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他人が書いた小説の一部を批評するスレ
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書いてみたはいいけど、この表現どうなの?会話シーンに自信ないんだけど、ちょっと見てもらいたい・・・。
そんな悩みを抱えるあなたは、このスレに、書いた作品の一部を載せてみましょう。
ついでに、執筆上の悩みもガンガンぶちまけましょう。
投稿する際には、あまりに長いのは避けてください。また、このスレはオリジナル限定とします。
その他は、ライトノベルであれば、ジャンルその他は問いません。
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>>1669
プロローグだと掴みが弱いと思う。
いっそ兄貴に刺されるあたりから初めて、主人公が気絶したところで切り
親父や妹云々は本編の回想等で改めて語る、ぐらいにほうがインパクトがあるんじゃ?
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>>1688
細かいご指摘ありがとうございます。文章の品質に関わるご指摘については
こちらの著者校正・推敲が足りないとしか言いようがありません。
牽引力の低さについては、全体の構成そのものを入れ替えるなど
「文章レベル」とは別の次元での解決も考えておりますが、
そもそも魅力的な文章であればそのようなご指摘もなかったかとも思います。
冒頭に持ってくる文章としては無神経でした。申し訳ありません。
>>1690
>心情の流れ
恥ずかしながら思案の埒外でした。
またこちらも文法ミスのご指摘で、こういう細かいつまずきで
いちいち興を殺いでいるかとも思っております。
あとはやはりカメラの安定の悪さのご指摘でしょうか。取り急ぎ対処いたします。
肩の力はニンともカンとも。私自身が作品イメージについて、
こういう固さの表現でなければならないと凝り固まっているのでしょう。
一度頭を冷やして参ります。
どちら様も、お時間を割いていただきましてありがとうございました。
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ドラゴンライダー対ワイバーンの空中戦のシーンですが、どうでしょうか?
風に乗って高度を稼ぎ、雲の間に隠れながら、イレーネとアルバインはワイバーンの群れの上方に周りこんだ。
距離が詰まるにつれ、群れの様子がはっきりする。ワイバーンの数は四頭、歪んだ菱形の隊型を組み、南を目指していた。
(まだ、気付かれていない)
緊張で渇いた唇を舌で湿し、イレーネは心中で呟いた。戦いの期待に昂奮したアルバインが、咽の奥から唸りを洩らす。
マントの襟を上げて口元を覆うと、イレーネはアルバインの首の付け根をぴしゃりと叩いた。
『行って』
無言の指示と共に、アルバインは動いた。四肢をたたみ、翼を閉じ、ワイバーンの群れに直上から急降下をかける。
ワイバーンの姿がみるみる大きくなる。その時になってようやく気付いた右のワイバーンが、警告の叫びを上げる。たが、遅い。
『先頭を狙って』
アルバインの口がかっと開き、その奥から灼熱の吐息がほとばしる。直撃を受けた先頭のワイバーンは、悲鳴一つ上げられないまま松明のように燃え上り、落下した。
『次は後ろから』
降下の勢いを利用して巨体を旋回させ、アルバインは群れの後方に潜り込む。同時に再び炎の息を放つ。残った三頭のワイバーンは素早く散開して回避するが、最後尾の一頭がやや遅れた。
『逃がさないで』
アルバインはそのワイバーンに踊りかかると、喉笛に喰い付いた。鋭い牙が鱗を貫き、深々と肉に食い込む。甲高い悲鳴を上げながら、ワイバーンも必死に鉤爪や尾の毒針で反撃する。しかし背後からのしかかられる体勢のため力が込められず、竜の強固な鱗に弾かれてしまった。
空中で激しくもつれあいながら、アルバインは容赦ない力を顎に込めた。頸骨が砕ける鈍い音が響き、二頭目のワイバーンが血の泡を吹きながら断末魔にのたうつ。
と、周囲を見渡していたイレーネの目が、後背から襲いかかる残り二頭のワイバーンを捉えた。
『後ろ』
それだけで十分だった。アルバインは痙攣するワイバーンを放り出すと、振り向きざまに吐息で迎撃する。
虚空を薙ぎ払った炎をかわしそこねた一頭は、右半身を炭化させられ墜落する。だが最後の一頭は灼熱の洗礼をかいくぐると、アルバインと交叉しざまに尻尾を振るう。その一撃は、アルバインではなく背のイレーネを狙っていた。
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1693の続き
『下に避けて!』
とっさにアルバインを降下させ、致命の毒針をかわす。だが避けきれない。ワイバーンの尾はイレーネの頭をかすめ、アルバインの翼を傷つけた。
「あうっ」
マントのフードが裂け、額当てが弾け飛ぶ。激しい衝撃に意識が飛びかけた。
竜騎士の最大の弱点は、竜に比べてはるかに脆弱な人そのものだ。だがその人が、本能のまま荒れ狂う竜を御す事によって始めて、竜騎士は竜騎士たりうる。
この瞬間、イレーネはその手綱を手放してしまった。
るるるるぐおおおぉぉぉ――
アルバインが吠えた。格下の敵に主と自身を傷つけられた怒りが、白竜を駆り立てる。
傷ついた翼を猛然と羽ばたかせ、一気にワイバーンとの距離を詰める。凄まじい速度と勢い。だがそこには、先ほどまでの戦術がまるでなかった。
『落ち着いて、アルバイン』
懸命に呼び掛けるイレーネ。だがまだ意識が回復しきっておらず、初めての実戦に昂奮した騎竜まで『声』が届かない。
突撃の勢いのまま、アルバインはワイバーンに襲いかかった。まずすれ違いざまに、反撃で振るわれた右の鉤爪を自らの尾の一撃で粉砕。続いて反転し、悲鳴を上げるワイバーンの首・両翼・左足・尻尾に、牙と四対の爪を打ち込む。最後に、そのまま首を伸ばし四肢を大きく広げた。
ワイバーンの肉体は、文字通り引き裂かれた。五つに分断され、血と臓物を撒き散らしながら地上へと落下する。
おろろぉぉぉん――
白い鱗を赤く染め、歓喜の咆吼を上げる騎竜を、イレーネは叱りつけた。
『アルバイン――』
その時、アルバインの巨体が大きく揺れた。
「な、何っ!?」
慌てて周囲を見回しましたイレーネの顔が、恐怖でひきつった。傷ついた右翼の皮膜が、強引な動きの負荷に耐えられず、大きく裂けてしまったのだ。
るらららぁぁぁ――
苦痛の声を洩らしたアルバインが、平衡を失って空中で横転すると、石のように落下する。まるで、自分が屠った四頭のワイバーンの後を追うかのように。
「ああああぁぁっ!!」
イレーネは悲鳴を上げた。凄まじい勢いで、地表の情景が拡大する。
「母さま――」
今はもうこの世のどこにもいない人への呼び掛けは、誰の耳にも届かなかった。
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>>1694
俺からは二点。
1)竜の火炎強すぎね?w
直撃したら即死かよ……。
そんだけ熱量持っている火球を吐き出して、竜の体は無事なのか
と突っ込みたくなるのは常識的な感覚だと思いたい。
2)無言の指示が万能すぎるw
『』が全部無言の指示というのはさすがに無理あるだろう。
実際に言葉に出したほうが自然だと思う。
でなければ「とっさに下へ避けるように指示した」などと
地の文にまぎれこませてしまったほうが違和感は少ない。
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戦闘機のドッグファイトを意識したんだろうけれど、これだと戦記物にも劣るよ。
少し気の利いた戦記物ならば、スティックを引いただのGの強烈さだのを書くことで、
読者に臨場感を与える工夫をするもの。
例えば敵ワイバーンの編隊に襲いかかるシーン。
>翼を閉じ、ワイバーンの群れに直上から急降下をかける。
>ワイバーンの姿がみるみる大きくなる。
ここに一文入れてみる。
>イレーネは内股で竜鞍を締めて、宙に浮きかけた腰を固定した。
とか。或いは風圧に目を細めたりとか。
それに乗り手の脆弱さを強調するなら、竜がワイバーンに噛みついた時点で、イレーネは
かなりの衝撃を受けるだろうし、ワイバーンともつれ合えば振り合わされるだろう。臨機に
そうした描写を入れたらどうかな?
そうそう。竜の炎がどれほど強力だろうと、そこはファンタジーだからとやかくは言わない。
しかし当然、乗り手もマズルブラストを感じるはずだ。
例えばマグナム拳銃は、銃口を頭に付けた状態なら空砲でも人を殺傷出来る。
であれば、
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済まん、途中で送ってしまった。
であれば頬や額に強烈な熱風を感じたり、焦げ臭い臭いを嗅いだり、或いは髪がチリチリに
成ることさえあるかも知れない。情景に対してそんな時はどうなるか想像力を膨らませ、
五感を総動員して読者に「感じさせる」努力をして下さいな。
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>>1689
細かい批評ありがとうございます。
今度からは言葉の意味をよく考えて、重複した部分や、要らない部分を省いていきたいと思います。
「目の前」は言われてみればすぐ近くって感じがしますね。
自分としては「視線の先にいる」みたいな感覚で使ってました。
倒れきる前に見たという表現のほうがわかりやすいですね。すいません。
>>1691
自分としては掴みはこれでいいかなと思っておりました。
構成を考え直したいと思います。貴重なご意見ありがとうございました。
みなさんどうもお世話になりました。
いただいた感想を糧にこれから頑張っていきたいと思います。
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すみません、よろしくおねがいします。今書いている長編の冒頭部分です。
冒頭だけなので、ストーリーの意味がわからないと思いますが、初小説で文章にまったく自信がないので、文章が通じるかどうかを教えていただけると幸いです。
文章が下手すぎて意味が伝わらないのではないかと、このまま書き続けるのに不安を感じていますので……
川原にぽつりと小さなベンチがある。
中年の男がそこで雑誌を枕にごろりと横になった。
春の陽気のせいか、男はすぐにいびきをかき始めた。
そのとき、すこし離れたところで、バアンという音が響いた。鉄板を叩いているような音だった。
眠っている男は、すこし身じろぎをしたが、そのまま眠り続けている。
しばらくして、またバアンという音が響いた。しばらくしてもう一度、そしてまたもう一度。
男は目を覚ました。
さっきからやたらとやかましいな。男は腕時計を見た。4時30分を回ったところだった。学校帰りの子供たちが、鉄柵を叩いて遊んでいるのだろうか。
バアン。
男は音のした方を見上げた。どうやら、少し離れたところに立ててある看板から音がしているようだ。「チカンに注意」。ありふれた看板だ。しかし、看板のそばには子供たちはおろか、誰の姿も見えなかった。
男は顔をしかめた。どういうことだろうか。
バアン。
今度ははっきり見えた。石だ。どこからか石が飛んできて、看板を打っているのだ。
対岸から飛んできているのか?
男は対岸のほうへ首をめぐらせ、目をこらした。この川は幅が200メートル近くある。対岸にあるものはどれも小さくしか見えない。
その時、対岸で豆粒のような影が動き、そこから石が飛んでくるのが分かった。
石は吸い込まれるように看板にぶちあたった。
あれは……子供じゃないか。
その子供は小学校低学年ぐらいに見えた。あんな小さなガキが、こんなに遠くまで石を投げているというのか? それだけではない、さっきからあの2メートル四方の看板に石を当て続けているのである。尋常のコントロール力では不可能だ。
「どうみても小学生ぐらいやないか。ありゃあ、野球選手になったら、どえらい投手になるぞ」
男は思わず口に出していった。
自分が応援していたプロ野球チームで、その少年が投げているところを想像した。
しかし、男はその妄想をすぐに打ち消した。
いや、俺は何を言ってるんだ。もうプロ野球なんてこの世には存在しない。それどころか、全てのスポーツはこの世界から姿を消した。もう馬が走るところも見ることができないし、マラソン中継だって無い。
サッカーは嫌いだったが、今だったら観たいような気がした。しかし、当然サッカーも禁止されている。
唯一許されているのは、格闘技だけだ。それも普通の格闘技ではない……極めて血なまぐさいやつだ。
男はため息をついて、堤防の上へと続く階段を昇り始めた。家に帰って、一杯やるつもりだった。もちろんビールは禁止されている。せいぜいコーラを枝豆でぐいとやるのが関の山だ。
背後でまたバアンと看板が鳴ったが、男はもう振り返らなかった。
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>>1699の続きです
あちゃあ、あのベンチに人が寝てたのか。悪いことしたな。
マモルはペロリと舌を出した。
対岸のベンチで眠っていた男が起き上がって去っていくのを見てはじめてそこに人がいたことに気付いたのだ。
きっと看板に石が当たる音がうるさくて、怒って帰ってしまったんだ。
マモルは握っていた石を足元に放り投げた。
堤防の石段に腰を下ろし、疲れた腕をぐるぐると回す。
もうあれぐらいの看板なら、百発百中で命中させられるようになった。さすがに飽きてきたなあ。
別にマモルは何か目的があって、看板に石を投げているわけではない、ただの暇つぶしである。
堤防の上にはバス停がある、マモルはそこへバスに乗って帰ってくる姉を待っているのだ。毎日毎日待っている間に石を投げ続けた結果、これだけの腕になってしまった。
はじめは川の中ほどまでしか届かなかった石が、一年もすれば対岸まで届くようになった。さらに半年で、大体の狙った位置へと投げることができるようになった。そしてさらに半年かかて、今のコントロールを身につけたのである。
まったく意味のないことだ。マモルは苦笑した。
石を投げる仕事でもあれば、一生食いっぱぐれは無いのにな。……こんなくだらない妄想をしていると知ったら、姉ちゃんに怒られるな。
マモルは足元に落ちている木切れを拾った。そしてそれを大上段に振りかぶり、階段の手すりを打ち据えた。
両手に痺れが走り、マモルは顔をしかめて枝を取り落とした。
……かと言って、闘技場で闘う気にもならないしな。
俺は姉ちゃんのように背も高くないし、力も弱い。ああいうのは俺には向いてないだろうと思う。
その時、向こう側の角を曲がって、バスの黄色い車体が姿を見せた。
マモルは階段を駆け上がり、バス停へと走った。
しかし、バスから降りて来る人の中に、姉の姿は無かった。
マモルはふてくされてように、また川原へと降りた。
気がつけば、また石を掴んでもてあそんでいた。
対岸に人がいないか確認する。
今度は……そうだな、あの遠くの電柱を狙ってみるか。
マモルは、さっき当てていた看板よりも、さらに遠い位置にある電柱に狙いをつけた。
大きく振りかぶり、足を高く上げて石を放った。
石は放物線を描いて川を越えていく。
「あっ!」
マモルは思わず声をあげた。あれは……電柱じゃない。
マモルが電柱だと思って狙いをつけたのは、人間だった。いや、人間といっても地球人ではない。黒い衣服に身を包んだ、3メートルほどの巨体。○○星人である。
「あぶない」という声をあげる間もなく、石は○○星人の体へ激突した……と見えたその瞬間、石はフッと消滅した。
○○星人がゆっくりとマモルの方を向いた。
その巨大な体を別にすれば、○○星人の見た目は地球人とそれほど大差はない。
○○星人の赤く輝く目が、マモルを捉えた。マモルは心臓を思い切り握りつぶされたような気がした。
○○星人が笑った……ように見えた。この距離である、対岸にいる人間の表情が見えるはずがない。しかし、マモルには、彼が笑ったということがはっきりと分かった。
その時、背後でパアンという音が響き、マモルはふくらはぎに激痛を覚えた。
マモルが振り返ると、石段の上に、粉々になった石が散乱していた。
その欠片のひとつが、マモルのふくらはぎに浅く突き刺さっていた。
ひとつひとつの石の見分けがつくはずもないが、マモルはその砕けた石が、自分の放ったものだという確信があった。
もう一度対岸を見やると、○○星人の姿は無かった。
冒頭の第一章になります。長いですがよろしくお願いします。
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いい掌編かけたので、久々に批評というか感想というか、させて頂きます。
私的意見なので俺の読解力不足もあるかもしれないですが、そこはご容赦を。
まず感想。
「読めました?」と聞かれたら「読めました」と答える。しかし
「読みますか?」と聞かれたら「読みません」と答える。そんな感じっした。
・導入部としては、ちょっと弱すぎる。
・(たぶん無関係な)おっさんのシーンが長すぎ。
・世界観の伝え方が少なすぎ。
近未来?超未来?宇宙人がいて普通の世界?異常な世界?ファンタジー?
とにかくわかるのは「ここが現代世界ではない」と言うことだけ。
伝わらないので3mの行動が「どれだけ不思議なのか」がわからない。
マモルが200mの遠投が出来ることが「どれだけすごいことなのか」がわからない
(↑おっさんの感想が冷静すぎるのもある。ちなみにプロ野球の入団テスト遠投は100mもない)
足に石が刺さっているのが「痛い」のか「それほどでもない」のかわからない
(↑マモルが冷静すぎ)
とにかく「現象」に対してのリアクションが薄すぎて、その凄さのイメージがわかない。
たとえばテレポーテーションで友達の家に遊びに行っても「やあ、いらっしゃい」とリアクションされたら、「この世界では普通のことなんだな」って思うでしょ。
特に現代世界じゃない場合、その世界に住んでる人(小説内の人物)のリアクションでしか把握できないからね。メリハリ付けた方がいいと思う。
・スポーツが無い世界、と言うのを一生懸命説明しているが、その理由に全く触れないのでその事が重要なのか重要じゃないのかわからない。
・慣れてるならともかく、初小説なら人称の統一はしておいた方がいいと思う。
全体の感想は「漫画のコマを文章で書いてみた」という感じ。
まず、「必要な描写」「伝えたい描写」と「不必要な描写」を分けて、不必要なことを出来るだけ削除してメリハリを付けること。
描写やリアクションで「世界観」を伝えること。
これで少しは「読んでみようかな」って感じになると思う。
こんなもんでしょうか。頑張ってください。
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まず、初めてなりに自信をもって書こう
すぐに読者に見透かされてしまう
そして、もっともっと本を読んで書きまくる事。
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>>1699
おもしろいものを書けてると思うよ。
初めて書いたものに不備があるのは当然だから、
あまり悩まずにどんどん続きを書くべき。
書いてりゃ直ることもいっぱいあるから。
でも○○星人は、ちゃんと何星人か考えような。
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批評でも皮肉でもないんだが一つだけ言わせてくれ。
>コントロール力
こんとろーるちからと読んでしまった。
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みなさん、ご批評ありがとうございます。
生まれて初めての小説で周りに読んでくれる仲間もいないので、不安のあまり、このような中途半端なものをアップしてしまいました。
おかげさまで、多少気が楽になりました。
稚拙な文を読んでいただいて感謝しております。アドバイスを参考に、これからがんばります。
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う〜ん、最近誰も書かないのね
オレ?
そ れ ど こ ろ じ ゃ な い orz
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締め切りはあと10日ですよ!
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誰も書かないから俺のを少し投下。ちなみに小説書くのは初めてです。
第二章
赤い――
前後左右、縦横斜め、一、二、三次元のどこを見回しても、世界は赤一色に染め上げられている。そんな異空間の中で、感覚を失った四肢がただただ無抵抗に流されていくさまを、他人事のように陶然と見つめる自分。
次元の狭間のような世界を漂いながらも、去りし日々の経験が冷静にこの状況を分析する。
(これは、また夢なんだろうな)
来る日も来る日も眠りに就く度に辿り着く、この不安定な空間。どこだか分からない場所へと放り出され、何をすることも出来ずに、眠りから覚めるのをじっと待つ。何もない空虚の世界の中で、何だか分からない物を求めて一人虚空を彷徨い続け――
(いずれは自分以外の何かを見つけられるのか?)
夢の内容は、見る人の精神状態に大きく左右されるという。とすると、こんな漠然として理解しがたい夢を見る自分の心の深層は、相当病んでいるのかもしれない。
(こんな生活を続けていれば心も参るわな)
「鍛錬」と称して繰り返されてきた虐待の数々。物心がつくかつかないかの時分から始められ、泣いても喚いても止むことはなく、筋肉質な大男の、無機質で硬く尖った双拳にひたすら殴られ続ける。毎日当然のように行われてきた暴力行為は、町の誰もが見知っていて、それと同じ数の人々が黙殺していた。時には哀れみの視線を投げかけてくる者も居た。それでも、誰一人として救いの手を差し伸べてはくれない。哀れみの視線はその裏に好奇を隠し、人々はこの非人道的行為の傍観者であろうとした。彼らのその双眸を見つめて助けを請うと、白羽の矢を立てられた傍観者は即座に視線を反らし、何事もなかったかのように大衆の雑踏へと消えて行く。これらは皆、自分にとっては当たり前の日常。
そう遠くない昔のこと。遂に涙は枯れ果て、激情を顕にすることもなくなった。相変わらず男の暴力は止まるところを知らなかったが、急所への一撃だけでもなんとか防ぐ術を覚えた。どんなに苦しくても、誰にも救いを求めなくなった。
……どうして自分はこんなにも変われたのか。理由は考えたこともない。だけど、一人の味方も存在しない中で、この悪夢のような状況を打開するためには、自分が変わらなければいけないってことは、本能的に承知していたんだと思う。
だからこそ俺は、あの計画を実行することに決めた――
計画のことを考えると逸る気持ちを抑えきれず、一人きりの異空間を忙しなく飛び回る。無謀な計画であるにも拘らず、何故か失敗する気がしない。それどころか自由を得た後の自分を想像して、心が躍り狂う。親父に対する罪悪感が時たま胸を刺すが、たとえ親父を裏切ることになっても、計画を諦めるつもりはない。俺をここまで追い詰めたのは、他ならぬ親父なんだから。
もうしばらくすると朝が来る。決行は今日。大丈夫、後悔はしない。たとえどんな結果になったとしても、今より悪くなることはないはず――
自らの生み出した夢の世界の中で、アドルフ・ヴァーサは独り静かに拳を握り締めた。
色々と至らないところがあると思うので、今後の参考のために助言をお願いいたします。
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>>1708
第二章。という事で前提がごっそり抜け落ちているわけだが、
これは短編連作方式で、新しい物語の冒頭だという事で話を進める。
まず「アドルフ・ヴァーサは独り静かに拳を握り締めた。」を一行目に持ってきた方がいい。
赤一色の夢の部分は、どうしても必要というわけでなければ全てカット。
主人公の心理を表したいのだろうけど、
親に虐待されて何かを決意するだけで読者は十分に察する事が出来るはず。
もし入れるなら主人公の状態がどうなっているのか直接的に表現すること。
「四肢が無抵抗に流されていく」はとらえ方が複数あるため適切ではない。
上げられている部分全体で必要なのは
1.親による虐待
2.周囲の反応
3.主人公の変化
4.何かを決意する
なので、文字数はこれの半分以下に抑えられるはず。
そして抑えないと冗長的すぎて読むのが辛い。
全体的に頑張りました的な雰囲気は感じるのだけど、
オサレ文章にする事に傾倒していて、頑張る方向が間違ってる様に思う。
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あと追加。
夢見てる必要性が感じられない。
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>>1709-1710
アドバイスありがとうございます。
これは短編連作方式でも、新しい物語の冒頭ではありません。
話の途中を抜き出して曝したのは不適切でした。申し訳ありません。
私が文中で描きたかったのは、
1.厳しい鍛錬
2.(主人公から見た)周囲の反応
3.主人公の変化
4.何かを決意する
5.親への不満
6.毎日繰り返し見る夢
7.赤い世界の中には主人公一人しか居ない
の7点でした。
「四肢が云々」にかんしては、自分では気付かなかったところなので早速修正したいと思います。
それと、文が冗長感じられるというのは致命的ですね。これからは気をつけたいところですが、改善できるかどうか……。
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>>1708
ほんとに初めて書いたならうまいほうだと思うよ。
なんていうか、「なんだかよくわからない」みたいな効果を狙うということもあるしな。
あと、多少は冗長で読みにくかったが、これでいいという確信があるなら
このままでも問題はないかも。
もし反省する点があるなら、てっとりばやいところでは改行を多くすることを勧める。
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改行を多くしたところで冗長性は回避できない。
描写が重複していたり、意味のない所が多かったりするから。
あと、全編この調子なら、俺は絶対に読みたくないな。
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まるで、本格ミステリのような痒いところに手が届きすぎな文章だな。
ライトノベルなら、もうちっと筆を滑らせても問題ないよ。
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>>1711
5は1と4の派生。6と7は2と3の派生だな。
つまり5〜7は蛇足だ。主人公の内面を表すのには無くていい。
自分の作品にこだわりたい気持ちは十分に分かるが、
読者から見たときに「この部分の情報が欲しい」という所だけを
上手く残して表現を削る必要がある。
シェイプアップした文章ほど「読みやすい」ものはない。
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読みやすさを優先するか、文体の与える効果を優先するかはそれぞれだろう。
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文体の与える効果とやらが効果的だったら、指摘されないんじゃまいか
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そうか? たぶん指摘されるぞ。ここなら。
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その後、そのまま鵺のマンションに帰る。鵺がさっきから機嫌が悪い。もちろん僕のせい
なのだが。どうも気が立ってるなぁと思いつつベランダで黙々と煙草をふかすオレ22:30。
むぅ、何か謝罪せねば。ただでさえあの気難しい鵺だしな。などと思案していると火がフ
ィルターに到達。ちょっと熱い思いをしたのだった。
吸殻をベランダ備え付け(もちろん、置いたのはオレ。)の灰皿に突っ込んで室内をちらり
とのぞく。
鵺がチャンネル1東海テレビよろしくSMAP×SMAP見てるし、相変わらず疑問なのだが
やっぱりあの料理対決にはレシピとか作られてて台本通りにやってるんだろうかと。まぁ、
アドリブであんなことができるのなら愛のエプロンにも出るはずだろう。
鵺はこたつに突っ伏して見ている。眠たいのかもしれないが。
おっと、そろそろ番組が終わるじゃないか。今日は月曜日だからな。アレを見なくちゃ一
週間が始まらない。そんなわけで室内に入ってコタツに入ろう・・・と思ったが、思いと
どまってキッチンに向かい冷蔵庫からさけるチーズ(無論、スモーク)を二本とってコタ
ツに戻る。
テレビは番組の間にやるニュースが映っていた。あいかわらず、連続殺人犯の事を言って
いるが気にしない。
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鵺が地味に端によってオレが座るスペースを作っている事に気がついた。まぁ、チョット
感激するオレ。自分自身もそうそう大柄ではない。むしろ、男性の中では小柄なのかもし
れない体格だから二人並んで座れるんだけど。
鵺の横に座って、スモークさけるチーズを渡した。鵺が「さんきゅ。」とお礼を言う。
さて、ちょうど23:00。あいのりである。どうも、鵺が退院してから一緒に見るのが恒例と
なっているのである。意識取り戻してからも少々入院していたときに見たらしい。入院先
はもちろん岐阜大学付属病院であった。鵺が旧病棟から移動するときは大変だったとか。
まぁ、そのときはまだ意識不明だったが。
二人で並んで観ているのを知ったらさぞ十六夜は笑い転げるだろう。そんな二人でもっし
もっしとスモークさけるチーズを食べながら観ているカップルもいないだろうと思う。
今回は告白はなかったななどと思っていると番組終了。ぶっちゃけ、加藤晴彦だろうがウ
エンツだろうが変わらないような気がするんですが。
スモークさけるチーズのパックをゴミ箱に放り捨てる見事入る。オレナイスゴール。
って、そんな事してる場合じゃないでしょオレ。
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桐矢はそのまま正面のテレビを見つめたまま鵺に話し掛けた。鵺はスモークさけるチーズ
を食べて、あいのりが終わるとまたコタツに突っ伏している。
「なぁ、鵺。」
「・・・・・。」
「さっきは俺が悪かった。ごめん。」
「・・・。」
うげっ、まさかの無言の返答、ヤバイこれはやばい。下手したらいきなりバルムンクに代
わってボコられるかもしれねぇ。
そんな事を心の中で考えていると。鵺が顔を起こして、肩に頭を乗せて話し掛けてきた。
「今回だけは許す。」
ほっと、胸を撫で下ろすオレ。よかった。
「ホント、ごめんなさい。」
「次、あんな事行ったらバルムンク嗾けるから。」
「それは勘弁してくれ。」
テレビはいつのまにかニュースよろしく滝川クリステルが映っていた。
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↑の三つ書いたものです。
行き詰まってます。なにか意見もらえると嬉しいです。
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とりあえず、いきなりぶつ切りのモノを持ってきてだな。
なにか意見とか言われてもどーしようもないわ。
何を聞きたいのか。
このシーンは作品全体の中でどういう意味を持つのか。
理想像としてはどうしたいのか。
ぐらいは最低限情報として出汁やがれ。
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まずは文章作法から勉強しようね。
人に意見を求めるのはそれからだよ。
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文章にテンポや読みやすさを与えるには語り手のキャラに一人語りさせるのが一番なんだが・・
それは独り言を言うんじゃなくて、情景等をそのキャラのフィルタを通して描写するのが目的。
あと、書き出す情報は限定しないと駄文になっちまうぜ〜
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体言止めだっけ?
それがうざったい
あと何か陳腐。
自分がもっとも山場と思える文章を書いてみてくれ
誰もが見た事ないようなのでもいい
-
色々なご指摘ありがとうございます。
>>1713
さすがに全編がこんな調子って事はないです。主人公がメンヘラっていう設定なのでこんな文体にしてみました。
ところで、視点ごとに文体を変えるのは禁じてなのでしょうか。
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×禁じて
○禁じ手
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むしろ、視点をころころ変える方が禁じ手に限りなく近い。
絶版だが、食前絶後という小説では一人称の視点チェンジをやっている。
古本屋で見つけたら、一読の価値在り。
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冒頭部分を投下。
沢渡雄二はチーズケーキが好きだ。直径十センチほどのホールケーキに笑顔で野口英世さんを出すほどには好きだ。大好きと言ってもいいかもしれない。
「沢渡雄二さんですね?」
雄二は駅前に新しい喫茶店がだす、チーズケーキが中々おいしいと評判なので確かめに行こうとしていた。休日の駅前はそこそこ賑わっており、しかし、少女はその賑やかさとは無縁のように無表情で雄二を見ていた。
「どなたですか?」
微笑を浮かべて雄二は尋ねた。見知らぬ人に声をかけられるのは慣れていた。
「私は桐ヶ丘聖羅です」
少女は無表情に答える。
「きりがおか、すてっらさんですか、変わったお名前ですね」
「はい。嘘ですから。本名は大阪花子と申します。偽名ですが」
「…………」
雄二に染み付いた感覚が告げる。関わるな。さっさと逃げろ。
「あの、ボクは用事があるので、失礼していいでしょうか?」
「言葉を正す必要はありませんよ、沢渡雄二さん。もっと気楽に話しかけてください。そのほうがこちらもやりやすいので」
ざわざわ、と駅前の広場の人口密度が上がる。どうやら、電車が停まったようだ。
「さて、ここで話すのもなんでしょうし、そこの喫茶店に入りましょう。あなたの用事とやらのチーズケーキぐらいはごちそうします」
彼女は言うだけ言って、さっさときびすを返し雄二が向かおうとした喫茶店へと向かう。雄二は少し迷ったが、回れ右してここから去ることを決めた。
好んで変人に付き合うほど、酔狂じゃない。
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>>1730
>沢渡雄二はチーズケーキが好きだ。
あなたのキャラクターなんて誰も興味がありません。
誰も興味がないものは誰も読みません。
>「沢渡雄二さんですね?」
>雄二は駅前に新しい喫茶店がだす〜〜
まず一つ目はキャラクターのセリフの後に状況説明に入っている。明らかに間違い。
二つめ、「駅前に新しい喫茶店が出すチーズケーキ」意味が分かりません。
辛うじて「駅前に新しくオープンした喫茶店が出しているチーズケーキ」だと予測できます。
しかし、もっと抽象的で様々なとらえ方が可能な文章で同じ様なことをされると予想できなくなります。
>さっさときびすを返し
踵を返すのは引き返す時です。辞書を引きましょう。
この場合は「さっさと喫茶店へと入っていってしまった」などの文章の方が適切です。
てにをは、修飾語の関係性、日本語センスに問題が見られます。
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>>1730
>沢渡雄二はチーズケーキが好きだ
こんなに酷い冒頭は久しぶりに見た。まだ会話から入ったほうがマシ。冒頭の一行目だよ?大切にしようぜ
>野口英世さんをだす
良くない。「諭吉」程メジャーに使われない比喩を堂々と使わないほうがいいだろう
どうしても使いたいなら「野口英世を一枚」という風に「お札」とわかるようにしたほうがいい
っつーか何故に「さん」?神視点か?
>好きだ。大好きと言ってもいいかもしれない
好きも嫌いも大好きもどうでもいいしな。つーか冒頭の一行あまりにもどうでもよすぎて笑えて北
>雄二は駅前に新しい喫茶店がだす
>賑わっており、しかし、少女は〜
つ 「小学校国語教科書」
なんというか
いろいろ頑張ってね。もう。いろいろ。
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>雄二は駅前に新しい喫茶店がだす
駅翻訳の日本誤訳みたいだ。
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ああ。野口って札かw
今気付いたよorz
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勉強になる
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「チーズケーキが好き」なのも、ユーモアで牽引するなら悪くないと思うがね。
最近、何やら否定する事に意義を見いだしてるかのような批評が多すぎやしないか?
ただその場合、キャラクターの行動原理がかなり「チーズケーキ」に左右される訳で、
変人相手であろうとつい釣られてついて行く方がそれらしいと思うのだが?
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俺もそう思う。チーズケーキを強調しといてなんだそりゃ?って感じ。
全体的に説明臭いのもよろしくないな。
でも続きは気になる。
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なんか改めて見たら、冒頭に関しては「酷い」としか言ってないなw
追記しとく
つまり冒頭が「チーズケーキが好きだ。かなり好き。大好きだ」と言われても「はぁ、そうなんすか」としか言えないでしょ。
句点三つも使っておきながら「好き→かなり好き→大好き」という三段活用(?)が全く活かされてないじゃん。
どうせ「好きだ」という事をアピールしたいなら、「ホールケーキに小一時間顔を埋めるのが最高の贅沢だと思っている」だとか
「『うんこがチーズケーキで出来てたら俺閉鎖空間でも生きていける』と豪語している」とかさ。なんかあるでしょ。「異常なほど好き」というのがさ。
それなのにただ「駅前に出るための理由」じゃん。
後で使われる伏線かどうかはしらんがそんなもの、冒頭の一行目という、小説で(特にラノベで)一番重要な場所に持ってくる必然性がわからん。
俺が辛口なのは確かだが、「全く効果の無い三段活用」は絶対にやるべきじゃないし
一行目をもっと大切にしろ、と言いたい。
「後半まで読めば面白いから」なんて言い訳つうじねーですよ。必ず最後まで読んでくれるのはお友達だけですよ。
と言っても>>1732含め、俺の独断的意見だとは思うので、誇りを持って「ここは意図してです!」と言うのなら問題無いです
いじょ
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というか冒頭シーンが完結してないっぽいのがモヤッと。
これじゃ判断のしようがない。最悪でも逃げたあと、
喫茶店の中でもいいけど、そこまでは書くべき。
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>>1736
プロの作品がここに晒された時はあまり否定してなかったから、
単純に否定要素が盛りだくさんな作品が多いだけな気がする。
逆に「素人だから」って甘く見ている感じもするし。
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うん。きちんとした要素が多ければ(丁寧に書かれてたら)素直に評価すると思うよ
-
だな。
面白いかどうかは置くが、プロのは体裁は整ってた。
ここであがる作品はぶつ切りのシーンだったり、未完の冒頭だったりだからねえ。
-
お腹が空いた。
冷蔵庫は空で、お金はない。
何にもやる気は起きないし、やれる気もしない。
頭の中がぐちゃぐちゃだ、伸び気味の髪を掻き毟る。
日曜日の夕方、ノートパソコンの前にただ座る。
仕事を探すでもなく、ゲームをするでもなく、ただ、座り画面を眺める。
たまに何かを思いついてはマウスを動かしキーボードを打ち、また止まる。
画面が暗転すると自分の顔が映る、ひどい顔だ。
その生気のなさは、男の顔にある種の不気味さを演出していた。
自分で思う、こんな顔した奴とは関わり合いたくねぇな、と。
まるで死んでいるような顔。
こんな奴に笑い話をしてもくすりとも笑わず、嘲笑されているような気分になるだろう。
他人は自分を映す鏡だと言う。
ならば、まるで自分は死神ではないか。 周りの笑顔を一人で奪い生気をなくす。
この顔を生まれつきだと言い訳する気はないし、周りの人間を愛してもいるが、
だからと言って改善したいとも思えなかった、痛みも苦しみも愛している、
自分だけのものだ。
だがしかし、自分の体は正直で、不安や焦燥が湧き上がるのは止められない。
とても人恋しい、でも、煩わしいとも思う。
どうにもならない矛盾の中で、頭の中がぐちゃぐちゃだ。
どうしよう……。
頭の中は生温い濁った沼のようにぬたぬたに微睡んで、
体は主人の命令を待っている犬のようにただモニターを眺めていた。
じっとしててもお腹は空き、お金はかかる。
このままではヤヴァイと体は思ったんだろう、鞭を打つように体に知らせる。
「腹減った」 腹が減ってるから気力も湧かない。 「それでも、気力を振り絞れ」
まるで、自分は体の奴隷のようだ。
頭と体は別物で、
結局情報である人格は、他の人格に干渉できない孤独な存在ではないだろうか。
エネルギーの少ない人体コンピューターは意味不明な思索を続けているようだった。
その時、不意に一つの解を思いつく。
「人恋しい」と「煩わしい」は矛盾ではなく、
両立できうる条件だ、曰く「煩わしくない方法で人恋しさを解消すれば良い」
その方法は目の前にあった。
おもむろにマウスを動かしタイピング、ブラウザを開いて掲示板に「書き込む」
人格を反映させた情報と人格を反映させた情報とが接触し、且つ煩わしくない方法。
むしゃくしゃして書いた、今は反省はしていない。
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ちょっと不安になったんだが、
>ぶつ切りのシーンだったり、未完の冒頭だったり
をUPして批評をもらうスレなんだよな?
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>未完の冒頭
冒頭がちゃんと書けてる未完作品いいけど、冒頭が未完の未完作品はいかんと思うんだ。
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何言ってるか良く分からんかったorz
例えば冒頭を見てくれ〜って言うなら、ちゃんとキリのいいとこまで書けって話。
チーズケーキのやつみたいな、半端で終わってるのじゃ評価のしようがない。
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>>1746
たしかに短すぎたら言えることも少なくなるが、ここまでの長さなら良し、って基準もないだろ。
俺が以前晒した冒頭も、プロローグの終わりまでだけうpしたら10レス以上使ってたと思う。
長すぎてもうざがられるだろうし、好きな分量で投下しろと言いたい。
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未完でも中途半端でもかまわんと思うんだ俺は。
要は自分の批評してもらいたい箇所の問題だろう。
キャラ描写が出来てるか、とか。風景のイメージが沸くか、とか。
まあどこを投下してどういう風に一言追加すれば自分の欲しい意見がもらえるか、というのも作者の力量だろうよ
チーズケーキを評価しようがないのは、中途半端な上に何をどう評価してくれとも書いてないから
「日本語でOK」としか言いようが無いって事なんじゃねーの
-
そもそも超能力だのなんだのといった科学では証明できないような不可思議な力などこの世には存在しないわけで、そんなくだらないもののために貴重な時間を浪費するなど愚か極まりない行為だ。お前にはそこらの一般人では歯が立たない程の才気と知識 、そして好奇心があるではないか、何故その能力をもっと有益なものに注ごうとしないんだ。
「そんなこと言われてもなあ。有益なものって例えばなんだい」
例えばだな、社会に貢献するようなことだ。科学者にでもなって、発明品を作るのなんてどうだ。
「余計なお世話だよ、僕はそんなのにはまるで興味無いね」
じゃあ医者なんてどうだ、世界中の不治の病で苦しんでいる人たちを助けてやるんだ。
「不治の病だけかい?」
つべこべとうるさい奴だ。かわいそうだと思わないのか、今こうして俺たちが話している間にも世界中で病に苦しむ人たちが助けを求めているんだぞ。それを見捨てるって言うのか、非道い奴だ!
「そんなに言うのなら、君が助けてあげたらどうだい」
俺にそんな器量は無い。
「世界中の病気に苦しむ人達に謝れよ、今自分が言った事は全て嘘ですってさ。君が他人を助けてあげたいだの何だのと考えるはずが無い」
それは心外だ、言われの無き誤解だ、憎むべき冤罪だ。俺はいつだってだれかのために全身全霊で悩み苦しんでいるんだぞ。
「あまりにも嘘くさいよ。かわいそうだの助けるだのそんなものは単なる偽善だって言っていたのは一じゃないか」
確かにそうは言ったが、偽善であろうと何であろうと救われる命はあるのだ。
「付き合ってられない、僕は君が何と言おうがこの本を読む」
よせと言っているだろう、この分からず屋め!
俺の制止もむなしく、幽真は読書に(少なくとも本人は読書だと言い張っているが、あり得ない早さで次々とページがめくられていく)集中しだした。もう俺が何と言おうとこの偏屈男は頑として聞きやしない。根っからの唐変木だ。
幽真の手にしている本は、超自然現象解説とかいうすこぶる怪しく、胡散臭い、ペテンのオーラ全開な代物だ。全くもって胡散臭い、おまけに読んでる奴も胡散臭いときたもんだから始末に負えない。見ろ、誰がどう見てもただ単にページをめくっているだけにしか過ぎないぜ!
「真・超自然現象解説だよ」
聞こえてたのか。
「隣でそんな奇妙な実況を大声でしていたら、誰にだって聞こえるってもんさ」
そう言うが早いか幽真の奴は本を閉じる。まだ読み始めて十分も経っていない。
「大変参考になった。この本の著者は素晴らしい人物だ、感動したよ。まるで超能力者本人が書いたみたいだ」
一人で勝手に感想を述べやがった。超能力者が居るとすればそれはお前の事だ。十分で本を一冊読み終える奴がどこの世界に居る。悪い冗談にしか思えない。
「なにも初めから読んでたわけじゃ無いだろ、ひねてるなぁ。一の欠点は実践もしないですぐになんでも非難する事だよ。君も一度やってみると良い、きっと気に入るはずだ。まず・・・」
俺にそんな電波なものを解説する気か、やめてくれ。大変に余計なお世話だ。
「だからさっき僕に余計なお世話を働いたのは君の方だろ」
本当につべこべとうるさい奴だ。
スニーカーかスクエニ投稿しようと思ってるやつなんだがどうだろうか
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止めた方がいい
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とりあえず最初の一行でハルヒか?と思った。
(別に俺はハルヒ信者じゃないが)
キャラ同士の掛け合いと一人称のツッコミがかなり寒い。
台詞がくどい。中2病っぽいのが売りならそれでもいいと思うが。
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エキセントリックだが実はスゴイ主人公格と、つっこみ役の主人公というのはキングオブ馬鹿一。
これでいこうと思ったら、よほどキャラが立ってないとムリ。しかし、キャラはおろか掛け合いにも捻りがまるでない。
ちっとも主人公の相方がスゴイという感じがしない。
故に馬鹿と無能のたのしい中2病劇場にしか見えない。
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なんで主人公のセリフを「」でくくらないの?
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>>1753
流し読みなのでよくわからんが
たぶん、主人公が幽霊とか宇宙人とか二重人格とかテレパシストとか
前フリがあるからそういうことだろうと思った
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ハルヒの丸パクリしてるからだろ。あれの文体まんまだし。
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最近レベル低いな。
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神は現れんのか
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>>1756さんの高レベルな文章晒して!
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>>1749
そもそもパクリだと一見して印象を与えるような作品は、パクリだと証明する必要もなく評価されないわけで、そんなくだらないもののために貴重な時間を浪費するなど愚か極まりない行為だ。お前にはそこらのワナビでは思いつかないような、自身から発生する文章やネタがあるはずではないか、何故その能力を自身の小説へ注ごうとしないんだ。
例えばだな、ぐだぐだと長い文章を削るとかだ。編集になったつもりで、文章を一から点検してみるなんてどうだ。
キャラクターなんてどうだ、自分の思い描く魅力的なキャラクターとして表現されているか確認してやるんだ。
「そんなに言うのなら、おまえはどうなんだ」って思っているかもしれない。残念ながら俺にはそんな器量は無い。せいぜいこうやって文章を改変するくらいだ。
馬鹿にするつもりは無い。自力はあるように感じられるから、がんがれと言いたい。
キャラクターが弱いのが気になる。少なくともうpしてある文章からはキャラクターの魅力が感じ取れない。
-
自力って地力じゃね?
-
最近ハルヒが売れているようだけれど、売れ筋に影響されただけの作品はパクリとされても仕方がない。
舞台やその他の設定を変えても、作風どころか文体まで似ていては、そりゃ劣化コピーでしか無いだろう。
取り敢えずここを読んでくれ(半分はジョークだと思うが……)
『下読みの鉄人〜確実に落選するテーマ』
ttp://www.sky.sannet.ne.jp/shitayomi/m04-04.htm
『ライトノベル作法研究所 オンラインでの小説上達研究の場 タブー、これをやってはいけない!』
ttp://www.raitonoveru.jp/howto/h.htm
創作論で言うなら、面白いと思った作品を色々いじって、自分のオリジナルを考えるのはありだと思う。
クトゥルフ神話を背景にした作品なんかは、ラブクラフトの「剽窃してよろしい!」という方針も手伝って、
それ自体が一つのジャンルとして確率しているし、ファンタジーやSF世界でミステリーやハードボイルドを
展開する作品も多い。
そのまま真似せずに、舞台をファンタジーに……てのは既に有り余ってる気がするが、スペースオペラに
移し変えてみるとか。
主人公キョンの、内心と発言が混在する谷川流の文体を、自由間接話法で表現するとか、もっと工夫してくれ。
元ネタが何か判らない位に。
-
済まん、10行目は「確率」じゃ無く確立な。
……鬱だ寝よう。
-
どうもです、いつぞやのゾンビ映画ヲタクでございます。
あんまり筆が進んでいませんが、一応書き続けております。
で、1749を読んでみましたが、確かにこれはまんまハルヒですね。
この系統で行くのなら、自分的にネタ元と考えてるイギリスのバカSF作品群
を、一度読んでみてはどうでしょうか?
とりあえず、グラント・ネイラー『宇宙船 レッド・ドワーフ号』1.2巻が
オススメです。
自分は、根源を更に遡って『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んでみます。
-
ちょっと言わせてくれ!
ハルヒには一応「地の文」があるぞ。
>>1749のそれは、単に「」(カギカッコ)を省略した「会話連続文」でしかないだろ?
-
それは単に技量が足りないだけだろう
-
>>1765
もちろん技量も足りないし、それに小説の手法というものに対する認識もおかしいと思うんだ。
勝手な想像だけど、>>1749はカギカッコの頭に登場人物の名前を書いて台詞を続けるようなSSしか書いたことがないんじゃないかな?
それがいざ「小説」を書こうと思い立って、どうすればいいか考えた挙句「ハルヒみたいにすればいいんじゃないか」と思い立ったような。
-
でもここに書く人は恐れずにどんどん書き込んで欲しい
-
全くの暇つぶしで書いた文章です。軽く、ひとつ。
マンション6階にあるイソベの部屋を空けてみて、最初に感じたのは圧力だった。
開けた瞬間、部屋の中から猛烈な雰囲気を伴った空気が体を押しに来るのである。むせかえるような熱気、粘つくような湿気、異臭。分けても凄まじいのは匂いだ。嗅ぎ分けのたぐいは最初の一秒で放棄した。それ以上吸い続けたら発狂しかねかったからである。
それでも放棄する前に吸い込んだ一息から何かを拾い出そうとする癖が、反射的に鼻を荒らし回る悪意を分析する。ラッカースプレー、腐った玉葱、カビ、体臭、鉄の匂いもある。いや実際それら一つ一つの名前を挙げても仕方がない。人間の生というものが抱え込むありとあらゆる文化と歴史と生物としての業が丹念に練り合わされそれらが部屋のヌシの怨念で数年薫蒸された一品物の匂い、と、ほとんど観念的に言うのが一番ただしいのではなかろうか。湿気で緊密に結び合わされ、隙間という隙間を丹念に埋められた部屋にみっしりと満ち満ちた湿気で沸き上がり、逃げ場が無いまま無制限に高揚していたところでタヌキチは「こちらからおいで下さい」と逃げ道を作ってしまったのだ。愚かにも。
暴動というよりも、崩壊と言ったほうが正しい。部屋じゅうに構築されていた、イソベの人生を材質にした空気が地盤沈下の煽りを食らって崩落したのだ。崩落した空気は周囲の空気のうねりに呑み込まれ大河に呑まれる残骸さながらに更に更に広がり、
やがてマンション全域は巨大な悪意のあぎとに収まった。
-
>>1768
表現が硬い。
以上。
-
くどいw
ギャグならいいけどね。まぁ暇つぶしだからだろうが、くどい割に内容が無い。
つーかなさ過ぎ。意味不明。読んで後悔した。そして理解した。罠だったと今理解したw
-
仰々しいのもそうだけど、途中まで読んで三人称だった事に気づいたよ。
人称が怪しい。始めの>イソベの部屋のドアを開ける〜のとこを
>イソベの部屋のドアをタヌキチが開けると〜にした方がいいと思う。
-
今書いてる長編の冒頭部分です。よければ感想をお聞かせ願います。
この街を包む人工の明かりも、その人工の明かりを生み出す雑居ビルに構えた店や大企業のオフィスやホテル、高級マンションなどの高層ビルも、その明かりに群がる人間たちも、何もかも少女がこの街にいたときと変わりない。
変わらない良さなど、そんな綺麗ごとを思い起こさせるようなものはここにはない。
そんなもの、この星の何処にあるのかなんて少女には予想も就かないが。
少女は、この大都市の一画を締め、夜間人口が最も多くなる歓楽街にいた。正確にはその歓楽街の外れに建つ七階建ての空きビルの屋上の手すりに腰掛けていた。
そのビルの正面は通りになっていてそれに面したこの歓楽街と、この通りが東西にのびているのに対し南北に伸びる商店街やその周囲の住宅地、そのさらに向こうにまるで異世界との壁のようにそびえる高層ビル群がよく見渡せる場所である。
眼下の通りでは路肩にうずくまっていたり千鳥足でかろうじて歩いている酔っ払いや、路地裏や路肩で喧嘩を始める血の気の多いチンピラ風情、客引きをする男女、 目を光らせ巡回する警察官などがあちこちで見かけられる。
少女は、血塗られたように禍々しく、それでいて鮮やかな真紅の双眸を細めてそれらをじっと見つめていた。流れるように真っ直ぐ伸びる黒髪と、上半身を覆う短めのマントの襟に通し、正面で蝶結びにした長い真紅のリボンが静かに北に風向きを示していた。
少女にはこの国のあらゆる大都市、とりわけ夜の歓楽街ほど目と耳と鼻が腐りそうなところは他に無い気がする。この街には浮浪者や犯罪者なんかが溜まり、警察も行政もさじを投げ黙認するような無法地帯と化したスラムがないだけまだましだが。
ここでは恥を知らないらしい社会人、景観という概念が全く感じられない町並み、田舎の清澄な空気で育った人間は拒絶反応を示すのではないかというような酒と煙草と香水と料理なんかの匂いが複雑に混ざりあった空気、朝まで止まぬ喧騒はまるでこの国の、ひいては現代社会の汚点をデフォルメして詰め込んだようだ。
少女は深く溜め息を就こうとして思い止まった。深く息を吐けば今度は深く息を吸わなければならない。この汚い空気を。
少女は心の中で深い溜め息を就くことで妥協した。
少女が此処に来たのには目的があり、その目的を達成しないことには此処を離れるわけにはいかないのである。
そしてその目的は眼前に広がる景色と呼ぶにはあまりにも下賎な情景のなかの人々の生死と直接関わってくるのである。が、少女にはそんなことはどうでもよい。彼らがどうなろうと自分には全く以ってどうでもよいことだ。無関係だ。
だが少女は一組織に身を置いている。となれば当然、多かれ少なかれ仕事をこなす必要があり、そうして組織に身を委ね義務を果たすことで自らの安全と生活が保障されるのである。
何の目的があって組織は〝奴″を消したいのかは判らないが、その任務が自分に課せられ、それが結果として目の前の人間たちを救うだろうという事実のみが重要なのである。少女と、目の前の多くの人間たちにとっては。
だから少女は見張っている。この歓楽街に〝奴″が現れるのを。
そいつを見つけ次第抹殺するために。
-
描写がしつこくまわりくどい。
それでいて、どっからどうみてもただの都会のビルの屋上の風景でしかなく、途中で飽きる。
漫画で言うなら、路地裏のポリバケツからコマが始まって路地裏を抜けて大通りで雑踏を2コマぐらいつかって、一気に視点を上に上げて、
片道3車線ぐらいのビルの谷間を縦長のコマで一コマつかって1ページ。
見開きでビルの屋上で夜風に髪を嬲らせている少女とタイトル。
次のページから少女の繰り言兼状況説明で本編突入。
という凡庸なシーンでないの? という風にしか感じない。
-
確かに小説を書くなら漫画やアニメ、それに映画なり演劇やミュージカルも観て勉強するべきだね。
その映像表現がどんな意図を持っているのかとか、登場人物の台詞のやりとりと、そこから読み取れる
舞台設定とか。それにリズム感も大事だ。
今回の場合、描写がしつこくまわりくどく見える要因は、何も詰め込み過ぎているからだけじゃない。
最初の一文を詳細に検討してみると、
>この街を包む人工の明かりも、
に対して直後であるにも拘わらず、
>その人工の明かりを生み出す
と同じ単語を繰り返している。更に「この人工の明かり」に接続するのが、
①雑居ビルに構えた店や
②大企業のオフィスや
③ホテル、
④高級マンションなどの高層ビルも、
と街並みを表現する描写が多い。その上まだ終わらず、
>その明かりに群がる人間たちも、
と続き、ここで作者が説明したいのが 「人工の明かり」→「街並み」→「人間たち」と判る。
つまり三つを連続して表現している最中に、街について四つの形容を挿入している訳だ。これが
しつこく感じられる理由となっている。
映像表現ならパンしたところから入って少女にズームする一般的な技巧なんだろうけれど、
小説で使うなら意識してやらないと。
一瞬で少女まで持って行くのか、それとも街の描写に焦点を置くのか。今回は明らかに少女なのだから、
街の描写は寄り道と考えるべきだろう。
チープながら書き直してみると、
この街を包む人工の明かりも、それを生み出す雑居ビルの林も、そこに群がる人間たちも、
何もかも少女がこの街にいたときと変わりなかった。
ではどうだろうか? 今回は舞台を駅前辺りの雑居ビル群と想定してみた。歓楽街を舞台にするなら、
オフィス街を連想させる高層ビルはちょっと頂けない。六本木ヒルズのど真ん中に吉原もあるまい。
どうせこの後で「異世界」のように遠くに見えるのだから。
-
>>1773>>1774
ご指摘ありがとうございます。
言われてみれば確かに、ただの歓楽街の描写なのに
何回かに分けて書いたのはくどいかもしれませんね。
そこらへんをよく考えて見直してみます。
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>>1773>>1774
ご指摘ありがとうございます。
言われてみれば確かに、ただの歓楽街の描写なのに
何回かに分けて書いたのはくどいかもしれませんね。
そこらへんをよく考えて見直してみます。
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↑すみません。勘違いです
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そうだなあ・回りくどいな
最悪「こいつは文章に酔っている」と思われかねない
あと、
<少女が此処に来たのには目的があり、その目的を達成しないことには此処を離れるわけにはいかないのである。
等は説明するんじゃなくてじょじょに明らかにする方がいいと思う
「この少女はナンナンだろう、何をしたいんだろう」と思わせる事で読者の注意を引く(物語に引き込ませる)事が出来る
-
文章の質が、ちょっとどうかな、と思う。
「予想も就かない」「一画を締め」というような変な誤字。
「血の気の多いチンピラ風情」は誤用に近い。
「客引きをする男女」も変だけど「目を光らせ巡回する警察官など」はないよ。
「目を光らせる」とするなら「〜に」をつけないと、ロボットの描写になってしまうし、
具体例を描写した後で「などがあちこちで」で曖昧にぼやかすのは最悪。
想像力、描写力がここで息切れしたんだな、ととられてしまう。
-
age
-
冒頭部分に限らず、話全体ですっばらしい量の設定を作る上に、
それを殆ど話に出さないと気が済まなかったので、
今回の長編は設定の量はそのままに、出す量を限りなく少なくしてみました。
初めての試みなので、まだその匙加減がよくわからない状態です。
ホラーに重きを置いたファンタジーの、冒頭部分です。宜しければご指摘をお願い致します。
激しい運動をしたのでは無い。
しかし少女の呼吸は荒く、素朴な印象の頬を、汗が一筋流れていく。顔をナメクジが這っているかのように感じた。
時間が経てば経つほど、少女を取り巻く空気は重くなり、その呼吸を奪う。
理不尽な暴力を突きつけられた時、人は大抵その思考を止め、ただ眼前に広がる映像を見る事しかできなくなる。
つい先程まで、少女と共に食卓を囲んでいた両親は、既に人間と呼べるほどの原型を留めていなかった。
逃げなければ、と頭のどこかで声がした。
だが、身体は鉄の棒を仕込んだかのように重く、動く事ができない。
生暖かい風が吹き、拙く揺らぐ蝋燭の火を消す。ぬらぬらとした床に落ちずに済んだ、最後の一本だった。
こちらへ向かう音がする。
壁も天井も、ただの木屑になってしまった。
月の明かりが煌々と、そいつらを炙り出す。
川魚をさばいた時に、見る内臓のような外観。何かが腐ったような、吐き気を催す強烈な臭い。人間や他の動物とは違う、奇妙な造りの肉体。
青白い光が薄い膜に反射して、より不気味に見えるそれは、あまりにも異質すぎて、目を逸らす事ができない。
逃げなければ、生きたまま喰われる。血肉の塊になった、両親のように。
遅鈍に動くそれから逃げるのは、容易いかも知れない。
しかし肝心の身体は、それが腕らしき部分を振り上げようとも、ピクリとも動かない。
殺される恐怖が、突然彼女の中で増殖し、やがて訪れるであろう激痛に耐える為、目を瞑り、歯を食いしばる。
その脇を、風が一つ突き抜けていった。
子竜だ。
両の掌に乗るくらいの大きさで、数ヶ月前に怪我をして倒れていたところを、少女が介抱。以来、友達のように過ごした、『竜』と呼ばれる爬虫類だ。
随分元気にはなっていたが、まだ飛ぶのも拙い。
案の定、子竜は不気味な肉塊に叩き落され、ぼてぼてと無様に転がる。
それでも子竜は立ち上がり、何度も何度も突っこんで行っては、軽く跳ね飛ばされる。
向かっていく軌道がいびつになっても、起き上がるまでの時間が長くなっても、少女がそこから動かなくても。
-
>>1781
きつく言っていいかわからんのでやさしめに
とりあえず人称がワヤですね。全体的には三人称だと思うんですが
>顔をナメクジが這っているかのように感じた。
>こちらへ向かう音がする。
>あまりにも異質すぎて、目を逸らす事ができない。
他にもあるけどこの辺は容赦なく一人称。
あと視点も主人公⇔神と入り乱れております。
>川魚をさばいた時に、見る内臓のような外観。何かが腐ったような、吐き気を催す強烈な臭い。人間や他の動物とは違う、奇妙な造りの肉体。
視覚⇒嗅覚⇒視覚に戻るより、最後は聴覚とか、視覚⇒視覚⇒嗅覚にするほうが良いかと。
あと読点がちょっと多いかな。ホラーというか雰囲気重視の文章は、描写のテンポが重要だと思うので。
(キャラ押しは会話のリズム)
読んでいて違和感の無いギリギリの少なさに挑戦してみてください。たぶんよくなると思います。
頑張れ!
※最初流し読みしたときは三国志物だと思ったよ……
-
>>1781
ううん。。
冒頭にしてはちょっと弱過ぎる。
ああ、頑張ってるんだな、というのは読者に伝わるけど少し空まわり
これは個人的(大塚嫌いな香具師もいるだろうし)なおすすめなんだが
つ多重人格探偵サイコ
あなたの望むジャンルじゃないかもしれないけど勉強して欲しい(偉そうですまん)
-
>>1782
あっ……加減を意思表示してませんでしたね。済みませんι
辛口の方が好みです。スパーンとはっきり言って下さる方が、より理解しやすい。
うぅむ……、まだまだ弱いんですね……。
主人公に近い視点ってのに慣れていないものですから、問題点すらもわからない状態でした〜。
言われてから、句読点多いと気付きました。悪い癖です……。
容赦無く一人称! 目標がはっきりと見えただけでも、大いなる収穫です。
丁寧でわかりやすいご指摘、ありがとうございますっ。
>>1783
サイコは小説の書き方の本で知って、漫画版は全て揃えました。
サイチョコの方も……。
あの死体の描き方がグロくて、今でも思い出すだけでお腹ぐるぐるです。
あれだけで充分ホラーな気が。小説の方も探してみます。
よく考えたら、ホラー系の漫画はよく読むけれど、小説はあんまり読んでないような……。
好きなんですけどねぇ、ホラー……。
-
サイコ小説版
買うなら立ち読みしてから買ったほうがいいよ。
俺は買って後悔した。三ページ読んで本棚にしまった。たまたまはずれだったかもしれんが。
漫画は好きなんだがな……やっぱ大塚氏は原作屋なんだろうとおもたよ
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>>1784
容赦なく一人称にしろ、という事ではなく
どう見ても一人称ですよ、ということですよ。一応w
統一するなら主人公視点の三人称がいいんじゃないかと……
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>>1785
サイコに限らず、大半のラノベが買って埋まります。
たまに読み返しますが……。
立ち読み苦手です。長く読んでいると、ブッ倒れてしまうので。
>>1786
あららっ、勘違い済みませんでした〜。
う〜ん……、いつもあまり三人称だの一人称だの気にしないで書いているものですから
コムズカシイ……。
(本人は書いてて混乱しないので、なおさらタチが悪いのです)
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書いていて混乱しないのは、書き手だから流れを理解できているだけのお話。
読み手は当然ながら、書かれていること以上のことは知らないのだから混乱する。
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うーあー……かなり難しい問題ですね。
癖になってるようですし……。
気長に確実に直しますっ……!
ご指摘ありがとうございました。
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人称、っーか神視点と主人公視点の混濁は、俺は気にならなかったなあ〜。
例えばホラー映画なんかで、主人公の背中をそっと追うカメラがあって、次のカットで主人公が振り返って誰もいなくて胸を撫で下ろして向き直ると……なんてのもその手法だし。
ただ、下読みさんや審査員がどう判断するかは知らない。
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