☆作問倶楽部☆

136：ワイルド麦茶 ◆L2YQs9qafg：2008/01/13(日) 22:04:14: 二つ投下します。
【問題】「逃げ場なし」
ドアを開けたヒゲ男は「ようこそ、いらっしゃい。」と言った。
続くセリフを聞いた男は『どうしてここは3階なんだ。』と嘆き、
自分の趣味と迂闊さを悔やんだ。
新しい号の雑誌もあったはずなのだ。

状況を補完してください。

【解説】
男の趣味は廃墟探検、今日は郊外のアパートにやって来た。
3階にドアが閉まった部屋があったが、入ってみると代わり映えはしない。
『寝具や雑誌は、住人が捨てたか置いていったものだろう。
　雑誌のジャンルはゲイ・ホモセクシュアル･･･住人の趣味だったのだな。』
と思っていると、ドアが開いてヒゲ面のマッチョが入ってきた。

マッチョは男を見つめると言った。
「ウホッ、いい男。こんな侵入者なら歓迎するよ。ようこそ、いらっしゃい。
　早速だが、やらないか？」
そのセリフで男は全てを理解した。
マッチョはここに住んでいる。そして男はマッチョの好みのタイプだ！

ここは3階だ。窓から飛び降りたら怪我をする。
出入り口をふさいでいるマッチョを押しのけるのは、体格を見る限り難しい。
「す、すみません。人が住んでいるとは思わなかったので。これで失礼します。」
「ところが僕はここに住んでいるんだな。君は立派な不法侵入者だよね。
　いい男を警察に突き出すのは忍びないんだ。さあ、楽しもうじゃないかｗ」
マッチョの表情は、笑顔と言うよりもニタニタ笑うと表現した方が適切だ。

「や、やめてください。」
「よいではないか、よいではないかｗ」
「アッー」

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