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皆さんの悪夢は?

153摩訶不零巣:2009/03/20(金) 03:09:36 ID:KlG.cltA
仰向けに転んだ探偵に、殴りながらダドリーが覆いかぶさってきた。
探偵の服を剥ぎ取り、上半身を弄る様な手つきでしかも異様な速さで自分の血を塗りたくっている。
「な、なんのつもりだ!」
「ゲハッ!ゲハハハッ!気にするな!」
探偵は腹に蹴りを入れ、何とかダドリーを突き飛ばした。
ヨロヨロと立ち上がった彼は人間の子供とは思えない邪悪な笑みを浮かべていた。
勝ち誇ったような顔で、仰向けに這いつくばった探偵を見下ろし、ニタニタと厭らしく笑っている。
私は非常に嫌な予感がした。
次の瞬間、ダドリーが突然「ボォォーン!」と叫びながら指を鳴らした。
・・一瞬、一同がその奇行に唖然として沈黙が流れた、が、突如探偵が苦しみだした。
血で弄られた胴体が餅の様にボコッと盛り上がっていた。
「ぐっ・・、そ、そんな馬鹿な・・・!」
胴体はどんどん盛り上がって膨らんでいく。
これからどんなことになるのか、まるで楽しむ様に
悪魔の様な至福の笑みを浮かべ、ニタニタしながらその様子じっ〜と見ているダドリー。
「うがぁあああぁ゛ー!!」
探偵が人間の声とは言い難い耳をつんざく様な咆哮をあげ
胴体が三人分くらいの厚さに膨れ上がった時、耐え切れなくなった皮膚がついに破裂した。
皮膚が破れた瞬間、全ての臓器が丸ごと綺麗に飛び出すのが見えた。
飛び出した内臓がポップコーンの様にポンポンッと弾けて、回りの地面にボトボトと散乱した。
まるで水風船を割った瞬間を超スローカメラで見ている様だった。
口からはトロトロと血が垂れ、蝋人形の様な虚ろな目を開いたまま探偵は絶命した。

ぎゃはっ!ぎゃはははっ!!ぎゃは、ぎゃ、ぎぃぃぃーーいいいひヒヒヒッ・・・

今ままで、固まっていた助手がようやく我に返って探偵の元に駆け寄る。
すでに絶命している彼にすがってワァワァと泣きじゃくっていた。
ダドリーはまだ笑い転げている。

当の仇が無防備で絶好のチャンスなのに、それに気づかないで助手はまだ泣きじゃくっていた。
・・・暫くそんな間抜けな状況が続いた。

気の済むまで泣きじゃくった少年はようやく
今や形見となった探偵の銃を手に取り復讐すべく立ち上がった。(もっと早く気づけ!)

ダドリーずっと笑い転げたまんま。

人なんか撃ったことが無いらしく、ブルブルと震える手で銃を構え
暫くは自分の良心と葛藤していたが、ついに、めぇ一杯の恨みを込めて発砲!

当たったダドリーが気づいて、狂ったように笑いながら反撃してきた。
少年の顔が恨みから恐怖へと変わっていった。
飛び掛ってくる敵に、何発も何発も発砲した。もはや、始めに感じていた躊躇は一切なかった。
ダドリーが反動で吹き飛ぶのと同時に、返り血がビチャビチャと少年の顔にかかった。

全身からドロドロと血を流しながら、ユラリと立ち上がった彼の目は
先程と同じように至福の笑みを湛えていた。

それに気づいた少年の顔が恐怖で引き攣った物から奈落の底へ落ちていく様な漠然とした物へと変わった。

・・・この先は覚えていません。大体予想はつきますが・・・・。
多分、「黒贄さんシリーズⅢ」とか「内臓の海」とか寝る前に読んじゃったのが
まずかったんだと思います。  う〜・・、暫く飯が食えん・・・。


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