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【ネタのメモ帳】文章置き場
36
:
名無しさん
:2011/06/05(日) 01:26:15
「あん?俺が怠けてる?たしかに怠けてるかもな。だがよぉ、怠けててもよぉ、
監視員としての任務の遂行までは怠ってねぇんだよなぁあッ!!」
徳井は監視台から飛びおり海へと走る。向かう先には溺れている少年が一人。
だが徳井よりも先に海に飛びこむ者がいた。吉野きららだった。
「あんな水着、泳いだらすぐ脱げちゃうよ」
生天目の独り言に反応したよねが一目散に徳井に続いた。願わくば吉野の裸体を間近で拝むつもりだ。
このころには吉野と溺れている少年の距離は約20メートルに縮まっていた。なかなかの泳ぎっぷり。それに続いているのは徳井とよね。
しかし、そこに意外なる第四の泳ぎ手が現れた。
「競泳なら負けないぞ。がんばって泳いじゃうぞ。今年の夏のヒーローは、俺ちゃんに決まりだぞ!」
犬かきみたいな泳ぎ方をした御前等が、ものすごい速さで後方からやってきていた。
浜辺でその様子を眺めていた佐藤も驚いている。
「あの馬鹿があんな泳ぎが得意だったなんて・・・」
華麗に泳ぐ吉野を抜き去り、御前等は溺れている少年に手を伸ばす。
力尽き沈む少年を海面に引き上げれば、少年の正体は天野。
朦朧とした意識の天野は、救助にきた御前等のことなど意識になく、
生きるために力を振り絞ってスタンド氷山を作りあげるとそれに自ら捕まった。
「おいおい!スタンド使いだったのかよ・・・!?」
徳井はスタンドを出して、氷山の中で美しく輝く御前等ごと砂浜に引き上げた。
北条市の海岸に行けば、今も御前等入りの氷山が見れることだろう。(7/16まで)
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