華麗なる放置プレイ

19：夕暮れの世捨人：2004/10/04(月) 19:23: 少年事件４００件を隠蔽　千葉家裁書記官

　少年事件約四百件の事務手続きを怠り、隠蔽（いんぺい）するために書類を改竄（かいざん）したとして、千葉家裁が平成十四年六月、書記官＝当時（四〇）＝を懲戒免職にし、監督する立場の上司を戒告の懲戒処分にしていたことが四日、分かった。
　千葉家裁によると、少年の保護事件を適切に処理する「少年審判規則」は、審判不開始や検察官送致などの決定が出た際、少年本人への告知が義務づけられている。
　しかし、書記官は十二年四月から十四年一月までの約二年間に、計三百八十六件を告知せず放置。保護観察中に別の罪を犯した少年二十一人の保護処分の取り消し手続きを行っていなかった。
　書記官は発覚しないようにするため、事件記録にある「決定の告知」欄の「少年あて書面の送付」に押印するなどしていた。千葉家裁の稲田龍樹所長は「今後二度とこのような事態が発生しないよう職員を指導、監督したい」と話している。
（産経新聞） - 10月4日16時2分更新

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