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『ヴィレッジ・ゲイト』
1
:
→
:2005/12/07(水) 00:02:54
その廃村は、山中に人知れず残っていた。
元の名を知る者も少なく、地図からも消えた場所・・・・・・・・・・・・時の流れから隔絶した
奇妙な空間に、4人の若い男女が足を踏み入れる。
数日前━━━━━━━━━━━
とある廃屋のファンサイトで知り合った4人は、オフ会を計画した。
『ケイ』『雀宮 虹彦』『笹川 仁』『ワーズワース』が選んだ場所は、ほとんど人に
知られずに残る廃村。
元の名は分からなかったが、ネット上では『あかず村』と呼ばれていた。
4人は、レンタルした1台のワゴン車に乗って、村へと辿り着く・・・・・・・・・・・・・・。
そこは、未知の刺激に溢れた別世界だった。
10
:
ワーズワース
:2005/12/07(水) 23:40:19
>>6
「ほう・・・・・・・こんな廃村に屋敷ですか」
キーを取って車から降りると他の者達へ近付いていく。
11
:
雀宮
:2005/12/08(木) 00:35:06
>>6
「あれは村長の家か何かだろうか? 際立って見えるが。
何が出てくるやら」
他の人たちを待ちつつ、とぼとぼ歩き始める。
屋敷の周りには何があるだろうか。
12
:
→
:2005/12/08(木) 00:39:37
>>7-11
『笹川』と『ワーズワース』が、車を降りる。
3人を後ろに、『雀宮』は1人で屋敷の方へと歩き始めた・・・・・・・・・・・・。
屋敷の周辺には、林が囲む様に広がっている。
道は、緩やかなカーブを描いて、屋敷の方へと続いていた。
13
:
ケイ
:2005/12/08(木) 01:00:34
>>12
「なぜか金持ちって高いとこ好きよね。
見下ろせるから?」
雀宮についていく。
14
:
ワーズワース
:2005/12/08(木) 01:02:46
>>12
「・・・・・・・・屋敷の住人はいるんでしょうかね?」
道の周囲を見回しながらそのまま後をついていく。
15
:
雀宮
:2005/12/08(木) 01:03:52
>>12
(一人で先行したら和を乱すかなあ)
他の三人を待って立ち止まる。前から二番目以降を歩きたいんだ。
屋敷への道は舗装されていた感じだろうか。
周囲のほかの道と比べてどうか?
16
:
笹川 仁
:2005/12/08(木) 23:38:35
>>12
(・・・・動物もいないのかな?)
みんな進んでいくようなのでついていきます。
キョロキョロと周りを見回して、何か生き物がいるかどうか探してみます。
17
:
→
:2005/12/08(木) 23:59:47
>>13-16
4人は、屋敷に向かって歩き出す・・・・・・・・・・・・・。
道は、屋敷のある丘の手前まで一本道で、そこから丘の前を横切って分岐していた。
分岐した道は、左に広がる水田を挟み、4人の歩く道と平行して続いている。
周囲には、動物の影も無い。
丘を屋敷に向かって延びる道は、少し細い砂利道だった。
18
:
ワーズワース
:2005/12/09(金) 00:05:30
>>17
「僕達以外いないようで何よりというべきか・・・・・・
むしろ物足りないかもしれませんね」
そのまま砂利道を歩いていく。
屋敷まではどの程度の距離だろうか?
19
:
笹川 仁
:2005/12/09(金) 00:07:13
>>17
(・・・・・何もいないや。本当に廃村なんだ・・・・・・)
みんなについていきます。
天気はどんなですか?
20
:
ケイ
:2005/12/09(金) 00:09:28
>>17
「田んぼ耕して米とか作っても、この屋敷の人に半分奪われたりしてたのかな」
そんな想像をしながら歩く。
21
:
雀宮
:2005/12/09(金) 00:19:03
>>17
(道がガタガタだ。車とか持ってなかったのかな、ここの人は)
村の家々はどのぐらいの時代のものに見える?
それとネットでは、この村にどういう評判が立っていたか思い出してみる。
22
:
→
:2005/12/09(金) 00:25:51
>>18-21
屋敷までは、20メートル程の距離がある。
空には、雲1つ無い・・・・・・・・・・・。
ネットなどによると、村は江戸時代から明治初期まで人が住んでいたらしい。
その頃の記録は、すでに調べるのが困難になっていた。
以前に村を訪れた者によれば、丘の上にある屋敷が良い廃屋になっているという。
23
:
雀宮
:2005/12/09(金) 00:31:40
>>22
(……まあそんな大昔じゃあ車なんて無いよな。
しかし、よくこんな村が残っていたものだ)
「あの屋敷が見所って話でしたよねえ、確か。
皆さんカメラ持って来ました?」
僕自身はカメラを持って来ているんだろうか。
24
:
ケイ
:2005/12/09(金) 00:35:50
>>22-23
「カメラ?
持ってきてないけど、記憶に焼き付けるからダイジョーブよ」
自信満々で応える。
屋敷は何階建て?
25
:
笹川 仁
:2005/12/09(金) 00:46:05
>>22
(・・・天気はいいけど、誰もいないのは不気味だよなぁ・・・・)
みんなから離れないようにしておきます。
>>23
「ああ、そういえば持って来ませんでしたね・・・・」
道の上や横になにか目立つような物はありますか?
大きな石とか道祖神とかワダチとか。
26
:
ワーズワース
:2005/12/09(金) 00:49:02
>>22
「ふむ・・・・・・小判か何かでも出てくるかもしれませんね。
もっとも既に盗られた後かもしれませんがね」
そのままついていく。
27
:
→
:2005/12/09(金) 00:58:26
>>23-26
4人が持っているのは、携帯電話と財布のみ。
屋敷は、遠目に見ると2階建て程度の高さに思える。
4人は、さらに道を歩いて行く・・・・・・・・・・・途中、道端に人が座れる大きさの
石が転がっていた。
・・・・・・・・・・・・・やがて、4人は丘の前の分岐路に辿り着く。
28
:
ワーズワース
:2005/12/09(金) 01:00:56
>>27
「このまま屋敷に向かいますよね?」
そのまま屋敷の方へ歩いていく。
29
:
ケイ
:2005/12/09(金) 01:05:31
>>27-28
「もちろん」
屋敷へ。
30
:
雀宮
:2005/12/09(金) 01:06:28
>>27-28
(携帯のカメラで良いとでも思ってたんだったか……
迂闊だなあ。こんな玩具みたいなカメラで廃墟を美しく撮れるわけがないのに)
「そうですね……お楽しみは後回しにしないタイプなんです」
屋敷に向かう。
31
:
笹川 仁
:2005/12/09(金) 01:20:24
>>27
(・・・ちょっと座ってみたかったな・・・)
そんなことを思いましたが、みんなについていきます。
32
:
→
:2005/12/09(金) 09:29:11
>>28-31
道端に疎らに木々の生えた急な砂利道を上って行くと、やがて開けた場所に出た。
丘の上が半円形に切り開かれており、その奥に屋敷が建っている・・・・・・・・・・。
生い茂る雑草の下に隠れる様に、石畳の道が屋敷へと続いていた。
空き地と屋敷の周囲は、林に囲まれて薄暗い。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
屋敷の前には、木造の立派な門が見える。
門は8割程開いており、その向こうに荒れ果てた屋敷があった・・・・・・・・・・・。
動くものは無く、人の気配も無い。
空き地を見渡すと、隅の方に電話ボックス大の木造の小屋が建っている。
小屋は、太い鎖で巻かれている様だった。
33
:
ケイ
:2005/12/09(金) 18:17:15
>>32
「ん、なんだろう、あの小屋」
小屋へ近づく。
34
:
雀宮
:2005/12/09(金) 18:48:16
>>32
「相当、偉い人が使っていたと見えますね……
史跡としても結構な価値があるんじゃあないでしょうか?
江戸時代頃からあったんですよね、ここ」
小屋に気付く。
「何だありゃ……鎖で封印なんて。不吉な物か?
でもこういうのがあると、探訪の甲斐もあるってもんだ」
携帯のカメラで小屋を撮影しておく。
鎖はどのぐらいの年代のものに見える? 周囲と比べて違和感は?
35
:
ワーズワース
:2005/12/09(金) 20:25:48
>>32
「これは、立派ですね・・・・・・・・・門だけは」
屋敷へ続く石畳の道を眺める。
その上に砂利道で汚れて出来た人の足跡があったりするだろうか?
36
:
笹川 仁
:2005/12/09(金) 23:30:47
>>32
「・・・・これは・・・・凄い・・・・」
門と屋敷の大きさに改めて驚きました。
「・・・・・?何であの小屋はあんなふうに・・・・・?」
小屋のほうに歩きながら携帯の画面を見ます。
今の時間と、電波状況を知りたくなったので。
37
:
→
:2005/12/09(金) 23:55:55
>>33-36
人の訪れた痕跡は、どこにも無かった。
時刻は、正午を過ぎた頃・・・・・・・・・・携帯電話は、圏外なので通話出来ない。
小屋に近付くと、巻かれた鎖がダイヤル式の鍵で封印されているのが分かった。
さらに、小屋の入り口も2つの南京錠で施鍵されている。
入り口以外に窓の類は無く、小屋の内部を伺い知る事は出来ない・・・・・・・・・・。
鎖は古いものだったが、屋敷や小屋よりも後年に巻かれた事は容易に分かる。
38
:
笹川 仁
:2005/12/10(土) 00:03:03
>>37
「あらぁ・・・・・やっぱり圏外か・・・・仕方ないや」
携帯をポケットに戻しました。
そして鍵と南京錠に目をやります。
「・・・・・・・・・。これはわりと新しいですね・・・・・。
ってことは、『誰かがわざわざこの小屋を封印した』ってことになるんでしょうか?」
近くに木の枝か何か、棒状の物は落ちていませんか?
39
:
ケイ
:2005/12/10(土) 00:08:17
>>37
「気になるな」
小屋の扉を蹴ってみる。
40
:
ワーズワース
:2005/12/10(土) 00:12:36
>>37-39
「屋敷の中へ行かないのですか?」
声を掛けてから屋敷への石畳みを歩いていく。
41
:
雀宮
:2005/12/10(土) 23:46:44
>>37
「我々みたいにここを訪れた人間がやったんでしょうかね?
中に一体何があったのやら……」
壁に中が覗けるような隙間とか無いだろうか。
>>40
「この小屋、気になりません? もう少しだけ見ていきましょうよ。
屋敷を見るのはその後でも……」
42
:
→
:2005/12/11(日) 00:05:42
>>38-41
小屋の周囲に枝は落ちておらず、壁に隙間も無い。
『ワーズワース』が屋敷に向かって歩いて行くと、門の向こうに見える屋敷は
扉が破られ、中の様子が分かる・・・・・・・・・・・家具などは、見当たらない。
43
:
ケイ
:2005/12/11(日) 00:23:55
>>42
「呪われた何かが入ってると見たね。
しかし開かないんじゃ仕方ない」
小屋は一旦諦め、屋敷に入る。
44
:
ワーズワース
:2005/12/11(日) 00:23:57
>>42
「・・・・・・・物盗りに遭ったようですね」
中の様子を見ながら慎重に中に踏み込む。
床板が腐っていて足でも踏み外したらことだ。
45
:
雀宮
:2005/12/11(日) 00:25:14
>>42
「中は見れないかなあ……屋敷の中に何か手がかりがあるだろうか」
屋敷に入る組についていこう。
家具以外に何か置いてないか見回す。
46
:
笹川 仁
:2005/12/11(日) 22:13:06
>>41
「きっとそうでしょうね・・・・」
>>42
みんなについて屋敷に向かいます。
47
:
→
:2005/12/11(日) 23:34:18
>>43-46
屋敷の入り口は土間になっており、『ワーズワース』が踏み込むとカビ臭い香りが
漂っていた・・・・・・・・・・・・・見渡すと、壁や床は所々で崩れている。
『ワーズワース』が一段高くなった床板の上に足を乗せると、板の軋む音が屋敷に
響き渡る。
他の3人も、それに続く様に屋敷の中へと侵入した・・・・・・・・・・・・・・・。
屋敷内に家具は無く、引っ越した直後の様にガランとしている。
48
:
ワーズワース
:2005/12/11(日) 23:36:29
>>47
屋敷内の間取りを見渡しながら確認していく。
「フム・・・・・・・・・目ぼしいものはもう無くなった後ですか」
この屋敷は外観から平屋だっただろうか?
49
:
ケイ
:2005/12/11(日) 23:41:16
>>47
「何も無いねー」
ワーズワースを追い越し、どこかの部屋へ向かう。
50
:
笹川 仁
:2005/12/11(日) 23:52:05
>>47
「うわぁ・・・・・何にも無いや」
ゆっくりと一段上の床にあがりキョロキョロと見回してみます。
何か興味を引くものはないでしょうか?
家具以外に何も無ければケイについていきます。
51
:
雀宮
:2005/12/12(月) 00:24:56
>>47
「いい感じだけどね……何もないか。
めぼしいものは持ち去られてたりするのかな」
以前に人が来た形跡などはあるだろうか。
52
:
→
:2005/12/12(月) 00:56:59
>>48
,
>>51
屋敷の中は、かなり薄暗い・・・・・・・・・・・・目を凝らすと、入り口の正面に上り階段がある。
他の人間が足を踏み入れた形跡は見当たらず、床には埃が積もっていた。
2人が入り口の土間辺りに立っている間に、『ケイ』と『笹川』は屋敷の中へズンズン
入って行く。
>>49-50
2人は、薄暗い屋敷の奥へと進んで行く・・・・・・・・・・・・。
入り口正面に上り階段があり、その手前には左右に2つの部屋があった。
破れた障子が倒れており、2つの部屋の中は丸見えになっている。
両方共、畳敷きの広い部屋で、右の部屋の畳の上に小さな箱がポツンと置いてあった。
53
:
ケイ
:2005/12/12(月) 01:00:40
>>52
右の部屋へ入る。
「この屋敷はいつ頃捨てられたのかな」
箱以外のめぼしいもの、特にカレンダーが無いか探す。
54
:
笹川 仁
:2005/12/12(月) 01:06:22
>>52
「・・・・何でしょうか?」
右の部屋に入り、箱に近付きます。
箱の材質や鍵の有無などを確認したいです。
55
:
雀宮
:2005/12/12(月) 01:10:28
>>52
「奇妙だな……我々はネットでの評判を聞いて来たのだから、
人の来た名残が見られても良さそうなものだけど。
それとも内部まで入ったのは我々が初めてか?」
ネットではどう話されていたか思い出す。写真とか無かったかどうかも。
奥に行った二人を追う。
56
:
ワーズワース
:2005/12/12(月) 01:17:05
>>52
「・・・・・・・・・二階ですか」
階段の前まで進み、老朽度を見てみる。
人が乗ると崩れてしまいそうだろうか?
大丈夫そうであれば、階段を上がりたい。
57
:
→
:2005/12/12(月) 01:45:25
>>53-55
ネット上に、屋敷内の情報までは無かった。
村の風景や遠くから見た屋敷の写真などが、『雀宮』の脳裏に思い浮かぶ。
右の部屋にカレンダーは無く、入って右側・・・・・・・・・・・・・入り口側の壁は、襖が全て
倒れていた。
『笹川』が見ると、箱はルービックキューブ程の大きさで、紙製らしい。
鍵は掛かっておらず、上から被せるタイプの蓋があるだけだった。
>>56
階段は、軋みはするものの崩れる気配は無かった。
2階を見上げて階段を上って行くと、薄闇の中に襖の並ぶ廊下が見えて来る。
1階に比べ、荒れた様子は無い。
58
:
雀宮
:2005/12/12(月) 01:50:31
>>57
「そういえば、屋敷内についての情報は無かったな。
僕たちの探索が初ということになるのか……慎重に行きたいな」
畳の状態はどうなっている? 天井の様子も見ておく。
他の人たちが何をやっているのかも見る。
59
:
ケイ
:2005/12/12(月) 01:53:16
>>57
「よしこっちは頼んだ」
反対側の部屋へ移動。
目を引くようなものが無いか探す。
60
:
笹川 仁
:2005/12/12(月) 01:59:47
>>57
「うーん・・・・・・・。こりゃ開けたくなっちゃうけど、勝手に開けるのもどうだろ?」
ツンツンと指先でつついてみます。
もし箱が揺れるとか動くとかしたらすぐさま飛び退きます。
61
:
ワーズワース
:2005/12/12(月) 22:12:38
>>57
「人が余り立ち入っていないようですが・・・・・・・・・」
廊下を進み襖を開けてその先を窺いたい。
62
:
→
:2005/12/12(月) 23:30:22
>>58
畳や天井は、いつ朽ちてもおかしくない状態に見える。
『ケイ』と『笹川』は、1階の和室で各々何かしている様子だった。
・・・・・・・・・・・・・・・『ワーズワース』の姿は、見当たらない。
階段を上って行ったのは、分かっている。
>>59
左側の部屋(和室)に入ると、真ん中辺りの畳の一部が剥がされていた。
腐りかけた床板が露出し、板の一部が剥がれている・・・・・・・・・・・・・。
部屋は、他の三つの壁全てが襖張りになっており、襖は劣化して黒ずんでいた。
『ケイ』の向かい側の襖には、文字らしきものが小さく書かれている。
63
:
→
:2005/12/12(月) 23:30:56
>>60
箱を突ついたが、反応は無い。
>>61
『ワーズワース』が襖を開けると、その向こうは広い和室だった。
朽ち果てた桐タンスが左の一角に置かれ、右壁の一部は襖張りになっている。
他には、何も無い。
64
:
笹川 仁
:2005/12/12(月) 23:38:29
>>63
「・・・・・・・失礼しますッ!」
覚悟を決めて蓋を取ります。
65
:
雀宮
:2005/12/12(月) 23:40:44
>>62
「保存状態は悪いみたいだな、流石に……
大丈夫なのか? 事故とかあったら」
携帯のアンテナが立っているかどうかチェックする。
「『ワーズワース』さんは二階か……単独行動は危ないかもな」
「ちょっと二階に行って来ますね」
一階の二人に一声かけてから、二階に昇る。
66
:
ワーズワース
:2005/12/12(月) 23:43:46
>>63
「ふむ・・・・・・・・・」
朽ち果てた桐タンスを開けて何が入っているか調べてみる。
67
:
ケイ
:2005/12/13(火) 20:52:20
>>62
「んー?」
畳の剥がれたところを避けて文字の書かれた襖に近づき、読む。
68
:
→
:2005/12/13(火) 23:36:19
>>64
『ドドドドド』
蓋は、思うよりも簡単に開いた・・・・・・・・・・・・。
箱の中には、親指程の大きさの『鍵』が1つ入っている。
銅製と思われ、装飾などは無いシンプルな造りだった。
・・・・・・・・・・・・・・『雀宮』が、2階に上って行く。
>>65
携帯電話の通話状態は、依然として圏外のままだった。
『雀宮』は、『ケイ』と『笹川』に呼び掛けてから2階に上る。
階段は、軋みはするものの崩れる気配は無かった。
2階を見上げて階段を上って行くと、襖の並ぶ廊下が見えて来る・・・・・・・・・・・・。
襖の1つが開いており、その向こうには広い和室が広がっていた。
朽ち果てた桐タンスが左の一角に置かれ、右壁の一部は襖張りになっている。
『ワーズワース』が、タンスを物色しているのが見えた。
69
:
→
:2005/12/13(火) 23:37:05
>>66
タンスを開いたが、中には何も入っていない。
後ろでは、『雀宮』が階段を上って来た。
>>67
『7219 おやしろにわすれた』
襖に書かれた文字は、血文字の様だった。
・・・・・・・・・・・・・・『雀宮』が、2階に上って行く。
70
:
ワーズワース
:2005/12/13(火) 23:40:08
>>69
「二階には何も無さそうですね・・・・・・・一階はどうです?」
襖張りの壁の一部に歩み寄りながら『雀宮』に尋ねる。
71
:
雀宮
:2005/12/13(火) 23:47:11
>>68
二階の床の状態はどうだろうか。
多少乱暴に歩くぐらいしても大丈夫そう?
それと窓はあるだろうか。あればそこから外の景色を見渡してみる。
>>70
「一階でも、二人が何か物色していたようですが……
二階の他の部屋は見てみました?」
72
:
笹川 仁
:2005/12/13(火) 23:50:34
>>68
「・・・・・・鍵だ。何の鍵だろ・・・?」
(さっきの小屋?それともこの屋敷のどこかに鍵のかかった扉があるのかな?
うーん、迷っちゃうけど・・・・・・・借りちゃおう)
鍵を上着のポケットに入れます。
部屋の中に目を引くものが無ければ隣りの部屋のケイと合流します。
合流したなら
「なんかありました?」 と。
73
:
ワーズワース
:2005/12/13(火) 23:51:06
>>71
「他はまだでした・・・・・・お願いできますか?」
74
:
ケイ
:2005/12/14(水) 00:07:25
>>69
>>72
「……血?
うーん、生で見ちゃうとワクワクより不気味さのが先にくるな……」
床板の剥がれた部分から床下を見てみる。
「血文字らしきもの発見。
しかも暗号っぽいよ」
ついでに笹川に報告。
75
:
雀宮
:2005/12/14(水) 00:13:08
>>73
「ああ、構いませんよ……手分けして探索してみましょう。
面白そうなものがあったら報告ってことで」
76
:
→
:2005/12/14(水) 00:22:05
>>70-71
,
>>73
,
>>75
2階の床は、踏むと微かに軋む・・・・・・・・・・・。
強い衝撃を与えるとどうなるかは、安易に予測出来ない。
廊下を見渡すと、点々と壁に四角い穴が空いているのが確認出来た。
穴を覗くと、すぐ下に屋敷を囲む林が広がっており、その向こうに村の景色が
一望出来る・・・・・・・・・・・・・4人の乗ってきたワゴン車も見え、村の家並みまで
把握出来た。
77
:
→
:2005/12/14(水) 00:23:05
>>72
『笹川』は、『鍵』をポケットに入れて室内を見回す。
他に目を惹くものは無く、『笹川』は反対側の部屋へと引き返した。
部屋(和室)に入ると、真ん中辺りの畳の一部が剥がされていた。
腐りかけた床板が露出し、板の一部が剥がれている・・・・・・・・・・・・・。
部屋は、他の三つの壁全てが襖張りになっており、襖は劣化して黒ずんでいた。
『ケイ』は、剥がされた床板を越えた向かい側の襖の前に立っている。
襖には、血文字が書かれていた・・・・・・・・・・・・・。
>>74
剥がれた床板の下は、暗くて何も見えない。
78
:
ワーズワース
:2005/12/14(水) 00:32:54
>>76
「・・・・・・・・・ふむ」
他の部屋に続く襖を開けて中を進みたい。
79
:
ケイ
:2005/12/14(水) 00:38:23
>>77
「見えないな……懐中電灯ないかな?」
探す。
80
:
雀宮
:2005/12/14(水) 00:47:07
>>76
「へえ、こりゃあ良いや……」
窓から見える景色を携帯のカメラで撮る。
何か特に目を引く建築物などは見えるだろうか。
また、何か動くものなどは?
81
:
笹川 仁
:2005/12/14(水) 00:53:26
>>77
>>79
「うわぁ・・・・・こっちも荒れてますね・・・・」
床を踏み抜かないようにゆっくりと血文字のほうに近付きます。
「暗号ですか・・・・・・どれどれ。
あ、そう言えば僕は何かの『鍵』を見つけましたよ」
暗号を確認します。
82
:
→
:2005/12/14(水) 01:27:01
>>78
部屋の襖を開くと、そこは『押し入れ』の様だった。
布団などは無く、木板で仕切られた2段のスペースになっている・・・・・・・・・・・・。
2段目の壁の真ん中辺りが、微かに四角く変色していた。
>>79
,
>>81
『7219 おやしろにわすれた』
『笹川』は、血文字を確認した。
室内に、明かりになる物は見当たらない。
>>80
村に、動くものは見当たらなかった。
似た様な家々が並ぶ中、遥か右手に『赤い鳥居』が見える。
83
:
ワーズワース
:2005/12/14(水) 01:30:13
>>82
「これは・・・・・・?」
四角く変色している箇所に触れてみる。
色は何色だろうか?
84
:
ケイ
:2005/12/14(水) 01:33:01
>>82
「これ、意味わかる?」
2階へ向かおうとしつつ笹川に尋ねる。
85
:
笹川 仁
:2005/12/14(水) 18:31:57
>>82
「・・・・・なんじゃこりゃ?」
(四桁の数字は・・・・・・なんだろ? しまったな・・・ダイヤルキーを見ておくんだった。
あれが四桁式ならこの数字を試せたけど・・・・・あッ!
鍵もついてたじゃん! ・・・・・あとで試したいな・・・・・)
>>84
「え?あ、待ってくださいよ」
ケイについていきます。
「うーん・・・多分ですけど、『神社に何か忘れた』んじゃないでしょうか?
神社のこと『お社』っていいますよね?
・・・ああ、僕等の世代は言わないでしょうけど、爺ちゃんが言ってましたよ。
数字はよく分からないですけど、そこで何かに使うのかも。
もしくはさっきの小屋にあったダイヤル式の鍵の番号かもしれませんね。
隣りの部屋で見つけた『鍵』も何か関係があるとは思うんですけど・・・・・・」
86
:
雀宮
:2005/12/14(水) 22:01:03
>>82
「あれは……寺か? いや、神社だったかな……『鳥居』は……
ともかくこの村の見所には違いないみたいだ……行ってみる価値はありそうだな」
『鳥居』の先に建物などは見えるだろうか?
87
:
→
:2005/12/14(水) 22:50:32
>>83
変色した部分は、縦横50センチメートル程の四角形・・・・・・・・・・・・。
押し入れの中の壁の色よりも、少し濃い感じだった。
触れると、微かに壁の中へと凹む。
>>84-85
階段は、軋みはするものの崩れる気配は無かった。
2階を見上げて階段を上って行くと、襖の並ぶ廊下が見えて来る・・・・・・・・・・・・。
廊下の壁にある四角い穴から、『雀宮』が外を覗いていた。
襖の1つが開いており、その向こうには広い和室が広がっている。
朽ち果てた桐タンスが左の一角に置かれ、右壁の一部は襖張りになっていた。
室内では、『ワーズワース』が押し入れ戸を開けている。
>>86
『鳥居』の奥は、林になっていた・・・・・・・・・・・建物らしきものは、見当たらない。
ふと、『ケイ』と『笹川』が2階に上って来るのに気付いた。
88
:
ワーズワース
:2005/12/14(水) 22:53:57
>>87
「これは・・・・・・何かの仕掛けでもあるのか?」
警戒気味に四角形を見ながら、押し続けてみる。
自分の立ち位置を壁の真正面にならないように変えたい。
89
:
ケイ
:2005/12/14(水) 23:02:11
>>87
「なる、確かにあれの番号かも。
あ、雀宮さん、なんか面白そうなものあったァ?」
雀宮に声をかける。
90
:
笹川 仁
:2005/12/14(水) 23:09:59
>>87
「あ、ちょっとだけすいません」
そう言って一人で一階へ戻ります。
さっきの箱の蓋の裏と、箱をどけた床に何か隠されているかを調べたいです。
91
:
雀宮
:2005/12/14(水) 23:48:11
>>87
>>89
「面白そうなものっていうか……
村に『神社』か何かがあるみたいですね。窓から鳥居が見えましたから」
返答した。
「一階には何かありました?」
92
:
→
:2005/12/14(水) 23:54:49
>>88
壁を押すと、四角い部分が扉の様に奥側へ開いた。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
壁の向こう側に、『別の部屋』が見える。
木造の部屋らしかったが、室内に明かりが無い為、かなり暗い。
小さなタンスだけが、ポツンと置かれている。
>>89
,
>>91
2人は、会話を交わす。
>>90
箱の置いてあった場所や蓋の裏には、何も無い。
93
:
ワーズワース
:2005/12/14(水) 23:59:52
>>92
「ハハッ・・・・・・・こいつは驚いたッ!」
目の前の光景に興奮を禁じえないまま隠し部屋を見た。
四角い穴からタンスまでの距離はどの程度だろうか?
また、廊下には今居る部屋の向こう側に相当する位置に入口らしき襖はあっただろうか?
94
:
ケイ
:2005/12/15(木) 00:03:15
>>91
「鳥居?
さっき一階で血文字を見つけたんだけど、えっと文はたしか『7219 おやしろにわすれた』……。
やっぱり神社になにか忘れたのかな」
血文字はダイイングメッセージのような感じだった?
95
:
笹川 仁
:2005/12/15(木) 00:03:28
>>92
「ありゃ・・・・・考え過ぎたか」
二階に上がりケイ・雀宮と合流したいです。
96
:
雀宮
:2005/12/15(木) 00:32:46
>>94
「血文字……ですか? おどろおどろしい感じになって来ましたね。
数字はアラビア数字でしたか? だとしたら最近書かれたものなんでしょうか。
鳥居には……どうします? 後で行きますか? 何か事件っぽい匂いもしますが」
「そういえば『ワーズワース』さんはどうしたかな」
『ワーズワース』の行った方を伺ってみる。
97
:
→
:2005/12/15(木) 00:42:14
>>93
『隠し扉』からタンスまでは、3メートル程ある。
タンスが奥まった角にある事から、これが部屋の奥行きである事も分かった。
室内に出入り口らしきものは無く、密室になっている。
>>94-96
血文字に、どんな意味があるのかは分からない。
『笹川』が1階から上って来ると、『雀宮』は『ワーズワース』のいる部屋を
覗いた・・・・・・・・・・・・・・『ワーズワース』は、押し入れの中に入っていた。
98
:
ワーズワース
:2005/12/15(木) 00:46:21
>>97
「一体、何の目的でこんな隠し部屋を作ったのか・・・・・・・。
フフ・・・・・・・気になりますね」
四角い扉は人が通れそうなサイズだろうか?
99
:
ケイ
:2005/12/15(木) 00:54:39
>>97
「うん、アラビア数字。
カレンダーとか日記帳なんかがあれば、ここがいつ捨てられたか分かるんだけどなー」
そう言いつつ雀宮の後ろから覗く。
「あれ、何その扉?」
100
:
笹川 仁
:2005/12/15(木) 01:11:56
>>97
「何やってんです?なんか面白いものでも・・・・?」
ワーズワースに近付いてみましょう。
101
:
雀宮
:2005/12/15(木) 01:22:06
>>97
>>99
「明治時代頃まででしょう、ここに人が住んでいたのは……
良く知りませんけど、明治時代にカレンダーとかあったんですか?
それに家具調度が片付けられているところを見ても、
多分ちゃんとした準備をして引越ししたんでしょう。
カレンダーがあっても片付けてますよ。
と言っても、二階には放置されている家具もありますが……」
「押入れみたいですね……中に何かあったんでしょうか?」
押入れに近付き、入ってみる。
102
:
→
:2005/12/15(木) 23:30:53
>>98-101
四角い穴は、一人通れる程度のものだった。
4人は、押入れの穴の前に集まる・・・・・・・・・・・・・・。
103
:
ケイ
:2005/12/15(木) 23:49:40
>>102
「どんな感じ?」
その場で中の様子を伺いつつ雀宮に訪ねる。
104
:
笹川 仁
:2005/12/15(木) 23:53:23
>>102
「これは・・・・・・抜け穴?」
そのまま見てるのも何なので、
雀宮が覗いていた穴から外の様子を確認しておきたいです。
105
:
ワーズワース
:2005/12/15(木) 23:55:28
>>102
「この隠し扉は人は通れそうですね・・・・・・危険は一見ないようですが」
押入れの四角い穴を指差してみせる。
106
:
雀宮
:2005/12/16(金) 00:03:12
>>102-105
「隠し扉ですか? また妙な仕掛けがあったものだ。
中にはまだ入っていないんですか?」
四角い穴の奥を覗き込んでみる。
107
:
→
:2005/12/16(金) 00:18:57
>>103-106
穴の向こうには、『別の部屋』が見える。
木造の部屋らしかったが、室内に明かりが無い為、かなり暗い。
小さなタンスだけが、ポツンと置かれている・・・・・・・・・・・。
タンスまでの距離は、約3メートル。
タンスが奥まった角にある事から、これが部屋の奥行きである事も分かった。
室内に出入り口らしきものは無く、密室になっている。
108
:
笹川 仁
:2005/12/16(金) 00:22:24
>>107
廊下にあった穴のつもりだったんですが。
言葉足らずですいません。
外の様子を確認したってことで構いませんか?
「・・・・部屋ですね、でも真っ暗だ。
明かりが無いと危ないんじゃないですかね?」
109
:
ケイ
:2005/12/16(金) 00:22:29
>>107
「暗いな……明かりになるようなもの探してくる」
2階のほかの部屋を探索。
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