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他人が書いた小説の一部を批評するスレ
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書いてみたはいいけど、この表現どうなの?会話シーンに自信ないんだけど、ちょっと見てもらいたい・・・。
そんな悩みを抱えるあなたは、このスレに、書いた作品の一部を載せてみましょう。
ついでに、執筆上の悩みもガンガンぶちまけましょう。
投稿する際には、あまりに長いのは避けてください。また、このスレはオリジナル限定とします。
その他は、ライトノベルであれば、ジャンルその他は問いません。
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短い文だと、そんなに混乱はしない。
しかし、これが長編ともなると前の部分の視点の乱れに引きずられてしまう。
このことにより、どのキャラクターに感情移入すれば良いのか。どういう展開なのか。何が中心なのかということが曖昧になってしまう。
この曖昧さは、容易に読者を物語世界より引きはがし没入感を奪いさってしまう。
こういう場合、読後に残るのはわけがわからんうちに終わっていた。なんかクサイ台詞で格好付けているだけ。という感覚である。
逆に言うと、この曖昧さを拭えるのならば視点のスイッチングはそれなりに有効ではある。
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>>1790
ホラー物のイメージがまさにそれなんです。
だからでしょうか、どうにも主人公の主観も入ってしまうんですよ……。
>>1791
主要どころか登場キャラクターは、主人公とそれを助けていく人のみです。
いつもいつも、無駄にキャラクターを作ってしまうので、今回は必要最小限だけで行こうと決めて。
実際、プロットに詰めたいと思うだけのキャラクターを作れていません。増やす予定無しです。
ですがこうして制限してみると、今までの物語に無駄が多かったと実感。
ついでに極限状態でどこまで書けるのか、知りたかったというのもあります。
臭い台詞も、言わせない(と言うより、言わせたくない)です。
今回の物語の方向性だけは、しっかりと見すえているので、他の物語書くより安定していると思っていますよ。
まだ誰にも読んでもらっていない状態なので、断言できませんけど。
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>>1781
うーん典型的な乱れた文章だな。視点の乱れは印象の乱れと覚えてもらいたい。
三人称に一人称な独白が混ざってるのもそうだけど、少女の狂騒状態なのかモンスターのおどろしさなのか、
何を強調したいのかが見えてこない。書き出す情報の取捨選択が出来てない。
こうなると読者は何がしたいの?ってモヤっとする。最後の竜の件でトドメ。(蛇足になってる。)
作品を捉えるカメラの位置とカメラが何を映してるかを気にしないとダメ。
小説のカメラは映像媒体のそれと違って画面がはるかに小さいって事も理解して。(小説と映像媒体の違い)
それと人称統一は文章作法。心理描写の類は人称ごとにやり方があるから、それに則って。
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>>1793
ご指摘サンクスです。
うーむー……よく考えたらそうかも_| ̄|○
何を書きたいんだ、私。
……致命的じゃん。
あいっ、気を引き締めてリライトしまっす!
道理で筆が進まなかった訳だ……。
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今書いている長編の一シーンです。タイムスリップものです。
特に描写の量が適切かどうか見て頂きたいです。よろしくお願いします。
夕食をとった後、佐知は家の外へ出て家の壁にもたれかけて座り、風に当たっ
ていた。暗闇に点々と灯る集落の家の暖かみのある柔らかい明かり。空を見上
げれば満天の星空。ぷんとただよう草の臭い。そしてただただ静かだった。
「佐知」
静かな空間にその声が響き渡る。佐知はその声に反応してびくっとした。声
の方を向くとマルセルが立っていた。マルセルであることは声のトーンで分か
っていた。
佐知はマルセルの顔を見ると、またあの、ぞくぞくっとした気持ちが出てき
た。恐怖を感じているようで、同時に何かに期待しているような、そんな二つ
の気持ちが入り混じった複雑な思い。しかし、その思いを佐知は不快に感じる
ことはなかった。良く分からない感情に戸惑っているだけだった。
「隣、いい?」
マルセルの言葉に佐知はうなずくと、マルセルは佐知の横に座った。すると
佐知はガチガチに固まった。変に緊張して横にいるマルセルの顔が見られなく
なった。今まで普通にしていたのに急に――原因は佐知には分からなかった。
-
佐知は両腕を交差させて、自分の腕の付け根あたりに手を置いて、自分を抱
くような姿勢をとった。それを見たマルセルが寒い? と問う。佐知は首を横
に振った。
「佐知の世界ってどんな所? 君は何才で本来の世界では何をしているの?」
マルセルが問う。佐知はマルセルの方を向こうとする。しかし出来なかった。
「私の世界はもっとここより文明が発達していて、お金を払えば世界中どこへ
だって行けます。そういう世界で、私は十六才で、学生をしています」
佐知は固まったまま、前を向いたまま答える。口調も坦々としている。これ
ではマルセルに嫌われると佐知は焦った。固まった体が許せなかった。案の定
マルセルの溜息がする。佐知は惨めでいたたまれない気持ちになった。
何か言わないとと、佐知は思った。それでとっさに浮かんだ言葉を言った。
「マルセル様はどういう人なんですか?」
「俺? 俺は中途半端かな」
言ってマルセルは自嘲するように薄く笑った。その雰囲気に魅せられて佐知
の金縛りが解けた。佐知がマルセルの横顔に視線を送っていると、マルセルは
佐知の方を見て肩をすくめて言った。
「六つ上にジャンっていう名前の兄貴がいて、兄貴は騎士の家系の長男として
騎士の身分を引き継いだ。次男の俺は何も期待されていないから、自由に何に
でもなれるんだけれど、何がしたいか分からなくてふらふらしてる。だから中
途半端」
言って、マルセルはふっと笑った。それはどこか寂しそうな泣き出しそうな
笑みだった。佐知もそのマルセルの表情につられて、悲しい気分になった。胸
がぎゅっと締め付けられた。その佐知の顔を見て、何て顔をしてるんだとマル
セルは笑った。そしてゆっくりとつぶやくように言った。
「俺は大丈夫だから。だから佐知がそんな顔をする必要はないんだ」
二人の間に沈黙が流れた。佐知とマルセルは無言のまま、前の景色を眺めて
いた。
-
と、マルセルが口を開いた。
「佐知は好きな人はいるの?」
マルセルの唐突な問いに佐知は驚いて、反射的にマルセルを見る。マルセル
の目はどこまでも優しかった。佐知はうなずいた。
「誰? 一緒にこの時代にきた相手?」
佐知は少し躊躇するも、再びうなずいた。
「過去世の思いに引きずられて……か。俺には想像出来ないな」
言ってマルセルは空を見上げた。
佐知はその横顔を複雑な気持ちを抱えて見つめていた。佐知はマルセルに問
う。
「マルセル様の好きな人って、彼女ですか?」
言って佐知は自分を指さした。マルセルはうなずく。
「ミシアとは結婚の約束もしてる。だからできるだけ早くミシアに体を返して
もらいたいんだけどな」
マルセルはおどけた調子で言った。佐知はそれを聞いて、その表情を見て、
なぜか寂しい、一人取り残されたような気持ちになった。
――何だろう、この感じ。
佐知は無性に泣きたい気持ちになっていた。どうしてそんな気持ちになるの
か佐知には理解出来なかった。
佐知はそのままマルセルと別れ、部屋に入った。部屋はすでに暗く、エレー
ヌはベッドの一つに布団をかぶって寝ていた。佐知はエレーヌを起こさないよ
う、そっともう一つのベッドに入る。佐知は仰向けに寝、天井をみつめた。
佐知は先ほどのことを考えていた。佐知は胸に手を当てた。そして自分の気
持ちをゆっくりと整理していくことにした。
マルセルを見るとぞくぞくする。マルセルが近くにいると、とても緊張する
。マルセルの好きな人がミシアだと聞いて寂しい、悲しい気持ちになる――。それを佐知は呪文のように心のなかで何度もつぶやく。
佐知は自分の気持ちに気付いて目をむいた。
いつのまにかマルセルのことを意識していて、マルセルの恋人であるミシア
に嫉妬している。
――これが好きっていう気持ちなのかな。
佐知は自分では確証できなくて戸惑った。佐知は誰かに教えてもらいたかっ
た。貴方の今の気持ちはこれこれこういう気持ちですよと。この気持ちが宙ぶ
らりんの状態のために、佐知は気持ちが悪くてしょうがなかった。
いつからこんなことになったんだろうか。佐知は思いをめぐらせた。
ぞくぞくした感情を持った時から? いや違う。もっと最初――。きっと腰
に手を回され、驚いて初めてマルセルの顔を見た時から――。
最初にマルセルの顔を見た時の、マルセルの顔が佐知の頭の中にふっと浮か
んだ。そのマルセルを感じた瞬間、佐知は体の中心から、あのぞくぞくした感
じが湧き出てくるのを感じた。
このぞくぞくする気持ちも佐知には何であるのか分からなかった。ただ、ぞ
くぞくした気持ちには、佐知をいい気分にさせる麻薬のようなところがあった
。
少し長くて恐縮です。
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すいません。1795-1797書き直し版です。
同じくタイムスリップものです。描写の過不足あたりが特に知りたいです。
よろしくお願いします。
夕食をとった後、佐知は家の外へ出て家の壁にもたれかけて座り、風に当たっていた。暗闇に点々と灯る集落の家の暖かみのある柔らかい明かり。空を見上げれば満天の星空。ぷんとただよう草の臭い。そしてただただ静かだった。
「佐知」
静かな空間にその声が響き渡る。佐知はその声に反応してびくっとした。声の方を向くとマルセルが立っていた。マルセルであることは声のトーンで分かっていた。
佐知はマルセルの顔を見ると、またあの、ぞくぞくっとした気持ちが出てきた。恐怖を感じているようで、同時に何かに期待しているような、そんな二つの気持ちが入り混じった複雑な思い。しかし、その思いを佐知は不快に感じることはなかった。良く分からない感情に戸惑っているだけだった。
「隣、いい?」
マルセルの言葉に佐知はうなずくと、マルセルは佐知の横に座った。すると佐知はガチガチに固まった。変に緊張して横にいるマルセルの顔が見られなくなった。今まで普通にしていたのに急に――原因は佐知には分からなかった。 佐知は両腕を交差させて、自分の腕の付け根あたりに手を置いて、自分を抱くような姿勢をとった。それを見たマルセルが寒い? と問う。佐知は首を横に振った。
「佐知の世界ってどんな所? 君は何才で本来の世界では何をしているの?」
マルセルが問う。佐知はマルセルの方を向こうとする。しかし出来なかった。
「私の世界はもっとここより文明が発達していて、お金を払えば世界中どこへだって行けます。そういう世界で、私は十六才で、学生をしています」
佐知は固まったまま、前を向いたまま答える。口調も坦々としている。これではマルセルに嫌われると佐知は焦った。固まった体が許せなかった。案の定マルセルの溜息がする。佐知は惨めでいたたまれない気持ちになった。
何か言わないとと、佐知は思った。それでとっさに浮かんだ言葉を言った。
「マルセル様はどういう人なんですか?」
「俺? 俺は中途半端かな」
言ってマルセルは自嘲するように薄く笑った。その雰囲気に魅せられて佐知の金縛りが解けた。佐知がマルセルの横顔に視線を送っていると、マルセルは佐知の方を見て肩をすくめて言った。
「六つ上にジャンっていう名前の兄貴がいて、兄貴は騎士の家系の長男として騎士の身分を引き継いだ。次男の俺は何も期待されていないから、自由に何にでもなれるんだけれど、何がしたいか分からなくてふらふらしてる。だから中途半端」
言って、マルセルはふっと笑った。それはどこか寂しそうな泣き出しそうな笑みだった。佐知もそのマルセルの表情につられて、悲しい気分になった。胸がぎゅっと締め付けられた。その佐知の顔を見て、何て顔をしてるんだとマルセルは笑った。そしてゆっくりとつぶやくように言った。
「俺は大丈夫だから。だから佐知がそんな顔をする必要はないんだ」
二人の間に沈黙が流れた。佐知とマルセルは無言のまま、前の景色を眺めていた。
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と、マルセルが口を開いた。
「佐知は好きな人はいるの?」
マルセルの唐突な問いに佐知は驚いて、反射的にマルセルを見る。マルセルの目はどこまでも優しかった。佐知はうなずいた。
「誰? 一緒にこの時代にきた相手?」
佐知は少し躊躇するも、再びうなずいた。
「過去世の思いに引きずられて……か。俺には想像出来ないな」
言ってマルセルは空を見上げた。
佐知はその横顔を複雑な気持ちを抱えて見つめていた。佐知はマルセルに問う。
「マルセル様の好きな人って、彼女ですか?」
言って佐知は自分を指さした。マルセルはうなずく。
「ミシアとは結婚の約束もしてる。だからできるだけ早くミシアに体を返してもらいたいんだけどな」
マルセルはおどけた調子で言った。佐知はそれを聞いて、その表情を見て、なぜか寂しい、一人取り残されたような気持ちになった。
――何だろう、この感じ。
佐知は無性に泣きたい気持ちになっていた。どうしてそんな気持ちになるのか佐知には理解出来なかった。
佐知はそのままマルセルと別れ、部屋に入った。部屋はすでに暗く、エレーヌはベッドの一つに布団をかぶって寝ていた。佐知はエレーヌを起こさないよう、そっともう一つのベッドに入る。佐知は仰向けに寝、天井をみつめた。
佐知は先ほどのことを考えていた。佐知は胸に手を当てた。そして自分の気持ちをゆっくりと整理していくことにした。
マルセルを見るとぞくぞくする。マルセルが近くにいると、とても緊張する。マルセルの好きな人がミシアだと聞いて寂しい、悲しい気持ちになる――。それを佐知は呪文のように心のなかで何度もつぶやく。
佐知は自分の気持ちに気付いて目をむいた。
いつのまにかマルセルのことを意識していて、マルセルの恋人であるミシアに嫉妬している。
――これが好きっていう気持ちなのかな。
佐知は自分では確証できなくて戸惑った。佐知は誰かに教えてもらいたかった。貴方の今の気持ちはこれこれこういう気持ちですよと。この気持ちが宙ぶらりんの状態のために、佐知は気持ちが悪くてしょうがなかった。
いつからこんなことになったんだろうか。佐知は思いをめぐらせた。
ぞくぞくした感情を持った時から? いや違う。もっと最初――。きっと腰に手を回され、驚いて初めてマルセルの顔を見た時から――。
最初にマルセルの顔を見た時の、マルセルの顔が佐知の頭の中にふっと浮かんだ。そのマルセルを感じた瞬間、佐知は体の中心から、あのぞくぞくした感じが湧き出てくるのを感じた。
このぞくぞくする気持ちも佐知には何であるのか分からなかった。ただ、ぞくぞくした気持ちには、佐知をいい気分にさせる麻薬のようなところがあった。
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>>1795
ルルル?
少し描写が丁寧過ぎる
あと、臨場感があればよくなると思う
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>>1800
批評くださり、ありがとうございます。
ルルル……描写が女性向けっぽいですか?
一応男性向けに書いているのですが。(汗)
描写が丁寧過ぎますか。心理描写ですよね、きっと。
了解です。もう少しさらっとしてみます。
臨場感のないのは情景描写の不足からくるものでしょうか?
心理描写をもう少し軽めにして情景描写を増やす。ありがとうございます。
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少女漫画と少年漫画の違いの一つは、心理描写に重点を置くか置かないかにある。
方針としてはそれほど間違えてはいないと思うよ。個人的にはむしろ、主人公の造形が
単純過ぎると考えた位だ。
例えば悩む主人公が安らかに眠ってるエレーヌを見て、半ば八つ当たりで気分を
害してみせるとか。その場合「エレーヌを起こさないよう」に静かにしてはいない。
乱暴に扉を閉めて起こしてしまうとか。色んな状況を考えてキャラクターの造形を
掘り下げてはどうだろう?
あと投稿する前は、充分に推敲しておくこと。
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>>1802
批評くださり、ありがとうございます。
方針として間違えていないというのは、
私の文章は男性向けととってもらえるということでしょうか?
女流作家の文章を読むとどれも心理描写がねっとりとしている印象を受けます。
私はそれにくらべてまだ坦々とした文章で……。
しかし狙って坦々とした文章にした訳ではなく、技量不足によるものです。
女流作家のような濃密な心理描写が書けるけれども、男性向けに
心理描写の量を押さえられる技量をつけていきたいところです。
また、主人公の造形が単純という指摘ですが、私が悩んでいることです。
いつも登場人物に個性がなくみんな同じような人になるのです。
あらかじめ設定をきちんと決めているにもかかわらずです。
その原因は登場人物の行動描写が足りないところに原因があったのですね。
今後そのあたりに気をつけて書いていきたいと思います。
ありがとうございました。
投稿前は推敲。すいません。気をつけます。ご迷惑おかけしました。
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hp一次落ちを晒しときます。↓の317
ttp://wannabee.mine.nu/uploader/
よろしければ批評をお願いします
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たまたま見かけたのでカキコ。ここの流儀がわからないので乱文だったら失礼。
えーと、まず送ったのがhpというのは間違いじゃない?
作風から見て、この作品は明らかに少女レーベル向けです。
普通の少年読者にとって、チョコ作りに情熱を燃やす少女にのめりこむことは
できない。この読者層は冒頭で読むのを止めるでしょう。まあ、「hpにいるだろう
少女層に訴えたい」ということならいいけど、そうでないなら素直に送り先を変える
べきかと。
内容に関して。キャラ・ストーリー、共に地味です。正直、面白くない。
もうちっと工夫してください。
個人的意見なんだけど、ラノベの楽しみは漫画に近い破天荒さにあると思う。
つまり設定や展開にアイディアを凝らすことで話を面白くするんだけど、この作品では
そういった要素が見受けられません。これでは面白くなくて当然かと。
なんとなく書き上げるので精一杯。そこまで気が回らなかったのではないかという印象です。
次作はそういった点にも気をつけて頑張ってください。
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>>1804
たぶんカテゴリーエラー。
コバルトとか、新しいルルルとかの方が合ってたと思う。
あと気になったのは、
>私は眉をしかめる。
>三歩進んで四歩下がるような有様だ、とため息をつく。
主人公視点の一人称なのに、主人公の視覚表現や客観的な視点。
たぶん主人公の性格にあわせての表現だろうと思うけど、いまいち機能してない気がした。
キャラは確かに少し弱いかも。
ストーリーは嫌いじゃないです。
あと短編は、特に時系列を乱すのって心象悪いかもしんない。まあケースバイだろうけど。
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>1804
ストーリーは悪くないけど、バランスが悪いかなあ。
設定の説明に枚数をかけすぎてるような。
で、お菓子を作り始めたとおもったら、走り回って、渡して終わり。
お菓子の失敗をどんどんエスカレートさせるとか、
走り回ってるあたりでもっと不幸や誤解のネタ突っ込むとか、いろいろ出来るはず。
逆に、実はカード添え忘れた、なんて見え透いたオチは、どうでもいいと思う。
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>>1804
一本調子すぎ。盛り上がりがない。男女どちら向けかさっぱりわからん。
とりあえずそれぞれ向けの児童文学でも読んで勉強せいって感じかな。
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>>1804
皆さん随分厳しいなぁ……と思ったら、なるほど、そういうことですか。
話のモチーフは自分好みでかなり好きでした。しかし、普通すぎる。
そんなに破綻してないからこそ、これは電撃向きでは無いのかもしれないですね。
自分がそうだったから思ったのかもしれませんが、キャラを大事にし過ぎな気がします。
だから、何も破天荒なことが起きない。
まずは、自分を知った方がいいかもしれません。
自分が書きたいものと書きたくないものを追求してみましょう。
その上で、自分が書きたくないものの理由を考えて、あえて書いてみた方がいいかもしれません。
傷つくのが嫌だと、大抵は完璧超人が出来上がります。
でも、そんな完璧超人がいても、作者が誰も傷つけたくないから、誰もやられてくれません。
結果、起伏のない完璧さの説明文が続くだけになってしまいます。
もし恋愛モノをやるのであれば、『犠牲』は付き物です。
何かリスクを背負っても突き通したい恋愛──燃えるじゃないですか。
ただ、最初から人に対する略奪愛を書くのはかなりハードルが高いので、
動物やモノに対する略奪愛や、別の犠牲──例えば時間やお金を犠牲とした話を書いてみてはどうでしょう?
完璧超人は、やられる側を作らなければ成り立ちません。
犠牲者を演じることが、恋愛モノの作者には求められます。
書けないキャラがあることは、話を書く上ではそれだけ損します。
頑張って下さい。
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今書いているものの冒頭部分なのですが、些細なことでもいいので批評お願いします
俺はタダならぬ殺気に気づき目覚めた。
いつもの教室に充満する、異様な殺気。
それもかなり近くに感じ取ることが出来る。
見るのも恐ろしい……しかし俺は意を決し、殺気の源を辿って行くことにした。
まず机に伏せている顔をゆっくりと上げる。
そしてある程度上げた所で、今度は目線だけをゆっくりと上にやる。
そしてそこには、俺の想像どおり、殺気の根源が仁王立ちしていた。
「おはよう、レイク=ファルディ君」
「お、おはようございます先生…」
殺気の源――もとい先生はため息を漏らした。
「君ねぇ、そんなんだからいつまでも成績が伸びないのよ?」
「そ、そうですね……ハハ」
俺は先生の話に相槌を打った、というか、そうすることしかできなかった。
「運動が好きなのは良いことだけど、もうニ年生なんだしやっぱり勉強もねぇ?」
先生は不自然なほどにこやかな表情で俺に対し小言を言う。殺気は依然として消えない。
それどころか激しさを増し、教室全体が黒く染め上げられつつある感じがした。
「さぁ、ファルディ君、この後先生が言いたいことは分かってるわよね?」
更に黒いオーラを増し、何人たりとも逆らうことの出来ないブラック・スマイルで俺に言った。
無論、俺も逆らえない人間の一人、反論する勇気も余地も無い。
ゆっくりと席を立ち、教室の出入り口までまっすぐ歩いて向かう。
40人程居る教室から、痛い視線やせせら笑いを浴びせられながら、俺は静かに教室を後にした。
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>>1810
平凡。ここまで短くないと読む気にもなれない。
これ読んで「えっ!? この後どうなるの?」なんて考えるヤツがいたら、
そいつは脳みそが腐ってるとしか思えない。
21行だから、だいたい文庫にして一頁強。買わないね。誰も。
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>>1810
顔を上げていないのに教室中に充満しているのなんて把握できない。
ましてや、寝てた直後。記憶を寝る直前の環境に戻して状況を理解出来るはずがない。
『そして』の2行目のは要らない。
全体構成としては、はっきり言って遅い。
只ならぬ殺気は只なる殺気と違って初めて意味を持つ。
一瞬でその意味を理解させる描写が要るのに、「そんなだから成績も〜」なんて平凡性を出すべきじゃない。
只ならぬ殺気=先生の視線だとしたら、はっきり言って描写の無駄。
只ならぬ殺気が先生のものではなくまた別なものだとすれば、文が全く足りない。
きちんと落とした所まで書かないと、批評も何も無い。
ちょっと思いつきでコメディ調にリライトしてみたんで置いとく。
(──誰だ?!)
一面に漂う殺気。
それを察知し、暗闇に目を開ける。
窓に引かれたカーテンの隙間から月明かりが差し込む以外、全ての物は濃い紺色に包まれていた。
おおよその見当はついている──先日壊滅させた組織の残党からの刺客だ。
しかしながらこのレイク=ファルディ、こんな事もあろうかと常に寝るときにはナイフを右手に忍ばせている。
(……残念だったな、寝込みを襲えば倒せるとでも思ったか!)
闇に笑みを浮かべつつ、右手に持つナイフに人差し指をかける。
一旦目を閉じ、耳を澄ませ、肌に神経を集中し──その動きを捕らえんと構える。
「そこだッッ!」
「……何が、『そこだ』、なのかな? レイク=ファルディ君」
「…………?」
ぼんやりと焦点の合ってくる視界。
低い声と共に聞こえてきたのは、カラカラと鉛筆が転がる音。
「おはよう。よく眠れた?」
非常に柔らかな表情で微笑む、一人の女。
一人の女?
「…………ッ!
い、いや、あのッ……は、はい……」
「そうよね、ここに数分立っていても気付かないぐらいだったんだもの」
同じ微笑みなのに、段々と先ほどの殺気は膨れ上がっていく。
それにつれて背景にはもうもうと黒い煙が漂ってきていた
ようやく、大体の状況は把握できた。
ここは学校の教室。
僕は組織に追われる者ではなく、只の学生レイク=ファルディ。
そして、授業中にも関わらず、寝ていたわけで──目の前で教師が仁王立ちしている。
「や、あの……す、スイマセ──」
「……レイク=ファルディ、廊下に立ってろッ!!」
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ちょっと晒してみる。ちなみに本稿は応募するつもりなので晒せない。よってボツ稿の冒頭。
ちなみにこの時ハルヒは読んでない……はず。でもなんかキョンを意識したような文体なんだよな……。
ttp://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0351.txt
あと夢オチになっているが、フラッシュバック+後半が夢という状態。
殺した少女が実は生きてました程度に続くのだが、そこまで続けるとダラダラと長くなるのでカットした。
>>1812
リライトが流行りのようだけど、やめろ。
それは自慰にしか過ぎないし、技術的に五十歩百歩だ。
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何の根拠も無いんだけど、>>1810が神器に見えた。つまりは
それくらい自己陶酔している文章って感じ、かな。
主人公の陶酔ぶりをうまく客観化して「笑える奴」というキャラを与えるか、
あるいは逆に殺気を突きつけられる緊張感をきっちり書かないと
退屈になってしまう。
俺が個人的に「こうやったほうがいいかな」と思ったところでは、
「俺は」「俺が」と余り書きすぎない事かな。この場合は、だけど。
あんまり置くと視線が冷めて緊張感が抜ける。あるいはそれを文章力で補うか、
逆に何とかして使いこなすか。あとは語尾にいちいち格好付けの匂いがキツい。
もっと普通にやってくれ、と言われて何も思いつかないのなら
ハメットとかチャンドラーがいかにかっこつけているか、読んでみるのも一興かと。
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プロでもないのにリライトすんのはどうかと。
まあ最終選考まで逝ったなら別だけど。
>>1813
うp乙
村雨といい、リザードマンといい、あまりにもオリジナリティーがない。
あと、あまりにも淡々としてる
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>>1813
確かに五十歩百歩だな。最初3行で読む気を無くす。
誰に語りかけてるんだよ。そんな設定羅列を読者が求めるはずがないだろ。
どうせ頭でやるなら、台詞で語らせるべきだな。
てか、リライトもしてなさそうなボツを晒して意味があるのかどうか。
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>>1813
うーん……?
たしかに一気に読めるね。
でも、感情がまったく描かれていないんで、
そのリザードマン切りがどういう位置づけなのか分からない。
それって主人公にとって楽しいの? 辛いの? 退屈なの? 怖いの?
それをするのは義務? 趣味? 仕事?
それらがないんで、読者としてどう読んでいいのか分からない。
>もし村雨の能力がなかったら、今頃俺は生きていないかもしれない。
のなら、村正に頼るとか、文句を言うとかあるんじゃなかろうか。
そもそも刀が喋るなら、かけ合い漫才は基本だろう。
ヒロイン斬首をショッキングにしたいなら、
ジョークとか交えつつもっと楽しげに朗らかに
ばっさばっさやるとか。
あるいは辛い仕事で、ヒロインが心の支えであることを
示しておくとか。
「読者にショックを与える」技法がいろいろあると思う。
これの前にネタを振ってるならいいけど……
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あと、出だしがいまひとつもたつく感じがする。
>機械類にしても携帯電話で一番使わない機能が電話機能だったり、ゲーム機がパソコン化する一方でパソコンがゲーム機化していたりする。
この文章いらないんじゃね?
最後に、なんで改行してるのに一字下げしてないんだ。
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ワードとかからコピッてくると
一字下げ機能のせいでスペース無くなる事あるんだよね
たぶんそれだと思う
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>>1811-1812,>>1814
批評ありがとうございます。
平凡で退屈ですか……がんばってメリハリのある文章に直したいと思います。
ついでですいませんが神器って何ですか?
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>>1820
ごめん、違ったのなら忘れてくれ。神器ってのは2ちゃん創作板の
一部スレに出没するイタい作家志望の事。
ただの思いつきだけど、一度>>1810の流れを全くの第三者の視点、
たとえば先生やクラスメイトの視点で書き直してはどうか。
その上でもう一度、どうすれば面白くなるのか、何故退屈と言われるのか、
考えてみるのもいいかと。
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>>1821
そうですか、なにかの作品名かと思いましたが個人のことでしたか。
つまり私の文章もなかなか痛いということですね、気をつけます。
第三者の視点……確かに視点を変えればまた違ったものが見えてきそうですね、ちょっと試してみます。
アドバイスありがとうございました!
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「邪王戦聖記vs現実」冒頭
ttp://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0354.txt
忌憚なきご意見・ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。
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>>1823
普通に面白いんじゃないかなあ。
ただ、気になった点がある。本当に地味な所なんだけど、
『実名入りメールで抗議したり、をしまくったあげく』っていう所。
○○たり〜〜たり、って感じに使うんだったような。
細かいツッコミでゴメン。+的外れだったらゴメン。
こういうノリの話はあまり読まないから、新鮮で面白かったよ。
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>>1823
最初の二行くらいで読む気を失った。
後は途中から数行と最後から数行。まぁ、基本的につまらない。
「自分の書いた小説の人物が現実にいる」という事でいいんだろ?
そしたらそこから始めるべきだな。それ以外のあれやこれやは要らねぇ……。
あと作品内に架空の作品を出すってのはかなり技術力がいるし、その作品では成功してない。
後出しジャンケンにしか見えなくて、後々の展開も期待できない。
そもそも件の作品に思い入れがあるのは主人公だけだから、読者にはどうでもいいことだ。
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>>1824
ありがとうございます。推敲の参考にします。
>>1825
>そもそも件の作品に思い入れがあるのは主人公だけだから、読者にはどうでもいいことだ。
そうなんですよねぇ……そこがかなりネックだと思います。
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>>1823
今、見終わった。少し遅れながらも感想を。
もしも昔書いた邪気眼小説のキャラが現実に……って設定なのか。メタ的だ。
内容は、主人公の語り口とあいまって結構面白いと思った。
文法的に問題ないと思うけど、主人公の語りと設定がどう受け止められるかが評価の胆かな。
自分的には面白かったし、オッケだね。
まだ冒頭だから最終的な評価はどうなるかわからんのだけど、ネット小説とかであったら普通に見ちゃうと思うよ。
ちなみにこれ作品を全部晒さないの?
どういう風なストーリーになるのか結構気になるw。
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>>1823
正直、読めるレベルではない。
冒頭での、いきなりの自分語り。壁に向かってしゃべってろと思う。
文章が痛い。エロゲ一人称。二次創作小説でも書いとけよと突っ込みたくなる。
展開が退屈すぎる。証明大会をいつまで続ける気なんだ。日が暮れるまでか?
人物の影が薄い。テンプレ的エロゲ主人公。存在意義のない彼女。記号電波女。
これを自分で読み直した時点で、やばいと思えないのはかなり問題がある。
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なんか意見がわれてるから俺も読んでみようと思ったら、もううpろだにないのな。
残念だ。
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>>1827
すいません、まだ全部書いてないんで。
>主人公の語りと設定がどう受け止められるかが評価の胆
まさしくその通りですね……ここでの評価もそこで二分されているようですし。
もう少し引っ張る工夫をしなくてはならないのかも。
>>1828
>証明大会をいつまで続ける気なんだ。
>人物の影が薄い。
やはり長すぎますか。
キャラの薄さ・冒頭の自分語り説明・証明大会の長さは、
まさに自分でもどうかなと思うポイントだったので、
もう少し練り直してみます。
読んでくれたみなさん、ありがとうございました。
>>1829
UPしたものと内容同じ・テキストベタ書き。自サイトです。
ttp://www.eonet.ne.jp/~sonosaki/syousetu/jaou.txt
一週間くらいで消します。
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>>1830
いや、正直悪くないんじゃないか?
一回引っ張り込みさえすれば、かなり勝負できそうな気がする。
まぁ確かに語りでダレるのは否めないから、早いところで場面転換して部屋に連れ込むとか。
彼女が興味を持つシーンも、彼女を逃がさないまま火琉奈が唐突に行動を起こすとかにすれば、
場面転換と共に日常シーンへの布石にもなる。
>>1828の指摘も、最初から火琉奈のシーンを切り出して始めればいいだろうし。
ちなみにテーマって決まってる? キャッチコピーみたいな。
読んだ限り、
「昔書いた小説のキャラが現実世界に出てきたら?」
といった感じのようだけど、どうせ彼女がいる設定なんだったら、
「現実のヒロインvs架空のヒロイン」的なドタバタ恋愛コメディーにした方が良さそうな気もする。
ちなみに、タイトルは0点。ただ単に事実を述べてるだけだし、語呂も悪い。まだ適当に付けただけかもしれないけど。
よくあるのは、
(1)第1章が読み終わった所でその意味が一気に分かるモノ
例:ハチワンダイバー
(2)最後に至るにつれて段々とその意味が現れてくるもの
例:not simple
(3)主人公を端的に表す単語(職業や競技に絡めることが多い)
例:へうげもの
(4)名作の捩り
例:謎の彼女X
……みたいな感じか。
まぁ、個人的にはリズム(43、34、75、77)で付けるのが好きなんで、
これなら『邪王戦聖記・顛末録』とか、『手前のハナシの尻を拭く23の方法』とかだな。
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>>1830
一つ聞きたいんだがその設定が面白くなる理由を説明出来るか?
「こういう設定だから面白いでしょ?」っていう曖昧なものではなくて、
きっちりと論理立てて説明するという事が、できないなら書かない方がいい。
説明できるって事は読者を想像できるって事だし、それに合ったものを書けるが、
漠然と「これなら面白いかも」では面白さも漠然としてしまう。
ここでわざわざ説明しなくてもいいんだが、少なくとも自分の中で説明出来る物を練ってみ。
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>>1831
タイトルは暫定です。
キャッチコピーをつけるなら、「現実と真実のツープラトン攻撃」
>>1832
設定が面白い理由というのはわたしには説明できません。
「緊張と弛緩」とか「自己犠牲によるお涙頂戴」といった、
「こういう設定だから面白い」「こういうキャラでこういう展開パターンだから感動できる」
という「これなら面白いかも」「自分ならこれが面白い」の形でしか考えないもので。
客観的視点を抽出できる量の感想サンプルを集めることもできませんし。
この場合だと、「自分が面白いかも」と思うポイントは、
「恥ずかしい過去との対決と調和」
「常識知らずの巻き起こす騒動」
「親などにばれないよう彼女をいかに隠すかというスリル」
「過去がばれないよう仲間を集める、その欺瞞のスリルとプレッシャー」
こんな感じです。
どれも「自分ならこれが面白い」というだけで、
なぜ面白いのかを論理に説明することはできません。
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どんな作品でも言える事だが、冒頭で説明文を書くのは避けた方が無難。
例えばファンタジー作品で「ここは〜国、隣国との戦争が小康状態となり……」
なんて背景を説明され「主人公の〜は大学の学費に行き詰まり、悪名高い傭兵
ランツクネヒツの会計として徴募に応じて、糊口を凌ぐことにした」
なんて続いても退屈でしょうがないだろう? そういった事柄は本来ならば、
物語を読み進める内に自然と読者が推察出来るようにするのが望ましい。
書くのであれば抽象的な煽り文にしてしまうとか「あの子」をいきなり登場させ、
インパクトを打ち出した方が良い。
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>>1833
ついでにもう一つだけ。
その「面白いポイント」の後半二つは、どこか『成功する』感じがするんだけど、
話を盛り上げる為には『失敗する』方がオイシイってことも考えておいた方がいいかもね。
さらに、失敗した際の周りの反応で『ひっくり返す』ようにしておくと、かなり引っ張り込めるかも。
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「恥ずかしい」んじゃなくて、単純に忌まわしい過去にすりゃいいんだよな。
過去にもそういう事があって、恋人が死んだとかにしてさ。
最後は、その小説に従ってヒロインも死ぬ運命にある。
だから主人公はヒロインに冷たくしたりしましたって風にすれば、それなりに綺麗に収まるだろう。
恥ずかしいってのは少なからず好意や肯定する意味が含まれてるもんだ。
それが自分の小説となれば、単なるナルシストでしかない。
その小説がつまらない「理由」はそういう所にある。
「理想のヒロインがいました」程度なら、単なる恋人自慢でしかないからな。
結局の所、相対する敵も逆境もない。
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>>1830の感想を簡単に。
一人称だと説明が楽なんだろうけど、どうも主人公がほとんどを説明しているような
気がしてならない。これが俺は気になった。
自分の小説なり設定があらかじめ分かっているんだから、それをひっくり返すサプライズがもっと
欲しいな。
タイトルがよくない。もっと現実的な物にしたらどうか。
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>>1823
やっぱりどうしても、説明的に過ぎるんだよなあ。てか、シoナかよと思った。悪い意味で。
この設定だと、俺なら最初の6行は抜くね。
そして、「〜な話だった」「〜な設定だった」みたいな説明部分は省く。
むしろその説明すべき部分を「主人公が読者に対して隠し持つ謎」として物語の核に備えて、敵を斃したり世界の謎を解いたりするストーリーと平行させて読者に提供する。
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ラノベの一人称モノなら、これくらいの一人語りや説明臭さは結構あるからいいんじゃね?
ただ、無駄しゃべりはいらないな。説明臭さも状況を言うのはともかく、設定云々
は言わさないほうがいい。
冒頭はアクションシーンだけで、厨小説云々は後に回したほうが良くないか?
じゃないなら、今現在執筆中で〜って感じにした方がいいとオモ。
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>>1830
んー。すまんが楽しめなかった。
なんというかノリがネットの二次創作まんまなんだよね。
漫画やアニメのキャラがこっちの世界にきてワーキャーっていう。
二次創作の場合は、元ネタとなった素材を読者が知っている&好きな状態ではじめるからいいんだけど。
邪王戦聖記は俺らの誰も知らないから、説明が大量に必要になる。この時点でかなりマイナス。
そういや何回も火琉奈が美形だっていう説明が入ってるけどさ、そんなに繰り返す必要ないよ。うざいだけ。
しかも全部描写じゃなくて説明になってる。これじゃ読者には火琉奈がどう美しいのか伝わらない。
美形とかけば読者は勝手に美少女を想像してくれるであろうって考えはやめたほうがいいよ。
説明ではなく描写をってのは小説の基本だからがんばろうね。
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>>1830
すまん。ヒロインふたりがシャナと吉田さんにしか見えない…orz
一人称の語り口に特に違和感は感じなかった。
だいたいの情報量こんなもんでしょ、って感じ。多くも少なくも無い。
だが、せっかくの一人称なのに個性が感じられないと思った。
あとさ、情景描写が少ないよ。読んでて光景が全然浮かばない。
あとタイトルよくない。すまん。
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みなさん、本当にありがとうございます。
これほどの感想をいただけたのは初めてで、それだけでも嬉しいです。
自分が感じていた問題点が正しく問題であることがわかったうえに、
さらに自分の感じていなかった問題点を指摘していただけたことに
感謝と喜びを感じています。
この感激と高揚があれば、あと十年は戦えます!
設定説明の配分と方法、情景およびキャラ外見描写、キャラ立て、語りの工夫、
このあたりをまず検討しようと思います。
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>>1842
最後に一つ言っておく。これは忠告だ。
その燃料を使って一年で燃え尽きろ。
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>>1842
これぞネット小説、って感じのジャンクな楽しみ方ができるいい話だと思う
俺の黒歴史ノートが現実に! みたいな設定はかなりラブで
この先昔子供だった僕たちへ的な展開を見せるなら、笑いだけでなくノスタルジーすら
感じられるものになると確信している。いやマジで。
確かに、金が取れる、と言えるような緻密な組み立てではないが、
この内容なら構造的に、そのラフさを許容していると思う。むしろ手堅く書いてしまうと
良さが損なわれてしまうかもしれない。
というか、他に投稿する場所はなかったのか? これがウケる場所は必ずある、
それについては保障するが、多分ここではないぞ。
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批評依頼ではないですが、2ちゃん鯖規制喰らってることもあって、ちょっと質問させてください。
Yは無言。備品だろうか、さほど大きくないノートパソコンのキーボードをそのごつい指で叩いている。お世辞にも上手いタイピングとは言えないが、全く使えないAからみると、それでも驚嘆に値した。
R奈はというと、綺麗に積み上げられた十枚程度の書類の一枚一枚に目を通し、ボールペンでなにやら修正を入れてはYに手渡している。と、その右手が止められてテーブル脇に置いてあった通学鞄に伸ばされる。
(お弁当でも出すのだろうか?)
そのAの予想は、半分は正解で半分は誤りだった。R奈が取り出したのは確かに昼食である。しかし、弁当などではない。机の上に置かれたのは、手のひらサイズのレトルトパックの、ゼリー食品が二つ。
R奈は左手だけで器用に飲み口のキャップを開けると、次々と咥内に流し込んだ。その間も書類を見る目とペンを握る右手に忙しそうに使役を強いている。
ごくり、とその白いノドがなまめかしく動いて、彼女は即席の昼食を胃に流し込んでいった。
キーボードを叩く乾いた連続音、紙をめくりペンを走らせる擦過音、小さな準備室の空気中に存在するものはそれだけ、である。
(※窓ガラス一枚を隔てた)外では、雑多なざわめきが聞こえ始めていた。もうほとんどの生徒が食事を終えた頃合なのだろう、談笑する者、ドッジボールやサッカーに興じる者、ふざけ合いじゃれあう者、それらの声が混然となってどこにでもある日常の一場面を形作る。
>※たった一枚の、叩けば割れてしまうような窓ガラスで仕切られた内と外の世界は、ストイックさと奔放さという意味において、あまりにも対照的であった。
「さ……待たせたわね。――で?」
気が付くとR奈はすでに書類を底辺でトントンと揃えて鞄にしまい込むところであった。Yもパソコンを閉じてしまっている。
>※たった一枚の、叩けば割れてしまうような窓ガラスで仕切られた内と外の世界は、ストイックさと奔放さという意味において、あまりにも対照的であった。
この一文、あったほうがいい? それとも「対照にしている意図はわかるんだし、くどい! 不要!」かな?
いまはとりあえずは、この部分が無くて(※窓ガラス一枚を隔てた)がある状態でかいてますが。
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>>1645
正直、まずは放っといた方がいいな。
全体の文体として、こういった表現が出てくるのであれば、効果はある。
あえて言明して対比させることに効果がある場合も、意味はある。
何となくなら、意味はない。
オタクファッションと同じだな。
決して髪を縛ったりバンダナしたりすることが格好良いんではない。
そのスタイルをしたキャラクターが格好良いんであって。
もしくは、そのキャラクターの格好のモデルとなるスタイルが流行っていたんであって。
同じように、メッシュベストや革グローブ、チェーンが格好いいんではない。
その全体に流れるモードや一貫したコードが、きっちりと整っているから格好良いんであって。
もしそれが付け焼き刃ではなく、そういった台詞を自分がよく出すなら、
出しておいていいことになる。
まぁ、試しにやってみるのもいい。
その台詞が最終的に浮くようなことにならないなら、成功だ。
浮くってのは、普段着にネコミミを付けるようなものだ。
狙ってるならいい。何かのキャラクターを真似している場合もいい。
ただ、ネコミミが好きだからという場合は……い、いや、それはそれでいいか。
……まぁ、間違いないのは最初に言った通り、書ききってから推敲することだな。
こんな質問をする時点で「自分が何者であるか」ってのは分かってないだろうし。
書いてるうちにわかってくるもんだから、気にしなくてもいいが。
以上。
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>>1846
ありがと。
実はここ、付け焼刃で出そうとかいうよりむしろ、普通にそう書こうとして筆が止まってしまった場所なんです。
読む人に対して少々押し付けがましい、言い換えると「野暮」かなあって。
とりあえず、おっしゃるとおり迷わずに書ききってから全体のバランスを考えて推敲することにしますね。
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現在進行中の一部です(投稿用)。戦闘シーン自信ないので批評お願いします
早瀬あかりと名乗った少女は空中で静止しながらこちらの様子を伺っている。その赤黒い目は何を考えているのかよく分からないが、ただひとつ言えることは、こちらにとって非情にまずい展開だということだ。
(ワシを抜いて早く構えよ。この者相当な厄介者だぞ)
ムラサメが鞘の中で暴れている。
俺はその声のままに、鞘からムラサメを抜き放ち、京子の前に立ち位置を変えると、赤目女に向かって青眼に構えた。
俺がちらりと背後に目をやると、京子は分けがわからないといった様子だったが、俺と目が合うと、背中にぎゅっとしがみついてきた。
「ばか、掴むな。身動きが取れない」
俺は視線を赤目女に向けたまま押し殺した声を出したが、京子はますます強い力でしがみついていく。
(この背後の女邪魔だな……)
ムラサメが冷静に呟く。
その時、赤目女が口を開いた。
「お前たち、たしか……みずきの友達だったか……」
それは聞きなれた声だった。みずきとは違う、低くかすれて聞く人を不快にさせる。亡者の声だ。
みずきはこいつに憑かれている。
「とにかく、その物騒なものは邪魔だな……」
そう言うと、赤目女は左手をこちらに向けた。
瞬間、風を切る音ともに五本の指の爪が、矢よりも早くこちらに伸びてきた。
早いっ。
背後に京子がしがみついている俺は、京子ごと体を右側へ投げ出し、左手で足に向けて伸びてきた爪の一本を打ち落とした。
「京子、逃げろ」
体を反転させ京子を振り払うと、倒れている京子が背後に逃げられるように体を移動させた。
「え、わたし……なにがなんだか……」
京子は泣き声になっている。そりゃあそうだ、普通の人間だったら生涯体験しない夢物語が今現実で起きているのだから。
(小僧、次が来るぞ)
赤目女が右手をこちらに向けた。直線的な攻撃のためよけやすいのだが、よければ京子に当たってしまう。
青眼から下段に構えを変え、体を落とした。ぎりぎりのところで斬り上げて方向を変えるしかない。
その時、どこからか犬の遠吠えが聞こえた。それは次々と他の犬たちに連鎖していき、遠くの家の二階に明かりが灯った。
赤目女は狼狽した様子で周囲を見渡した。亡者のくせに、なぜか人目を気にしているようだ。
(何か動揺しておるな……)
ムラマサも異常に気がついたらしい。
(しかし、まだ相手の殺気はまだ消えてはおらん……)
赤目女は左手を伸ばすと時計をちらりと見た。
「まだ、いける……」
そう言うと、赤目女がなにごとかを呟きだした。負のオーラが彼女を中心に凝縮していく。
(これは下法じゃ。まさか、こやつこのようなことまで)
「どういうことだ」
(負の気を凝縮させることによって、その場にもう一つの空間を作りだすつもりのようじゃな。この術を使うものと遭遇するのは二百年以来じゃな)
赤目女のところへ集まった負の気は、すでに普通の家なら三、四軒は飲み込めそうなほどの大きさになっている。どこまで大きくする気だ。
(退却したほうがよいな。相手の条件下で戦いを強いられるのは不利じゃ)
俺は下段に構えたまま、首を京子の方へ向けた。
「京子、明日香の家は分かるか」
京子は両手で顔を覆って泣きじゃくっていた。気持ちは分かるが、今はちょっと我慢してくれ。
俺は構えを解くと、京子の右頬を軽くはたいた。
京子がはっとした表情でこっちを向く。
「明日香の助けがいる。呼んできて欲しい」
俺は両手で京子の顔を優しく挟んでうなずいた。
「一之瀬さん……」
「そう、ここはもう危ない。明日香に今の状況を知らせて君はそのまま家に帰れ。そうすればなんとかなる」
京子はぼんやりと俺の目を見ていたが、やがて子供のようにこくんとうなずいた。
「一之瀬さんを呼んでくればいいのね」
「そう、頼む」
まだ目は虚ろだが、とりあえずすべきことが認識できたようだ。
(小僧、来るぞ)
ムラマサの声で振り向くと、先ほどからさらに5倍ほどに肥大した黒い球体を、赤目女が持ち上げていた。
「暗黒結界……」
赤目女はそう言い放つとその球体を真下に投げ下ろした。
光の閃光が地面を走り赤目女を中心に円を描いていく。
「涼君……」
閃光の奥に京子の姿が見えた。どうやら彼女はぎりぎり範囲から外れたようだ。
俺は右手を握り締め親指を立てて、京子へ振った
-
2chで要望伺いこちらに参りました。
一通り拝見させていただきましたが、戦闘の描写自体はさほど問題とは感じませんでした。
以下、個人的にいくつか気になった点を述べます。
①「スピード感・切迫感が感じられない」
主人公、ヒロイン、そして剣の霊ムラサメ?ですか、会話に切迫感が感じられません。
目の前に自分たちの生死を左右する敵がいるという実感が欠けているせいで、
描写自体がスピード感に欠けたように感じられるのがもったいないと思います。
②「漢字、カナ、単語の選択に対する疑問」
①にも関連しますが、日本語的にやや微妙な部分が特に会話文に見られます。
例:(しかし、まだ相手の殺気はまだ消えてはおらん……)
また、漢字をひらいて書くことを心がけているのだと思いますが、
主人公とムラサメの言動が平板な感じに見えてしまっているのは
言葉の選択も影響しているかと思います。
例えばこのへん。
(これは下法じゃ。まさか、こやつこのようなことまで)
「どういうことだ」
(負の気を凝縮させることによって、その場にもう一つの空間を作りだすつもりのようじゃな。この術を使うものと遭遇するのは二百年以来じゃな)
正直、ムラサメの発言は微妙です。口に出してみると多分判ると思いますが不自然です。
背後の設定がよくわからないのですが、主人公より遥かに年齢を重ねた剣ならばそれなりの話し方というものがあると思います。
以上、私は戦闘描写自体よりむしろ全体の流れが気になったので、あえて指摘させて頂きました。
どうかご容赦。それでは
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>>1848
戦闘シーンというか、動作の描写がいい加減でバラバラになってる感じ。
>体を反転させ京子を振り払うと、倒れている京子が背後に逃げられるように体を移動させた。
例えばこれとかね。前後をよく読んでもどういう状況なのかがさっぱりわからない。
他にも刀を持って敵に立ち向かっているのに「俺は両手で京子の顔を優しく挟んでうなずいた」とか
正確さも緊迫感もない。
こういう箇所がちらほらとあって、一読でイメージが浮かばないような描写、あれ?と疑問に思うような描写は
スピード感を要求されるシーンでは大きなマイナスじゃないかな。
それと、これ以前の話で説明されているかもしれないけれど、「青眼に構えた」のような剣道をやっていない人には
さっぱりわからない表現とか、「負の気」みたいな雑すぎる表現とかは避けた方がいい。
あと表記ミスだろうけども「ムラサメ」と「ムラマサ」が混同しているのが個人的には一番気になったかなw
登場人物(?)ぐらいちゃんと書けとw
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>>1849
ご指摘ありがとうございます。たしかに戦闘シーンに緊迫感がないように感じたのでここにアップして批評いただこうと思いまして。
もう一度練り直してみます。
語彙のほうは指摘されるまできづきませんでした。アドバイスありがとうございました。仰るとおりムラサメは250歳くらいの設定ですので、もう一度推敲してみます。
>>1850
ご指摘後再度読み直してみると、確かに分かりにくいところが多いような気がします。ご指摘ありがとうございます。
剣道の構えについては、司馬遼太郎や池波正太郎でこのような表記がそのまま使われていたようなので使っていましたが、ラノベの場合はもっと開いたほうがよいのですね。ご指摘ありがとうございます。
あと、ムラサメとムラマサは本当に凡ミスでした。ご指摘ありがとうございました。
お二方とも読み苦しい拙作のご批評ありがとうございました。精進して再度アップしていきたいと思います。
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>1848
何か描写が変だ。
たとえば
>俺がちらりと背後に目をやると、京子は分けがわからないといった様子だったが、俺と目が合うと、背中にぎゅっとしがみついてきた。
主人公が振り返ったのはほんの一瞬だよね。この書き方だと数秒間振り向いてたような印象が。
“京子は分けがわからない…”“俺と目が合うと、背中に…”のどちらかを削ったほうが良くない?
自分なら、ちらっと見たときは茫然自失の京子だったが、赤目女と対峙中にいきなり主人公の背中に抱きついたとか、そういう流れにする(これもベタだけど)
それとこの赤目女の身長は普通の女性サイズ?相当大きい?憑かれているらしいし、「早瀬あかりと名乗った少女」と書かれているから人間サイズかと思ったが、
>左手で足に向けて伸びてきた爪の一本を打ち落とした。
「爪の一本」ということは相手が大きい?
さらにいうと赤目女はどんな体勢で襲い掛かってたのか?
爪で狙っているのは主人公?剣のほう?
主人公は相手を倒したい?できるだけ身体は傷つけたくない?
おまけで
>この者相当な厄介者だぞ
この短文で「者」が二回は微妙。「この者」を「此奴(こやつ)」に変えてみるのはどうだろうか。
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>>1848
他の方々に指摘されている部分はともかく、全体の文章としては読みやすくわかりやすく、問題は無いと思った。
ただ、これ、「戦闘シーン」じゃないよね?
敵キャラの登場であり、戦闘へとつながるエピソードの一部ではあるけれど。
「京子」という「足を引っ張る存在」を上手く使うことで、緊迫感を十分以上引き出せると思うので>>1852さんの意見あたりを参考に推敲をお勧めします。
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およそ戦闘シーンに相応しくない言葉遣いなんだよな。語彙少ないんじゃねぇ?
つーか、「村雨」で「喋る刀」って流行ってるのか?
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>>1854
流行じゃないだろうけど、まあ喋る刀剣ってのはメジャーな題材ではあるな。
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ttp://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0360.txt
ストレス解消に書き殴ったプロローグ。後を書くかは不明。
良ければ感想でも書いてくれぃ。
-
>>1856
字下げのない部分があるのは、ワードの勝手字下げのせいか?
主格を表す代名詞を徹底的に排除した一人称、これは好みの分かれるところだと思うけど、まあ、プロローグだし、普通に上手いと思う。
俺はこういう書き方は好きだな。短いセンテンスを連ねて改行している部分も効果的だし。
ちょっと細かいけれど
>全身を覆う鋼鉄のアーマーは、八○ミリの弾丸を弾かない。
「弾」という漢字がかぶるし、出だし部分でどちらのアーマーの説明かちょっとわかりにくい点もあると思うので、俺なら
全身を覆う鋼鉄のアーマーは、それでも八○ミリの弾丸の前には紙くず(布切れ、無意味も、どれでも好きな表現を)同然だ。
という風にするかな?
-
と、
>主格を表す代名詞を徹底的に排除した一人称、
自分でこれを書いていて思ったのだが、
もしかしてこのプロローグの主人公は、本編の主人公の敵または味方内での正体不明のライバルとして登場し、斃されてアーマーを剥ぎ取ると中身は女の子だった。
とかそういう感じなのかもね。
-
>>1856
文意が伝わるかどうか、という点では問題がない気がする。
何をしているか大概が理解できた。
ただし、死への恐怖や緊迫感は感じてこなかった。
いきなりの自分語りで、「これが恐怖か」、とかいわれても、ふーん、そういうものなの、としか言いようがない。
それよりも、必要な装備も持ってこないで自分に浸っているこのバカは何をやってるんだと思った。
あと、最後の段落の文章の陶酔感が鼻についた。
-
>>1856
プロローグとしてはまぁまぁ面白かった。
ただ「六〇九」が「何」なのかが序盤で出てこなかったので、パワードスーツみたいなもんだと
気づくまでに2、3回読み返しちゃったよ。
-
>>1856
感情移入しにくい
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>>1856
悪くはないけど味気ないな。人に見せるって意識が薄いっちゅーか。
主人公の独白部分も、人間味なさ過ぎ。始めからの数行は詩かとオモタ。
-
冒頭部分なんだが、処女作ゆえ滅茶苦茶になってないか不安だ。辛口評価を頼む
十二月初旬、昨日から降り出した雨は相変わらずに谷地市を濡らし続けていた。空は正午近い時間だと言うのに夕方のように暗い。初冬の冷たい空気と過剰な湿気は不快な大気となって地域一体を覆っている。黒崎透はノートを取る手を止め、傍の窓ガラスを伝う雨垂れと、霧に覆われて薄らぼやけた稜線を眺めながら、授業の退屈さを誤魔化そうとしていた。
市の外れ、山間部に位置する高校の、最上階の教室からの光景は悪く無いが、長時間の鑑賞に堪えうるほどではない。誰かと私語でもしながら潰せれば最良だったが、前列にいる彼の悪友、新山は授業開始十五分後に早々と夢の世界へ旅立っていた。起こすという考えも浮かんだが、彼はかつて起こそうとした教師に拳で応えて謹慎処分を受けた男だ。痛い目に逢うのは御免だった。
そして隣の席に座っている女子、立花は話しかける相手としては生真面目すぎた。無視されるか、注意されるのが目に見えている。おまけに黒崎には女性に話しかけられるような話題も、テクニックも無い。放課後ならともかく、授業中にナンパして振られた日には末代までの恥だ。
幾つかの考えが否定され、教室の中に興味を惹くものを見つけられなかった黒崎に残された暇つぶしはやはり外の鑑賞しか残されていなかった。冬休み間近の半日授業、あと二十分我慢すれば自由の身になれると考えれば、少しは気も紛れた。
雨は少し小康状態になってきたようだ。雨垂れの数が段々と少なくなり、分厚い雲の隙間にも僅かな隙間が見える。時計に目をやるが、針は相変わらず進んでいない。黒板には先日の期末考査の解答が板書されていたが、何故か写す気にはならなかった。今やらなくても誰かに頼めばいい。最悪、写さなくても大きな問題は無い。その場のテストさえなんとかしていけば、卒業くらいは出来るはずだ。黒崎はそう考えながらも、自分が妙に怠惰になったと客観的に思った。授業を放棄して何処かに逃げ出したい。そんな欲求がこみ上げている。新山のように昼寝をするのもいいと思ったが、こんなときに限って眠気は無かった。
ぼんやりしていると視線はどこか惹き付けられたように窓へと向う。雨は止んでいた。雲の切れ目は更に広がり、そこからは映画に出てくる教会のステンドグラスのような光の帯が地上に漏れ出している。その光は正午の時間のそれにしては妙に紅く、まるで夕刻の空のように黒崎の眼に映った。
違和感と、何故か焦燥感を覚えていた。むしろそれは不吉な“予感”と表現したほうがいいかもしれない。唯物論信者とは言わないまでも、超常的な現象を信じない彼にとって、予感などと言うものは、フィクションの中の都合合わせになって久しかったはずだ。しかし、それ故にその予感は妙な確実性をもって黒崎の心に蟠る。それはここ数年、彼が忘れていた感情。幼い頃、ふと深夜に目覚めたとき、闇に閉ざされた廊下を一人でトイレへ向うときの恐怖に似ていた。
恐怖を振り払うべく、黒埼は窓から眼をそむけた。時計の針を見つめるがその動きは何時に増して、遅い。ふと、彼は上方から発せられる僅かな物音に気付いた。どんどんと床を叩くような音。それは上階から響く、誰かの足音のようにも聞こえた。それは少しずつ、しかし確実に大きくなっている。
上に教室があるのなら何の不思議も無い、ただの足音だ。だが、ここは最上階である。おまけにこの校舎には屋上に上がる階段は無い。上には誰も居るはずはないのだ。
音は数秒後には天井を蹴るような、バスケットボールでもやっているような騒音へと姿を変えていた。更に数人の生徒が気付き、上を見上げ始めた頃には、音は最高潮に達した。教室にざわめきが満ちた。教師すらもそれを静止せずに上を見上げる。最早足音から、誰かが和太鼓でも叩いているかのように肥大化していた音は、視線を察知したかのように唐突に途切れた。
暫時、教室が不穏な沈黙に包まれた。黒崎は立花が、不安げなこちらを見つめている事に気付いた。いや、立花だけではない。教室内の全ての人間が、事前に打ち合わせたかのように、無言で互いの顔を見合わせていた。まるで誰かが怪音についての合理的な説明をするのを待って、けん制しあっているように思えた。
巨大な揺れが校舎を揺らしたのはその直後だ。
-
辛口なあ……
どっかで見たことある文体だな。
これ書く前に、なんかこれっぽい小説読んでないか?
内容はとくにおかしいことはないし、とくに目立つものはないが。
若いときって一度はこういうのやりたくなるんだよね。
「無かった」とか「相変わらず」とか「居る」とか「何故か」とか「御免」とか。
こういうの、作者補正の色眼鏡なかったら読みにくいだけだから。
まあ、上のやつらとかをひらがなにひらいてちょっとリズム整えたら
ラノベ読者にも普通に読める文体になるんじゃない?
根本的にラブクラフト翻訳文的難解熟語とか古語とか使ってないし。
気になったのは、
>巨大な揺れが校舎を揺らしたのはその直後だ。
これは
>巨大な揺れが校舎を襲ったのはその直後だ。
じゃなかろうか。
これくらいだな。
-
しまった名前残ってた……ウカツ
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自分も割と似たような文体なので思うが、ちと堅すぎるような。独白っぽい部分が高校生と思えないよ。
堅い文体の上に、読み進んだときのリズムもちとごつごつしているので余計にそう感じるのかも。
とりあえずホラーなのかな?緊迫感を狙っているのならいいのかもしれない。
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ムダに言葉を重ねすぎ。文庫体裁で4ページも使っているが、その割にちっとも話が進んでない。
つかみとしては弱すぎる。つか、半分ぐらいで続き読む気無くす。
この手の文体でいくなら、最初にガツンと事件でひっぱたかないとだれる。
読み手が何に注目すればよいのか理解しづらい。
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>>1863
最初の一行目で物語が始まってないので読む気が起きない。
やるなら最後の一行を一番最初に持ってこないと。
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>>1864
今まで一人称で書いてたんで、手元のスティーブン・キング系を参考にしたのが裏目に出たか…
あとPC変換に頼りすぎたのも痛い・・・
>>1866
ホラーです。
ただ、緊迫感を狙って堅くしたと言うよりは自分の悪癖が出ただけですな。
>独白っぽい部分が高校生と思えないよ
一年前まで高校生やってたんですけどね…もうちょっと軽くしたほうがいいか。
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>>1867-1868
この前に序章を入れるか否か迷ってたのですが、入れたほうがよさそうですね…
無駄な文が多すぎるという意見には反論できません。精進します。
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このままではラノベの賞は難しいのではないか。
一般でも無理だろうけど。
ラノベホラーの冒頭セオリーとしては、
どっかの誰かが襲われたりするショッキングシーン→主人公の平穏な日常→
主人公襲われる→主人公の日常
軽いラブコメタッチで始まる→不吉な予兆→
このへんがよくあるパターンだな。
キングはラノベのテキストにはむいてない。長すぎる。
まあ、あんまり難しいこと考えずに書いてみたら。
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>>1871
受かる見込みが無いのは処女作だし、仕方ないっすよね…
だからって放置するのも目覚めが悪いんで修正しながら完成はさせますよ。
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べつに処女作だから受からないといっているわけではない。
このタイプの文体でラノベ賞受賞した作品がおれの記憶にないだけだ。
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>>1873
ウホッ、いい辛口…
とりあえず市場調査をやり直してきますわ…
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何だか賛否両論あるけれど、この文体ならば一般向きだという点では一致してるようだね。
漢字を開いたり、もう少し推敲して文を整えれば、一般小説の方でいけるんじゃないかな?
無理にラノベを嗜好して作品をいじらない方が良いと思うけれど。
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無力な人間が怪異の前に右往左往するのがキング系ホラーだから、
ヒーローとかキャラ立ちが要求されるラノベとは相性悪いんだよな。
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>>1863
描写が細かすぎる。この一言に尽きる。
緻密さは、あなたの文体の個性的な長所ではあるとは思うが、冒頭でこれではまずい。
冗長な情景描写が、読者が物語に入る事の妨げになってしまっている。
私見だが、文章は非常に上手だと思う。
ただ、ラノベに向きとはお世辞にも言えない。
その年齢で、これだけ書けるなら、普段の読書はラノベではないであろう。
自分の文体が活かせる、普段良く読む小説と同じカテゴリーの賞を狙った方が良いのでは?
そうすれば、俺のライバルがひとり減るし。
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>>1875
個人的にはラノベの大らかさが好きなんですよね。
日本の一般ホラーはサイコサスペンスばかりで好きになれないし。
どうすりゃいいんだ。
>>1876
俺の方向性自体がラノベに向いてないって事か…
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雑音はあんまり気にせずにどんどん書いちゃうのがいいよ。
語ってる俺らだってどうせみんなド素人なんだし。
だいたいこの中に19歳でそんだけ書けるヤツが何人いるやら。
オレは無理だった。
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>>1878
つメフィスト賞
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>>1868
その評価はちょっと変じゃね?
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>>1873
「狼と香辛料」は?
情景描写にかなーりの文をさいているけども。
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狼と香辛料の舞台は読者にとって馴染みがない。だからこそ、情景描写が生きてくる。
つまり、未知の風景は見ているだけでもそこそこ楽しめる。
が、どこにでも転がってるような日常風景を延々ダラダラと描写されてもちと困る。
世界の車窓からと山手線一周ビデオ撮影をどうじにホイと差し出されて、山の手一周を食い入るように鑑賞するのは難しかろう。
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描写が細かすぎるか。逆は想定してたのに思わぬ答えだなぁ…
例えば一段落目はどの程度にまとめられるでしょうか?
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個人的にまとめるとするならば、
雨が降っていた。教室と外を隔てる窓に、幾筋もの小さな川が出来ている。
だな。
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>>1883
小説における情景描写っていうのは作者のイメージに近いものを
読者にも持ってもらうためのもので、読者が知識として知ってるか知らないかで
あったら困るとかいうものじゃないと思うけど。
その山手線にしたってそう。東京在住の人には見慣れた風景かもしれんが、
地方に住んでいる人にとっては珍しいものだよね。
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いわば世界の車窓からはハイファンタジー、山手線の車窓からはローファンタジーだな。
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山手線の風景は見慣れてはいないが東京の街並みという点で珍しいというほどでもないなぁ。テレビで見かける風景として頭に浮かぶから。
とはいえ例えとしてはそんな感じだろうね。
個人的に>>1863を読んでわかったのは、
「12月の午後、どんよりした空の雨の降る退屈な授業中、外を眺めていたら変な音が聞こえてきてクラス内がざわついている」
というだけ。
友人の性質の片鱗と主人公の性格的な部分、勉強への熱意の薄さとかもあるけど、読んでいて興味を引かれるというものでもなかった。
本にして最初の1ページ目でこれだけの情報を得られるならいいかもしれないけど、ページめくっても物語が動かないのはちょっとダルいかなという印象だった。
友人については物語が動き出して会話などで接触した時にでも描写すればいいんじゃないかな。
文章そのものは上手だと思ったよ。漢字をもう少し減らせば読みやすくもなるし。
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冒頭の部分なのですが、おおまかな世界観などはこれで伝わりますか・・・?
動きのあるシーンで始めたかったもので・・・。
他にも気づいた点ありましたらご教授願いたいです。
駆け抜けた。
雨田重工製自立式自動警備ロボットPOR-669“ポーラス”のボディを、一筋の赤光が。
その光は、中央部の装甲の隙間から内部に侵入。そのまま鋼の心臓を貫いた。
「ギ――グご――」
無様な音を出しながら、ポーラスは幾度か弱弱しく火花を散らす。
機能停止の証だった。
その火花が、一人の男を照らし出す。背が高い、初老の男。
短く刈り揃えられた口髭と白髪混じりの短髪は男の精悍さを引き立てている。
漆黒のボディスーツとスペクトラアーマーに身を包み、体つきは非常に筋肉質。
腰の後ろには横一文字に長いナイフが装着されていた。
真っ直ぐ突き出された右腕が、鉄の体から引き抜かれる。
赤い光を伴って、腕は再び外気に触れた。
忍術外部入力用手甲型デバイス“十六夜”の中枢宝玉が発していた赤い光が、消える。
廊下は再び、静寂と闇に包まれた。
畜生。
男――如月重蔵は心の中で呟く。
いくら本調子で無いとはいえ、この程度のガードロボに補足されるとは、通常では考えられない。
他に連絡される前に処理できたからいいものの、判断が遅れれば脱出するしかなくなる。
一度そうやって警戒されれば、再びこうして忍び込めるようになるまでどれぐらい時間がかかるのか、想像したくもなかった。
こういう日はさっさと仕事を終わらすに限る。
余計なことは考えずに、だ。
「くかか……」
はっ、とナイフを引き抜きながら背後を振り返る。
そこに立っていたのは、異形の人間であった。
「やっぱりぃ……お前ぇかぁ……如月ぃ重蔵ぉ……」
重蔵とよく似たボディスーツを着た、痩せ細り、ひょろりとした男であった。
背丈は重蔵と変わらないぐらいだが、手足が異常なほど長い。
特に、左の腕は地につきそうな程である。どうやら義手であるらしかった。
闇に蠢くそのアンバランスなシルエットは不気味という他ない。
「……手の長さの違う知り合いなどいないが」
「そうつれねえ事言うんじゃねぇよぉ……」
「……俺がお前ならば、相手に自分の存在を悟られる前に背後を取る」
重蔵は話しながらナイフを構え、腰を落とす。
いつ何がおきても対応できるようにするために。
「自ら相手に存在を明かすなどという馬鹿な真似はしない」
「言ってくれるぜぇぇえ……」
痩せた男も同じく腰を落として構えた。
長い左腕はだらりと力なく垂れ下がったままだ。
「まぁあ……いい……お互いちゃんとお仕事をしようぜぇ……」
二人の間の空気が一気に張り詰めていく。
「死ぃねやぁッ!」
男の叫びと同時に重蔵の体が、弾丸になり直進した。
男の右手も凄まじいスピードで動く。
瞬時に“印”を結び、手に埋め込まれた宝玉が緑の光を放つ。
「きぃぃぃぁあああああああああ――!」
長い左腕がさらに長さを増し、飢えた大蛇のように一直線に重蔵を迎え撃った。
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>>1889
>冒頭の部分なのですが、おおまかな世界観などはこれで伝わりますか・・・?
時代背景は現代〜近未来で忍者っぽいのが2人出てくる以外はさっぱり。
冒頭から動きを出したいってのはわかるけど、俺には動きを出しすぎて読者置き去りに
なってる感じがするなあ。
あとガードロボットっぽいのについてる名称や〜重工製云々の説明は
まったくいらないように思いました。
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