私は『湖』で『夫』を助け、ここに連れて来た。
『年月』が経つ、というほど長い『時間』は待たなくてもいいはず。
『季節』が変われば、

              あの人はもう『守らなくても』いいはずだから」

クルリ。

そして、『老婆』は立ち上がり、
先ほどの『破壊音』の方を見やる。

「……聞いた? あの『破壊』の音。
……貴女のご友人かしら?
あの方も『野蛮』極まりないわね」

『壷ヤドカリ』は『天井』と『タンス』、
あとは…どこだろうか?

『ステア』は、『熱』によるだるさにより、
『鉛』のように重い身体を持て余しながら、
ただただ考える事だけを行っていた。

658 『そのままの君で』 :2008/07/09(水) 22:29:23
>>656

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』

『土煙』による視界の妨害もなくなり、
ようやく部屋内を確認出来る『ノギシ』。
『押入れ』の隣には『タンス』がある。
そして『押入れ』の前には一人の『老婆』と
足元に倒れこむ『ステア』の姿があった。

「『野蛮』な方……」

『老婆』は『ノギシ』に語りかける。
その表情は長い髪に覆われ、計り知れない。

「貴方のような方にこそ、『守る』必要があると私は思いますよ。
…『頭』がやられてしまわないように」

『壷ヤドカリ』が一匹、『天井上』を這い回っている。
その視線を『ノギシ』は痛いほど感じていた。
『塩』は止まらず、徐々に『ノギシ』の身体を蝕んでいる。

と。

急に『ノギシ自身』の身体から
『煙』が出始めるのを『ノギシ』は発見した。

659 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/09(水) 23:29:14
>>657
「…………助けた?
 『生きている』んですか、あんな状態で」
 
ポケットに入れておいた『写真立て』を取り出し、
『写真』の中の『老夫婦』と、目の前の『老婆』と『干からびた夫』を見比べる。
未だ『手』しか見えていないなら、力を込めて露出させます。
  
「それとも……『季節』が変われば生き返るとでも?
 『妄言』です……それこそ。……狂ってる」
 
吐き捨てるように言い終えたら、深呼吸をしておく。

660 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/10(木) 21:57:07
>>658
「『野蛮』は必要ですよ。
 過酷な環境を生き抜くためには――」

後ろの壁を壊す。
『土煙』と『黄緑色』の煙。
『水道水』を戻して、『塩素』を抜き出した。

1mg/lで、20lから7.1mlほど出る。
8畳、高さ2.2mなら0.25ppm。
身体を洗っていた時に溜めておいた。
2回操作するのに、0.57秒で、1分ほどはかけれたと思う。
本体は時を戻し続けていたので、無傷。

30ppm…直後より胸痛、嘔吐、呼吸困難、咳

661 『そのままの君で』 :2008/07/10(木) 22:20:05
>>660

『水道水』が出来る過程において、
『塩素』が『気体』のまま『水』を『消毒』する、
あるいは『水』と『塩素』が混ざっている状態でも
『塩素』がそこから『気体』となって外部に流れる、
という事があるのだろうか?

出来ればソースが欲しいが、ソースが無くても、
『ノギシ』PLが知識を持っており『ある』と
断言出来るのならそれを『信用』する。

662 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/10(木) 23:25:22
>>661
亜塩素酸ナトリウムを注入しているが(http://www.pref.osaka.jp/suido/virtual/kengaku/adult/quick/quick4.html)、
その原料である塩素を、電気分解によって作られた時まで戻す。

663 『そのままの君で』 :2008/07/11(金) 00:21:58
>>660-662

『モクモクモクモクモク』

ゆっくりとだが、『黄緑色』の『煙』が、
隣の部屋から『ノギシ』が居る部屋に流入してくる。
『ノギシ』自身から出てくる『白い煙』と相まって
部屋は次第にその『視界』を失わせていく…。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『ステア』は、辺りが少しずつ『煙』に包まれていくのを感じていた。
『白い煙』と『黄緑色』の『煙』。
その中で、『ステア』は『老婆』と『夫』、実物と写真を見比べる。
かなり雰囲気は違うが、『老婆』は確かに『老婆』だろうと思われる。
しかし、その瞳からはどことなく『正気』の色は失われているように感じる。
『夫』は……、当然だが、判別は不能であり、
これ以上『布団』を動かすパワーもない。

一体『老婆』は。
なぜあんな『妄想』にとりつかれているのか?
あの様子だと『夫』を確実に『生きている』と思っているのだろう。
なぜ『季節』が変われば『大丈夫』などと思っているのだろうか?

『ステア』は、それらの『疑問』を
胸に抱きつつ、ついにその『意識』を手放した。
目覚めた時には…全て解決している事を願いつつ、
『黄緑色』の『煙』の中、『ステア』の『意識』はここで一旦途切れる。

             ステア『ブラック・ヴェルベッツ』→『気絶』

664 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/11(金) 22:42:20
>>663
(さて、このまま持久戦に持ち込みたかったのですが――
共倒れになりそうですね…致死濃度まで高めるのは問題がありますし)

本体から出る『時球』を『1分』にし、取り出すテンポを上げる。
『時球』を咳の音(するだろうか?)へ投げる。
取り込まれれば、吸引量が増加する。

665 『そのままの君で』 :2008/07/12(土) 19:01:16
>>660
確認レス。このレスはもしかして、
0.25ppm作れる動作を1分で120回やれたから
30ppmの濃度になったという事なのだろうか?

666 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/12(土) 20:36:40
>>665
大体の数値としてそのつもりで書いたが、問題があるのだろうか?

667 『そのままの君で』 :2008/07/12(土) 20:44:31
>>666

いやこちらの『読解不足』だった。



というわけで。



『判定』へ入る。

668 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/12(土) 21:02:41
>>667
ついでに質問を
・『塩』で身体の表面が固められきった場合、それ以上の増殖はしない?
・発現した『塩』はすでに『スタンド物質』ではない?
・何らかの効果で、身体についた『塩』をはがした場合、
 もともとの『塩』がくっつくのではなく、新たに『塩』が発現する?

669 ノギシ『ターネイション』 :2008/07/12(土) 21:04:20
>>667追記
1問目は『子ども』についた塩の『厚さ』からの判断でお願いします

670 『そのままの君で』 :2008/07/12(土) 21:17:06
>>668

・塩の厚さは『15cmほど』だった。
・『塩』が『スタンド物質』かは『ノギシ』は確かめていない。
・はがした『塩』は、はがしたまま。新たに『塩』が発現する。

671 『そのままの君で』 :2008/07/12(土) 21:30:42
>>664

『ガシュッ』

『ノギシ』が『時球』を作ろうとした時………。
『三つ』の『災厄』が『ノギシ』を襲った。

『一つ目』の『災厄』は、『天井』から
飛び降りてきたであろう『壷ヤドカリ』だ。
『壷ヤドカリ』は殆ど動かない『ノギシ』にあたりをつけ、
その『顔面』にベタリ。張り付いた。
思わず『動転』する『ノギシ』。

そして『二つ目』の『災厄』は、
『顔面』に張り付く『壷ヤドカリ』と
『ノギシ』自身の意思で行う
『投げる』という行為から齎された。

そもそも『塩素ガス』の『発生源』のもっとも間近に居る男は、
本来、もっともその『影響』を受けやすい。『ノギシ』、君の事だ。
それを防ぐには文字通り『常に』能力を施行
(『ターネイション』で本体を殴り続ける)している必要があるわけだが…。

その『常なる』能力はここで途切れる事になる。
息を止めるなどの対策もしていない、
その結果は『胸痛、嘔吐、呼吸困難、咳』…。
苦しさの余り、のた打ち回る『ノギシ』。


しかし。

まだなんとかなる。と思うのはけして間違いではない。
『ターネイション』で一度時間を戻してしまえば、
この発作は『一瞬』だけだが収まるのだ。

しかし、ここでしゃしゃり出てくるのが『三つ目』の『災厄』だ。
『ノギシ』が部屋に入った時から『無頓着』で居る『症状』がある。
『塩』の『発露』だ。『煙』であまり分からなかったが、
さきほどから『塩』への対応策をとっていない『ノギシ』は、
着実に『塩』の『発露』を一身に纏っている。
のた打ち回り、『床』の汚れを身体で掃除するかのような
動きをとった『ノギシ』。その間に『塩』は容赦なく、
『ノギシ』の身体を侵食し、立派な『塩』の『壁』を作った。

『ガシッ』
意識が薄れ、弱弱しくなった『ターネイション』の拳が
本体に当てられようとするが、『塩』の『壁』にヒビを入れるだけに留まる。


  くるしいのは
  しおのせいなのだろうか?
  がすのせいなのだろうか?
  からだがうごかないのは?
  
  いしきがとおざかっていくのは?
  
                 ノギシ『ターネイション』→『行動不能』『気絶』

672 『そのままの君で』 :2008/07/12(土) 21:47:07
>>663

『ステア』が目を覚ましたのは、
ひどく息苦しい『空間』の中だった。
体中がヒリヒリと痛み、胸に痛みが走る。

とはいえ。

『ステア』が、比較的穏やかなのは、
彼女の能力の拠り所である『水』が、
近くに酷く溢れているからだろう。

『ステア』の本能によるものなのだろうか?
『水』は『ステア』を守るようにドーム状に発現しており、
『煙』の侵入を防いでくれている。

(あなた………。
ねえ、あなた……)

『声』が聞こえる。聞き覚えのある『声』。
『老婆』の声だ。

気付くと、『ステア』のすぐ横に『壷ヤドカリ』が居る。
声はそこから、弱弱しく聞こえる。『スタンド会話』。

(…あなたのお友達……本当にあなたのお友達なの…?
毒ガスを…毒ガスを使って…『あなたも含めた』私たちを攻撃してきた……。
あの人は…『危険』だわ……。あの人はきっと…あなたの『害』になる……。

わたし……くるしい、とても……とても……。
ねえ、あなた。あなた……『水』をあやつることが
できるのよね……?
その『水』……私の『こどもたち』の力……。
ふりしぼって…………。

ねえ、おねがい……。
そのちからで…『夫』だけでも…たすけて……。
わたしは…いいの…。
あなたと…『夫』だけで…逃げて……)

『ステア』の周りには人間も動かせるかもしれない量の『水』。
(実際は非常に『薄まった』『アルコール』だが、
『少なくとも』これを『ステア』はこれを
『アルコール』だと『認識』出来なかった。『水』に思える)

これでどうするかは完全に『ステア』次第だった。

673 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/13(日) 01:30:14
>>672
「……『ノギシ』さんが何を仕出かしたのかはわからない。
 ……貴女の行動の理由も、理解しきれていない。
 でも、彼には頼まなければならない事がある。
 貴女には私が納得できる『説明』をして貰いたい……。
 だから……この場に居る全員、見捨てるつもりはありません」
 
まずは、『ブラック・ヴェルヴェッツ』を仏壇の部屋にあった『窓』に突っ込ませる。
私の位置が倒れた時から変わってないなら、『窓』は後方真っ直ぐにある筈です。
だからもし『視界』が利かないとしても大丈夫でしょう。
上手くいけば、『窓』は割れて『煙』はそこから流れ出ていくと思います。
同時に外の連中にも音が伝わるかも。
『呪い』にビビってる大人たちがこちらに来てくれるかは疑問ですけど。
 
上記の行動の成否に関わらず、『水』に『老婆』『夫』『ノギシ』を取り込んで、
『煙』の薄くなっている方へ運び出していきたい。
一度に『全員』が無理なら、『夫』>『老婆』>『ノギシ』の順番です。
 
(大見得を切っては見たものの……やれるのか?
 この『毒ガス』が充満した状況、『水』の量はギリギリ。
 ………………助けきる時間はあるのか?
 何とかマルッと助け出したいものですけど…………)
 
自分はドーム状の『水』を潜水服のように着込んで、
ドームの中に蓄えた空気で呼吸を確保して行動します。

674 『そのままの君で』 :2008/07/13(日) 09:23:57
>>673

『ステア』の身体にすでに『火照り』はない。
『老婆』の能力は解除されたのだろう。
ダメージといえば『毒ガス?』によるものなのだろうか、
先ほどから感じているヒリヒリとした痛み。
そして先ほどまでの『火照り』が齎した
心身両面にある圧倒的な『疲労感』だ。

『水』に関しては『畳』から湧き出てくる。
おそらく『壷ヤドカリ』が行っているのだろう。
『能力』を使用するにはうってつけの状況。

『ガシャァン』

『ブラック・ヴェルヴェッツ』が『窓』を破壊する音が聞こえた。
『煙』の動きがやや変わる。
あとは……。

『ギュァァァァ―――――ン』

『水』による『波』で『夫』『老婆』、
そして『ノギシ』を運び出そうとする『ステア』。
運び出すのは煙の薄い場所…
『仏壇』の部屋の窓際まで一気に『押し出す』ッ。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

とりあえず『夫』と『老婆』に関しては、
『仏壇』の部屋の窓際まで一気に『押し出す』事が出来た。
幸運……というべきか『仏壇』の部屋には、『糠』が大量に付着していた。
その為、非常に『滑りやすく』
なっていた事もあり、そこまでは『容易』だ。

続いて『ノギシ』。『ノギシ』は先ほどの少年のように
『塩像』となってしまっており、
その足は『塩』で床に『固定』されてしまっている。
その為、『水』で身体ごと流すのは容易ではなさそうだ。

『塩』を『水』で溶かす方法もあるが…
非常に時間がかかる方法でもある。
それまで『ステア』が確保している『空気』が持つのかどうか……。
『正攻法』では間に合わない、と『ステア』は感じる。

675 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/13(日) 13:56:16
>>674
「『生糠』が復活している……『老婆』が見越していてくれたのでしょうか。
 何にせよ、お陰で思いのほか上手くいった。
 ……ただし、『ノギシ』さんの『塩像』以外は、ですが」
 
どうするべきか? 
『塩像』といっても毒ガスが染み込まないとは限りません。
先ほどの少年の例を考えれば、多少の通気性はあるんでしょう。
放って置くつもりは無い……しかし、『正攻法』では時間が掛かる。
 
「ならば……」
 
『水』の流れに乗って自分も窓際まで移動。
そのまま『老婆』と『夫』を連れて窓から外に出たい。
『二人』(と言っていいのかどうか分からないが)をガラス片の無い地面に横たえたら、
全ての『水』を『家の屋根』に向けて伸ばす。
その『水』の中に入って、浮力を利用すれば楽に屋根へ上がれるでしょう。
……そして、屋根からなら『家の裏の湖』が視認できる筈です。
『湖』はどういう状態でしょうか? 
暑さで干上がってたりすると完全に目論見が外れるのですが……。

676 『そのままの君で』 :2008/07/13(日) 15:33:48
>>675

『シャァァァァァァァァァ―――――』

『窓際』まで赴き、『窓』から脱出する『ステア』。
『ザワザワ』という町人たちの声が聞こえたが、
今は一刻一秒を争う状態。そのまま、
『水』を屋根の上に飛ばす。

『レィンボゥゥゥゥゥッ!』

『虹』のような『アーチ』を描き、
『屋根』の上に跳ぶ『水』。
そこを上に跳ぶ力と浮力を利用しながら、
『雨どい』を伝いつつ屋根に上る『ステア』。
(さすがに単純な浮力だけは上へ上手くあがれなかった)

『屋根』の上からは今回の事件の発端となった『湖』が、
その『水』を湛え、どっしりとそこに存在していた。

677 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/13(日) 16:41:46
>>676
「………………よし。やってやります。
 この衆人環視の状況だからこそ……、
 『ド派手』に―――『ブラック・ヴェルヴェッツ』」
 
『湖』の『水』を全て操り、こちらに向かわせます。
投影するイメージは『天に昇る龍』のヴィジョンです。
 
これで、恐らく町人達は私のことなど眼中に無くなる筈です。
態々『お払い』をするぐらいには、信心深い方々なんでしょうし。
まあ………ともかく。
町人達が『龍』に目を奪われている間に、
『屋根』から下りて『家』の裏手に回っておく。
『龍』はもちろん常に視界に入れたままです。

678 『そのままの君で』 :2008/07/13(日) 18:26:45
>>677

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』


そして、その日、その場所、その時。

お払いも終わり、町人たちが『呪い』が
解かれるのを祈っていたちょうどその時。

『湖』が、呻いた。
それを町人たちは確かに、聴いた。

『ドッシ ャ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ンッッッ!!!!!!』

この町に脈々と語り継がれる事となる『伝説』の
『光景』が今まさに始まろうとしていた。

『湖』の『水』が逆巻き、溢れ、うねり、括られ、
一つの『形』に収縮されると、町人たちの口からは
もはや『感嘆』の吐息しか漏れない。


『水』からは『龍』が生まれ、
荒々しくも圧倒的に『老婆』の『家』へと近付いてくる。
それを見つつ、『ステア』は『裏手』に回る。

679 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/13(日) 22:33:16
>>678
「……これでいい。
 『老婆』やその『夫』の事は全て『呪い』のせい。
 そしてその『呪い』は……この『龍』が」
 
近くに『窓』があれば『ブラック・ヴェルヴェッツ』で割ってカーテンも開けて置く。
『龍』はそのまま『家』の上空を過ぎた所で、Uターン&降下。
 
「……全力全開の力押しでどうにかします。
 『家の修繕費』とかは、『ノギシ』さん持ちです。
 『能力』でしっかり責任を取って貰わないと。
 (何を仕出かしたのかはよく知らないけど)」
 
『龍』を先ほど脱出に使った『窓』から『家』に突入、『家』を水で満たす。
そしてすぐさま、上記で割った『窓』から(ないなら入ってきた場所から)離脱させる。
『ブラック・ヴェルヴェッツ』の制御で、『家』を破壊するような事にはしません。
ですが、『毒ガス』はその圧倒的質量で文字通り洗い流してしまえるでしょう。

680 『そのままの君で』 :2008/07/13(日) 23:24:47
>>679

『ギュワァァァァァァァァッ!!』

『水龍』は降下すると『窓』から『家』の中に侵入し、
その姿を『水』に戻し、『家』自体を水で埋め尽くした。
その後、すぐさま『外』へ出て行く『水龍』。
おそらくだが、『ステア』の目論見どおり
『毒ガス』を四散させる事が出来たであろう。

その様子をポカンと見ている住人たち。
余りの事に『老婆』と『夫』は今のところ
『放置』されているようだ。

681 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/13(日) 23:44:06
>>680
「……ふう」
 
『水龍』を上空でグルグルと回転させて、注目を集めておきます。
その間に『老婆』とその『夫』の所に戻る。
『水龍』を回転させるついでに、『水龍』の一部で
住人達と『家』の間に視界を遮るカーテンを作っておけば、
見咎められることもないでしょう。
 
ところで、忙しくて確認する暇がありませんでしたが……、
『夫』はどういう状態なのでしょうか?
それと『老婆』の意識はあるでしょうか?

682 『そのままの君で』 :2008/07/13(日) 23:50:19
>>681

『しゃううううううううううううううう』

『水龍』は旋回し、その『ヒレ』が大きく伸びると、
『家』を覆うかのように『カーテン』状になった。

その内側を通り、『ステア』は『老婆』と『夫』の元へと赴く。
『老婆』にすでに『意識』はなく、『夫』は……
『ミイラ』化している。

683 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/14(月) 00:10:53
>>682
「……『ミイラ』。
 どう考えても死んでいますが……。
 やはり……『老婆』は狂っていたのでしょうか」
 
念の為、呼吸を確かめる。
『老婆』と『夫』の両方ともです。

684 『そのままの君で』 :2008/07/14(月) 00:14:29
>>683

『ステア』が呼吸を確かめると、
『老婆』には息があるが、『夫』にはない。
『夫』は完全なる『ミイラ』で、
これが『能力』によるもので『解除』すれば元に戻る、
というのでもなければ、完全に、『死んでいる』。

685 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/14(月) 00:18:22
>>684
「…………」
 
振り返って窓から『家』の中を覗く。
『生糠』はどうなっているでしょうか?
『水』で洗い流されたとしても、畳の目地にこびりついてそうなものですが。
『ノギシ』の行方も確認しておく。

686 『そのままの君で』 :2008/07/14(月) 00:22:34
>>685

『生糠』はすでに『消えている』。
『煙』も、『塩』も、何もかもが、もはや存在していない。
『壷ヤドカリ』のヴィジョンも見当たらない。

そして、『ノギシ』を覆っていた『塩像』も『解除』されていた。
『ノギシ』自体は『気絶』しており、
グッタリと『寝室』の壁の隅で横たわっていた。

687 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/14(月) 00:33:07
>>686
「『老婆』が気を失って、全て解除されてる。
 つまり……どうしようもないってこと……」
 
『水龍』から伸ばした『水流』に『ノギシ』を取り込み、
こちらに連れてくる。さっきと違って水量は十分です。
『生糠』がなくても問題無しでしょう。
 
『ノギシ』を回収したら、『老婆』『夫』『ノギシ』を
『ブラック・ヴェルヴェッツ』の像と『水流』に乗せる様にして、
一旦その場を離れます。
とりあえず……『家』の裏手へ。

688 『そのままの君で』 :2008/07/14(月) 00:39:55
>>687

『ノギシ』を『水流』で取り込み、
『老婆』『夫』『ノギシ』を、
そのまま『家』の裏手へ連れてくる『ステア』。

一仕事終えた後の途方も無い『徒労感』が『ステア』を襲っている。
これからこの事態をどうするべきか………『ステア』は考える。

689 ステア『ブラック・ヴェルヴェッツ』 :2008/07/14(月) 01:02:58
>>688
(……もし、少しでも生きていたなら。
 瀕死の『夫』を、『老婆』がその『能力』で生き長らえさせていたなら。
 『ノギシ』さんの『スタンド』でどうにかできていたかもしれない……)
 
『水龍』は、静かに『湖』へと戻す……。
 
「……しかし、事実は『これ』。
 どうする事も出来ないのか……憂鬱です」
 
とりあえず、『事件』は全て『呪い』のせいだった。
とでも証言する事にしましょうか……。
さっきの『水龍』が『呪い』を『払った』と言う事にでもなれば、
事態も収拾するでしょう。
 
あとは……『老婆』が『優しいおばあちゃん』に戻ってくれればいい。
『夫』を失ったという『事実』がなくならない限り、
……例え『時間』を操っても無理な話でしょうけど。
 
→『エピローグ』へ

690 『そのままの君で』 :2008/07/14(月) 01:32:58
>>689

『生命が終わったものは もう戻らない どんなスタンドだろうと戻せない』

          誰の『台詞』だっただろうか?

『水龍』は『湖』に帰り、そして、それとほぼ同時に、
強大な『スタンドパワー』の使用、かつ、それまでの戦いの疲れからか、
『ステア』は眠りこけるようにその場に倒れこんだ。

→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→

一週間ほどして。

『ステア』と『ノギシ』は『病院』に居た。
『塩素ガス』の治療と疲労の回復のため、しばらく入院していたが、
晴れて、今日、二人して退院となったのだ。

…二人が今回の事件についてどんな事を話し、
どんな事を考えたか…。それは二人自身が一番良く知っている事だろう。

『老婆』に関しては、高齢のため、そして『精神』に
錯乱が見られる為、もうしばらく『入院』という事になるらしい。

『ステア』は、入院中、少しずつ『老婆』と『対話』を行い、
ようやく今回の事件の『真相』を知る事が出来ていた。
それは悲しい、夏の淡い恋のような『真相』だった。


『そのままの君で』


『老婆』の願いに『ステア』は僅かに『涙』する。

いくら『ブラック・ヴェルヴェッツ』で、
この『涙』を操作して消したとしても。

『ステア』の心に伝い落ちた『涙』の跡は二度と消える事はないだろう。


                  エピソード5:『そのままの君で』⇒『了』

691 『そのままの君で』 前日談 :2008/07/14(月) 02:31:44

『老婆』……『崎山タメ』は探していた。

『夫』が『湖』に落ちたと『警察』に告げられ、
更に『警察』の捜索でも『夫』の『死体』はあがってこない。

しかしなおも探していた。
『夫』を。生きているはずの『夫』を。

そして、その結果。
月明かりの夜、『湖』のほとりで『崎山タメ』は『不思議』な光景を目にする。

『白い粉』が高く、高く、積み上がり、
『湖』の奥底に沈んでいた『夫』の身体を浮き上がらせる。
おそらくだが、『湖』の底の岩にでも引っかかってしまい、
その身体は浮かんでこなかったのであろう。


『白い粉』の正体については、『崎山タメ』はよく承知していた。
彼女の『こどもたち』…『壷ヤドカリ』が作る『塩』に違いない。
『崎山タメ』は昔からこの『能力』を持っている。
『食物』を効率よく『保存』する為に、神様が与えてくれた『才能』。

『壷ヤドカリ』の一匹が『夫』を見つけ、『能力』を使ってくれた。
その事実に単純に喜びを感じる『崎山タメ』。

その意味の『不可解』さを『老婆』が感じるのはそれからすぐの事だ。

692 『そのままの君で』 前日談 :2008/07/14(月) 02:37:46

『月明かり』の中、『夫』と再開を果す『老婆』。『夫』を見やる。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

……『夫』は、これは、いや『夫』なのか?

……自分には分かる、確かにこれは『夫』だ。

『夫』は、ふやけた『クラゲ』のような存在と化していた。
『湖』の水をたんまりと吸い、ぶくぶくにふやけた『水死体』。
それに『塩』がまんべんなく付着している。

当然の結果だ。当然の結末だ。当然の終結だ。

ここで。
普通の人間ならば、『夫』の『死』に否応なしに『直撃』する事となる。
しかし『崎山タメ』はその『直撃』を『精神』を大きく捩じらせる事で『避けた』。

すなわち、『狂気』の泉にドップリと身体を浸らせる事で、『夫は生きている』と思い込んだ。



しかし……、そうなると『不可解』な事が出来てしまう。
『壷ヤドカリ』の能力について、だ。
この能力については『崎山タメ』自身、骨の髄まで理解している。
この能力は『防腐』の能力。
つまり『全身』が『腐る』はずもない『生きているもの』から
『能力』…『塩』が発生するはずも無い。
しかし、現実問題、『夫』から『塩』は発生している。
しかも、見た限り『夫』は全身が『腐ってしまっている』ように見える……。

ここで。
普通の人間ならば、『夫』の『死』を確実に受け入れざるを得ない『状況』に陥る。
しかし『崎山タメ』はその『状況』を『狂気』の論理の綱渡りで『避けた』。

すなわち、
「確かに夫は腐ってしまっているように見える。
しかし、夫が死んでいるはずはない。

となれば結論は一つ。
          

       この世界は『生き物でも腐ってしまう世界になってしまったのだわ!』」

693 『そのままの君で』 前日談 :2008/07/14(月) 02:39:42

『崎山タメ』はその後、『勝手口』から懸命に『夫』を家の中に運んでいった。
『勝手口』を入ると『キッチン』。

『夫』の近くに居てあげたいからしばらくここにはこないかもしれない。
『こどもたち』の一匹に『漬物』の管理を任せておこう、と『崎山タメ』は考える。
元々彼らの本業はそれだから至極当然といえるだろう。

夫を引きずり、廊下までやってくる。
ふと『崎山タメ』は『野良猫』が足元に近寄っているのをみた。
『野良猫』は興味深そうに『塩塗れ』の『夫』を引っかいている。

『しっしっ』

『崎山タメ』が『野良猫』を追いやると、『猫』は一つの部屋に入ってしまう。
…また近寄ってこられると面倒だわね。
そう考えた『崎山タメ』は、その『ドア』をそっと閉じた。

そして『崎山タメ』と『夫』は『寝室』へ。
『壷ヤドカリ』は、『崎山タメ』の思い、
『腐敗から生物を守りたい』という思いを受け、
目に付くあらゆる『生物』を『保存』し始めるようになる。
もしそれに『逆らう』『生物』がいれば、
『罠』をはってでも『保存』する。
『崎山タメ』の強い思念が『壷ヤドカリ』たちをそんな生態へと変えていた。

694 『そのままの君で』 前日談 :2008/07/14(月) 02:41:34

今はひどく暑い。
だから夫が『腐って』しまっているんですね。
じゃあ次の『季節』まで。太陽がその勢いを落とすまで。
それまで私の『こどもたち』で
皆を『腐敗』から『守って』あげましょう。


ここで『次』の『季節』まで待ちましょう。
ただ…、それだけ濡れていると余計腐りやすいわね。
私のこどもたちの『能力』の中で、
一番、水に強いもの……本来『干物』を作る能力を
使って乾かしてあげましょう。


そして、待ちましょう。

ほんの少しの辛抱ですよ、あなた。
『冬』…いや『秋』にでもなれば、
私の能力が無くても『腐敗』なんてしなくって。
あなたは、きっと、元気になるわね。

そしたら、もう、うっかり足を滑らせて『湖』なんて落ちないで下さいね。

695 『そのままの君で』 :2008/07/14(月) 02:47:52

『壷』をヤドカリのように背負う『群体スタンド』。『七体』がその数。
『生物』を昔ながらの『食物保存方法』で『保存』しようとするのが能力。
これらの物質は『実体化スタンド物質』。
それぞれの『壷ヤドカリ』がそれぞれの『保存方法』を司っている。

能力は『認知発動』。『腐る』条件が整えば整うほど、
それに抗うように能力は早く『進行』する。
逆に言えば『腐り辛い』状況では能力は弱まる。

『壷ヤドカリ』がお互い触れ合っている状況なら、
一匹の『スタンドパワー』に他の『壷ヤドカリ』の
パワーを合算させてより速いスピードで能力を進行させる事も可能。

『チュチュ・リ・ミキシーズ』
パワー:E スピード:B 射程距離:『建物』程度
持続力:A 精密動作性:B 成長性:?(変性中)

☆本来、『死んだ生き物』(『食べ物』)限定だった能力だが、
本体の強固な意志により『生きているもの』にも有効となった。
☆それぞれ司っている『保存方法』は以下の通り。
『壱』:『塩漬け』
『弐』:『糠漬け』
『参』:『砂糖漬け』
『肆』:『酢漬け』
『伍』:『燻製』
『陸』:『酒漬け』
『漆』:『天日干し』

696 『そのままの君で』 :2008/07/14(月) 02:52:41

【評】
『ステア』

『ブラック・ヴェルヴェッツ』を十分に活用し、事象を切り抜けた。
元々『ブラック・ヴェルヴェッツ』が今回の相手と相性がいい事もあるが、
『水』を失うまで、その能力は猛威を振るう。
失ってからも果敢に攻めるその姿は素晴らしかった。
最後の結末を選択出来たのは、その動きが運んできた『運命』といえるだろう。
能力使用時にはもう少し『遊び』
(ヴィジョンを動物や武器などイメージしやすいものに変化させる)が
あってもよいかと思ったが、最後に『龍』をもってきて、
更にそれにも意味があった事に関しては非常に良いと感じた。

気になるところは『ブラック・ヴェルヴェッツ』の『ヴィジョン』について。
個人的には『SBR』並みの意味のないヴィジョン、
あるいはこれが『水』にとりつく感じだとイメージしていたので、
『移動』や『エンジン部分』の『回転』を用いた行動には戸惑ってしまった。
本当にそんな事が出来るのか? 機会があれば確認しておくのもいいかもしれない。

697 『そのままの君で』 :2008/07/14(月) 02:54:12
【評】
『ノギシ』

『ターネイション』という『暗闇』に(GMも含め)振り回されてしまった印象。

『能力』に対する『意欲』と『過信』と『追求精神』が
結果として空回りがちだった事は否めない。
『能力』ではなく素直に『ヴィジョン』を使っていれば
解決出来た事もあっただろう。

パートナーの『ステア』は、今回の敵に
非常に相性のいいスタンドを持っていたものの、
『敵にダメージを与える』という点に対して乏しく
(普通のミッションならば『防御』に関しても不安定だっただろう)
『近距離パワー型』である『ノギシ』が『剣』や『盾』となって、
切り込んでいった方がよりよいコンビとして活躍出来たように思う。

顕著なのが『壷ヤドカリ』の撃破に対して。
『ステア』だけでは『壷ヤドカリ』を捕獲するのが精一杯な為、
結果的に害を及ぼす存在であった以上『壷ヤドカリ』には、
ある程度のダメージを与えておくべきだったし、
それが容易に出来るのは『ノギシ』だけだった。
(おそらく『老婆』に『遠慮』したのだとは思うがそれでも)

698 『そのままの君で』 :2008/07/14(月) 02:54:58

実質、前半部分では『ステア』の独壇場であった。
(『ステア』のスタンドの有効性から考えてしょうがない部分はあるとは思うが)
そして中盤になり、『パーティー』は分断、
否応無く『活躍』の場が見出せる時になって、
『ノギシ』は『選択ミス』を犯している。
言うまでもないかもしれないが『三匹』の『壷ヤドカリ』の『放置』。
おそらく『視界外』に出れば能力は解除されると思った結果だろうが、
そういう性質の能力ではなかった為、最後までこの能力に
縛られたまま行動せざるを得なくなってしまった。
早く『ステア』を助けに行きたかった、のかもしれなかったが、
その割には『仕込み』に時間をかけている印象がある。
おそらくだが『隣の部屋からの能力使用の奇襲』を
『思いついて』しまった為、それに拘泥してしまったのではないかと思われる。
『三匹』の『壷ヤドカリ』を潰し
『ダメージフィードバック』を『老婆』に与える。
『ステア』の忠告どおり、この方法が
『ステア』を素早くサポートする最善の方法だっただろう。

699 『そのままの君で』 :2008/07/14(月) 02:55:30

また、最後の大技『塩素ガス発生』は、『理論』だけで
積み上げた『砂上の楼閣』のように思えた。
そもそも
1.一体いつの時期に『塩素(亜塩素酸ナトリウム)』が
投入されたか? を見極めることが非常に困難。
浄水場の水槽に『塩素』が投入されれば
そんなに長くない時間で『水』と混ざってしまい認識不可能になると想定される為。
「『認識』出来なくても『水』の中の『塩素』だけに干渉したんだよ!」
という理論かもしれないが、さすがに『ターネイション』に
そんな『精密動作性』はない(『C』で判定)。

2.『常に』『本体』に能力を使い続ける、という事が難しい。
『塩素』を取り出しつつ、同時に本体にも能力を使う。
「『両手』あるんだから出来るじゃん!」
という理論かもしれないが、さすがに『ターネイション』に
そんな『精密動作性』はない(『C』で判定)。
『両方』こなせるような『幹部』のような能力ではないと思われる。


GMがそう思うのならレス段階で止めればいいのではないか?
とも思われるだろうが、
それでも通したのは、率直に言ってしまえば、

『殺意』を持っているかもどうか分からない相手をッ!
(『塩』が身体を覆っても『死なない』のは『少年』を見て把握しているはず…)
『仲間』もろともッ! しかも『仲間』もろともだッ!
防御困難な『毒ガス』で攻撃しようと思うヤツはッ!
もしその『戦法』に穴があるのならッ!
『自業自得』で 足元すくわれてもしょうがねぇよなァ〜〜〜ッ!!

という『考え』によるもの。
『異論』があるなら聞きはするが、聞くだけに留める。

700 『そのままの君で』 :2008/07/14(月) 02:56:02

最後に。

『ノギシ』には『超推理』と思われる部分がかなりあった。
『他PC』の得た情報や『家』の地図による情報、これらは
『PC』自身は知りえないものである事を、よく心得て行動するべき。
(PLが知り得るのはしょうがない為、生かすのであれば、
もっと自然な形で生かすよう配慮した方が良い)

『ターネイション』で出来る事、出来ない事の範囲を
質疑応答などで確定させ、『能力』に振り回されないようにする事。
『超推理』をしないよう、徹底する事。
これらをクリアするだけで素晴らしい板活動を送れると思われる。

『ノギシ』の今後に期待する。

701 『そのままの君で』 :2008/07/14(月) 03:25:52
エピソード5:『そのままの君で』

『前提・参加希望』【>>437-456
『フリミ本編』【>>457-690
『前日談(真相)』【>>691-694
『敵スタンド能力・評』【>>695-700

『総レス』:265レス(本レス含む)
『総日数』:35日 (フリミ本編から評までにかかった日数)

702 『前略、』 :2008/07/14(月) 18:42:58

『前略、』倉庫住民皆様へ。

『六月後半』くらいから急遽、私(GM)自身の
『生活形態』が変わってしまい、
とりあえず『エピソード5』については終わらせましたが、
恒常的なGMレスをしていくのに『無理』をしないと
いけない状態になってしまいました。

けして来れなくなるわけではないので、
やろうと思えば今後も続けられない事はないとは思うのですが、
果たしてそれで『フリミ』のクオリティが保てるかどうか、
結果的にそれが皆様のご迷惑になるのではないか、
という考えもあり、しばらく『お休み』を頂きたいと思い、
ここに報告させて頂きました。

幸い、といいましょうか、今の状態は
『一時的』なものに収まる予定なので、一応は
『10月』くらいには『復帰』したい、と考えています
(延びる可能性もあります、あしからず)。

皆様と一緒に紡いでいくべき『フリミ』については
まだいくつか『ストック』はありますので、
状態が落ち着けば『復帰』したい『意欲』は『充分』にあります。
『復帰』しましたら、より一層、皆様に楽しんで頂けますよう
精進していくつもりですので、申し訳ありませんが、
もし当フリミを楽しみにして下さっていた方が
いらっしゃったのであれば『秋ごろ』までお待ち下さい。

板自体のチェックは日常的に行えると思いますので、
何か用件があれば、宣伝スレなどに書いて頂ければ対応いたします。

私がこのフリミ群を始めた当初に比べ、
『男』『男(偽』以外のフリミもいくつか増え、嬉しい限りです。
願わくば、『フリミ』や『イベント』が増え、
上記二人が居なくても毎日、どこかのスレが動いている、
そんな倉庫であってほしい。そんなふうに考えています。
 
それでは、しばしの『休止』に入らせて頂きます。
皆様、お体には気をつけて……。

                2008年7月14日 『前略、』

703 エピソード6:『病は気から』の【前提】 :2008/12/28(日) 11:40:21

『基本設定』

名前:相良靖(さがら やすし)
性別:男
年齢:26
職業:会社員
スタンド:???
持ち物:白のトートバッグ、財布、携帯電話、手帳、ボールペン
ティッシュ、ハンカチ、文庫本、『超能力入門』(テキスト)
血液型:A
生まれた月日:11月20日
容姿・服装:服装はブラウンのジャケットに
ジーンズ、白と赤のスニーカー。
黒髪でうっすら肩にかかるほどの長さ。顔は面長でやや鼻が高い。
身長:177cm
体重:71kg
趣味:トランプピラミッド作成
生い立ち:平凡な家庭に育ち、やることもなくそこそこの大学を出、
特に目的もなく、中堅の会社に就職。
きっかけ:街でたまたま『超能力開発教室』の看板を見つけ
そこの『試験』に合格してしまい、通う事となった。
(『試験』とは、『試験官』の後ろに『何か』が見えるか?
という問い。『人型』の亡霊のようなものが見えた)
宗教観:基本的には信じていないが、祭事などでは
様々な宗教に準じた儀式をそれと感じずに行う、
典型的な日本人の宗教観を持つ。

備考:参加者は一名。『参加者設定』は上記のものを使用してもらう。
『推理ミッション』、やる事は自分で見出すこと。

704 エピソード6:『神の不在証明』の【前提】 :2008/12/28(日) 11:41:29

『基本設定』

名前:相良靖(さがら やすし)
性別:男
年齢:26
職業:会社員
スタンド:???
持ち物:白のトートバッグ、財布、携帯電話、手帳、ボールペン
ティッシュ、ハンカチ、文庫本、『超能力入門』(テキスト)
血液型:A
生まれた月日:11月20日
容姿・服装:服装はブラウンのジャケットに
ジーンズ、白と赤のスニーカー。
黒髪でうっすら肩にかかるほどの長さ。顔は面長でやや鼻が高い。
身長:177cm
体重:71kg
趣味:トランプピラミッド作成
生い立ち:平凡な家庭に育ち、やることもなくそこそこの大学を出、
特に目的もなく、中堅の会社に就職。
きっかけ:街でたまたま『超能力開発教室』の看板を見つけ
そこの『試験』に合格してしまい、通う事となった。
(『試験』とは、『試験官』の後ろに『何か』が見えるか?
という問い。『人型』の亡霊のようなものが見えた)
宗教観:基本的には信じていないが、祭事などでは
様々な宗教に準じた儀式をそれと感じずに行う、
典型的な日本人の宗教観を持つ。

備考:参加者は一名。『参加者設定』は上記のものを使用してもらう。
『推理ミッション』、やる事は自分で見出すこと。

705 エピソード6:『神の不在証明』の【前提】 :2008/12/28(日) 11:43:34

『スタンド』という能力が存在する事は、
すでに読者にとっては周知の事であろう。
この『スタンド』に目覚めかけた者たち、
便宜上名付けるならば『半人前スタンド使い』達の
物語を今回は紡いでいきたい。

『超能力開発教室』。

あからさまに胡散臭い、この施設を訪れるのは、
ただならぬ能力の『芽』を自らの内に感じた者たちだ。

『超能力開発教室』。

ここは、『スタンド』の才能はあるものの、
まだ目覚め切ってはいない人々の『能力』を
完全に開花させるのをサポートする施設。

706 エピソード6:『神の不在証明』の【前提】 :2008/12/28(日) 11:45:20

12月29日、午後9時半。外では小雨が降っている。
今日もこの施設の一角、会議室のような部屋に
数人の『半人前スタンド使い』達が集っていた。

こじんまりとした部屋に移動式の『ホワイトボード』、
中央に大きな『テーブル』が用意されている『部屋』。

『参加者』は『六人』。

今回の彼らの『課題』は、お互いの『不可思議体験』を語り合う事、
『不可思議体験』を語る事によってお互いの『超能力精神』を
研ぎ澄まし、『能力』の発現を促進させるのだという。

ポツポツと『自己紹介』を始める六人。
それからしばらく経った頃だろうか…。

『ダンザイスル』

何かしら『不吉』な声が周囲に響き、
思わず顔を見合わせる『一同』。

何かが、始まろうとしていた。

707 エピソード6:『神の不在証明』の【前提】 :2008/12/28(日) 11:46:22
<『半人前スタンド使い』とは?>

このフリーミッションにおいてのみの用語および定義。

『他者のスタンドは認識出来るが、
自らのスタンドはまだ発現出来ない、
もしくは極めて発展途上で能力だけが暴走している状態』。

ジョジョ第四部において広瀬康一が射抜かれた後、
東方仗助に治してもらい、『バッド・カンパニー』が
見えるようになった状態のようなもの。

708 エピソード6:『神の不在証明』の【前提】 :2008/12/28(日) 11:47:56
<受講者名簿その1>
(人物紹介は相良が『自己紹介』時点で観察や話を聞くことで得られた情報)

『相良靖(さがら やすし)』
当ミッションの参加者。

『財部 慶太(たからべ けいた)』
名前:財部 慶太(たからべ けいた)
年齢:31
職業:パンクロッカー(自称)
持ち物:肩掛けの黒いバッグ
容姿・服装:サングラスをかけている。棘のついた黒のレザーの
ジャケットを羽織っている。耳には大きなピアスがたくさんついている。
金髪のモヒカンで、目がすっぽり覆われるサングラスをかけている。筋肉質。
備考:元坊主。春ごろに『寺』で、
『超能力』を使う男と対峙し、その事で
『超能力』に興味を抱いたという。

『藤間 正一郎(とうま しょういちろう)』
名前:藤間 正一郎(とうま しょういちろう)
年齢:28
職業:サラリーマン(自称)
持ち物:黒の書類入れバッグ
容姿・服装:グレイのスーツにワイン色のネクタイ。
黒髪でびっちりとした七三分け。黒縁眼鏡。気弱そう。
備考:真面目そうな印象。同僚の脇に『背後霊』のようなものが
見え、それを同僚自身に告げたところ、この教室を紹介されたという。

709 エピソード6:『神の不在証明』の【前提】 :2008/12/28(日) 11:48:56
<受講者名簿その2>
(人物紹介は相良が『自己紹介』時点で観察や話を聞くことで得られた情報)

『朝日 香里奈(あさひ かりな)』
名前:朝日 香里奈(あさひ かりな)
年齢:30代前半?
職業:主婦(自称)
持ち物:赤い革のバッグ
容姿・服装:オレンジに近い茶髪で耳が半分くらい隠れている。
小さなピアスがわずかに見える。左手薬指にはささやかな結婚指輪。
ベージュのタートルネックにブラウンのズボン。
備考:フワフワとした感じの女性。
子供の頃から『幽霊』のようなものは見えたらしいが、
特に気にせず生きていたらしい。最近、こういう教室が
ある事を知り、生け花教室を辞めてこちらに来たという話。

『川畑ユレイ(かわはた ゆれい)』
名前:川畑ユレイ(かわはた ゆれい)
年齢:20代前半?
職業:バレーボール選手(自称)
持ち物:白いブランド物のバッグ
容姿・服装:やや厚化粧の女性。白を基調としたブランド物の服装。
派手な金髪の巻き髪が背中まで垂れている。キツそうな顔。
備考:バレーの試合中、ボールが二つに見える現象に見舞われる。
その不可思議現象を周囲に相談していくうちに教室に辿り着いたらしい。

『岸見沙依 (きしみ さより)』
名前:岸見沙依 (きしみ さより)
年齢:20代後半?
職業:語らず
持ち物:見た限り見当たらない
容姿・服装:白いワンピース。腰まで垂れる長い髪。陰鬱そうな印象。
備考:ある五月の晴れた日、宗教勧誘をしていた彼女は、
ドアが生き物のように勝手に動く現象を目の当たりにしたらしい。

710 エピソード6:『神の不在証明』の【前提】 :2008/12/28(日) 11:50:16
<『一室』の地図>
ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20081228113341.jpg

711 エピソード6:『神の不在証明』の【前提】 :2008/12/28(日) 11:55:29
【基本設定】(>>704
【前提】(>>705-707
【受講者名簿】(>>708-709
【地図】(>>710

『質問受付』は12月28日(日)23時30分まで
『参加者募集』は12月29日(月)0時から
と、する。

712 エピソード6:『神の不在証明』の【前提】 :2008/12/29(月) 00:38:15

『参加者募集』している。

713 新手のスタンド使いかッ!? :2008/12/29(月) 01:08:47
>>712
参加希望

714 『神の不在証明』 :2008/12/29(月) 01:20:09

エピソード6:『神の不在証明』

715 エピソード6:『神の不在証明』の【前提】 :2008/12/29(月) 01:21:27
<これまでのあらすじ>

『スタンド』という能力が存在する事は、
すでに読者にとっては周知の事であろう。
この『スタンド』に目覚めかけた者たち、
便宜上名付けるならば『半人前スタンド使い』達の
物語を今回は紡いでいきたい。

『超能力開発教室』。

あからさまに胡散臭い、この施設を訪れるのは、
ただならぬ能力の『芽』を自らの内に感じた者たちだ。

『超能力開発教室』。

ここは、『スタンド』の才能はあるものの、
まだ目覚め切ってはいない人々の『能力』を
完全に開花させるのをサポートする施設。

716 エピソード6:『神の不在証明』の【前提】 :2008/12/29(月) 01:22:05

12月29日、午後9時半。外では小雨が降っている。
今日もこの施設の一角、会議室のような部屋に
数人の『半人前スタンド使い』達が集っていた。

こじんまりとした部屋に移動式の『ホワイトボード』、
中央に大きな『テーブル』が用意されている『部屋』。

『参加者』は『六人』。

今回の彼らの『課題』は、お互いの『不可思議体験』を語り合う事、
『不可思議体験』を語る事によってお互いの『超能力精神』を
研ぎ澄まし、『能力』の発現を促進させるのだという。

ポツポツと『自己紹介』を始める六人。
それからしばらく経った頃だろうか…。

『ダンザイスル』

何かしら『不吉』な声が周囲に響き、
思わず顔を見合わせる『一同』。

何かが、始まろうとしていた。

717 エピソード6:『神の不在証明』の【前提】 :2008/12/29(月) 01:22:37

<『半人前スタンド使い』とは?>

このフリーミッションにおいてのみの用語および定義。

『他者のスタンドは認識出来るが、
自らのスタンドはまだ発現出来ない、
もしくは極めて発展途上で能力だけが暴走している状態』。

ジョジョ第四部において広瀬康一が射抜かれた後、
東方仗助に治してもらい、『バッド・カンパニー』が
見えるようになった状態のようなもの。

718 『神の不在証明』 :2008/12/29(月) 01:24:26
<参加者略歴>

名前:相良靖(さがら やすし)
性別:男
年齢:26
職業:会社員
スタンド:???
持ち物:白のトートバッグ、財布、携帯電話、手帳、ボールペン
ティッシュ、ハンカチ、文庫本、『超能力入門』(テキスト)
血液型:A
生まれた月日:11月20日
容姿・服装:服装はブラウンのジャケットに
ジーンズ、白と赤のスニーカー。
黒髪でうっすら肩にかかるほどの長さ。顔は面長でやや鼻が高い。
身長:177cm
体重:71kg
趣味:トランプピラミッド作成
生い立ち:平凡な家庭に育ち、やることもなくそこそこの大学を出、
特に目的もなく、中堅の会社に就職。
きっかけ:街でたまたま『超能力開発教室』の看板を見つけ
そこの『試験』に合格してしまい、通う事となった。
(『試験』とは、『試験官』の後ろに『何か』が見えるか?
という問い。『人型』の亡霊のようなものが見えた)
宗教観:基本的には信じていないが、祭事などでは
様々な宗教に準じた儀式をそれと感じずに行う、
典型的な日本人の宗教観を持つ。

719 『神の不在証明』 :2008/12/29(月) 01:25:02
<受講者名簿その1>
(人物紹介は相良が『自己紹介』時点で観察や話を聞くことで得られた情報)

『相良靖(さがら やすし)』
当ミッションの参加者。

『財部 慶太(たからべ けいた)』
名前:財部 慶太(たからべ けいた)
年齢:31
職業:パンクロッカー(自称)
持ち物:肩掛けの黒いバッグ
容姿・服装:サングラスをかけている。棘のついた黒のレザーの
ジャケットを羽織っている。耳には大きなピアスがたくさんついている。
金髪のモヒカンで、目がすっぽり覆われるサングラスをかけている。筋肉質。
備考:元坊主。春ごろに『寺』で、
『超能力』を使う男と対峙し、その事で
『超能力』に興味を抱いたという。

『藤間 正一郎(とうま しょういちろう)』
名前:藤間 正一郎(とうま しょういちろう)
年齢:28
職業:サラリーマン(自称)
持ち物:黒の書類入れバッグ
容姿・服装:グレイのスーツにワイン色のネクタイ。
黒髪でびっちりとした七三分け。黒縁眼鏡。気弱そう。
備考:真面目そうな印象。同僚の脇に『背後霊』のようなものが
見え、それを同僚自身に告げたところ、この教室を紹介されたという。

720 『神の不在証明』 :2008/12/29(月) 01:25:34
<受講者名簿その2>
(人物紹介は相良が『自己紹介』時点で観察や話を聞くことで得られた情報)

『朝日 香里奈(あさひ かりな)』
名前:朝日 香里奈(あさひ かりな)
年齢:30代前半?
職業:主婦(自称)
持ち物:赤い革のバッグ
容姿・服装:オレンジに近い茶髪で耳が半分くらい隠れている。
小さなピアスがわずかに見える。左手薬指にはささやかな結婚指輪。
ベージュのタートルネックにブラウンのズボン。
備考:フワフワとした感じの女性。
子供の頃から『幽霊』のようなものは見えたらしいが、
特に気にせず生きていたらしい。最近、こういう教室が
ある事を知り、生け花教室を辞めてこちらに来たという話。

『川畑ユレイ(かわはた ゆれい)』
名前:川畑ユレイ(かわはた ゆれい)
年齢:20代前半?
職業:バレーボール選手(自称)
持ち物:白いブランド物のバッグ
容姿・服装:やや厚化粧の女性。白を基調としたブランド物の服装。
派手な金髪の巻き髪が背中まで垂れている。キツそうな顔。
備考:バレーの試合中、ボールが二つに見える現象に見舞われる。
その不可思議現象を周囲に相談していくうちに教室に辿り着いたらしい。

『岸見沙依 (きしみ さより)』
名前:岸見沙依 (きしみ さより)
年齢:20代後半?
職業:語らず
持ち物:見た限り見当たらない
容姿・服装:白いワンピース。腰まで垂れる長い髪。陰鬱そうな印象。
備考:ある五月の晴れた日、宗教勧誘をしていた彼女は、
ドアが生き物のように勝手に動く現象を目の当たりにしたらしい。

721 『神の不在証明』 :2008/12/29(月) 01:26:05
<『一室』の地図>
ttp://tok0.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/gazouup/img-box/img20081228113341.jpg

722 『神の不在証明』 :2008/12/29(月) 01:27:37

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………ッ!」

数秒後、響き渡る悲鳴に、皆驚愕し、
そちらを見やる。

奇妙な『形』だった。奇妙な『怪物』だった。

体長30cmほどの大きな二本の『刃』を持つ『怪物』。
まるで『ハサミ』と『虫』を掛け合わせたような『怪物』が、
『朝日』の前にいつのまにか『発現』し、
バッサリと彼女を切り刻んでいた。

『朝日』は咄嗟に避けたものの…、
その『刃』はそれこそ『ハサミ』のように
彼女の『左肩』をバッサリと抉っている。

その勢いのまま床から転げ落ち、倒れこむ『朝日』。
そして悪い夢だったかのように『怪物』は、
 
ふ ッ
                その姿を消した………。

723 相良靖 :2008/12/29(月) 01:46:11
>>722
「み……皆さん見えましたよね? 今の!
 ハッキリと見えたぞッ! こんなにも強力に現実に作用して来るものなのかッ!?
 と、とにかく誰か救急車を!」

慌てつつも、周囲を観察する。
「この中の誰かが犯人なんじゃあないか?」と疑っているからだ。
大外からの攻撃だから、一番怪しいのは向いに座っている岸見さんか……その様子を特に見てみる。

724 『神の不在証明』 :2008/12/29(月) 01:53:59
>>723

相良はやや平静を失いつつも周囲の状況を確認する。

と。

「きゃぁぁぁぁアぁぁぁアアぁぁぁぁッ!!!」

またしても悲鳴。

今度は今まさに様子を確認しようとした『岸見』だ。
見ると『岸見』の白いワンピース、その『左肩』付近が
じんわり赤くなっているのが確認出来る。

そして。

『相良』自身も感じている。『左肩』に大きな痛みを。
まるで、『切り裂かれたような』。

725 相良靖 :2008/12/29(月) 02:05:49
>>724
「ギャッ……! ま、まさか俺自身も……!?
 クッソォ、一体何者……」

肩を押さえて蹲りながら、残りの三人の様子を確認する。
痛みは前と後ろ、どちらからやって来たのだろうか?
前からの場合、痛みを感じる直前に何も見えなかったのか?
実際はどれほどの傷を負っているのか、肩を露出させて確認したい。

726 『神の不在証明』 :2008/12/29(月) 02:18:55
>>725

自らの傷を確認する『相良』。
肩を露出させると、前から大きな『ハサミ』で
はさまれたような『切り傷』が存在している。
けして浅くはなく、血が湧き出てしまっているのが見える。
応急処置をしておいた方がいいように思われた。

痛みは…強いて言えば前から来たように感じた。
痛みを感じる直前には全く何も見えなかった。

残りの三人…、まずは『藤間』、彼は、
慌てながらも、まずは『朝日』の様態を確認しているようだ。
続いて『川畑』、彼女は比較的落ち着き払った様子で、
『岸見』の様態を看ている。

「おい、大丈夫か!?」

残りの一人、『財部』は『相良』に声をかけてくる。

「しかし…、なんだってんだ?
なんでオマエも傷を負ってるんだ?
向こうの…『岸見』だったか、アイツもどうやら
肩から血を出してるようだし…」

そういう『財部』自身も右手で『左肩』を押さえている。

727 相良靖 :2008/12/30(火) 10:04:43
>>726
「見えました? さっき『朝日』さんをぶった切った小さい奴……
 あれがきっと『超能力』に関係しているんでは!?
 向かいに座ってた『岸見』さんと、咄嗟に騒ぎ立てた俺がダメージを受けてるって事は、
 何らかの条件でダメージを『伝播』させているのかも……
 いや、それより……どなたか、包帯か何か無いですか!? みな出血がひどい!」

とりあえずジャケットを脱ぎ、一時的な包帯代わりに肩口を縛るのに使う。
『財部』の怪我については口に出して問題にしないでおき、残る二人の左肩を見てみる。
そうしながら、バッグから『超能力入門』を取り出す……どんな事が書かれていたか?
こういった『超能力』の類型や対処法について、何か参考になる記述は無いだろうか。

728 『神の不在証明』 :2008/12/30(火) 12:23:00
>>727

ジャケットを脱ぎ肩口を縛る『相良』。
その場に留まる限りでは二人の左肩の詳細は見えなかったが…、
なんとなくだが、直接切られたはずの『朝日』より、
なぜか傷を負っているらしい『岸見』の方が、重傷のように思えた。
『朝日』の意識はハッキリしているようだが、
『岸見』はグッタリしている事からもそれは窺える。

「『包帯』は、あるよ」
そう言ったのは『岸見』の傷を包帯で巻いている途中の『川畑』だ。
サッと、『包帯』を一巻きずつ、『相良』と、そして『藤間』の方へ投げた。

「ああ、見えた。ハサミの化物みたいなのが、
…マジでいきなり現れたな。あれが『ヴィジョン』って奴なのか?
なんらかの条件…、ああそういや講義でそんなコト言ってたな」

近くにいる『財部』が『相良』の言葉に対応する。
冷静…にも見えるが、わずかに顔が青ざめているところを見るに、
冷静を装う事で自分を落ち着かせようとしているのかもしれない。

「それはそうと、オレもちょっと肩が痛むんだが…。
血は出てないようだが、これも『超能力』の仕業なのか?」

729 『神の不在証明』 :2008/12/30(火) 12:24:28
>>727

『傷』の対応をしながらも『相良』は『超能力入門』に目を通す。

・『序章』の項より抜粋

…さて近年、『超能力』について研究が進み、
単純な『テレパシー』『サイコキネシス』などといった
古典的な能力だけでなく、極論すれば、
一人につき『一つ』の特別な能力が備わっている事が明らかになりました。

その能力は極めて多種多様にわたるのですが、
まったくの無軌道ではなく大抵なんらかの『法則』に
基づいて能力は制限されているようです…。


・『ヴィジョン』の項より抜粋

…最近では『超能力者』同士のみが視る事が出来る
特別な精神力の形、『ヴィジョン』がある事が分かってきました。

統計上、『人型』がもっとも多いのですが、人型以外にも
動植物に近いもの、身の回りの道具に近いもの、
あるいは水や炎などといった特殊なものもあります。

これらは大抵、身近なもの『そのもの』ではなく、
『前衛画家』の絵のような特殊な形にアレンジされて発現します…。


・『能力分類』の項より抜粋

…能力や『ヴィジョン』は完全に自らの意思で操れるものばかりではなく、
『自動操縦』や『無差別範囲』を能力対象にしてしまうもの、
また本体が未熟な精神である為、『暴走状態』になってしまう場合があります…。
受講者の方々は『半人前』な為、特に制御しきれない状態、
『暴走状態』には注意する必要があります…。

もっと深く読み込めばまだ何か分かるかもしれない。

730 相良靖 :2008/12/30(火) 23:47:24
>>728
「どうも……」

ジャケットを解き、すばやく包帯を巻き直す。

「『超能力入門』によると……我々『半人前』にも何か特別な能力が秘められてはいるが、
 充分に操作出来ていないため、予想外の結果を引き起こしてしまうことがあるらしい。
 『断罪する』と言って現れた、ハサミの化け物……あれは明確な悪意を持って操作された『ヴィジョン』でしょう。
 みんなに同じ傷を負わせているのは、暴走状態にある『朝日』さんの『能力』なのでは?」

『藤間』と『川畑』の肩に傷は無いかどうか、観察したい。
そして周囲の異変に神経を尖らせつつも、『超能力入門』を読み進める。

(二人の怪我の重さの違い……これは単純に体力の差によるものなのか?
 それとも犯人は『岸見』さんで、悪意を向けた分のしっぺ返しを食らったのか?
 もっと理解する必要があるな……『一人前』とはどういうことか)

731 『神の不在証明』 :2008/12/31(水) 02:08:00
>>730

『藤間』と『川畑』の様子を観察するが、
特に『左肩』に異変があるようには見えない。

「…なるほどね。じゃあどうする?
『朝日』を縄ででもふんじばればいいのか?
こういう場合」
以上は『財部』の言。

「…そういうわけにもいかないんじゃあない?」
こう口を挟むのは『川畑』。

『川畑』はすでに『岸見』の治療を終えているらしい。
そして『川畑』は『携帯電話』をバッグから出し、画面を見ている。

「ちゃんと『講義』きいてんの?
『超能力』は…『本体』が『拘束』されても
『ヴィジョン』や『能力』は、独自に自由に動く事も
あるって習わなかった?
わりと有効なのは『気絶』かもだけど…、
これだって『自立型』や『自動操縦』…
あるいは『暴走状態』の場合は、本体の状態関係なしに
動くケースもあるみたいだし。

本体が『死んだ』って動くスタンドがいるらしいよ。


                 ………はい、そして『圏外』だ」

732 『神の不在証明』 :2008/12/31(水) 02:09:28
>>730
『超能力入門』の『一人前』について書かれている項を
パラパラと探してみると、以下の文が見つかった。

・『超能力発現方法』の項より抜粋

…そもそも『超能力』は『本体』の『精神力』の発露です。
ひとり一つの独自な『能力』…、これには『本体』の『精神』の形が
大きく左右されます。もちろん『先天的』な部分が多いのも事実ですが、
『後天的』な部分も大いに関係する場合があります。

『一人前』の『超能力者』…。これ自体には大きなきっかけ(生命の危機や、
人生の危機、大切な誰かを守りたいなど)があれば自然となれる事も多いようですが、
受講者皆様にように意識的にマスターしたい、という方は、
まず自分の『能力』がなんであるかを推測してみるのもいいかと思われます。

さきほども述べたように『超能力』は『精神』の発露、よって、
自分にとって深く思い入れのあるもの…。
『+』のもので羅列するならば、『得意分野』『長所』
『お気に入りのもの』『のめりこんでいる趣味』
これらが長じた能力が発現する事が多いようですし、
『−』のものならば『極めて苦手なもの』『短所』『コンプレックス』などを
克服するような能力が発現する事が多いようです…。

733 相良靖 :2008/12/31(水) 02:49:31
>>731-732
「圏外? 備え付けの電話なんかはありませんか?」

(今まさに、生命の危機のような気もするが……攻撃はもう終わったのか?
 『推測』と言ってもねえ、それらしい『趣味』と言えば『トランプタワー』か……
 『トランプタワーが上手く作れる能力』なんて今更目覚めても微妙だっつーのッ!
 まあ、トランプタワー世界大会とか目指せるなら良いかも知れないが……って、
 今はそんな事を考えてる場合じゃあない。この中で『ハサミ』に思い入れがあるのは誰だ?)

ホワイトボードを確認したい。何か今までの話し合いの経緯が記録されてたりはしないだろうか。

「いや、『朝日』さんのことより肝心なのは……
 『ハサミのヴィジョン』の使い手は誰か?ってことじゃないですか?
 この建物、今他に誰がいましたっけ? どちらにせよ容疑者として、我々『候補者』が真っ先に上がると思いますが」

734 『神の不在証明』 :2008/12/31(水) 03:20:31
>>733

備え付けの電話も、ホワイトボードへの記録も『ない』。

『相良』の『容疑者』という発言…その響きに皆顔を見合わせる。

「…ていうか外出ればいいんじゃねえか?」
そう言って『財部』がドアの方へ行き、ノブを捻る。

『・・・・・・・・・・・』

なぜか、それから首をかしげドアを開けようとしない『財部』。

「…と、とりあえず終わりました」
そう言ったのは『藤間』。
何かと思えば『朝日』の『応急処置』を終えたらしい。
『朝日』の顔は青ざめながらも意識ははっきりして動く事も可能なようだ。
肩のダメージよりも襲われたショックにダメージを受けている、
そういった様子で、肩の傷はどちらかといえば『相良』の方が酷そうに思えた。

「『岸見』も意識は、あるよ。」
『川畑』がそう告げる。『岸見』は今は部屋の開いている椅子を二つ使い、
横になっている。仰々しく巻いてある『包帯』を見る限り、
『岸見』の肩傷は一同の中で一番酷いように思えた。

「一応…、本当に一応だけど、全員が『話し合い』
出来る状態になったわけだけど。

『相良』だっけ? さっきから一番喋ってる貴方。
どうしようか? この建物に誰か居るかは私たちには分からないけど…。
『候補者』という可能性が高いという話には、頷ける。

                        で、どうしようか?」

735 相良靖 :2008/12/31(水) 03:45:20
>>734
「どうするか……それは二番目に喋ってる貴方にこそ聞きたいところだ。
 貴方さっきこう仰いましたよね?
 本体が『死んだ』って動くスタンドがいるらしいよ。
 『スタンド』っていうのが『超能力』の名前ですか?
 さっきから『超能力入門』を読んでいますが、『スタンド』なんて呼称は一言も出て来ないんですよ。
 『不可思議体験』も、貴方のものが一番具体的に思えるし……実は俺なんかより多くを知ってるんじゃないですか?
 別に、即貴方が犯人だとか言うわけじゃあない……例えばさっきの『敵』が一先ず矛を収めたのは、
 貴方のような人に『対処』される恐れを感じ取ったからかも知れない。
 そういう意味では、何かを話す事により手の内を明かすリスクはあるが……膠着するよりマシと考える」

『川畑』にそう話しながら、『財部』の方を見てみる。
ドアを開けようとしている様子はあるのだろうか?

736 『神の不在証明』 :2008/12/31(水) 04:02:39
>>735

「ああ…『スタンド』ね。『超能力』の事をそういうみたいだよ。
『講義』で教える人によっては、そういう呼称を多用する人もいる」
『川畑』はこともなげにそう答える。
「まあ、ワタシはこの『教室』、『長い』からね…。
多分ここにいる中でも一番の先輩なんじゃあないかな。
逆にいつまで経っても半人前の『落ちこぼれ』ともいえるけどね。
だから多くを知ってるといえばそうかもしれないけど…。

『敵』………確かに『暴走』じゃあなく『意図的』な攻撃とも考えられるわけか。
話をした方がいいとワタシも思うけど……、何を話すか。

とりあえず確認しておきたいのは、みんな初対面なんだよね?」

『相良』にとっては確かにみな初めて見る顔だ。
そして他の受講者も皆、首を縦にふっている。

そうこうするうちに『財部』が席に戻ってくる。
「ダメだ…、なんか知らんがドアがあかねえ」

737 相良靖 :2008/12/31(水) 04:13:31
>>736
「ええ、俺も皆さんと初対面です」

話の先を促す。

(だから殺し合う動機は無いと……まあ、推理小説とかだと疑わしいパターンだけどね。
 当人同士に面識が無くても、その家族と関わってて恨みを買ってるとか……
 んなこと言い出しても始まらないけど)

ドアはどんな材質で出来ているのだろうか?
この部屋に窓はある?

738 『神の不在証明』 :2008/12/31(水) 04:34:57
>>737

『ドア』は鉄製の一般的なもの。窓はない。

「そうなると『意図的』に攻撃する『動機』は薄いのかな…。
まあ疑いだしたらキリがないけど」
『川畑』が考え込むように顎に手を当てる。

「……あの、ちょっといいですか」
と、ここで声を上げたのは『藤間』だ。

「とりあえず話を聞く限り『超能力』は『暴走』しているって
可能性が高いとは思うんですよ。『意図的』にしては
無差別すぎると思うんです。『朝日』さんを狙ったのはいいんですけど、
その結果、ケガした人が…、
えー『相良』さん、『朝日』さん、『岸見』さんですか?
あとボクもさっき確認したんですけど、
ちょっとだけ『左肩』にアザが…」

そう言って『藤間』は『左肩』を露出する。
確かにうっすらとだが、赤い線が『左肩』に入っている。

「無差別に襲いたい、っていう動機なら別ですけど…。
少なくとも明確な動機の元に行われている行為じゃないって気はします。

それでもし『暴走』しているっていうのなら、
それを『制御』出来るよう、『自覚』させてあげればいいんじゃないですかね?」

ここで、皆の意見を求めるかのように『藤間』は言葉を区切る。
おどおどとはしているが、それなりに状況を分析している様子だ。

739 相良靖 :2008/12/31(水) 05:24:39
>>738
(最初に俺は『断罪する』と聞いたんだ……単なる暴走で片付けるにしちゃあ臭すぎだぜ。
 尤も、『人間はみな罪人だ』と常に心の中で罵ってるような奴なら、そういう暴走があるかもわからないが……)
「テキストには、『その人の関心事、または苦手な事』が『超能力』に影響しやすい、とあります。
 この中で『ハサミ』に対する造詣が深いのは、生け花を嗜まれていたという『朝日』さん本人でしょう。
 もしも『他人を巻き込んで自爆する能力』なんてものが暴走してるなら、悲惨極まりないですが……」

『朝日』の様子を見ながら、『超能力入門』を更に読み進めてみる。

740 :『神の不在証明』 :2008/12/31(水) 05:43:49
>>739

「まあ、『ハサミ』自体は具体的な何かってわけでなく、
『凶暴性』とかそういうのを表現してるのかもしれないからな」
『財部』がそう言葉を挟む。

「…私の暴走…なんですかねえ?」
おっとりとした声が聞こえてくる。『朝日』だ。
「『自殺願望』なんて、ないつもりなんですけどねえ…。
『他人』を巻き込むような気持ちもないですし…」

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

『超能力入門』の具体的にどういう箇所を読みたいのか、提示して欲しい。

741 相良靖 :2008/12/31(水) 06:06:44
>>740
「『ハサミ』を持った小男が、次々に人を殺していくゲームなんてのもありましたね。
 まあ『朝日』さんのことは、可能性の一つとして挙げただけなので……
 他にもまだ『ハサミ』に関する経験などを話してない方もいるかも知れませんし、
 『暴走』と言うくらいだから、普段意識に上らない真相心理が関係している可能性もあります」

言葉を濁しつつ、『超能力入門』から『ヴィジョン』に関する項を探し出す。
『ヴィジョン』がどのように現れるのか、具体的に『超能力』とどう関係するのか、など。

「皆さんが今まで見た、『ヴィジョン』について話してみませんか?
 『朝日』さん、『財部』さん、『藤間』さんは過去の目撃談がありましたよね。
 ついさっきの例だと、『ハサミを持った大きな虫のようなヴィジョン』……
 こういう個々の特徴について吟味していくのって、『認識』を高めるのに役立ちませんか?」

ちなみに、自分は試験官の背後にどのような『ヴィジョン』を見たのか。

742 『神の不在証明』 :2009/01/01(木) 19:34:21
>>741

『相良』が試験官の後ろに見たのは奇妙なアフリカの民族の
お面を被ったような人型の『ヴィジョン』。

『相良』の提案に皆、頷き。

「俺があったのは『修行僧』みたいな人型の『ヴィジョン』だな」

まず『財部』が口火を切って話し始めた。

「『超能力者』は浮浪者でそいつを追い出せ、っていう『住職』からの命令でな。
仕方がなく、立ち向かったんだが当然ながら歯が立たなかった。
『住職』がその後、更に他の『超能力者』に依頼して、その事件は解決したようだが…」

続いては、『藤間』。

「ボクが見たのは同僚の脇で働く『機械の手』ですね。
たまたま忘れ物を取りに来た時、一人残業していた同僚の脇で、
PCを叩く『機械の手』を見て…それが『超能力』だったんですね」

そして、『朝日』。

「私は…漠然とですけど、たまに人の後ろに『背後霊』のような
人型のものが見えたんですよねえ。それはずっと『幽霊』なんだと
思ってましたけど…。『超能力』の…その『ヴィジョン』?
じゃないかという話を友達に聞いて、こちらに来たんです」

更に『川畑』が語る。

「ああ…あとワタシもおそらく観てるんだよな。
さっきも話した分裂する『ボール』、その一つがたぶん
ワタシの『ヴィジョン』じゃあないか?
と自分では思っているんだけど。試合で集中するとね、
時々観えちゃうんだよ。まあそういう時は
混乱して、『本当のボールどっちだよッ!』なんて
思っちゃうんだよね」

743 『神の不在証明』 :2009/01/01(木) 19:35:09
>>741

目当ての『超能力入門』の項を読みふける『相良』。

・『ヴィジョン』の項より抜粋

…『ヴィジョン』に関して重要な事は先述したとおり、
『超能力者』同士でないと視えないという事、そして、
基本的に『ヴィジョン』同士でないと干渉できない事です…

…『ヴィジョン』は基本的に『本体』から『発現』し、
『本体』に戻るか、何らかの衝撃で破壊されるかすると『解除』されます。
ただこれはあくまで『基本』で、中には『瞬間移動』のように
射程内に出現させる事の出来るものもあります…

…『ヴィジョン』に関しては、直接能力に関係はしないものも多々あるようですが、
『形状』そのものが『能力』であったり、『能力』の『法則』に
密接に関係するものもあるようです…

744 相良靖 :2009/01/02(金) 18:48:58
>>742-743
「なるほど……色々ありますね。ちなみに俺がこの教室の試験官の背後に見たのは、
 お面を付けた人型の『ヴィジョン』でした。皆さんも見たと思いますけど、同じでした?
 まあ、ここに何人『超能力者』が所属しているかはわかりませんが。
 この中で『自分の能力のヴィジョン』らしき目撃談は、『川畑』さんのものだけですが……
 『超能力入門』によると、『ヴィジョン』は『本体』から出入りする、とある。
 先程の『ヴィジョン』は、『朝日』さんの前に突然現れ、そして消えた……
 しかし、『射程距離内で自由に出たり消えたりするものもある』ともある」

『射程距離』に関して詳しく書かれたページを探してみよう。
能力を行使出来る間合いという意味だろうが、どの程度の距離が一般的なのか解るだろう。

745 『神の不在証明』 :2009/01/02(金) 21:57:08
>>>>744

・『ヴィジョン』の項より抜粋

…『射程距離』という用語、『ヴィジョン』が本体から離れられる距離(『ヴィジョン射程』)、
そして、『能力』が及ぶ限界範囲(『能力射程』)、という二つの意味合いが含まれています。
この二つは異なる場合も多く、一般的に『ヴィジョン射程』より『能力射程』の方が広い傾向があります。
『射程距離』の実際の距離に関しては本当に多種多様で一概には言えませんが、『ヴィジョン射程』に関しては、
一般的に『射程』が短いほど『ヴィジョン』の『パワー』や『スピード』が高く、
逆に『射程』が長いほどそれらは低い傾向にあるようです。例外は『自動操縦』のもので、
それらはある条件下の元でしか動けない、という制限はあるもの
高い『パワー』と『スピード』を誇ったまま遠方へ行く事も可能なようです…

746 『神の不在証明』 :2009/01/02(金) 21:57:51
>>744

『お面』のスタンドについて問うと、一同に心当たりがありそうな表情が広がる。
おそらく面接官は同一の者なのだろう(少なくともこの六人に関しては)。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・』

そして。
『相良』の演説に皆、思い思いの考えを巡らせているその時………。


『ダンザイスル』


『それ』の再来は、唐突に訪れた。
『ハサミ』の『怪物』は、『川畑』の前に

                  >>>『グォォン』<<<

突如、現れた。
至近距離から『川畑』の『頭部』に向かって一直線に襲い掛かる『ハサミ虫』に、
『川畑』は『両腕』をクロスして『頭部』を守るのが精一杯だった……。

『ザン(斬)ッ』

747 相良靖 :2009/01/02(金) 23:21:32
>>746
(くっ……忘れた頃にやってくる! さっきは大騒ぎしてとばっちりを食ったから……
 今度はあえて抑えてみるか!?)

その傷に目を向けないよう、現場から顔を逸らし、『財部』の方を向くようにする。

「『川畑』さん、あなたは自分の『ヴィジョン』を知っている!
 追い詰められた今こそ、『スタンド』を出して身を守れるのでは!?」
(いや……むしろそうさせることが狙いかも? この『教室』の……)

748 『神の不在証明』 :2009/01/02(金) 23:42:15
>>747

『相良』の目は咄嗟に『財部』の方へと向く。
『財部』は『ハサミ虫』の出現をただただ驚愕の目で見つめている。

『ザンッ』

『相良』の叫びも空しく、『川畑』は
どうやら『ダメージ』を負ってしまったらしい。
それが分かる理由は………。

『痛み』だ。『相良』の『右腕』『左腕』………
双方に大きな『痛み』が走る。
それは、先ほどの『肩』の痛みと同種のもの………。
『服』が切り裂かれている様子は無かったが、
その奥の『肉』が切り刻まれるヌルリとした悪寒が、『相良』を襲う。

749 相良靖 :2009/01/03(土) 00:49:54
>>748
「クッ……ダメだ、こいつは防ぎようが無い!」

腕をまくり、先程もらった包帯の余りを巻いておく。

「さっさと『一人前』になって、あの虫を叩き潰すしか……
 いや、俺一人が戦う力を手に入れた所で、そうでない『半人前』の人が狙われたら意味が無い。
 なら……ここにいる全員が『一人前』になるしかない、か?」

とにかく『ハサミ虫』の『ヴィジョン』に干渉できない以上は、
目の前の脅威に対してあたふたしていても仕方あるまい。
カバンの中を漁り、自分が何に傾倒しているかを再確認してみよう。
文庫本の内容は何だろうか?

「『ボール』とか持ってませんか? どなたか……
 『川畑』さんが『超能力』に目覚めるきっかけがあるとすれば、今は『それ』しか考えられない。
 あと同様に、『トランプ』持ってる方いませんかね? 貸していただきたいんですが」

750 『神の不在証明』 :2009/01/03(土) 01:24:16
>>749

『応急処置』を施す『相良』。

『文庫本』は『カラマーゾフの兄弟(中)』。
持ち物は示されたとおりの、
<白のトートバッグ、財布、携帯電話、手帳、ボールペン
ティッシュ、ハンカチ、文庫本、『超能力入門』(テキスト)>
持ち物からは何に傾倒しているかは分からないが、
『相良』は自分が『マジック』に興味を抱き、とりあえず
『トランプ』に慣れ親しんでいる事を思い出す。

『相良』の呼びかけには誰も答えない。
というより、答える余裕がある人物が居ないというのがより正しい。

先ほどから威勢の良かった『川畑』も、自らが攻撃された
ショックからかわずかながら呆然としている。
ただ『奇妙』な事に、『川畑』に『腕』を抑えたり、
治療をしようという行動は一切ない。
まるで『川畑』自身はダメージを受けていないかのようだ。

ざっと周囲の様子を確認すると、特に酷いと思われるのが『岸見』。
椅子で作られた即席の『ベッド』の上の彼女の『両腕』から、
ポタポタと血が床に流れ落ちているのが分かる。『顔面蒼白』。

「いたッッッ!!」
そしてもう一人、『朝日』。
彼女も『腕』を組むようにして『痛み』を感じるのであろう
それぞれの『腕』の箇所を押さえ顔をしかめている。

「だ、大丈夫ですか!? みなさん」
二度目の襲来でかなり混乱してそうな『藤間』。
とりあえず痛みの声を上げた『朝日』の方へ走る。
彼自身が腕を痛がっている様子は全くない。

そしてもう一人、『財部』。
彼はとりあえず辺りを見回し、『川畑』よりも
『岸見』の方が重篤だと気付いたのか、そちらの方へ向かう。
さきほどは気付かなかったが、彼もよくみると唇をかみ締めている。

751 相良靖 :2009/01/03(土) 23:50:26
>>750
「そうだ『マジック』だ! 『マジック』をやる事に集中すれば……って漠然とし過ぎか?
 この中で『マジック』に関係ありそうなものといえば、ハンカチぐらいか」

一応ハンカチを取り出して、手に持っておく。

「……実際に襲われる人には関係なく、さっきから怪我をする面子は決まっているな。
 『断罪』とか言ってたが……罪の重さでダメージが決まっているのか?
 別に潔白な人生を送って来た自負も無いが、威張れるほど罪を犯してきたつもりも無いんだけどな……
 大体、『ヴィジョン』を使わないで俺やなんかにダメージを与えられるなら、姿を現す意味は何だ?」

最初に『ダンザイスル』という声が聞こえる直前まで、我々は何をしていただろうか?
あと、『岸見』と『朝日』に周囲と比べて何か不審な点や言動が無かったか思い出す。特に『岸見』。

752 『神の不在証明』 :2009/01/04(日) 00:29:17
>>751

『ハンカチ』を手に取る『相良』。
そして改めて痛む両腕と肩の傷に辟易する。
今後も、このとばっちりのような『ダメージ』が続くようなら、
場合によっては意識を手放してしまうかもしれない、そんな懸念もあった。

『相良』は一番初めの『ダンザイスル』という声がするまで、
皆で『自己紹介』をしていた事を思い出す。
『岸見』と『朝日』の不審な点について………。特に思い出せない。
思い出せない、という事は『何もなかった』のかもしれないし、
注意不足で見逃してしまっているのかもしれなかった。

他の受講者たちは各々『第二の悲劇』の後処理をしている。
もう少しすれば、それもある程度は落ち着くだろう。

753 相良靖 :2009/01/04(日) 22:57:35
>>752
「今……成功率にして10%あるかどうか解らないが、『ハサミ』野郎に対抗する策があります。
 『川畑』さんが常にボールを構えているんです。そして奴が現れたら叩き込む。
 ボールが『二つ』現れたなら、どちらかが『ヴィジョン』……二分の一の確率で敵を叩き潰せる。
 ……チッ、マヌケな話だ」

ハンカチをヒラヒラやりながら、室内を見回して敵の姿を追う。
『マジック』用に、服のどこかにボールだのコインだのハトだの仕込んでいないのだろうか?
初対面の人間複数と会う予定があったのだから、『掴み』のために準備をしてても良いはず。
あと、念のため扉が開くかどうかを自らノブを捻って確認したい。

754 『神の不在証明』 :2009/01/04(日) 23:54:41
>>753

「……『ボール』は常に二つ見えるわけじゃあないし、
そもそも『ボール』なんて今あるの?」
ようやく調子を取り戻した『川畑』は、
『相良』の呼びかけにこう答え、周囲を見回す。
『川畑』の問いかけに答えるものは居ない。

ハンカチをなびかせながら、『相良』は、
室内を見回すが、『ハサミ虫』は姿も形もない。
『マジック』はまだ満足に出来る、というものではなく、
『トランプ』すら、今日は持ってきていないのに、
他のグッズを持ってきてはいない。

『ドアノブ』を捻る『相良』。確かに、『開かない』。

「…気になるんだけど、あの『ハサミ』。
『暴走』にしろなんにしろ、『自動操縦』っていう
カテゴリに入る『スタンド』なんじゃあないかな」

『川畑』が言葉を紡ぐ。

「『自動操縦』っていうのは『ダメージフィードバック』、
……要は『ヴィジョン』に与えたダメージが使い手に跳ね返るって現象……
それが、『無い』ものも多々あるらしいんだ。

てことはだよ、ここに居る誰かが颯爽と『スタンド』に覚醒し、
『ヴィジョン』を操れるようになって、『ハサミ虫』を撃退しても…。
使い手はピンピンしてる可能性もあるわけだ。
それでも『ハサミ虫自体』が滅びればまだいいんだけど……。
場合によっちゃしばらく後に、
『再びヴィジョンが使えるようになる』ものもあるみたいなんだよね」

755 相良靖 :2009/01/05(月) 00:12:56
>>754
「ふん……」

ドアを一発蹴り込んでみる。
開けようとした感じでは、錠がかかっていて開かないという感触だろうか?
それとももっと別の何かか?

「確かに、テキストを読みましたが……『自動操縦』タイプであれば、
 この室内にいる人間でなくとも、人を殺傷することが可能らしい。
 ただし『射程距離』と『パワー』を両立するため、攻撃には一定の条件が定められているようですが。
 この状況をどう解決するか? 整理してみます」

せっかくホワイトボードがあるので、ペンが備えてあれば記入させてもらおう。

「1・室内、または室外にいる本体を見つけ出して倒す。
 2・部屋の外に脱出する。
 3・攻撃を退ける力を得る。
 4・攻撃の条件を見極め、その条件から外れる。
 優先度というか、ベストな順に選択肢を考えて並べてみましたが……他にありますか?
 1と2は逆でも良いのですが、『とばっちり』の射程距離が未知数なのでこの順にしました。
 簡単そうなのは『脱出』ですが、ドアが開かないなら壁をぶち破れば良いんじゃないでしょうか。
 まあ『藤間』さんと『川畑』さんは今の所このままでも無事そうですが、目の前で人間が切り刻まれていくのも見たくないでしょう」

この部屋の壁の材質は何だろうか。
木で出来た壁程度なら、ガタイの良い男が本気で蹴れば穴が空くはず。

756 『神の不在証明』 :2009/01/05(月) 00:42:37
>>755

壁はコンクリート製。触れるとズッシリと硬そうな感触が手に広がる。
『ホワイトボード』に案をビシバシと書き連ねる『相良』。

「壁を壊す、ねえ…」

『財部』が呟くように言う。

「そんな事、出来るのかね?
男が総出でよほど激しく体当たりしても…
映画かなにかと違うんだ。難しいんじゃあないか?
『建物の外に皆で出る』する能力とか
『ハサミぽいものを自動的にやっつける能力』とかに
誰かがパーっと目覚めてくれれば万事解決だが、
そんなご都合主義の展開は…あんま期待できないと思うぜ」

『財部』はそういうと、『疲れた』というかのように
後ろに大きく反るかのように伸びをする。

「………となると、『本体』を見つけるか…
『条件』を見極める? そんな事、出来るんですかねえ」
『朝日』が考え込んでいる。




『ダンザイスル』

757 『神の不在証明』 :2009/01/05(月) 00:43:10
>>755

三度目。『ハサミ虫』は『財部』の前に出現する。

『ザァンッ!!』

『ハサミ虫』は『財部』の『頭部』を狙って
一直線に襲い掛かる。

「うぉぉぉぉぉぉッッと!!!」

幸運というべきか……、大きく伸びをしていた『財部』は
そのまま椅子ごと床に倒れこむ事によって
『ハサミ虫』の一撃をスレスレでかわした。


『持続力』が非常に低いのか、そのまま『ハサミ虫』は
『フッ』と消失する……。

758 相良靖 :2009/01/05(月) 01:45:52
>>756
「……ま、この中で一番腕力のありそうな『財部』さんが自信が無いというのなら、
 少なくとも我々には無理でしょうな。大体壁はコンクリートでしたし。
 サイキックとかでドカーンとやっちまえれば良いのですが……」

壁を端から端へとコンコン叩いて検分している最中に、>>757を目撃する。

「くっ……ファインプレーッ!
 しかし今のは危ない……腕や肩へのダメージならまだしも、
 『頭部』をやられたら死は確実……しかも手負いの人間を狙われたなら尚更だ。
 思ったより状況は逼迫しているか……」

壁を叩いて回る作業を急ぎ気味に再開。
あまり意味は無いと思うが、どこかに薄い部分が無いとも限らないから念のためだ。
そうしながら、目では『藤間』を観察する。腕に傷を負った様子は全く無いのだろうか。

「そもそも、この攻撃が謎だ。我々全員を『1セット』で標的にしているのか?
 誰が何のために? 試験官が我々を追い詰めて『スタンド』に目覚めさせるため?
 今までにもこういう事はあったんですか、『川畑』さん?
 正直、こんな恐ろしい催しだと知っていたら、俺はこんな所に来ませんでしたよ」

759 『神の不在証明』 :2009/01/05(月) 02:14:15
>>758

壁を叩いていくが…どこか音が違うなどという事は無い。
『藤間』の様子を見るに、腕に傷を負った様子はないが、
あくまで『衣服』の上からの目視。初回の『左肩時』同様に
アザが出来ていないかどうかはまでは不明だった。

「……前にもこんな『話し合い』の講義に出た事あったけど
ただ話し合っただけで、終わったよ。特殊な事は起こらなかった。
……ああでも、そうだ。その後、同じ『話し合い』の講義に出た受講生が
『スタンド』を操れるようになった、ってきいたな。
『スタンド』に関する『話し合い』や
喩え『半人前』でも『能力者』同士の『話し合い』が
『刺激』となって『覚醒』しちゃう人も居るみたいだね。
だからこそこんな『講義』が設けられているんだろうけど」

『川畑』がそう語る。

760 『神の不在証明』 :2009/01/05(月) 02:15:24
>>758

「……か、考えていたんですが」

と、ここで口を開いたのは『藤間』だ。

「さきほど『相良』さんもいくつか挙げていましたが
『謎』は『三つ』あると思うんです。

まずは『本体は誰か?』
これは…難しい問題ですけど『能力』そのものや、
あるいは『ヴィジョン』にヒントがあるんですかね?
そもそも、ここに居る誰かなのか外部の人間なのかも分かりませんが…。

続いて『狙われる条件は何か?』
これも…まったくのランダムなのか、何か条件があるのか。

そして最後に『ダメージが分配される条件は何か?』。
おそらく、ですけど皆さんの数人が同じ場所に
ダメージを受けてますから、ダメージを分配する、
という性質の能力はあるのだと思います。
ただ、みなさん受けているダメージの深さが違う。
これは一体何に起因するものなのか……。

……どうでしょう? 考えるきっかけになれば
何でもいいんですけど…。何か考えがある人はいます?」

761 相良靖 :2009/01/06(火) 00:26:12
>>759-760
「ダメージの度合いとしては……最も重いのが『岸見』さん、
 次が『朝日』さん、俺と続いて、四番目が『財部』さん……
 『川畑』さんは無傷っぽいですが、『藤間』さんはどうなんです?
 ちょっと腕まくって見せていただきたいのですが」

「ともかく次に狙われるのが『怪我人』だとまずい……
 『財部』さん、『岸見』さんのフォローに回っていただけませんか?
 俺が行っても良いのですが、俺の分の襲撃リスクを上乗せすることになりかねない。
 同じ人が連続で襲われる確率は低いでしょうから……根拠は何も無いですが」

全員、最初の席順の位置から大きく動いてはいないのだろうか?
ドア側の壁に回りこみ、テーブルから距離を置いてみる。
あとテーブルの下を覗き込む。何かが落ちていたりしないだろうか。
それと今日ここに来るまでに、特にこの施設に入ってから顔を合わせた人間について思い出したい。

762 『神の不在証明』 :2009/01/06(火) 19:27:35
>>761

『相良』の言葉に『財部』は頷き、『岸見』の方へ向かう。

全員の立ち位置は、基本的にはさほど変わってはいないが、
ホワイトボードを書きにいった関係で『相良』が、ホワイトボード近く、
『岸見』は椅子を何脚か使った簡易ベッドに横になっており、
その近くに『川畑』とたった今フォローにまわった『財部』。
逆サイドに『朝日』と、それを気遣うかのように『藤間』、という風になっている。

『相良』はテーブルから離れたり、テーブルの下を
覗いたりしてみたが、特に異状は見当たらない。

今日会った人物…、いつもの職場の面子(PM9:00〜17:00までの
仕事だが、実際職場を出たのは18:30ごろだった)
その後コンビニに行き、数人の客や店員に会ったのだろうが、顔までは思い出せない。
この建物では『受付』の女性と…、
後は今居る受講者たちだけだったはずだ。

763 『神の不在証明』 :2009/01/06(火) 19:28:55
>>761

「分かりました」

『相良』の要望に応え、『藤間』が腕をまくる。
すると非常にうっすらとだが
赤いアザのような線が二つ、出来ているのが確認出来た。

「……痛みのようなものはほとんどないんですが、
一応ダメージが来てるって事なんですかね。
さっきも肩に同じような傷が出来ていたし。

ダメージとしては『相良さん』の言うとおり、
一回目、二回目とも『岸見さん』が一番ひどくて、
『朝日さん』と『相良さん』が…、
見た感じだと大体一緒くらいなんですかね?
そして『財部さん』が…ええと、痛みがあるのかな、
あるのなら私より確かにダメージが大きいといえるでしょうね。
そして、私がわずかにあって、全くないのが……『川畑さん』」

『藤間』はそう言うと『川畑』を見やる。

「…ない、ね。一応ちょっと肩も腕も確認したけど、
赤いアザにすらなっていない、キレイなもんだよ。

…………なぜワタシだけ全くないのかは、知らんけどね」

764 相良靖 :2009/01/09(金) 19:29:07
>>762-763
(怪しいのは『受付』ぐらいか……しかし例え『本体』が彼女だったとしても、
 こちらからは手の出しようが無い。外に『本体』を求めるのは無意味か?
 何をすべきか……さて)

『ダンザイスル』という声が聞こえたら、即座に左後方に飛び退けるように心構えておく。
確認し損ねていたが、ドアが開かなかったのは鍵がかかっていたからか?(開けようとした感触で解ると思うが)
天井を見てみる。何があるだろうか。スピーカーとかエアコンとか火災報知機とか。

765 『神の不在証明』 :2009/01/09(金) 19:49:57
>>764

『ドア』は鍵がかかっているような感触で、開かない。
天井には、『火災報知機』が設置されている。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

「……とりあえず、何か話しません?」
わずかな沈黙の後、口を開いたのは『朝日』だ。

「その…『能力』ですか? それが『得意なもの』や
『苦手なもの』、『誇りに思っているもの』や
『コンプレックス』から現れるというのなら、
それを皆さんに訊けば、『使い手』さんが
見つかるヒントがきけるかもですし……。

逆に『狙われる条件』や『ダメージ分割の条件』を
探るためにも、皆さんの事をよく知れば分かるかもですし…。

どうでしょう?
何か話します?」

さきほどから『司会役』が多いからか、
やや『相良』の方を向いて伺いを立ててくる『朝日』。

766 相良靖 :2009/01/09(金) 21:45:18
>>765
「ライターか何かで煙を焚いて『火災報知器』を鳴らせれば、外の人間に助けてもらえるかもと思ったが……
 ドアに鍵がかかっているということは、『閉じ込められた』可能性が高い。
 外の人間がこの事態を仕組んでいるとしたら、そんなことをしても室内の空気を悪くするだけか」

『朝日』に向き直る。

「先程の続きをやるということですか? 攻撃にめげず……
 実はそれが近道なのかも知れないな。『話し合い』だけで『スタンド』が目覚めた例もある。
 とはいえ、俺には特に紹介すべき事も残ってないんですが……特徴無い人生を送って来ましたから」

『超能力入門』には、既存の超能力者の事例みたいなのは載ってないんだろうか。見てみる。
あと『合格者の声』みたいなコーナーとか。

767 『神の不在証明』 :2009/01/10(土) 02:57:58
>>766

残念ながら『合格者の声』や『事例』に関しては見当たらない。

「ええと、じゃあとりあえず『趣味』でもきくのはどうでしょうか?
『相良さん』も何か『趣味』があれば教えて下さいねえ」

『朝日』が語り始める。

「まずは、私から…。私は『生け花』やってたんですけど、
その前にも『茶道』やら、『ピアノ』やら、『テニス』やら、色々やってましたねえ。
子供も居ないし…夫は忙しいし…暇なんですよ、要は」

『うふふ』
と笑う『朝日』。

「『習い事』が私と趣味という事になるかしらね、そんなわけで。
『多趣味』といえば聞こえはいいけど…飽きっぽいんです」

『朝日』の求めに応じて、まず、話し始めたのは『川畑』。

「ワタシは『ショッピング』かな。
仕事が仕事だけに中々『オシャレ』って出来なくてね。
『プライベート』の時間はつい『服』とか『化粧品』とか買い漁っちゃうんだ。
最近はネット通販とかやっちゃって結構出費がかさむんだ…」

「『川畑さん』ってスポーツ選手のわりには、オシャレさんですものねえ」
『朝日』は頭から爪先まで、装飾品と化粧を身に纏う『川畑』の様子を見ながら相槌をうつ。

「……まあ、試合場じゃあこんな格好してたら怒られちゃうからな。
オフの時くらいマトモな格好で居たいモンだしね」
『川畑』が柄に似合わず、少し照れたように笑う。

768 『神の不在証明』 :2009/01/10(土) 02:58:37
>>766

続いて『財部』。

「オレは見ての通り。『音楽』に『魂』を売った男だ。
『パンク』。これを聴いた時にオレの脳みそにピカッと『電撃』が走ったね。
『パンク』。この三文字に人生の『真理』が籠められている。
『パンク』。これにハマったらもう『木魚』なんて、叩けないぜ」
『財部』は『ギター』をかき鳴らすジェスチャーをしながら、そう答える。

「そういえば『財部』さんは『お坊さん』だったんですものねえ。
今はもうすっかり足を洗ってるみたいですけど。

私も『ピアノ』や『琴』だったら出来ますけど…。
『パンク』ってあんまり聞いたことないですねえ」
『朝日』がそう言うと、「後でCD貸してやるよ。トビッキリのをな」と、
『財部』は『パンク』を布教するそぶりを見せている。。

次に口を開いたのは、『藤間』。
「私は……えー、『サラリーマン川柳』ですかね。
主に『サラリーマン』の悲哀を描いてるんで、
結構共感できるんですよ。

皆さん、ご存知でしょうか?」

「ああ、あの『ダジャレ』みたいなのが多い『川柳』ですか?」
『朝日』が目を細めて反応する。

「…まあ、それですね。
いわゆる『オヤジギャグ』みたいなのもありますし、
結構私もそういった作品を投稿したりしてます」

『岸見』は…話せそうな状況ではなさそうだ。
『命』に別状はないと思うが、これ以上『攻撃』を受けないに
越した事はないだろう。

769 『神の不在証明』 :2009/01/10(土) 03:00:14
>>766

そして。

『ダンザイスル』。

もう何度きいただろうか、耳障りなあの声。
『ハサミ虫』が目の前に出たのは、『財部』。

「ま、またかよぉぉぉぉォォォ!!!」

さすがにある程度身構えていた事もあり、
『財部』はサッとかわすが……、

ピッ

『顎』をわずかに切ってしまう。

『サァァァァァ』

『一撃』を放った『ハサミ虫』は例によって、『消滅』し、
そして例によって『ダメージ』は、分散される。

『岸見』の『顎』に一番大きな傷(といってもそれでもかすり傷)、
あとは『相良』『朝日』は『顎』がヒリヒリする程度でやや赤くなっている。
ダメージ量が少量だったからか、自らが受けたのにも拘らず、
『財部』の顎は良く見ないと分からないほどの赤み、
『藤間』『川畑』に至っては、よく見ても分からないほどの『無傷』だった。

770 相良靖 :2009/01/11(日) 00:54:15
>>767-769
「フォローに回った甲斐がありましたね。
 今ので『岸見』さんが襲われてたら、2、3人は死んでましたよ」
(というか、今のは『財部』さんを狙ったのか?
 それとも『岸見』さんを狙った所に『財部』さんがいただけか?)

『ハサミ虫』の出現位置はどのあたりだった? 迷い無く『財部』目掛けて現れたのか?
『初期位置』には戻らないようにしたい。

「『趣味』なら、俺にも無いこともないです。
 『トランプピラミッド』って解りますよね……トランプをピラミッド状に積み重ねていく奴ですが。
 ここの所、あれに凝っています。というのも『マジック』に興味があって、
 その練習にトランプを弄りがてらって感じなんですが……」

自分の『趣味』について、もう少し思い起こしてみよう。
そもそも『マジック』に興味を持ったきっかけは何だったのか、など。
『超能力入門』には、『遠距離自動操作スタンドへの対処法』とか載っていないのだろうか。

771 『神の不在証明』 :2009/01/11(日) 01:14:10
>>770

『ハサミ虫』は『財部』の前に出現し、
迷いなく『財部』を攻撃したように見えた。

『相良』は自らの趣味…『マジック』について思い返す。
『マジック』に接したのは小学3年生の頃…、
『TV番組』でカリスマ的人気を誇っていた『マジシャン』に、
『相良』も魅了され、その頃から『TV』でマジックの特番を
やっている時は欠かさず見るようにしている。
実際自分がやるようになったのは、『忘年会』での
『宴会芸』として、という下らない理由だったが、
手先の器用さから、今では充分にのめり込んでいた。

『超能力入門』は『入門書』であるからか、
『対処法』までは書いていないようだった。

『相良』が語り終えると『朝日』が言葉を繋ぐ。

「……さて、『岸見』さん以外の『趣味』をききましたけど、
…なにかヒントになるような事はありましたかねえ。
話している間にも、『ハサミ』は襲ってきましたけど…。
いつのまにか『条件』を満たしてしまった、という事なんでしょうか」

そう言って『財部』を見る『朝日』。
『財部』は心当たりがない、という風に首を捻ったままだ。

『・・・・・・・・・・・・・・・』

皆、『ハサミ虫』の謎について考えているのか、
その後、わずかな沈黙が、訪れた。

772 相良靖 :2009/01/12(月) 03:33:02
>>771
「……考えたんですけど、『断罪する』って文言……皆さんも聞こえてますよね?
 『罪』って言葉で連想されるのは、『法律』と『宗教』だと思うんです。
 法律に基づいて攻撃しているのかとも思いましたが、俺には身に覚えがない。
 じゃあ宗教は? 一番大ダメージを受けている『岸見』さんは、『宗教勧誘をしていた』と言っていた。
 三番目にダメージの少ない『財部』さんは、今は辞めているとはいえお坊さんだったと言う。
 俺はと言えば、寺でも神社でも参拝するし、クリスマスには人並みにも騒いだりもする……
 そういう節操の無さが、何かの『罪』としてカウントされているのではないか? と思ったんです。
 普通の状況なら、こんなこと聞くのはタブーとされてますが……皆さんの『宗教』って何ですか?」

話しながら、『岸見』の腕を見てみる。斬りつけられた痕はあるだろうか。
それと、最初に斬られた肩にはどのような処置が施されているのか。傷口が確認出来たりはしないか?

773 『神の不在証明』 :2009/01/12(月) 12:18:15
>>772

『岸見』の腕や肩は『包帯』で処置してあるので、
現在、痕を見る事は出来なかった。

「……『宗教』か。一応、家の近くに
『小さなキリスト教の教会』があって、
子供の頃は近所づきあいでそこに行ってたな…、
あとは高校が無駄にミッション系で、聖書とか買わされてたっけ。
…というわけで『キリスト教』にはやや親しんでるが、
信じてるってほどじゃあないな」
最初に語ったのは『川畑』。

「ワタシは…そういうのは信じてないかなあ。
ああ、でも『クリスマス』は好きですね。

だんだんイルミネーションで輝きを増していく『街』や
まぶしいくらいの飾りでいっぱいの『クリスマスツリー』を
ぼんやり眺めるのが12月の醍醐味だと思います。 ああ…サンタさん」
『朝日』はやや脱線した話を繰り広げた。

「…まあ最初にも語ったがオレは『坊主』をしてたからな。
といっても『親』が『坊主』で、そのままなんとなく
やってただけだから…、『信心』みたいなものは
ぶっちゃけやってた当時も薄かったな。

そして、今はまったくもって信じてねえな…。
一番バチアタリなのはオレかもしれん」
これは『財部』の言だ。

「『宗教』…あまり関わりはないですね。
ただ一般向けの『ブッタ』やら『キリスト』の言葉をまとめた本
なんかを読むと、色々考えさせられたり、励まされたりしますけど」
『藤間』が最後にこう述べた。

例によって『岸見』は答えられそうもない。

774 『神の不在証明』 :2009/01/12(月) 12:19:04
>>772

『ダンザイスル』

忌まわしい声が、響く。
『ハサミ虫』は『朝日』の前だ。
『ハサミ虫』は『朝日』の『頭部』向かって一直線。

「………あああッ」

避ける動作をしたものの避けきれず、
深く頬を切りつけられる『朝日』。


そして。
『ハサミ虫』が消えたと思った途端、

再び。

『ダンザイスル』

次に出現したのは『藤間』の前。

「ひィ!!」

『藤間』は『朝日』の惨状を目の当たりにしていた為か、
『頭部』をしっかり抑え、瞬間、しゃがみ込んだ。

……ヒュルリ。

『ハサミ虫』の『攻撃』は、ギリギリのラインで
『藤間』の頭上を通り過ぎていった。

775 相良靖 :2009/01/13(火) 21:46:06
>>774
「これで攻撃されたのは『朝日』『川畑』『財部』『財部』『朝日』『藤間』の順……
 最初、何かの『順番』に則って攻撃をしているのかと思いましたが、
 それにしては散発的だし順序もぐちゃぐちゃに見える。
 間隔が狭くなって来ているのは、全員の『口数』が増えたからじゃないですか?
 今のところ攻撃のない『岸見』さんは一言も喋れる状況ではないし……一番口数の多い俺が攻撃されないのは不可解ですが。
 何か特定の『NGワード』を言ったから攻撃されているという可能性はないでしょうか?
 ちょっと試してみていいですか」

周囲に比較的何もない、誰もいないあたりに立ち、『声』が聞こえたらすぐに動けるように身構える。
『声』が聞こえ次第、即座に右後方に向けて飛び退く。

「『宗教』、あまり関わりはないですね。ただ一般向けの『ブッタ』や『キリスト』の
 言葉をまとめた本なんかを読むと、色々考えさせられたり、励まされたりしますけど」

776 『神の不在証明』 :2009/01/13(火) 23:21:06
>>775

『ダンザイスル』

『相良』の台詞の後、わずかな間と共に、例の声が鳴り響く。
そして、その狙いは……『相良』。

『シャァァンッ』

『相良』の『頭部』を狙う『ハサミ虫』の攻撃は、空しく、空を切る。
『ハサミ虫』がその姿を消すのと同時に、『相良』は、
自分がこの事象の、攻略の『糸口』を見つけた事を認識する。

777 『神の不在証明』 :2009/01/13(火) 23:23:20
<<(もしかしたら居るかもしれない)『読者』の皆様へ>>

「前略、『読者』様

いかがお過ごしでしょうか?
どうやら『相良』君はようやく攻略の『ヒント』を掴み取ったようです。
当フリミGMが適切なヒントを出しているかは、非常に不安なところですが、
今の時点で、足りない所を『想像力』で補い、かつ、いくつかの『確認事項』を行えば、
一応、ですが『このミッションは解決可能のはずです』。

もし『参加者』以外に奇特な『読者』が居るのであれば、
この先もこの謎に挑戦してみて頂ければ幸いです。

GMが納得出来る結末を用意している事を信じて…。

                      2009年1月13日 『前略、』GM」

778 相良靖 :2009/01/14(水) 01:42:37
>>776
(当たり……か! 今のは俺自身の言葉が引っかかったのかも知れないが……
 まあしかし、『藤間』さんが襲撃を受けたのは紛れもない事実。
 このまま精査するのが正攻法か)
「『宗教』、『関わり』、『ないです』、『一般向け』、『ブッタ』、『キリスト』、
 『言葉』、『まとめた』、『本』、『なんか』、『読む』、『色々』、
 『考え』、『励まされ』、『しますけど』」

『声がスイッチ』だと認識されたなら、他の人間はそうそう無駄口を叩けないだろう。
静かになっている間に、単語一つごとに三秒ほど間を取りながら発声していく。
今度は左後方に回避するように身構える。

779 『神の不在証明』 :2009/01/14(水) 20:12:20
>>778

状況を察したのだろう。他の者は口を閉ざし、
『相良』の声だけが部屋内に響き渡る。

そして。

<<『励まされ』>>

その言葉の数瞬後、確かに聞こえるあの声。

『ダンザイスル』

もう何度目になるかも分からないこの言葉に、
『相良』は即座に回避行動をとり、
『ハサミ虫』を、やり過ごした。

780 相良靖 :2009/01/15(木) 06:18:24
>>779
(……何となく理解出来てきたような……
 まだいくつか腑に落ちない点はあるが……いや、仮にあれがああいうことなら……
 もしかしてこれが答えか?)
「……ハゲ」

とだけ呟いてみる。
もちろん攻撃には先程と同様に備えておく。
最初に攻撃が来た時、最後に喋っていたのは誰だったろうか?
その内容も併せて思い出せたら思い出す。

781 『神の不在証明』 :2009/01/15(木) 11:08:05
>>780

『ダンザイスル』

『相良』の予想通りというべきか、
『相良』の言葉に『ハサミ虫』は反応し、
『相良』の頭部を狙って襲い掛かってくる。
『相良』は先ほど同様、回避行動をとり、『ハサミ虫』はその姿を消す。


『相良』は自分が正しい道を歩んでいる事を確信する。
後は、どこまでこの道を転ばずに、立ち止まらずに歩んでいけるか?


『相良』は最初の攻撃の事を思い出す。
最後に話したのは…確か『朝日』。
『フルネーム』『職業』『不可思議体験』を語ったはずだが、
一字一句細かいところまで正確には思い出せなかった。
(語った事を『相良』の脳内で大まかにまとめたものが
>>709の名前・職業・備考の欄)

782 相良靖 :2009/01/15(木) 15:19:53
>>781
「まだ絞り込みきれないが……『NGワード』の傾向は見えたと考えて良いのかな。
 ピンと来たのは、『川畑』さんのオフの過ごし方です。
 オフの時ぐらいはオシャレに気を使いたい、と仰ってましたが……
 『試合場じゃあこんな格好してたら怒られちゃう』、そりゃあそうだろうと。
 ユニフォームを着るでしょう、試合中なら……でも『朝日』さんは服装だけに言及したんじゃあない。
 何となく気になってはいたんですが、そんな長髪でスポーツなんか出来るもんですかね。
 もしかして今日みたいなオフの日は、『ウィッグ』を被ってらっしゃるんでは?
 貴方の地毛は短髪か、もしかしたらスポーツ刈りとか、かなり短いんじゃあないですか?
 そうであれば俺の推理、『髪が長い人間ほど深いダメージを受ける』が成立しますからね。
 だとすると、『ハサミ虫』の本体も何となく絞り込める……『藤間』さん、その髪って『本物』ですか?」

NGワード的に考えてデリケートな話題なので、
『ハサミ虫』の襲来におっかなびっくり身構えながら話したい。

783 『神の不在証明』 :2009/01/15(木) 23:04:13
>>782

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

わずかな沈黙。

『ズバァッ』

そして。

動いたのは『川畑』だ。自らの髪をムンズッ。
と掴み、一気に剥ぎ取った。

『ニッコリ』

目の前に出現した、笑みを浮かべる『スキンヘッド』の女性と、
ますます青ざめる『藤間』の顔色に、『相良』は自らの正しさを悟った。

784 相良靖 :2009/01/16(金) 01:53:21
>>783
(そこまでとは……)
「最初に攻撃を受けたのは『朝日』さんでしたが……
 多分フルネームを紹介した時、その真ん中のあたりにNGワードがあったんでしょうね。
 『正体』と『原因』が掴めれば、たとえ暴走状態の『スタンド』でも制御出来るのか?
 だとしたらもう止めるべきだ……故意でないなら」

『超能力入門』には、『スタンド』が自らの意志と関係なく動き出すケースについて何か記載されているだろうか。

785 『神の不在証明』 :2009/01/17(土) 19:33:14
>>784

「…私が、やった?」
『藤間』は信じられない、といった表情で呆然としている。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『沈黙』が部屋内の空気に浸透する。
『相良』が『超能力入門』に目を通そうとした刹那、
『朝日』が口を開く。

「頭の悩みなんて些細な事じゃあないですか。
皆で励ましてあげれば、『藤間』さんも
自信を取り戻すんじゃあないですか?」

786 相良靖 :2009/01/17(土) 21:41:19
>>785
「はいはいそうですねってもぉーーーッ!!」

『朝日』は今どういう姿勢だったろうか。
どんな姿勢であろうと『朝日』の所に飛びつき、『朝日』を今いる位置から動かしたい。
直立しているなら足払いも辞さない。

「ひとまず『筆談』という方法がある、難を逃れるには」

787 『神の不在証明』 :2009/01/17(土) 22:10:24
>>786

『相良』が今いる位置(『ホワイトボード前』)から
『朝日』を瞬間的に守るには少々距離がありすぎる。

『ダンザイスル』

『ハサミ虫』が『朝日』の前に出現する。
『問題』が解決しそうだ、という安心感からか、
『朝日』自身の防御行動は致命的に遅れてしまっている。


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………ッ!」

788 『神の不在証明』 :2009/01/17(土) 22:13:17
>>786

次の瞬間、
一同が見たのは、
『朝日』を突き飛ばし、
『ハサミ虫』と真っ向から対峙する

                    『藤間』の姿だ。

『ファサァァァァッ!!』


余りにも勢いよく動いた為か、
はたまた『藤間』の『覚悟』の象徴的な出来事なのか、

『藤間』の『黒髪』が宙を舞い、
『藤間』の『真実』の姿が白日の下に晒される。

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……ッ!!!!!!!!!!!!」

その『咆哮』が表しているのは『藤間』の
『怒り』なのか『悲しみ』なのか『覚悟』なのか『諦め』なのか。

ともかく、その『咆哮』に圧倒されるかのように、
『ハサミ虫』は、『藤間』の眼前で、攻撃する事なく、その姿を、消した。

789 相良靖 :2009/01/17(土) 22:50:34
>>788
「……『制御』……したんですか?
 自らの『スタンド』を……」

先程調べようとした、『超能力入門』の該当するページを読みたい。
もっとも、最早調べるまでもないことかも知れないが……。

790 『神の不在証明』 :2009/01/17(土) 23:36:34
>>789

・『能力分類』の項より抜粋

…『スタンド』が『暴走状態』の理由として、
『精神』が『未熟』な場合、『暴走状態』が完成形の場合、
あるいは自分の能力への『無理解』などが挙げられます。
理由は複合的な事もあり、一つの理由だけとは限りませんが、
己の能力をよく『理解』し、あらゆる『運命』に立ち向かう、
『覚悟』さえ出来れば、『暴走状態』は制御出来る可能性が高いでしょう…

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

『藤間』の頭には、全滅を逃れた『敗残兵』のように、
ほんのわずかな『頭髪』しか残っていない。
しかし、その表情には、何かを悟ったような笑みが浮かんでおり、
一同には『藤間』の姿が、頭頂部を中心に光輝いて見えた…。

「迷惑を…迷惑をかけてすみませんでした。
私の『コンプレックス』から来るこの『超能力』ですが…。

私がこの『コンプレックス』に向き合う事で、
上手く『制御』していけそうな気がします」

『藤間』は深く、深くお辞儀をした。
光が、部屋一面に広がった気がした。

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

カチャリ。

そして。
『ドア』の方から鍵が開くような音が響く。

791 相良靖 :2009/01/18(日) 00:27:47
>>790
「『スタンド』を操ることは『自分』と向き合うことか……
 自己啓発としては最上の部類だろうな。
 ……何だ?」

ドアの方を見る。何も入ってくる様子が無いなら、こっちから開けて外の様子を見たいが。

792 『神の不在証明』 :2009/01/18(日) 00:34:02
>>791

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

一同は一斉にドアの方を見やる。

と。

「あの〜、時間、結構過ぎてますけど。
皆さん、話し込みすぎちゃいましたかね?」

そう言って入ってきたのは『受付』の女性だ。

793 相良靖 :2009/01/18(日) 00:41:51
>>792
「まあね……しかしまあ……実のある話が出来たんじゃないですか」
(俺は結局、『一人前』にはなれずじまいだが)

携帯は通じるようになっているのだろうか。
救急車とか呼びたいが。

794 『神の不在証明』 :2009/01/18(日) 01:16:24
>>793

部屋の外に出ると、携帯は通じた。
『受付』の女性は状況を見てもさほど驚かずに
『行きつけ』の『病院』に連絡を入れ、
一同はそこで『治療』する事になる。

→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→

しばらくして。
『相良』は『藤間』と再び『教室』で会う事となった。
『藤間』はしきりにあの時の事を『謝罪』するが、それを許す『相良』。

「しかし、あの時、私は『苦しい時の神頼み』っていうんですか?
神に祈りましたよ」

『藤間』は語る。

「でも『神』なんて居ないって分かりましたよ。『相良』さんのおかげでね。
なぜかって…? だって『証明』してくれたじゃあないですか。
ん? ん? 何をですって…?」

ああ、そういえば。

『相良』は思う。『藤間』は『ダジャレ』好きなんだっけ。
ああいや『サラリーマン川柳』だったか?
まあ、どっちでもいい。ただ一つ分かるのは、
『藤間』の言葉を最後まで聞いたら、彼を許せなくなりそうな事だけだ。

『相良』は、そのまま立ち去ろうとするが、時はすでに遅い。
きいてしまった『オチ』に『相良』は目を閉じ、ただただ身体を震わせるのだ。


               エピソード6:『神の不在証明』⇒『了』

795 『神の不在証明』 :2009/01/18(日) 01:44:21

『ハサミ』と『虫』が合わさったようなスタンド。
『禿頭』をイメージさせる言葉に反応し、
それを発した生物の『頭髪』を切り裂くべく動く『自動操縦型』。

このスタンドで『人間』を傷つけた『ダメージ』は
射程内の『人間』の『頭髪』の『総量』に応じて、『分配』される。
つまり、『頭髪』の『総量』が『多い』ほど請け負う『ダメージ』が多くなる。
全く無ければ『無傷』で居られる(けがない為)。

『ズート・ホーン・ロロ』
パワー:C スピード:C 射程距離:C
持続力:E 精密動作性:A 成長性:A

796 『神の不在証明』 :2009/01/18(日) 01:52:12

『53枚』の『トランプ型』のスタンド。
一枚一枚を自由に操作可能で、また一般の『トランプ』より
『硬度』と『弾力性』に富む。

一枚一枚バラバラだと非力極まりないが、
互いが『接しているほど』パワーは強く、
『53枚』全てくっついて動く事でパワーB程度、
半分程度の『26枚』でC程度のパワーを有する事が出来る。
つまり『13枚』でD程度、『6枚』以下はE程度。

『ダメージフィードバック』は『群体型スタンド』に準じる。
『視聴覚』などは『共有』していないが、
『どこ』にあるのかだけは『感覚』で分かる。

『ストリームラインズ』
パワー:B〜E スピード:C 射程距離:C
持続力:B 精密動作性:A 成長性:A

797 『神の不在証明』 :2009/01/18(日) 01:56:02
<今回のフリーミッションについて>

このミッションの想定された解法は、
『本体を見つけ、その能力を自覚させ、制御してもらう事』
である。まず、これが正攻法である事を認識しないと、
無駄な迂回路を通ってしまい、その分『失敗』に近づいてしまう。

その『本体』に向かう方法は、大きく分けるなら二つあり、
一つは『狙われる条件』から絞っていく方法、
もう一つは『ダメージ分割の条件』から絞っていく方法。

難易度としては従来の『前略、』推理ミッションより高めとなっており、
ミッション失敗も十分に考えられた。

以下に今回のミッションで出されたヒントをまとめる。

798 『神の不在証明』 :2009/01/18(日) 01:57:24
<<<『前提』段階でのヒント>>>

<タイトル>
『神の不在証明』は『髪の不在証明』に繋がる。
当ミッションで薄っすらと出てきたキーワード『宗教』は
この事実を隠す『ミスリード』。

<本体の名前>
『とうましょういちろう』という名は
『スタンド倉庫掲示板』に馴染みのある者ならば、
『禿頭』を連想させるものとなっている。『藤間氏』。

<各々のプロフィール>
『髪の長さ』が分かるプロフィールと
なっているが、しかし、これが真実そのものではなく、
『相良の観察によるもの』という事に留意する必要があった。
『ヒント』を吟味していない状況で、『プロフィール』だけで
『ダメージ分割の条件』を探そうとすれば、『髪の長さ』を比較しても
『現状』と整合せず、逆に『条件候補』から外れてしまう恐れもあった。
また、『あさひ かりな』の読み方もここで確認でき、
『狙われる条件』を模索していくなら一つのヒントとなっている。
そして、『川畑』が「バレーボール選手だが、そのイメージに
そぐわない格好である」事が、このプロフィールで分かる。
『川畑』が『ウィッグ』である、という事は『ダメージ分割の条件』を
探っていくのに非常に重要になる為、これも必然的に重要なヒントであった。

799 『神の不在証明』 :2009/01/18(日) 02:02:10
<<<本編中のヒント>>>

<スタンドのヴィジョン>
本ミッションが解かれた今ならお分かりかとは思うが、
『ハサミ』がモチーフである事と、『頭部』を執拗に狙う事
(これはNPCの回避・防御行動でややぼやかされてはいる)、
以上二点は当ミッションにおいて非常に重要な『ヒント』となっている。
人によってはこの『ヴィジョン』の動向だけで『正解』に
辿り着けた者も居るかもしれない。

ちなみに頭髪がある箇所を正確に狙っている為、まったく動かなければ、
『頭髪』だけが切り刻まれ、『ダメージ』を受ける事はなかった。

<『超能力入門』の役割>
『超能力入門』は『スタンド』の概念を『PC単位』で把握してもらい、
無理のない『推理』が出来るように配置されたもの。
また『GM』が『スタンド』というものを『どのように理解しているか?』を
把握するのにも重要な要素である。(GMと参加者に『スタンド』というもの
理解の仕方に齟齬がある場合、正解に辿り着けない可能性もある為)。

これを全く読まなくても、NPCにより、必要最低限の知識は得られたが、
積極的な状況の把握の為に必要な箇所を読むのは適切な行為。

<『目的』(本体を見つけ、その能力を自覚させ、制御してもらう事)のヒント>
これは早い段階で理解してもらいたかった為、
あからさまな形で『藤間』が話している(>>738)。
更に『相良』の『スタンドを発現させ、ハサミ虫を倒す』と
いう案も『川畑』の言葉で否定されている(>>754)。
そして、更に『藤間』の要点整理・誘導(>>760)などもあった。

800 『神の不在証明』 :2009/01/18(日) 02:05:37

<『狙われる条件』に関するヒント>
数度『襲撃』された時点で、他に目立った事をしていない以上、
『喋る事』を条件の『候補』に入れるのは比較的容易であろう。
そのまま、PLとしては『発言内容』のログを確かめ、その上で『内容』、
もしくは『単語そのもの』に『法則』がないか探すのが推理ミッションのとりあえずの『正攻法』。
しかし、『攻略法』としては、危険だという事を知らせつつ、
もう一度同じ台詞をNPCに言ってもらうのがより『GOOD』なやり方。
『禿頭』を表す単語がキーワードだと分かれば、その流れで
『分割ダメージの条件』が『髪』に関するものではないか? と
明確なあたりがつけられ、たとえ順番に整合性がなくても、
より疑う事で二人の人物の『髪』の『偽造』が浮き彫りになってくるだろう。
そこが分かれば、どちらがよりこの能力にふさわしいかは明白になっているはず。

<『ダメージ分割の条件』に関するヒント>
これに対しては『川畑』が『ウィッグ』を用いている、
という事に気付くのが一番容易い道。その基本的なヒントは前述したとおり
『川畑』のプロフ(>>720)だが、更にそれを補強するヒントとして、
『川畑』の『趣味』の供述が挙げられる(>>767)。
『川畑』の『ウィッグ』を、『ミッション』と絡める考えを持てば、
『藤間』に対する『髪』の疑惑を導き出すのはそう難しくはないだろう。

『藤間』の『髪』に直結するヒントは少ないが、あるにはあった。
『藤間』が襲われた時、『頭部』をしっかり抑えた、というのがそれ(>>774)。
『神経質』な性格というのも非常に遠巻きではあるが、一応のヒントとなっていた。

801 『神の不在証明』 :2009/01/18(日) 02:07:12
<<<『狙われる条件の発言トリガー』>>>

1回目:『朝日』の「朝日香里奈(あさ『ひ かり』な)」(自己紹介)(>>714)→(>>722)【光(ひかり)】
2回目:『川畑』の「本当の『ボールど』っちだよッ!」(>>742)→(>>746))【ボールド(BALD)】
3回目:『財部』の「〜『激』しく体当たりしても〜」(>>756-757)【禿(ハゲ)】
4回目:『財部』の「〜オレの脳みそに『ピカッ』と電撃が走ったね〜」(>>768-769)【ピカッ】
5回目:『朝日』の「〜『輝き』を増していく〜…〜『まぶしい』くらいの〜」(>>773-774
     【輝き(かがやき)&『まぶしい』】(発言スパンが短い為、一回にまとめられた)
6回目:『藤間』の「〜『励』まされたりしますけど〜」(>>773-774)【禿(ハゲ)】
7回目:『相良』の「〜『励』まされたりしますけど〜」(>>775-776)【禿(ハゲ)】
8回目:『相良』の「〜『励』まされ〜」(>>778-779)【禿(ハゲ)】
9回目:『相良』の「〜『ハゲ』〜」(>>780-781)【禿(ハゲ)】
10回目:『朝日』の「〜励ましてあげれば〜」(>>785)→(>>787-788)【禿(ハゲ)】

802 『神の不在証明』 :2009/01/18(日) 02:19:56
【評】

『参加者』は、序盤は『何をすべきか?』あるいは
『どうやってヒントを導き出すか?』というところが
分からずに、戸惑っていたように感じた。
(GMの力量不足もあるので申し訳ないところだが)

しかし、後半、【『相良』の、『藤間』の言葉の復唱】以降は、
人が変わったような洞察力を見せており、迅速にミッションを
解決に導いたところは非常に素晴らしかった。
機会があれば、またの参加を待っている。

なお「相良『ストリームラインズ』」については、使わないのであれば
『再利用』する可能性もあるので、『告知スレ』にでも書いておいて欲しい。
『ストリームラインズ』について、何か質問があるのなら『サロンスレ』にて受け付ける。

803 『神の不在証明』 :2009/01/18(日) 02:24:56
エピソード6:『神の不在証明』

『前提・参加希望』【>>704-713
『フリミ本編』【>>714-794
『スタンド能力・評』【>>795-802

『総レス』:100レス(本レス含む)
『総日数』:21日 (フリミ本編から評までにかかった日数)


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