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グラフィックボードについて

5高山カツヒコ(www.tepproject.com):2007/05/13(日) 14:30:37
 最終レンダリング速度に関しては、PCの速度と選択したコーディックエンジンに依存します。
 今の編集ツールは皆処理の効率は練り込まれていますし、同じコーディックエンジンを使う以上は、編集ツールを変えてもレンダリング速度は変わりません。
 編集作業上ではプレビューの再生能力が重要になりますが、作業中は軽い中間コーディックのプロキシでプロジェクト作業をして、レンダリングの時に元素材に差し替える事でほとんどどのツールでも問題なく作業できますし、劣化の少ない特別な編集用中間コーディックを使用してそれを編集するタイプのツールあります。

 今までのPremiereProでDVCPRO HDを使用する時は、サードパーティー製のコーディックを使用する事で何通りかのやり方があります。
 また、もうすぐ発売になるAdobe Premiere Pro CS3では、Adobe OnLocation CS3がバンドルされます。
 Adobe OnLocation CS3は、以前はDV RACK HD2と言う名前で発売されていた製品で、ノートPCのHDDに直接キャメラから撮影データをキャプチャーできるツールで、DV、HDV、DVCPRO 50、DVCPRO HD形式をサポートしています。
 http://www.adobe.com/jp/products/premiere/onlocation/

 いずれにしてもHDTVはまだ登場したばかりで、個人でHDTVを撮影編集する環境はまだまだ黎明期ですので、DV感覚のスムーズな扱いができる機材は、それなりに高価になります。
 HDTVの大きなデータをスムーズに扱うには、相応のハイスペックな環境を揃えなければ、DV並のスムーズな処理は望めません。

 DVでは、現状の市販の外付けで充分です。
 非圧縮やHDTVでは、RAIDを組んだりする必要も出てきます。
 HDDは、映像フォーマットが必要とする転送速度に充分に足りてさえいれば、後は台数と容量です。
 キャプチャーした素材置き場とレンダリング先を一台のHDDに一緒にして使ったら、ヘッドの往復で処理速度が著しく低下します。
 一台が素材置き場、もう一台がレンダリング先ならば、スムーズにレンダリングが行われます。システム処理用のスクラッチディスクが別であれば、更に理想的です。
 レンダリング、プロジェクト作業、共に、一台のHDDで読み書きが同時に行われないような振り分けが出来れば理想です。
 いくら転送速度の速いHDDを使ったところで、ヘッドの往復による速度低下は免れませんし、PCのレンダリング速度以上に早くはなりません。


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